JP2009045317A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009045317A
JP2009045317A JP2007215717A JP2007215717A JP2009045317A JP 2009045317 A JP2009045317 A JP 2009045317A JP 2007215717 A JP2007215717 A JP 2007215717A JP 2007215717 A JP2007215717 A JP 2007215717A JP 2009045317 A JP2009045317 A JP 2009045317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
attenuation plate
vacuum cleaner
plate
attenuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007215717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4879119B2 (ja
Inventor
Kenji Yanagisawa
健児 柳沢
Susumu Fujiwara
奨 藤原
Isamu Kosaka
勇 高坂
Kazuo Chichii
一夫 乳井
Shigeya Matsumoto
茂哉 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2007215717A priority Critical patent/JP4879119B2/ja
Publication of JP2009045317A publication Critical patent/JP2009045317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4879119B2 publication Critical patent/JP4879119B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Abstract

【課題】空気が伝搬する流体騒音を十分に低減することのできる電気掃除機を得る。
【解決手段】ファンモータ8で発生した負圧により吸引された空気を排出する排気口15を備え、排気口15の上流側に、板面が空気の進行方向に対して対向するように配置された第1減衰板26aを設けるとともに、排気口の下流側に、第1減衰板26aと同様に配置された第2減衰板26bを設け、第1減衰板26aおよび第2減衰板26bに1ないし複数の開口部を設け、空気がこの開口部を通過して排出されるように構成し、第1減衰板26aと第2減衰板26bの間に空間を設けて膨張空間27を形成し、空気が第1減衰板26aの開口部を通過する際に収縮し、膨張空間27に達した際に膨張することで、収縮・膨張の過程により音響エネルギーを消耗するように構成し、膨張空間27に吸音材28を配設した。
【選択図】図10

Description

本発明は、電気掃除機に関するものであり、特に、空気が伝搬する流体騒音を低減させる構造を備えたものに関する。
従来、電気掃除機の排気騒音を低減する技術として、『リヤカバ−6の後端部に凹部7を形成して、この凹部7の底面に排気孔8を設け、排気孔8の後方には、排気孔8に対面し、かつ排気孔8を通過する排気流に対してほぼ直角に位置するように防音板9を配設し、前記防音板9の内壁10に複数の小孔11が設け、さらに内壁10と外壁12の間に吸音材13を配設することで、風切り音の発生を減少するとともに小孔11と吸音材13により排気エネルギ−の拡散、吸音を行い低騒音化を促進する。』というものが提案されている(特許文献1)。
特開平10−248766号公報(要約)
電気掃除機のモータで発生する流体に含まれる騒音(流体騒音)は、筐体後部等に設けた排気口から筐体外部に直接放射しており、生活者及び掃除機使用者は、前記排気口から放射する音(騒音)を直接聞くことで、騒音の被害に直接さらされていた。
