JP2009083912A - ピロー包装用原反及びピロー包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】変形しにくいサイド部を有するピロー包装体を効率的に製袋することができるようにしたピロー包装用原反を提供するとともに、一端部から他端部に掛けて確実に引き裂かれて開封することができるようにしたピロー包装体を提供する。
【解決手段】本ピロー包装用原反は、帯状のシート10から正面部21と背面部22と一対のサイド部23,23とを備えたピロー包装体を製袋するもので、前記サイド部23,23となるサイド部予定領域13,13の全面又は両方の側部23a,23bもしくは片方の側部23a(23b)を除いた部分のシート10にガード帯1,1が超音波シールによって添着されている。このピロー包装用原反から製袋されるピロー包装体の一方又は両方の端部にはノッチが入れられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品や日用品などの被包装物をピロー包装するためのピロー包装用原反及びこのピロー包装用原反によって製袋されたピロー包装体に関し、詳しくは、正面部、背面部及び一対のサイド部を有するピロー包装体及びこのピロー包装体を製袋するためのピロー包装用原反に関する。
食品や日用品などの被包装物をピロー包装したピロー包装体が各種提供されている。ピロー包装体は、ピロー包装機によって、ピロー包装用原反が筒状に成形されながら移送され、この筒状のピロー包装用原反内に被包装物が供給され、ピロー包装用原反の各側部が重ね合わされてセンターシールされ、ピロー包装用原反が幅方向にエンドシールされて切断されることによって製袋される。
そして、ピロー包装体がシャープな外観と変形しにくい剛性とを有するように製袋するためのピロー包装機用巻取原反が特許文献1に開示されている。このピロー包装機用巻取原反は、図8(a)に示すように、巻取原反を構成するシート100に少なくとも一対以上(図面では二対4本)の接合柱状部101,102,103,104を帯状に設けたことを特徴としている。
このピロー包装機用巻取原反は、図8(b)に示すように、シート100にZ状断面をなす折込部110を形成した後、この折込部110の内向きの折返部分内面111と平坦部内面112をそれぞれ所定幅で溶着することで、製袋されたピロー包装体の正面側の両方の側部と背面側の両方の側部に接合柱状部101,102,103,104を連続して形成している。
特開2007−8512号公報
特許文献1に開示されたピロー包装機用巻取原反は、折込部110を形成するための操作が複雑であり、生産性がよくないだけでなく、製袋されたピロー包装体の正面側の両方の側部と背面側の両方の側部に接合柱状部101,102,103,104が設けられるだけで、正面側と背面側との間に設けられるサイド部が保護されていないため、このサイド部に外力が加えられると、ピロー包装体が変形し、被包装物が損傷することがある。
また、このピロー包装体を開封するには、幅方向にエンドシールされて切断された一方の端部から他方の端部にかけて、正面部と背面部を一体に引き裂く。しかし、従来のピロー包装体にあっては、接合柱状部101,102,103,104が設けられていても、一方の端部から側縁の方へ引き裂かれてしまう場合がある。このような場合は、正面部及び背面部が全長に亘って引き裂かれず、被包装物を取り出しにくくなる。
そこで、本発明は、変形しにくいサイド部を有するピロー包装体を効率的に製袋することができるようにしたピロー包装用原反を提供するとともに、一端部から他端部に掛けて確実に引き裂かれて開封することができるようにしたピロー包装体を提供することを課題とする。
本発明に係るピロー包装用原反は、帯状のシートから正面部と背面部と一対のサイド部とを備えたピロー包装体を製袋するピロー包装用原反であって、前記サイド部となるサイド部予定領域の全面又は両方の側部もしくは片方の側部を除いた部分のシートにガード帯が添着されていることを特徴としている。
このピロー包装用原反によれば、サイド部予定領域の全面又は両方の側部もしくは片方の側部を除いた部分のシートにガード帯が添着されていることにより、変形しにくく、かつ、開封に際して、引裂きの方向を規制するサイド部を有するピロー包装体を効率的に製袋することができる。すなわち、このピロー包装用原反がセンターシールされ、そして幅方向にエンドシールされ切断されることによって正面部、背面部及び一対のサイド部を有するピロー包装体が製袋される。
