JP2009112068A - スタータの接続導体の口出装置 - Google Patents
スタータの接続導体の口出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009112068A JP2009112068A JP2007278720A JP2007278720A JP2009112068A JP 2009112068 A JP2009112068 A JP 2009112068A JP 2007278720 A JP2007278720 A JP 2007278720A JP 2007278720 A JP2007278720 A JP 2007278720A JP 2009112068 A JP2009112068 A JP 2009112068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- connection conductor
- starter
- insertion hole
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【解決手段】一端がスタータモータのハウジング3に設けられた挿入穴10に挿入され、他端がマグネットスイッチの端子に連結されるスタータの接続導体の口出装置30において、少なくとも接続導体22の両端を露出させて接続導体22を被覆し、一端側に開口する筒状の隙間36が接続導体22の挿入穴10への挿通部位を含む一端側との間に形成されたグロメット31と、接続導体22の挿入穴10への挿通部位を囲繞するようにグロメット31の隙間に配設され、グロメット31を挿入穴10の内壁面に加圧するブッシュ35と、を備えている。
【選択図】図3
Description
このとき、スリーブの材料にはゴムなどが用いられ、ハウジングに挿通されたスリーブの部位はハウジングの挿通部に液密的に嵌着されて、スリーブの外周部とハウジングの挿通部との間がシールされていた。
従って、スリーブがゴムの弾性力によりハウジングの挿通部を押圧しようとする力が弱まるので、スリーブの外周部とハウジングの挿通部との間の液密性が低下し、最悪の場合、スタータモータの内部に水分が浸入する恐れがあった。
図1はこの発明に係るスタータの接続導体の口出装置を有するスタータの要部正面図、図2はこの発明に係るスタータの接続導体の口出装置及びグロメットシール部周辺の分解斜視図、図3はこの発明に係るスタータの接続導体の口出装置のグロメットシール部周辺の断面図、図4は図2のIV−IV矢視断面図である。
マグネットスイッチ20は、スタータモータ2に給電するためのものであり、スタータモータ2の近傍の所定の位置に配設されている。そして、スタータモータ2とマグネットスイッチ20との間は、詳細は後述のグロメット31で主要部を被覆された接続導体22により接続されている。
スタータモータ2は、ハウジング3、及び内部導体9を有している。そして、ハウジング3は、ヨーク4、フロントブラケット5A、及びリヤブラケット5Bにより構成されている。
即ち、筒体部6は、図2に示されるように、その軸方向の他端から一端側に所定距離のところで壁の厚さがステップ状に厚くなるように形成され、壁の厚さの薄い部位がブラケット嵌合部6aを構成し、壁の厚さの厚い部位がブラケット主部6bを構成している。
このとき、ブラケット嵌合部6a及びブラケット主部6bの外周面の径方向の位置は一致し、それぞれの内周面の径方向の位置がステップ状に変化している。
また、一対の位置決め凸部7a,7bが、ブラケット主部6bの他端側の外周面に周方向に所定距離だけ離間して相対するように、かつ径方向に突出するように形成されている。
また、リヤブラケット5Bもフロントブラケット5Aと同様の形状を有し、ヨーク4の他端側のヨーク嵌合部に嵌合されている。このとき、挿入穴10が切り欠き凹部4cと切り欠き凹部4cの底部と相対するフロントブラケット5Aの他端の部位とで形成され、ハウジング3の内部と外部との間は、挿入穴10を除いて遮断される。
図1〜図4において、スタータの接続導体の口出装置30は、接続導体22、被覆部材としてのグロメット31、及び加圧部材としてのブッシュ35を有している。
まず、接続導体22の詳細について説明する。
接続導体22は、リード線23、及び主回路端子部24を有している。リード線23は、銅撚り線からなり、その両端はそれぞれ溶接により固められて図3及び図4に示されるように第1の端子接続部23a及び第2の端子接続部23bを構成している。
また、主回路端子部24は、矩形平板状に形成され、図4に示されるように第2の端子接続部23bが主回路端子部24の長手方向の一端側の一面に溶接により接続されている。また、ボルト挿通孔24aが、主回路端子部24の長手方向の他端側に形成されている。
また、図1に示されるように、マグネットスイッチ20の電流供給用の端子としてのボルト25の一端がマグネットスイッチ20のハウジングから外部に延出されている。そして、ボルト25は、マグネットスイッチ20のハウジングの外部で上述の主回路端子部24のボルト挿通孔24aに挿通されており、主回路端子部24は、ボルト25に螺着されたナット26,27で挟着されている。即ち、接続導体22の他端がマグネットスイッチ20の電流供給用の端子に連結されている。
これにより、スタータモータ2とマグネットスイッチ20との間が、接続導体22により接続される。
