JP2009045919A - 画像形成装置およびインク吐出の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクの変質を防止しつつ、インクジェットヘッド内にインクを循環させることができる画像形成装置およびインク吐出の制御方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、インクジェットヘッド32、第1のタンク202および第2のタンク207、第1の流路203、第2の流路205、第3の流路208、および第1のタンク202および第2のタンク207の負圧を管理する負圧管理機構222、を具備する。負圧管理機構222は、第1の流路203、インクジェットヘッド32および第2の流路205を経由して、第1のタンク202から第2のタンク207にインクを送る第1のフェーズと、第2のタンク207を大気に開放し、第3の流路208を経由して、第2のタンク207から第1のタンク202にインクを送る第2のフェーズと、を交互に切り替える。インクジェットヘッド32は、第1のフェーズと第2のフェーズとの両方でインクを吐出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、インクジェットヘッドを用いた画像形成装置のインク循環に関する。
従来、インクジェットヘッドを用いたインクジェットプリンタ等において、ヘッドのインク吐出口周りから気泡や異物を排除する回復手段として、循環させたインクをインクジェットヘッドに供給する方式が用いられていた。この循環方式は、例えば特許文献1などに記載されている。また、例えば特許文献2に、チューブ内の気泡を抜く目的でインクを循環させる機構が記載されている。
特開2006−289955号公報 特開平11−192717号公報
しかしながら、特許文献1の方式では、インクを直接ポンプで加圧するため、インクが変質したりキャビテーションが発生したりしやすい。また、上記の変質したインクがまたインクジェットヘッドに戻って、画像が不安定になるという欠点がある。また、特許文献2の方式では、印字中に循環することができない。このため、一旦気泡がインクジェットヘッド内部に発生または侵入すると、この気泡をインクジェットヘッドから抜くことができないという欠点がある。
本発明の目的は、インクの変質を防止しつつ、インクジェットヘッド内にインクを循環させることができる画像形成装置およびインク吐出の制御方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る画像形成装置は、ノズルからインクを吐出することが可能なインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドとは独立に設けられ、内部にそれぞれインクを貯留するとともに、前記インクジェットヘッドにインクを供給する第1の貯留手段および第2の貯留手段と、前記インクジェットヘッドと前記第1の貯留手段とを接続する第1の流路と、前記インクジェットヘッドと前記第2の貯留手段とを接続する第2の流路と、前記第1の貯留手段と前記第2の貯留手段とを接続する第3の流路と、前記第1の貯留手段および第2の貯留手段の負圧を管理する負圧管理手段と、を具備し、前記負圧管理手段は、前記第2の貯留手段を負圧にするとともに、前記第1の貯留手段を大気に開放し、前記第1の流路、前記インクジェットヘッドおよび前記第2の流路を経由して、前記第1の貯留手段から前記第2の貯留手段にインクを送る第1のフェーズと、前記第1の貯留手段を負圧にするとともに、前記第2の貯留手段を大気に開放し、前記第3の流路を経由して、前記第2の貯留手段から前記第1の貯留手段にインクを送る第2のフェーズと、を交互に切り替えるとともに、前記インクジェットヘッドは、前記第1のフェーズと前記第2のフェーズとの両方でインクを吐出する。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るインク吐出の制御方法は、インクを吐出することが可能なインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドとは独立に設けられ、内部にそれぞれインクを貯留するとともに、前記インクジェットヘッドにインクを供給する第1のタンクおよび第2のタンクと、前記インクジェットヘッドと前記第1のタンクとを接続する第1の流路と、前記インクジェットヘッドと前記第2のタンクとを接続する第2の流路と、前記第1のタンクと前記第2のタンクとを接続する第3の流路と、を具備する画像形成装置に用いられるインク吐出の制御方法であって、前記第2のタンクを負圧にするとともに前記第1のタンクを大気に開放し、前記第1の流路、前記インクジェットヘッド、前記第2の流路を経由して、前記第1のタンクから前記第2のタンクにインクを送るとともに、前記インクジェットヘッドからインクを吐出させる第1の工程と、前記第1のタンクを負圧にするとともに前記第2のタンクを大気に開放し、前記第3の流路を経由して、前記第2のタンクから前記第1のタンクにインクを送るとともに、前記インクジェットヘッドからインクを吐出させる第2の工程と、を具備し、前記第1の工程と前記第2の工程とは、交互に切り替えられる。
