JP2009133609A - 冷蔵庫 - Google Patents

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貴代志 森
Kenichi Kakita
健一 柿田
Toshiaki Mamemoto
壽章 豆本
Toyoshi Kamisako
豊志 上迫
Yoshihiro Ueda
啓裕 上田
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Abstract

【課題】静電霧化式の液体噴霧装置を備えた冷蔵庫に関し、噴霧液であるミストが帯びる電荷量を最小限に抑え、噴霧液であるミストと接触した構造体や収納物の帯電を防止する。
【解決手段】静電霧化装置115は基準電極122に付着した液体を基準電位とし、噴霧方向に設置された対向電極123に高電圧を印加することで、液体には直接高電圧を印加しないため、噴霧液であるミストが帯びる電荷量を最小限に抑え、噴霧液であるミストと接触した構造体や収納物の帯電を防止する。これにより、帯電により構造体が電界を発生することがないため、静電霧化装置やその他の制御装置の誤動作を懸念する必要がなくなる。また、収納物が帯電することもないため、収納物に触れた人体が電撃を受ける懸念もなく、安心して冷蔵庫を使用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、静電霧化式の液体噴霧装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
近年では、液体を静電霧化して広範囲に噴霧し、電荷を帯びた微細な液体粒子によって脱臭効果や抗菌効果を促す家電製品が増加している。
このような静電霧化を利用した液体噴霧装置として次のようなものがある(特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の液体噴霧装置の概要構成を示し、液体を噴射するノズル201と、これにて噴射される液体に静電気を帯電させて霧化するために高電圧の電界を形成する帯電部202と、その帯電部202を帯電させる高電圧電源206とからなる。この例の帯電部202は、ノズル201から噴射される液体の水柱203を、帯電電極204にて誘電帯電法により静電霧化し、つまり高電圧の電界を通過させることにより粒径を小さくして、帯電した微粒子の水滴205として噴霧する。
図7はその一例で、ノズル201の一部を円筒形の帯電電極204内に突入させ、高電圧電源206によりノズル201をプラス極、帯電電極204をマイナス極として高電圧を印加し、ノズル201から噴射される液体の微粒子の水滴205をマイナスに帯電させて静電霧化する。このようにマイナスに帯電させた場合にはマイナスイオン効果も発揮できる。
また、液体に、ビタミンC等の酸化防止剤や殺菌剤を混合し、これらを同時に静電霧化して噴霧することにより、酸化防止剤にて空気中に滞留している活性酸素を除去したり、殺菌剤にて殺菌したりすることができる。帯電電極204の先に、接地された静電吸着部(図示せず)を設置すれば、液体の水滴205と同時に空気中の浮遊微粒子等を静電気にて吸着回収することができる。図8に示すように、ノズル201自体に高電圧を直接印加すれば、ノズル201自体を帯電部として、消臭剤をノズル201にて噴霧と同時に直接帯電させることができる。
以上のように、静電霧化を行う装置においては、液体を高電位に帯電させ、電位差を持たせた対向電極に向けて噴霧させる手法が一般的である。
特開2005−270669号公報
しかしながら、上記従来の構成の液体噴霧装置では、噴霧液であるミストは高電圧を印加されるために多量の電荷を保持しており、このために次のような弊害が起こり得る。
例えば、多量の電荷を帯びたミストが野菜室内の構造体や収納物に付着すると、これらは噴霧液であるミストから電荷を受けて帯電する。これは、ミストの持つ電荷が収納物等に移動し、物体内の電荷量の正負のバランスが崩れるためである。これは、キャパシタの充電と同様に、物体の持つ静電容量が大きいほど、多量の電荷を蓄える。
ここで、例えば、収納物等の物体が樹脂のような非導電物であれば、電荷の移動は微小であり、一度帯電すると長時間高電位を保つ。また、金属のような導電物であれば、電荷の移動は活発に行われ、静電気による帯電現象でも言われるように周囲が高湿度であれば短時間で電荷が放出されることが定説である。
