JP2012230603A - 電子ペン、入力システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子ペンは、開口部を有する筺体と、コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペン部と、ペン先がタッチパネルに当接した場合に、当該タッチパネルにより検知される構造を有するタッチパネル用ペン部と、電子ペン部のペン先と、タッチパネル用ペン部のペン先とのいずれかを、開口部から突出していない収納状態から、開口部から突出した突出状態に遷移させるペン先遷移機構とを備える。
【選択図】図4
Description
まず、本発明に係る第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る入力システムの構成を示す。図1に示すように、入力システムは、ユーザが使用する電子ペン1と、タッチパネルが積層されたディスプレイ装置3を備えたコンピュータ装置2と、ドットパターンが印刷された記入用紙4とを備える。入力システムは、後述するように、電子ペン1の電子ペン部104に基づく入力(「電子ペン入力」とも呼ぶ。)と、電子ペン1のタッチパネル用ペン部114を用いたタッチパネル34に基づく入力(「タッチパネル入力」とも呼ぶ。)とが可能である。
まず、記入用紙(電子ペン用用紙)4について説明する。記入用紙4には、プリンターにより、その略全面に後述する位置座標を示すドットパターン(コード化パターン)が印刷される。ドットパターンは、電子ペン1により読み取ることができるように赤外線を吸収するカーボンを含んだインクにより印刷される。また、記入用紙4には、絵柄や罫線等のイメージ画像が印刷されていてもよい。この場合、イメージ画像は、印刷されたドットパターンの上に、電子ペン1によるドットパターンの読み取りを疎外しないよう、赤外域に吸収性を持たないインクにより印刷される。なお、イメージ画像の上に、ドットパターンが印刷されてもよい。
続いて、ドットにより構成されるドットパターン(コード化パターン)について図2及び図3を用いて説明する。ドットパターンは、アノト社の方式によるものである。図2は、ドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を仮想格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、記入用紙4上の位置座標が決定されるよう構成されている。
次に、電子ペン1の構造について図4〜図6を用いて説明する。図4は、電子ペン1の分解斜視図である。また、図5は、図4の矢印「AA」、「AB」の方向に電子ペン1を切断した場合の断面図を示し、図6は、図4の矢印「BA」、「BB」の方向に電子ペン1を切断した場合の断面図を示す。電子ペン1は、ノック操作により、電子ペン部104のペン先部103と、タッチパネル用ペン部114のペン先部113とのいずれかを開口部102から突出させることが可能な複合式のペンである。
次に、コンピュータ装置2について再び図1を参照して説明する。コンピュータ装置2は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、マウスやキーボード等で構成される。なお、コンピュータ装置2は、ディスプレイ装置3を表示部として備えるPC(パーソナルコンピュータ)、iPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)等で構成されてもよい。そして、コンピュータ装置2は、電子ペン1から受信した記入情報、及びディスプレイ装置3に積層されたタッチパネルから受信した入力情報(「タッチパネル入力情報」とも呼ぶ。)に基づいて所定の処理を行う。
第1実施形態の入力システムによれば、電子ペン1は、ユーザのノック操作に基づき、電子ペン部104のペン先部103が開口部102から突出した状態と、タッチパネル用ペン部114のペン先部113が開口部102から突出した状態との切り替えが可能である。従って、ユーザは、1つの電子ペン1により、タッチパネル入力と電子ペン入力との両方を適切に実行することができる。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の第1実施形態に適用してもよい。
図4〜図6に示す電子ペン1は、ノック操作により、電子ペン部104及びタッチパネル用ペン部114の突出状態と収納状態とを切り替え可能なノック式の複合ペンであった。しかし、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。
上記第1実施形態において、電子ペン、コード化パターン(ドットパターン)、記入情報の方式は、アノト方式に限られない。
次に、第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態に係る入力システムの構成を示す。第2実施形態の入力システムは、主に、ディスプレイ装置3にドットパターンが形成された層が積層されている点、及び、ディスプレイ装置3のタッチパネル機能のオン及びオフを、電子ペン1から送信される電子ペン部104のペン先部103の状態を示す信号に基づき切り替える点で、第1実施形態の入力システムと異なる。その他、第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
図9は、第2実施形態に係るディスプレイ装置3の構成を示す。図9に示すように、ディスプレイ装置3は、多層構造を有し、上層から順に、ドットパターンオーバーレイヤ(ドットパターン形成層)(単に「DOL」とも呼ぶ。)30と、タッチパネル34と、ディスプレイパネル35とを備える。
次に、第2実施形態に係る電子ペン1の構造について説明する。図10は、図6に対応する第2実施形態に係る電子ペン1の断面図の一例である。
外線吸収領域を判別し、赤外線反射領域の面積と赤外線吸収領域の面積との大小関係を比較する。そして、電子ペン1は、赤外線反射領域よりも赤外線吸収領域が大きい場合には、2値化処理された画像に対してネガポジ反転処理を行い、ネガポジ反転処理を行った場合にはネガポジ反転処理された画像に基づいてドットパターンを認識し、ネガポジ反転処理を行わなかった場合には2値化処理された画像に基づいてドットパターンを認識する。
これにより、赤外線吸収性のインクにより印刷されたドットパターン及び赤外線反射性のインキにより印刷されたドットパターンの両方を適切に認識することが可能となる。
