JP2006289955A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】循環系のインク供給を行うインクジェット記録装置において、インクの溶存気体量を低減して、インクジェットヘッドからの吐出時のキャビテーションを防止し、安定してインクを吐出させるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】循環系のインク供給系で、インクジェットヘッド連結口からインクタンクに還流するインク排出流路の途中に、廃インクタンクに導く廃液流路への切換えを行う切換弁を有し、流路を切換えることによりインクタンクへの空気の還流を防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
従来、インクジェットヘッド内の気泡排出や変質したインクのリフレッシュにインクジェットヘッド内インクへの加圧やノズルからの吸引でインクを排出していたが、大量のインクを廃棄することが問題となっていた。特に近年、ラインヘッドによる高速記録においては、ノズル数の増加により、インクジェットヘッド回復動作における大量のムダな廃インクが発生していた。
この廃インクの量を減らす方法として、インクジェットヘッド内の気泡排出や変質したインクの新しいインクへの入れ替え動作をインクを循環させて行う、循環系を採用する提案が多数なされている。
大気と連通した開放型のインク供給系における循環系の歴史は古く、基本構成については公知となっている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
また、循環系において安定的に記録ヘッドからインクを吐出させる目的のため、インク圧送方向変更および廃インクタンクに導く弁をインクジェットヘッドと圧送手段の間に設け、供給系の異物を除去する提案もなされている。(例えば、特許文献3参照)
特開昭54−160242号公報 特開昭55−121074号公報 特許第3054115号公報
しかしながら、上記提案では、大気と遮断した密閉型循環系のインク供給を行うインクジェット記録装置の場合、インクの初期導入時またはインクタンク交換時など、インク流路に混入した大量の空気が還流し、インクタンク内のインクの溶存気体量を規定内に保つことは困難であり、インクジェットヘッドからのインク吐出時にキャビテーションが発生し、射出不良となる場合があった。
本発明は、密閉型循環系のインク供給を行うインクジェット記録装置において、インクの溶存気体量を低減し、インク吐出時のキャビテーションによる射出不良を防止し、安定してインクをヘッドから吐出させるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、以下の構成により達成される。
1.
インクを吐出する複数のノズル及び前記複数のノズルのそれぞれに連通する共通インク室を有する記録ヘッドと、
インクを貯蔵する密閉型のインクタンクと、
前記共通インク室にインクを供給する密閉型のインク供給流路と、
前記共通インク室からインクを排出する密閉型のインク排出流路とを有し、
前記インク排出流路から排出されたインクを前記インク供給流路に循環させるインクジェット記録装置において、
廃インクを貯蔵する廃インクタンクと、
前記インク排出流路から排出されたインクの送液先を前記インクタンク又は前記廃インクタンクに切り換える切り換え手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
2.
2つの前記共通インク室を有する前記記録ヘッドと、
一方の共通インク室にインクを供給する密閉型の前記インク供給流路と、
他方の共通インク室からインクを排出する密閉型の前記インク排出流路とを有することを特徴とする1に記載のインクジェット記録装置。
3.
前記インクタンクは、サブタンクであることを特徴とする1または2に記載のインクジェット記録装置。
4.
前記インクタンクは、可撓性容器からなることを特徴とする1乃至3の何れか1つに記載のインクジェット記録装置。
5.
前記インク供給流路は、インクを送出する送液手段を有することを特徴とする1乃至4の何れか1つに記載のインクジェット記録装置。
6.
前記インク排出流路は、インクを送出する送液手段を有することを特徴とする1乃至5の何れか1つに記載のインクジェット記録装置。
7.
前記インク排出流路の送液手段は逆送可能であることを特徴とする6に記載のインクジェット記録装置。
8.
前記複数のノズルから吐出されたインクを回収するインク回収手段と、
前記インク回収手段で回収されたインクを貯蔵する廃インクタンクとを有することを特徴とする1乃至7の何れか1つに記載のインクジェット記録装置。
9.