本発明によれば、インクの変質を防止しつつ、インクジェットヘッド内にインクを循環させることができる画像形成装置およびインク吐出の制御方法を提供できる。
以下図面を参照して、この発明の実施例について説明する。図1〜3に本画像形成装置全体の構成を示す。
画像形成装置10は、装置本体11を備え、この装置本体11の後部には第1の供給トレイ13、前部には排出トレイ14が設けられている。装置本体11の下部には第2の供給トレイ15が設けられている。
図2は画像形成装置10の内部構成を模式的に示すものである。装置本体11内には、搬送デバイスとしての用紙搬送機構21と、水平方向のガイド面22aを有する媒体ガイドとしての用紙ガイド22と、図3に示されるヘッドクリーニング機構24などが含まれている。
用紙ガイド22の上部側には、キャリッジ30と、このキャリッジ30を駆動するためのキャリッジ駆動機構31と、キャリッジ30に搭載されたインクジェット方式の記録デバイスとしてのインクジェットヘッド32などが配置されている。
図2に示すようにインクジェットヘッド32は、用紙ガイド22のガイド面22aに対向するノズル32aと,このノズル32aからインクを吐出させるインク吐出機構(図示せず)を有している。インクジェットヘッド32はこのインクによって、図3に示す用紙Sに画像を形成する。図3中の矢印Aは用紙Sの搬送方向を示している。
インク吐出機構の一例はサーマル方式(thermal type)である。サーマル方式は、インクジェットヘッド32に内蔵されたヒータによってインクに熱を与えることにより、インクを沸騰させる。この沸騰による気泡の成長により、インクに圧力変化が生じる。この圧力変化によって前記ノズル32aからインクを吐出させることにより、用紙S上に画像を形成する。
前記サーマル方式以外に、例えば圧電効果を有する素子(例えばピエゾ素子)を用いるインク吐出機構が採用されてもよい。例えば電流によってピエゾ素子を変形させ、その変形に基くポンピング作用により、ノズル部からインクを吐出させる。
図3に示されるようにキャリッジ駆動機構31は、水平方向に延びるキャリッジガイド40と、ステッピングモータ等のモータ41と、タイミングベルト42およびスプロケット43,44等の動力伝達部材と、キャリッジ30の位置を制御するためのセンサ部45などを備えている。
キャリッジガイド40は、用紙Sの搬送方向に対して直交する方向Bに延びている。キャリッジガイド40は、装置本体11のフレームに支持されている。インクジェットヘッド32は、キャリッジ30と共に、キャリッジガイド40に沿って、用紙Sの搬送方向と直角な方向(矢印B方向)に往復移動される。
モータ41の回転はタイミングベルト42を介してキャリッジ30に伝達される。このためインクジェットヘッド32は、キャリッジガイド40に沿って往復移動する。キャリッジ30の位置を制御するためのセンサ部45は、例えばエンコーダセンサ46と、被検知部としてのラダープレート47を備えている。ラダープレート47は、キャリッジガイド40と平行な方向に延びている。ラダープレート47は、等ピッチで形成されたラダーパターンを有している。キャリッジ30の位置に応じて、ラダープレート47のラダーパターンがエンコーダセンサ46によって光学的に検出されることにより、キャリッジ30の位置が検出される。検出された位置信号は、フレキシブルハーネス48を介して制御部50に入力される。
図2に示されるように、用紙搬送機構21は、第1の搬送部61と、第2の搬送部62と、両面印刷を行なう際に使用される両面印刷搬送部63と、排出機構64などを含んでいる。
第1の搬送部61は、第1の供給トレイ13から取出された用紙を、インクジェットヘッド32に向かって搬送する。第2の搬送部62は、第2の供給トレイ15から取出された用紙を、インクジェットヘッド32に向かって搬送する。排出機構64は、印刷された用紙を排出トレイ14上に排出する機能を担っている。
第1の供給トレイ13に、複数枚の用紙(例えば印刷用紙)を厚み方向に重ねて載置することができる。図1に示すように、第1の供給トレイ13に可動ガイド65が設けられている。可動ガイド65は、用紙Sのサイズに合わせて用紙Sの幅方向に移動可能である。この可動ガイド65を用紙Sの幅方向に移動させることにより、第1の供給トレイ13上の用紙Sの幅方向の位置を規制することができる。
第1の搬送部61は、供給ローラ70と、供給ローラ70の下方に位置する分離ローラ71と、分離パッドを含む分離ユニット72などを含んでいる。供給ローラ70は、第1の供給トレイ13の下端から取出された用紙を、インクジェットヘッド32に向けて供給する。
