JP2009013724A - ハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドルを大きな力で引っ張っても、当該回転軸が軸受から外れてしまうおそれのないハンドル装置を提供する。
【解決手段】 ハンドル装置は、被取付け部材に取り付けられる本体10と、この本体10に装着され、あらかじめ設定された収納位置から操作位置までの範囲で回動自在なハンドル30と、を備えている。本体10には、対向する両側壁17の内面に透孔からなる一対の軸受18と、これら各軸受18とそれぞれ一定の間隔を隔てた部位に一対の押え壁19と、が一体形成されている。ハンドル30には、一対の支持壁34と、これら各支持壁34の外側面から外方へ突出した一対の回転軸33と、が一体形成されている。一対の回転軸33は、各軸受18にそれぞれ本体10側壁の内側から入り込んで軸支され、押え壁19と支持壁34とは、少なくとも、収納位置において各壁が対向せず、操作位置において押え壁19が支持壁34の内側に対向配置される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、自動車の収容空間等を閉塞するトランクボードに装着され、このトランクボードを開閉する際に用いられるハンドル装置に関する。
一般に、自動車のラゲージフロアの床面には、スペアタイヤや工具等を収納しておくための収納空間が設けられている。この収容空間の上面開口部は、図8に示すように、トランクボード1と称する床板によって閉塞されてる。トランクボード1にはハンドル装置が装着してあり、同装置のハンドル30を把持してトランクボード1を引き上げることで、収納空間の上面開口部を開くことができる。
従来のハンドル装置は、本体とハンドルとを回転軸となる一本の金属ピンによって連結した構成のものが多い。金属ピンによって本体へ回動自在に装着されたハンドルは、大きな引張力を受けても本体から脱落することなく、安定して長期間の使用に耐えうる強度を有している。しかしながら、金属ピンという独立した部品が必要となるため、部品点数が多く組立作業や部品管理が煩雑となったり、製品コストが高価格化する課題を有していた。
そこで、従来にあっても、特許文献1に示すように、金属ピンを省略し、ハンドルに回転軸を一体形成した構成のものが開示されている。同文献1に示すラッチ装置は、同文献1の図3、7に示すように、ハンドル(handle)の外側面から一対の回転軸(projections)が突出しており、これらの回転軸をハウジング(housing)に形成した軸受(opening)に挿入することで、ハウジングへのハンドルの組み付けを容易に行うことができる。
米国特許6719332号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、ハンドルを把持してトランクボードを持ち上げる際、ハンドルを引っ張る力が回転軸に作用する。一般に、トランクボードは大きな重量があり、これを持ち上げるとき、回転軸に過大な引張力が作用することとなり、この引張力が回転軸と繋がるハンドルのアーム部分をたわませてしまう。その結果、回転軸が軸受から抜け出す方向に移動して、最終的に軸受から回転軸が外れてしまうおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ハンドルに回転軸を一体形成することで部品点数の削減を図るとともに、ハンドルを大きな力で引っ張っても、当該回転軸が軸受から外れてしまうおそれのないハンドル装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、
被取付け部材に取り付けられる本体と、この本体に装着され、あらかじめ設定された収納位置から操作位置までの範囲で回動自在なハンドルと、を備えたハンドル装置において、
前記本体には、対向する両側壁の内面に凹溝又は透孔からなる一対の軸受と、これら各軸受とそれぞれ一定の間隔を隔てた部位に一対の押え壁と、が一体形成されており、
前記ハンドルには、一対の支持壁と、これら各支持壁の外側面から外方へ突出した一対の回転軸と、が一体形成されており、
前記一対の回転軸は、前記各軸受にそれぞれ本体側壁の内側から入り込んで軸支され、
前記押え壁と支持壁とは、少なくとも、前記収納位置において各壁は対向せず、前記操作位置において前記押え壁が前記支持壁の内側に対向配置され、
前記操作位置において前記支持壁が軸方向に変位したとき、当該支持壁が前記押え壁に当接することで、前記回転軸が前記軸受に入り込んだ状態を保持し当該軸受から外れない構成となっていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1を前提として、前記支持壁に対向する前記押え壁の側面と前記軸受の開口面との間隔が、前記押え壁に対向する前記支持壁の側面から前記回転軸の先端までの長さよりも小さく設定してあることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2を前提として、前記押え壁と前記支持壁の各対向面の間隔が、前記回転軸が前記軸受内に入り込んでいる長さよりも小さく設定してあることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項を前提として、
