JP2009123014A - 用地情報管理システム、道路事業情報管理システムおよび図面作成方法 - Google Patents

用地情報管理システム、道路事業情報管理システムおよび図面作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】用地事務に関わる各種の情報を効率的に処理し、一元的に管理すると共に、図面作成を効率化する。
【解決手段】土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を記録する第1の記録部101と、測量データに基づいて作成された用地図データを記録する第2の記録部102と、第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、第1の記録部に記録されている各用地図データに対応する所在地情報に関連付ける関連付け処理部109と、第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出する用地情報抽出部110と、抽出された各情報に基づいて、用地図を画面に表示する用地情報表示部111と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる複数種類の図面データを作成する技術、並びに道路事業で必要とされる情報と用地事務で必要とされる情報とを合わせて表示する技術に関する。
従来から、用地事務の効率化を図るために、種々のシステムが提案されている。例えば、特開2003−067539号公報には、補償台帳データの登録作業における負担を軽減するための用地補償管理システムが開示されている。この用地補償管理システムでは、地図情報データベースから地図情報を読み出してクライアント端末の画面に表示する。オペレータが、この画面上でマウスにより範囲を指定すると、指定された範囲内における土地若しくは建物の色彩を変更する。次に、指定範囲内における土地若しくは建物について住所と所有者名とが対応したリストを同データベースから読み出してクライアント端末の画面に表示する。このリストを用いて、選択された土地若しくは建物についての住所及び所有者名を補償台帳データに登録する。
また、特開2002−215842号公報には、図面および用地情報のデータベース化を図ることにより、一元的に用地事務処理を管理する用地事務処理システムが開示されている。この用地事務処理システムでは、用地調査に必要な土地調査表データが、電子処理に必要なフォーマットに処理される。そして、このデータと、予め用意された基本的ベクトル地図データとが重なるように表示される。この際、両者は、相互にリンクされている。
特開2003−067539号公報 特開2002−215842号公報
上記のように、従来から、用地事務の効率化を図るために種々のシステムが提案されているが、土地台帳と用地図との関連付け、建物台帳と建物位置図との関連付けは、登録用のデータについて、1件毎に対応する台帳データと図形データとに管理用の識別番号を付して関連付ける手法が採られている。または、コンピュータ画面上に両方のデータを表示し、1件毎にオペレータの手作業により関連付ける手法が採られている。このため、件数が増えるに従って作業時間、作業負担が増大してしまう。また、関連付けの誤りを発見するための点検や誤りの修正にも時間を要し、大きな作業負担がかかってしまう。
また、公図調整図と実測図とは、図面の位置精度が異なるため、通常、別個に管理しており、その利用も別個に行なわれている。このため、コンピュータ上で両方のデータを同時に表示すると、同じ土地について異なる図形が重なって表示され、識別が難しくなってしまう。また、実測できている土地を一目で確認することも容易ではなかった。
近年、複数の地図データファイルを同時にオーバーレイ表示することは広く行なわれているが、管理するファイル単位には関係なく同じ種類のデータファイルをグループ化し、用地データベースで指定したデータについて表示切替を行なうことは、実現されていなかった。
用地事務では、契約の有無や契約情報の相違を、図面上で表すためには、手作業で図面を着色したり、CADを用いて一筆毎に表示情報を指定したりする手法が用いられていた。このため、図面の作成には時間や労力がかかり、その確認にも労力が費やされていた。また、条件を組み合わせた図面の作成などは行なわれていなかった。
用地実測図については、一般的に、測量計算ソフトなどを用いた作成が行なわれているが、用地データベースを用いて任意に用地実測図を作成することはできなかった。また、測量計算ソフトでは、必要な情報を全て表形式にして、その表を指定した位置に配置することはできなかった。さらに、測量計算ソフトを用いる場合は、オペレータがそのソフトに習熟する必要があるため、誰もが簡単に用地実測図を作成することは容易ではなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、用地事務に関わる各種の情報を効率的に処理し、一元的に管理すると共に、図面作成を効率化することができる用地情報管理システム、道路事業情報管理システムおよび図面作成方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の用地情報管理システムは、土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる複数種類の図面データを作成する用地情報管理システムであって、前記土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を記録する第1の記録部と、測量データに基づいて作成された用地図データを記録する第2の記録部と、前記第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各用地図データに対応する所在地情報に関連付ける関連付け処理部と、前記第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出する用地情報抽出部と、前記抽出された各情報に基づいて、用地図を画面に表示する用地情報表示部と、を備えることを特徴としている。
このように、第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、第1の記録部に記録されている各用地図データに対応する所在地情報に関連付け、第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出し、その抽出した各情報に基づいて、用地図を画面に表示するので、用地事務に関わる各種の情報を一元的に管理することが可能となると共に、用地事務で必要とされる図面の作成を効率的に行なうことが可能となる。これにより、一定の規模数以上の土地を対象とした管理・取得などの業務において、土地台帳(土地登記簿を基本とした情報)、契約台帳などの文字・数値情報と、公図、用地測量図、現況地形図、工事平面図などの図面情報とを一体として取り扱うデータベースを構築し、効率的に運用することが可能となる。