分離ローラ71にはトルクリミッタが設けられている。分離ローラ71は、前記トルクリミッタの機能により、供給ローラ70との間に用紙が1枚のみ存在する場合には、供給ローラ70と同一の方向に回転する。供給ローラ70と分離ローラ71との間に用紙が2枚以上存在する場合には、分離ローラ71は供給ローラ70と逆方向に回転する。従って、第1の供給トレイ13から用紙が複数枚取り出されて供給ローラ70と分離ローラ71との間に送り込まれた場合には、最上部の用紙とそれ以外の用紙とが分離され、最上部の用紙のみがインクジェットヘッド32に供給される。これら供給ローラ70と、分離ローラ71と、分離ユニット72などにより、第1の供給トレイ13から用紙を1枚ずつ取出すための用紙分離機構が構成されている。
分離ローラ71はホルダ73によって保持されている。ホルダ73は、水平方向に延びる軸74を中心に上下方向に移動可能である。分離ローラ71は、ばねによって供給ローラ70に所定の荷重で当接され、図示しないカムによって供給ローラ70から離される。分離ユニット72は、図示しないカムによって供給ローラ70に近付いたり離れたりする方向に移動させることができる。
分離ローラ71と分離ユニット72は、用紙を供給したのちは、供給ローラ70からそれぞれ離されて待機位置へ移動し、次の用紙供給時まで待機する。第1の供給トレイ13の下端付近にリターンレバー75が回動可能に配置されている。リターンレバー75は、第1の供給トレイ13から取出された用紙が供給ローラ70に向けて搬送される際に、ばねによって用紙の搬送を妨げない位置に退避する。このリターンレバー75は、分離ローラ71と分離ユニット72とが待機位置に移動するのに同期して回動し、残留する用紙を第1の供給トレイ13へ戻す。
第1の搬送部61は、搬送ローラ80と、この搬送ローラ80と対向するピンチローラ81と、用紙センサ82と、メディアセンサ83と、切換部材84などを備えている。搬送ローラ80は、用紙を用紙ガイド22とインクジェットヘッド32との間に供給する。用紙センサ82は、用紙の前端と後端の位置を検出可能なセンサアームを有している。
メディアセンサ83は、用紙の質(例えば紙質)を検出する機能を有している。例えば用紙の表面が吸湿性のある材質の場合には、インクジェットヘッド32から吐出するインクを増量させる信号を制御部50に出力する。また、用紙の表面が光沢のある用紙、例えばコート紙(coat paper)の場合には、インクジェットヘッド32から吐出するインクを減量させる信号を制御部50に出力するといった制御がなされる。また、カラー印刷の場合に、メディアセンサ83からの信号に基いて、複数の色要素の吐出割合を調整してもよい。
図4に示されるように搬送ローラ80は、軸90に取り付けられている。軸90はステッピングモータ等の制御可能なモータ91によって回転する。搬送ローラ80と対向するピンチローラ81は、図示しないばねによって、搬送ローラ80に当接している。搬送ローラ80の軸90に、円板状のラダーホィール92が取り付けられている。ラダーホィール92には円周方向に一定のピッチでラダーパターンが形成されている。このラダーホィール92をセンサ93によって検出し、制御部50に入力する。このことにより、搬送ローラ80の回転が制御され、画像形成時に用紙の搬送が制御される。
供給ローラ70によって第1の供給トレイ13から取出された用紙は、図2中に矢印F1で示すように、第1の搬送部61を通って、搬送ローラ80とピンチローラ81との間に搬送される。用紙の先端は用紙センサ82によって検出され、画像形成のための位置決めがなされる。この用紙は、搬送ローラ80が回転することにより、用紙ガイド22の上面(ガイド面22a)とインクジェットヘッド32との間を通る。その際にインクジェットヘッド32によって用紙Sに画像形成がなされる。用紙ガイド22のガイド面22aには、搬送基準面として機能するリブが形成されている。これらのリブは、用紙の高さを適正に保ちかつ用紙が波打つことを抑制する。画像が形成された用紙は、排出機構64に向けて搬送される。
第2の搬送部62は、カセット式の第2の供給トレイ15から用紙を取出すためのローラ100、101と、切換部材102と、取出された用紙を案内するためのガイド部材103、104と、ガイド部材103、104の途中に設けられた搬送ローラ105と、搬送ローラ105に対向するピンチローラ106を備えている。ピンチローラ106は、ばねによって搬送ローラ105に押付けられている。第2の供給トレイ15には複数枚の用紙(例えば印刷用紙)を厚み方向に重ねて収容することができる。第2の搬送部62のローラ100、101は、第2の供給トレイ15から用紙を1枚ずつ取出すための用紙分離機構として機能する。
第2の供給トレイ15から取出された用紙は、図2中に矢印F2で示すように、切換部材102を経て、第2の搬送部62のガイド部材103、104を通る。さらにこの用紙はローラ105、106によって搬送ローラ80に向けて搬送され、インクジェットヘッド32と用紙ガイド22との間に供給される。
両面印刷搬送部63は、ガイド部材110、111と、ガイド部材110、111の途中に設けられた搬送ローラ112と、搬送ローラ112に対向するピンチローラ113などを備えている。ピンチローラ113は、ばねによって搬送ローラ112に押付けられている。ガイド部材110、111は、第1の搬送部61の切換部材84と第2の搬送部62の切換部材102との間に配置されている。両面印刷時に、図2中の矢印F3方向に用紙が通される。搬送ローラ80、105、112は金属シャフトにEPDM等のゴム状樹脂を設けたものであり、摩擦によって用紙Sを搬送する機能を有している。
両面印刷をする場合には、用紙の一方の面がインクジェットヘッド32によって印刷されたのち、この用紙の後端が用紙センサ82によって検出される。その直後に搬送ローラ80が逆回転するとともに、切換部材84の位置が切り換わる。このことにより、用紙は図2中に矢印F3で示すように両面印刷搬送部63に送られる。さらにこの用紙はローラ112、113によって搬送され、切換部材102を経て第2の搬送部62のガイド部材103、104を通る。こうして用紙の表裏が反転し、再びこの用紙が搬送ローラ80によってインクジェットヘッド32に送られることにより、用紙の他方の面が印刷される。
排出機構64は、排出ローラ120と、スターホイール121と、搬送ローラ80の回転を排出ローラ120およびスターホィール121に伝えるための伝達機構(図示せず)などを有している。スターホィール121は、ステンレス鋼などの薄板からなる歯車状のホィールである。インクジェットヘッド32によって印刷された用紙は、スターホィール121によって排出ローラ120に押付けられながら、排出トレイ14に向けて矢印F4で示す方向に搬送される。このスターホィール121によって、印刷後の用紙が排出ローラ120から浮き上がることが防止される。
図3に示されるヘッドクリーニング機構24は、インクジェットヘッド32のクリーニングを行なうための吸引ポンプ140と、インクジェットヘッド32の乾燥を防ぐためのキャップ141と、インクジェットヘッド32のノズル32aをクリーニングするためのブレード部材142などを備えている。吸引ポンプ140の一例は、回転体143によってチューブ144を矢印Cで示す方向にしごくことにより、キャップ141の内側に負圧を発生させる。
キャップ141は、駆動機構145によって、上下方向(図3中の矢印D方向)に移動させることができる。駆動機構145は、例えばソレノイド等の図示しない電動アクチュエータを、駆動源として、キャップ141を上下させる。なお、モータの回転をカムあるいはリンク機構などによって直線運動に変換することにより、キャップ141を上下させてもよい。インクジェットヘッド32をメンテナンスする際に、キャップ141をインクジェットヘッド32に向かって上昇させることにより、キャップ141をインクジェットヘッド32に密接させる。この状態で、吸引ポンプ140を作動させることにより、インクジェットヘッド32のノズル32aに付着している余剰インクを吸引する。吸引された廃インクは、廃インクタンク146内に排出される。その後、キャップ141がインクジェットヘッド32から離間し、さらにブレード部材142によってインクジェットヘッド32のノズル32aがクリーニングされる。
以下、図5を用いて画像形成装置のインク循環系について説明する。図5は、本発明のインク循環系の接続状態を示した系統図である。画像形成装置10は、インクを貯留するメイン貯留手段であるメインタンク201と、メインタンク201からインクが供給され、インクジェットヘッド32に供給される前に一時的に内部にインクが貯留される第1の貯留手段である第1のタンク202と、インクジェットヘッド32から排出されたインクを一時的に内部に貯留する第2の貯留手段である第2のタンク207と、第1のタンク202および第2のタンク207の負圧を管理する負圧管理手段である負圧管理機構222と、第1のタンク202内に貯留されたインクの液量を感知する第1のセンサ手段である第1のセンサ機構226と、第2のタンク207内に貯留されたインクの液量を感知する第2のセンサ手段である第2のセンサ機構227と、を備えている。
画像形成装置10は、さらに、インクジェットヘッド32と第1のタンク202とを接続する第1の流路203と、インクジェットヘッド32と第2のタンク207とを接続する第2の流路205と、第1のタンク202と第2のタンク207とを接続する第3の流路208と、メインタンク201と第1のタンク202とを接続する第4の流路221と、を備えている。第1から第4の流路203、205、208、221は、それぞれチューブ状をなした管によって形成されている。
画像形成装置10は、第4の流路221の途中に設けられたインク供給弁223と、第3の流路208に設けられた逆流防止弁209と、第1の流路203の途中に設けられた第1のフィルタ204と、第3の流路208の途中に設けられた第2のフィルタ224と、第4の流路221の途中に設けられた第3のフィルタ225と、を備えている。
第1のセンサ機構226は、第1のタンク202内のインクが上限のしきい値を上回ったことを感知する第1の上限センサ226Aと、第1のタンク202内のインクが下限のしきい値を下回ったことを感知する第1の下限センサ226Bと、を有している。第2のセンサ機構227は、第2のタンク207内のインクが上限のしきい値を上回ったことを感知する第2の上限センサ227Aと、第2のタンク207内のインクが下限のしきい値を下回ったことを感知する第2の下限センサ227Bと、を有している。
負圧管理機構222は、第1のタンク202からの空気を排出する第1の排気手段である第1のポンプ210と、第1のタンク202に設けられた第1の大気開放手段である第1の大気開放弁212と、第2のタンク207からの空気を排出する第2の排気手段である第2のポンプ211と、第2のタンク207に設けられた第2の大気開放手段である第2の大気開放弁213と、第1のポンプ210、第1の大気開放弁212、第2のポンプ211、および第2の大気開放弁213を制御する制御手段である前記制御部50と、を有している。第1、第2のポンプ210、211は、チューブポンプやダイヤフラムポンプなど、種類は問わない。また、第1、第2のポンプ210、211に接続された管のチャンバ内の開放端は、液面に触れないようになっている。第1の大気開放弁212、第2の大気開放弁213は、制御部50の制御によって開閉が制御される電磁弁で構成される。
図6のタイミングチャートを参照して、画像形成装置10のインク吐出の制御方法について説明する。このインク吐出の制御方法では、第1のタンク202から第2のタンク207にインクを送る第1のフェーズ(第1の工程)と、第2のタンク207から第1のタンク202にインクを送る第2のフェーズ(第2の工程)と、がある。当該制御方法において、第1のフェーズおよび第2のフェーズは、交互に切り替えられる。
本実施形態のインク吐出の制御方法では、第1のフェーズおよび第2のフェーズに先立つ初期充填工程がある。初期充填工程では、第1の大気開放弁212を開き、第1のタンク202の内部を大気圧にする。このとき、同時にインク供給弁223が開放され、メインタンク201から第1のタンク202にインクが供給される。このインクの供給は、メインタンク201と第1のタンク202との間の水頭差を利用する。
第1のタンク202内のインクの液量が適量に達したことを第1のセンサ機構226の第1の上限センサ226Aで検知すると、制御部50(負圧管理機構222)は、第2のポンプ211を動作させてインクを吸引させる。このとき、逆流防止弁209が設けられるため、第3の流路208を経由してインクが第1のタンク202から第2のタンク207に流れることはない。インクはインクジェットヘッド32内を通過し、インクジェットヘッド32内にインクが充填される。第2のタンク207内のインクが適量に達したことが第2のセンサ機構227の第2の下限センサ227Bで検知されると、インクの初期充填は完了し待機状態になる。
続いて、第1のフェーズが開始され、第1の大気開放弁212が開放され第2のポンプ211が駆動する。これによって、第1のタンク202からインクジェットヘッド32を通して第2のタンク207にインクが流れる。同時にインクジェットヘッド32において印字動作が開始され、用紙Sに対して画像が形成される。なお、第1のタンク202は大気に開放されているため、インクジェットヘッド32内の負圧は適正に保たれる。これにより、印字に大きく影響を与えることはない。また、インクジェットヘッド32に侵入した微細な塵埃や気泡は、インクの循環とともにインクジェットヘッド32外に流しだされる。これにより、塵埃や気泡に起因する印字抜けが発生したとしても、間もなく回復する。
第2のタンク207内のインクの液量が所定の上限しきい値を上回ったことが第2の上限センサ227Aによって感知されると、制御部50(負圧管理機構222)は、第2のポンプ211を停止させる。第1の大気開放弁212が閉じられ、第2の大気開放弁213が開放されて第1のフェーズが終了する。続いて、第2のフェーズが開始し、制御部50は、第1のポンプ210を駆動し、第1のタンク202内の空気を外部に排出する。第1のタンク202内の負圧が大きくなると、第3の流路208、逆流防止弁209を通して、第2のタンク207から第1のタンク202にインクが還流する。同時にインクジェットヘッド32において印字動作が開始され、用紙Sに対して画像が形成される。このとき、第1のフィルタ204の管路抵抗によってインクジェットヘッド32からインクが逆流することはない。同じ機能を果たすため、第1のフィルタ204の代わりに逆流防止弁を用いてもよい。また、第2の大気開放弁213が開放されているため、インクジェットヘッド32内の負圧はインクジェットヘッド32と第2のタンク207との間の水頭差で決定され、印字に影響はない。