前記回転軸の基端と前記軸受の開口部との間の間隔が、前記押え壁と支持壁の各対向面の間隔よりも小さく設定してあることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記本体及びハンドルを樹脂成形してなる請求項1乃至4のいずれか一項を前提として、
前記回転軸の基端周囲に、前記支持壁の外側面から突出した平坦な座面を形成するとともに、前記軸受の開口部周囲にも、前記本体の内側面から突出した平坦な座面を形成し、これら各座面を対向配置することでこれら各座面間の隙間をもって前記回転軸の軸方向の遊び寸法を規定したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項を前提として、
一端が自由端となっているばね支持片を、前記一対の軸受をとおる直線上で、前記本体と一体に形成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、回転軸をハンドルの支持壁に一体形成したので、部品点数が削減され、組立作業や部品管理の簡易化、ひいては製品のコストの低減を図ることができる。しかも、回転軸に過大な引張力が作用し支持壁にたわみが生じて軸方向に変位しても、当該支持壁に内側から押え壁が当接して支持壁のたわみ変形を規制するので、軸受から回転軸が外れてしまうおそれがない。
また、ハンドルが収納位置にあるときは支持壁が押え壁と対向しないように、両壁の形成位置を調整してあるので、ハンドルを収納位置へ収めるようにして本体へ押し込み、その過程で支持壁をたわませながら回転軸を軸受に挿入することが可能となり、本体へのハンドルの組み付け作業を容易に行うことができる。
特に、請求項2や請求項3のように構成することで、回転軸に過大な引張力が作用して支持壁にたわみが生じても、軸受から回転軸が外れる前に当該支持壁に内側から押え壁が当接して支持壁のたわみ変形を規制するので、軸受からの回転軸の離脱を確実に防止することができる。
請求項4の発明によれば、回転軸の基端と軸受の開口部との間の間隔が、回転軸に対する軸方向の遊び寸法を規定する。この間隔を押え壁と支持壁の各対向面の間隔よりも小さく設定することで、回転軸が軸方向へ移動しても、支持壁が押え壁に至る前にその移動が規制されるので、両壁の当接による摩耗や、両壁の衝突に伴う耳障りな打音を生じるおそれがなく、良好な操作性を得ることができる。
さて、ハンドル装置の各構成部品を樹脂成形した場合、回転軸の基端周囲や、軸受の開口部周囲など、角部に相当する部位の加工精度は一般に低くなる。そこで、請求項5の発明のごとく、これら回転軸の基端周囲及び軸受の開口部周囲から、平坦な座面を突出形成し、これら座面の間で回転軸の軸方向への遊び寸法を規定することで、当該遊び寸法を高精度に調整することが可能となる。
請求項6の発明によれば、ばね支持片にねじりコイルばねを装着し、当該ねじりコイルばねの付勢力によってハンドルが操作位置から収納位置へと復元できるように構成することが可能となる。しかも、ばね支持片は本体と一体形成されているので、部品点数が増加することもない。
以上説明したように、本発明によれば、回転軸をハンドルの支持壁に一体形成したので、部品点数が削減され、組立作業や部品管理の簡易化、ひいては製品のコストの低減を図ることができる。しかも、回転軸に過大な引張力が作用して支持壁にたわみが生じても、当該支持壁に内側から押え壁が当接して支持壁のたわみ変形を規制するので、軸受から回転軸が外れてしまうおそれがない。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図7は、本発明の実施形態に係るハンドル装置を説明するための図である。図1は、本実施形態に係るハンドル装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、同じく全体構成を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のハンドル装置は、トランクボード1の被取付け部分に取り付けられる本体10と、この本体10に装着され、あらかじめ設定された収納位置から操作位置までの範囲で回動自在なハンドル30と、を備えている。図1(a)はハンドル30が収納位置にある状態を示し、同図(b)はハンドル30が操作位置にある状態を示している。ハンドル30は、後述するように、常時、ねじりコイルばねの付勢力をもって収納位置に配置されている。
なお、これら本体10及びハンドル30はプラスチック等の合成樹脂からなる樹脂成形品である。
ハンドル装置は、例えば図8に示すように、自動車のラゲージフロア2の収納空間を閉塞するトランクボード1の一端縁側の中央近傍位置に取り付けられる。このトランクボード1は、常態では収納空間の開口を閉塞しており、この常態位置からハンドル装置のハンドル30を把持して引き上げることにより、収納空間の開口を開放することができる。
図3は、本実施形態に係るハンド装置のハンドルを示す展開図であり、(a)は上面図、(b)は背面図、(c)は側面図である。
図2及び図3に示すように、ハンドル装置のハンドル30は、本体10に軸支される基端部31と、この基端部31から連続し、中央が開口した操作部32とを有している。ハンドル30の基端部31には、両端縁において下方に延出する一対の支持壁34と、これら各支持壁34の外側面から外方へ突出した一対の回転軸33と、が一体形成されている。
図4は、本実施形態に係るハンド装置の本体を示す展開図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA−A線断面図である。
図2及び図4に示すように、ハンドル装置の本体10には、表面11から陥没して収納凹部12が形成してある。この収納凹部12は、前部がハンドル30の基端部31を収納するための一定の深さを備えた第1の凹部13として形成してあり、後部がハンドル30の操作部32を収納し、第1の凹部13よりも浅い第2の凹部14として形成してある。これら、第1の凹部13と第2の凹部14は連続して形成してあり、その境界部分には段部15が形成されている。また収納凹部12の後部には、略中央部分が第2の凹部14から突き出し、本体の表面11と同じ高さを有する膨出部16が形成されている。
収納凹部12には、第1の凹部13の両端において対向する両側壁17の内面に、透孔からなる一対の軸受18が穿設してある。この軸受18には、後述するハンドル30の回転軸33が挿入される。なお、本実施形態の軸受18は透孔として形成してあるが、これに限定されないことは勿論であり、例えば、軸受18を凹溝に形成してもよい。
また収納凹部12には、一対の押え壁19と一対の回動ストッパ20が第1の凹部13内に、さらにばね支持片21が第1、第2の凹部13、14の間の段部15に、それぞれ一体形成されている。一対の押え壁19は、各軸受18とそれぞれ一定の間隔を隔てた位置において、両側壁17と平行に形成してある。一方、回動ストッパ20は、第1の凹部13から任意の傾斜を有して突出させた形状であり、この回動ストッパ20にハンドル30の基端が当接することで、それ以上のハンドル30の回動を規制する構成である。この回動ストッパ20が、ハンドル30の回動端となる操作位置を規定している。
段部15から延出したばね支持片21は、図2,図4(b)に示すように、基部21aが本体の段部15から延出しており、さらに基部21aの先端から円柱状のばね支持部21bが横方向に延びており、このばね支持部21bの先端が自由端となっている。ばね支持部21bは、一対の軸受18をとおる直線上に位置決めしてあり、ここにねじりコイルばね40が装着される。ハンドル30は、このねじりコイルばね40の付勢力によって、操作位置から収納位置へ向かう回動方向に常時付勢されている。本実施形態では、ばね支持片21が本体10と一体形成されているので、部品点数が増加することはない。
図5は、本実施形態に係るハンドル装置のハンドルの回動位置を示す側面断面図であり、(a)はハンドルが収納位置にある図、(b)はハンドルを収納位置から露出させた図、(c)はハンドルが操作位置にある図である。
同図(a)に示すように、ハンドル30が収納位置にあるとき、ハンドル30の支持壁34と本体10の押え壁19は互いに対向しない位置関係に設定してある。ハンドル装置の組立ては、まず本体10のばね支持片21にねじりコイルばね40を装着し、次にハンドル30の一対の回転軸33を、各軸受18にそれぞれ本体10の内側から入り込ませることで組み立てる(図2参照)。このとき、ハンドル30の支持壁34は、本体10の両側壁17に当接してたわみを生じるが、収納位置における姿勢を保持して組み付けることで、支持壁34が押え壁19と干渉することなく、回転軸33を軸受18に係合させることが可能である。
本体10に組み付けられたハンドル30は、回転軸33が軸受18に軸支され、回転軸33を中心に回動自在である。
ハンドル30を回動操作する場合、ハンドル30の基端部31を軽く押圧することで、操作部32を収納位置から回動させ、収納凹部12から露出させることができる(図5(b)参照)。収納凹部12から露出したハンドル30の操作部32を把持して操作位置まで回動させると、この操作位置では支持壁34が押え壁19と対向するように、両壁34,19は構成されている(図5(c)参照)。
図6は、本実施形態に係るハンドル装置の回転軸と軸受との関係を示す図であり、(a)は拡大斜視図、(b)は拡大断面図である。
図6に示すように、回転軸33の基端周囲には、支持壁34の外側面から突出する平坦な座面33aが形成してある。また、軸受18の開口部周囲にも、本体の内側面から突出する平坦な座面18aが形成してある。これら各座面18a、33aは、本体10にハンドル30を組み付けた際に対向配置される。回転軸33の軸方向の遊び寸法は、これら各座面33a,18a間の隙間Lにより規定される。