(2)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記第1の記録部は、建物登記簿に基づく情報を更に記録し、前記第2の記録部は、測量データに基づいて作成された建物位置図データを更に記録し、前記関連付け処理部は、前記第2の記録部に記録されている各建物位置図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各建物位置図データに対応する所在地情報に関連付け、前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する建物位置図データを前記第2の記録部から抽出し、前記用地情報表示部は、前記抽出された各情報に基づいて、建物位置図を表示することを特徴としている。
このように、第2の記録部に記録されている各建物位置図データの所在地情報を、第1の記録部に記録されている各建物位置図データに対応する所在地情報に関連付け、第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する建物位置図データを抽出し、抽出した各情報に基づいて、建物位置図を表示するので、用地事務に関わる各種の情報を一元的に管理することが可能となると共に、用地事務で必要とされる図面の作成を効率的に行なうことが可能となる。これにより、一定の規模数以上の土地および建物を対象とした管理・取得などの業務において、土地台帳(土地登記簿を基本とした情報)、建物台帳(建物登記簿を基本とした情報)、契約台帳などの文字・数値情報と、公図、用地測量図、現況地形図、工事平面図などの図面情報とを一体として取り扱うデータベースを構築し、効率的に運用することが可能となる。
(3)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記第1の記録部は、公図を更に記録し、前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、予め指定された公図およびその公図の所在地情報を抽出すると共に、その所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出し、前記用地情報表示部は、前記抽出された所在地情報および前記用地図データに基づいて、前記公図に対応する用地図を画面に表示することを特徴としている。
このように、第1の記録部から、予め指定された公図およびその公図の所在地情報を抽出すると共に、その所在地情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出し、抽出した所在地情報および用地図データに基づいて、公図に対応する用地図を画面に表示するので、公図を用地図データに置き換えて表示することが可能となる。従来、公図調整図と実測図とは、図面の位置精度が異なるため、通常、別個に管理しており、その利用も別個に行なわれていたため、コンピュータ上で両方のデータを同時に表示すると、同じ土地について異なる図形が重なって表示され、識別が難しくなってしまっていた。本発明によれば、公図を用地図データに置き換えて表示するため、実測できている土地を一目で確認することが可能となる。
(4)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、契約済みの土地の所在地情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出し、前記用地情報表示部は、前記抽出された所在地情報および用地図データを用地取得状況図として表示することを特徴としている。
このように、第1の記録部から、契約済みの土地の所在地情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出し、抽出した所在地情報および用地図データを用地取得状況図として表示するので、用地事務で必要となる用地取得状況図を効率的に作成し、表示することが可能となる。
(5)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記用地情報表示部は、前記用地取得状況図における契約済みの土地または未契約の土地のいずれか一方の用地図データ対して、模様若しくは色彩またはこれらの組み合わせを付すことを特徴としている。
このように、用地取得状況図における契約済みの土地または未契約の土地のいずれか一方の用地図データ対して、模様若しくは色彩またはこれらの組み合わせを付すので、契約済みの土地であるか、そうでないかを明確に区別して表示することが可能となる。これにより、オペレータは、契約済みの土地と未契約の土地とを一目で区別することが可能となる。
(6)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、特定の土地についての複数種類の契約情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出し、前記用地情報表示部は、前記抽出した複数種類の契約情報および前記用地図データからなる契約条件図を表示することを特徴としている。
このように、第1の記録部から、特定の土地についての複数種類の契約情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出し、抽出した複数種類の契約情報および用地図データからなる契約条件図を表示するので、用地事務で必要となる契約条件図を効率的に作成し、表示することが可能となる。
(7)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記第2の記録部は、測量データに基づいて作成された道路中心データを更に記録し、前記用地情報抽出部は、前記第2の記録部から、予め指定された範囲に含まれる用地図データおよび道路中心データを抽出すると共に、前記第1の記録部から前記予め指定された範囲の所在地情報を抽出し、前記用地情報表示部は、前記抽出された用地図データおよび道路中心データ、並びに所在地情報に基づいて、用地実測図を表示することを特徴としている。
このように、第2の記録部から、予め指定された範囲に含まれる用地図データおよび道路中心データを抽出すると共に、第1の記録部から予め指定された範囲の所在地情報を抽出し、抽出された用地図データおよび道路中心データ、並びに所在地情報に基づいて、用地実測図を表示するので、用地事務で必要となる用地実測図を効率的に作成し、表示することが可能となる。
(8)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記用地情報表示部は、前記抽出された所在地情報を一覧表として前記用地実測図に並べて表示することを特徴としている。
このように、抽出された所在地情報を一覧表として用地実測図に並べて表示するので、用地事務で必要となる用地実測図と一覧表とを同一画面で分かりやすく表示することが可能となる。
(9)また、本発明の用地情報管理システムにおいて、前記用地情報表示部は、前記抽出された各情報を重ね合わせて表示することを特徴としている。
このように、抽出した各情報を重ね合わせて表示するので、用地事務で必要となる情報を、いわゆるオーバーレイとして、分かりやすく表示することが可能となる。
(10)また、本発明の道路事業情報管理システムは、道路事業で必要とされる情報を記録すると共に、前記記録された情報を表示する道路事業情報管理システムであって、特定地域についての基準点、水準点、道路中心線、道路幅杭、地形図および航空写真を少なくとも含む測量情報、交通調査結果を示す情報、環境調査を示す情報、並びに前記特定地域における道路事業についての協議内容を示す情報、予備設計・詳細設計を含む道路設計情報、地質調査結果を示す情報、工事竣工図を含む完成図情報、その他道路事業に関する情報を記録する第3の記録部と、上記いずれかの用地情報管理システムに接続し、情報を送受信するインタフェースと、前記第3の記録部から情報を抽出し、または前記用地情報管理システムにおける第1の記録部若しくは第2の記録部の少なくとも一方から情報を抽出する道路事業情報抽出部と、前記抽出された各情報を画面に表示する道路事業情報表示部と、を備えることを特徴としている。