しかし、冷蔵庫内のように低温、低湿になり得る環境下において、室内が充分に冷却されており、且つ水分を多く含む野菜等の収納やドアの開閉といった湿度を上昇させる行為が長時間行われなかった場合、帯電した収納物等が持つ電荷は、たとえ導電物であっても放出されず、この帯電電位は電極に印加された電位と同等まで上昇することになる。例えば液体に印加する電位が−6kVであれば、収納物の帯電電位も−6kV相当まで上昇し、帯電した物体が持つ静電容量が大きいほど蓄えられる電荷量も大きくなる。このようにして帯電した収納物に人体が触れたとき、蓄えられた電荷は人体に放電する。特に、導電物は瞬時に人体へと放電するため電撃のエネルギーのピーク値が高く、激しい痛みを与えることもある。いわゆる静電気による電撃と同様の現象である。冷蔵庫内の収納物から電撃を受けることは使用者にとっては全く予想できるものではなく、大きな不安を与えてしまう。
また、収納物以外でも、例えば野菜室内の野菜室ケースが帯電した場合、野菜室ケースは電界を発生し、この中に置かれた物体も高電位となる。例えば、液体に印加した−6kVであるとき、野菜室ケース、野菜室ケースが発生した電界内に置かれた収納物、静電霧化装置そのものが最大で−6kV相当の電位を持つ。こうなると、−6kVの電位である噴霧液であるミストと、野菜室内の物体は全て同等電位となるため、液体を微細粒子化するためのエネルギーが減少し、噴霧できない状態に陥ることがある。これにより、野菜室内の収納物への着水量も著しく低下し、殺菌等々の効果が減少する。また、配線や他の機能部品が電界の中に入っていれば、その箇所は高電位となり、機器の誤動作や破壊を引き起こすことになる。
従来のように、常温、常湿の解放空間においては帯電した物体が持つ電荷は放出され易く、特に導電物においてはこの傾向が顕著である。よって、従来の使用方法ではこの課題は特に留意すべきものではなかった。しかし、冷蔵庫内のように、低温、低湿になる可能性がある環境下では電荷を帯びた液体を噴霧させることで、上述したような弊害が起こり得る。
また、低温、低湿環境でなくとも、噴霧中に、着水した導電物に人体が触れることができる構成である場合、導電物内の電荷は放電されずにいるため、痛みを伴う電撃を発生する可能性がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、霧化装置がミスト噴霧を行うことによる帯電現象を抑制できるものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、貯蔵室を備えた箱体本体と、液体を微細粒子化したミストを噴霧する霧化装置を備え、前記霧化装置によって前記貯蔵室内に噴霧されるミストを基準電位としたものである。
これによって、ミスト内の正負の電荷量は均等となり、ミストが付着した構造体や収納物の帯電を防止することができる。
本発明の冷蔵庫は、ミストが付着した構造体や収納物の帯電を防止することができるので、より安全性の高い使い勝手の良い冷蔵庫を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、貯蔵室を備えた箱体本体と、液体を微細粒子化したミストを噴霧する霧化装置を備え、前記霧化装置によって前記貯蔵室内に噴霧されるミストを基準電位としたことで、液体には直接高電圧を印加しないため、噴霧液であるミストであるミスト内の正負の電荷量を均等に保ち、噴霧液であるミストであるミストと接触した構造体や収納物の帯電を防止する。これにより、構造体の帯電による二次的な電界発生がないため、静電霧化装置やその他の制御装置の誤動作を懸念する必要がなくなる。また、収納物が帯電することもないため、収納物に触れた人体に電撃を発生する懸念もなく、安心して冷蔵庫を使用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、霧化装置は高圧回路部を有し、前記高圧回路部は基準電位部を備えるとともに前記基準電位部と接続された基準電極に正電圧を印加することで貯蔵室内に噴霧されるミストを基準電位としたことで、万一、噴霧液であるミストであるミストが電荷を帯びたとしても正極性となり、正極性に帯電し易い人体との電位差を軽減する。