JP2009130332A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体チップのサイズによらず、半導体チップのピックアップ精度が高い半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープ12の前記粘着剤層上に半導体ウエハを貼着する工程と、前記剛直層に第1溝18を形成し、前記第1溝と略直角方向に、前記剛直層に前記第1溝より深い第2溝16を形成するようにダイシングする工程と、前記基材層の前記半導体ウエハを有する側とは反対側から荷重を加えることにより半導体チップ10を前記粘着剤層から剥離する工程と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記第1溝18の深さは、前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、前記第2溝16の深さは、前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存していないような深さであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関するものであり、特に、薄型半導体ウエハをダイシングした後の半導体チップのピックアップ操作を円滑に行える半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体パッケージの小型化の要求が高まる中、半導体パッケージを構成する半導体チップの薄型化の要求も高まっており、その結果、半導体ウエハを数十μmまで薄型化する必要性が生じている。
このような薄型化した半導体チップを配線基板上に実装するには、まず、集積回路が形成された半導体ウエハの主面に保護テープを貼り、この状態で半導体ウエハの裏面を研磨及びエッチングする。続いて、裏面にダイシングテープを貼り、ダイシングを行うことにより半導体ウエハを複数個の半導体チップに分割する。その後、ダイシングテープの基材層側から突き上げピン等の冶具を押し当てて半導体チップからダイシングテープを剥離し、ピックアップして配線基板に実装する。
このような従来の方法では、半導体ウエハをダイシングする際、半導体チップ裏面にチッピングが発生する。また、半導体チップをダイシングテープから剥離しピックアップする際に、半導体チップに欠けや割れ等が発生する問題があった。また、従来の突き上げピンでは、ダイシングテープが面で剥離するようになり、剥離に問題があった。
この問題を解決するため、半導体チップをピックアップする際の冶具に種々の工夫が施されている。例えば、突き上げ面の形状が円弧状の突き上げピンや、突き上げピンを5分割して、薄型化された半導体チップの裏面にチッピングが発生しないような突き上げピンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−117019号公報
しかしながら、このような突き上げピンは冶具自体が非常に複雑である。また、半導体チップの大きさに対応できるように、種々の大きさの冶具を用意しておく必要があり、コストの面で大きな負担となっていた。これに加え、半導体チップの更なる薄型化及び小型化により、複雑で高精度の突き上げピンを作製することも困難になっており、半導体チップのピックアップ精度が劣化していた。
本発明は、前記問題点に鑑みなされたものであり、以下の目的を達成することを課題とする。
即ち、本発明の目的は、半導体チップのサイズによらず、半導体チップのピックアップ精度が高い半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、下記の半導体装置の製造方法を用いることにより、上記問題を解決できることを見出し、上記目的を達成するに至った。
即ち、請求項1に記載の半導体装置の製造方法は、基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープの前記粘着剤層上に半導体ウエハを貼着する工程と、 前記剛直層に第1溝を形成し、前記第1溝と略直角方向に、前記剛直層に前記第1溝より深い第2溝を形成するようにダイシングする工程と、前記基材層の前記半導体ウエハを有する側とは反対側から荷重を加えることにより半導体チップを前記粘着剤層から剥離する工程と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記第1溝の深さは、前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、前記第2溝の深さは、前記剛直層の膜厚に対してフルカットされる深さであることを特徴とする。
請求項2に記載の半導体装置の製造方法は、前記第1溝の深さが前記剛直層の膜厚に対して20%以上80%以下であり、前記第2溝の深さが前記剛直層の膜厚に対して100%以上300%以下であることを特徴とする。
