JP2009015728A - 画像表示パネル装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 より単純な構成で、かつ直感的な操作で設定内容を変更することが可能な画像表示パネル装置を提供する。
【解決手段】 タッチペン20の太さ切替ボタン21は、押し込まれるごとにペン先24の太さを切り替えるように構成される。たとえば、ペン先24が複数の円筒状部材からなり、円筒状部材は直径が段階的に変化するとともに同心状に配置されている。タッチパネル付モニタ10のセンサ部では、光学遮断方式などを用いてペン先24の太さを検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タッチパネルによって入力された画像を表示する画像表示パネル装置に関する。
画像表示パネル装置においては、液晶表示パネルと、その画像表示領域に重ねたタッチパネルとを備え、タッチパネルにタッチペンでタッチすることによって、タッチされた部分を検出し、液晶表示パネルに画像として表示する。これによって、ユーザは、液晶パネルに直接文字や図柄を書いてるように、直感的な操作が可能となっている。
また、表示する画像としては、タッチされて検出された部分をそのまま画像データとして表示するような、いわゆる手書きモードと、タッチされて検出された部分に基づいて、予め定める図柄などを表示するような、いわゆる描画モードとに切り替え可能に構成されているものが多い。
描画モードの場合には、タッチペンによる入力軌跡を単なる直線または曲線による線描模様として表現するだけではなく、線画の模様表現であるペンツールの種別を選択することによって、タッチペンによる入力軌跡を、鎖が繋がった線描模様、葉や花が点在した蔦や茎による線描模様、等々の数多くの線描模様(デコレーションを施した線による模様)として表現可能となっている。
さらに、線の種別だけでなく線の色や太さなどを変更することが可能に構成されている。このような変更を行うには、たとえば画像表示領域の所定の箇所にメニュー画面を表示させ、タッチパネルからの入力などによりメニューから変更の指示を入力する構成がある。
また、タッチペンの逆側の先端に消しゴム機能を付与する構成や、タッチペンにボタンを付け、そのボタンに様々な機能を割り当て、種別などを変化させられるような構成がある(特許文献1参照)。
特開2005−130396号公報
タッチペンに設けられたボタンによって、線の種別など各種の設定を変更する場合、タッチペンと、画像表示パネル装置の本体との間で無線通信を可能な構成、たとえば無線LAN(Local Area Network)としておき、どのような設定が変更されたかをタッチペンからパネル装置本体へ送信することによって、設定変更を行う。
このような構成の場合、タッチペンおよび装置本体に無線通信可能な構成を備える必要があり、構成が複雑となるという問題がある。
また、設定変更の種類などを増やそうとすると、ボタンの数を増やすか、1つのボタンに割り当てられる機能を増やすことになるので、どのボタンがどの機能かが分からず、ユーザが直感的に操作することが難しいという問題がある。
本発明の目的は、より単純な構成で、かつ直感的な操作で設定内容を変更することが可能な画像表示パネル装置を提供することである。
本発明は、画像を表示する表示手段と
表示手段の表示領域に重ねて配置され、接触位置を検出するタッチパネルと、
タッチパネルに接触させて表示手段に表示させる画像を入力するためのタッチペンと、
タッチパネルによる検出位置に基づいて画像データを生成し、表示手段に生成した画像データに基づく画像を表示させる制御手段とを有し、
タッチペンは、ペン先の太さを切り替える太さ切替手段を有し、
タッチパネルは、タッチペンが接触することでペン先の太さを検出する太さ検出手段を有し、
制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さとに基づいて、検出以降で太さ検出手段が異なるペン先の太さを検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さの線を含む画像データを生成することを特徴とする画像表示パネル装置である。
また本発明は、太さ切替手段は、タッチペンの後端部に設けられる切替ボタンと、切替ボタンが押し込まれるごとに段階的に太さが変化するペン先とを有することを特徴とする。
また本発明は、タッチペンは、表示手段に表示させる画像に含まれる線の色を選択するための色選択手段と、選択された色の情報である色情報を記憶する記憶手段と、タッチパネルに接触したときに、記憶した色情報を出力する出力手段とを有し、