第2のタンク207内のインクの液量が所定の下限しきい値を上回ったことが第2の下限センサ227Bによって感知されると、制御部50(負圧管理機構222)は、第1のポンプ210を停止させる。これによって第2のフェーズが終了する。続いて、第1の大気開放弁212は開放され、第2の大気開放弁213が閉じられて、再び第1のフェーズが開始する。このとき、第1のタンク202内のインクの液量が所定の下限しきい値を下回ることが第1の下限センサ226Bで感知されたとき、適宜メインタンク201からインクが補給される。以後、第1のフェーズ(第1の工程)と第2のフェーズ(第2の工程)とが交互に切り替えられ、インク循環および印刷が行われる。
本実施形態によれば、印字中のヘッド内の塵埃や気泡による画像不良を解消する目的で、インクジェットヘッド32を通してインクを循環させるときに、インクが第1、第2のポンプ210、211内を通過しないため、第1、第2のポンプ210、211の圧力および圧力変動によるインクの劣化がない。また、第1、第2のポンプ210、211は空気の排気にのみ用いられるため、外部から塵埃が侵入するのを防止できる。
続いて、図7を参照して、画像形成装置の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の画像形成装置は、ポンプ231が第1のタンク202と第2のタンク207で共用されている点で第1の実施形態と異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、第1の実施形態と共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、第2の実施形態の画像形成装置230は、第1のタンク202および第2のタンク207に共通で使用される排気手段であるポンプ231と、ポンプ231と第1のタンク202および第2のタンク207の接続状態を切り替える切り替え弁(切り替え手段)である三方弁232と、を有している。三方弁232は、ポンプ231と第1のタンク202が接続している状態と、ポンプ231と第2のタンク207が接続している状態と、を切り替えることができる。三方弁232は、制御手段である制御部50の制御によって開閉が制御される電磁弁で構成される。制御手段である制御部50は、ポンプ231、三方弁232、第1の大気開放弁212、第2の大気開放弁213の動作を制御している。
第2の実施形態の画像形成装置230に用いられるインク吐出の制御方法について簡単に説明する。
初期充填工程では、第1の大気開放弁212を開き、第1のタンク202の内部を大気圧にする。このとき、同時にインク供給弁223が開放され、メインタンク201から第1のタンク202にインクが供給される。このインクの供給は、メインタンク201と第1のタンク202との間の水頭差を利用する。
第1のタンク202内のインクの液量が適量に達したことを第1のセンサ機構226の第1の上限センサ226Aで検知すると、制御部50は、ポンプ231を動作させるとともに、三方弁232を切り替えてポンプ231と第2のタンク207とが接続した状態にしてインクを吸引させる。インクはインクジェットヘッド32内を通過し、インクジェットヘッド32内にインクが充填される。第2のタンク207内のインクが適量に達したことが第2のセンサ機構227の第2の下限センサ227Bで検知されると、インクの初期充填は完了し待機状態になる。
続いて、第1のフェーズが開始し、第1の大気開放弁212が開放され、ポンプ231を駆動する。これによって、第1のタンク202からインクジェットヘッド32を通して第2のタンク207にインクが流れる。同時にインクジェットヘッド32において印字動作が開始され、用紙Sに対して画像が形成される。なお、第1のタンク202は大気に開放されているため、インクジェットヘッド32内の負圧は適正に保たれる。これにより、印字に大きく影響を与えることはない。また、インクジェットヘッド32に侵入した微細な塵埃や気泡は、インクの循環とともにインクジェットヘッド32外に流しだされる。これにより、塵埃や気泡に起因する印字抜けが発生したとしても、間もなく回復する。
第2のタンク207内のインクの液量が所定の上限しきい値を上回ったことが第2の上限センサ227Aによって感知されると、制御部50は、ポンプ231を停止させる。第1の大気開放弁212が閉じられ、第2の大気開放弁213が開放されて第1のフェーズが終了する。続いて、第2のフェーズが開始し、制御部50は、ポンプ231を駆動するとともに三方弁232をポンプ231と第1のタンク202とが接続した状態に切り替える。これによって、第1のタンク202内の空気を外部に排出する。第1のタンク202内の負圧が大きくなると、第3の流路208、逆流防止弁209を通して、第2のタンク207から第1のタンク202にインクが還流する。このとき、第1のフィルタ204の管路抵抗によってインクジェットヘッド32からインクが逆流することはない。このとき、第2の大気開放弁213が開放されているため、インクジェットヘッド32内の負圧はインクジェットヘッド32と第2のタンク207との間の水頭差で決定され、印字に影響はない。