請求項1に記載の半導体装置の製造方法によると、第1溝の深さと第2溝の深さとが異なり、尚且つ第2溝の深さは剛直層が完全に切断されるようにダイシングする。そのため、ダイシングテープが貼着された半導体チップの裏面から突き上げピンで突き上げると、浅い溝の底部を支点として、半導体チップの裏面に貼着されているダイシングテープが湾曲する。ダイシングテープが湾曲すると、半導体チップの端部からダイシングテープが剥離し始める。その後、突き上げピンによる突き上げ量に伴いダイシングテープの湾曲部の曲率が増加し、半導体チップとダイシングテープとの接触面積が減少する。従って、複雑な突き上げピンを用いることなく、半導体チップからダイシングテープを容易に剥離することができ、半導体チップのチッピングを抑制することができる。また、半導体チップの大きさによらず、容易にダイシングテープを剥離することができるため、半導体チップの大きさに合わせた特殊な突き上げピンを用意する必要がない。又、第2ダイシング工程により剛直層が切断された状態となっているために、突き上げ時の荷重が第1溝底部である支点に集中し、ダイシングテープが湾曲し易くなる。従って、より少ない荷重によりダイシングテープを剥離することができるため、半導体チップに加わる荷重も低減することができ、ピックアップ時の欠け、割れ等を効果的に抑制することができる。
請求項2に記載の半導体装置の製造方法によると、請求項1に記載の発明の効果を発現しやすくなる。
請求項3に記載の半導体装置の製造方法は、前記基材層が応力緩和作用層からなることを特徴とする。
請求項4に記載の半導体装置の製造方法は、前記応力緩和作用層が、エチレン・メタクリル酸共重合体、又はエチレン・メタクリル酸メチル共重合体からなる層であることを特徴とする。
請求項3に記載の半導体装置の製造方法によると、ダイシング後に基材層が拡張しても、基材層が応力緩和作用を有するため、半導体チップが略均一な間隔で整列し、ピックアップ精度が向上する。
また、請求項4に記載の半導体装置の製造方法によると、請求項3に記載の発明の効果を発現しやすくなる。
請求項5に記載の半導体装置の製造方法は、前記剛直層の引張弾性率が、2×10MPa以上6×10MPa以下であることを特徴とする。
請求項6に記載の半導体装置の製造方法は、前記剛直層が二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであることを特徴とする。
請求項5記載の半導体装置の製造方法によると、請求項1〜請求項3に記載の発明の効果に加え、前記剛直層の引張弾性率が2×10MPa以下の場合、ダイシングテープを貼着する際に発生する残留応力が薄型化された半導体チップの強度を上回り、半導体チップの反りやチッピングが発生してしまう。前記剛直層の引張弾性率が6×10MPa以上の場合、ダイシングの際に剛直層に負荷がかかり、半導体ウエハが損傷してしまう。つまり、前記剛直層の引張弾性率が前記範囲にあると、チッピングを抑制し、従来の突き上げピンで半導体チップをピックアップする効果が発現しやすくなる。
また、請求項6に記載の半導体装置の製造方法によると、請求項1〜請求項3に記載の発明の効果に加え、請求項4に記載の発明の効果を発現しやすくなる。
請求項7に記載の半導体装置の製造方法は、前記粘着剤層が活性エネルギー線硬化型粘着剤層であることを特徴とする。
請求項7に記載の半導体装置の製造方法によると、請求項1〜請求項5に記載の発明の効果に加え、活性エネルギー線の照射等の処理を施すことにより、半導体チップとダイシングテープとの剥離性が向上し、わずかな外力を加えるだけで剥離可能な状態に転換することができる。
本発明によれば、半導体チップのサイズによらず、半導体チップのピックアップ精度が高い半導体装置の製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。なお、図面には、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大きさ及び配置関係が概略的に示されているにすぎず、これによりこの発明が特に限定されるものではない。
本発明の半導体装置の製造方法は、基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープの前記粘着剤層上に半導体ウエハを貼着する工程と、前記剛直層に第1溝を形成し、前記第1溝と略直角方向に、前記剛直層に前記第1溝より深い第2溝を形成するようにダイシングする工程と、前記基材層の前記半導体ウエハを有する側とは反対側から荷重を加えることにより半導体チップを前記粘着剤層から剥離する工程と、を有する半導体装置の製造方法であって、前記第1溝の深さは、前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、前記第2溝の深さは、前記剛直層の膜厚に対してフルカットされる深さであることを特徴とするものである。
本発明の半導体装置の製造方法について図を用いて詳述する。
まず、図1に示すように、基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープ12に半導体ウエハを貼着し、リングフレーム14でダイシングテープ12を固定する。その後、縦方向に第1ダイシングを行い第1溝16を形成し、基板を90度回転した後、第2ダイシングを行い第2溝18を形成する。図2は、第1溝16の断面図を表し、図3は、第2溝18の断面図を表す。図2及び図3に示すように、第1溝16の深さXは前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、第2溝18の深さYは、記剛直層の膜厚に対してフルカットされる深さである。このようにしてダイシングを行うことにより、第1溝16及び弟2溝18で囲われた領域に半導体チップ10が形成される。