前記インク排出流路から排出されたインクを貯蔵する廃インクタンクと、
前記インク回収手段で回収されたインクを貯蔵する廃インクタンクとを共通の廃インクタンクとすることを特徴とする8に記載のインクジェット記録装置。
本発明によれば、インク排出流路から排出されたインクの送液先を、廃インクタンク又は前記インクタンクに切り換えることにより、密閉型循環系のインク供給を行うインクジェット記録装置においてインクタンクへの空気の還流を防止し、安定してインクをヘッドから吐出させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、以下の本発明の実施の形態における断定的な説明はベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係るインクジェット記録装置の主要部を示す斜視図である図1及びインクジェット記録装置にて使用されるインクジェットへッドの斜視部である図2を用いて説明する。
インクジェット記録装置100において、1はキャリッジであり、タイミングベルト2の一部に結合されており、キャリッジモータ3の正逆回転により駆動され、ガイド部材4に案内されて、図の矢印Xで示すように、プラテン部5に沿って平行に往復移動できるように構成されている。
7K、7C、7M、7Yは、それぞれ、ブラックインク、及び、シアン、マゼンタ、イエローのカラーインクを吐出するインクジェットヘッドで、記録媒体6の搬送方向と直角方向に形成されたインク吐出用の多数のノズル13を有し、キャリッジ1と一体的に構成されている。
各インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yには、側壁で仕切られた筒状の複数の圧力室80が形成され、それぞれ一端で共通インク室8に連通しインクが流れ込むようになっている。そして、それぞれの圧力室80の他端は、ノズル面17に形成された複数のノズル13に連通し、各圧力室80にて圧電素子等の圧力発生手段(不図示)により加圧されたインクは、各ノズル13から吐出されるようになっている。
そして、共通インク室8の上部において、供給口と排出口が形成されており、供給口が第1のインク連結口9に、排出口が第2のインク連通口10にそれぞれ連通され、共通インク室8がインクの循環路の一部となるよう構成されている。
インクが吐出される多数のノズル13はプラテン部5に対向して配設され、プラテン部5上の記録媒体6に対して印字を行う。インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yに各種インクは第1のインク連結口9より供給され、インクジェットヘッド内共通インク室8からインクは、第2のインク連通口10を通り、各種インクに対応したインクタンク20(図3参照)に還流される。
記録媒体6は、図示しない搬送ローラ等の回転により、図の矢印Yで示す方向に搬送される。
11は搬送モータで、前記搬送ローラに所定の回転を与える。
14は、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yのノズル面17を被覆するキャッピング手段であり、記録媒体6が搬送される領域よりも外側に設けられている。また、キャッピング手段14は、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yから吐出されたインクを回収するインク回収手段としての機能を有する。
15はクリーニング手段であり、キャリッジ1が往復移動する際に、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yのノズル面17に当接し、清掃をする。また、クリーニング手段15は、キャッピング手段14と同様に記録媒体6が搬送される領域よりも外側に設けられており、かつ、キャッピング手段14よりも記録媒体6の搬送される領域に近い側に配設されている。
18は、CPU(中央処理装置)、ワークメモリ等からなる制御手段で、インクジェット記録装置100の一連の動作、例えば、搬送ローラの回転、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yの移動並びにインク滴の吐出、キャッピング手段14によるキャッピング動作等を制御する。更に、制御手段18は、本発明に係わるインク初期導入、長期休止インク循環(排出)モード、短期休止インク循環モード等の制御をも含んだ構成となっている。
19はケーブルで、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yのコネクタ12と制御手段18との電気的結合を達成している。
20は、大気連通孔を必要としない可撓性容器からなるインクタンクであり、内部には脱気処理されたインクが貯蔵され、大気遮断された密閉型インク流路を通り、インクが循環する。
21は、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yから予備吐出されキャッピング手段14で回収されたインクを貯溜するための廃インクタンクである。