このように、第3の記録部から情報を抽出し、または用地情報管理システムにおける第1の記録部若しくは第2の記録部の少なくとも一方から情報を抽出し、抽出した各情報を画面に表示するので、道路事業に関する情報のみならず、用地事務に関する情報を合わせて表示することが可能となる。例えば、用地取得状況図または用地図と、道路事業で使用する各図面とを重ねて表示したり、表示の切替を行なったりすることができる。これにより、道路事業情報管理システムと用地情報管理システムとを連携させ、情報の共有を効率的に行ない、業務の効率化を図ることが可能となる。
(11)また、本発明の道路事業情報管理システムにおいて、前記道路事業情報表示部は、前記第3の記録部から抽出された情報と、前記用地情報管理システムにおける第1または第2の記録部の少なくとも一方から抽出された情報とを重ね合わせて表示することを特徴としている。
このように、第3の記録部から抽出された情報と、用地情報管理システムにおける第1または第2の記録部の少なくとも一方から抽出された情報とを重ね合わせて表示するので、道路事業で必要となる情報を、いわゆるオーバーレイとして、分かりやすく表示することが可能となる。
(12)また、本発明の図面作成方法は、土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる用地取得状況図を作成する用地情報管理システムの図面作成方法であって、前記土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を第1の記録部に記録するステップと、測量データに基づいて作成された用地図データを第2の記録部に記録するステップと、関連付け処理部において、前記第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各用地図データに対応する所在地情報に関連付けるステップと、用地情報抽出部において、前記第1の記録部から、契約済みの土地の所在地情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出するステップと、用地情報表示部において、前記抽出された所在地情報および用地図データに基づいて、用地取得状況図を表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このように、第1の記録部から、契約済みの土地の所在地情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出し、抽出した所在地情報および用地図データを用地取得状況図として表示するので、用地事務で必要となる用地取得状況図を効率的に作成し、表示することが可能となる。
(13)また、本発明の図面作成方法は、土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる用地実測図を作成する用地情報管理システムの図面作成方法であって、前記土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を第1の記録部に記録するステップと、測量データに基づいて作成された用地図データおよび道路中心データを第2の記録部に記録するステップと、関連付け処理部において、前記第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各用地図データに対応する所在地情報に関連付けるステップと、用地情報抽出部において、前記第2の記録部から、予め指定された範囲に含まれる用地図データおよび道路中心データを抽出すると共に、前記第1の記録部から前記予め指定された範囲の所在地情報を抽出するステップと、用地情報表示部において、前記抽出された用地図データおよび道路中心データ、並びに所在地情報に基づいて、用地実測図を表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このように、第2の記録部から、予め指定された範囲に含まれる用地図データおよび道路中心データを抽出すると共に、第1の記録部から予め指定された範囲の所在地情報を抽出し、抽出された用地図データおよび道路中心データ、並びに所在地情報に基づいて、用地実測図を表示するので、用地事務で必要となる用地実測図を効率的に作成し、表示することが可能となる。
(14)また、本発明の図面作成方法は、用地情報表示部において、前記抽出された所在地情報を一覧表として前記用地実測図に並べて表示するステップを更に含むことを特徴としている。
このように、抽出された所在地情報を一覧表として用地実測図に並べて表示するので、用地事務で必要となる用地実測図と一覧表とを同一画面で分かりやすく表示することが可能となる。
(15)また、本発明の図面作成方法は、道路事業で必要とされる情報に基づいて図面を作成する道路事業情報管理システムの図面作成方法であって、特定地域についての基準点、水準点、道路中心線、道路幅杭、地形図および航空写真を少なくとも含む測量情報、交通調査結果を示す情報、環境調査結果を示す情報、並びに前記特定地域における道路事業についての協議内容を示す情報、その他道路事業に関する情報を記録する第3の記録部に記録するステップと、道路事業情報抽出部において、前記第3の記録部から情報を抽出し、または上記いずれかに記載の用地情報管理システムと接続するインタフェースを介して前記第1の記録部または第2の記録部の少なくとも一方から情報を抽出するステップと、道路事業情報表示部において、前記抽出された各情報を画面に表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このように、第3の記録部から情報を抽出し、または用地情報管理システムにおける第1の記録部若しくは第2の記録部の少なくとも一方から情報を抽出し、抽出した各情報を画面に表示するので、道路事業に関する情報のみならず、用地事務に関する情報を合わせて表示することが可能となる。例えば、用地取得状況図または用地図と、道路事業で使用する各図面とを重ねて表示したり、表示の切替を行なったりすることができる。これにより、道路事業情報管理システムと用地情報管理システムとを連携させ、情報の共有を効率的に行ない、業務の効率化を図ることが可能となる。
(16)また、本発明の図面作成方法は、前記道路事業情報表示部において、前記第3の記録部から抽出された情報と、前記用地情報管理システムにおける第1または第2の記録部の少なくとも一方から抽出された情報とを重ね合わせて表示するステップを更に含むことを特徴としている。
このように、第3の記録部から抽出された情報と、用地情報管理システムにおける第1または第2の記録部の少なくとも一方から抽出された情報とを重ね合わせて表示するので、道路事業で必要となる情報を、いわゆるオーバーレイとして、分かりやすく表示することが可能となる。