次に、図4に示すように、半導体製造装置(不図示)からダイシングテープ12を剥離し、ダイシングテープ12の基材層20の底部側(半導体チップを有する面とは反対側)に突き上げピン26を所定の位置に配置する。図5に示すように、突き上げピン26で上方に荷重を加えるとダイシングテープ12が湾曲し、半導体チップ10の端部とダイシングテープ12の粘着剤層24とが剥離し、半導体チップ10をピックアップすることができる。
本発明では、第1溝16の深さXが前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、第2溝18により剛直層22が切断されている。従って、図5に示すように、第1溝16の底部が支点30となり、ダイシングテープ12の下部から突き上げピン26で突き上げるとダイシングテープ12が湾曲しやすくなり、容易に半導体チップ10からダイシングテープ12を剥離することができる。これに伴い、半導体チップの大きさに合わせた特殊な突き上げピンを用意する必要もない。又、剛直層22は切断されているため、突き上げ時の荷重Fが支点30に集中し、支点30にF’の荷重が加わりダイシングテープ12が湾曲しやすくなる。従って、ダイシングテープ12を剥離する際に加える荷重を少なくすることができ、半導体チップ10のピックアップ時の欠け、割れ等を効果的に抑制することができる。
なお、「フルカットされる深さ」とは、剛直層が完全に切断されるような深さであり、具体的には、図3に示すとおりである。
このような作用・効果を発揮するための好ましい態様については、後述する。
以下、工程順に詳述する。
〔基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープの前記粘着剤層上に半導体ウエハを貼着する工程〕
本発明の半導体装置の製造方法は、基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープの前記粘着剤層上に半導体ウエハを貼着する工程を有する。
[ダイシングテープ]
本発明におけるダイシングテープは、図2、及び図3に示すように、基材層20、剛直層22、及び粘着剤層24が順次積層されている層構造を有する。
以下に、基材層20、剛直層22、及び粘着剤層24について詳述する。
−基材層−
基材層としては、ダイシング後に個々の半導体チップの配列が乱れることがない観点から、応力緩和作用に優れた層(以下、適宜、「応力緩和作用層」と称する)を用いることが好ましい。この応力緩和性とは、具体的には、引張試験における10%伸長時の応力緩和率が、1分後で40%以上、好ましくは50%以上、さらに好ましくは60%以上を示すものである。応力緩和率は高いほど好ましく、その上限は、理論的に100%であり、場合によっては99.9%、99%あるいは95%であってもよい。
基材層の膜厚は、引張強度及び製膜性の観点から、50μm以上200μm以下であることが好ましい。
基材層は、合成樹脂フィルムからなり、上記の物性を満たすかぎり、特に限定されず、樹脂そのものが上記物性を示すものであっても、他の添加物を加えることにより、上記物性となるものであってもよい。また、基材層は硬化性樹脂を製膜、硬化したものであっても、熱可塑性樹脂を製膜したものであってもよい。
熱可塑性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリブテン、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、ポリメチルペンテン、ポリブチレンテレフタレートなどが用いられ、好ましくは、引張強度及び応力緩和性の観点から、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体が用いられる。
−剛直層−
剛直層としては、耐水性、耐熱性、剛性等の観点から、合成樹脂フィルムが好ましく用いられる。本発明において、剛性とは、引張弾性率が2×10MPa以上6×10MPa以下であることが好ましい。また、剛性及びチッピング性の観点から、3×10MPa以上5×10MPa以下であることが特に好ましい。なお、引張弾性率は、オリエンテック社製の引張試験機を用いて評価した。
剛直層の膜厚は、剛性及び制膜性の観点から、6μm以上100μm以下であり、12μm以上50μm以下であることが特に好ましい。
このような引張弾性率を示す剛直層としては、前述の剛性を示す公知の合成樹脂フィルムが好ましい。
具体的には、例えば、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォン、ポリスチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、ポリアミド等の熱可塑性樹脂が挙げられる。これらの中でも、半導体ウエハにイオン汚染等の悪影響を与えないものが好ましく、具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド等が挙げられ、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートが剛性及びチッピング性の観点から特に好ましい。