グロメット31は、ゴムからなり、リード線23の一端側及び主回路端子部24の他端側のみを露出させて接続導体22を被覆するように形成されている。なお、グロメット31を型成形する際、接続導体22がインサート成形されて、接続導体22とグロメット31とは一体化されている。このとき、円筒状の隙間36が、図3に示されるように、グロメット31の一端からハウジング3の挿入穴10への挿通部位の他端側に所定の部位までの内壁とリード線23との間に形成されている。即ち、グロメット31の一端側に開口する円筒状の隙間が、接続導体22(リード線23)の挿入穴10への挿通部位を含む一端側の部位とグロメット31との間に形成されている。また、グロメット31の他端側の部位は、主回路端子部24及びリード線23の他端側を囲繞するように密接した状態にあり、水がグロメット31の他端側からグロメット31の内部に浸入することはない。
グロメットシール部32は、シール基部32a、第1の延出シール部32b及び第2の延出シール部32c、及びシール凸部32dを有している。
シール基部32aは、ヨーク4とフロントブラケット5Aとが嵌合された状態において、挿入穴10の内壁面に密接状態に嵌合している。
そして、上述したように、リード線23の一端側が挿入穴10に挿入されて、シール挿通部8a,8bと嵌合するように配設されたグロメットシール部32から露出されてヨーク4内部に配置され、第1の端子接続部23aが内部導体9に溶接されている。
まず、接続導体22とグロメット31の一体成形品に対し、ブッシュ35を隙間36の一端側の開口から隙間36に挿入し、シール基部32aに内包される位置に配置されるまで押し込む。このとき、ブッシュ35の外形は、シール基部32aの内形よりやや大きく形成されているので、シール基部32aは、ブッシュ35の径方向外方に向けて、ブッシュ35の外形に応じて変形する。
よって、水分がリード線23のハウジング3への挿通部位からスタータモータ2の内部に浸入することを未然に防止することができる。
また、ブッシュ35は、接続導体22をグロメット31にインサート成形した後、シール基部32aの部位まで押し込んで配置させるものとして説明したが、ブッシュ35は、接続導体22のグロメット31へのインサート成形時にシール基部32aの部位と一体に配置されるものでもよい。これにより、ブッシュ35の隙間36への挿入忘れを防止できる。
例えば、ブッシュ35は、鉄の他、真鍮や銅などの金属や、フェノールなどの剛性を有する樹脂により形成されていてもよい。但し、ブッシュ35が鉄製であれば、広く汎用されているので安価にスタータの接続導体の口出装置30を構成できる。また、ブッシュ35が隙間36の外形形状と同形の外形形状を有する筒状に形成されていれば、ブッシュ35を隙間36に挿入させやすくなる。
Claims (5)
- 一端がスタータモータのハウジングに設けられた挿入穴に挿入されて該スタータモータの内部導体に連結され、他端がマグネットスイッチの端子に連結されるスタータの接続導体の口出装置であって、
少なくとも上記マグネットスイッチの端子および上記内部導体に連結される上記接続導体の両端を露出させて該接続導体を被覆し、一端側に開口する筒状の隙間が該接続導体の上記挿入穴への挿通部位を含む一端側との間に形成されたグロメットと、
上記接続導体の上記挿入穴への挿通部位を囲繞するように上記グロメットの上記隙間に配設され、上記グロメットを上記挿入穴の内壁面に加圧する加圧部材と、
を備えることを特徴とするスタータの接続導体の口出装置。 - 上記加圧部材は上記隙間の外形形状と同形の外形形状を有する筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のスタータの接続導体の口出装置。
- 上記加圧部材は上記挿入穴の内周形状と同形の外形形状を有する筒状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のスタータの接続導体の口出装置。
- 上記加圧部材は鉄製であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスタータの接続導体の口出装置。
- 上記接続導体と上記グロメットとは、上記挿入穴への挿通部位より他端側の上記接続導体の少なくとも一部が密接状態に上記グロメットに囲繞されるように一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスタータの接続導体の口出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007278720A JP4447630B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | スタータの接続導体の口出装置 |
CN2008101251054A CN101420149B (zh) | 2007-10-26 | 2008-06-11 | 起动器的连接导体的引出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007278720A JP4447630B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | スタータの接続導体の口出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009112068A true JP2009112068A (ja) | 2009-05-21 |
JP4447630B2 JP4447630B2 (ja) | 2010-04-07 |
Family
ID=40630808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007278720A Active JP4447630B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | スタータの接続導体の口出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4447630B2 (ja) |