本発明によれば、第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、第1の記録部に記録されている各用地図データに対応する所在地情報に関連付け、第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する用地図データを第2の記録部から抽出し、その抽出した各情報に基づいて、用地図を画面に表示するので、用地事務に関わる各種の情報を一元的に管理することが可能となると共に、用地事務で必要とされる図面の作成を効率的に行なうことが可能となる。これにより、一定の規模数以上の土地を対象とした管理・取得などの業務において、土地台帳(土地登記簿を基本とした情報)、契約台帳などの文字・数値情報と、公図、用地測量図、現況地形図、工事平面図などの図面情報とを一体として取り扱うデータベースを構築し、効率的に運用することが可能となる。
道路事業者が、道路事業を推進する場合、事業用地の取得、建設するための測量・設計等の実施、適切な工事監理、供用後の維持管理などについて、長期間、多岐に亘る情報を適切に管理し、事業ライフサイクルの各々の段階で、情報の有効な活用を図ることが必要である。本発明は、道路事業の進捗に応じた情報管理や情報の活用を図ることができるシステムを提供する。
道路事業は、次のような特徴を有する。すなわち、道路は、日常生活における基盤となる社会インフラであるが、その整備には一般に次のような課題が内在している。特に、関係者の多い市街地部では顕著である。
(1)事業用地の取得に時間が掛かる。
(2)人の財産を対象とするため詳細な資料等の整備・調整が必要となる。
(3)様々な調査・検討が必要となり、関係者も多く情報管理が難しい。
(4)住民等への判り易い情報開示・迅速な対応が必要となってきている。
(5)維持管理への引継ぎや情報管理の効率化が求められる。
本発明は、このような課題を改善するためになされたものである。まず、第1の実施形態として、用地取得事務の効率化を目指した用地情報管理システムについて説明し、次に第2の実施形態として、道路事業に係る技術情報を管理する道路事業支援システムについて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る用地情報管理システムは、用地関連情報を一元的に管理し、事業の整備促進に活用することを目的としている。特に、土地や物件の権利情報、補償情報、交渉記録などを整備し、用地取得の進捗管理や管理部門への引継ぎ資料の整備に利用される。このような用地情報管理システムは、次のような特徴を有する。
(1)土地・建物の登記簿情報、地図位置を相互に確認できる。
(2)土地・物件の契約状況(取得の有無・契約内容など)を確認できる。
(3)用地図・現況図・工事平面図・幅杭・基準点などの複数の図面が簡単にオーバーレイ表示でき、印刷・ファイル出力などが可能である。
(4)契約情報から用地取得図や契約分類図(予算・機関・年度)が簡単に作成できる。
(5)地区別・予算別の契約実績集計、残事業地の集計、不動産台帳の作成などができる。
(6)用地実測図・用地平面図・官民境界図などの作成ができる。
(7)確定図・公図・測量図等の関連資料についても一体的に管理できる。
図1は、第1の実施形態に係る用地情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。この用地情報管理システムは、データベース(用地データベース)100を備えている。データベース100は、第1の記録部101、および第2の記録部102を備えている。第1の記録部101は、土地台帳103、契約台帳104、および建物台帳105が記録されている。土地台帳103には、土地登記簿に基づく情報が記録されている。契約台帳104には、土地の契約に基づく情報が記録されている。建物台帳105には、建物登記簿に基づく情報が記録されている。第2の記録部は、測量データに基づいて作成された用地図データ106、および測量データに基づいて作成された建物位置図データ107が記録されている。また、各種図面データ108には、現況地形図、工事平面図、航空写真、道路中心を示す図、幅杭を示す図などの図面データが記録されている。
関連付け処理部109は、第2の記録部102に記録されている各用地図データの所在地情報を、第1の記録部101に記録されている各用地図データに対応する所在地情報に関連付ける。また、関連付け処理部109は、第2の記録部102に記録されている各建物位置図データの所在地情報を、第1の記録部101に記録されている各建物位置図データに対応する所在地情報に関連付ける。用地情報抽出部110は、第1の記録部101から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する用地図データを第2の記録部102から抽出する。
用地情報抽出部110は、第1の記録部101から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する建物位置図データを第2の記録部102から抽出する。用地情報表示部111は、用地情報抽出部110により抽出された各情報に基づいて、用地図または/および建物位置図を表示する。通信インタフェース112は、図示しない通信ネットワークに接続し、通信ネットワークに接続されている他の通信装置と情報を送受信する。以上の各構成要素は、制御バス113によって接続され、相互に情報の送受信が可能となっている。この用地情報管理システムは、具体的にはコンピュータにより実現することができる。例えば、CPU、RAM(記憶領域)、ROM、キーボード、マウスなどを備え、CPUがプログラムを実行することにより動作する。
次に、以上のように構成された第1の実施形態に係る用地情報管理システムの動作について説明する。図2は、用地図データの登録および土地台帳との関連付けの動作について説明するフローチャートである。まず、市町村、大字、字単位にSIMA共通フォーマット仕様の画地に関するデータフォーマットに準拠したファイル形式で、用地図データのSIMAファイルを作成する(ステップS1)。ここで、「SIMA」とは、「Surveying Instruments Manufacturers' Association」の略である。正式名称は、「測量データ共通フォーマット」という。このSIMAファイルの名称には、大字、字名(例えば、○○町1丁目)を付けるものとし、実測図または公図調整図毎に市町村に区別した市町村フォルダに格納する(ステップS2)。
登録の対象範囲について、上記ステップS1およびステップS2の手法に従って、用地図データの作成を実施する(ステップS3)。次に、ステップS3を実施した後、登録画面から、用地図データ登録条件として、用地図の種類、用地図データのある市町村フォルダへの絶対パス名、および既にデータベースに登録した土地台帳データから市町村名を1つ選択する(ステップS4)。土地台帳データから、ステップS4で選択した市町村名と一致する地番を除くユニークな所在地を抽出して、所在地リストとして作成する(ステップS5)。具体的には、所在地リストを記憶領域で作成し記憶しておく。
次に、ステップS5で作成した所在地リストから1レコードを読み出して、大字名、および字名を取得し、用地図データのSIMAファイル名を作成する(ステップS6)。ステップS6で作成したSIMAファイルが指定した市町村フォルダに存在する場合は、そのファイルに記述された画地に関する情報を記憶領域に格納する(ステップS7)。土地台帳データからステップS6で読み出した1レコードより得られる市町村、大字、字と一致する所在地を抽出し、土地リストとして記憶領域に作成する(ステップS8)。
