JP2009037162A - 円筒成形品、レンズ鏡筒、カメラおよび射出成形用金型 - Google Patents

円筒成形品、レンズ鏡筒、カメラおよび射出成形用金型 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストの低減を図りつつ寸法精度の向上を実現できる円筒成形品および射出成形用金型を提供する。
【解決手段】円筒成形品としての駆動枠34は、駆動枠本体34aと、3つの第1カム溝34cと、3つの第2カム溝34dと、3つの高密度領域Hと、3つのカムピン43と、を有している。カムピン43は、隣り合う高密度領域Hの円周方向の中央に位置する第1中心線X1と、高密度領域Hと、の円周方向間に配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、円筒成形品および射出成形用金型、特に、カメラのレンズ鏡筒に用いられる円筒成形品およびその射出成形用金型に関する。
従来のレンズ鏡筒として、例えば多段沈胴式のレンズ鏡筒が知られている。この種のレンズ鏡筒は、径が異なる複数の円筒部材の回転運動を軸方向の直進運動の変換するために、例えば、複数の円筒部材には3本のカム溝およびカム溝に係合する3本のカムピンが設けられている。
一般的に、円筒部材の内周側にカム溝を加工するのは困難である。このため、レンズ鏡筒を構成する円筒部材は射出成形により成形されている。射出成形装置は主に、射出成形用金型と、金型内に溶融された成形材料を射出する射出装置から構成されている。射出装置は成形材料の射出圧力および射出速度を調節可能である。
射出成形用金型には、キャビティと、スプールと、複数のランナーと、複数のゲートと、が設けられている。キャビティは成形品を成形するための空洞である。スプールは射出装置から射出される成形材料が通る流路である。ランナーは成形材料をスプールからキャビティへ導く。ゲートはキャビティからランナーへ成形材料が逆流するのを防止するための絞り部であり、ランナーとキャビティとの間に配置されている。円筒成形品の場合、成形材料が均等に流れるように、複数のランナーは円筒方向に等ピッチで配置される。それに伴い、複数のゲートも円周方向に等ピッチで配置される。
射出成形工程は主に、金型の温度を調節する温度調節工程と、成形材料を金型内に充填する充填工程と、金型内で成形品を冷却する保圧冷却工程と、から構成されている。保圧冷却工程では、射出装置により所定の圧力が保持される。これにより、熱収縮した部分に成形材料が供給され、熱収縮による成形品の変形を抑制できる。
しかし、カム溝により円筒成形品の肉厚は不均一となる。このため、保圧冷却工程において厚肉部と薄肉部とで冷却速度に差が生じ、部分ごとで熱収縮率が変化する。この結果、円筒成形品の真円度が低下し、設計値通りの円筒成形品を得ることができない。保圧冷却工程で圧力が保持されていても、カム溝の形状によっては成形品の変形を抑制できない場合がある。
レンズ鏡筒を構成する円筒成形品の真円度が低下すると、カム溝の半径方向の位置が設計値に対してずれる。この結果、複数の円筒成形品に保持されるレンズ群の位置がずれ、撮像光学系の光学性能が劣化する。また、カム溝の半径方向の位置が設計値に対してずれると、カム溝とカムピンとの摺動抵抗が増大し、スムーズなズーミング動作が妨げられる。この結果、余分な駆動力が必要となり、消費電力が増大する。
そこで、従来の射出成形においては、射出成形用金型に補正を行うことが一般的に行われている。具体的には、従来の金型設計においては、経験やシミュレーションに基づいて熱収縮による変形が予測される。予測された変形量に応じて、成形品の形状に合った金型が製作される。次に、製作された金型を用いて試作品が成形される。試作品の各部の寸法が測定され、設計値と測定値との誤差が算出される。この寸法誤差をオフセット値として金型補正が行われる(例えば、特許文献1、2を参照)。レンズ鏡筒に用いられる円筒成形品の場合、金型のキャビティが真円でない円筒状の空洞として形成される。
設計値と測定値との誤差が大きい場合は、金型の加工量が大きくなり、金型補正に要する時間が長くなる。また、設計値と測定値との誤差が大きい場合は、初期の金型により成形された試作品に比べて、修正後の金型補正により成形された試作品における各部の寸法変化量が大きくなる。このため、1回目の金型補正で設計値通りの成形品が得られる可能性が低くなり、金型補正の回数が増加する。
逆に、初期の金型による試作品において設計値と測定値との誤差が小さい場合、金型加工に要する時間が短くなるとともに、1回目の金型補正で設計値通りの円筒成形品が得られる可能性が高くなる。
以上に述べたように、射出成形用金型においては、成形品の設計値からの誤差がなるべく小さくなることが好ましい。
特許第3523249号公報 特許第2955509号公報
一方で、デジタルカメラの分野においては、携帯性能の向上のため、本体のさらなる小型化が求められている。具体的には、本体の小型化に大きく貢献すると考えられるレンズ鏡筒の小型化が求められている。レンズ鏡筒を小型化するために、ズーミングにおいて焦点距離の変化比を大きくすることが考えられる。それに伴い、カム溝の形状が複雑になり、円筒成形品の肉厚差が大きくなる。このため、レンズ鏡筒の小型化は円筒成形品における寸法精度の低下を助長する。