本発明における剛直層は、上記各種フィルム単層で用いてもよく積層して用いてもよい。
−粘着剤層−
粘着剤層は、半導体ウエハの加工時にウエハを保持するために、前述した剛直層上に設けられる。本発明では、半導体チップと粘着剤層とが剥離可能であることが好ましい。剥離可能な粘着剤層とは、常態では、半導体チップとダイシングテープとを密着して一体として保持でき、所要の処理(たとえば活性エネルギー線硬化処理など)を施すことで、わずかな外力を加えるだけで、半導体チップとダイシングテープとを剥離可能な状態に転換できる機能を有する層をいう。
このような剥離可能な粘着剤層としては、たとえば、活性エネルギー線硬化型粘着剤から形成されていてもよく、また、ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ポリウレタン系、ポリビニルエーテル系等からなる再剥離型の汎用粘着剤から形成されていてもよい。これらの中でも、剥離性の観点から、活性エネルギー線硬化型粘着剤を用いることが好ましい。
活性エネルギー線硬化型粘着剤は、一般的には、アクリル系粘着剤と、エネルギー線硬化性化合物とを主成分としている。活性エネルギー線硬化型粘着剤に用いられるエネルギー線硬化性化合物としては、たとえば特開昭60−196,956号公報および特開昭60−223,139号公報に開示されているような光照射によって三次元網状化しうる分子内に光重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも2個以上有する低分子量化合物が広く用いられ、具体的には、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,4−ブチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、あるいはオリゴエステルアクリレート、ウレタンアクリレート等のオリゴマーが用いられる。
活性エネルギー線硬化型粘着剤中のアクリル系粘着剤とエネルギー線重合性化合物との配合比は、アクリル系粘着剤100質量部に対してエネルギー線重合性化合物は30質量部以上100質量部以下の量で用いられることが好ましい。この場合には、得られる粘着シートは初期の接着力が大きく、しかもエネルギー線照射後には粘着力は大きく低下する。したがって、半導体チップとアクリル系エネルギー線硬化型粘着剤層との界面での剥離が容易になり、半導体チップと粘着剤層とを剥離できるようになる。
また、活性エネルギー線硬化型粘着剤層は、側鎖にエネルギー線重合性基を有するエネルギー線硬化型共重合体から形成されていてもよい。このようなエネルギー線硬化型共重合体は、粘着性とエネルギー線硬化性とを兼ね備える性質を有する。側鎖にエネルギー線重合性基を有するエネルギー線硬化型共重合体は、たとえば、特開平5−32946号公報、特開平8−27239号公報にその詳細が記載されている。
粘着剤層の膜厚は、その材質にもよるが、通常は各々3μm以上50μm以下程度であり、好ましくは5μm以上30μm以下程度である。
本発明における粘着剤層は、上記の粘着剤をロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター、リバースコーター、ダイコーターなど一般に公知の塗工機を用いて、剛直層に適宜厚さとなるように塗布乾燥して粘着剤層を形成したり、離型シートに粘着剤層を形成して剛直層上に転写することによって得られる。
−その他の層−
また、本発明におけるダイシングテープは、基材層20と剛直層22との接着力を補うため、基材層と剛直層との間に接着層を有していてもよい。
ここで好適に用いうる接着層は、ダイシングテープを剥離する際、前述のように活性エネルギー線等で剥離可能とならないような、強接着性を有する非エネルギー線硬化型接着剤であることが好ましい。ここで強接着剤としては、剥離強度が15N/25mm以上の接着剤であることが好ましい。
具体的には、たとえばポリエステル系、ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ポリウレタン系、ポリビニルエーテル系等の接着剤が用いられる。
〔前記剛直層に第1溝を形成し、前記第1溝と略直角方向に、前記剛直層に前記第1溝より深い第2溝を形成するようにダイシングする工程〕
本発明の半導体装置の製造方法は、前記剛直層に第1溝を形成し、前記第1溝と略直角方向に、前記剛直層に前記第1溝より深い第2溝を形成するようにダイシングする工程を有する。
具体的には、前述したような工程を経ることにより、図5のように突き上げピン26で突き上げると比較的浅い溝である第1溝16の底部が支点30となり、ダイシングテープ12が湾曲するため、ダイシングテープ12の剥離が容易になされる。