このピロー包装体は、ガード帯を切断して形成されたガード部が、シートを切断して形成された包装材のサイド部に添着されている。したがって、このピロー包装体は、サイド部がガード部によって補強されるだけでなく、開封に際して、正面部及び背面部が一方の端部から引き裂かれたときに、引裂きの方向が側縁の方に逸(そ)れたとしても、サイド部に規制され、包装材が千切れることなく、他方の端部まで全長に亘って引き裂かれるようにすることができる。
また、前記本発明に係るピロー包装用原反において、前記ガード帯は、サイド部予定領域のシートの内側面に添着されていてもよい。
このピロー包装用原反によれば、ガード帯がサイド部予定領域のシートの内側面に添着されることにより、ガード帯から形成されるガード部がサイド部の内側に設けられ、サイド部の外観がガード部によって損なわれないようにすることができる。
また、前記本発明に係るピロー包装用原反において、前記ガード帯は、超音波シールによって全面又は両方の側部のみ前記サイド部予定領域のシートに添着されていることが好ましい。
このピロー包装用原反によれば、ガード帯が超音波シールによってサイド部予定部領域に添着されることにより、ガード帯及びシートがプラスチックフィルムによって形成されていても、サイド部は皺が寄らない良好な外観を呈するようにすることができる。また、超音波シールは、不織布によって形成されたガード帯をシートに添着することもできる。
また、前記本発明に係るピロー包装用原反において、前記シートの各側部が重ね合わされ、かつ、ガード帯を添着したサイド部予定領域の中心線が内側に折り込まれることにより、正面部となる正面部予定領域と背面部となる背面部予定領域との両方の側部の間に折襞状のサイド部予定領域が重ね合わされるとともに、正面部予定領域と背面部予定領域の両中間部が重ね合わされていてもよい。
このピロー包装用原反によれば、シートの各側部が重ね合わされ、かつ、ガード帯を添着したサイド部予定領域のセンターラインが内側に折り込まれることにより、扁平な筒状のピロー包装用原反を形成することができる。このピロー包装用原反から製袋されるピロー包装体は、ガード帯から形成されるガード部及びシートを切断して形成された包装材が内側に折り曲げられることにより、折癖を有するサイド部(サイドガセット)が設けられる。
また、本発明に係るピロー包装体は、前記何れかの本発明に係るピロー包装用原反の各側部が重ね合わされ、かつ、幅方向にエンドシールされて切断されたピロー包装体であって、幅方向にエンドシールされて切断された一方又は両方の端部にノッチが入れられていることを特徴としている。
このピロー包装体によれば、幅方向にエンドシールされて切断された一方又は両方の端部にノッチが入れられていることにより、正面部及び背面部の一方の端部から引き裂きやすくすることができる。
また、前記本発明に係るピロー包装体において、前記ノッチは、偏心した位置に入れられていることが好ましい。
このピロー包装体によれば、ノッチが偏心した位置に入れられることにより、幅狭に切除される部分と掴みやすいように幅広に残される部分とに分離される。幅狭に切除される部分は、サイド部に添着されたガード部によって確実に他端部まで引き裂かれる。
本発明によれば、ピロー包装用原反がサイド部予定領域の全面又は両方の側部もしくは片側を除いた部分のシートにガード帯を添着したものとされることにより、ガード帯を切断して形成されるガード部が、シートを切断して形成される包装材のサイド部に添着されたピロー包装体を効率的に製袋することができる。そして、このピロー包装体のサイド部は、包装材とガード部とを重ね合わせたものとされ、補強されていることから、開封に際して、全長に亘って引き裂くことができ、被包装物を取り出しやすくなり、また、変形しにくいものとなっていることから、被包装物を損傷させないように保護することができる。
本発明に係るピロー包装用原反の実施形態について図1から図7を参照しながら説明する。このピロー包装用原反は、図1(a)(b)に示すように、ロールに巻回される帯状のシート10に一対のガード帯1,1を添着したことを特徴としている。シート10としては、腰があり、透明性や防湿性などの特性に優れた二軸延伸ポリプロピレンや無延伸ポリプロピレンその他のプラスチックフィルムが使用される。このピロー包装用原反から図2に示すような正面部21と背面部22と一対のサイド部23,23を有するピロー包装体が製袋される。なお、一対のサイド部23,23は、図2に示したようなサイドガセットに限定するものでなく、平坦にしたり、後記のように外側に突出させたりしたものでもよい。
いずれにしても、ピロー包装用原反には、中心線部分に正面部予定領域11、両側に背面部予定領域の各片側12a,12a、正面部予定領域11と背面部予定領域の各片側12a,12aとの間の部分に一対のサイド部予定領域13,13が設けられている。このピロー包装用原反は、正面部予定領域11とサイド部予定領域13,13との境界線、そして背面部予定領域12とサイド部予定領域13,13との境界線が折り目とされ、シート10の各側部10a,10aが重ね合わされ、合掌貼り又はいわゆる封筒貼りによってセンターシールされ、幅方向に切断されるとともにエンドシールされることにより、ピロー包装体が製袋される。
すなわち、シート10が切断されることにより、図2に示すように正面部21、背面部22及び一対のサイド部23,23を備えた包装材20が形成される。また、ガード帯1,1が切断されることにより、包装材20と同じ長さのガード部2,2が形成される。このガード部2,2がサイド部23,23の包装材20に添着される。
また、幅方向に切断されるとともにエンドシールされた一方又は両方の端部24,24には、ノッチ25,25が入れられている。このノッチ25,25は、図示したように偏心して入れられることにより、幅狭に切除される部分26と、幅広に残される部分27とに分離される。ただし、ノッチ25,25は、端部24,24の中心部に入れてもよいし、鋸歯形状に形成してもよい。
そして、ガード部2は、使用態様に応じて、4つのパターンでサイドガセット23に設けられる。すなわち、ガード部2は、図3(a)に示すようにサイド部23の全面に設けられ、あるいは図3(b)に示すようにサイド部23の両側側部23a,23bを除いた中心線の部分に設けられ、あるいは図3(c)に示すようにサイド部23の背面部22に隣接する片方の側部23aを除いた部分に設けられ、あるいは図3(d)に示すようにサイド部23の正面部21に隣接する片方の側部23bを除いた部分の包装材20に設けられる。
いずれにしても、ガード部2は帯状のシート10に添着されたガード帯1が切断されて形成されるが、ガード帯1は、図4(a)に示すように全面がシート10に添着され、あるいは図4(b)に示すように両方の側部のみが幅広にシート10に添着され、あるいは図4(c)に示すように両方の側部のみが幅狭にシート10に添着される。
ガード帯1の全面をシート10に添着する場合において、ガード帯1とシート10がプラスチックフィルムによって成形されていると、サイド部23,23に皺が寄らないようにするため、超音波シールによってガード帯1をシート10に添着する。また、超音波シールは、不織布製のガード帯1をシート10に添着することができる。
不織布製のガード帯1は、接着剤によってシート10に添着することもできる。また、接着剤は、紙製のガード帯1をシート10に添着することができる。いずれにしても、ガード帯1の全面がシート10に添着されることにより、サイド部23,23の剛性を高めることができる。
また、ガード帯1の両方の側部を幅狭にシート10に添着する場合において、ガード帯1とシート10とがともにヒートシール性を有しているときは、超音波シール、ヒートシール、あるいは接着剤のいずれによってもガード帯1をシート10に添着することができる。ヒートシールや接着剤によってサイド部23,23に皺が寄っても、幅狭に添着されることによって目立たないため、外観を損なうことがない。
いずれにしても、ガード帯1は、ピロー包装体の外観を損ねないようにシート10の内側面に添着することが好ましい。ただし、被包装物Aが食品であれば、不織布製のガード帯1や紙製のガード帯1は、風合いが出るようにシート10の外側面に添着される。なお、不織布製や紙製のガード帯1がシート10の外側面に添着される場合は、サイド部予定領域13,13をさらに補強するため、シート10の内側面のサイド部予定領域13,13の全面又は両側部にプラスチックフィルム製のガード帯(図示せず)が添着されてもよい。したがって、この場合は、サイド部予定領域は、3層となる。
このようなピロー包装用原反は、図1に示すように平坦な状態でロール状に巻回され、あるいは図5もしくは図6に示すように扁平な筒状に折り曲げられた状態でロール状に巻回されて保管される。なお、図5及び図6は見やすくするため、正面部予定領域11と背面部予定領域の各片側12a,12aとが離間した状態に描いてあるが、実際は、重なり合っている。
図5に示すピロー包装用原反は、シート10の各側部10a,10aが重ね合わされ、かつ、ガード帯1,1を添着したサイド部予定領域13,13の中心が内側に折り込まれた扁平な筒状とされている。このピロー包装用原反は、シート10の各側部10a,10aが重ね合わされることによって背面部予定領域の各片側12a,12a同士が接続された背面部予定領域12が設けられ、この背面部予定領域12と正面部予定領域11との両方の側部の間に折襞状のサイド部予定領域13,13が重ね合わされるとともに、正面部予定領域11と背面部予定領域12の両中間部が重ね合わされる。
また、図6に示したピロー包装用原反は、シート10の各側部10a,10aが重ね合わされ、かつ、ガード帯1,1を添着したサイド部予定領域13,13の中心が外側に折られている。このピロー包装用原反は、シート10の各側部10a,10aが重ね合わされることによって背面部予定領域の各片側12a,12a同士が接続された背面部予定領域12が設けられ、この背面部予定領域12と正面部予定領域11の全面が重ね合わされた扁平な筒状とされる。
いずれにしても、ロール状に巻回されたピロー包装用原反は、各ガード帯1,1がシート10の中心線を対称軸に対象に配置されているため、安定した状態で保管される。なお、図5及び図6に示したピロー包装用原反は、いわゆる封筒貼りによってセンターシールする場合を示しているが、合掌貼りによってセンターシールするようにシート10の各側部10a,10aを重ね合わせてもよい。
そして、図1に示すような平坦な状態でロール状に巻回された扁平な筒状のピロー包装用原反は、一般的なよこピロー包装機又はたてピロー包装機によって被包装物Aをピロー包装することにより、ピロー包装体に製袋される。すなわち、被包装物Aがシート10の内側に供給され、シート10の各側部10a,10aが接合されてセンターシールされることにより、ピロー包装用原反が、正面部予定領域11、背面部予定領域12そして一対のサイド部予定領域13,13内に被包装物Aを包んだ筒状とされる。
また、図5及び図6に示すような扁平な筒状のピロー包装用原反は、正面部予定領域11と背面部予定領域12が離間して、被包装物Aがシート10の内側に供給され、センターシールされることにより、ピロー包装用原反が、正面部予定領域11、背面部予定領域12そして一対のサイド部予定領域13,13内に被包装物Aを包んだ筒状とされる。
このように被包装物Aを包んだピロー包装用原反は、幅方向にエンドシールかつ切断されることにより、帯状のシート10とガード帯1,1とが切断される。シート10が切断されることによって、図2に示すように、正面部21、背面部22、一対のサイド部23,23を有し、これら21,22,23,23の両端部24,24が封止された包装材20が形成され、ガード帯1,1が切断されることによってガード部2,2が形成され、このガード部2,2が各サイド部23,23のシート10に添着されたピロー包装体が製袋される。また、ピロー包装用原反を幅方向に切断すると同時に、又は切断した後に、一方又は両方の端部24,24にノッチ25,25が入れられる。
なお、図5に示す扁平な筒状のピロー包装用原反から製袋されたピロー包装体は、サイド部予定領域13,13が折襞状とされ、折癖が付けられていることから、ピロー包装体のサイド部23,23は、く字形に折れ曲がったサイドガセットが設けられ、パンなどの嵩のある被包装物を好適に包装することができる。また、図6に示す扁平な筒状のピロー包装用原反から製袋されたピロー包装体は、煎餅などの嵩の低い被包装物を好適に包装することができる。
そして、ピロー包装体は、使用態様に応じて、図3に示すようにサイド部23,23の包装材20の片面又は両面にガード部2,2が添着されたものであるため、サイド部23,23がく字形に折れ曲がっていても、あるいは折れ曲がっていなくても、添着されたガード部2,2によって補強されて変形しにくく、包装された被包装物Aを保護することができる。
そして、開封するときは、一方の端部24のノッチ25から他方の端部24の方へ正面部21及び背面部22を引き裂く。その引き裂き方向がピロー包装体の側縁の方に逸れても、ガード部2によって規制され、途中で引き千切れることなく、他方の端部24まで開封される。ノッチ25が偏心して入れられていると、幅狭に切除された部分26から被包装物Aが露出し、幅広に残される部分27によって被包装物Aを掴むことができる。したがって、被包装物Aが食品の場合は、衛生的に食することができる。また、被包装物Aが例えば30cm程度のパンの場合は、徐々に引き裂きながら食することができる。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、図3においては、合掌貼りによってセンターシールされたピロー包装体を示しているが、いわゆる封筒貼りによってセンターシールされたピロー包装体であっても実施することができる。また、シート10の各側部10a,10aを重ね合わせられる部分は、背面部22でなく、図7(a)(b)(c)(d)に示すように、正面部21と一方のサイド部23とが重ね合わされる部分としてよいし、図示しないが、背面部22と一方のサイド部23とが重ね合わされる部分としてもよい。