また、円筒成形品にカムピンが設けられている場合、円筒成形品が半径方向に変形することで、カムピンの半径方向の位置が変化する。このため、カムピンを相手側のカム溝に嵌め込むことができない場合、あるいはカムピンがカム溝と必要以上に干渉する場合、などが考えられる。
しかし、特許文献1、2に記載の従来技術では、寸法誤差の測定方法、あるいは寸法誤差をシミュレーションにより予測し金型設計に取り入れる方法が提案されているだけに過ぎない。
カム溝を有する円筒成形品を射出成形する場合には、カム溝の形状と真円度との間には何らかの関係があると考えられるが、その関係は未だ解明されていない。このため、従来の射出成形用金型では、様々なカム溝の形状に対応できたとしても、金型補正の回数が増大するおそれがある。
本発明の課題は、製造コストの低減を図りつつ寸法精度の向上を実現できる円筒成形品および射出成形用金型を提供することにある。
第1の発明に係る円筒成形品は射出成形により成形される部材である。この円筒成形品は、円筒部と、少なくとも3つのカム溝と、少なくとも3つのカムピンと、少なくとも3つの高密度領域と、を有している。カム溝は円筒部の内周面および外周面のうち一方に形成されている。カムピンは円筒部の内周面および外周面のうち他方に形成されている。高密度領域は、カム溝が形成されている面において、円筒部の軸方向寸法に対する少なくとも3つのカム溝が占める軸方向寸法の割合が最も高い。カムピンは、隣り合う高密度領域の円周方向の中央に位置する第1中心線と、隣り合う高密度領域のうち一方である第1高密度領域と、の円周方向間に配置されている。
この円筒成形品では、第1高密度領域と第1中心線との円周方向間にカムピンが配置されている。このため、円筒部において半径方向内側に迫り出す部分と半径方向外側に迫り出す部分との中央付近にカムピンを配置することができる。これにより、カムピンの半径方向の位置精度が円筒部の変形の影響を受けにくくなり、金型の修正の回数を減らすことができる。すなわち、この円筒成形品では、製造コストの低減を図りつつ寸法精度を確保することができる。
第2の発明に係る円筒成形品は、第1の発明に係る円筒成形品において、少なくとも3つの低密度領域をさらに備えている。低密度領域は、カム溝が形成されている面において、円筒部の軸方向寸法に対する少なくとも3つのカム溝が占める軸方向寸法の割合が最も低い。カムピンは、高密度領域と低密度領域との円周方向間に配置されている。
第3の発明に係る円筒成形品は、第1または第2の発明に係る円筒成形品において、カムピンが、第1高密度領域と第1中心線との円周方向の中央に位置する第2中心線と、第1高密度領域と、の円周方向間に配置されている。
第4の発明に係る円筒成形品は、第1から第3のいずれかの発明に係る円筒成形品において、少なくとも3つのカムピンが円周方向に等ピッチで配置されている。
第5の発明に係るレンズ鏡筒は撮像光学系を保持するためのレンズ鏡筒である。このレンズ鏡筒は、第1から4のいずれかの発明に係る円筒成形品と、レンズ枠と、を有している。レンズ枠は、撮像光学系に含まれるレンズ群が固定され、カム溝に係合する少なくとも3つの第2カムピンを有している。
第6の発明に係るカメラは、第5の発明に係るレンズ鏡筒と、レンズ鏡筒に保持される撮像光学系と、撮像光学系により形成された被写体の光学像を撮像する撮像部と、レンズ鏡筒を保持する外装部と、を有している。
第7の発明に係る射出成形用金型は、少なくとも3つのカム溝を有する円筒成形品を、成形材料により射出成形するための金型である。この金型は、第1部分と、第2部分と、第3部分と、第4部分と、を有している。第1部分は円筒成形品を成形するためのキャビティを有している。第2部分は、成形材料が注入される流路としてのスプールを有している。第3部分は、スプールと接続される3つの第1ランナーを有している。第4部分は、3つの第1ランナーとキャビティとを接続するゲートを有している。第1部分は、少なくとも3つのカムピンと、キャビティの軸方向寸法に対する少なくとも3つのカム溝に対応する部分が占める軸方向寸法の割合が最も高い3つの高密度領域と、を有している。カムピンは、隣り合う高密度領域の円周方向の中央に位置する第1中心線と、隣り合う高密度領域のうち一方である第1高密度領域と、の円周方向間に配置されている。
本発明に係る円筒成形品および射出成形用金型では、製造コストの低減を図りつつ寸法精度を確保することができる。これにより、レンズ鏡筒およびカメラにおいて、製造コストの低減を図りつつ光学性能の安定化を実現できる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔1:デジタルカメラの概要〕
図1〜2を用いて本発明に係る円筒成形品が用いられるデジタルカメラ1について説明する。図1および図2にデジタルカメラ1の概略斜視図を示す。図1はレンズ鏡筒3が撮影状態である場合を示している。なお、このデジタルカメラ1は、駆動枠34のカムピン43の配置に特徴を有している。カムピン43の配置については後述する。
デジタルカメラ1は被写体の画像を取得するためのカメラである。デジタルカメラ1には、高倍率化および小型化のために、多段沈胴式のレンズ鏡筒3が搭載されている。
なお、以下の説明では、デジタルカメラ1の6面を以下のように定義する。