このような効果を発現しやすくするためには、前記第1溝の深さ16は、前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、前記第2溝の深さ33は、前記剛直層の膜厚に対してフルカットされる深さである。好ましい態様としては、第1溝16の深さXが剛直層22の膜厚に対して20%以上80%以下とし、第2溝18の深さYが剛直層22の膜厚に対して100%以上300%以下とすることが挙げられる。特に好ましい態様としては、第1溝16の深さXが剛直層22の膜厚に対して50%以上80%以下とし、第2溝18の深さYが剛直層22の膜厚に対して100%以上200%以下とすることが挙げられる。
図3に示すように、第2溝18の深さYが剛直層22の膜厚に対してフルカットされる深さとなるように形成することが必須の態様として挙げられる。ここで、「フルカットされる深さ」とは、剛直層を切断し、基材層の一部に溝が形成された態様も含むことを意味する。従って、剛直層の膜厚以上の深さを有する溝が、剛直層、及び基材層に跨って形成されていてもよい。このような第2溝の深さ18が形成されるようにダイシングすることにより、第2溝18の底部が応力緩和作用層である基材層20からなるため、荷重が支点30に集中しダイシングテープ12が湾曲しやすくなる。なお、本発明では、第1溝の底部又は第2溝の底部のいずれかが、突き上げピンで突き上げた際の支点として機能すればよい。従って、第1溝16の深さXと第2溝18の深さYとの関係が、逆であってもよい。
〔前記基材層の前記半導体ウエハを有する側とは反対側から荷重を加えることにより半導体チップを前記粘着剤層から剥離する工程〕
本発明の半導体装置の製造方法は、前記基材層の前記半導体ウエハを有する側とは反対側から荷重を加えることにより半導体チップを前記粘着剤層から剥離する工程を有する。
前述したようなダイシング工程を経ると、半導体チップのサイズによらず、通常の突き上げピンにより半導体チップとダイシングテープとが容易に剥離することができる。
[荷重]
本発明では、前記突き上げピンをダイシングテープの基材層側から突き上げることによりダイシングテープに垂直に荷重を加え、ダイシングテープを湾曲させる。この荷重は、基材層及び剛直層の膜厚、材質、ダイシング工程における溝の深さ、粘着剤層の材質等により適宜調整すればよい。また、荷重を加える際の加速度も、半導体チップに欠け、割れ等が発生せず、尚且つ作業時間を考慮し、適宜調整すればよい。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに制限されるものではない。
<実施例1>
〔半導体ウエハの貼着〕
直径が200mmのシリコンウエハの主面に周知の製造プロセスに従って集積回路を形成した後、シリコンウエハの裏面をグラインダで研削する。続いて、この研削によって生じた裏面のダメージ層を、ウエットエッチング、ドライポリッシング、プラズマエッチングなどの方法によって板厚を150μmに加工し、所望のシリコンウエハを得た。前述のシリコンウエハの裏面に、下記のような材質、膜厚からなる基材層、剛直層、及び粘着剤層を順次積層したダイシングテープを貼着した。その後、ウエハリングでダイシングテープを固定した。さらに、UV照射装置を用い、ダイシングテープの基材層側から高圧水銀ランプで累積光量150mJ/cm以上照射することにより、粘着剤層の粘着性を低減させた。
−ダイシングテープの材質−
・基材層 100μm
(エチレン・メタクリル酸共重合体、三井・デュポンケミカル(株)製、ニュクレル N0903HC)
・剛直層 25μm(二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、東レ(株)製、ルミラー#25、引張弾性率:4×10MPa)
・粘着剤層 10μm
(UV硬化型粘着剤、日本合成化学工業(株)製、N−3415)
−ダイシングテープの製造方法−
まず、エチレン・メタクリル酸共重合体フィルムからなる基材を三井・デュポンケミカル(株)製、ニュクレル N0903HCを、90mmTダイ押出機を用いて押出成形し形成した。その後、基材層上に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)製、ルミラー#25)からなる剛直層を、ポリエステル系接着剤を用いドライラミネートにより積層した。さらに、UV硬化型粘着剤層をUV硬化型粘着剤(日本合成化学工業(株)製、N−3415)を用いて、10μmの厚みに塗布し積層した。その後、円形状に裁断して所望のダイシングテープを得た。
〔ダイシング〕
続いて、ダイシング装置を用い、剛直層に15μmの溝深さ(剛直層の膜厚に対して60%)が形成されるように第1ダイシングを行った。続いて、剛直層には25μmの溝深さ、基材層には10μmの溝深さ、合計35μmの溝深さ(剛直層の膜厚に対して140%)が形成されるように第2ダイシングを行った。このダイシングにより、3mm×6mmの半導体チップを形成した。
〔ピックアップ〕
前述のようにダイシングした後、従来の突き上げピンにて上方に突き上げてダイシングテープを剥離する。その後、半導体チップを吸着してピックアップした。
〔評価〕
−ピックアップ性−
1枚のシリコンウエハから得られる合計1400個の半導体チップについて、吸着によりピックアップすることができた半導体チップの個数を計測し、全体の個数で除した値をピックアップ性とした。評価基準は以下の通りである。