これにより、収納物に触れた人体に電撃を発生する可能性を更に低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、霧化装置を、ミストが通過する領域に開口部を設けた霧化装置ケースに収め、前記ケースの開口部と前記高圧回路部との間に所定の距離を設けたことで、基準電位とほぼ同位である導電性収納物が対向電極の近傍に収納されることを防止し、期せずして対向電極に液体が付着した際に、噴霧液であるミストが導電性収納物に向けて放出し、帯電させることを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、霧化装置ケースを基準電位部と接続したことで、高電圧を印加された対向電極などが発生する電界をケース内部に留め、噴霧液であるミストによる帯電防止と同時に電界による帯電も防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記高圧回路部の所定部分に非導電性材料を接触または近接させて設置したことで、期せずして対向電極に液体が付着した際に、対向電極から液体への電荷の移動を抑制し、または電荷を帯びた噴霧液であるミストの放出を遮断し、万一、対向電極から冷蔵庫内へ噴霧されることがあっても構造体や収納物の帯電を微小なものとすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記高圧回路部に流れる電流値を検出し、前記電流値が所定の範囲内にあるときには前記高圧回路部からの異常噴霧状態にあると判定する異常判定手段を備えたことで、通常噴霧時と、対向電極から導電性収納物への噴霧時を区別し、後者の場合は噴霧を停止して、構造体や収納物の帯電を防止することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、前記静電霧化装置を設置した空間に設けた湿度検出手段と、前記湿度検出手段による検出湿度が所定値以下のときは前記静電霧化装置への高電圧印加を停止する高電圧停止手段を備えたことで、帯電物が電荷を放出し易い高湿時にのみ霧化装置を駆動させ、万一、電荷を帯びた噴霧液であるミストが発生しても構造体や収納物の帯電は瞬時的なものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側断面図である。図2は本発明の実施の形態1の冷蔵庫における野菜室の側断面図である。図3は本発明の実施の形態1の冷蔵庫における対向電極と収納物との距離dと帯電電位の関係を示す特性図である。図4は本発明の実施の形態1の冷蔵庫における絶対湿度と帯電電位の関係を示す特性図である。
図1、図2において、冷蔵庫101は箱体本体102と貯蔵室の区画をつくるための仕切りが上から103a,103b,103c、それら区画を閉空間にするための扉104により断熱区画され、貯蔵室は上から冷蔵室105、切替室106、野菜室107、冷凍室108の異なる温度の貯蔵空間になっている。その中で、野菜室107は5℃前後に冷却されている。
また、冷蔵庫101を冷却するため、冷凍サイクルが圧縮機111、凝縮器、膨張弁やキャピラリチューブなどの減圧装置(図示せず)、蒸発器112、それら構成部品を連結する配管、冷媒などで構成される。
さらに蒸発器112で生成された低温空気を各貯蔵室空間に搬送、もしくは貯蔵室空間で熱交換された空気を蒸発器112に回収するための風路113があり、風路113は各貯蔵室と仕切り114で断熱されている。
さらに、野菜室107の中には、液体を微細粒子化して噴霧する静電霧化装置115が設置され、野菜室ケース116内に向けて微細ミストを噴霧する。
静電霧化装置115は、高圧回路部121と、高圧回路部121の基準電位部と接続された基準電極122と、高圧回路部121より高電圧を印加される対向電極123と、基準電極122を圧入接続した冷却ピン124と、これらを囲う霧化装置ケース125aと、霧化装置ケース125aの噴霧液であるミストが通過する箇所を開口した開口部126によって構成されている。
冷却ピン124は仕切り114に埋設され、風路113の冷気によって−5℃程度まで冷却される。基準電極122は冷却ピン124を介して冷気からの熱伝導によって同じく−5℃相当まで冷却され、5℃前後の温度環境に保たれた野菜室107内の雰囲気温度と10℃程度の温度差を生じる。このとき、野菜室107に収納された野菜類から蒸散した水分等によって所定以上の湿度があれば、基準電極122は結露し、この結露水は基準電極122と同じく基準電位となる。
一方、対向電極123には+6kVの高電位が印加されており、基準電位である基準電極122への結露水とは6kVの電位差を生じる。この静電エネルギーによるレイリー***により、結露水は数nmの微細粒子に霧化され、野菜室107に噴霧される。
このような静電霧化方式により噴霧された微細噴霧液であるミストはOHラジカルなどを多く含んでいることが確認されており、また、これに付随して微量のオゾンも発生する。これらOHラジカルと微量のオゾンによって、野菜室107内には、殺菌、抗菌、除菌などの作用がある他、酸化分解による農薬除去や抗酸化によるビタミンC量などの栄養素の増加を野菜に促すことを確認している。