制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さと、色情報とに基づいて、検出以降で色情報が異なる色情報を検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さおよび色情報に応じた色の線を含む画像データを生成することを特徴とする。
また本発明は、タッチペンは、制御手段が、タッチパネルによる検出位置をそのまま反映した線を含む画像データを作成する手書きモードと、タッチパネルによる検出位置に基づいて文字認識処理を行い、その認識結果に応じた文字を含む画像データを作成する文字認識モードとに切り替えるモード切替手段と、切り替えられた動作モードの情報であるモード情報を記憶する記憶手段と、タッチパネルに接触したときに、記憶したモード情報を出力する出力手段とを有し、
制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さと、モード情報とに基づいて、検出以降でモード情報が異なるモード情報を検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さおよびモード情報に応じた動作モードで書いた線を含む画像データを生成することを特徴とする。
また本発明は、制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さとに基づいて、検出以降で太さ検出手段が異なるペン先の太さが検出されても、検出以降でタッチペンが接触しなくなるまでの間、検出時に最初に検出したペン先の太さに応じた太さの線を含む画像データを生成することを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルによるタッチペンの接触した検出位置に基づいて画像データを生成し、表示手段は生成した画像データに基づく画像を表示する。
タッチペンは、ペン先の太さを切り替える太さ切替手段を有し、タッチパネルの太さ検出手段は、タッチペンが接触することでペン先の太さを検出する。制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さとに基づいて、検出以降で太さ検出手段が異なるペン先の太さを検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さの線を含む画像データを生成する。
これにより、タッチパネルがペン先の太さを検出するので、ペン先の太さの認識、変更などのための無線通信装置などを備える必要がないので、より単純な構成で、設定内容を変更することができる。また、実際にタッチペンのペン先の太さを変化させるので、直感的な操作で設定内容を変更することができる。
また本発明によれば、太さ切替手段は、タッチペンの後端部に設けられる切替ボタンが押し込まれるごとに段階的に太さが変化するペン先と有している。
これにより、たとえばボールペンなど既存の筆記用具と同様の操作でペン先の太さを変えることができるので、より直感的な操作で設定内容を変更することができる。
また本発明によれば、タッチペンは、色選択手段によって表示手段に表示させる画像に含まれる線の色が選択されると、選択された色の情報である色情報を記憶手段に記憶し、出力手段が、タッチパネルに接触したときに、記憶した色情報を出力する。
制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さと、色情報とに基づいて、検出以降で色情報が異なる色情報を検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さおよび色情報に応じた色の線を含む画像データを生成する。
これにより、たとえばボールペンなど既存の筆記用具と同様の操作で線の色を変えることができるので、より直感的な操作で設定内容を変更することができる。
また本発明によれば、タッチペンは、モード切替手段によって、手書きモードと文字認識モードとで切り替えられると、切り替えられた動作モードの情報であるモード情報を記憶手段に記憶し、出力手段は、タッチパネルに接触したときに、記憶したモード情報を出力する。ここで、手書きモードは、制御手段が、タッチパネルによる検出位置をそのまま反映した線を含む画像データを作成する動作モードであり、文字認識モードは、タッチパネルによる検出位置に基づいて文字認識処理を行い、その認識結果に応じた文字を含む画像データを作成する動作モードである。