ステップS7で記憶領域に記憶した画地データの1つを読み出して、実測図または公図調整図のレイヤに作図する(ステップS9)。このステップS9で作図した筆図形から得られる所在地と、ステップS8の土地リストとを照合し、該当する土地リストが存在する場合には、関連付け処理を行なう(ステップS10)。最後の画地データの読み出しが終了するまでステップS9およびステップS10の処理を反復して行なう(ステップS11)。また、最後の所在地リストのレコードの読み出しが終了するまで、ステップS6からステップS11までの処理を反復して行なう(ステップS12)。
以上により、用地図データの整理をする上で、登録条件を指定することによって、市町村単位で用地図データの一括登録が可能となり、同時に、対応する土地台帳データとの関連付けを行なうことが可能となる。その結果、用地データベースの作成にかかる作業を効率化し、負担を大幅に軽減することができる。
図3は、建物位置図データの登録および建物台帳との関連付けの動作について説明するフローチャートである。まず、市町村、大字、字単位にSIMA共通フォーマット仕様の画地に関するデータフォーマットに準拠したファイル形式で、建物位置図データのSIMAファイルを作成する(ステップT1)。なお、棟番号がある場合には、地番欄の後に“+棟番号”を追記するものとする。SIMAファイルの名称には、大字、字名(例えば、○○町1丁目)を付けるものとし、市町村に区別した市町村フォルダに格納する(ステップT2)。登録の対象範囲について、ステップT1およびステップT2の基準に従って、建物位置図データの作成を実施する(ステップT3)。
ステップT3を実施した後、登録画面から建物位置図データ登録条件として、建物位置図データのある市町村フォルダへの絶対パス名および既にデータベースに登録した建物台帳データから市町村名を1つ選択する(ステップT4)。
建物台帳データからステップT4で選択した市町村名と一致する地番を除くユニークな所在地を抽出して、所在地リストとして記憶領域に作成する(ステップT5)。ステップT5の所在地リストから1レコードを読み出して、大字名および字名を取得し、建物の位置図データのSIMAファイル名を作成する(ステップT6)。ステップT6で作成したSIMAファイルが、指定した市町村フォルダに存在する場合は、そのファイルに記述された画地に関する情報を記憶領域に格納する(ステップT7)。建物台帳データからステップT6で読み出した1レコードより得られる市町村、大字、字と一致する所在地を抽出し、建物リストとして記憶領域に作成する(ステップT8)。
ステップT7で記憶領域に記憶した画地データの1つを読み出し、建物位置図レイヤに建物図形を作成する(ステップT9)。ステップT9で作図した建物図形から得られる所在地および棟番号と、ステップT8の建物リストとを照合し、該当する建物リストが存在する場合には、関連付け処理を行なう(ステップT10)。最後の画地データの読み出しが終了するまでステップT9およびステップT10の処理を反復して行なう(ステップT11)。また、最後の所在地リストのレコードの読み出しが終了するまで、ステップT6〜ステップT11の処理を反復して行なう(ステップT12)。
以上により、建物位置図データの整理をする上で、登録条件を指定することによって、市町村単位に建物位置図データの一括登録が可能となり、同時に、対応する建物台帳データとの関連付けを行なうことが可能となる。その結果、用地データベースの作成にかかる作業を効率化し、負担を大幅に軽減することができる。
図4は、公図調整図データから実測図データへの置き換えの動作を示すフローチャートである。まず、市町村、大字、字単位にSIMA共通フォーマット仕様の画地に関するデータフォーマットに準拠したファイル形式で用地図データのSIMAファイルを作成する(ステップP1)。SIMAファイルの名称には、大字、字名(例えば、○○町1丁目)を付けるものとし、市町村に区別した市町村フォルダに格納する(ステップP2)。置き換える範囲の「筆」について、ステップP1およびステップP2の基準に従って、用地図データの作成を実施する(ステップP3)。
ステップP1〜ステップP3の処理が終了した後、登録画面から登録条件として用地図データのSIMAファイルへの絶対パス名および既にデータベースに登録した土地台帳データから市町村名およびSIMAファイルの名称と同じ大字名、字名を選択する(ステップP4)。ステップP4で指定したSIMAファイルが存在する場合は、そのファイルに記述された画地に関する情報を記憶領域に格納する(ステップP5)。土地台帳データからステップP4で選択した市町村、大字、字と一致する所在地を抽出し、土地リストとして記憶領域に作成する(ステップP6)。
ステップP5で記憶領域に格納した画地データの1つを読み出し、座標地および地番を取得する(ステップP7)。ステップP7で取得した地番で土地リストを検索し、該当するレコードが存在した場合は、そのレコードに保持した筆図形のマップID(図面識別番号)およびアイテムID(図形識別番号)(以下、これらを「関連付け情報」と呼称する。)を取得する(ステップP8)。ステップP8で取得した関連付け情報を持つ筆図形を公図調整図レイヤから削除する(ステップP9)。削除後、ステップP7で得た座標地を用いて、実測図レイヤに筆図形を作成し、その筆図形から関連付け情報を取得する(ステップP10)。ステップP10で得た新たな関連付け情報をステップP8の該当レコードへ書き込み、筆図形との関連付け処理を行なう(ステップP11)。
以上のように、登録するSIMAファイルから土地台帳データに保持した関連付け情報を検索することによって、実測図データへの置き換えを行なうことが可能となる。このように、公図を用地図データに置き換えて表示するため、実測できている土地を一目で確認することが可能となる。
図5は、航空写真、現況地形図、工事平面図の登録手順を示すフローチャートである。これらの図面データは、図1に示した各種図面データ108に登録されるものとする。まず、登録するデータファイルは、平面直角座標系の正規図郭単位に作成し、ファイル名には、図郭番号を用いることを基本とする。また、各ファイルは、航空写真、現況地形図、工事平面図の各フォルダに分けて格納する(ステップQ1)。ファイル形式については、例えば、航空写真は、TIFFまたはJPEG、現況地形図および工事平面図については、DM標準データファイルまたはAUTOCAD(オートデスク社)の外部交換ファイルであるDXF(R12、R13、R14)にて作成する(ステップQ2)。なお、DXFファイルは、平面直角座標系の座標値を保持する。
ステップQ1およびステップQ2の基準に従って、登録データの作成を実施する(ステップQ3)。また、ステップQ3を実施した後、航空写真、現況地形図、または工事平面図のいずれかを任意に選択し、登録画面にて登録するデータファイルを指定して一括登録を行なう(ステップQ4)。
図6は、幅杭、道路中心点の登録手順を示すフローチャートである。これらも図1に示した各種図面データ108に登録されるものとする。まず、事業範囲についての幅杭および道路中心点データは、SIMA共通フォーマット仕様の測点に関するデータフォーマットおよび路線に関するデータフォーマットに準拠したファイル形式にて作成する(ステップR1)。次に、ステップR1の基準に従って、登録データの作成を実施する(ステップR2)。ステップR2を実施した後、登録画面にて当該ファイルを指定して幅杭については幅杭レイヤ、道路中心点については道路中心レイヤに作成し、登録処理を行なう(ステップR3)。