次に、第2実施形態のコンピュータ装置2について再び図8を参照して説明する。第2実施形態のコンピュータ装置2は、図8に示すように、機能的には、マウスやキーボードといった入力手段21、受信手段22、処理手段24、記憶手段25を備える。そして、コンピュータ装置2は、電子ペン1から受信した記入情報、及びタッチパネル34から受信したタッチパネル入力情報に基づいて所定の処理を行うものである。
ときに、ディスプレイ座標系のデータに変換し、アイコンの選択等の所定の処理を行う機能を有している。
次に、第2実施形態の入力システムにおいて、コンピュータ装置2が実行する処理フローについて説明する。図11は、第2実施形態において、コンピュータ装置2が実行する処理フローを示すフローチャートである。図11に示す処理フローは、例えば所定の周期に従い繰り返し実行される。
第2実施形態の入力システムによれば、電子ペン1は、ノック検知部140を備え、ノック操作に基づく電子ペン部104のペン先部103の状態変化を検知した場合に、コンピュータ装置2に対しペン先状態検知信号Sdを送信する。そして、コンピュータ装置2は、受信したペン先状態検知信号Sdにより、電子ペン部104のペン先部103が突出状態であると判断した場合には、タッチパネル34の入力機能をオフにする。このようにすることで、入力システムは、電子ペン入力が行われる可能性が高い場合に、電子ペン入力を優先し、タッチパネル34の誤入力を防ぐことができる。従って、入力システムは、電子ペン入力中に、電子ペン部104のペン先部103がDOL30上に接触することに起因したタッチパネル入力の誤検出や、電子ペン入力中に電子ペン1を把持する手の側部等がDOL30に接触することに起因したタッチパネル入力の誤検出等を防ぐことができる。
次に、第2実施形態の変形例について説明する。第2実施形態では、第1実施形態の変形例1及び変形例2に加え、以下の変形例3及び変形例4を任意に組み合わせて適用可能である。
図10の説明では、ノック検知部140は、圧力センサ107の移動を検出することで、ペン先部103が突出状態か収納状態かを検出した。しかし、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。
図8及び図9では、DOL30及びタッチパネル34は、ディスプレイパネル35に積層されていた。しかし、本発明が適用可能な入力システムの構成は、これに限定されない。
次に、第3実施形態について説明する。図14は、第3実施形態における入力システムのシステム構成図を示す。第3実施形態では、ディスプレイ装置3へ入力を行う電子ペン1が複数存在する点、タッチパネル機能切替手段243に代えて、タッチパネル入力が有効な期間及び範囲を制限するタッチパネル機能制限手段244を備える点、及び、電子ペン部104のペン先部103が突出状態の間はLED105及びCMOSカメラ106が常にオンに設定される点で第2実施形態と異なる。その他、第2実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
次に、第3実施形態の入力システムにおいて、コンピュータ装置2によるタッチパネル34の入力機能を切り替える処理フロー、及び制限モード時での電子ペン入力に基づく処理フローについて説明する。
図17は、タッチパネル34の入力機能を切り替える処理フローを示すフローチャートである。図17に示す処理フローは、コンピュータ装置2が電子ペン1からペン先状態検知信号Sdを受信するごとに、又は、所定の周期で繰り返し実行される。
図18は、制限モード時での電子ペン入力に基づく処理フローを示すフローチャートである。図18に示す処理フローは、コンピュータ装置2が電子ペン1により筆圧0の記入情報を受信するごとに繰り返し実行される。なお、図18に示す処理フローは、同時に複数の電子ペン1により記入情報が生成された場合には、電子ペン1のペンIDごとに並行して実行される。
次に、図18に示す制限モード時のフローチャートの処理の具体例について、図19を参照してさらに詳しく説明する。図19は、電子ペン1とDOL30との位置関係と、各位置関係の場合にコンピュータ装置2へ送信される記入情報の内容とを示す図である。なお、図19に示す記入情報において、(Xa、Ya)乃至(Xd、Yd)は、DOL座標系の座標値を示し、「PD」は、ペンダウンを示し、「PU」は、ペンアップを示すものとする。
第3実施形態の入力システムによれば、コンピュータ装置2は、各電子ペン1から送信されたペン先状態検知信号Sdに基づき、登録された電子ペン1の全ての電子ペン部104が突出状態である場合、タッチパネル機能をオフに設定する。これにより、コンピュータ装置2は、電子ペン1の全ユーザが電子ペン入力を行う意思があると推定される場合にはタッチパネル機能をオフにして意図しないタッチパネル入力を抑制することができる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。第3実施形態では、第1実施形態の変形例1及び変形例2、第2実施形態の変形例3及び変形例4に加え、以下の変形例5〜7を任意に組み合わせて適用可能である。
図16の説明では、処理手段24は、電子ペン入力位置から半径Rの円領域を制限範囲Wrに定めたが、制限範囲Wrの設定方法は、これに限定されない。これに代えて、例えば、処理手段24は、楕円、その他円以外の予め定めた形状の領域を、電子ペン入力位置に基づき制限範囲Wrに定めてもよい。
図17の処理フローでは、タッチパネル機能制限手段244は、コンピュータ装置2に登録された電子ペン1のうち、少なくとも1つの電子ペン1の電子ペン部104が収納状態である場合に、タッチパネル機能を制限モードにした。これに代えて、タッチパネル機能制限手段244は、コンピュータ装置2に登録された電子ペン1のうち、少なくとも1つの電子ペン1のタッチパネル用ペン部114が突出状態である場合に、タッチパネル機能を制限モードにし、その他の場合にはタッチパネル機能をオフにしてもよい。
上述した第3実施形態の説明に加え、コンピュータ装置2は、予め登録されていない電子ペン1から記入情報を受信した場合、当該電子ペン1を、図17のステップS301でペン先部103が突出状態か否か判定する対象に加えてもよい。
2…コンピュータ装置
3…ディスプレイ装置
4…記入用紙
6…プロジェクタ
21…入力手段
22…受信手段
24…処理手段
25…記憶手段
30…DOL
34…タッチパネル
35…ディスプレイパネル
Claims (19)
- 開口部を有する筺体と、
コード化パターンを読み取り、手書きストロークに関する記入情報を生成する電子ペン部と、
ペン先がタッチパネルに当接した場合に、当該タッチパネルにより検知される構造を有するタッチパネル用ペン部と、
