JP2009142002A - 電源装置 - Google Patents

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孝浩 福西
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Abstract

【課題】三相入力の整流回路において、高調波電流の低減と入力力率の改善を簡単な構成で実現すること。
【解決手段】三相交流電源1と第一のリアクタ2から4を介して接続される第一のブリッジ整流回路5と、第一のブリッジ整流回路5の直流出力を平滑する平滑コンデンサ13とを備えた整流回路において、第一のブリッジ整流回路5の交流入力端から第二のリアクタ7から9を介して第二のブリッジ整流回路6に接続し、第二のブリッジ整流回路6の交流入力端の各端子間にコンデンサ10から12を備え、第二のブリッジ整流回路6の直流出力端を第一のブリッジ整流回路5の直流出力端に並列に接続することにより、簡単な構成で高調波電流を低減するとともに入力力率の改善が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、三相交流電源を直流に変換するとともにその三相交流電源に流れる高調波電流を低減し、入力力率の改善を図る電源装置に関するものである。
従来、三相交流を直流に変換する電源装置としては、6個のダイオードから成るブリッジ整流回路とその直流出力に設けられた直流リアクタを組み合わせたいわゆる三相全波整流を行う電源装置が最も基本的なものとして広く一般的に用いられている。しかし、このような単純な方式の電源装置では力率を一定レベル以上に改善することができず、発生する高調波電流による系統への悪影響についても問題とされてきた。そこで、近年、力率改善と高調波電流低減を目的として三相交流電源の電流を正弦波に近づけて直流に変換する電源装置が開発されている。
このような電源装置としては、主としてスイッチング素子を数kHzから十数kHzで駆動して、スイッチング素子を流れる電流を高速制御し、目標となる基準正弦波形に追従させる方式がとられることが多いが、部品点数が多く制御手段が複雑となることや、ノイズ発生、コスト高などの課題があった。
一方、スイッチング素子を利用しない電源装置では、一般的に用いられる力率改善と高調波低減の手段として交流入力側に交流リアクタを挿入することが行われている。しかし、海外の高調波電流規制に対応させるためには交流リアクタのインダクタンスを数十mH程度に設定する必要があり、この場合は負荷量が増えるに従って直流電圧が大幅に低下するという課題と、入力力率が遅れ力率となって悪化するという課題があるため適用範囲は限られていた。
そこで近年、スイッチング素子を有する電源装置に対して回路の簡素化と低コストを実現するとともに、単なる交流リアクタの適用に比して高負荷時に直流電圧の低下と力率悪化を防止でき、かつ高調波電流低減が可能な電源装置(以下、高力率電源装置とする。)が提案されている。
例えば、従来の受動部品を組み合わせて力率改善と高調波電流低減を図る高力率電源装置としては、三相交流電源に接続される6個のダイオードから成るブリッジ整流回路と、このブリッジ整流回路の正極出力側の3個のダイオードにそれぞれ並列に接続された3個のコンデンサと、ダイオードブリッジの交流入力端子と三相交流電源との間にそれぞれ介挿されて3個のコンデンサとの間で三相交流電源の周波数に等しい周波数の共振回路を形成する3個のリアクタとを具備した電源装置がある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら従来の高力率電源装置について説明する。図22は特許文献1に記載されている三相交流電源から直流電力を得る従来の高力率電源装置の構成図である。この高力率電源装置のダイオードブリッジ5は正極出力側の3個のダイオードD1、D2、D3と負極出力側の3個のダイオードD4、D5、D6からなる。そして正極出力側の各ダイオードD1、D2、D3にはコンデンサC1、C2、C3がそれぞれ並列接続されている。
U相、V相およびW相からなる三相交流電源1のU相電源Ugとダイオードブリッジ5の第1の電源入力端u(ダイオードD1のアノードとダイオードD4のカソード)との間には第1のリアクタL1が直列に介挿され、また同様にV相電源Vgと第2の電源入力端
v(ダイオードD2のアノードとダイオードD5のカソード)との間には第2のリアクタL2が介挿され、W相電源Wgと第3の電源入力端w(ダイオードD3のアノードとダイオードD6のカソード)との間には第3のリアクタL3が介挿されている。
ダイオードブリッジ5の正極出力側は出力端OUT1に接続され、負極出力側は出力端OUT2に接続されている。なお出力端OUT2を接地すると電源装置の直流電圧は正電圧となる。なお、直流電圧は、例えばリアクタLfとコンデンサCfからなる平滑回路で平滑され負荷抵抗RLに供給される。
以上のように構成された高力率電源装置においては、各相電源Ug、Vg、Wgによって、電源入力端u、v、wに流れる各相電流iu、iv、iwは、ダイオードD1からD6の整流作用にもかかわらず正弦波化される。この電流の正弦波化についてU相を例に説明する。図23はU相電源Ugによって、ダイオードブリッジ5の第1の電源入力端u、ダイオードD1、D4およびコンデンサC1に流れる電流と、三相交流電源1の電源波形を説明するための波形図である。また、図24はU相電源UgによるU相電流iuを説明するための図である。ここで前記各相電源Ug、Vg、Wgの各出力電圧(以下、「U相電圧、V相電圧、W相電圧」)eu、vu、wuを
eu=Em×sinωt
ev=Em×sin(ωt−2π/3)
ew=Em×sin(ωt−4π/3)
とする。なおEmは各相電圧の最大値であり、角度の単位はラジアンであり、ωは三相交流電源1の各周波数であり、tは時刻である。
図23に示すように、U相電圧euは負、V相電圧evは正、W相電圧ewは正の関係にあり、U相電圧euは略負の最大値となる時を時刻t0とする。従って図24(a)に示すように、ダイオードD4は導通して負極出力側から電流id4が流れている。ダイオードD4の順方向電圧降下Vfは略0ボルトとみなしている。
一方ダイオードD1は遮断して、コンデンサC1には、正極出力側から電流icの絶対値電流Ic(以下、電流Icは電流icの絶対値を表すものとする)が充電電流として流れて、コンデンサC1は正極出力側に接続された端子を正電圧として充電される。従って、電流id4と電流icとは電源入力端uからリアクタL1を介してU相電源Ugへと流れるU相電流iuとなり、U相電流iuの絶対値Iuは(以下、U相電流IuはU相電流iuの絶対値を表すものとする)、
Iu=id4+Ic・・・(1)
である。なお、電流の流れる方向を明確にするため、U相電流iuとコンデンサC1の電流icは絶対値で表示している。またU相電圧euの絶対値電圧を電圧Euとする。以下、絶対値で表示した電流等は電流の流れる方向等を明確にするためである。
またコンデンサC1の充電電圧を電圧Vcとする。後述するように時刻t0以前に、コンデンサC1は既に充電状態にあるが、時刻t0以降、コンデンサC1は電流Icによって更に充電され、電圧Vcはその最大値まで上昇する。その後にU相電圧euは正となると、図24(b)に示すように電流Icはコンデンサの充電電流から放電電流へと変わる。このときU相電流Iuは、
Iu=Ic−id4・・・(2)
である。
電流Icが充電電流から放電電流へと変わった時(この時刻をtcとする)には、図23に示すようにV相電圧evはU相電圧euに比べて低電圧となっているので、V相電圧evが印加されているダイオードD5がやがて導通し、ダイオードD4に流れていた電流
id4は、ダイオードD5へ流れるようになり、ダイオードD4が遮断する。このようにしてダイオードD4が遮断する時刻はt1であり、このときダイオードD4のアノード・カソード間電圧は逆方向電圧となる。この逆方向電圧をVrとすると、Vrは負である。
かくして、時刻t0〜時刻t1の期間では、リアクタL1とコンデンサC1で構成される共振回路に電源周波数に共振した共振電流が流れることになる(以下、電源周波数に共振した共振回路を「共振回路」と表示する)。時刻t1を経過すると、上述したように、ダイオードD4が遮断し、且つ電流Icは既にコンデンサC1の電圧Vcの放電電流となっている。ここで、コンデンサC1が放電し尽くすまでの機関、図24(c)に示すように、コンデンサC1に並列接続されたダイオードD1は、カソード電圧が正電圧であり遮断している。従って、この期間ではU相電流Iuと電流Icは等しくなり、
Iu=Ic・・・(3)
となる。やがてコンデンサC1が放電し尽くすと、ダイオードD1は導通して電流id1が流れる。このようにしてダイオードD1が導通する時刻はt2である。
一方、時刻t1から時刻t2に期間では、ダイオードD4の逆方向電圧Vrは、コンデンサC1の放電による電圧Vcの減少に伴い、0Vから次第に上昇している。かくして、時刻t1から時刻t2の期間、リアクタL1とコンデンサC1の共振回路に共振電流が流れることになる。
上述のようにコンデンサC1が放電しつくして、電流id1がダイオードD1に流れると(時刻t2を経過すると)、電圧Vc(ダイオードD1の順方向電圧降下Vfと同一電圧)は略0ボルトになる。このときU相電流Iuと電流の絶対値Id1とは等しくなり(以下、電流Id1はU相電流id1の絶対値を表すものとする)、
Iu=Id1・・・(4)
となって、U相電流iu(電流id1)が出力端OUT1から負荷へ供給される。やがてU相電流iuの極性は反転するが、この時刻をt3とする。
上述したように時刻t2から時刻t3まで、リアクタL1はコンデンサC1と共振回路を構成しない。しかし、ダイオードブリッジ5としては、図25に示すように、V相ではリアクタL2とコンデンサC2が、W相ではリアクタL3とコンデンサC3が共振回路として作用するので、V、W各相の共振電流(電源入力端v、wから流出する電流)がリアクタL1を介して電源入力端uに流れることになる。
かくして、時刻t2からt3の期間、リアクタL1には共振電流が流れることになる。なお図25は、遮断しているダイオードは図示を省略し、導通しているダイオードのみを示している。またダイオードD1が導通しているので、コンデンサC1はコンデンサとして作用しないため、図示を省略している。
時刻t3でもU相電流iuの極性が反転してダイオードD1が遮断し、更に時刻t3を経過しても、ダイオードD4は未だ導通していないため、コンデンサC1には、電源入力端uに向かって(充電)電流icが流れ、電圧Vcが上昇する。この電流はU相電流iuとなる。従って、この期間では、U相電流Iuと電流Icとは等しくなり、
Iu=Ic・・・(5)
となる。
一方、ダイオードD4には、時刻t1以降、逆方向電圧Vrが印加されているが、出力端OUT1およびOUT2に発生する直流電圧をV10とすると、
V10=Vc+Vr
である。ここで直流電圧V10は、U相電圧eu、V相電圧evおよびW相電圧ewによ
って電源入力端u、v、wに発生する各瞬時電圧の絶対値の最も高い電圧を出力したものである。従って、直流電圧V10は、U相電圧euのみならずV相電圧およびW相電圧ewにリンク(関連)した電圧となる。
そうすると、ダイオードD4を遮断している逆方向電圧Vrも、一時、V相電圧evおよびW相電圧ewにリンクして上昇するが、やがて電圧Vcの上昇と直流電圧V10の低下に伴い、やがてダイオードD4の逆方向電圧Vrは0ボルトに低下し、ダイオードD4のアノード・カソード間電圧の極性が反転してダイオードD4は導通する。ダイオードD4が導通する時刻をt4とする。このときコンデンサC1が電流icで引き続き充電されている。
かくして、時刻t3からt4の期間、リアクタL1とコンデンサC1の共振回路に共振電流が流れることになる。ここで時刻t4におけるダイオードブリッジ5の動作状態は時刻t0におけるダイオードブリッジ5の動作状態と同一であり、前述したように時刻t0においてコンデンサC1は既に充電状態にあることになる。こうしてダイオードブリッジ5は上述した時刻t0からt4の期間の動作を繰り返す。以上のように、従来の電源装置ではU導電流iuが共振化回路によって正弦波上となり、同様にV相とW相電流についても正弦波上の電流が流れることから高調波電流を低減することが可能となる。また、負荷容量によってリアクタL1からL3のインダクタンスとコンデンサC1からC3の定数を適切に選定することにより、定格負荷時の入力力率をほぼ1にすることが可能となる。
特開2002−369530号公報
しかしながら前記従来の構成では、IEC高調波規制をクリアしつつ、定格負荷時に入力力率を99%以上となるようリアクタとダイオードに並列接続されるコンデンサの定数を選定すると、リアクタのインダクタンスは30〜40mHを要することになり、部品の大型化となりコスト面での課題となっていた。
本発明は、前記従来課題を解決するものであり、IEC高調波規制をクリアしつつ、定格負荷時の入力力率を99%以上となるよう各部品の定数を選定しても、リアクタの大型化を回避することができる電源装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電源装置は、三相交流電源と、三相交流電源と第一のリアクタを介して接続される第一のブリッジ整流回路と、第一のブリッジ整流回路の交流入力端から第二のリアクタを介して接続される第二のブリッジ整流回路と、第二のブリッジ整流回路の交流入力端の各端子間にコンデンサを備えることにより、簡単な構成で高調波電流を低減するとともに入力力率を改善することができる。
本発明の電源装置は、3つのリアクタと1つのブリッジ整流回路を用いた基本的な三相全波整流回路に対して、3つのリアクタと1つのブリッジ整流回路と3つのコンデンサを追加した簡単な構成で入力電流を正弦波状として高調波電流を低減することができるとともに入力力率の改善が可能であり、従来の高力率電源装置と比較してリアクタの小型化が可能になる。
また、従来と比べてインダクタンス値が小さくても同等の高調波抑制効果が得られるために、直流出力電圧の低下が小さい。
第1の発明は、三相交流電源と、三相交流電源と第一のリアクタを介して接続される6個のダイオードからなる第一のブリッジ整流回路と、第一のブリッジ整流回路の交流入力端から第二のリアクタを介して接続される第二のブリッジ整流回路を有し、第一のブリッジ整流回路と第二のブリッジ整流回路の直流出力端が並列接続されるとともに平滑コンデンサおよび負荷が並列に接続され、第二のブリッジ整流回路の交流入力端の各端子間にコンデンサを備えたことを特徴とする電源装置であり、高調波電流低減と入力力率の改善が可能となる。また、インダクタンス値が小さくても同等の高調波抑制効果が得られるために、直流出力電圧の低下が小さい。
第2の発明は、特に第1の発明において、第一のブリッジ整流回路と第二のリアクタとの間に開閉手段を設けたことを特徴とした電源装置であり、三相全波整流の電源装置と高力率電源装置としての動作を切り替えることが可能となる。
第3の発明は、特に第2の発明において入力電流検出手段を設け、入力電流が所定値を下回った場合に開閉手段を開放することを特徴とした電源装置であり、通常運転状態での高調波電流低減と入力力率の改善が可能になるとともに、軽負荷時の直流電圧上昇の防止と、それに伴う入力力率低下と高調波電流増大の防止を図ることが可能となる。
第4の発明は、特に第2の発明において出力電力検出手段を設け、出力電力が所定値を下回った場合に開閉手段を開放することを特徴とした電源装置であり、通常運転状態での高調波電流低減と入力力率の改善が可能になるとともに、軽負荷時の直流電圧上昇の防止と、それに伴う入力力率低下と高調波電流増大の防止を図ることが可能となる。
第5の発明は、特に第2の発明において直流電流検出手段を設け、直流電流が所定値を下回った場合に開閉手段を開放することを特徴とした電源装置であり、通常運転状態での高調波電流低減と入力力率の改善が可能になるとともに、軽負荷時の直流電圧上昇の防止と、それに伴う入力力率低下と高調波電流増大の防止を図ることが可能となる。
第6の発明は、第2から第5のいずれかの発明において予備充電制御手段を儲け、開閉手段を投入する際に予備充電制御手段によって開閉手段を制御することを特徴とした電源装置であり、開閉手段投入の際にコンデンサに流れる過大な電流の発生を防止することが可能となる。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明において3個の増設コンデンサと、増設コンデンサに接続される増設コンデンサ開閉手段とを設け、第二のダイオードブリッジの交流入力端に接続されるコンデンサの各々に対して並列に接続したことを特徴とした電源装置であり、コンデンサ容量を負荷に応じて切り替えることにより直流電圧低下防止と、入力力率改善および高調波電流低減のための適切な定数選定が可能となる。
第8の発明は、特に第7の発明において直流電圧検出手段を儲け、直流電圧が所定値を下回った場合に増設コンデンサ開閉手段を投入することを特徴とした電源装置であり、重負荷時の直流電圧低下の防止と入力力率の低下を防止することが可能となる。
第9の発明は、特に第7の発明において入力電流検出手段を設け、入力電流が所定値を超えた場合に増設コンデンサ開閉手段を投入することを特徴とした電源装置であり、重負荷時の直流電圧低下の防止と入力力率の低下を防止することが可能となる。
第10の発明は、特に第7の発明において出力電力検出手段を設け、出力電力が所定値を超えた場合に増設コンデンサ開閉手段を投入することを特徴とした電源装置であり、重
負荷時の直流電圧低下の防止と入力力率の低下を防止することが可能となる。
第11の発明は、特に第7の発明において直流電流検出手段を設け、直流電流が所定値を超えた場合に増設コンデンサ開閉手段を投入することを特徴とした電源装置であり、重負荷時の直流電圧低下の防止と入力力率の低下を防止することが可能となる。
第12の発明は、第7から第11のいずれかの発明において増設コンデンサ予備充電制御手段を設け、増設コンデンサ予備充電制御手段によって増設コンデンサ開閉手段を制御することを特徴とした電源装置であり、増設コンデンサ開閉手段投入の際に増設コンデンサに流れる過大な電流の発生を防止することが可能となる。
第13の発明は、第1から第12のいずれかの発明において、リアクタに流れる電流が所定の値以上となった場合にその電流に応じてリアクタのインダクタンスが低下するような飽和特性を持たせたリアクタを、第一のリアクタに用いることを特徴とした電源装置であり、重負荷時の直流電圧低下の防止が可能となる。
第14の発明は、第1から第13のいずれかの発明において、リアクタとして1つの鉄心の3つの脚にそれぞれ巻き線を施した三相リアクタを用いたことを特徴とする電源装置であり、リアクタの小型軽量化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明における電源装置の構成の一実施例を示す。
図1において、三相交流電源1は商用の電源であり、U、V、Wの各相はリアクタ2、3、4に接続されている。以下、U相、V相、W相とはこの三相交流電源1の出力端を指すものとし、UV間電圧、VW間電圧、UW間電圧についても三相交流電源1の出力間の線間電圧を指すものとする。
リアクタ2、3、4は5aから5fの6個のダイオードからなるダイオードブリッジ5の交流入力端u1、v1、w1に接続される。u1、v1、w1と6aから6fの6個のダイオードからなるダイオードブリッジ6の交流入力端u2、v2、w2との間にはリアクタ7、8、9が接続され、u2、v2、w2の各線間にはコンデンサ10、11、12がそれぞれ接続される。
ダイオードブリッジ5の直流出力端とダイオードブリッジ6の直流出力端は並列に接続され、平滑コンデンサ13と並列に接続されるとともに負荷14に直流電圧を供給するよう構成されている。
以上の構成において、図2から図10を用いて以下その動作、作用についてU相を代表例に説明する。
図2、図3および図4は、本発明における構成要素の各部波形を示すものである。
UV間電圧、VW間電圧、UW間電圧はそれぞれ三相交流電源1の出力間の線間電圧であり、UV間電圧、UW間電圧はU相側を正とし、VW間電圧についてはV相側を正として表示している。また、Vc10、Vc11、Vc12はそれぞれコンデンサC10、C11、C12の端子間電圧を表し、極性については前述の線間交流電圧を同一側を正とし
て表示している。
一方、Ic10、Ic11、Ic12、I5a、I5b、I5c、I5d、I5e、I5f、I6a、I6b、I6c、I6d、I6e、I6fはそれぞれ、コンデンサC10、C11、C12、ダイオードブリッジ5内のダイオード5a、5b、5c、5d、5e、5f、ダイオードブリッジ6内のダイオード6a、6b、6c、6d、6e、6fを流れる電流であり、コンデンサを流れる電流は前述の端子間電圧の極性が正の方向からコンデンサに流入する向きを正として表示している。
ここで、U相電圧が負から正へ変わるゼロ点、すなわちVW間電圧が正側の最大値を示す時刻をt0とし、そこから30°毎の点をt1〜t12とする。
図5から図@は時刻t0からt6における回路構成を簡略化したものであり、導通していないダイオードについては省略している。また、ダイオード5を経由して電解コンデンサ13および負荷14へ流れる電流の向きを実線矢印で示し、ダイオード6を経由して電解コンデンサ13および負荷14へ流れる電流の向きを点線矢印で示す(以下、ダイオード5を経由して電解コンデンサ13および負荷14へ電流を供給する経路を主電流経路、同様にダイオード6を経由して電流を供給する経路を補助電流経路、とする)。
図5を用いて時刻t0における状態を説明する。
時刻t0においてはVW間電圧が最大であるため、電解コンデンサ13の端子間電圧であるVdcを上回り、ダイオードブリッジ5ではダイオード5bとダイオード5fが導通し、主電流経路を形成している。
一方、後述するがこの時点においてコンデンサ11は既に略Vdcボルトまで充電されており、ダイオード6においてダイオード6bと6fが導通している。また、時刻t0より60°前、すなわちUV間電圧が負側の最大値をとる時刻において、同様にコンデンサ10が負側に略Vdcまで充電され、リアクタ8からダイオード6b、ダイオード6d、リアクタ7を経由する補助電流経路に電流が流れていたため、リアクタ7とリアクタ8のエネルギー蓄積効果により電流が流れ続け、時刻t0においてはダイオード6dが導通した状態となっている。
よってコンデンサ10、11、12の電圧は、それぞれに接続されたいずれかのダイオードが導通している状態であるため、ダイオードによる電圧降下を略0ボルトとすると、図2の通り、コンデンサ10は略Vdcの電圧で負側に、コンデンサ11は略Vdcの電圧で正側にそれぞれ充電された状態であり、コンデンサ12は両端の電圧がほぼ等しい状態、すなわち略0ボルトとなる。