図7は、行政界の登録手順を示すフローチャートである。まず、事業範囲について、都道府県界、市町村界、大字・町界、字・丁目界の4項目に区別するものとし、項目毎に線データおよび名称のファイルを作成する(ステップF1)。ステップF1の各行政界ファイルは、例えば、AUTOCAD(オートデスク社)の外部交換ファイルであるDXF(R12、R13、R14)にて作成する(ステップF2)。なお、DXFファイルは、平面直角座標系の座標値を保持するものとする。
ファイル名称は、都道府県界.dxf、大字.dxf、字.dxfと定める(ステップF3)。ステップF1〜ステップF3の基準に従って登録データの作成を実施する(ステップF4)。ステップF4を実施した後、登録画面にて行政界およびファイルを指定し、該当する行政界データを行政界レイヤに作成し、登録処理を行なう(ステップF5)。
図8は、基準点測量、水準測量の登録手順を示すフローチャートである。基準点測量および水準測量は、データの種類(基準点、水準点)および等級(2級〜4級)毎にファイルを分けて作成する(ステップG1)。基準点データおよび基準点網図データは、SIMAファイルに定められている測点に関するデータフォーマットにて作成する(ステップG2)。水準データおよび水準路線図も同様にSIMAファイルに定められている測点に関するデータフォーマットにて作成する(ステップG3)。なお、水準点で平面位置が計測されていない点は、概略の平面位置としてデータ作成する。
ファイル名称は、データの種類、等級および地区名を用いて定めることを基本とする(ステップG4)。なお、同じデータの種類および等級の場合には、複数の地区を1ファイルにマージして作成することもできる。基準点網図および水準路線図のデータは、点名称、点間の結線データおよび矢印とし、平面直角座標系にて作成する(ステップG5)。なお、図面の凡例、タイトル等はデータ化しない。
網図データは、AUTOCAD(オートデスク社)の外部交換ファイルであるDXF(R12、R13、R14)にて作成する(ステップG6)。以上のように、位置情報と網図を対象として、ステップG1〜ステップG6の基準に従ってデータ作成を実施する。ステップG7を実施した後、登録画面にて基準点測量または水準測量のいずれかを選択し、対象とするデータファイルを順次登録する(ステップG8)。
図9は、用地取得状況図の作成手順を示すフローチャートである。まず、着色図面を作成するレイヤを指定する(ステップH1)。次に、図面の作成条件として、事業地内、事業地外、残事業地、取得対象外地における取得状況別、または機関、契約形態、予算区分、契約年度における契約条件について、任意に描画色を設定する(ステップH2)。用地データベースに登録された土地台帳データおよび契約台帳データからステップH2で設定した条件に合致する土地図形を検索し、関連付け情報を含む土地リストとして記憶領域に格納する(ステップH3)。ステップH3にて格納した土地リストから1つ読み出し、用地図データから該当する土地図形を検索し、その土地図形をステップH2で指定したレイヤに複製および着色する(ステップH4)。設定した作成条件について、ステップH3およびステップH4の処理を反復して行ない、用地取得状況図を作成する(ステップH5)。
以上のように、用地データベースに登録した台帳データおよび用地図データを用いて用地取得状況図を作成することができるので、用地データベースの作成にかかる作業を効率化し、負担を大幅に軽減することができる。
図10は、用地実測図の作成手順を示すフローチャートである。まず、用地データベースに登録された用地図データおよび道路中心点データを地図画面に重ね合わせて表示する(ステップJ1)。次に、用地実測図を作成するレイヤを指定する(ステップJ2)。オペレータが、地図上から任意のエリアをマウスで作成する(ステップJ3)。ステップJ3で作成した任意エリアと重なる用地図データおよび道路中心点データを切り出し、ステップJ2で指定したレイヤに作成する(ステップJ4)。
ステップJ4で作成する土地図形には、所在地と地番および関連付けされた土地台帳データから地目、所有者名、公簿面積を取得して土地図形の属性データとして付与する(ステップJ4)。また、文字列データとして地番を土地図形の中央に作図する。さらに、ステップJ5で作成した土地図形を構成する頂点を筆界点データとして同じレイヤに作成する(ステップJ6)。また、筆界点データには1から始まる一連番号を付けた点名称を図形の属性データとして付与すると共に、その点名称を文字列データとして作成する。
用地実測図の元となるレイヤは、ステップJ3〜ステップJ6に示す一連の処理により作成される(ステップJ7)。次に、ステップJ7で作成したレイヤに描かれた土地図形を画面上から1つ任意選択する(ステップJ8)。辺長を自動配置する場合、ステップJ8で任意選択した土地図形を構成する各頂点の座標値および始点から各頂点までの長さを取得して、記憶領域に格納する前処理を行なう(ステップJ9)。ステップJ9で記憶領域に格納したデータから各頂点間の辺長を算出して、その結果を逐次文字列データとして作成した後、各辺の中心に対して水平となる位置に自動配置する(ステップJ10)。ステップJ9、ステップJ10により指定した土地図形毎の辺長を同じレイヤに自動的に配置する(ステップJ11)。
次に、一覧表を配置する(ステップJ12)。ここでは、ステップJ8で任意選択した土地図形から、所在地、地番、地目、所有者名、公簿面積、実測面積(地積)の属性データおよび筆界点の座標値と点名称を記憶領域に格納する前処理を行なう。ステップJ12で記憶領域に格納したデータを用いて、所在地、地番、公簿地目、公簿地積、所有者名、測点名、XY座標値、辺長、地積の一覧表を作成し、画面上でマウスから指定した位置にその一覧表を配置する(ステップJ13)。ステップJ9、ステップJ10で指定した土地図形毎の一覧表を同じレイヤに配置する(ステップJ14)。また、既に作成された用地実測図について、辺長や一覧表は、ステップJ9およびステップJ12により任意に追加することができる。
以上により、用地事務で必要となる用地実測図を効率的に作成し、表示することが可能となる。
図11から図14は、画面表示例を示す図である。図11は、地図を表示した状態を示す図である。ここでは、次の機能が発揮される。すなわち、
(1)表示図面の任意指定、
(2)実測図と公図調整図に分類、
(3)測点による位置指定、
(4)表示範囲の基準点抽出、
(5)表示範囲の幅杭点抽出、
(6)筆図形からの情報抽出、
(7)任意範囲の地図印刷、である。
図12は、用地取得状況図を表示した状態を示す図である。ここでは、次の機能が発揮される。すなわち、
(1)一括処理による作成、
(2)作成条件の任意指定(契約有無・予算・機関)、
(3)種々の主題図表示が可能、である。
図13は、用地実測図を表示した状態を示す図である。ここでは、次の機能が発揮される。すなわち、
(1)任意の筆について座標値、辺長が作図可能、
(2)任意のファイル名称にて格納でき、編集、更新可能、である。
図14は、用地平面図を表示した状態を示す図である。ここでは、次の機能が発揮される。すなわち、
(1)任意の筆について地番、地目、面積、所有者名を作図可能、
(2)任意のファイル名称にて格納でき、編集、更新可能、である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る道路事業情報管理システムついて説明する。この道路事業情報管理システムは、調査・測量・設計・工事に関する電子納品された成果品を一元的に管理し、事業の整備促進に活用することを目的としている。また、用地情報管理システムとも連携し、関係部署間にて必要な用地関連情報の活用が図られている。この道路事業情報管理システムの特徴は、次の通りである。すなわち、