前記電子ペン部のペン先と、前記タッチパネル用ペン部のペン先とのいずれかを、前記開口部から突出していない収納状態から、前記開口部から突出した突出状態に遷移させるペン先遷移機構と
を備えることを特徴とする電子ペン。 - 前記電子ペン部のペン先は、タッチパネルと接触した場合であっても、接触を検出されない素材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の電子ペン。
- 前記電子ペン部のペン先又は/及び前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態又は前記収納状態のいずれであるかを検知する検知部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電子ペン。
- 前記検知部は、長手方向における前記電子ペン部又は/及び前記タッチパネル用ペン部の移動を検出することで、当該電子ペン部又は/及びタッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態又は前記収納状態のいずれであるかを検知することを特徴とする請求項3に記載の電子ペン。
- 前記開口部の方向へ前記電子ペン部が移動した場合と、前記開口部の方向へ前記タッチパネル用ペン部が移動した場合とで異なる方向へ回動する回動部と、
前記回動部が回動する軸であって、前記回動部と共に回動する軸部とを備え、
前記検知部は、前記軸部の状態に基づき、前記電子ペン部のペン先及び前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態又は前記収納状態のいずれであるかを検知することを特徴とする請求項3に記載の電子ペン。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の電子ペンと、
タッチパネルと、前記電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたディスプレイと、
前記タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置とを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンから、前記検知信号を受信する受信手段と、
前記検知信号に基づき、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能を制限する処理手段と
を備えることを特徴とする入力システム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
タッチパネルと、前記電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたディスプレイと、
前記タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置とを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段と、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段と
を備えることを特徴とする入力システム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
タッチパネルと、電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたディスプレイと、
前記タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置とを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段と、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段と
を備えることを特徴とする入力システム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の電子ペンと、
電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層が積層されたタッチパネルと、
前記タッチパネルと通信可能であり、当該タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置から送信された画像信号に基づく表示画面を前記タッチパネルに投影するプロジェクタとを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンから、前記検知信号を受信する受信手段と、
前記検知信号に基づき、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能を制限する処理手段と
を備えることを特徴とする入力システム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたタッチパネルと、
前記タッチパネルと通信可能であり、当該タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置から送信された画像信号に基づく表示画面を前記タッチパネルに投影するプロジェクタとを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段と、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段と
を備えることを特徴とする入力システム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたタッチパネルと、
前記タッチパネルと通信可能であり、当該タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置から送信された画像信号に基づく表示画面を前記タッチパネルに投影するプロジェクタとを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備え、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段と、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段と
を備えることを特徴とする入力システム。 - 前記処理手段は、
前記コンピュータ装置に予め登録されている電子ペン、又は/及び、所定時間幅以内に前記コンピュータ装置へ前記記入情報を送信した電子ペンから送信された前記検知信号に基づき、前記制御を行うことを特徴とする請求項7、8、10、11のいずれか一項に記載の入力システム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の電子ペンと、
タッチパネルと、電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたディスプレイと、
前記タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置とを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備える入力システムの前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
前記電子ペンから、前記検知信号を受信する受信手段、
前記検知信号に基づき、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能を制限する処理手段
として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
タッチパネルと、電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたディスプレイと、
前記タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置とを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備える入力システムの前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段
として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
タッチパネルと、電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたディスプレイと、
前記タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置とを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備える入力システムの前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
前記コンピュータ装置は、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段
として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の電子ペンと、
電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層が積層されたタッチパネルと、
前記タッチパネルと通信可能であり、当該タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置から送信された画像信号に基づく表示画面を前記タッチパネルに投影するプロジェクタとを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備える入力システムの前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
前記電子ペンから、前記検知信号を受信する受信手段、
前記検知信号に基づき、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能を制限する処理手段
として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたタッチパネルと、
前記タッチパネルと通信可能であり、当該タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置から送信された画像信号に基づく表示画面を前記タッチパネルに投影するプロジェクタとを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、前記電子ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備える入力システムの前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記電子ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段
として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とするプログラム。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の複数の電子ペンと、
電子ペンで読取り可能なコード化パターンが形成されたコード化パターン層とが積層されたタッチパネルと、
前記タッチパネルと通信可能であり、当該タッチパネルによる入力と、前記電子ペン部による入力とが可能なコンピュータ装置と、
前記コンピュータ装置から送信された画像信号に基づく表示画面を前記タッチパネルに投影するプロジェクタとを備える入力システムであって、
前記電子ペンは、
前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態か又は前記収納状態かを示す検知信号を前記コンピュータ装置に送信する送信手段をさらに備える入力システムの前記コンピュータ装置により実行されるプログラムであって、
前記電子ペンの各々から、前記検知信号を受信する受信手段、
前記電子ペンの各々から送信された前記検知信号に基づき、全ての前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記収納状態であると判断した場合、前記タッチパネルによる入力機能をオフにし、
いずれかの前記電子ペンの前記タッチパネル用ペン部のペン先が前記突出状態であると判断した場合、前記電子ペンの電子ペン部による記入位置から所定範囲内における前記タッチパネルへの入力の処理を制限する制御を行う処理手段
として前記コンピュータ装置を機能させることを特徴とするプログラム。 - 前記処理手段は、
前記コンピュータ装置に予め登録されている電子ペン、又は/及び、所定時間幅以内に前記コンピュータ装置が受信した前記記入情報を送信した電子ペンから送信された前記検知信号に基づき、前記制御を行うことを特徴とする請求項14、15、17、18のいずれか一項に記載のプログラム。
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