やがてリアクタ8からダイオード6b、ダイオード6d、リアクタ7を経由する補助電流経路を流れる電流が減少しゼロになると、ダイオード6dは導通しなくなり、図6に示す等価回路となる。この時刻をt1とする。
ここでコンデンサ10およびコンデンサ12の電圧に着目して、ダイオードブリッジ6を流れる電流の変化を説明する。
ダイオード6dが導通しなくなったため交流入力端u2は不定となるが、コンデンサ10は交流入力端v2側を正として略Vdcボルトに充電されており、かつUW間電圧が正のため、交流入力端v2とW相電源間はVdcを上回り、リアクタ2からリアクタ7、コンデンサ10、ダイオード6b、電解コンデンサ13、ダイオード5f、リアクタ4を経
由して電流が流れ、コンデンサ10の放電が行われる。この場合のコンデンサ10を流れる電流の傾きは、Vdcがほぼ一定電圧となるため、リアクタ2とリアクタ7、コンデンサ10の容量による共振周波数に依存し、ダイオード6bを流れる電流に加算されることになる。
一方、コンデンサ10の両端電圧が0ボルトに向かう、すなわち交流入力端のu2とv2が等しくなる方向に向かうため、略0ボルトの状態であったコンデンサ12は、コンデンサ11と同じ電圧、すなわち略Vdcボルトまで充電されることになる。
この時の充電電流の経路は、リアクタ2、リアクタ7、コンデンサ12、リアクタ9、リアクタ4となる。この場合の電流の傾きは、後述する理由によりリアクタ9を流れる電流が略定電流動作を行っているため、リアクタ2とリアクタ7、コンデンサ12の容量による共振周波数に依存する。この電流はダイオードブリッジ6を経由しないが、リアクタ9を流れる略定電流に含まれることになるため、ダイオード6fを経由して流れる電流は、略定電流の状態からコンデンサ12の充電電流が減少したような波形を示す。
そして、コンデンサ12が略Vdcまで充電されるとダイオード6aが導通し、図7に示す等価回路となる。この時刻をt2とする。電解コンデンサ13の両端電圧Vdcは、負荷14により低下していくため、コンデンサ12の充電と同時に、導通したダイオード6aから電解コンデンサ13へ電流が流れ、コンデンサ12と電解コンデンサ13の電圧がVdcボルトで同一となるように、リアクタ7を経由して電流が流れる。コンデンサ12を充電するまでの電流波形は、リアクタ7とコンデンサ10の容量による共振周波数に依存した傾きとなる。
一方、リアクタ8は定電流が流れているが、ここで、補助電流経路において、リアクタを流れる電流が略定電流動作となることを説明する。
リアクタ8の両端である交流入力端v1と交流入力端v2は、この時点でいずれも導通しており、ダイオード5bによる電圧降下とダイオード6bによる電圧降下がほぼ等しいと考えるとリアクタ8の両端電圧は等しくなり、リアクタ8による電圧降下は0ボルトと見ることができる。リアクタの両端電圧は周知の通り、
VL=L×di/dt
VL:リアクタの両端電圧
L :リアクタのインダクタンス
I :リアクタを流れる電流
であるため、この時点でdi/dt=0、すなわち定電流動作となることがわかる。
一方、コンデンサ11の充電は前述したコンデンサ12の充電動作と同様の作用によりリアクタ8を電流が流れて行われるため、コンデンサ11の充電を完了した時点、すなわちダイオード6bが導通した時点でリアクタ8を流れている電流が、定電流動作時の電流値となる。
このように、補助電流経路におけるリアクタを流れる電流は、コンデンサを充放電する際にリアクタとコンデンサの容量による共振周波数に依存する電流と、ダイオードにより3相のうちいずれか2相が導通することを利用した定電流との、2つの電流モードが存在する(以下、それぞれを充放電モードと、定電流モードとする)。
また、定電流モードでは、ダイオードブリッジ6のダイオードが導通していることが条件になるので、電源電圧が平滑コンデンサ13の端子電圧Vdcを上回ることが条件になり、すなわち負荷14に電流が流れることが条件となる。よって、無負荷の状態、すなわ
ち平滑コンデンサ13の端子電圧Vdcが電源電圧の最大値と等しくなる状態においては、定電流モードは存在しないため、補助電流経路にはリアクタとコンデンサによる共振電流が流れる状態であることがわかる。
次に、UW間電圧がVdcを上回ると、リアクタ2による遅れを伴い、ダイオード5aが導通して、電解コンデンサ13、ダイオード5fからなる主電流回路に電流が流れる。この時刻をt3とすると、この時の等価回路は図8のようになり、リアクタ7とリアクタ8の両端のダイオードがいずれも導通しているため、リアクタ7、リアクタ8を流れる電流はいずれも定電流モードとなる。
そしてVW間電圧はVdcを下回ることになるが、リアクタ3のエネルギー蓄積効果により電流が流れ続け、遅れを伴って電流がゼロになるとダイオード5bが遮断する。そしてその後、リアクタ8のエネルギー蓄積効果によりダイオード6bを流れていた電流が遅れを伴って、減少していき、ゼロになると同様にダイオード6bが遮断する。この時刻をt4とすると等価回路は図9のようになり、図6を用いて説明した場合同様に、交流入力端v2に対して、コンデンサ10は充電、コンデンサ11は放電となるよう、充放電モードでの電流がリアクタ8を流れ始める。その結果コンデンサ10がVdcボルトまで充電され、ダイオード6eが導通し、等価回路は図10のようになる。この時刻をt5とする。
これは、図5を用いて説明した時刻t0における状態から、U相とV相を入れ替えた状態と同一であり、これ以降、各相を入れ替えた状態で遷移していくため、以降の説明は省略する。
以上のように、リアクタ、コンデンサ、ダイオードブリッジからなる補助電流経路を利用して、U相電圧がゼロの状態から充電モードによる電流が流れるため、電源電圧に対する電流の通流期間を広げることが可能になり、力率改善効果を得ることができる。
また、定電流モードにより補助電流経路に流れる電流を一定にし、残りを主電流経路に流す構成であるため、補助電流経路に設けられたリアクタは、主電流経路におけるリアクタより定格電流を下げることが可能になり、インダクタンスを大きく設定しても部品単品の寸法を小型化することが可能になる。
図11は本実施の形態において、入力周波数50Hz、入力線間電圧398Vの場合に定格電力を6.5kWとして、主電流経路のリアクタのインダクタンスを15mH、補助電流経路のリアクタのインダクタンスを20mH、コンデンサを容量5uF、電解コンデンサ容量を840uFとした場合の、入力電力と入力力率の関係を示すための特性図である。図11からわかるように本実施の形態においては、定格電力付近の入力力率を99%以上に設定し、かつ1/2の負荷率でも95%以上の入力力率を確保できていることがわかる。
以上、本実施の形態における回路動作を入力力率の観点から説明したが、次に高調波電流低減の効果について説明を行う。図12は本実施の形態における入力電力と、高調波電流のIEC高調波電流規制値に対する比率との関係を示した特性図であり、各部の定数等の条件は図11の場合と同じとして示している。また、図11においては高調波電流の規制値に対する比率が最も大きい3つの次数の高調波電流についてのみ示しているが、これ以外の高調波電流については、これらよりも小さいため問題とはならない。図12によると、最も規制値に対し比率の大きい5次高調波でも最大87%であり、規制値に対して13%の余裕を持っている。図13に上記定数設定における入力6.5kW時のU相電圧euと、U相電流Iuの波形を示す。この図から分かるように、電流と電圧の位相がほぼ一
致しており電流波形は正弦波状であることから、入力力率改善と高調波電流低減の両立が可能となっている。
以上の入力力率改善効果とリアクタの小型化について従来の電源装置と比較してみると、従来の電源装置において同様に入力電圧398V、定格電力6.5kWでの定数設定を定格負荷時に入力力率99%以上として、かつ高調波規制に対するマージンを10%以上確保しようとすると、リアクタのインダクタンスは30mH程度が必要となり、本実施の形態において主電流経路のインダクタンスを半分にすることが可能になっている。
なお、補助電流経路のインダクタンスは35mHであり増大しているが、前述の通り補助電流経路を流れる電流は定電流動作により一定電流に抑制され、主電流経路より低い定格電流で良いため巻き線の線径を小さくすることができ、部品寸法は小型化することが可能になる。
また、従来の電源装置では軽負荷時にコンデンサの進相電流の影響を受けて1/2の負荷率で入力力率は90%程度となり、負荷率の低下による入力力率低下が大きいことになる。
以上のように、本実施の形態における電源装置では入力力率改善と高調波電流低減を従来に比較して小型化したリアクタで実現することが可能になるとともに、軽負荷時の入力力率の低下についても改善可能となる。
なお、本実施の形態においてはリアクタ2、3、4のインダクタンス特性については特に規定していないが、これを所定の電流値を超えた点からインダクタンスが低下するように設定して、リアクタ2、3、4をいわゆる過飽和リアクタとして用いてもよい。この場合は、重負荷時において三相交流電源1の電圧が低下した場合などにリアクタ2、3、4による電圧降下が原因となる直流電圧低下を防止するとともに、直流電圧低下と同時に発生する入力電流と電源電圧の位相がずれることによる入力力率の低下も防止することができる。
さらに、本実施の形態においてはリアクタを、主電流経路と補助電流経路のそれぞれにおいて3つに分けて使用しているが、これを1つの鉄心とその3脚に巻き線を施した構成の三相リアクタとして用いることも可能である。三相リアクタは各相の電流の総和がゼロであることを利用して単相リアクタを3つ使用した場合に比べて等しいインダクタンスを得るための鉄心使用量が少なくてすむという広く知られた利点があり、装置全体の小型化、軽量化に有効である。
(実施の形態2)
図14は本発明の第2の実施の形態における電源装置の回路構成図である。図14においては、実施の形態1における電源装置の回路構成図に対し、ダイオードブリッジ5の交流入力端u1、v1、w1と、リアクタ7、8、9の間に開閉手段15を設けたものである。本実施の形態では、実施の形態1の場合と基本的な回路動作は同じであるが、負荷率が低い軽負荷の運転状態が存在する場合に対応するものであり、軽負荷時の入力力率改善を目的とするものである。
本実施の形態において開閉手段15を閉じたまま基本的な回路動作を続けると、軽負荷になるに従い、リアクタ7から9における定電流モードによって供給されるエネルギーが、負荷14によって消費されるエネルギーを上回るようになり、この結果、ダイオードブリッジ5を経由する主電流経路からの電流が減少することになる。つまり、ダイオードブリッジ5が導通していない状態と同じになるため、リアクタ2から4を流れる電流の通流
区間に対して、コンデンサ10から12による進み電流の占める割合が増加することになる。
これは無負荷の状態を考えた場合、リアクタ2からリアクタ4を流れる電流が、リアクタ7から9とコンデンサ10から12の共振電流のみの無効電流のみになることからも明らかである。
そこで、本実施の形態においては軽負荷運転の場合に開閉手段15を開放することによりリアクタ7から9、コンデンサ10から12およびダイオードブリッジ6を切り離し、軽負荷時における力率悪化を防止するようにしたものである。
図15に開閉手段15を入力電力3kW以下で運転する場合に開放した場合と、開放しない場合の入力電力−力率特性を示す。
以上のように、本実施の形態においては軽負荷時の入力力率悪化を防止することが可能になる。
(実施の形態3)
図16は本発明の第3の実施の形態における電源装置の回路構成図である。
図16においては、実施の形態2における電源装置の回路構成図に対して直流電流検出手段16を設けた構成となっている。本実施の形態でも、実施の形態1の場合と基本的な回路動作は同じであり、また、開閉手段15を開放することにより軽負荷時の入力力率改善を目的とする点については実施の形態2と同様である。本実施の形態における特徴は、開閉手段15を開放するタイミングを入力電流で判断する点にある。
つまり、実施の形態2の説明において、入力電力3kW付近で開閉手段15を開放した場合の入力力率改善について図15を用いて説明したが、図17に示すとおり、入力電力3kW付近は入力電流でいえば4.5A付近であるため、入力電流4.5A付近で開閉手段15を開放することにしても同様の結果となることより、入力電流検出手段16によって自動的に開放するものである。
また、入力電流検出手段に代えて出力電力検出手段を設けて所定の出力電力以下となった場合に開閉手段を開放するよう制御しても良い。
また、入力電流検出手段に代えて直流電圧検出手段を設けて所定の直流電流以下となった場合に開閉手段を開放するよう制御しても良い。
(実施の形態4)
図18は本発明の第4の実施の形態における電源装置の回路構成図である。
図18においては、実施の形態2で示した回路構成に対して開閉手段15を制御する予備充電制御手段17を設けたものである。本実施の形態では、通常の運転状態における入力力率改善に関する動作と効果については実施の形態1と同様である。また、軽負荷時の入力力率悪化の防止を目的として開閉手段15を導通状態から、開放状態とすることについては、実施の形態2と同様の動作および効果となる。
本実施の形態における電源装置が特徴的であるのは、軽負荷時から通常の運転状態に移行する場合に開閉手段15を開放状態から導通状態とする際の動作である。単に開閉手段15を導通状態とした場合には、コンデンサ10から12に三相交流電源1からの突入電
流が流れ、接点をもつ部品の劣化やヒューズの溶断の恐れがあるため、これを防止するものである。つまり、開閉手段15を開放状態から導通状態にする際に予備充電制御手段17によって、その導通する期間を徐々に増加させる制御などによって突入電流を防止するものである。
(実施の形態5)
図19は本発明の第5の実施の形態における電源装置の回路構成図である。
図19は、実施の形態1における回路構成に対して、増設コンデンサ18から20、増設コンデンサ開閉手段21から23を設けたものである。本実施の形態では、通常の運転状態における入力力率改善や高調波電流低減に関する動作と効果については実施の形態1と同様である。本実施の形態における電源装置が特徴的であるのは、入力電圧低下時や重負荷時の直流電圧低下防止と、入力電流位相の遅れによる入力力率低下を防止するという面での効果と、軽負荷時の直流過電圧防止と入力電流位相の進みによる入力力率低下の防止という面での効果である。
つまり、実施の形態1のままでは、直流電圧の低下を防止するためにコンデンサ10から12の定数を大きくすると、その昇圧効果により直流電圧の低下を防止することができるが、軽負荷時にコンデンサ10から12の作用によって直流電圧が上昇してしまう。また入力電流におけるコンデンサの進み位相電流の割合が増加し、入力力率が低下する。また、逆にコンデンサ10から12の定数を小さくすると、軽負荷時の入力力率改善および直流電圧の上昇が防止できるが、重負荷時に入力電流位相が送れ、入力力率悪化が問題となる。
本実施の形態においては、上記の課題を解決するものであり、負荷量に応じて増設コンデンサ開閉手段21から23を操作することで増設コンデンサ18から20をコンデンサ10から12に並列接続し、直流電圧低下を防止するとともに入力電流の位相遅れを補償して入力力率の改善を図るものである。そしてコンデンサ10から12の定数設定が定格電力付近の入力力率が最大となる設定である場合には、入力電圧低下時や重負荷時の直流電圧低下防止と入力電流位相の遅れによる入力力率低下を防止する面での効果を得ることが可能となる。また、コンデンサ10から12の定数設定が軽負荷時の入力力率が最大となる設定である場合には、軽負荷時の入力力率改善の面での効果を得ることが可能になる。
(実施の形態6)
図20は本発明の第6の実施の形態における電源回路の回路構成図である。
図20は、実施の形態5における回路構成に対して、直流電圧検出手段24を設けたものである。本実施の形態でも、実施の形態5の場合と基本的な回路動作は同じであり、また、増設コンデンサ18から20を操作することにより同様の効果が得られる。本実施の形態における電源装置の特徴は、この増設コンデンサ18から20を開放するタイミングを直流電圧によって自動的に判断する点である。
なお、このタイミングを判断するには直流電圧によらずに、入力電流によって判断をしてもよく、直流電流によって判断しても良い。さらに、出力電力によって開閉を判断しても同様の効果を得ることができる。
(実施の形態7)
図21は本発明の第7の実施の形態における電源装置の回路構成図である。
図21においては、実施の形態5で示した回路構成に対して増設コンデンサ開閉手段21から23を制御する増設コンデンサ予備充電制御手段25を設けたものである。本実施の形態では、入力力率改善や直流過電圧防止に関する動作と効果については実施の形態5と同様である。
本実施の形態が特徴的であるのは、増設コンデンサ開閉手段21から23を開放状態から導通状態とする際の動作である。単に導通状態とした場合には、増設コンデンサ21から23に三相交流電源1からの突入電流が流れ、接点をもつ部品の劣化やヒューズの溶断の恐れがあるため、これを防止するものである。つまり、増設コンデンサ開閉手段21から23を開放状態から導通状態にする際に増設コンデンサ予備充電制御手段25によって、その導通する期間を徐々に増加させるなどの制御によって突入電流を防止するものである。
以上のように、本発明にかかる電源装置は直流電源装置として、あるいは圧縮機駆動装置の前段として用いることで高調波電流を低減するとともに入力力率を改善することができ、電源設備の有効利用や他の負荷設備に悪影響を与えない装置となる。
本発明の実施の形態1における電源装置の回路構成図 本発明の実施の形態1における電源装置の各部波形図 本発明の実施の形態1における電源装置の別の各部波形図 本発明の実施の形態1における電源装置のさらに別の各部波形図 本発明の実施の形態1における電源装置の時刻t0における電流経路説明図 本発明の実施の形態1における電源装置の時刻t1からt2における電流経路説明図 本発明の実施の形態1における電源装置の時刻t2における電流経路説明図 本発明の実施の形態1における電源装置の時刻t3における電流経路説明図 本発明の実施の形態1における電源装置の時刻t4における電流経路説明図 本発明の実施の形態1における電源装置の時刻t5における電流経路説明図 本発明の実施の形態1における入力電力に対する入力力率特性図 本発明の実施の形態1における入力電力に対する高調波電流特性図 本発明の実施の形態1における定格負荷時の入力電圧電流波形図 本発明の実施の形態2における電源装置の回路構成図 本発明の実施の形態2における開閉手段操作と入力電力に対する入力力率の変化を示す図 本発明の実施の形態3における電源装置の回路構成図 本発明の実施の形態1における入力電力に対する入力電流特性図 本発明の実施の形態4における電源装置の回路構成図 本発明の実施の形態5における電源装置の回路構成図 本発明の実施の形態6における電源装置の回路構成図 本発明の実施の形態7における電源装置の回路構成図 従来の電源装置の構成図 従来の電源装置の各部波形図 従来の電源装置の電流経路説明図 従来の電源装置の遮断ダイオードを省略した等価回路図
符号の説明
1 三相交流電源
2、3、4、5、8、9 リアクタ
5、6 ブリッジ整流回路
10、11、12 コンデンサ
13 平滑コンデンサ
14 負荷
15 開閉手段
16 入力電流検出手段
17 予備充電制御手段
18、19、20 増設コンデンサ
21、22、23 増設コンデンサ開閉手段
24 直流電圧検出手段
25 増設コンデンサ予備充電制御手段

Claims (14)

  1. 三相交流電源と、前記三相交流電源と第一のリアクタを介して接続される6個のダイオードからなる第一のブリッジ整流回路と、前記第一のブリッジ整流回路の交流入力端から第二のリアクタを介して接続される第二のブリッジ整流回路を有し、前記第一のブリッジ整流回路と前記第二のブリッジ整流回路の直流出力端が並列接続されるとともに平滑コンデンサおよび負荷が並列に接続され、前記第二のブリッジ整流回路の交流入力端の、各端子間にコンデンサが接続された、電源装置。
  2. 第一のブリッジ整流回路と第二のリアクタとの間に、開閉手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 入力電流検出手段を設け、入力電流に応じて開閉手段を制御することを特徴とした請求項2に記載の電源装置。
  4. 出力電力検出手段を設け、出力電力に応じて開閉手段を制御することを特徴とした請求項2に記載の電源装置。
  5. 負荷に流れる電流を検出する直流電流検出手段を設け、直流電流に応じて開閉手段を制御することを特徴とした請求項2に記載の電源装置。
  6. 予備充電制御手段を儲け、開閉手段を投入する際にコンデンサに流れる電流を抑制するために前記予備充電制御手段によって前記開閉手段を制御することを特徴とした請求項2から5のいずれか一項に記載の電源装置。
  7. 3個の増設コンデンサと、前記増設コンデンサに接続される増設コンデンサ開閉手段とを設け、第二のダイオードブリッジの交流入力端に接続されるコンデンサの各々に対して並列に接続したことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電源装置。
  8. 負荷両端の電圧を検出する直流電圧検出手段を設け、直流電圧に応じて増設コンデンサ開閉手段を制御することを特徴とした請求項7に記載の電源装置。
  9. 入力電流検出手段を設け、入力電流に応じて増設コンデンサ開閉手段を制御することを特徴とした請求項7に記載の電源装置。
  10. 出力電力検出手段を設け、出力電力に応じて増設コンデンサ開閉手段を制御することを特徴とした請求項7に記載の電源装置。
  11. 直流電流検出手段を設け、直流電流に応じて増設コンデンサ開閉手段を制御することを特徴とした請求項7に記載の電源装置。
  12. 増設コンデンサ予備充電制御手段を設け、増設コンデンサ開閉手段を投入する際に増設コンデンサに流れる電流を抑制するために前記増設コンデンサ予備充電制御手段によって前記増設コンデンサ開閉手段を制御することを特徴とした請求項7から11のいずれか一項に記載の電源装置。
  13. リアクタに流れる電流が所定の値以上になった場合に、その電流に応じて前記リアクタのインダクタンスが低下するような飽和特性をもたせたリアクタを、第一のリアクタとして用いることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の電源装置。
  14. リアクタとして1つの鉄心の3つの脚にそれぞれ巻き線を施した三相リアクタを用いたことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の電源装置。
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