(1)散逸しがちな各種成果データを管理し、最新情報を確認できる。
(2)各種成果データは簡単にオーバーレイ表示でき、業務利用できる。
(3)道路事業の整備開始から工事竣工までの事業期間、活用できる。
(4)必要なデータは簡単にコピーして再利用できる。
(5)殆どが電子納品成果を登録するため、データを容易に整備できる。
図15は、第2の実施形態に係る道路事業情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。道路事業管理システムは、データベース(道路データベース)200を備えている。このデータベース200は、第3の記録部201を有している。第3の記録部201には、特定地域についての基準点、水準点、道路中心線、道路幅杭、地形図および航空写真を少なくとも含む測量情報、交通調査結果を示す情報、環境調査結果を示す情報、並びに前記特定地域における道路事業についての協議内容を示す情報、予備設計・詳細設計を含む道路設計情報、地質調査結果を示す情報、工事竣工図を含む完成図情報、その他道路事業に関する情報が記録されている。
通信インタフェース202は、第1の実施形態に係る用地情報管理システムに接続し、情報を送受信する。道路事業情報抽出部203は、第3の記録部201から情報を抽出し、または用地情報管理システムにおける第1の記録部101若しくは第2の記録部102の少なくとも一方から情報を抽出する。道路事業情報表示部204は、道路事業情報抽出部203により抽出された各情報を画面に表示する。これらの各構成要素は、制御バス205に接続されており、相互に情報を送受信することが可能である。
図16は、用地情報管理システムと道路事業情報管理システムを連携させた概念を示す図である。用地情報管理システムと道路事業情報管理システムとが連携しているので、例えば、図16に示すように、道路事業管理システムにおいて、道路データベースから参照した設計、地質、測量のデータと、用地データベースから参照した用地取得状況図、用地図とを道路事業情報管理システム上で重ね合わせて表示することが可能となっている。
すなわち、用地担当部署にて実運用されている用地情報管理システムでは、逐次的にデータ登録・更新している用地データベースの土地台帳データおよび契約台帳データと、用地図データから用地取得状況図を作成することができる。また、用地取得状況図の作成では、任意の着色やハッチの指定が可能である。さらに、このように作成した用地取得状況図、または用地図データは、道路事業情報管理システムにおける道路データベースに登録された各図面と重ね合わせた表示や、表示切替が可能である。また、用地図データの土地図形から関連付けされた土地台帳データを参照することができる。これにより、部署間での効果的な情報共有を実現し、業務の効率化を図ることが可能となる。
第1の実施形態に係る用地情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。 用地図データの登録および土地台帳との関連付けの動作について説明するフローチャートである。 建物位置図データの登録および建物台帳との関連付けの動作について説明するフローチャートである。 公図調整図データから実測図データへの置き換えの動作を示すフローチャートである。 航空写真、現況地形図、工事平面図の登録手順を示すフローチャートである。 幅杭、道路中心点の登録手順を示すフローチャートである。 行政界の登録手順を示すフローチャートである。 基準点測量、水準測量の登録手順を示すフローチャートである。 用地取得状況図の作成手順を示すフローチャートである。 用地実測図の作成手順を示すフローチャートである。 地図を表示した状態を示す図である。 用地取得状況図を表示した状態を示す図である。 用地実測図を表示した状態を示す図である。 用地平面図を表示した状態を示す図である。 第2の実施形態に係る道路事業情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。 用地情報管理システムと道路事業情報管理システムを連携させた概念を示す図である。
符号の説明
100 用地データベース
101 第1の記録部
102 第2の記録部
103 土地台帳
104 契約台帳
105 建物台帳
106 用地図データ
107 建物位置図データ
108 各種図面データ
109 関連付け処理部
110 用地情報抽出部
111 用地情報表示部
112 通信インタフェース
113 制御バス
200 道路データベース
201 第3の記録部
202 通信インタフェース
203 道路事業情報抽出部
204 道路事業情報表示部
205 制御バス

Claims (16)

  1. 土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる複数種類の図面データを作成する用地情報管理システムであって、
    前記土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を記録する第1の記録部と、
    測量データに基づいて作成された用地図データを記録する第2の記録部と、
    前記第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各用地図データに対応する所在地情報に関連付ける関連付け処理部と、
    前記第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出する用地情報抽出部と、
    前記抽出された各情報に基づいて、用地図を画面に表示する用地情報表示部と、を備えることを特徴とする用地情報管理システム。
  2. 前記第1の記録部は、建物登記簿に基づく情報を更に記録し、
    前記第2の記録部は、測量データに基づいて作成された建物位置図データを更に記録し、
    前記関連付け処理部は、前記第2の記録部に記録されている各建物位置図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各建物位置図データに対応する所在地情報に関連付け、
    前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、予め設定された条件を満たす情報を抽出すると共に、その情報に対応する建物位置図データを前記第2の記録部から抽出し、
    前記用地情報表示部は、前記抽出された各情報に基づいて、建物位置図を表示することを特徴とする請求項1記載の用地情報管理システム。
  3. 前記第1の記録部は、公図を更に記録し、
    前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、予め指定された公図およびその公図の所在地情報を抽出すると共に、その所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出し、
    前記用地情報表示部は、前記抽出された所在地情報および前記用地図データに基づいて、前記公図に対応する用地図を画面に表示することを特徴とする請求項1記載の用地情報管理システム。