22は、光電センサ等からなるホームポジションセンサで、キャリッジ1の側面を感知し、キャリッジ1の待機位置、即ち、キャッピング手段14によりインクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yのノズル面17が被覆される位置を検出する。
装置が印字開始されると、制御手段18からの印字開始を示す制御信号に基づいて、キャッピング位置にあるインクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yは、キャリッジモータ3により印字領域のスタート位置に移動し位置を固定する。制御手段18からの画像データに基づく電気信号がインクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yに付与されると、所定の各色のインク滴を適宜のノズルから吐出し、プラテン部5上の記録媒体6に印字する。記録媒体6は、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yからのインクの吐出に合わせて矢印Y方向に送り出され、所定の画像データに伴う処理が終了するまで、上記の印字動作がすすめられる。
次に、図3を用いて本発明に係るインク供給流路及びインク排出流路の第1の実施の形態について説明する。図3は本発明に係るインクジェット記録装置に適用されるインク供給系の第1の実施の形態を示す概念図である。インク供給流路23及びインク排出流路25は大気遮断された流路であり、使用されるインクは脱気処理されたインクである。
なお、インク供給系は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー各色インクともに同様であるので、以下、ブラックインクを例にとって説明する。
ブラックインク用のインクタンク20Kからインクジェットヘッド7Kの第1のインク連結口9までインクを供給するインク供給流路であるインク供給流路23には、インクをインクジェットヘッド7Kに圧送する送液手段として機能するポンプ24が設けられている。すなわち、インクタンク20K、インク供給流路23及びポンプ24が協働してインク供給手段として機能するものである。
第2のインク連結口10からインクタンク20Kへインクが還流するインク排出流路であるインク排出流路25の途中には切り換え手段として機能する切替弁26があり、切替弁26から廃インクタンク21までの廃液流路27が構成されている。選択的に切替弁26を切り換えることにより、インク排出流路25を通りインクタンク20Kへ還流していたインクが切替弁26から廃液流路27に流れ込み、廃インクタンク21へと送り込まれる。
また、キャッピング手段14から廃インクタンク21の流路の途中には吸引ポンプ28が設けられており、キャッピング手段14内のインクやインクジェットヘッド7Kのノズル13からインクを吸引して廃インクタンク21に送り込むこともできる。
通常のインク供給の動作は図示されないインクタンク20Kのインク残量検知手段によりインクタンク20K内のインクがなくなることを検知するまで、インクタンク20Kからインクジェットヘッド7Kにインクは供給される。
さらに、インクジェットヘッド7Kのノズル13のインク背圧は、インクタンク20Kの位置で直接的に決定されるように構成されている。ノズル13の位置より下方に、可撓性容器からなるインクタンク20Kを設ける。インクタンク20K内のインクは大気圧となるので、インクタンク20Kをノズル13より所定の高さだけ下方に置くことで、ノズル13におけるインクは大気圧に対して所定の水頭値だけ負圧になり、安定な吐出が実現できる。
以上の構成にある第1の実施の形態に係るインク供給系の、本発明の係る課題である循環系でインクタンクに大量の空気が還流し、そのために、インクの溶存気体量が増加し、インクジェットヘッドからの吐出時にキャビテーションが発生しやすくなるという問題を解決するための動作について、図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
図4のフローチャートはインクジェット記録装置100で実行されるインク初期導入モードの処理の流れを示すフローチャートである。インク初期導入モードとは、装置を設置後、初めて使用する場合やヘッドやインクタンクの交換を行う時に使用されるモードである。なお、図4のフローチャートは、インクジェット記録装置100の電源は投入された状態であり、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yはキャッピング手段14でキャップ16がノズル面17に密着されているものとする。また、切替弁26はインク排出流路25にインクが流れるよう選択されているものとする。