制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さと、モード情報とに基づいて、検出以降でモード情報が異なるモード情報を検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さおよびモード情報に応じた動作モードで書いた線を含む画像データを生成する。
これにより、たとえばボールペンなど既存の筆記用具と同様の操作で動作モードを変えることができるので、より直感的な操作で設定内容を変更することができる。
また本発明によれば、制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さとに基づいて、検出以降で太さ検出手段が異なるペン先の太さが検出されても、検出以降でタッチペンが接触しなくなるまでの間、検出時に最初に検出したペン先の太さに応じた太さの線を含む画像データを生成する。
たとえば一本の線を書く間にもペン先の太さが次々と変化していた場合、変化するペン先の太さをそのまま画像データに反映させると、太さが次々と変化する一本の線の画像データを生成することになる。
したがって、上記のように、検出以降でタッチペンが接触しなくなるまでの間、検出時に最初に検出したペン先の太さに応じた太さの線を描画することで、連続する一本の線(直線、曲線を含む)においては、太さが一定になるように補正処理を施すことができる。
図1は、本発明の実施の一形態である画像表示パネル装置1の外観図である。画像表示パネル装置1は、タッチパネル付モニタ10と、タッチペン入力装置(以下では単に「タッチペン」という)20と、制御装置30とで構成され、ユーザがタッチペン20でパネル装置本体の入力領域にタッチすることで、それに応じた文字や図柄が入力領域に重なる表示領域に表示される。
タッチパネル付モニタ10は、大型の液晶表示装置にタッチパネルを重ねた表示手段と、表示手段を支持する台座とを備える。台座は、床面と接触する基台と、基台と表示装置を連結する脚部を備え、基台にはタッチパネル付モニタ10の移動を容易にするための移動用車輪(キャスター)を備える。
タッチペン20は、ペン先24の太さを切り替えるための太さ切替ボタン21、表示させる文字や図柄の色を切り替えるための色切替スイッチ22、手書きモードと文字認識モードとを切り替えるためのモード切替機構23を備えている。また、タッチペン20は、文字や図柄を入力するだけでなく、マウスなどの代わりにポインターとしてカーソルの移動を行うなどの機能も備えている。
制御装置30は、パーソナルコンピュータと同等の機能を有し、タッチパネル付モニタ10に表示するための画像データの生成、タッチパネルで検出した検出結果に応じた設定の変更、各種データの記憶などを行う。
図2は、画像表示パネル装置1の電気的構成を示すブロック図である。
タッチパネル付モニタ10は、タッチパネルからなるセンサ部11と、液晶表示パネルからなる画像表示部12と、制御装置30とのデータ送受信、およびタッチペン20とのデータ送受信を行うインターフェイス部13とを備える。
タッチペン20は、上述の太さ切替ボタン21、色切替スイッチ22、モード切替機構23、記憶部25、送信部26を備える。
制御装置30は、タッチパネル付モニタ10とのデータ送受信を行インターフェイス部31、タッチパネル付モニタ10から得られた各情報に基づいて、タッチパネル付モニタ10に送信する画像データを生成する画像生成部33、インターフェイス31および画像生成部33を制御し、各種演算を行う制御部32を備える。
色切替スイッチ22は、タッチペン20の後瑞部側方に設けられており、タッチペン20の長手方向に沿ってスライド可能に構成されたスイッチである。このようなスライドスイッチが複数設けられており、それぞれのスライドスイッチが各色に割り当てられている。各スライドスイッチは、スイッチ自体を割り当てられている色と同じ部材で構成することにより、ユーザは直感的に色の切り替え操作を行うことができる。
このような色切替スイッチ22を用いることで、たとえばボールペンなど既存の筆記用具と同様の操作で色を変えることができるので、より直感的な操作で設定内容を変更することができる。
スライドスイッチを長手方向に沿ってペン先方向にスライドさせると、割り当てられた各色が選択されたものと認識される。たとえば、スライドスイッチの先端部分がスイッチごとに設けられたメカニカルスイッチを押すことでいずれのスライドスイッチがスライドしたかを認識することができる。
色切替スイッチ22によって切り替えられた色は、設定内容のうちの色情報として記憶部25に記憶される。
なお、各スライドスイッチによる選択は、排他的に機能し、新たな色を選択すると、それまでに選択されていた色は解除されるように構成される。
モード切替機構23は、タッチペン20を2分する先端部と後端部とが長手方向に平行な軸線周りに回転可能に構成され、先端部と後端部との相対的な回転位置(捻り位置)が変化することによってモードを選択する機構である。
たとえば、後端部の、先端部との境界付近側方に矢印を表示し、先端部の、後端部との境界付近側方に周方向にモード名称を表示し、捻り位置によって矢印が指し示すモード名称が選択されたものと認識される。本実施形態では、手書きモードと文字認識モードの2種類のモードを切り替え可能であるが、3種類以上の切り替えが可能なように構成してもよい。
モード切替機構23によって切り替えられたモードは、設定内容のうちのモード情報として記憶部25に記憶される。
色切替スイッチ22およびモード切替機構23で切り替えられた色情報および動作情報は、色切替スイッチ22およびモード切替機構23によって切り替えられるまで、記憶部25に記憶され、タッチペン20がタッチパネル付モニタ10に接触したときに送信部26によって設定内容がタッチパネル付モニタ10に送信される。
ペン先24の太さについては、タッチパネル付モニタ10によって認識されるので、設定内容としては記憶部25に記憶する必要はない。
タッチパネル付モニタ10のセンサ部11は、タッチペン20の接触を検出すると、タッチパネル上でタッチペン20のペン先の位置とペン先の太さとを読み取り、タッチペン20から色情報、モード情報を受信する。
インターフェイス部13は、読み取ったペン先の位置を示す位置情報、ペン先の太さを示す太さ情報、および色情報、モード情報を制御装置30に送信する。
画像表示部12は、インターフェイス部13から送信した各情報に基づいて制御装置30で生成された画像データを表示する。
以下ではセンサ部11について説明する。
図3は、太さ切替ボタン21によるタッチペン20のペン先太さ切り替えの概略を示す図である。
太さ切替ボタン21は、押し込まれるごとにペン先24の太さを切り替えるように構成される。たとえば、ペン先24が複数の円筒状部材からなり、円筒状部材は直径が段階的に変化するとともに同心状に配置されている。また、中心部には最も細いペン先に相当する棒状部材が配置される。
太さ切替ボタン21が押し込まれると、まず最も細い棒状部材24aが突出しペン先24として機能する。さらに押し込まれると、最も外径が小さくかつ内径が棒状部材24aの直径とほぼ同じである第1円筒部材24bが突出し、内側に棒状部材24aを収納する。これにより、第1円筒部材24bがペン先24として機能し、ペン先の太さが太くなるように切り替えられる。さらに太さ切替ボタン21が押し込まれると、第1円筒部材24bの外径よりも大きな外径を有し、かつ内径が第1円筒部材24bの外径とほぼ同じである第2円筒部材24cが突出し、内側に第1円筒部材24bを収納する。これにより、第2円筒部材24cがペン先24として機能し、ペン先の太さがさらに太くなるように切り替えられる。さらに押し込まれると外径がさらに大きな第3円筒部材24d、第4円筒部材24eが突出してペン先の太さがさらに太くなるように切り替えられる。
図4は、光学遮断方式を用いたセンサ部11によるタッチペン20の接触位置およびペン先太さの検出方法を示す図である。
センサ部11は、ガラス等で構成される矩形(大きさは画像表示部12とほぼ同じ)の透過部材の4辺にそれぞれペンのタッチ位置を検出するためのLED(Light Emitting Diode)アレイとフォトトランジスタアレイを設けており、上辺にX方向フォトトランジスタアレイ、下辺にX方向LEDアレイ、右辺にY方向フォトトランジスタアレイ、左辺にY方向LEDアレイを設けている。たとえば、隣接するLEDもしくはフォトトランジスタ同士は0.5mm間隔で並設される。
タッチペン20のペン先24が透過部材上に接触すると、接触した位置を透過するはずのLED光がペン先24により遮蔽されフォトトランジスタに到達しなくなるために、この受光しなかったフォトトランジスタのX,Y座標がペン先24の接触された座標として検出される。
ペン先24の太さが、図3に示したように変化すると、ペン先24の太さによって、遮蔽されるLED光は多くなるため、受光しなかったフォトトランジスタの数によりペン先24の太さを検出することができる。
図5は、画像認識方式を用いたセンサ部11によるタッチペン20の接触位置およびペン先太さの検出方法を示す図である。
センサ部11は、画像表示部12の4隅に配置した4つのカメラで構成され、4つのカメラで4隅方向から撮像された画像に基づいて、ペン先24の接触位置およびペン先の太さを認識する。
このように、ペン先の太さについては、タッチパネル付モニタ10が、これを検出し太さ情報として制御装置30に送信する。