そこで、例えば上記特許文献1に記載の技術のように、排気口に孔開板と吸音材の組み合わせによる風路を設けて、流体騒音の低減を試みるものがあるが、早い流速を十分に減衰することができず、孔開板が流体の流れを阻害して、更に周囲の開口部分から音が漏れ出るために、流体騒音の低減が十分にできないという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、空気が伝搬する流体騒音を十分に低減することのできる電気掃除機を得ることを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、ファンモータで負圧を発生して塵埃を集塵する電気掃除機であって、前記ファンモータで発生した負圧により吸引された空気を排出する排気口を備え、前記排気口の上流側に、板面が空気の進行方向に対して対向するように配置された第1減衰板を設けるとともに、前記排気口の下流側に、前記第1減衰板と同様に配置された第2減衰板を設け、前記第1減衰板および前記第2減衰板に1ないし複数の開口部を設け、空気がこの開口部を通過して排出されるように構成し、前記第1減衰板と前記第2減衰板の間に空間を設けて膨張空間を形成し、空気が前記第1減衰板の開口部を通過する際に収縮し、前記膨張空間に達した際に膨張することで、収縮・膨張の過程により音響エネルギーを消耗するように構成し、前記膨張空間に吸音材を配設したものである。
本発明に係る電気掃除機によれば、第1減衰板と第2減衰板に空気が衝突することによる騒音低減効果に加え、空気の収縮・膨張の過程により音響エネルギーを消耗するように構成し、さらに膨張空間部に吸音材を配設したので、流速の早い流体騒音であっても、十分な騒音低減効果が得られる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の全体構成を示す図である。図1(a)は全体図、(b)は背面図を示す。
電気掃除機本体1の前方には、ホース差込部2が接続され、ホース手元部3に延長パイプ4を接続し、さらに吸込具5を接続した状態が、電気掃除機の通常使用状態である。
電気掃除機本体1は、上ケース6と下ケース7により内部構成を挟み込むようにして構成されている。
電気掃除機本体1の背面には、排気口15が設けられている。電気掃除機本体1の内部に吸引された空気は、排気口15より本体外へ排出されるように構成されている。
図2は、本実施の形態1に係る電気掃除機の上断面図である。
本体前方の集塵室10の内部には、集塵ボックス12が収納されている。また、集塵室10とファンモータ8は連通している。
本体後方には、ファンモータ8とコード巻取り装置9が横方向に並んで配置されており、この配置により、ファンモータ8の中心軸と、本体の中心線は、一致しないようになっている。この配置は、電気掃除機本体1の横幅寸法を小さくするためのものである。
また、集塵室10は、次の図3で示す回動可能な集塵蓋11で上部を覆われている。
図3は、集塵蓋11を開けた状態の電気掃除機本体1の斜視図である。ここでは、集塵ボックス12を集塵室10に収納している状態を示す。
集塵室10の上部は、回動可能な集塵蓋11で覆われており、集塵ボックス12を取り出す際は、集塵蓋11を開く。
図4は、集塵ボックス12を取り出した後の様子を示す斜視図である。
集塵室10内の後方側、ファンモータ8と連通している部分には、格子13が備えられており、集塵室10を本体後方部から遮断するとともに、格子構造によって吸気量が確保される。
図5は、集塵ボックス12の斜視図である。
集塵ボックス12は、前部に塵埃吸塵口16、後部に蓋体17を備えている。次の図6〜図9で、紙パックの取り外しについて説明する。
図6は、集塵ボックス12の側断面図である。図6(a)は中央部の側断面図の全体、(b)はその一部の拡大図である。
図6において、ホルダー18は、連結棒19を介してボタン20と連結している。
蓋体17には、フィルター21が配設されている。
図6の<紙パックを配置>の部分には、ゴミを集塵捕集するための紙パックが配置される。23は紙パック台紙である。紙パックは、この紙パック台紙23を側面台座として、集塵ボックス12内に固定される。
ホルダー18は、図示しない押しバネにより、紙パック台紙23を挟持する方向に付勢されている。
蓋体17とボタン20は、ツメ24とボタン開口部25にて蓋体17が閉状態となるように固定される。
図7は、図6の状態からボタン20を少し押したときの状態を示すものである。
ボタン20を押すと、ツメ24とボタン開口部25の係りがはずれ、蓋体17は開状態となる。
図8は、図7の状態からさらにボタン20を押したときの状態を示すものである。
ボタン20をさらに押すと、蓋体17がツメ24とボタン開口部25の係りから完全に解放されて、集塵ボックス12の後部が開く。
図9は、図8の状態からさらにボタン20を押したときの状態を示すものである。
ボタン20をさらに深く押すと、連結棒19を介してホルダー18が作動し、ホルダー18に保持されていた紙パック台紙23が倒れるようにして集塵ボックス12から外れ、これに固定されていた紙パックを取り出すことができる。
ユーザは、掃除が終わった後、集塵蓋11を開いて集塵室10より集塵ボックス12を取り出し、紙パックを捨てる。
以上、本実施の形態1に係る電気掃除機の全体構成について説明した。次に、空気が伝搬する流体騒音の低減に係る構成について説明する。