デジタルカメラ1による撮影時に被写体側を向く面を前面、その反対側の面を背面とする。被写体の鉛直方向上下とデジタルカメラ1で撮像される長方形の像(一般には、アスペクト比(長辺対短辺の比)が3:2、4:3、16:9など)の短辺方向上下とが一致するように撮影を行う場合に、鉛直方向上側に向く面を上面、その反対側の面を底面とする。さらに、被写体の鉛直方向上下とデジタルカメラ1で撮像される長方形の像の短辺方向上下とが一致するように撮影を行う場合に、被写体側から見て左側にくる面を左側面、その反対側の面を右側面とする。なお、以上の定義は、デジタルカメラ1の使用姿勢を限定するものではない。
以上の定義によれば、図1は、前面、上面および右側面を示す斜視図ということになる。
なお、デジタルカメラ1の6面だけでなく、デジタルカメラ1に配置される各構成部材の6面も同様に定義する。すなわち、デジタルカメラ1に配置された状態の各構成部材の6面に対して、上述の定義が適用される。
また、図1に示すように、撮像光学系O(後述)の光軸Aに平行なY軸を有する3次元直交座標系(右手系)を定義する。この定義によれば、光軸Aに沿って背面側から前面側に向かう方向がY軸正方向であり、光軸Aに直交し右側面側から左側面側に向かう方向がX軸正方向であり、X軸およびY軸に直交し底面側から上面側に向かう方向がZ軸正方向となる。
以下、それぞれの図面において、このXYZ座標系を基準として説明を行う。すなわち、それぞれの図面におけるX軸正方向、Y軸正方向、Z軸正方向は、それぞれ同じ方向を示している。
〔2:デジタルカメラの全体構成〕
図1および図2に示すように、デジタルカメラ1は主に、各ユニットを収容する外装部2と、被写体の光学像を形成する撮像光学系Oと、撮像光学系Oを移動可能に保持するレンズ鏡筒3と、から構成されている。
撮像光学系Oは複数のレンズ群から構成されており、複数のレンズ群がY軸方向に並んだ状態で配置されている。レンズ鏡筒3は、多段沈胴式であり、外装部2に支持されている。複数のレンズ群は、レンズ鏡筒3によりY軸方向に相対的に移動可能なように保持されている。レンズ鏡筒3の構成の詳細については後述する。
外装部2には、光学像に対して光電変換を行う撮像部としてのCCDユニット21と、CCDユニット21により取得された画像を記録する画像記録部16と、が内蔵されている。外装部2の背面には、CCDユニット21により取得された画像を表示する液晶モニタ15が設けられている。外装部2の上面には、撮影者が撮像動作などの操作を行えるように、レリーズボタン11と、操作ダイアル12と、電源スイッチ13と、ズーム調節レバー14と、が設けられている。レリーズボタン11は撮影者が露光のタイミングを入力するためのボタンである。操作ダイアル12は撮影者が撮影動作に関する各種設定を行うためのダイアルである。電源スイッチ13は撮影者がデジタルカメラ1のONおよびOFFを操作するためのスイッチである。ズーム調節レバー14は、撮影者がズーム倍率を調節するためのレバーであり、レリーズボタン11を中心として所定の角度の範囲内で回転可能である。
なお、図1および図2は、デジタルカメラ1の主要な構成のみを示している。このため、前述の構成以外の構成がデジタルカメラ1に設けられていてもよい。
〔3:レンズ鏡筒の構成〕
図3を用いて、レンズ鏡筒3の全体構成ついて説明する。図3にレンズ鏡筒3の分解斜視図を示す。
図3に示すように、レンズ鏡筒3は主に、外装部2に固定されるベースプレート31と、ベースプレート31に固定される駆動源としてのズームモータ32と、各枠体をベースプレート31との間に収容する固定枠33と、ズームモータ32の駆動力が入力される駆動枠34と、固定枠33によりY軸方向に移動可能に支持される直進枠35と、から構成されている。ベースプレート31にはCCDユニット21のCCD22が取り付けられている。ズームモータ32としては、例えばステッピングモータなどが挙げられる。
レンズ鏡筒3はさらに、第1レンズ群G1を保持する第1レンズ枠36と、第2レンズ群G2を保持する第2レンズ枠37と、第3レンズ群G3を保持する第3レンズ枠38と、を備えている。第1レンズ群G1は、例えば全体として負のパワーを持つレンズ群であり、被写体からの光を取り込む。第2レンズ群G2は、例えば全体として正のパワーを持つレンズ群である。第3レンズ群G3は、例えば焦点を調節するための正のパワーを持つレンズ群である。第1レンズ群G1、第2レンズ群G2および第3レンズ群G3により撮像光学系Oが構成されている。
(3.1:固定枠)
固定枠33は、駆動枠34を案内するための部材であり、ベースプレート31とともにレンズ鏡筒3の固定側の部材を構成している。固定枠33はベースプレート31にねじにより固定されている。固定枠33は主に、主要部を構成する略筒状の固定枠本体33aと、固定枠本体33aに回転可能に支持される駆動ギア33bと、から構成されている。
固定枠本体33aは、ベースプレート31に固定されており、内周側に駆動枠34が配置されている。駆動ギア33bは、ズームモータ32の駆動力を駆動枠34に伝達するための部材であり、ズームモータ32のギア(図示せず)と噛み合っている。固定枠本体33aの内周側には、駆動枠34を案内するための3本のカム溝33cと、直進枠35を案内するための3本の直進溝33dと、が形成されている。カム溝33cは円周方向に等ピッチで配置されている。直進溝33dは、Y軸方向に延びており、円周方向に等ピッチで配置されている。
(3.2:駆動枠)
駆動枠34は、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37を案内するための部材であり、固定枠33の内周側に配置されている。駆動枠34は主に、固定枠本体33aの内周側に配置される円筒部としての駆動枠本体34aと、駆動枠本体34aの端部に嵌め込まれたリング部材34bと、から構成されている。
駆動枠本体34aの外周側には3本のカムピン43が設けられており、内周側には3本の第1カム溝34cおよび3本の第2カム溝34dが形成されている。第1カム溝34cは第1レンズ枠36を案内するための溝である。第2カム溝34dは第2レンズ枠37を案内するための溝である。3本の第1カム溝34cは円周方向に等ピッチで配置されている。3本の第2カム溝34dは円周方向に等ピッチで配置されている。3本のカムピン43は、円周方向に等ピッチで配置されており、固定枠33の3本のカム溝33cに係合している。すなわち、駆動枠34はカムピン43を介して固定枠33に支持されている。
駆動枠本体34aの外周側にはギア部34eが形成されている。ギア部34eは固定枠33の駆動ギア33bと噛み合っている。これにより、ズームモータ32の駆動力が駆動ギア33bを介して駆動枠34に伝達される。
駆動枠34はズームモータ32の駆動力により光軸A回り(R1方向およびR2方向)に駆動される。例えば、沈胴状態から撮影状態に移行する場合は、ズームモータ32により駆動枠34はR1側に駆動される。この結果、固定枠33のカム溝33cに沿ってカムピン43が移動し、駆動枠34は固定枠33に対してY軸方向正側に移動する。撮影状態から沈胴状態に移行する場合は、ズームモータ32により駆動枠34はR2側に駆動される。この結果、駆動枠34は固定枠33に対してY軸方向負側に移動する。
このように、カム溝33cの形状に応じて、駆動枠34は固定枠33に対して回転しながらY軸方向に移動可能である。
(3.3:直進枠)
直進枠35は、第1レンズ枠36が固定枠33に対して回転するのを防止するための部材であり、駆動枠34の内周側に配置されている。直進枠35は主に、筒状の直進枠本体35aと、直進枠本体35aの外周側に形成された3本の直進ピン35bと、から構成されている。
直進ピン35bは、駆動枠34と干渉しないように直進枠本体35aのY軸方向負側に配置されており、固定枠33の直進溝33dに係合している。すなわち、直進枠35は固定枠33によりY軸方向に直進可能に支持されている。
また、直進枠本体35aの外周側には、バヨネット溝35eが形成されている。バヨネット溝35eには、駆動枠34の内周側に形成されたバヨネット(図示せず)が係合している。これにより、直進枠35は、駆動枠34に対して回転可能かつY軸方向に一体で移動可能である。
すなわち、駆動枠34が固定枠33に対して回転すると、直進枠35は、固定枠33に対して回転することなく(駆動枠34に対して回転しながら)、駆動枠34とともにY軸方向へ移動する。
直進枠本体35aには、Y軸方向に延びる3本の第1ガイド溝35cおよび3本の第2ガイド溝35dが形成されている。3本の第1ガイド溝35cは円周方向に等ピッチで配置されており、3本の第2ガイド溝35dは円周方向に等ピッチで配置されている。第1ガイド溝35cには第1レンズ枠36のカムピン36b(後述)が挿入されている。第2ガイド溝35dには第2レンズ枠37のカムピン37b(後述)が挿入されている。すなわち、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37の固定枠33に対する回転が、直進枠35により規制されている。なお、第1ガイド溝35cおよび第2ガイド溝35dにより、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37のY軸方向への移動は規制されていない。
(3.4:第1レンズ枠)
第1レンズ枠36は、第1レンズ群G1をY軸方向に移動可能に保持するための部材であり、直進枠35の内周側に配置されている。第1レンズ枠36は主に、第1レンズ群G1を内部に収容する第1レンズ枠本体36aと、第1レンズ枠本体36aの外周側に設けられた3本のカムピン36bと、から構成されている。カムピン36bは、第1ガイド溝35cを貫通した状態で、駆動枠34の第1カム溝34cに係合している。
駆動枠34が固定枠33に対して回転すると、第1ガイド溝35cに沿ってカムピン36bが移動する。このとき、カムピン36bの回転方向の移動は、直進枠35の第1ガイド溝35cにより規制される。このため、第1カム溝34cおよび第1ガイド溝35cに沿ってカムピン36bはY軸方向にのみ移動する。このように、第1レンズ枠36は、固定枠33に対して回転することなく、第1カム溝34cの形状に応じて駆動枠34に対してY軸方向に移動可能である。
(3.5:第2レンズ枠)
第2レンズ枠37は、第2レンズ群G2をY軸方向に移動可能に保持するための部材であり、直進枠35の内周側であって第1レンズ枠36のY軸方向負側に配置されている。第2レンズ枠37は主に、第2レンズ群G2を内部に収容する第1枠50および第2枠59と、第1枠50の外周側に設けられた3本のカムピン37bと、から構成されている。カムピン37bは、第2ガイド溝35dを貫通した状態で、駆動枠34の第2カム溝34dに係合している。
駆動枠34が固定枠33に対して回転すると、第2ガイド溝35dに沿ってカムピン37bが移動する。このとき、カムピン37bの回転方向の移動は、直進枠35の第2ガイド溝35dにより規制される。このため、第1レンズ枠36の場合と同様に、第2カム溝34dおよび第2ガイド溝35dに沿ってカムピン37bはY軸方向にのみ移動する。
このように、第2レンズ枠37は、固定枠33に対して回転することなく、第2カム溝34dの形状に応じて駆動枠34に対してY軸方向に移動可能である。
(3.6:第3レンズ枠)
第3レンズ枠38は、第3レンズ群G3をY軸方向に移動可能に保持するための部材であり、ベースプレート31のフォーカスシャフト31a、31bによりY軸方向に移動可能に支持されている。第3レンズ枠38の駆動は、ベースプレート31に固定されたフォーカスモータ39により行われる。フォーカスモータ39により、第3レンズ枠38はベースプレート31に対してY軸方向に移動する。
(3.7:まとめ)
以上の構成をまとめると、固定枠33、駆動枠34および直進枠35を介して、ズームモータ32により第1レンズ枠36および第2レンズ枠37は光軸Aに沿った方向に移動可能である。フォーカスモータ39により第3レンズ枠38は光軸Aに沿った方向に移動可能である。
したがって、これらの構成により、撮像光学系Oのズーム倍率およびフォーカスを調節可能な沈胴式のレンズ鏡筒3が実現される。
〔4.円筒成形品および射出成形用金型〕
本実施の形態に係る円筒成形品および射出成形用金型について説明する。ここでは、成形品として駆動枠34を例に説明する。図4に成形品80および射出成形用金型70の概略図を示す。図4(a)は成形品80および射出成形用金型70の概略斜視図であり、図4(b)は成形品80の軸方向から見た平面図である。
(4.1:成形品)
図4に示すように、成形品80は、射出成形後に金型70から取り出された合成樹脂製の成形品である。合成樹脂としては、例えばポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。成形品80は主に、円筒成形品としての駆動枠34と、流路部81と、から構成されている。流路部81は射出成形後に駆動枠34から切り離される。前述のように、駆動枠34の内周側には合計6本のカム溝(第1カム溝34c、第2カム溝34d)が形成されている。
流路部81は、射出成形時に金型70内の流路により成形される部分であり、スプール部82と、スプール部82に連結される6本のランナー部84aと、6つのゲート部84bと、から構成されている。ランナー部84aは円周方向に等ピッチで配置されている。ゲート部84bは、例えば円周方向に等ピッチで配置されており、駆動枠34の軸方向を向く環状の端面に配置されている。
(4.2:カムピンの配置)
この駆動枠34は、カムピン43の配置に特徴を有している。図5および図6を用いてカムピン43の配置について説明する。図5に駆動枠34の内周側展開図を示す。図6に駆動枠34の内周側のカム溝34dの配置と真円度ずれ量との関係を示す。なお、ここでは成形品80の構成を用いて配置を説明するが、成形品80の構成と金型70の構成とは対応しているため、以下の説明は成形品80のみでなく、金型70にも対応していると言える。
図4に示すように、3つのカムピン43は円周方向に等ピッチで配置されている。図5に示すように、駆動枠34の内周側には、3本の第1カム溝34cおよび3本の第2カム溝34dが形成されている。3本の第1カム溝34cは、それぞれ同じ形状を有しており、円周方向に等ピッチで配置されている。3本の第2カム溝34dは、それぞれ同じ形状を有しており、円周方向に等ピッチで配置されている。第1カム溝34cおよび第2カム溝34dは、互いに交わらないように円周方向に交互に配置されている。
第1カム溝34cは、第1カム溝本体C2と、第1カム溝本体C2の一方の端部に形成された第1導入溝C3と、から構成されている。第1導入溝C3は軸方向に延びており、駆動枠本体34aの端部を貫通している。第1カム溝本体C2の他方の端部C1は軸方向に貫通していない。
第2カム溝34dは、第2カム溝本体D2と、第2カム溝本体D2における一方の端部に形成された第2導入溝D1と、第2カム溝本体D2における他方の端部に形成された第3導入溝D3と、から構成されている。第2導入溝D1および第3導入溝D3は軸方向に延びており、駆動枠本体34aの端部を貫通している。
本実施形態においては、第1カム溝34cは端部C1から第1導入溝C3まで同じ幅である。第2カム溝34dは第2導入溝D1から第3導入溝D3まで同じ幅である。また、第1カム溝34cおよび第2カム溝34dは同じ幅である。
駆動枠34は、第1カム溝34cおよび第2カム溝34dにより肉厚が不均一である。具体的には、駆動枠34の内周面には、カム溝の占める割合が最も高い3つの高密度領域Hと、カム溝の占める割合が最も低い3つの低密度領域Lと、が存在する。3つの高密度領域Hは円周方向に等ピッチで配置されている。3つの低密度領域Lは円周方向に等ピッチで配置されている。
高密度領域Hは、駆動枠34の内周面において、駆動枠34の軸方向寸法に対する第1カム溝34cおよび第2カム溝34dが占める軸方向寸法の割合が最も高い領域である。低密度領域Lは、駆動枠34の内周面において、駆動枠34の軸方向寸法に対する第1カム溝34cおよび第2カム溝34dが占める軸方向寸法の割合が最も低い領域である。図5に示すように、高密度領域Hは、第1導入溝C3が軸方向に延びる部分と一致している。低密度領域Lは、第1カム溝34cと第2カム溝34dとが円周方向に延びている部分と一致している。
高密度領域Hおよび低密度領域Lの決定方法について説明する。図7に示すように、2
本の第1カム溝34cおよび第2カム溝34dが形成されている場合を想定する。駆動枠34(より詳細には駆動枠本体34a)の軸方向寸法をW0、第1カム溝34cの軸方向寸法をW1、第2カム溝34dの軸方向寸法をW2とする。この場合、「駆動枠34の軸方向寸法に対する第1カム溝34cおよび第2カム溝34dが占める軸方向寸法の割合」であるPとは、P=(W1+W2)/W0で表される。割合Pが最大である線の集合体が高密度領域Hであり、割合Pが最小である線の集合体が低密度領域Lである。
ここで、カムピン43とカム溝との配置について詳細に説明する。
図6に示すように、カム溝34dの形状と駆動枠34(円筒成形品)の成形時の反り変形との関係を調査した結果、駆動枠34は、高密度領域Hでは半径方向内側に変形し、低密度領域Lでは半径方向外側に変形する傾向にある。これは、高密度領域Hでは駆動枠34の板厚が周辺部分に比べて薄く、折れ曲がりやすいためである、と考えられる。つまり、駆動枠34の変形パターンは、主に高密度領域Hの位置により決定されることが分かる。これにより、高密度領域H付近にカムピン43を配置すると、カムピン43の半径方向位置が内側にずれ、高密度領域H同士の円周方向の中央付近に配置された低密度領域L付近にカムピン43を配置すると、カムピン43の半径方向位置が外側にずれる。この結果、カムピン43の半径方向の位置精度が設計公差を満足しない。
そこで、カムピン43の位置精度が設計公差を満足するように、この駆動枠34では、主に高密度領域Hを基準にカムピン43の位置が決定されている。具体的には図5および図6に示すように、高密度領域Hと低密度領域Lとの円周方向間にカムピン43が配置されている。カムピン43は、隣り合う高密度領域Hの円周方向の中央に位置する第1中心線X1と、高密度領域H(第1高密度領域)と、の円周方向間に配置されている。高密度領域Hは、第3導入溝D3の幅とほぼ同じ円周方向寸法を有する領域であり、円周方向の中心線である基準線H1を有している。隣り合う基準線H1同士の円周方向の中央に第1中心線X1が配置されている。このため、基準線H1と第1中心線X1との円周方向間の距離(L1)は等しい。
また、カムピン43は、高密度領域Hと第1中心線X1との円周方向の中央に位置する第2中心線X2と、高密度領域Hと、の円周方向間に配置されている。より詳細には、第2中心線X2は、高密度領域Hの基準線H1と第1中心線X1との円周方向の中央に配置されている。基準線H1と第2中心線X2との円周方向間の距離は、第2中心線X2と第1中心線X1との円周方向間の距離と同じ長さ(L2)である。カムピン43は、第2中心線X2と第2中心線X2に最も近い基準線H1との円周方向間であって第2中心線X2付近に配置されている。すなわち、隣り合う高密度領域Hの間の領域を円周方向に4等分した場合において、高密度領域Hから1/4の領域にカムピン43の位置は設定されている。
このように、高密度領域Hを基準にカムピン43の位置を決定し、第2中心線X2付近にカムピン43を配置することで、半径方向内側に迫り出す部分(例えば高密度領域H)と半径方向外側に迫り出す部分(例えば低密度領域L)との円周方向の中央付近に、カムピン43を配置することができる。このため、カムピン43の半径方向の位置精度が駆動枠本体34aの変形の影響を受けにくくなり、金型の修正の回数を減らすことができる。これにより、この駆動枠34では、製造コストの低減を図りつつ寸法精度を確保することが可能となる。
(4.3:射出成形用金型)
射出成形用金型70は、射出成形に用いられる金型であり、主に、第1部分71と、第2部分72と、第3部分73と、第4部分79と、から構成されている。金型70は複数の部品から構成されているが、第1部分71〜第4部分79は異なる機能を有する部分という意味で分けられている。したがって、各部分71〜73、79が異なる部品で構成されている、ということを限定するものではない。
第1部分71には、駆動枠34を成形するためのキャビティ71aが形成されている。キャビティ71aは、例えば2つの金型部品(図示せず)を組み合わせることで形成される。キャビティ71aにより第1カム溝34c、第2カム溝34dおよびカムピン43を有する駆動枠34が成形される。このため、第1部分71は、第1カム溝34cに対応する部分、第2カム溝34dに対応する部分およびカムピン43に対応する部分を有している。
第2部分72には、溶融された成形材料が射出装置(図示せず)から注入されるスプール72aが形成されている。例えば、スプール72aは筒状のスプールブッシュ(図示せず)により形成される。スプール72aによりスプール部82が成形される。
第3部分73には、スプール72aと接続される6本のランナー74aが形成されている。第4部分79には、6つのゲート74bが形成されている。ランナー74aの一方の端部は、スプール72aと接続されており、他方の端部はゲート74bと接続されている。ランナー74aによりランナー部84aが成形され、ゲート74bによりゲート部84bが成形される。
〔5:デジタルカメラの動作〕
図1〜図3を用いて、デジタルカメラ1の動作について説明する。
(5.1:電源OFF時の状態)
電源スイッチ13がOFFの状態では、レンズ鏡筒3が外装部2のY軸方向の外形寸法内に収まるように、レンズ鏡筒3は沈胴状態(レンズ鏡筒3のY軸方向の寸法が最も短い状態)で停止している。
(5.2:電源ON時の動作)
電源スイッチ13がONに切り換えられると、各部に電源が供給され、レンズ鏡筒3が沈胴状態から撮影状態に駆動される。具体的には、ズームモータ32により駆動枠34が固定枠33に対して所定角度だけR1側に駆動される。この結果、駆動枠34は、固定枠33に対して回転しながら、カム溝33cの形状に応じて固定枠33に対してY軸方向正側に移動する。
駆動枠34が固定枠33に対して回転および直進すると、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37は、駆動枠34とともに固定枠33に対してY軸方向正側へ移動する。このとき、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37は固定枠33に対して回転しない。
第1レンズ枠36および第2レンズ枠37は、駆動枠34とともにY軸方向正側へ移動しながら、第1カム溝34cおよび第2カム溝34dの形状に応じて、駆動枠34に対してY軸方向へ移動する。このとき、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37はY軸方向に相対的に移動する。すなわち、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37は、駆動枠34のY軸方向への移動量よりも大きい(あるいは小さい)移動量だけ、固定枠33に対してY軸方向に移動する。
駆動枠34の回転が停止すると、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37のY軸方向への移動も停止し、レンズ鏡筒3は撮影状態になる。
(5.3:撮影時のズーム動作)
ズーム調節レバー14が望遠側に操作されると、ズーム調節レバー14の回転角度および操作時間に応じて、ズームモータ32により駆動枠34が固定枠33に対してR1側に駆動される。この結果、駆動枠34、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37が、全体として固定枠33に対してY軸方向正側に移動し、撮像光学系Oのズーム倍率が大きくなる。
ズーム調節レバー14が広角側に操作されると、ズーム調節レバー14の回転角度および操作時間に応じて、ズームモータ32により駆動枠34が固定枠33に対してR2側に駆動される。この結果、駆動枠34、第1レンズ枠36および第2レンズ枠37が、全体として固定枠33に対してY軸方向負側に移動し、撮像光学系Oのズーム倍率が小さくなる。
〔6:効果〕
成形品80、レンズ鏡筒3、デジタルカメラ1および射出成形用金型70の効果は以下の通りである。
(6.1)
この成形品80では、カムピン43が高密度領域Hと第1中心線X1との円周方向間に配置されている。より詳細には、高密度領域Hと第1中心線X1との円周方向の中央に位置する第2中心線X2周辺に配置されている。このため、第2中心線X2付近にカムピン43を配置することで、半径方向内側に迫り出す部分(例えば高密度領域H)と半径方向外側に迫り出す部分(例えば低密度領域L)との円周方向の中央付近に、カムピン43を配置することができる。この結果、カムピン43の半径方向の位置精度が駆動枠本体34aの変形の影響を受けにくくなり、金型の修正の回数を減らすことができる。これにより、この駆動枠34では、製造コストの低減を図りつつ寸法精度を確保することが可能となる。
(6.2)
以上に述べたように、このレンズ鏡筒3には寸法精度が確保された駆動枠34などの成形品80が用いられている。このため、レンズ群の位置精度が安定し、撮像光学系Oの光学性能が安定する。さらに、この成形品80では金型を修正する回数が減っており、製造コストを低減できる。このように、レンズ鏡筒3の製造コストの低減を図りつつ光学性能の安定化を実現できる。また、このデジタルカメラ1では、撮像光学系Oの光学性能が安定するため、取得された像の画質が安定する。
〔7:その他の実施形態〕
本発明に係る円筒成形品、レンズ鏡筒、カメラおよび射出成形用金型は、前述の実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の修正および変更が可能である。
(7.1)
ゲート部84bの数量は6箇所に限られない。ゲート部84bの数量が6点以外であってもよい。
(7.2)