第2のタンク207内のインク量が適量であることが検知されると、ポンプ231は停止する。続いて、第1の大気開放弁212は開放され、第2の大気開放弁213が閉じられる。このとき、第1のタンク202内のインクの液量が所定の下限しきい値を下回ることが第1の下限センサ226Bで感知されたとき、適宜メインタンク201からインクが補給される。以後、第1のフェーズ(第1の工程)と第2のフェーズ(第2の工程)とが交互に切り替えられ、インク循環および印刷が行われる。
第2の実施形態によれば、ポンプ231を第1のタンク202と第2のタンク207とで共用できるため、ポンプの数を少なくして、インク循環系の構成を簡略化することができる。
本発明の画像形成装置は、上記実施の形態のものに限定されるものではない。その他、画像形成装置は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の斜視図。 図1に示す画像形成装置を横方向から示す側面模式図。 図1に示す画像形成装置のインクジェットヘッドの周囲の構造を示す斜視図。 図1に示す画像形成装置の搬送ローラの周囲の構造を拡大して示す斜視図。 図1に示す画像形成装置のインク循環系の接続状態を示した系統図。 図1に示す画像形成装置のインク吐出の制御方法を示したタイミングチャート。 第2の実施形態に係る画像形成装置の系統図。
符号の説明
32…インクジェットヘッド、50…制御部、201…メインタンク、202…第1のタンク、203…第1の流路、205…第2の流路、207…第2のタンク、208…第3の流路、210…第1のポンプ、211…第2のポンプ、212…第1の大気開放弁、213…第2の大気開放弁、222…負圧管理機構、226…第1のセンサ機構、227…第2のセンサ機構、231…ポンプ、232…三方弁

Claims (10)

  1. ノズルからインクを吐出することが可能なインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドとは独立に設けられ、内部にそれぞれインクを貯留するとともに、前記インクジェットヘッドにインクを供給する第1の貯留手段および第2の貯留手段と、
    前記インクジェットヘッドと前記第1の貯留手段とを接続する第1の流路と、
    前記インクジェットヘッドと前記第2の貯留手段とを接続する第2の流路と、
    前記第1の貯留手段と前記第2の貯留手段とを接続する第3の流路と、
    前記第1の貯留手段および第2の貯留手段の負圧を管理する負圧管理手段と、
    を具備し、
    前記負圧管理手段は、
    前記第2の貯留手段を負圧にするとともに、前記第1の貯留手段を大気に開放し、前記第1の流路、前記インクジェットヘッドおよび前記第2の流路を経由して、前記第1の貯留手段から前記第2の貯留手段にインクを送る第1のフェーズと、
    前記第1の貯留手段を負圧にするとともに、前記第2の貯留手段を大気に開放し、前記第3の流路を経由して、前記第2の貯留手段から前記第1の貯留手段にインクを送る第2のフェーズと、
    を交互に切り替えるとともに、
    前記インクジェットヘッドは、前記第1のフェーズと前記第2のフェーズとの両方でインクを吐出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記負圧管理手段は、
    内部から排気を行って前記第1の貯留手段を負圧にする第1の排気手段と、
    前記第1の貯留手段を大気に開放するための第1の大気開放手段と、
    内部から排気を行って前記第2の貯留手段を負圧にする第2の排気手段と、
    前記第2の貯留手段を大気に開放するための第2の大気開放手段と、
    前記第1の排気手段、前記第1の大気開放手段、前記第2の排気手段、および前記第2の大気開放手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の貯留手段内に貯留されたインクの液量を感知する第2のセンサ手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、
    前記第1のフェーズにあるときに、前記第2の貯留手段の内のインクの液量が所定の上限しきい値を上回るとき、前記第2のフェーズに切り替えるとともに、
    前記第2のフェーズにあるときに、前記第2の貯留手段内のインクの液量が所定の下限しきい値を下回るとき、前記第1のフェーズに切り替えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の貯留手段内に貯留されたインクの液量を感知する第1のセンサ手段と、
    前記第1の貯留手段に接続されるとともに、内部にインクを貯留するメイン貯留手段と、
    をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記第1の貯留手段内のインクの液量が所定の下限しきい値を下回るとき、前記メイン貯留手段から前記第1の貯留手段にインクを供給することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記負圧管理手段は、
    内部から排気を行って前記第1の貯留手段および前記第2の貯留手段を負圧にする排気手段と、
    前記第1の貯留手段と前記排気手段とが接続している第1の状態と、前記第2の貯留手段と前記排気手段とが接続している第2の状態と、を切り替える切り替え手段と、
    前記第1の貯留手段を大気に開放するための第1の大気開放手段と、
    前記第2の貯留手段を大気に開放するための第2の大気開放手段と、
    前記排気手段、前記切り替え手段、前記第1の大気開放手段、および前記第2の大気開放手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の貯留手段内に貯留されたインクの液量を感知する第2のセンサ手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、
    前記第1のフェーズにあるときに、前記第2の貯留手段内のインクの液量が上限しきい値を上回るとき、前記第2のフェーズに切り替えるとともに、
    前記第2のフェーズにあるときに、前記第2の貯留手段内のインクの液量が下限しきい値を下回るとき、前記第1のフェーズに切り替えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の貯留手段内に貯留されたインクの液量を感知する第1のセンサ手段と、
    前記第1の貯留手段に接続されるとともに、内部にインクを貯留するメイン貯留手段と、
    をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記第1の貯留手段の所定の下限しきい値を下回るとき、前記メイン貯留手段から前記第1の貯留手段にインクを供給することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. インクを吐出することが可能なインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドとは独立に設けられ、内部にそれぞれインクを貯留するとともに、前記インクジェットヘッドにインクを供給する第1のタンクおよび第2のタンクと、
    前記インクジェットヘッドと前記第1のタンクとを接続する第1の流路と、
    前記インクジェットヘッドと前記第2のタンクとを接続する第2の流路と、
    前記第1のタンクと前記第2のタンクとを接続する第3の流路と、
    を具備する画像形成装置に用いられるインク吐出の制御方法であって、
    前記第2のタンクを負圧にするとともに前記第1のタンクを大気に開放し、前記第1の流路、前記インクジェットヘッド、前記第2の流路を経由して、前記第1のタンクから前記第2のタンクにインクを送るとともに、前記インクジェットヘッドからインクを吐出させる第1の工程と、
    前記第1のタンクを負圧にするとともに前記第2のタンクを大気に開放し、前記第3の流路を経由して、前記第2のタンクから前記第1のタンクにインクを送るとともに、前記インクジェットヘッドからインクを吐出させる第2の工程と、
    を具備し、
    前記第1の工程と前記第2の工程とは、交互に切り替えられることを特徴とするインク吐出の制御方法。
  9. 前記第1の工程にあるときに、前記第2のタンク内のインクの液量が所定の上限しきい値を上回るとき、前記第1の工程から前記第2の工程に切り替えられるとともに、
    前記第2の工程にあるときに、前記第2のタンク内のインクの液量が所定の下限しきい値を下回るとき、前記第2の工程から前記第1の工程に切り替えられることを特徴とする請求項8に記載のインク吐出の制御方法。
  10. 前記第1のタンクに接続されるとともに、内部にインクを貯留するメインタンクをさらに具備する画像形成装置に用いられるインク吐出の制御方法であって、
    前記第1のタンク内のインクの液量が所定の下限しきい値を下回るとき、前記メインタンクから前記第1のタンクにインクが供給されることを特徴とする請求項9に記載のインク吐出の制御方法。
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