図10は、本実施の形態1に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。
電気掃除機本体1の後方下部には、ファンモータ8で吸引した空気を排出するための排気風路14が設けられている。
排気風路14は、電気掃除機本体1の後方下部より背面に向かって延びる風路である。
ファンモータ8で吸引した空気は、ファンモータ8を囲む壁にガイドされて本体後方下部の排気風路14に到達し、排気風路14を通過して、電気掃除機本体1の背面に設けられた排気口15より排出される。
排気口15には、空気の進行方向に対して上流側に第1減衰板26a、下流側に第2減衰板26bが設けられている。第1減衰板26a、第2減衰板26bともに、板面が空気の進行方向に対向するように、垂直方向に直立して配置されている。
第1減衰板26aと第2減衰板26bには、空気が通過するための開口部が1ないし複数設けられている。
第1減衰板26aと第2減衰板26bに囲まれる空間は、上下を壁で閉じられており、排気風路14を通過した空気は、第1減衰板26aの開口部からこの空間に流入し、第2減衰板26bの開口部から排出されるようになっている。以後、この空間を膨張空間27と呼ぶ。
第1減衰板26aの開口部の開口面積は、排気風路14の断面積よりも小さく形成されている。また、第2減衰板26bの開口部の開口面積は、膨張空間27の断面積よりも小さく形成されている。
膨張空間27には、吸音材28が配設されている。吸音材28を構成する繊維は、例えばPET材料や不織布等で形成することができる。
次に、本実施の形態1に係る電気掃除機の動作について説明する。
電気掃除機本体1内に内蔵されたファンモータ8により、集塵室10に負圧を発生させて吸込具5よりゴミを吸い込み、集塵ボックス12内に取り付けられた紙パックに、吸い込んだゴミを集める。
このとき、ファンモータ8により吸引された空気は、紙パック、フィルター21、格子13、ファンモータ8の順に通過し、排気風路14を経て排気口15に到達する。
排気口15に到達した空気は、まず第1減衰板26aに衝突し、これにより音響エネルギーが減衰する。
次に、空気は第1減衰板26aの開口部より膨張空間27に向かって流入するが、このとき、開口部の開口面積は排気風路14の断面積よりも小さく形成されているため、空気は収縮する。
収縮した空気が膨張空間27に到達すると、今度は断面積が開口部よりも広がるため、空気は膨張する。
このような、収縮・膨張のプロセスを経ることにより、音響エネルギーが消費され、流体騒音が低減する。
また、膨張空間27には吸音材28が配設されているため、吸音材28の吸音効果により、音響エネルギーが熱エネルギーなどに変換される。これにより、流体騒音がさらに低減する。
次に、空気は膨張空間27から第2減衰板26bに向かって進み、第2減衰板26bに衝突して音響エネルギーが減衰する。
また、第2減衰板26bの開口部の開口面積は膨張空間27よりも小さく形成されているため、膨張空間27で膨張した空気は、第2減衰板26bの開口部を通過する際に再度収縮し、排出される際に膨張する。
ここでも、収縮・膨張のプロセスを経ることにより、音響エネルギーが消費され、流体騒音が低減する。
以上のように、本実施の形態1によれば、第1減衰板26aと第2減衰板26bを排気口15に設け、板面が空気の進行方向に対向するように垂直に配置しているので、排気風路14を通過した空気はこれら各減衰板に衝突し、音響エネルギーを消耗する。
したがって、これら各減衰板による流体騒音の低減効果を発揮することができる。
また、第1減衰板26aと第2減衰板26bの間に膨張空間27を形成し、空気が各開口部や膨張空間を通過する際に収縮・膨張のプロセスを経ることにより音響エネルギーを消耗するように構成したので、さらなる流体騒音の低減効果を発揮することができる。
また、膨張空間27に吸音材28を配設したので、音響エネルギーが熱エネルギーなどに変換されることにより音響エネルギーが消費され、これによる流体騒音の低減効果を発揮することができる。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。本実施の形態2では、減衰板の構成が実施の形態1と異なっている。その他の構成は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図11において、第1減衰板26aは、複数の薄板を斜め下方向に傾斜させて並べて配置した、鎧戸状に形成されている。
第1減衰板26aに到達した空気は、この鎧戸状に形成された第1減衰板26aの各薄板の間に形成された通気孔を通過して進行する。そのため、空気は第1減衰板26aの通気孔を直進することができず、各薄板に衝突しながら、回折して進行することになる。
このように、第1減衰板26aを、空気が直進することができない構造としたことにより、空気の進行長が増加するので、その分流体騒音が減衰される。
また、空気は第1減衰板26aを通過する際に必ずいずれかの薄板に衝突することになるので、衝突により音響エネルギーが消耗し、さらなる騒音低減効果が期待できる。
この点、実施の形態1では、開口部を通過する空気は第1減衰板26aを直進して通過するので、これと比較すると、本実施の形態2の構成では、衝突による騒音低減効果がより一層発揮できると言える。
図12は、排気口15の拡大側断面図である。
第1減衰板26aを構成する各薄板は、略直角に折り曲げた稲妻状の波型に形成されている。このように形成することで、通気孔の形状が直角に回折するので、空気は各薄板にほぼ正面衝突する形となり、騒音低減効果が確実なものとなる。
なお、図11〜図12において、波型の折り曲げが1回のみのものを図示したが、これに限られるものではなく、複数回波打った形状としてもよい。
また、各薄板の形状は波型に限られるものではなく、例えば平板状の薄板で第1減衰板26aを鎧戸状に形成しても、同様に空気の回折進行と衝突減衰が発生するので、一定の騒音低減効果が得られる。
また、図11〜図12では、第1減衰板26aのみを鎧戸状に形成した例を示したが、第2減衰板26bを鎧戸状に形成しても同様の騒音低減効果が得られ、さらには第1減衰板26aと第2減衰板26bの双方を鎧戸状に形成すると、最大限の騒音低減効果が発揮される。
また、減衰板が鎧戸状に形成された薄板で構成されることを説明したが、説明の便宜上このように記載したものであり、必ずしも薄板で鎧戸を構成する必要はなく、空気が回折進行するように構成されたものであればよい。
例えば、波型のブロックを斜め下に傾斜させて複数配置してもよい。
以上のように、本実施の形態2によれば、減衰板を鎧戸状に形成することにより、空気は鎧戸を形成する各薄板に沿って回折して進行するので、電気掃除機内部の騒音(ファンモータ8の回転音など)が電気掃除機の外部に直接漏れることがなく、したがって騒音を低減することができる。
また、風路が(略)直角に曲げられるため、風速が大幅に減速し、膨張空間27内の吸音材28の効果を最大限に発揮することができる。これは、一般に風速が遅いほど吸音材28の効果が発揮されやすくなることによる。
また、風路が長くなることによる減衰効果、および鎧戸を形成する各薄板への衝突による騒音低減効果を発揮することができる。
実施の形態3.
図13は、本発明の実施の形態3に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。本実施の形態3に係る電気掃除機の構成は、吸音材28の構成を除いて、実施の形態1〜2の構成と同様であるため、その他の部分の説明は省略する。
なお、図13では、実施の形態1と同様の構成を用いて示した。
図13に示すように、吸音材28を形成する繊維の積層面方向は、空気の進行方向と略平行になるように形成されている。
図14は、吸音材28の斜視図である。
本実施の形態3において、吸音材28は、面外方向(厚さ方向)が空気の進行方向に対して略平行となるように配置されている。さらには、吸音材28の繊維の並びは、吸音材28の切断面に対して垂直方向となっている。
即ち、本実施の形態3において、吸音材28の繊維の並びは、面外方向(厚さ方向)および空気の流れと平行になるように形成されている。
この繊維の並びについて、実施の形態1〜2と本実施の形態3を比較する。
実施の形態1〜2では、図14(a)に示すように、繊維の並びが吸音材28の切断面に対して水平方向となっており、したがって吸音材28の繊維面が空気の流れに対向するようになっている。
一方、本実施の形態3では、図14(b)に示すように、繊維の並びが吸音材28の切断面に対して垂直方向となっており、したがって吸音材28の繊維が空気の流れに対向することなく、空気を通しやすい構造になっている。
このように、吸音材28に、図13〜図14に示すような繊維構造を用いることにより、電気掃除機の吸気効率を落とすことなく、騒音低減効果を発揮できるのである。
なお、以上の実施の形態1〜3では、排気口15の膨張空間27に吸音材28を配設した構成を説明したが、空気が通過するその他の箇所に吸音材28を配置しても、同様の騒音低減効果を得ることができる。
このとき、空気の進行方向と、吸音材28の繊維の積層面とが平行になるように、吸音材28を配置することが望ましい。
以上のように、本実施の形態3によれば、吸音材28を形成する繊維の積層面方向は、空気の進行方向と略平行になるように形成されているので、吸音材28の積層面方向が空気の進行方向と略平行となり、空気が吸音材28を通過しやすくなり、ファンモータ8の負担が軽くなる。
そのため、電気掃除機の吸込み力を落とすことなく、騒音低減効果を発揮することができる。
実施の形態4.
図15は、本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。本実施の形態4に係る電気掃除機の構成は、吸音材28の構成を除いて、実施の形態1〜3の構成と同様であるため、その他の部分の説明は省略する。
なお、図15では、実施の形態1と同様の構成を用いて示した。
電気掃除機を運転すると、ファンモータ8などから振動が発生する。このとき、第1減衰板26aまたは第2減衰板26bに取り付け時のガタがあると、共振が発生して騒音となることがある。
そこで、本実施の形態4では、吸音材28を第1減衰板26aと第2減衰板26bに当接させるように配設した。これにより、吸音材28が第1減衰板26aまたは第2減衰板26bの振動を吸収するので、騒音が発生することがない。
吸音材28の配置は、例えば以下のような形態が例として考えられる。
(1)吸音材28を、膨張空間27内を満たすように充填配置する。
(2)吸音材28を、第1減衰板26aまたは第2減衰板26bに貼り付けるようにして固定する。
このような簡単な当接であっても、振動音は十分に低減されるので、特段の取付具などを用いることなく、確実に振動音を抑えることができる。
実施の形態1に係る電気掃除機の全体構成を示す図である。 実施の形態1に係る電気掃除機の上断面図である。 集塵蓋11を開けた状態の電気掃除機本体1の斜視図である。 集塵ボックス12を取り出した後の様子を示す斜視図である。 集塵ボックス12の斜視図である。 集塵ボックス12の側断面図である。 図6の状態からボタン20を少し押したときの状態を示すものである。 図7の状態からさらにボタン20を押したときの状態を示すものである。 図8の状態からさらにボタン20を押したときの状態を示すものである。 実施の形態1に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。 実施の形態2に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。 排気口15の拡大側断面図である。 実施の形態3に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。 吸音材28の斜視図である。 実施の形態4に係る電気掃除機の側断面図と空気の流れを示す図である。
符号の説明
1 電気掃除機本体、2 ホース差込部、3 ホース手元部、4 延長パイプ、5 吸込具、6 上ケース、7 下ケース、8 ファンモータ、9 コード巻取り装置、10 集塵室、11 集塵蓋、12 集塵ボックス、13 格子、14 排気風路、15 排気口、16 塵埃吸塵口、17 蓋体、18 ホルダー、19 連結棒、20 ボタン、21 フィルター、23 紙パック台紙、24 ツメ、25 ボタン開口部、26a 第1減衰板、26b 第2減衰板、27 膨張空間、28 吸音材。

Claims (5)

  1. ファンモータで負圧を発生して塵埃を集塵する電気掃除機であって、
    前記ファンモータで発生した負圧により吸引された空気を排出する排気口を備え、
    前記排気口の上流側に、板面が空気の進行方向に対して対向するように配置された第1減衰板を設けるとともに、
    前記排気口の下流側に、前記第1減衰板と同様に配置された第2減衰板を設け、
    前記第1減衰板および前記第2減衰板に1ないし複数の開口部を設け、空気がこの開口部を通過して排出されるように構成し、
    前記第1減衰板と前記第2減衰板の間に空間を設けて膨張空間を形成し、
    空気が前記第1減衰板の開口部を通過する際に収縮し、前記膨張空間に達した際に膨張することで、収縮・膨張の過程により音響エネルギーを消耗するように構成し、
    前記膨張空間に吸音材を配設した
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記第1減衰板もしくは前記第2減衰板またはその双方は鎧戸状に形成され、
    空気が、鎧戸状に形成された板に衝突して回折進行するように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 鎧戸状に形成された各前記板は、略直角に折り曲げた稲妻状の波型に形成された
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記吸音材は、
    繊維の積層面方向が、空気の流れと略平行になるように形成された
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記吸音材は、
    前記第1減衰板と第2減衰板に当接するように配設された
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電気掃除機。
JP2007215717A 2007-08-22 2007-08-22 電気掃除機 Active JP4879119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007215717A JP4879119B2 (ja) 2007-08-22 2007-08-22 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007215717A JP4879119B2 (ja) 2007-08-22 2007-08-22 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009045317A true JP2009045317A (ja) 2009-03-05
JP4879119B2 JP4879119B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=40498105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007215717A Active JP4879119B2 (ja) 2007-08-22 2007-08-22 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4879119B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101199739B1 (ko) * 2009-12-15 2012-11-08 엘지전자 주식회사 진공 청소기의 유동 소음 감소 구조
CN103705176A (zh) * 2012-10-09 2014-04-09 皇家飞利浦有限公司 排气栅格
CN107625482A (zh) * 2016-07-19 2018-01-26 广州市白云清洁用品有限公司 一种吸尘器吸风口的消音结构和吸尘器
EP2510854B1 (de) 2011-04-12 2019-06-12 BSH Hausgeräte GmbH Geräuscharme Abluftausblasanordnung
CN110575095A (zh) * 2019-10-08 2019-12-17 珠海格力电器股份有限公司 ***组件及吸尘器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6433387A (en) * 1987-07-30 1989-02-03 Kokuyo Kk Sound-insulating door
JPH05317208A (ja) * 1992-05-22 1993-12-03 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 電気掃除機
JPH1054096A (ja) * 1996-05-10 1998-02-24 Nitto Boseki Co Ltd 吸音材及び吸音パネル
JP2001064921A (ja) * 1999-08-31 2001-03-13 Sekisui Jushi Co Ltd 大気浄化防音パネル
JP2002291660A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6433387A (en) * 1987-07-30 1989-02-03 Kokuyo Kk Sound-insulating door
JPH05317208A (ja) * 1992-05-22 1993-12-03 Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd 電気掃除機
JPH1054096A (ja) * 1996-05-10 1998-02-24 Nitto Boseki Co Ltd 吸音材及び吸音パネル
JP2001064921A (ja) * 1999-08-31 2001-03-13 Sekisui Jushi Co Ltd 大気浄化防音パネル
JP2002291660A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101199739B1 (ko) * 2009-12-15 2012-11-08 엘지전자 주식회사 진공 청소기의 유동 소음 감소 구조
EP2510854B1 (de) 2011-04-12 2019-06-12 BSH Hausgeräte GmbH Geräuscharme Abluftausblasanordnung
EP2510854B2 (de) 2011-04-12 2022-09-07 BSH Hausgeräte GmbH Geräuscharme Abluftausblasanordnung
CN103705176A (zh) * 2012-10-09 2014-04-09 皇家飞利浦有限公司 排气栅格
JP2015505700A (ja) * 2012-10-09 2015-02-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 排気グリル
US9402517B2 (en) 2012-10-09 2016-08-02 Koninklijke Philips N.V. Exhaust grille
CN107625482A (zh) * 2016-07-19 2018-01-26 广州市白云清洁用品有限公司 一种吸尘器吸风口的消音结构和吸尘器
CN110575095A (zh) * 2019-10-08 2019-12-17 珠海格力电器股份有限公司 ***组件及吸尘器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4879119B2 (ja) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5612213B2 (ja) エンジン発電機
JP4879119B2 (ja) 電気掃除機
JP4410698B2 (ja) 電子機器収容箱
JP2009100840A (ja) 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機
JP2016170194A (ja) 吸音体、吸音構造
JP5775975B2 (ja) 排気グリル
JP2010185289A (ja) 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機
WO2004083799A1 (ja) 騒音低減装置
JP5899399B2 (ja) 電気掃除機
JP4864470B2 (ja) ダクト部品
US6463905B1 (en) Low noise package storing type engine working machine
JP2014097117A (ja) 集塵機
JP7353788B2 (ja) ブロワ及びブロワ用筐体
RU2007115899A (ru) Шумопоглощающее устройство пылесоса
JP3556963B2 (ja) 排気装置
JP2007172946A (ja) 燃料電池エンクロージャ及び防音パネル
JP4911179B2 (ja) 電気掃除機
JP2009127890A (ja) レンジフード
JP3006506U (ja) エンジンの吸気サイレンサ
CN219759190U (zh) 静音罩整机降噪结构
CN219778516U (zh) 降噪结构和新能源设备
JP7020618B2 (ja) 油煙捕集装置
CN112254394B (zh) 降噪板、冰箱
JP2007252938A (ja) 騒音低減装置
JP5533965B2 (ja) 掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4879119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250