CN (1) | CN101420149B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110112859A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-09 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 出线接头、端盖、电机及压缩机 |
CN112789791A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-05-11 | 美蓓亚三美株式会社 | 电机 |
CN113889947A (zh) * | 2020-07-02 | 2022-01-04 | 大众汽车股份公司 | 用于汇流条的弯曲装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5586793B2 (ja) * | 2011-11-11 | 2014-09-10 | 三菱電機株式会社 | 車両用回転電機 |
JP7147769B2 (ja) * | 2017-09-15 | 2022-10-05 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
JP2022071604A (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-16 | 住友電装株式会社 | グロメット |
-
2007
- 2007-10-26 JP JP2007278720A patent/JP4447630B2/ja active Active
-
2008
- 2008-06-11 CN CN2008101251054A patent/CN101420149B/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112789791A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-05-11 | 美蓓亚三美株式会社 | 电机 |
CN110112859A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-09 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 出线接头、端盖、电机及压缩机 |
CN113889947A (zh) * | 2020-07-02 | 2022-01-04 | 大众汽车股份公司 | 用于汇流条的弯曲装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101420149B (zh) | 2011-07-13 |
JP4447630B2 (ja) | 2010-04-07 |
CN101420149A (zh) | 2009-04-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4447630B2 (ja) | スタータの接続導体の口出装置 | |
JP4556935B2 (ja) | スタータ | |
CN110383402B (zh) | 电气零部件组装体和车辆用制动液压控制装置 | |
CN110383401B (zh) | 线圈组装体和制动控制装置 | |
CN110447314B (zh) | 电气零部件组装体和车辆用制动液压控制装置 | |
JP6131996B2 (ja) | シールカバー | |
JPH08129948A (ja) | スタータ用マグネットスイッチ | |
JP5286374B2 (ja) | モールドコイルおよびモールドコイルを用いた電磁弁 | |
JP4241396B2 (ja) | 固定軸受けを備えたモータ装置 | |
JP5631225B2 (ja) | 中継コネクタ | |
CN109524826B (zh) | 模块用连接器 | |
JP2010192396A (ja) | 防水コネクタ | |
JP2010140873A (ja) | 機器用コネクタの防水構造 | |
CN110382314B (zh) | 电气零部件组装体和车辆用制动液压控制装置 | |
US10952343B2 (en) | Assembled body | |
JP4360877B2 (ja) | 液圧制御ユニット | |
JP7050646B2 (ja) | センサ | |
JP2018133547A (ja) | コイル組立体およびブレーキ制御装置 | |
JP5683257B2 (ja) | 中継コネクタ | |
JP2011086457A (ja) | 防水コネクタ | |
JP6906322B2 (ja) | 電気部品組立体および車両用ブレーキ液圧制御装置 | |
US20160290836A1 (en) | Proximity sensor | |
JP2010232130A (ja) | コネクタ付き蓋の接続構造 | |
JP7050645B2 (ja) | センサ | |
JP2010027515A (ja) | 近接センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100120 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4447630 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |