JP2009046079A - 携帯機 - Google Patents

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明暁 岩下
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Abstract

【課題】タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両における設置スペースを省略することができる携帯機を提供する。
【解決手段】携帯機2のマイクロコンピュータ11には、車両制御装置3との間で無線通信を行うLF受信回路12及びRF送信回路13と、タイヤ空気圧検出装置7との間で無線通信を行う検出信号受信手段としての検出信号受信回路14とがそれぞれ接続されている。タイヤ空気圧検出装置7から無線にて送信されるタイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号S8は、携帯機2に設けられた検出信号受信回路14により受信される。そして、携帯機2に設けられたRF送信回路13により、空気圧情報を含む空気圧報知信号S6が、タイヤの空気圧及び温度を車両1に設けられる表示装置6を介して報知するべく、送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両との間で無線通信を行う携帯機に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されるように、ユーザによって所持される携帯機と、車両に設けられる車両制御装置との相互通信に基づいて、車両のドア錠の施解錠やエンジンの始動許可を制御する通信制御システムが提案されている。
この通信制御システムの車両制御装置は、ドアロック装置やエンジン制御部に接続された車両制御部と、該車両制御部から出力されるID要求信号を送信アンテナを通じて携帯機に送信する送信回路と、携帯機から送信されたIDコード信号を受信アンテナを通じて受信する受信回路とを備えている。車両制御部は、受信回路が受信したIDコード信号に含まれるIDコードと、自身に予め設定されたIDコードとの比較(ID照合)を行う。そして、車両制御部は、それらIDコードが一致したことを条件として、ドアロック駆動装置に駆動信号を出力して車両のドア錠を施解錠したり、エンジン制御部に始動許可信号を出力してエンジンの始動を許可したりする。このため、例えばピッキング等の不正行為によるドア錠の解錠やエンジンの始動が不能となり、車両のセキュリティレベルが向上する。
また、従来、例えば特許文献2に記載されるように、各タイヤに設けられ対応するタイヤの空気圧を検出する複数のタイヤ空気圧検出装置と、各タイヤ空気圧検出装置から無線にて送信される検出信号に基づいて各タイヤの空気圧を監視するモニタ装置とを備えたタイヤ空気圧監視システム(TPMS:tire pressure monitoring system)が提案されている。
このタイヤ空気圧監視システムのモニタ装置は、車内に設けられた表示装置が接続された監視用制御部と、各タイヤ空気圧検出装置から送信されたタイヤの空気圧情報を含む検出信号を受信アンテナを通じて受信する受信回路とを備えている。監視用制御部は、受信回路が受信した検出信号に含まれるタイヤの空気圧情報に基づいてタイヤに異常が生じていると判断すると、表示装置を介してタイヤに異常が生じている旨を報知する。このため、ユーザは車内に設けられた表示装置を介してタイヤの異常を迅速且つ確実に認識することが可能となり、タイヤの異常摩耗を防止することができるとともに、車両の安全性を向上させることができる。
特開2000−185628号公報 特開2003−118333
ところで、近年では、車両の多機能化が進んでおり、前述した通信制御システムが搭載された車両にタイヤ空気圧監視システムが搭載される場合がある。しかしながら、従来のタイヤ空気圧監視システムを車両に搭載する場合、各タイヤ空気圧検出装置から送信された検出信号を受信するための受信アンテナ及び受信回路を車両に特別に設ける必要がある。しかしながら、車両には数多くの車両部品や電装品が搭載されるため、タイヤ空気圧検出装置から送信された空気圧検出信号を受信するための受信アンテナ、受信回路及びそれらを接続するワイヤハーネス等、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置を設置するスペースを省略したいという要望がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両における設置スペースを省略することができる携帯機を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、通信対象である車両との間で無線通信を行う携帯機であって、前記車両のタイヤの空気圧を検出するべく前記タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信される前記タイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号を受信する検出信号受信手段と、該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を前記車両に設けられる車両側報知手段を介して報知するべく、前記空気圧情報を含む空気圧報知信号を送信する報知信号送信手段とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、車両のタイヤの空気圧を検出するべくタイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信されるタイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号は、携帯機に設けられた検出信号受信手段により受信される。そして、携帯機に設けられた報知信号送信手段により、空気圧情報を含む空気圧報知信号が、タイヤの空気圧を車両に設けられる車両側報知手段を介して報知するべく、送信される。すなわち、タイヤ空気圧検出手段から無線にて送信されたタイヤの空気圧情報は、携帯機に設けられた報知信号送信手段を介して車両に設けられた車両側報知手段に提供される。このため、タイヤ空気圧検出手段から送信された空気圧検出信号を受信するための受信アンテナ、受信回路及びそれらを接続するワイヤハーネス等、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置を、車両に特別に設ける必要がない。よって、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両における設置スペースを省略することができる。
請求項2に記載の発明は、通信対象である車両との間で無線通信を行う携帯機であって、前記車両のタイヤの空気圧を検出するべく前記タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信される前記タイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号を受信する検出信号受信手段と、該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を報知する携帯機側報知手段とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、車両のタイヤの空気圧を検出するべくタイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信されるタイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号は、携帯機に設けられた検出信号受信手段により受信される。そして、携帯機に設けられた携帯機側報知手段により、タイヤの空気圧が報知される。すなわち、タイヤ空気圧検出手段から無線にて送信されたタイヤの空気圧情報は、携帯機に設けられた携帯機側報知手段を介して報知される。このため、タイヤ空気圧検出手段から送信された空気圧検出信号を受信するための受信アンテナ、受信回路及びそれらを接続するワイヤハーネス等、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置を、車両に特別に設ける必要がない。よって、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両における設置スペースを省略することができる。また、タイヤの空気圧を報知する携帯機側報知手段が携帯機に設けられるため、該携帯機側報知手段を介してタイヤの空気圧を車外でも確認することができる。このため、携帯機を所持したユーザが車両に乗り込む前にタイヤの空気圧を確認することもできる。
請求項3に記載の発明は、通信対象である車両との間で無線通信を行う携帯機であって、前記車両のタイヤの空気圧を検出するべく前記タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信される前記タイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号を受信する検出信号受信手段と、該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を前記車両に設けられる車両側報知手段を介して報知するべく、前記空気圧情報を含む空気圧報知信号を送信する報知信号送信手段と、該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を報知する携帯機側報知手段とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、車両のタイヤの空気圧を検出するべくタイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信されるタイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号は、携帯機に設けられた検出信号受信手段により受信される。このため、タイヤ空気圧検出手段から送信された空気圧検出信号を受信するための受信アンテナ、受信回路及びそれらを接続するワイヤハーネス等、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置を、車両に特別に設ける必要がない。よって、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両における設置スペースを省略することができる。また、タイヤの空気圧を報知する携帯機側報知手段が携帯機に設けられるため、該携帯機側報知手段を介してタイヤの空気圧を車外でも確認することができる。このため、携帯機を所持したユーザが車両に乗り込む前にタイヤの空気圧を確認することもできる。
請求項4に記載の発明は、前記タイヤの空気圧を前記車両に設けられる前記車両側報知手段を介して報知するべく前記車両から間欠的に送信される前記空気圧報知信号の出力を要求する旨の報知要求信号を受信する報知要求信号受信手段を備え、前記報知信号送信手段は、前記報知要求信号に応じて前記空気圧報知信号を送信することをその要旨とする。
本発明によれば、携帯機に設けられた報知要求信号受信手段により、車両から間欠的に送信される報知要求信号が受信される。そして、携帯機に設けられた報知信号送信手段により、報知要求信号受信手段が受信した報知要求信号に応じて空気圧報知信号が送信される。このため、タイヤの空気圧情報を、車両に設けられた車両側報知手段に間欠的に提供することができる。
請求項5に記載の発明は、前記タイヤ空気圧検出手段に前記空気圧検出信号の出力を要求するために操作される操作手段と、前記操作手段の操作に基づいて、前記タイヤ空気圧検出手段に対して前記空気圧検出信号の送信を要求する旨の空気圧情報要求信号を送信する要求信号送信手段とを備え、前記携帯機側報知手段は、前記空気圧情報要求信号に応答して前記タイヤ空気圧検出手段から送信された前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づいて前記タイヤの空気圧を報知することをその要旨とする。
本発明によれば、要求信号送信手段から、操作手段の操作に基づくタイミングで、タイヤ空気圧検出手段に対して空気圧検出信号の出力を要求する旨の空気圧情報要求信号が送信される。そして、携帯機側報知手段により、空気圧情報要求信号に応答してタイヤ空気圧検出手段から送信された空気圧検出信号に含まれる空気圧情報に基づいて、タイヤの空気圧が報知される。このため、携帯機を所持したユーザは、任意のタイミングでタイヤの空気圧を確認することができる。
請求項6に記載の発明は、対応する前記車両に設けられた車両制御装置との間で相互認証を行うべく前記車両制御装置との間で無線通信を行うための通信機能部と、前記空気圧情報を含む前記空気圧報知信号を前記通信機能部から送信させることにより該通信機能部を前記報知信号送信手段として機能させる通信機能部制御手段とを備えたことをその要旨とする。
本発明によれば、車両制御装置との間で相互認証を行うべく該車両制御装置との間で無線通信を行うための通信機能部から空気圧報知信号が送信される。このため、携帯機に、空気圧情報を含む空気圧報知信号を送信するための構成を、通信機能部とは別に設ける必要がない。よって、携帯機の構成を簡略化することができる。
請求項7に記載の発明は、前記タイヤ空気圧検出手段は、前記車両の1つのタイヤに設けられ対応するタイヤの空気圧を検出するマスタ検出手段と、該マスタ検出手段が設けられたタイヤ以外の複数のタイヤにそれぞれ設けられ対応するタイヤの空気圧を検出するサブ検出手段とを備え、前記マスタ検出手段は、複数の前記サブ検出手段から送信される複数の前記タイヤの空気圧情報を含む無線信号を受信するとともに、受信した複数の前記サブ検出手段からの無線信号に含まれる複数の前記タイヤの空気圧情報、及び、自身が検出した前記タイヤの空気圧情報を含む前記空気圧検出信号を送信し、前記検出信号受信手段は、前記マスタ検出手段から送信される前記空気圧検出信号を受信することをその要旨とする。
本発明によれば、タイヤ空気圧検出手段のマスタ検出手段から、複数のサブ検出手段が検出した複数のタイヤの空気圧情報、及び、自身が検出したタイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号が送信される。このため、携帯機の検出信号受信手段は、マスタ検出手段から送信される空気圧検出信号を受信することで、サブ検出手段が検出した複数のタイヤの空気圧情報を取得することができる。よって、複数のサブ検出手段から検出信号受信手段に無線信号を直接送信する場合と比較して、サブ検出手段から無線信号を送信するために消費される電力を低減することができる。
本発明によれば、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両における設置スペースを省略することができる携帯機を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1の通信制御システムSは、車両1の所有者(ユーザ)によって所持される携帯機2と、車両1に設けられた車両制御装置3とを備えている。車両制御装置3には、車両1のドア錠を施解錠するドアロック装置4、エンジンの駆動を制御するエンジン制御部5、及び車両側報知手段としての表示装置6が接続されている。また、車両1には、タイヤ空気圧検出手段としてのタイヤ空気圧検出装置7が設けられている。タイヤ空気圧検出装置7は、車両1の4つのタイヤ1a〜1d(図2参照)の空気圧及び温度を検出し、その検出結果を携帯機2に無線にて送信する。携帯機2は、車両制御装置3及びタイヤ空気圧検出装置7と相互無線通信を行う。車両制御装置3は、携帯機2との間の相互認証が成立したことを条件として、ドアロック装置4にドア錠の施解錠を許可したり、エンジン制御部5にエンジンの始動を許可したりする。また、車両制御装置3は、表示装置6に車両1の各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を表示させる。
<携帯機>
次に、携帯機2について詳細に説明する。図1に示すように、携帯機2の内部には、通信機能部制御手段としてのマイクロコンピュータ11が設けられている。マイクロコンピュータ11には、車両制御装置3との間で無線通信を行う通信機能部を構成する報知要求信号受信手段としてのLF受信回路12と、同じく通信機能部を構成する報知信号送信手段及び要求信号送信手段としてのRF送信回路13と、タイヤ空気圧検出装置7との間で無線通信を行う検出信号受信手段としての検出信号受信回路14とがそれぞれ接続されている。また、マイクロコンピュータ11には、施錠スイッチ15と、解錠スイッチ16と、操作手段としての表示操作スイッチ17と、携帯機側報知手段としての表示部18とが接続されている。図2に示すように、施錠スイッチ15、解錠スイッチ16、表示操作スイッチ17及び表示部18は、携帯機2の表面に設けられている。
図1に示すように、LF受信回路12は、前記車両制御装置3から所定周波数(例えば134kHz)の電波として送信される車外ID要求信号S1、車内ID要求信号S2及び報知要求信号S3を、受信アンテナ12aを通じて受信する。LF受信回路12は、受信した車外ID要求信号S1、車内ID要求信号S2及び報知要求信号S3をパルス信号に復調してマイクロコンピュータ11に出力する。
RF送信回路13は、マイクロコンピュータ11から出力されるID応答信号S4、施解錠要求信号S5及び空気圧報知信号S6を、車両制御装置3側で受信可能な所定周波数(例えば、312MHz)の電波に変調して、送信アンテナ13aを通じて送信する。また、RF送信回路13は、マイクロコンピュータ11から出力される空気圧情報要求信号S7を、タイヤ空気圧検出装置7側で受信可能な所定周波数(例えば、312MHz)の電波に変調して、送信アンテナ13aを通じて送信する。
検出信号受信回路14は、タイヤ空気圧検出装置7から所定周波数(例えば312MHz)の電波として送信される各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧検出信号S8を、RF受信アンテナ14aを通じて受信する。検出信号受信回路14は、受信した空気圧検出信号S8をパルス信号に復調してマイクロコンピュータ11に出力する。
マイクロコンピュータ11は、不揮発性のメモリ11aを備え、そのメモリ11aには、車両1に対応する携帯機2に固有のIDコード、ドア錠の施錠を要求する施錠要求コード、及びドア錠の解錠を要求する解錠要求コードが記憶されている。マイクロコンピュータ11は、施錠スイッチ15が操作されると、車両制御装置3に対してドア錠の施錠を要求する施錠要求コード及び携帯機2に固有のIDコードを含む施解錠要求信号S5を、RF送信回路13を通じて送信する。また、マイクロコンピュータ11は、解錠スイッチ16が操作されると、車両制御装置3に対してドア錠の解錠を要求する解錠要求コード及び携帯機2に固有のIDコードを含む施解錠要求信号S5を、RF送信回路13を通じて送信する。
また、マイクロコンピュータ11は、表示操作スイッチ17が操作されると、タイヤ空気圧検出装置7に対して空気圧検出信号S8の送信を要求する旨の空気圧情報要求信号S7を、RF送信回路13を通じて送信する。そして、マイクロコンピュータ11は、該空気圧情報要求信号S7に応答してタイヤ空気圧検出装置7から送信される空気圧検出信号S8を、検出信号受信回路14を通じて受信する。そして、マイクロコンピュータ11は、受信した空気圧検出信号S8に含まれる空気圧情報を取得し、取得した空気圧情報に基づいて表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するための表示制御信号を出力する。
また、マイクロコンピュータ11は、LF受信回路12を通じて車両制御装置3から送信される車外ID要求信号S1及び車内ID要求信号S2を受信すると、車両制御装置3に対して携帯機2に固有のIDコードを含むID応答信号S4を、RF送信回路13を通じて送信する。
また、マイクロコンピュータ11は、LF受信回路12を通じて車両制御装置3から送信された報知要求信号S3を受信すると、タイヤ空気圧検出装置7に対して空気圧検出信号S8の送信を要求する旨の空気圧情報要求信号S7を、RF送信回路13を通じて送信する。そして、マイクロコンピュータ11は、該空気圧情報要求信号S7に応答してタイヤ空気圧検出装置7から送信される空気圧検出信号S8を検出信号受信回路14を通じて受信する。そして、マイクロコンピュータ11は、受信した空気圧検出信号S8に含まれる空気圧情報を取得し、取得した空気圧情報に基づき各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を車両1に設けられた表示装置6を介して報知するべく、取得した空気圧情報を含む空気圧報知信号S6を、RF送信回路13を通じて車両制御装置3に送信する。
<車両制御装置>
次に、車両制御装置3について詳しく説明する。図1に示すように、車両制御装置3の電子制御装置21は、不揮発性のメモリ21aを備え、そのメモリ21aには、車両1に対応する携帯機2に固有のIDコードが記憶されている。
電子制御装置21には、車両1に対応する携帯機2との間で無線通信を行うための車外LF送信機22及び車内LF送信機23と、受信機24とが電気的に接続されている。また、電子制御装置21には、ドアロック装置4、エンジン制御部5、及び車両側報知手段としての表示装置6が電気的に接続されている。
図1に示すように、車外LF送信機22は、電子制御装置21から出力された車外ID要求信号S1を携帯機2側で受信可能な所定周波数(例えば、134kHz)の電波に変調し、該車外ID要求信号S1をドア毎に設けられた複数の車外LF送信アンテナ22aを通じて車両1の周辺に送信する。車内LF送信機23は、電子制御装置21から出力された車内ID要求信号S2及び報知要求信号S3を携帯機2側で受信可能な所定周波数(例えば、134kHz)の電波に変調し、該車内ID要求信号S2及び報知要求信号S3を車内に設けられた車内LF送信アンテナ23aを通じて車内に送信する。
受信機24は、携帯機2から所定周波数(例えば、312MHz)の電波として送信された、携帯機2に固有のIDコードを含むID応答信号S4、施解錠要求信号S5、並びに各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧報知信号S6を、車両1の後部に設けられた受信アンテナ24aを通じて受信する。そして、受信機24は、受信したID応答信号S4、施解錠要求信号S5、及び空気圧報知信号S6をパルス信号に復調して電子制御装置21に出力する。
図1に示すように、電子制御装置21は、携帯機2に対してIDコードを含むID応答信号S4の出力を要求する旨の車外照合用の車外ID要求信号S1を、車外LF送信機22を通じて送信する。また、電子制御装置21は、図示しないドアセンサからのドア開閉信号により携帯機2を所持したユーザが車両1に乗り込んだことを検知すると、携帯機2に対してIDコードを含むID応答信号S4の出力を要求する旨の車内照合用の車内ID要求信号S2を、車内LF送信機23を通じて送信する。
また、電子制御装置21は、車外ID要求信号S1若しくは車内ID要求信号S2に応じて携帯機2から返信されるID応答信号S4を、受信機24を通じて受信する。そして、電子制御装置21は、受信したID応答信号S4に含まれる携帯機2に固有のIDコードとメモリ21aに記憶されているIDコードとを照合し、それらが一致した場合に携帯機2との間の相互認証が成立したと判断する。電子制御装置21は、携帯機2との間の相互認証が成立したことを条件として、ドアロック装置4にドア錠の施解錠を許可したり、エンジン制御部5にエンジンの始動を許可したりする。
また、電子制御装置21は、車内照合が成立した後に図示しないエンジンスイッチ(イグニッションスイッチ)が操作されエンジンが始動した場合、携帯機2に対して各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧報知信号S6の出力を要求する旨の報知要求信号S3を、車内LF送信機23を通じて間欠的に送信する。
また、電子制御装置21は、報知要求信号S3に応じて携帯機2から返信される空気圧報知信号S6を受信機24を通じて受信する。そして、電子制御装置21は、受信した空気圧報知信号S6に含まれる空気圧情報に基づいて、各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するための表示制御信号を表示装置6に出力する。
また、電子制御装置21は、携帯機2から送信される施解錠要求信号S5を受信機24を通じて受信し、ドア錠を施解錠する旨の制御信号を出力する。ドアロック装置4は、該制御信号に基づいてドア錠を施解錠する。
さて、図1に示すように、電子制御装置21は、携帯機2に対して携帯機2に固有のIDコードを含むID応答信号S4の出力を要求する旨の車外照合用の車外ID要求信号S1を、車外LF送信機22の車外LF送信アンテナ22aを通じて車両1の周辺に出力する。これにより、図2に示すように、車両1の周辺に携帯機2との間で相互無線通信が可能な通信エリアToutが形成される。そして、ユーザが携帯機2を所持して車外LF送信機22の通信エリアToutに入り込み、携帯機2が車外ID要求信号S1を受信すると、携帯機2がそれに応答し、携帯機2に固有のIDコードを含むID応答信号S4を返信する。
図1に示すように、電子制御装置21は、携帯機2から返信されたID応答信号S4を受信機24を通じて受信し、該受信したID応答信号S4に含まれるIDコードとメモリ21aに記憶されているIDコードとを照合し、それらが一致した場合に携帯機2との間の車外照合が成立したと判断する。電子制御装置21は、携帯機2との間の車外照合が成立したことを条件として、ドアロック装置4にドア錠の解錠を許可する。ドアロック装置4は、電子制御装置21からドア錠の解錠が許可された状態において図示しないドアハンドルセンサに対する接触操作が行われると、ドア錠を解錠する。
ドア錠の解錠後、携帯機2を所持するユーザが車両1に乗り込んだとき、電子制御装置21は、図示しないドアセンサからのドア開閉信号によりこれを検知する。そして、電子制御装置21は、携帯機2に対して同携帯機2に固有のIDコードを含むID応答信号S4の出力を要求する旨の車内照合用の車内ID要求信号S2を、車内LF送信機23の車内LF送信アンテナ23aを通じて車内に出力する。これにより、図2に示すように、車内に携帯機2との間で相互無線通信が可能な通信エリアTinが形成される。そして、車両1に乗り込んだユーザが所持する携帯機2が車内ID要求信号S2を受信すると、携帯機2がそれに応答して、自身のIDコードを含むID応答信号S4を返信する。
電子制御装置21は、携帯機2から返信されたID応答信号S4を受信機24を通じて受信し、該受信したID応答信号S4に含まれるIDコードとメモリ21aに記憶されているIDコードとを照合し、それらが一致した場合に携帯機2との間の車内照合が成立したと判断する。電子制御装置21は、携帯機2との間の車内照合が成立したことを条件として、エンジン制御部5にエンジンの始動を許可する。エンジン制御部5は、前記電子制御装置21からエンジンの始動が許可された状態においてエンジン始動操作が行われると、エンジンを始動させる。すなわち、エンジン制御部5は、電子制御装置21からエンジンの始動を許可する旨の制御信号が入力されていない状態にあっては、たとえエンジン始動操作が行われたとしてもエンジンを始動させない。
<タイヤ空気圧検出装置>
次に、タイヤ空気圧検出装置7について詳しく説明する。図2に示すように、タイヤ空気圧検出装置7は、車両1の右前輪のタイヤ1aに設けられマスタ検出手段としてのマスタ検出装置31と、車両1の左前輪及び両後輪のタイヤ1b〜1dにそれぞれ設けられる3つのサブ検出手段としてのサブ検出装置32〜34とを備えている。
図1に示すように、各サブ検出装置32〜34は、対応するタイヤ1b〜1dの空気圧及び温度を検出するとともに、検出したタイヤ1b〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む無線信号S9をマスタ検出装置31に間欠的に送信する。マスタ検出装置31は、対応するタイヤ1aの空気圧及び温度を検出するとともに、各サブ検出装置32〜34から送信された無線信号S9を受信し、各サブ検出装置32〜34が検出したタイヤ1b〜1dの空気圧情報を取得する。そして、マスタ検出装置31は、携帯機2から送信された空気圧情報要求信号S7を受信すると、各サブ検出装置32〜34が検出したタイヤ1b〜1dの空気圧情報、及び、自身が検出したタイヤ1aの空気圧情報を含む空気圧検出信号S8を所定周波数(例えば、312MHz)の電波として携帯機2の検出信号受信回路14に送信する。
<エンジンが停止している場合の携帯機の作用>
次に、エンジンが停止している場合の携帯機2の作用について説明する。図3に示すように、エンジンが停止している状態において携帯機2の表示操作スイッチ17が操作されると、携帯機2のマイクロコンピュータ11は、RF送信回路13を通じて、タイヤ空気圧検出装置7に対して空気圧検出信号S8の送信を要求する旨の空気圧情報要求信号S7を送信する。タイヤ空気圧検出装置7のマスタ検出装置31は、該空気圧情報要求信号S7に応答して、各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧検出信号S8を送信する。携帯機2のマイクロコンピュータ11は、検出信号受信回路14を通じて、マスタ検出装置31から返信された空気圧検出信号S8を受信し、該空気圧検出信号S8に含まれる空気圧情報に基づいて表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するための表示制御信号を出力する。これにより、携帯機2の表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が表示される。
<エンジンが駆動している場合の携帯機の作用>
次に、エンジンが駆動している場合の携帯機2の作用について説明する。前述したように、車内照合が成立した後に図示しないエンジンスイッチが操作されエンジンが始動した場合、図4に示すように、車両制御装置3の電子制御装置21は、車内にある携帯機2に対して空気圧報知信号S6の出力を要求する旨の報知要求信号S3を、車内LF送信機23を通じて間欠的に送信する。携帯機2のマイクロコンピュータ11は、車両制御装置3から送信された報知要求信号S3をLF受信回路12を通じて受信すると、タイヤ空気圧検出装置7に対して空気圧検出信号S8の送信を要求する旨の空気圧情報要求信号S7を出力する。タイヤ空気圧検出装置7のマスタ検出装置31は、該空気圧情報要求信号S7に応答して各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧検出信号S8を送信する。携帯機2のマイクロコンピュータ11は、検出信号受信回路14を通じて、マスタ検出装置31から返信された空気圧検出信号S8を受信し、該空気圧検出信号S8に含まれる各タイヤ1a〜1dの空気圧情報を含む空気圧報知信号S6を、RF送信回路13を通じて送信する。車両制御装置3の電子制御装置21は、該空気圧報知信号S6を受信機24の受信アンテナ24aを通じて受信し、受信した空気圧報知信号S6に含まれる空気圧情報に基づいて、各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するための表示制御信号を表示装置6に出力する。これにより、車両1に設けられた表示装置6に、各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が表示される。なお、この場合において携帯機2の表示操作スイッチ17が操作されると、前述したエンジンが停止している場合と同様、携帯機2の表示部18にも各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が表示される。
次に、上記実施の形態の作用効果を以下に記載する。
(1)タイヤ空気圧検出装置7から無線にて送信されるタイヤ1a〜1dの空気圧情報を含む空気圧検出信号S8は、携帯機2に設けられた検出信号受信回路14により受信される。そして、携帯機2に設けられたRF送信回路13により、空気圧情報を含む空気圧報知信号S6が、タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を車両1に設けられる表示装置6を介して報知するべく、送信される。すなわち、タイヤ空気圧検出装置7から無線にて送信されたタイヤ1a〜1dの空気圧情報は、携帯機2に設けられたRF送信回路13を介して車両1に設けられた表示装置6に提供される。このため、タイヤ空気圧検出装置7から送信された空気圧検出信号S8を受信するための受信アンテナ、受信回路及びそれらを接続するワイヤハーネス等、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置を、車両1に特別に設ける必要がない。よって、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両1における設置スペースを省略することができる。
(2)また、携帯機2に設けられた表示部18により、タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が報知される。すなわち、タイヤ空気圧検出装置7から無線にて送信されたタイヤ1a〜1dの空気圧情報は、携帯機2に設けられた表示部18を介して報知される。このため、タイヤ空気圧検出装置7から送信された空気圧検出信号S8を受信するための受信アンテナ、受信回路及びそれらを接続するワイヤハーネス等、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置を、車両1に特別に設ける必要がない。よって、タイヤ空気圧監視システムを構成するための装置の車両1における設置スペースを省略することができる。
(3)また、タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を報知する表示部18が携帯機2に設けられるため、該表示部18を介してタイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を車外でも確認することができる。このため、携帯機2を所持したユーザが車両1に乗り込む前にタイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を確認することもできる。
(4)携帯機2に設けられたLF受信回路12により、車両1から間欠的に送信される報知要求信号S3が受信される。そして、携帯機2に設けられたRF送信回路13により、LF受信回路12が受信した報知要求信号S3に応じて、車両制御装置3へ空気圧報知信号S6が送信される。このため、タイヤ1a〜1dの空気圧情報を、車両1に設けられた表示装置6に間欠的に提供することができる。
(5)携帯機2のRF送信回路13から、表示操作スイッチ17の操作に基づくタイミングで、タイヤ空気圧検出装置7に対して空気圧検出信号S8の出力を要求する旨の空気圧情報要求信号S7が送信される。そして、携帯機2の表示部18により、空気圧情報要求信号S7に応答してタイヤ空気圧検出装置7から送信された空気圧検出信号S8に含まれる空気圧情報に基づいて、タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が報知される。このため、携帯機2を所持したユーザは、任意のタイミングでタイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を確認することができる。
(6)車両制御装置3との間で相互認証を行うべく該車両制御装置3との間で無線通信を行うための通信機能部としてのRF送信回路13から、空気圧報知信号S6が送信される。このため、携帯機2に、空気圧情報を含む空気圧報知信号S6を送信するための構成を、通信機能部としてのRF送信回路13とは別に設ける必要がない。よって、携帯機2の構成を簡略化することができる。
(7)また、携帯機2は、LF受信回路12を通じて車両制御装置3から送信される車外ID要求信号S1、車内ID要求信号S2及び報知要求信号S3を受信する。このため、携帯機2に、報知要求信号S3を受信するための構成を、LF受信回路12とは別に設ける必要がない。このことによっても、携帯機2の構成を簡略化することができる。
(8)タイヤ空気圧検出装置7のマスタ検出装置31から、複数のサブ検出装置32〜34が検出した複数のタイヤ1a〜1dの空気圧情報、及び、自身が検出したタイヤ1a〜1dの空気圧情報を含む空気圧検出信号S8が送信される。このため、携帯機2の検出信号受信回路14は、マスタ検出装置31から送信される空気圧検出信号S8を受信することでサブ検出装置32〜34が検出した複数のタイヤ1a〜1dの空気圧情報を取得することができる。よって、複数のサブ検出装置32〜34から検出信号受信回路14に無線信号S9を直接送信する場合と比較して、サブ検出装置32〜34から無線信号S9を送信するために消費される電力を低減することができる。
尚、本実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、携帯機2に表示部18を設け、該表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が表示されるようにしたが、携帯機2のRF送信回路13から車両制御装置3に空気圧報知信号S6が送信されれば、携帯機2の表示部18を省略してもよい。なお、この場合、携帯機2は、タイヤ空気圧検出装置7から送信される空気圧情報の中継機として機能する。
・上記実施の形態では、携帯機2から車両制御装置3へ空気圧報知信号S6が送信されるようにしたが、携帯機2に表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度が表示されれば携帯機2から空気圧報知信号S6が送信されないようにしてもよい。この場合、車両1の内外において携帯機2の表示部18を通じて各タイヤ1a〜1dの状態を確認することができる。
・上記実施の形態では、エンジンが駆動している場合、車両制御装置3から報知要求信号S3を間欠的に送信するようにしたが、例えば車内に設けられた操作スイッチが操作された場合に、車両制御装置3から報知要求信号S3が送信されるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、携帯機2に設けられた表示操作スイッチ17が操作されたタイミングで携帯機2の表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、表示操作スイッチ17を省略し、タイヤ空気圧検出装置7から送信される空気圧検出信号S8を受信した場合に携帯機2の表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、携帯機2の通信機能部としてのRF送信回路13から、空気圧報知信号S6を送信するようにしたが、図1に二点鎖線で示すように、空気圧報知信号S6を送信アンテナ40aを通じて送信する報知信号送信回路40をRF送信回路13とは別に設けてもよい。
・上記実施の形態では、タイヤ空気圧検出装置7において、マスタ検出装置31を通じて各サブ検出装置32〜34が検出したタイヤ1b〜1dの空気圧情報を携帯機2に送信するようにしたが、各サブ検出装置32〜34から各タイヤ1a〜1dの空気圧情報を含む空気圧検出信号を、携帯機2へ直接送信するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、施錠スイッチ15及び解錠スイッチ16が操作されたときにドア錠の施解錠を許可する、所謂キーレスシステムに必要な機能(キーレス機能)と、車両制御装置3の通信エリアTout,Tinにあることを条件としてドア錠の施解錠を許可したりエンジンの始動を許可したりする、所謂スマートシステムに必要な機能(スマート機能)とを備えた携帯機2としたが、このような態様に限定されない。例えば、キーレス機能のみを備えた携帯機としてもよく、また、スマート機能のみを備えた携帯機としてもよい。
・上記実施の形態において、携帯機2に、例えば車両制御装置3から送信される車外ID要求信号S1、車内ID要求信号S2及び報知要求信号S3から電力を生成する電力生成回路を設けてもよい。また、例えば車内に設けられたキースロットに挿入された状態において該キースロットから電力を供給される構成としてもよい。このような構成とすれば、電力生成回路により電力が生成されたり、キースロットを介して電力が供給されたりするため、携帯機2の動作電源となる図示しない電池の消耗を低減することができる。
・上記実施の形態では、電子制御装置21は、エンジンが駆動している場合に、携帯機2に対して各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧報知信号S6の出力を要求する旨の報知要求信号S3を、間欠的に送信するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、携帯機2にID応答信号S4の送信を要求する車内ID要求信号S2に空気圧報知信号S6の送信を要求する要求コードを含ませ、該車内ID要求信号S2を間欠的に送信するようにしてもよい。このような構成とすれば、該車内ID要求信号S2に応答して携帯機2から送信されるID応答信号S4に基づいて携帯機2が車内にあるか否かを判別しながら、携帯機2から送信される空気圧報知信号S6に基づいて各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を報知することができる。
・上記実施の形態では、エンジンが駆動している場合に、車両制御装置3は、車内LF送信機23を通じて携帯機2に対して各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧報知信号S6の出力を要求する旨の報知要求信号S3を送信するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、車両制御装置3は、携帯機2からのID応答信号S4に基づいて車内照合が成立し、携帯機2が車内にあると判別した場合に、車内LF送信機23を通じて報知要求信号S3を送信するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、車両制御装置3の車内LF送信機23から、携帯機2に対して各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度の空気圧情報を含む空気圧報知信号S6の出力を要求する旨の報知要求信号S3を送信するようにしたが、このような態様に限定されない。例えば、携帯機2にID応答信号S4の送信を要求する車外ID要求信号S1に空気圧報知信号S6の送信を要求する要求コードを含ませ、車外ID要求信号S1を車外に間欠的に送信するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、報知手段として、車両1及び携帯機2に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示する表示装置6及び表示部18をそれぞれ設けたが、警報音や音声で各タイヤ1a〜1dの異常を報知する報知装置を設けてもよい。
・上記実施の形態では、エンジンが駆動している場合、携帯機2の表示操作スイッチ17が操作されると、携帯機2の表示部18にも各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するようにしたが、表示操作スイッチ17が操作されなくても携帯機2の表示部18に各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するようにしてもよい。また、エンジンが駆動している場合、車両1の表示装置のみに各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、空気圧情報として各タイヤ1a〜1dの空気圧及び温度を表示するようにしたが、各タイヤ1a〜1dの空気圧のみを表示するようにしてもよく、また、各タイヤ1a〜1dの空気圧に関する情報として各タイヤ1a〜1dの温度のみを表示するようにしてもよい。
本実施の形態の車両の通信制御システムの概略構成を示すブロック図。 車両制御装置の通信エリアを示す車両の平面図。 エンジンが停止している場合の携帯機の作用を説明するための概略図。 エンジンが駆動している場合の携帯機の作用を説明するための概略図。
符号の説明
1…車両、1a〜1d…タイヤ、2…携帯機、3…車両制御装置、6…車両側報知手段としての表示装置、7…タイヤ空気圧検出手段としてのタイヤ空気圧検出装置、11…通信機能部制御手段としてのマイクロコンピュータ、12…通信機能部及び報知要求信号受信手段としてのLF受信回路、13…通信機能部、報知信号送信手段及び要求信号送信手段としてのRF送信回路、14…検出信号受信手段としての検出信号受信回路、17…操作手段としての表示操作スイッチ、18…携帯機側報知手段としての表示部、31…マスタ検出手段としてのマスタ検出装置、32〜34…サブ検出手段としてのサブ検出装置、40…報知信号送信手段としての報知信号送信回路、S3…報知要求信号、S6…空気圧報知信号、S7…空気圧情報要求信号、S8…空気圧検出信号、S9…無線信号。

Claims (7)

  1. 通信対象である車両との間で無線通信を行う携帯機であって、
    前記車両のタイヤの空気圧を検出するべく前記タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信される前記タイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号を受信する検出信号受信手段と、
    該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を前記車両に設けられる車両側報知手段を介して報知するべく、前記空気圧情報を含む空気圧報知信号を送信する報知信号送信手段と
    を備えたことを特徴とする携帯機。
  2. 通信対象である車両との間で無線通信を行う携帯機であって、
    前記車両のタイヤの空気圧を検出するべく前記タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信される前記タイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号を受信する検出信号受信手段と、
    該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を報知する携帯機側報知手段と
    を備えたことを特徴とする携帯機。
  3. 通信対象である車両との間で無線通信を行う携帯機であって、
    前記車両のタイヤの空気圧を検出するべく前記タイヤに設けられたタイヤ空気圧検出手段から無線にて送信される前記タイヤの空気圧情報を含む空気圧検出信号を受信する検出信号受信手段と、
    該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を前記車両に設けられる車両側報知手段を介して報知するべく、前記空気圧情報を含む空気圧報知信号を送信する報知信号送信手段と、
    該検出信号受信手段が受信した前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づき前記タイヤの空気圧を報知する携帯機側報知手段と
    を備えたことを特徴とする携帯機。
  4. 請求項1又は3に記載の携帯機において、
    前記タイヤの空気圧を前記車両に設けられる前記車両側報知手段を介して報知するべく前記車両から間欠的に送信される前記空気圧報知信号の出力を要求する旨の報知要求信号を受信する報知要求信号受信手段を備え、
    前記報知信号送信手段は、前記報知要求信号に応じて前記空気圧報知信号を送信することを特徴とする携帯機。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の携帯機において、
    前記タイヤ空気圧検出手段に前記空気圧検出信号の出力を要求するために操作される操作手段と、
    前記操作手段の操作に基づいて、前記タイヤ空気圧検出手段に対して前記空気圧検出信号の送信を要求する旨の空気圧情報要求信号を送信する要求信号送信手段と
    を備え、
    前記携帯機側報知手段は、前記空気圧情報要求信号に応答して前記タイヤ空気圧検出手段から送信された前記空気圧検出信号に含まれる前記空気圧情報に基づいて前記タイヤの空気圧を報知する
    ことを特徴とする携帯機。
  6. 請求項1、3〜5の何れか1項に記載の携帯機において、
    対応する前記車両に設けられた車両制御装置との間で相互認証を行うべく前記車両制御装置との間で無線通信を行うための通信機能部と、
    前記空気圧情報を含む前記空気圧報知信号を前記通信機能部から送信させることにより該通信機能部を前記報知信号送信手段として機能させる通信機能部制御手段と
    を備えたことを特徴とする携帯機。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の携帯機において、
    前記タイヤ空気圧検出手段は、前記車両の1つのタイヤに設けられ対応するタイヤの空気圧を検出するマスタ検出手段と、該マスタ検出手段が設けられたタイヤ以外の複数のタイヤにそれぞれ設けられ対応するタイヤの空気圧を検出するサブ検出手段とを備え、
    前記マスタ検出手段は、複数の前記サブ検出手段から送信される複数の前記タイヤの空気圧情報を含む無線信号を受信するとともに、受信した複数の前記サブ検出手段からの無線信号に含まれる複数の前記タイヤの空気圧情報、及び、自身が検出した前記タイヤの空気圧情報を含む前記空気圧検出信号を送信し、
    前記検出信号受信手段は、前記マスタ検出手段から送信される前記空気圧検出信号を受信することを特徴とする携帯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203312A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Honda Motor Co Ltd 電動車両
JP2014113951A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Pacific Ind Co Ltd タイヤ状態監視装置
JP2019137221A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 アルプスアルパイン株式会社 盗難防止システム、タイヤ側送信機およびtpms

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