ステップS01でキャッピング手段14を動作させ、キャップのインクジェットヘッド7Kへの密着を解除する。ステップS02でインクジェットヘッド7Kおよびインクタンク20Kを装着する。ステップS03でキャッピング手段14を動作させ、キャップをインクジェットヘッド7Kのノズル面17に密着させる。ステップ04にて切替弁26を廃液流路27側に切り換える。ステップS05でポンプ24を所定時間動作させる。この時、インク流路内に残留していた空気はインクタンク20Kに還流されるのではなく、図3中矢印方向に送られ、廃インクタンク21に送り込まれる。その後、ステップS06で切替弁26をインク排出流路25側に切り換えた後、ステップS07で吸引ポンプ28を所定時間動作させることにより、圧力室80及びノズル13内へインク充填をしてインク初期導入モードは終了する。
図5のフローチャートはインクジェット記録装置100で実行される長期休止インク循環モードの処理の流れを示すフローチャートである。長期休止インク循環モードとは、長期間不使用の場合、初回のインク循環動作時に使用されるモードで、インク供給流路23、インク排出流路25、廃液流路27,共通インク室8内の長期滞留により物性が変化したインクを廃インクタンク21に送出し、インクタンク20内のインクをインク供給流路23、インク排出流路25、廃液流路27,共通インク室8内に規定内の物性のインクを充填させることを目的としている。本モードは、使用者が手動で開始させても、図示されないタイマー等の時間検出手段にて設定された時間を超えた場合に自動的に開始させても良い。なお、図5のフローチャートは、インクジェット記録装置100の電源は投入された状態であり、インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yはキャッピング手段14でキャップ16がノズル面17に密着されているものとする。また、切替弁26はインク排出流路25にインクが流れるよう選択されているものとする。
ステップS11で切替弁を廃液流路27側に切り換える。ステップS12でポンプ24を所定時間作動させる、この時、インク供給流路23、インク排出流路25、廃液流路27および共通インク室8内に残留していた変質したインクはインクタンク20Kに還流されるのではなく、廃インクタンク21に送り込まれる。その後、ステップS13で切替弁26をインク排出流路25側に切り換えた後、ステップS14で吸引ポンプ28を所定時間動作させることにより、圧力室80及びノズル13内へインク充填をして長期休止インク循環モードは終了する。
短期休止インク循環モードとは、短期間不使用の場合、初回のインク循環動作時に使用されるモードで、共通インク室8内の短期滞留により物性が若干変化したインクを廃インクタンク21に環流し、インクタンク20内の規定内の物性のインクを共通インク室8内に充填させることを目的としている。本モードは、使用者が手動で開始させても、タイマー等の時間検出手段にて設定された時間を超えた場合に自動的に開始させても良い。まず、キャップをインクジェットヘッド7Kのノズル面17に密着させる。切替弁26をインク排出流路25側に設定した状態で、ポンプ24を所定時間動作させる。この時、共通インク室8内に残留していたインク物性が若干変化したインクはインクタンク20Kに還流されて、新しいインクと混合される。このとき、インク物性が若干変化したインクが、新しいインクと混じり合ってしまうが、共通インク室8内に残留していたインク物性が若干変化したインクは、インク供給系の総インク量と比較してごくわずかな量であり、インク吐出の安定性に対して特に問題となるレベルではない。これにより、共通インク室内のインク物性が若干変化したインクが、フレッシュなインクで置換されるので、インクを無駄に消費しないで、常にインクジェットヘッドには、正常なインクが送り込まれ、インクの吐出の安定化が実現される。
次に、図6を用いて本発明に係るインク供給流路及びインク排出流路の第2の実施の形態について説明する。図6は本発明に係るインクジェット記録装置に適用されるインク供給系の第2の実施の形態を示す概念図である。インク供給流路23及びインク排出流路25は大気遮断された流路であり、使用されるインクは脱気処理されたインクである。
以下、ブラックインクを例にとって説明する。ブラックインク用のインクタンク20Kからインクジェットヘッド7Kの第1のインク連結口9までインクを供給するインク供給流路であるインク供給流路23がある。
第2のインク連結口10からインクタンク20Kへインクが還流するインク排出流路であるインク排出流路25の途中にインクをインクタンク20Kに圧送するポンプ24が設けられている。すなわち、本実施の形態においては、インク排出流路25及びポンプ24がインク排出手段として機能する。
本実施の形態のように、インク排出流路25側にポンプ24を設けることにより、インク供給流路23には、ポンプを設ける必要がなくなり、ヘッドのノズル13の背圧制御が容易になり、好ましい形態である。また、気泡の排出性が向上するという効果も得られる。
また、インク排出流路25のポンプ24とインクタンク20Kの間に切り換え手段として機能する切替弁26があり、切替弁26から廃インクタンク21までの廃液流路27が構成されている。選択的に切替弁26を切り換えることにより、インク排出流路25を通りインクタンク20Kへ還流していたインクが切替弁26から廃液流路に流れ込み、廃インクタンク21へと送り込まれる。
また、キャッピング手段14から廃インクタンク21の流路の途中には吸引ポンプ28が設けられており、キャッピング手段14内のインクやインクジェットヘッド7Kのノズル13からインクを吸引して廃インクタンク21に送り込むこともできる。
以上の構成にあるインク供給系の動作については、図4、図5のフローチャートと同じであるため、説明は省略する。
次に、図7を用いて本発明に係るインク供給流路及びインク排出流路の第3の実施の形態について説明する。図7は本発明に係るインクジェット記録装置に適用される第3の実施の形態に係るインク供給系を示す概念図であり、一つのインクタンクに対して、複数のインクジェットヘッドを使用する実施の形態である。インク供給流路23及びインク排出流路25は大気遮断された流路であり、使用されるインクは脱気処理されたインクである。
以下、ブラックインクを例にとって説明する。ブラックインク用のインクタンク20Kから、3個のインクジェットヘッド107A、107B、107Cの第1のインク連結口9までのインク供給流路23で、インクジェットヘッドのノズル部のインク背圧を安定させるために、可撓性の袋から構成されたサブタンク40が設けられている。そして、インクタンク20Kからサブタンク40までの間に、弁54、インクをインクタンク20Kからサブタンク40に圧送するポンプ30及びフィルター31が設けられている。サブタンク40から各第1のヘッド連結口9までには、その途中に弁51,52,53が設けられている。第2のインク連結口10からインクタンク20Kへインクが還流するインク排出流路25の途中にポンプ24およびポンプ24とインクタンク20Kとの間に切替弁26が設けられており、切替弁26から廃インクタンク21までの廃液流路27が構成されている。選択的に切替弁26を切り換えることにより、インク排出流路25を通りインクタンク20Kへ還流していたインクが切替弁26から廃液流路27に流れ込み、廃インクタンク21へと送り込まれる。また、キャッピング手段14から廃インクタンク21の流路の途中には弁57,吸引ポンプ28が設けられており、キャッピング手段14内のインクやインクジェットヘッド107A、107B、107Cのノズル13からインクを吸引して廃インクタンク21に送り込むこともできる。
本実施の形態において、複数のヘッドに対して共通に設けられたサブタンク40により、各ヘッドのノズル13の背圧が決定される。このように、サブタンク40をすべてのヘッドに共通に設けることが好ましい。ヘッドごとにサブタンク40を持つと、サブタンク40の位置の差によりヘッド間でヘッドの吐出特性が変化し、プリントの発色が異なるおそれがある。サブタンク40に残量検知または空検知を設け、所定の量以下になったときに弁を開いてインクタンク20からサブタンク40にインクを補充する。弁を開いてから所定時間以上経過してもサブタンク40にインクが補充でされないときはインクタンク20が空であると検出できる。インクタンク20の位置で直接的に背圧を決定するのと比較して、インク残量の変動による背圧変動の影響がない、インクタンクの空検知ができる、などのメリットがある。また、インクタンク20を交換する際には、サブタンク40に残っているインクでプリント動作を中断することなく、インクタンク20の交換とプリント動作を並行して行うことが出来る。
以上の構成にあるインク供給系の動作について図8、図9のフローチャートを用いて説明する。図8のフローチャートはインクジェット記録装置100で実行されるインク初期導入モードの処理の流れを示すフローチャートである。インク初期導入モードとは、装置を設置後、初めて使用する場合やヘッドやインクタンクの交換を行う時に使用されるモードである。なお、図8のフローチャートは、インクジェット記録装置100の電源は投入された状態であり、インクジェットヘッド107A、107B、107Cはキャッピング手段14でキャップ16がノズル面17に密着されているものとする。また、切替弁26はインク排出流路25にインクが流れるよう選択されている。また、その他の弁は全て開いた状態とされているものとする。
ステップS21でキャッピング手段14を作動しキャップ16をインクジェットヘッドノズル面17への密着位置から離間した位置に移動させる。ステップS22でインクジェットヘッド107A、107B、107Cおよびインクタンク20Kを装着し、ステップS23でキャッピング手段14を作動し、キャップ16を初期の位置に戻す。(ノズル面17と密着状態)ステップS24で切替弁26を廃液流路27側へ切り換える。ステップS25で弁57を閉じる。ステップS26でポンプ30の作動をインクをF1方向に圧送するように開始し、ステップS27でサブタンクのインク量を検知する図示されないインク量検知センサが検知し、所定のインク量がサブタンク40に充填されたかどうかの判断を行う。所定のインク量が充填されていない時(S27:NO)はポンプ30は動作を継続する。所定のインク量が充填された時(S27:YES)はステップS28でポンプ30は停止する。ステップS29でポンプ24をインクがF3方向に圧送するように所定時間動作させる。この動作により、インク流路内の空気とインクジェットヘッド107A、107B、107C内の初期より出荷用に充填されていたインクを廃インクタンク21へ排出する。また、共通インク室8まではインクタンク20Kからの新しいインクで置換される。ステップS30で弁51、52、53を閉じ、ステップS31で弁57を閉じ、ステップS32で切替弁26をインク排出流路25側に切り換える。ステップS33でポンプ24をインクがF2方向に圧送するように所定時間動作させる。これは、共通インク室8まで充填されたインクをポンプの圧力により圧力室80とノズル13内までインクを充填させる為に行う。ステップS34で弁51、52、53、57を開いてインク初期導入モードは終了する。
図9のフローチャートはインクジェット記録装置100で実行される長期休止インク循環モードの処理の流れを示すフローチャートである。長期休止インク循環モードとは、長期間不使用の場合、初回のインク循環動作時に使用されるモードで、インク供給流路23、インク排出流路25、廃液流路27,共通インク室8内の長期滞留により物性が変化したインクを廃インクタンク21に送出し、インク供給流路23、インク排出流路25、廃液流路27,共通インク室8内に、インクタンク20K内の物性が規定内のインクを充填させることを目的としている。本モードは、使用者が手動で開始させても、図示されないタイマー等の時間検出手段にて設定された時間を超えた場合に制御手段18により自動的に開始させても良い。なお、図9のフローチャートは、インクジェット記録装置100の電源は投入された状態であり、インクジェットヘッド107A、107B、107Cはキャッピング手段14でキャップ16がノズル面17に密着されているものとする。また、切替弁26はインク排出流路25にインクが流れるよう選択されている。また、その他の弁は全て開いた状態とされているものとする。
ステップS41で弁51、52、53、54を閉じる。ステップS42で切替弁26を廃液流路27側に切り換える。ステップS43で弁57を閉じ、ステップS44でポンプ24をインクがF3方向に圧送するように作動を開始させる。ステップS45でポンプ24動作開始後所定の時間が経過し共通インク室8内を減圧したら、キャッピング手段14を作動させキャップ16をヘッドノズル面との密着状態から解除し、ノズル13から空気を取り入れるとともに共通インク室8及びインクジェットヘッド107A、107B、107C内の変質したインクを廃インクタンク21に送る。ステップS46で、キャップ16を解除後、所定の時間が経過したら、ポンプ24の動作を停止する。ステップS47でキャッピング手段14を作動し、キャップ16をノズル面17と密着状態にする。ステップS48で弁51、52、53を開き、ステップS49で切替弁26をインク排出流路25側に切り換える。ステップS50でポンプ24をインクがF3方向に圧送するように所定時間作動させる。この動作により、流路内や共通インク室8のインクを循環によりインクタンク20Kから供給されるインクと置換する。ステップS51で弁51,52、53を閉じ、ステップS52でポンプ24をインクがF2方向に圧送するように所定時間作動させる。この動作により、共通インク室まで充填させたインクを加圧により圧力室80とノズル13内まで充填させる。ステップS53で弁51、52、53を開き、ステップS54で弁57を開き長期休止インク循環モードは終了する。
また、前述と同様に、短期間不使用の場合、初回のインク循環動作時に短期休止インク循環モードを実施する。
他に、本発明に係る実施例の一つとして、第4のインク供給系について説明する。図10は本発明に係る第4のインク供給系の概念図であり、一つのインクタンクに対して、複数のインクジェットヘッドを使用する実施の形態の一例である。インク供給流路23及びインク排出流路25は大気遮断された流路であり、使用されるインクは脱気処理されたインクである。
以下、ブラックインクを例にとって説明する。ブラックインク用のインクタンク20Kから、3個のインクジェットヘッド107A、107B、107Cまでのインク供給流路23で、インクジェットヘッドのノズル部のインク背圧を安定させるために、可撓性の袋から構成されたサブタンク40が設けられている。そして、インクタンク20Kからサブタンク40までの間に、弁54、インクタンク20Kからインクをサブタンク40へを圧送するポンプ30及びフィルター31が設けられている。インク供給流路23の一部で、サブタンク40から各第1のヘッド連結口9までのインク流路の途中に、インクを圧送するポンプ24が設けられている。サブタンク40から、ポンプ24が途中にあるインク供給流路23の一部と並列に、流路23aがあり、流路23aの途中に弁59が設けられている。弁59は通常の印字動作中は開いており、流路23aはインクジェットヘッド107A、107B、107Cへのインク供給用流路として機能する。
第2のインク連結口10からインクタンク20Kへインクが還流するインク排出流路25の途中には、廃液流路27との切替弁26が設けられており、第2のインク連結口10と切替弁26の間に弁51、52、53が設けられている。切替弁26からは、廃インクタンク21までの廃液流路27が構成されている。また、選択的に切替弁26を切り換えることにより、インク排出流路25を通りインクタンク20Kへ還流していたインクが、切替弁26から廃液流路27に流れ込み、廃インクタンク21へと送り込まれる。
キャッピング手段14から廃インクタンク21の流路の途中には吸引ポンプ28が設けられており、キャッピング手段14内のインクやインクジェットヘッド107A、107B、107Cのノズル13からインクを吸引して廃インクタンク21に送り込むこともできる。
また、本発明に係る実施例の一つとして、第5のインク供給系について説明する。インク供給流路23及びインク排出流路25は大気遮断された流路であり、使用されるインクは脱気処理されたインクである。図11に示す第5の実施の形態であるインク供給系は、図7の第3の実施の形態での、第2のインク連結口10からインクタンク20Kへインクが還流するインク排出流路25が、サブタンク40に還流するようになっている。つまり、サブタンク40が実施の形態1乃至4のインクタンク20Kの機能を持つこととなる。そして、インク排出流路25の途中にポンプ24および廃液流路27との切替弁26が設けられており、切替弁26から廃インクタンク21までの廃液流路27が構成されている。
以上の第3〜第5の実施形態においては、複数のインクジェットヘッドのすべてに対して、各種モードを実行する例を示したが、各ヘッドに対応した弁51,52,53を操作する(モード実行中に、モードを実行しないヘッドに対応する弁を閉じておくことにより実施可能)ことにより、必要に応じて選択された任意のヘッドに対して、各種モードを実行することが可能である。この構成により、無駄にインクを消費することなく、射出不良を防止できる。
ここで、以上の第1から第5の実施の形態においては、図2に示すようなエッジシューター型のヘッドを用いた例を示したが、特に、このような構成のヘッドに限定される物ではなく、例えば図12に示すようなサイドシューター型のヘッドを用いることもできる。図12において、図2のヘッドと同一の機能を有する構成については、同一の符号を記し、重複する説明は省略する。
図12の各インクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yには、側壁で仕切られた筒状の複数の圧力室80が形成され、それぞれ一端が共通インク室8Aに他端が共通インク室8Bに連通し、インクが流れ込むようになっている。そして、それぞれの圧力室80の側面は、ノズル面17に形成された複数のノズル13に連通し、各圧力室80にて圧電素子等の圧力発生手段(不図示)により加圧されたインクは、各ノズル13から吐出されるようになっている。
そして、共通インク室8Bの上部において供給口が、共通インク室8Aの上部において排出口がそれぞれ形成されている。共通インク室8Bの供給口が第1のインク連結口9に、共通インク室8Aの排出口が第2のインク連通口10にそれぞれ連通され、共通インク室8A,8B及び各圧力室80がインクの循環路の一部となるよう構成されている。このような構成により、本発明の効果をより高めることができ、好ましい態様である。
このインクジェットヘッド7K、7C、7M、7Yに各種インクは第1のインク連結口9より供給され、共通インク室8Bからインクは、各圧力室80、共通インク室8Aを介して、第2のインク連通口10を通り、各種インクに対応したインクタンク20や中間タンク40に還流される。
また、以上の第1から第5の実施の形態においては、インク充填後においても、一部の空気や変質したインクが切替弁26とインクタンク20またはサブタンク40との間のインク排出流路25の内部に残ってしまう可能性がある。このため切替弁26とインクタンク20またはサブタンク40との間のインク排出流路25の長さは、短いほど好ましく、10cm以下が好ましい。
さらに、以上の第1から第5の実施の形態において、印字動作時には、ポンプ24を停止させることにより、背圧制御が容易になり、好ましい形態である。また、この場合、第1、第4の実施の形態のように、インク供給流路23側にポンプ24を設ける場合には、ポンプを停止した状態で、インク供給流路23を連通状態可能なポンプを用いるか、第4の実施形態のようなバイパス流路23aを設けることが好ましい。
本発明に係るインクジェット記録装置により、大気と遮断した密閉型のインク供給系の場合でも、廃インクタンク21に導く廃液流路27を切換弁26にて切り換える循環系のインク供給方法で、インクタンクへの大量の空気の還流を防止し、インクの溶存気体量を規定内に保つことが可能となり、インクジェットヘッドからのインク射出時のキャビテーションによる気泡の発生を防止し、安定してインクを吐出させるインクジェット記録装置を提供することが可能となった。また、インクジェットヘッド内インクへの加圧やノズルからの吸引でインクを排出して大量のインクを廃棄する従来技術に比べて、できるだけ無駄なく必要最小限の廃棄量で安定してインクを吐出させることが可能となる。
本発明に係るインクジェット記録装置の主要部を示す斜視図である。 本発明に係るインクジェット記録装置のインクジェットヘッドの斜視図である。 本発明に係るインク供給系の第1の実施の形態の概念図である。 本発明に係るインク供給系の第1の実施の形態のインクジェット記録装置で実行されるインク初期導入モードの処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係るインク供給系の第1の実施の形態のインクジェット記録装置で実行される長期休止インク循環モードの処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係るインク供給系の第2の実施の形態の概念図である。 本発明に係るインク供給系の第3の実施の形態の概念図である。 本発明に係るインク供給系の第3の実施の形態のインクジェット記録装置で実行されるインク初期導入モードの処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係るインク供給系の第3の実施の形態のインクジェット記録装置で実行される長期休止インク循環モードの処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係るインク供給系の第4の実施の形態の概念図である。 本発明に係るインク供給系の第5の実施の形態の概念図である。 本発明に係るインクジェット記録装置のインクジェットヘッドの他の実施の形態の斜視図である。
符号の説明
1 キャリッジ
6 記録媒体
7Y、7M、7C、7K インクジェットヘッド
8 共通インク室
9 第1のインク連結口
10 第2のインク連結口
13 ノズル
14 キャッピング手段
20 インクタンク
21 廃インクタンク
23 インク供給流路
24 ポンプ
25 インク排出流路
26 切替弁
27 廃液流路
40 サブタンク
100 インクジェット記録装置
107A、107B、107C インクジェットヘッド

Claims (9)

  1. インクを吐出する複数のノズル及び前記複数のノズルのそれぞれに連通する共通インク室を有する記録ヘッドと、
    インクを貯蔵する密閉型のインクタンクと、
    前記共通インク室にインクを供給する密閉型のインク供給流路と、
    前記共通インク室からインクを排出する密閉型のインク排出流路とを有し、
    前記インク排出流路から排出されたインクを前記インク供給流路に循環させるインクジェット記録装置において、
    廃インクを貯蔵する廃インクタンクと、
    前記インク排出流路から排出されたインクの送液先を前記インクタンク又は前記廃インクタンクに切り換える切り換え手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 2つの前記共通インク室を有する前記記録ヘッドと、
    一方の共通インク室にインクを供給する密閉型の前記インク供給流路と、
    他方の共通インク室からインクを排出する密閉型の前記インク排出流路とを有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インクタンクは、サブタンクであることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記インクタンクは、可撓性容器からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インク供給流路は、インクを送出する送液手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記インク排出流路は、インクを送出する送液手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記インク排出流路の送液手段は逆送可能であることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記複数のノズルから吐出されたインクを回収するインク回収手段と、
    前記インク回収手段で回収されたインクを貯蔵する廃インクタンクとを有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記インク排出流路から排出されたインクを貯蔵する廃インクタンクと、
    前記インク回収手段で回収されたインクを貯蔵する廃インクタンクとを共通の廃インクタンクとすることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
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