また、ピロー包装体は、一方のサイド部23にガセットを設け、他方のサイド部23にガセットを設けない形態とすることもできる。このピロー包装体は、一方のサイド部23にガセットが設けられることにより、この一方のサイド部23を底側に、他方のサイド部23を上向きにして陳列台に置くことができる。この陳列状態において、ピロー包装体は、一方のサイド部23が底部となるため、安定した状態で、しかも、見栄えよく置かれることになる。ただし、このピロー包装体であっても、背面部22を底側にして陳列台に置いてもよい。いずれにしても、このピロー包装体は、図1に示すピロー包装用原反から製袋され、あるいは、図5に示すピロー包装用原反と図6に示すピロー包装用原反を組み合わせたピロー包装用原反から製袋することができる。
本発明に係るピロー包装用原反の第1の実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 本発明に係るピロー包装用原反によって製袋されたピロー包装体の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るピロー包装用原反によって製袋されたピロー包装体であって、(a)(b)(c)(d)は異なる実施形態を示す断面正面図である。 本発明に係るピロー包装用原反の第1の実施形態を示し、(a)は一部拡大正面図、(b)(c)はそれぞれ変形例の一部拡大正面図である。 本発明に係るピロー包装用原反の第2の実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 本発明に係るピロー包装用原反の第3の実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 本発明に係るピロー包装用原反によって製袋された図3と異なるピロー包装体であって、(a)(b)(c)(d)は異なる実施形態を示す断面正面図である。 従来のピロー包装体であって、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
符号の説明
1………ガード帯
10……シート
11……正面部予定領域
12……背面部予定領域
12a…背面部予定領域の側部
13……サイド部予定領域
21……正面部
22……背面部
23……サイド部
23a…サイド部の片方の側部
23b…サイド部の片方の側部
24……端部
25……ノッチ

Claims (6)

  1. 帯状のシートから正面部と背面部と一対のサイド部とを備えたピロー包装体を製袋するピロー包装用原反であって、
    前記サイド部となるサイド部予定領域の全面又は両方の側部もしくは片方の側部を除いた部分のシートにガード帯が添着されていることを特徴とするピロー包装用原反。
  2. 前記ガード帯は、サイド部予定領域のシートの内側面に添着されていることを特徴とする請求項1に記載のピロー包装用原反。
  3. 前記ガード帯は、超音波シールによって全面又は両方の側部のみ前記サイド部予定領域のシートに添着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のピロー包装用原反。
  4. 前記シートの各側部が重ね合わされ、かつ、ガード帯を添着したサイド部予定領域の中心線が内側に折り込まれることにより、正面部となる正面部予定領域と背面部となる背面部予定領域との両方の側部の間に折襞状のサイド部予定領域が重ね合わされるとともに、正面部予定領域と背面部予定領域の両中間部が重ね合わされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のピロー包装用原反。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項のピロー包装用原反の各側部が重ね合わされ、かつ、幅方向にエンドシールされて切断されたピロー包装体であって、
    幅方向にエンドシールされて切断された一方又は両方の端部にノッチが入れられていることを特徴とするピロー包装体。
  6. 前記ノッチは、偏心した位置に入れられていることを特徴とする請求項5に記載のピロー包装体。
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