オゾンには、低濃度であれば上述したような効果が得られるが、0.03ppmを越す濃度であれば臭気により人間に不快感を与え、また、貯蔵室を構成する樹脂部品に対して劣化促進の作用がある。しかし、本実施の形態の構成では、基準電極122に印加する電圧は、+6kVと非常に高圧であるが、そのときの放電電流値は1〜2μAのレベルに制御されており、悪影響を与え得る濃度のオゾンは発生しない。
また、本実施の形態では、基準電極122を基準電位とすることで、噴霧液であるミスト内の正負の電荷量をほぼ同数に保ちながらも、いわゆる誘電分極による帯電によってOHラジカル等を生成している。このため、噴霧液であるミストが着水した収納物等の物体内での正負の電荷量のバランスは崩れず、即ち帯電することなく、上述したような保鮮効果を得ることができる。
例えば、本実施の形態に反して、基準電極122に−6kVを印加し、対向電極123を基準電位にしたとすると、両電極間に発生する電位差は同様に6kVであるが、噴霧液であるミストが直接−6kVの電極に触れているため、噴霧液であるミスト内の正の電荷は電極に奪われ、負電荷量が正電荷量を大きく上回る。その結果、この噴霧液であるミストが着水した物体内の正負の電荷バランスは負極性に偏る。即ち負電位に帯電し、電界の発生による誤動作や人体への電撃等の可能性が発生する。本構成はこのような現象を防止する構成となっている。
ただし、以下に示すように、この構成によっても収納物等が帯電する現象は起こり得る。
例えば、何らかの要因によって、対向電極123に液体が付着し、更に野菜室107内に、対向電極と近接した場所に導電性の収納物が存在する場合、例えばアルミ缶が収納されていた場合を考える。
このとき、対向電極123に+6kVの高電圧が印加されていたとすると、アルミ缶は対向電極123にとってほぼ基準電位と同位であるので、この間での放電現象によって微細粒子化された液体がアルミ缶の方向へ噴霧される。本実施の形態では、対向電極を板状としたので噴霧量はごく微量であり、アルミ缶を帯電させる電荷量を持つことは無いが、もし対向電極を針状とした場合は多量の噴霧が行われる可能性がある。この場合の噴霧液であるミストは多量の電荷を持ちアルミ缶に着水して帯電する。ある程度の湿度があればアルミ缶の帯電は即座に放電されるが、冷蔵庫内に水分を多く含む野菜類等が収納されていない場合やドア開閉が長時間行われなかった場合、即ち低湿度環境下では、アルミ缶に蓄積された電荷は長時間保持される。
この対応として、まず、対向電極123に印加する高電圧を正極性としている。これは、万一、収納物が正の高電圧に帯電するとしても、正極性に帯電し易い人体との電位差を軽減できるよう考慮したものである。これにより、収納物に触れた人体に電撃を発生する可能性は低くなるが、これだけでは根本的な解決にはならないため、以上のような現象を防止するために、次に示すような更なる対応策を考案している。
以下に記載する対応策は、本実施の形態の噴霧液であるミストを基準電位とした静電霧化装置に限らず、噴霧液であるミストを高圧とする静電霧化装置、オゾン発生装置、マイナスイオン発生装置といった高圧を扱う装置いずれにも有効な手段である。
ひとつは、導電性収納物が対向電極123と近接して収納されない構成とすることである。これにより、対向電極123に付着した液体には、収納物へと引き寄せられる引力が働かなくなり、液体はケース外部に噴霧することはなくなる。そこで、本実施の形態1では、対向電極123と霧化装置ケース125aとの距離d(図2参照)を充分に設けることで、収納物と対向電極123間の距離は確実にd以上が保たれる構成とした。また、収納物の一部分が開口部126から侵入しないように、開口部126はスリット形状とした。
本実施の形態1では、対向電極123に+6kVの高電圧を印加しているが、この際に必要な対向電極123とケース間距離dを15mmと設定している。これは図3に示すように、距離dと導電性収納物の帯電電位との関係を測定した結果に基づき決定した。ここに示すように、距離dが15mm以上になると導電性収納物の帯電電位は0Vに近いレベルとなり、これは基準電極123から電荷を帯びた液体の噴霧がなくなったことを証明している。尚、このときの野菜室内の温度、及び相対湿度は、5℃、30%である。また、必要とする距離dは、当然、対向電極123への印加電圧によって変化する。図3に示すように、4kVのときには距離dが10mm程度、2kVのときには距離dは5mm程度で帯電電位は様々な弊害を発生しないレベルまで低下する。このように、印加する高電圧のレベルによって距離dを決定すればよい。
さらには、対向電極123の表面全体、または噴霧方向面を絶縁性のエポキシ等の樹脂材によってコーティングする手法がある。これにより、対向電極123に付着した液体への電荷の移動は微小となり、噴霧液であるミストが多量の電荷を持つことはなくなる。これは、絶縁物内では電荷の移動が起こりにくいという性質を利用したもので、対向電極123と液体との間に絶縁物を挿入することで、対向電極123から液体への電荷の移動を抑制する。この絶縁性材料の塗布は、本来の基準電極122との放電効率を下げないように、基準電極122側には塗布せず、噴霧方向片面だけとすることが好ましい。また、コーティングを行う以外にも、絶縁性材料を対向電極123に接触させて取り付けるような構成でもよい。また、コーティング等のように絶縁性材料を接触させずに、対向電極123から開口部126方向への噴霧を遮るように絶縁性の構造体を設置してもよい。但し、この場合は通常時の基準電極122からの噴霧を妨げないように配慮することが必要である。
さらには、対向電極123の放電電流を検出することによって、基準電極122に結露水が付着する通常の噴霧状態と、期せずして対向電極123に液体が付着する噴霧状態との区別を図る手法がある。
基準電極122に結露水が付着する通常の噴霧状態では、放電電流は1〜2μA程度がモニタされる。しかし、期せずして対向電極123に液体が付着する噴霧状態では、放電電流の値は0.3〜0.8μA程度に減少する。また、通常通り基準電極122に結露水が付着し、且つ、期せずして対向電極123に液体が付着した場合の放電電流は2μA以上がモニタされる。このように放電電流によって噴霧状態を有る程度把握することが可能である。この電流値を電流検出回路とマイコン等によって構成した異常判定手段127によって判定し、期せずして対向電極123に液体が付着したときの電流値をモニタした際は対向電極123への高電圧の印加を停止する。但し、モニタする電流値は静電霧化装置115の構成によって変化するため、本実施の形態1に示した値に限定するものではなく、構成ごとに対向電極123に液体が付着したときの電流値範囲を測定し異常判定手段127による判定基準値を決定しなければならない。
更には、野菜室107内に湿度検知手段128を備え、野菜室107内が所定の湿度以下のときにのみ対向電極123に高電圧を印加する手法がある。
万一、収納物が帯電したとしても一定以上の湿度があれば、導電性収納物に蓄積された電荷は瞬時に放電される。この放電現象は、導電性収納物や野菜室ケース116等の湿り具合が大きく影響していると考えられるため、本実施の形態1では絶対湿度を指標として制御するものとする。
図4に示す特性図は、任意の絶対湿度下において、導電性収納物に電荷を帯びた噴霧液であるミストを30分間噴霧した後の帯電電位を示すものである。噴霧中は噴霧液であるミストによる導電性収納物への電荷の蓄積と、導電性収納物から外部への電荷の放出が同時に行われており、絶対湿度が所定以上になると、外部への電荷の放出量が噴霧液であるミストによる電荷の蓄積量を上回るものと考えられる。よって、導電性収納物の帯電電位はゼロに近い状態となり、実質、帯電していない形となる。図4より、絶対湿度0.003kg/kg以上のときには帯電電位はほぼ0Vとなっている。
これをもって、湿度検知手段128による検知湿度はマイコン等によって構成された高電圧停止手段129に入力され、高電圧停止手段129は、絶対湿度0.003kg/kg以下のときには高電圧の印加を停止させるものとする。但し、この絶対湿度値は帯電電位がほぼゼロとなる値としており、様々な弊害を与えないレベルであれば、0.003kg/kg以上の値としてもよい。
なお、本実施の形態では、液体を基準電極122に付着させて基準電位とし、対向電極123に+6kVの高電圧を印加することで、基準電極122と対向電極123との間に6kVの電位差を設けているが、噴霧が可能であればこの電位差は6kVに限ったものではなく、任意の値に設定すればよい。
また、例えば、液体を−2kVとし、対向電極を+4kVとすることで6kVの電位差を設定する手法も考えられる。この場合、噴霧液であるミスト内の正負の電荷量のバランスは負側に偏るため、噴霧液であるミストが着水した収納物等の物体内での正負の電荷量のバランスも負極性に偏り帯電するが、液体に印加されていた−2kVという電位は比較的小さいものであるため、収納物等の物体は様々な弊害を及ぼすレベルにまではならない。また、噴霧液であるミスト体内のOHラジカル量は、液体を基準電位とした場合よりも多く得られるというメリットがある。
以上のように、本実施の形態では、液体を微細粒子化して噴霧する静電霧化装置115を備え、静電霧化装置115は基準電極122に付着した液体を基準電位とし、噴霧方向に設置された対向電極123に高電圧を印加することで、液体には直接高電圧を印加しないため、噴霧液であるミスト内の正負の電荷量を均等に保ち、噴霧液であるミストと接触した構造体や収納物の帯電を防止する。これにより、構造体の帯電による二次的な電界発生がないため、静電霧化装置やその他の制御装置の誤動作を懸念する必要がなくなる。また、収納物が帯電することもないため、収納物に触れた人体に電撃を発生する懸念なく、安心して冷蔵庫を使用することができる。
また、対向電極123に印加する高電圧を正電圧としたことで、対向電極123に印加する高電圧を正極性とすることで、万一、噴霧液であるミストが電荷を帯びるとしても正極性となり、正極性に帯電し易い人体との電位差を軽減する。これにより、収納物に触れた人体に電撃を発生する可能性を更に低減することができる。
また、静電霧化装置115を、噴霧液であるミストが通過する領域に開口部を設けた霧化装置ケース125aに収め、霧化装置ケース125aの開口部126と対向電極123との間に所定の距離を設けたことで、基準電位とほぼ同位である導電性収納物が対向電極123の近傍に収納されることを防止し、期せずして対向電極123に液体が付着した際に、噴霧液であるミストが導電性収納物に向けて放出し、帯電させることを防止することができる。
また、対向電極123の所定部分に非導電性材料を接触または近接させて設置したことで、期せずして対向電極123に液体が付着した際に、対向電極123から液体への電荷の移動を抑制し、または電荷を帯びた噴霧液であるミストの放出を遮断し、万一、対向電極123から野菜室107内へ噴霧されることがあっても構造体や収納物の帯電を微小なものとすることができる。
また、対向電極123に流れる電流値を検出し、電流値が所定の範囲内のときには対向電極123からの異常噴霧状態にあると判定する異常判定手段127を備えたことで、通常噴霧時と、対向電極123から導電性収納物への噴霧時を区別し、後者の場合は噴霧を停止して、構造体や収納物の帯電を防止することができる。
また、静電霧化装置115を設置した空間に設けた湿度検出手段128と、湿度検出手段128による検出湿度が所定値以下のときは静電霧化装置115への高電圧印加を停止する高電圧停止手段129を備えたことで、帯電物が電荷を放出し易い高湿時にのみ静電霧化装置115を駆動させ、万一、電荷を帯びた噴霧液であるミストが発生しても構造体や収納物の帯電は瞬時的なものとすることができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2の冷蔵庫における野菜室の側断面図である。
実施の形態1において噴霧液であるミストによる帯電防止構成を実現したが、例えば10kVを超えるような更なる高電圧を対向電極123へ印加する場合は、静電霧化装置115外部にまで強い電界が発生する可能性があるため、この電界による帯電防止を考慮しなければならない。
電界により発生する帯電現象は、いわゆる導体にとっての静電誘導、非導体にとっての誘電分極であるため、静電誘導による導体の帯電は高電圧の印加を停止することで即解消されるが、誘電分極による樹脂の帯電は長時間継続される。例えば、静電霧化装置115の周囲に配置され、樹脂材料によって構成される野菜室107の天井面となる仕切り103bや、奥面の仕切り114、更には風路113等が静電霧化装置115による電界によって帯電する可能性がある。
これらが帯電すると、2次的に電界を発生し、この中に置かれた物体も高電位となる。例えば、液体に印加した+6kVに対して、野菜室ケース、野菜室ケースが発生した電界内に置かれた収納物、静電霧化装置そのものが+6kV相当の電位を持つ。こうなると、+6kVの電位を持つ噴霧液であるミストと、野菜室内の物体は全て同等電位であるため、液体を微細粒子化するためのエネルギーが減少し、時には噴霧すらしない状態に陥る。これにより、野菜室内の収納物への着水量も著しく低下し、殺菌等々の効果も減少する。また、配線や他の機能部品が電界の中に入っていれば、その箇所は高電位を帯び、機器の誤動作や破壊を引き起こすことになる。
これら帯電の可能性がある構造体の全てを導電性の材料で構成し、更に基準電位とすることで、帯電による弊害を解決することは可能だが、多数の構造体の全てに対応するにはコストが嵩んでしまう。
よって、電界の発生を静電霧化装置115の根本から断つために、霧化装置ケース125bを導電性の材料によって構成し、これを基準電位と接続する手法が考えられる。