◎:ピックアップすることができた半導体チップの割合が、99%以上。
○:ピックアップすることができた半導体チップの割合が、95%以上99%未満。
△:ピックアップすることができた半導体チップの割合が、75%以上95%未満。
×:ピックアップすることができた半導体チップの割合が、75%未満。
結果を表1に示す。
−チッピング性−
1枚のシリコンウエハから得られる合計1400個の半導体チップについて、半導体チップ裏面にチッピングが発生している個数を計測し全体の個数で除した値をチッピング性とした。評価基準は以下の通りである。
◎:半導体チップの裏面に5ミクロン以上のチッピングが発生している割合が、1%未満。
○:半導体チップの裏面に5ミクロン以上のチッピングが発生している割合が、1%以上5%未満。
△:半導体チップの裏面に5ミクロン以上のチッピングが発生している割合が、5%以上20%未満。
×:半導体チップの裏面に5ミクロン以上のチッピングが発生している割合が、20%以上。
結果を表1に示す。
<実施例2〜実施例13、比較例1〜比較例3>
実施例1において、剛直層の種類、厚さ、引張弾性率、半導体チップのサイズ、第1溝の深さ、及び第2溝の深さを下記表1に示すように変更した以外は実施例1と同様にして半導体チップを形成した。結果を表1に示す。
ただし、表中、剛直層のフィルムの種類は、下記の略号により表す。
二軸PET:二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、東レ(株)製、ルミラー#25(厚さ25μm)、ルミラー#50(厚さ50μm)、ルミラー#125(厚さ125μm)ルミラーF53(厚さ5μm)。
TPX:TPXフィルム、三井化学(株)製、オピュランX−44B、厚さ50μm。
二軸PEN:二軸延伸ポリエチレンナフタレートフィルム、帝人デュポンフィルム(株)製、 テオネックスQ51、厚さ25μm。
Figure 2009130332
以上より、本発明の半導体装置の製造方法では、半導体チップのチッピングを抑制し、従来の突き上げピンで半導体チップをピックアップすることが可能であることが明らかになった。
本発明の半導体装置の製造方法における、ダイシング後の上面図である。 本発明の半導体装置の製造方法における、図1のA−A断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法における、図1のB−B断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法における、突き上げピンをダイシングテープの基材層側に配置した図である。 本発明の半導体装置の製造方法における、突き上げピンで突き上げた図である。
符号の説明
10 半導体チップ
12 ダイシングテープ
14 リングフレーム
16 第1溝
18 第2溝
20 基材層
22 剛直層
24 粘着剤層
26 突き上げピン
30 支点

Claims (7)

  1. 基材層、剛直層、及び粘着剤層が順次積層されたダイシングテープの前記粘着剤層上に半導体ウエハを貼着する工程と、
    前記剛直層に第1溝を形成し、前記第1溝と略直角方向に、前記剛直層に前記第1溝より深い第2溝を形成するようにダイシングする工程と、
    前記基材層の前記半導体ウエハを有する側とは反対側から荷重を加えることにより半導体チップを前記粘着剤層から剥離する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記第1溝の深さは、前記剛直層の膜厚に対して前記剛直層が溝部において残存しているような深さであり、前記第2溝の深さは、前記剛直層の膜厚に対してフルカットされる深さであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1溝の深さが前記剛直層の膜厚に対して20%以上80%以下であり、前記第2溝の深さが前記剛直層の膜厚に対して100%以上300%以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記基材層が応力緩和作用層からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記応力緩和作用層が、エチレン・メタクリル酸共重合体、又はエチレン・メタクリル酸メチル共重合体からなる層であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記剛直層の引張弾性率が、2×10MPa以上6×10MPa以下であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記剛直層が二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記粘着剤層が活性エネルギー線硬化型粘着剤層であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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