制御装置30は、受信した太さ情報を反映させて、所定の太さの線を含む画像データを生成し、タッチパネル付モニタ10へ送信する。
線の色については、前述のようにタッチパネル付モニタ10から受信した色情報に基づいて線の色を決定し、決定した色の線を含む画像データを生成し、タッチパネル付モニタ10へ送信する。
図6は、線の色が変化した場合の画像の表示例を示す図である。
以下では、スライドスイッチ22aが赤色のスイッチ、スライドスイッチ22bが青色のスイッチであるとして説明する。
ユーザがスライドスイッチ22aを操作して赤色を選択すると、色情報が赤色となり、タッチペン20の接触時にタッチパネル付モニタ10に赤色の色情報が送信される。
タッチパネル付モニタ10は、受信した色情報と他の情報とを制御装置30に送信すると、制御装置30は色情報に基づいて赤色の線を描画して画像データを生成する。
タッチパネル付モニタ10は、生成された画像データを受信して赤色の線や文字などが描かれた画像を表示する。
これと同様に、ユーザがスライドスイッチ22bを操作して青色を選択すると、色情報が青色となり、青色の線や文字などが表示される。
図7は、動作モードが変化した場合の画像の表示例を示す図である。
以下では、モード切替機構23によって、手書きモードと文字認識モードとに切り替える場合について説明する。
ユーザがモード切替機構23を操作して、捻りスイッチで手書きモードを選択すると、モード情報が手書きモードとなり、タッチペン20の接触時にタッチパネル付モニタ10に手書きモードのモード情報が送信される。
タッチパネル付モニタ10は、受信したモード情報と他の情報とを制御装置30に送信すると、制御装置30はモード情報に基づいて手書きの線、すなわち受信したペン先の位置情報をそのまま反映させた線を描画して画像データを生成する。
タッチパネル付モニタ10は、生成された画像データを受信して手書きの線が描かれた画像を表示する。
ユーザがモード切替機構23を操作して、捻りスイッチで文字認識モードを選択すると、モード情報が文字認識モードとなり、タッチペン20の接触時にタッチパネル付モニタ10に文字認識モードのモード情報が送信される。
タッチパネル付モニタ10は、受信したモード情報と他の情報とを制御装置30に送信すると、制御装置30はモード情報に基づいて一旦は手書きの線、すなわち受信したペン先の位置情報をそのまま反映させた線を描画し、一定の時間が経過すると、制御部32が文字認識処理を行って、書かれた線を文字として認識し、予め定めるフォントデータのうちの認識された文字データを描画して画像データを生成する。
タッチパネル付モニタ10は、生成された画像データを受信して文字認識されてフォントデータの文字が描かれた画像を表示する。
以下では、描画する線の太さ補正処理について説明する。
ユーザが実際に文字や図柄を書こうとしてタッチペン20を動かした場合、センサ部11に対して常に同じ接触状態を保持し続けることは難しい。人の手で動かすものなので、一本の線を書くにあたっても、強く接触する場合と弱く接触する場合とが混在してしまう。強く接触する場合と弱く接触する場合では、タッチペン20のペン先24の太さは変わらなくても、センサ部11により検出される太さ情報は異なる可能性が高い。
タッチパネル付モニタ10で検出された太さ情報が、たとえば一本の線を書く間にも変化していた場合、制御装置30では、受信した太さ情報をそのまま画像データに反映させると、太さが次々と変化する一本の線の画像データを生成することになる。
タッチペン20のセンサ部11への接触状態に応じて線の太さを変えるようにしてもよいが、たとえば、連続する一本の線(直線、曲線を含む)においては、太さが一定になるように補正処理を施すことが好ましい。
ここで、一本の線とは、タッチペン20が最初にセンサ部11に接触してから、離れるまでの間に書かれた線は、たとえ太さ情報に変化があったとしても同じ太さであるものと見なして一定の太さの線の画像データを生成するようにしてもよい。
また、前述のような文字認識モードで動作している場合、1つの文字を書いている間はたとえ太さ情報に変化があったとしても同じ太さであるものと見なして一定の太さの線で構成された文字の画像データを生成するようにしてもよい。
このような処理では、センサ部11の検出結果である太さ情報自体は変化していてもよく、制御装置30によって、一本の線であるか、および1つの文字であるかを判断して太さ情報の変化を無視するか、そのまま反映させるかを判断すればよい。
上記では、切り替え可能な動作モードとして手書きモードと文字認識モードとについて説明したが、他の動作モードとしてたとえば、マウス操作モード、消しゴムモードなどを実装していてもよい。
マウス操作モードの場合は、タッチペン20の接触位置がマウス動作のカーソル位置に相当し、ユーザがタッチペン20を移動させることでマウスを動かすのと同様にカーソル位置を移動させることができる。
また、消しゴムモードの場合は、タッチペン20の接触位置を検出し、検出した位置にすでに文字などが書かれていた場合、この位置を背景色と同じ色とすることで書かれていた文字などを消すことができる。
本発明の実施の一形態である画像表示パネル装置1の外観図である。 画像表示パネル装置1の電気的構成を示すブロック図である。 太さ切替ボタン21によるタッチペン20のペン先太さ切り替えの概略を示す図である。 光学遮断方式を用いたセンサ部11によるタッチペン20の接触位置およびペン先太さの検出方法を示す図である。 画像認識方式を用いたセンサ部11によるタッチペン20の接触位置およびペン先太さの検出方法を示す図である。 線の色が変化した場合の画像の表示例を示す図である。 動作モードが変化した場合の画像の表示例を示す図である。
符号の説明
1 画像表示パネル装置
10 タッチパネル付モニタ
20 タッチペン入力装置
21 太さ切替ボタン
22 色切替スイッチ
23 モード切替機構
24 ペン先
30 制御装置

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示手段と
    表示手段の表示領域に重ねて配置され、接触位置を検出するタッチパネルと、
    タッチパネルに接触させて表示手段に表示させる画像を入力するためのタッチペンと、
    タッチパネルによる検出位置に基づいて画像データを生成し、表示手段に生成した画像データに基づく画像を表示させる制御手段とを有し、
    タッチペンは、ペン先の太さを切り替える太さ切替手段を有し、
    タッチパネルは、タッチペンが接触することでペン先の太さを検出する太さ検出手段を有し、
    制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さとに基づいて、検出以降で太さ検出手段が異なるペン先の太さを検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さの線を含む画像データを生成することを特徴とする画像表示パネル装置。
  2. 太さ切替手段は、タッチペンの後端部に設けられる切替ボタンと、切替ボタンが押し込まれるごとに段階的に太さが変化するペン先とを有することを特徴とする請求項1記載の画像表示パネル装置。
  3. タッチペンは、表示手段に表示させる画像に含まれる線の色を選択するための色選択手段と、選択された色の情報である色情報を記憶する記憶手段と、タッチパネルに接触したときに、記憶した色情報を出力する出力手段とを有し、
    制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さと、色情報とに基づいて、検出以降で色情報が異なる色情報を検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さおよび色情報に応じた色の線を含む画像データを生成することを特徴とする請求項1または2記載の画像表示パネル装置。
  4. タッチペンは、制御手段が、タッチパネルによる検出位置をそのまま反映した線を含む画像データを作成する手書きモードと、タッチパネルによる検出位置に基づいて文字認識処理を行い、その認識結果に応じた文字を含む画像データを作成する文字認識モードとに切り替えるモード切替手段と、切り替えられた動作モードの情報であるモード情報を記憶する記憶手段と、タッチパネルに接触したときに、記憶したモード情報を出力する出力手段とを有し、
    制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さと、モード情報とに基づいて、検出以降でモード情報が異なるモード情報を検出するまでの間、検出したペン先の太さに応じた太さおよびモード情報に応じた動作モードで書いた線を含む画像データを生成することを特徴とする請求項1または2記載の画像表示パネル装置。
  5. 制御手段は、タッチパネルによる検出位置と太さ検出手段が検出したペン先の太さとに基づいて、検出以降で太さ検出手段が異なるペン先の太さが検出されても、検出以降でタッチペンが接触しなくなるまでの間、検出時に最初に検出したペン先の太さに応じた太さの線を含む画像データを生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像表示パネル装置。
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