図5において、霧化装置ケース125bは表面抵抗が1011Ω程度の導電性樹脂で形成されている。この霧化装置ケース125bは、配線131によって、基準電位部132と接続されている。この基準電位部132はスイッチング電源IC133を用いて構成されるスイッチング電源回路部134の2次側グランドと同位とした。スイッチング電源回路部134の1次側と2次側の間には放電用抵抗器135を接続し、高電位からの漏れ電流は図5上の矢印で示した放電経路をたどって1次側の基準電位部136へと放出される構成とした。
これによって、静電霧化装置115が発生する電界は霧化装置ケース125bによってシールドされ、外部に電界を漏洩しないため、帯電による弊害を考慮する必要がなくなる。
本実施の形態では、野菜室ケース116を表面抵抗が1011Ω程度の導電性樹脂で構成しているが、これは静電気的に導体であれば表面抵抗値はこの値に限らず、当然のこと、金属製のケースとしても良い。
以上のように、霧化装置ケース125bを基準電位部132と接続することで、電界の発生を霧化装置ケース125b内部に留め、静電霧化装置115外部への電界の発生を防止し、電界による弊害を抑制することができる。
以上のように、本発明は冷蔵庫以外にも、エアコン、空気清浄機、洗濯機等の家電製品を始め、自動車や設備機器等についても応用できるものである。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の側断面図 同実施の形態の冷蔵庫における野菜室の側断面図 同実施の形態の冷蔵庫における対向電極と収納物との距離dと帯電電位の関係を示す特性図 同実施の形態の冷蔵庫における絶対湿度と帯電電位の関係を示す特性図 本発明の実施の形態2の冷蔵庫における野菜室の側断面図 従来の液体噴霧装置の概要構成を示す概要構成図 従来の液体噴霧装置の別形態の概要構成を示す概要構成図 従来の液体噴霧装置の別形態の概要構成を示す概要構成図
符号の説明
101 冷蔵庫
102 箱体本体
103a 仕切り
103b 仕切り
103c 仕切り
104 扉
105 冷蔵室
106 切替室
107 野菜室
108 冷凍室
111 圧縮機
112 蒸発器
113 風路
114 仕切り
115 静電霧化装置
116 野菜室ケース
121 高圧回路部
122 基準電極
123 対向電極
124 冷却ピン
125a ケース
125b ケース
126 開口部
127 異常判定手段
128 湿度検出手段
129 高電圧停止手段
131 配線
132 基準電位部
133 スイッチング電源IC
134 電源回路部
135 放電用抵抗器
136 基準電位部

Claims (7)

  1. 貯蔵室を備えた箱体本体と、液体を微細粒子化したミストを噴霧する霧化装置を備え、前記霧化装置によって前記貯蔵室内に噴霧されるミストを基準電位とした冷蔵庫。
  2. 霧化装置は高圧回路部を有し、前記高圧回路部は基準電位部を備えるとともに前記基準電位部と接続された基準電極に正電圧を印加することで貯蔵室内に噴霧されるミストを基準電位とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 霧化装置を、ミストが通過する領域に開口部を設けた霧化装置ケースに収め、前記ケースの開口部と前記高圧回路部との間に所定の距離を設けた請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 霧化装置ケースを基準電位部と接続した請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 高圧回路部の所定部分に非導電性材料を接触または近接させて設置した請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 高圧回路部に流れる電流値を検出し、前記電流値が所定の範囲内にあるときには前記高圧回路部からの異常噴霧状態にあると判定する異常判定手段を備えた請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 霧化装置を設置した空間に設けた湿度検出手段と、前記湿度検出手段による検出湿度が所定値以下のときは前記霧化装置への高電圧印加を停止する高電圧停止手段を備えた請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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