前述の実施形態では、駆動枠34の内周面にカム溝34dが形成されている場合について説明している。しかし、駆動枠34の外周面にカム溝34dが形成され内周面にカムピン43が形成されている場合も考えられる。また、駆動枠34の内周面および外周面にカム溝が形成されている場合も考えられる。この場合、高密度領域Hおよび低密度領域Lの決定は、内周面のカム溝に基づいて行われてもよいし、外周面のカム溝に基づいて行われてもよい。
(7.3)
前述の実施形態では、基準線H1、第1中心線X1および第2中心線X2を基準にカムピン43の配置が決定されている。しかし、高密度領域Hと低密度領域Lとの位置関係からカムピン43の位置が決定されてもよい。
本発明に係る円筒成形品および射出成形用金型は、射出成形により成形された円筒部材の寸法精度が要求される分野において有用である。本発明に係るレンズ鏡筒およびカメラは、光学性能の安定化が求められる分野において有用である。
デジタルカメラの概略斜視図 デジタルカメラの概略斜視図 レンズ鏡筒の分解斜視図 成形品80および射出成形用金型70の概略図 駆動枠の内周側展開図 駆動枠のカム溝の配置と真円度ずれ量との関係を示す概略図 高密度領域および低密度領域の決定方法の概略図
符号の説明
1 デジタルカメラ(カメラ)
2 外装品
3 レンズ鏡筒
11 レリーズボタン
12 操作ダイヤル
13 電源スイッチ
14 ズーム調節レバー
15 液晶モニタ
16 画像記録部
21 CCDユニット(撮像部)
33 固定枠
34 駆動枠(円筒成形品)
34a 駆動枠本体
34b リング部材
34c 第1カム溝(カム溝)
34d 第2カム溝(カム溝)
34e ギア部
34f 環状部
35 直進枠
36 第1レンズ枠
37 第2レンズ枠
38 第3レンズ枠
43 カムピン
70 射出成形用金型
71 第1部分
71a キャビティ
72 第2部分
72a スプール
73 第3部分
74a 第1ランナー
74b 第1ゲート
75a 第2ランナー
75b 第2ゲート
79 第4部分
80 成形品
81 流路部
82 スプール部
84a 第1ランナー部
84b 第1ゲート部
H 高密度領域
L 低密度領域
A 光軸
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
H1 基準線
X1 第1中心線
X2 第2中心線

Claims (7)

  1. 射出成形により成形される円筒成形品であって、
    円筒部と、
    前記円筒部の内周面および外周面のうち一方に形成された少なくとも3つのカム溝と、
    前記円筒部の内周面および外周面のうち他方に形成された少なくとも3つのカムピンと、
    前記カム溝が形成されている面において、前記円筒部の軸方向寸法に対する前記少なくとも3つのカム溝が占める軸方向寸法の割合が最も高い少なくとも3つの高密度領域と、を備え、
    前記カムピンは、隣り合う前記高密度領域の円周方向の中央に位置する第1中心線と、前記隣り合う高密度領域のうち一方である第1高密度領域と、の円周方向間に配置されている、
    円筒成形品。
  2. 前記カム溝が形成されている面において、前記円筒部の軸方向寸法に対する前記少なくとも3つのカム溝が占める軸方向寸法の割合が最も低い少なくとも3つの低密度領域をさらに備え、
    前記カムピンは、前記高密度領域と前記低密度領域との円周方向間に配置されている、
    請求項1に記載の円筒成形品。
  3. 前記カムピンは、前記第1高密度領域と前記第1中心線との円周方向の中央に位置する第2中心線と、前記第1高密度領域と、の円周方向間に配置されている、
    請求項1または2に記載の円筒成形品。
  4. 前記少なくとも3つのカムピンは、円周方向に等ピッチで配置されている、
    請求項1から3に記載の円筒成形品。
  5. 撮像光学系を保持するためのレンズ鏡筒であって、
    請求項1から4のいずれかに記載の円筒成形品と、
    前記撮像光学系に含まれるレンズ群が固定され、前記カム溝に係合する少なくとも3つの第2カムピンを有するレンズ枠と、
    を備えたレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒に保持される撮像光学系と、
    前記撮像光学系により形成された被写体の光学像を撮像する撮像部と、
    前記レンズ鏡筒を保持する外装部と、
    を備えたカメラ。
  7. 少なくとも3つのカム溝および少なくとも3つのカムピンを有する円筒成形品を、成形材料により射出成形するための金型であって、
    前記円筒成形品を成形するためのキャビティを有する第1部分と、
    前記成形材料が注入される流路としてのスプールを有する第2部分と、
    前記スプールと接続される3つの第1ランナーを有する第3部分と、
    前記3つの第1ランナーと前記キャビティとを接続するゲートを有する第4部分と、を備え、
    前記第1部分は、前記カムピンに対応する部分と、前記キャビティの軸方向寸法に対する前記少なくとも3つのカム溝に対応する部分が占める軸方向寸法の割合が最も高い3つの高密度領域と、を有しており、
    前記カムピンは、隣り合う前記高密度領域の円周方向の中央に位置する第1中心線と、前記隣り合う高密度領域のうち一方である第1高密度領域と、の円周方向間に配置されている、
    射出成形用金型。
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