  4. 前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、契約済みの土地の所在地情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出し、
    前記用地情報表示部は、前記抽出された所在地情報および用地図データを用地取得状況図として表示することを特徴とする請求項1記載の用地情報管理システム。
  5. 前記用地情報表示部は、前記用地取得状況図における契約済みの土地または未契約の土地のいずれか一方の用地図データ対して、模様若しくは色彩またはこれらの組み合わせを付すことを特徴とする請求項4記載の用地情報管理システム。
  6. 前記用地情報抽出部は、前記第1の記録部から、特定の土地についての複数種類の契約情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出し、
    前記用地情報表示部は、前記抽出した複数種類の契約情報および前記用地図データからなる契約条件図を表示することを特徴とする請求項1記載の用地情報管理システム。
  7. 前記第2の記録部は、測量データに基づいて作成された道路中心データを更に記録し、
    前記用地情報抽出部は、前記第2の記録部から、予め指定された範囲に含まれる用地図データおよび道路中心データを抽出すると共に、前記第1の記録部から前記予め指定された範囲の所在地情報を抽出し、
    前記用地情報表示部は、前記抽出された用地図データおよび道路中心データ、並びに所在地情報に基づいて、用地実測図を表示することを特徴とする請求項1記載の用地情報管理システム。
  8. 前記用地情報表示部は、前記抽出された所在地情報を一覧表として前記用地実測図に並べて表示することを特徴とする請求項7記載の用地情報管理システム。
  9. 前記用地情報表示部は、前記抽出された各情報を重ね合わせて表示することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の用地情報管理システム。
  10. 道路事業で必要とされる情報を記録すると共に、前記記録された情報を表示する道路事業情報管理システムであって、
    特定地域についての基準点、水準点、道路中心線、道路幅杭、地形図および航空写真を少なくとも含む測量情報、交通調査結果を示す情報、環境調査を示す情報、並びに前記特定地域における道路事業についての協議内容を示す情報、予備設計・詳細設計を含む道路設計情報、地質調査結果を示す情報、工事竣工図を含む完成図情報、その他道路事業に関する情報を記録する第3の記録部と、
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の用地情報管理システムに接続し、情報を送受信するインタフェースと、
    前記第3の記録部から情報を抽出し、または前記用地情報管理システムにおける第1の記録部若しくは第2の記録部の少なくとも一方から情報を抽出する道路事業情報抽出部と、
    前記抽出された各情報を画面に表示する道路事業情報表示部と、を備えることを特徴とする道路事業情報管理システム。
  11. 前記道路事業情報表示部は、前記第3の記録部から抽出された情報と、前記用地情報管理システムにおける第1または第2の記録部の少なくとも一方から抽出された情報とを重ね合わせて表示することを特徴とする請求項10記載の道路事業情報管理システム。
  12. 土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる用地取得状況図を作成する用地情報管理システムの図面作成方法であって、
    前記土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を第1の記録部に記録するステップと、
    測量データに基づいて作成された用地図データを第2の記録部に記録するステップと、
    関連付け処理部において、前記第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各用地図データに対応する所在地情報に関連付けるステップと、
    用地情報抽出部において、前記第1の記録部から、契約済みの土地の所在地情報を抽出すると共に、その土地の所在地情報に対応する用地図データを前記第2の記録部から抽出するステップと、
    用地情報表示部において、前記抽出された所在地情報および用地図データに基づいて、用地取得状況図を表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする図面作成方法。
  13. 土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報と、用地図とを関連付けて、用地事務で必要とされる用地実測図を作成する用地情報管理システムの図面作成方法であって、
    前記土地登記簿に基づく情報および土地の契約に基づく情報を第1の記録部に記録するステップと、
    測量データに基づいて作成された用地図データおよび道路中心データを第2の記録部に記録するステップと、
    関連付け処理部において、前記第2の記録部に記録されている各用地図データの所在地情報を、前記第1の記録部に記録されている前記各用地図データに対応する所在地情報に関連付けるステップと、
    用地情報抽出部において、前記第2の記録部から、予め指定された範囲に含まれる用地図データおよび道路中心データを抽出すると共に、前記第1の記録部から前記予め指定された範囲の所在地情報を抽出するステップと、
    用地情報表示部において、前記抽出された用地図データおよび道路中心データ、並びに所在地情報に基づいて、用地実測図を表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする図面作成方法。
  14. 用地情報表示部において、前記抽出された所在地情報を一覧表として前記用地実測図に並べて表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項13記載の図面作成方法。
  15. 道路事業で必要とされる情報に基づいて図面を作成する道路事業情報管理システムの図面作成方法であって、
    特定地域についての基準点、水準点、道路中心線、道路幅杭、地形図および航空写真を少なくとも含む測量情報、交通調査結果を示す情報、環境調査結果を示す情報、並びに前記特定地域における道路事業についての協議内容を示す情報、その他道路事業に関する情報を記録する第3の記録部に記録するステップと、
    道路事業情報抽出部において、前記第3の記録部から情報を抽出し、または請求項12から請求項14のいずれかに記載の用地情報管理システムと接続するインタフェースを介して前記第1の記録部または第2の記録部の少なくとも一方から情報を抽出するステップと、
    道路事業情報表示部において、前記抽出された各情報を画面に表示するステップと、を少なくとも含むことを特徴とする図面作成方法。
  16. 前記道路事業情報表示部において、前記第3の記録部から抽出された情報と、前記用地情報管理システムにおける第1または第2の記録部の少なくとも一方から抽出された情報とを重ね合わせて表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項15記載の図面作成方法。
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