樹脂成形品である本体10及びハンドル30は、回転軸33の基端周囲や、軸受18の開口部周囲など、角部に相当する部位の加工精度が一般に低くなる。このため、ハンドル30は、支持壁34と本体10の側壁17との間に隙間が形成され、がたつきをもって組み付けられるおそれがある。しかし本実施形態のように、回転軸33の基端周囲及び軸受18の開口部周囲に平坦な座面18a、33aを突出形成し、これら座面18a、33aの間で回転軸33の軸方向への遊び寸法を規定することで、この遊び寸法を高精度に調整することが可能となる。
図7は、本実施形態に係るハンドル装置のハンドルが操作位置にあるときの回転軸及び軸受の関係を示す拡大断面図であり、(a)はハンドルに引き上げ方向の外力が作用していない状態を示し、(b)はハンドルに引き上げ方向の外力が作用している状態を示している。
図7(a)に示すように、本実施形態のハンドル装置は、ハンドル30が操作位置にあるとき、支持壁34に対向する押え壁19の側面と、軸受18の開口面との間隔Lが、押え壁19に対向する支持壁34の側面から回転軸33の先端までの長さLよりも小さく設定してある。また視点を変えてみると、押え壁19と支持壁34の各対向面の間隔Lは、回転軸33が軸受18内に入り込んでいる長さLよりも小さく設定してある。
いま、ハンドル30を把持してトランクボード1を引き上げると、回転軸33と軸受18との接点に過大な引き上げ方向の外力が作用する。この外力の作用によって支持壁34が、図7(b)に示すごとくたわみを生じ、回転軸33が軸受18から抜け出ようとする。しかし、上述したごとくL<L、L<Lとなるように間隔を設定してあるため、軸受18から回転軸33が抜け出る前に、支持壁34が押え壁19に当接し、それ以上のたわみが規制される。そのため、軸受18から回転軸33が外れるおそれがない。
また図7(a)に示すように、回転軸33及び軸受18の周囲に形成した各座面18a,33aの隙間Lは、押え壁19と支持壁34の各対向面の間隔Lよりも小さく設定してある。したがって、隙間Lの範囲でハンドル30が軸方向へ移動しても、支持壁34が押え壁19に当接することがなく、各壁34,19間の摩擦や衝突による打音の発生を防止することができ、良好な操作性を得ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例や応用例が可能なことは勿論である。例えば、本発明は、特許文献1に開示されているようなラッチ付きのハンドル装置に適用することも可能である。
本実施形態に係るハンドル装置の全体構成を示す斜視図であり、(a)はハンドルが収納位置にある状態の図、(b)はハンドルが操作位置にある状態の図である。 本実施形態に係るハンドル装置の全体構成を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るハンド装置のハンドルを示す展開図であり、(a)は上面図、(b)は背面図、(c)は側面図である。 本実施形態に係るハンド装置の本体を示す展開図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA−A線断面図である。 本実施形態に係るハンドル装置のハンドルの回動位置を示す側面断面図であり、(a)はハンドルが収納位置にある図、(b)はハンドルを収納位置から露出させた図、(c)はハンドルが操作位置にある図である。 本実施形態に係るハンドル装置の回転軸と軸受との関係を示す図であり、(a)は拡大斜視図、(b)は拡大断面図である。 本実施形態に係るハンドル装置のハンドルが操作位置にあるときの回転軸及び軸受の関係を示す拡大断面図であり、(a)はハンドルに引き上げ方向の外力が作用していない状態を示し、(b)はハンドルに引き上げ方向の外力が作用している状態を示している。 自動車のトランクボードにハンドル装置が取り付けてある図である。
符号の説明
1:トランクボード、2:ラゲージフロア、
10:本体、11:表面、12:収納凹部、13:第1の凹部、14:第2の凹部、15:段部、16:膨出部、17:側壁、18:軸受、19:押え壁、
20:回動ストッパ、21:ばね支持片、
30:ハンドル、31:基端部、32:操作部、33:回転軸、34:支持壁、
40:ねじりコイルばね

Claims (6)

  1. 被取付け部材に取り付けられる本体と、この本体に装着され、あらかじめ設定された収納位置から操作位置までの範囲で回動自在なハンドルと、を備えたハンドル装置において、
    前記本体には、対向する両側壁の内面に凹溝又は透孔からなる一対の軸受と、これら各軸受とそれぞれ一定の間隔を隔てた部位に一対の押え壁と、が一体形成されており、
    前記ハンドルには、一対の支持壁と、これら各支持壁の外側面から外方へ突出した一対の回転軸と、が一体形成されており、
    前記一対の回転軸は、前記各軸受にそれぞれ本体側壁の内側から入り込んで軸支され、
    前記押え壁と支持壁とは、少なくとも、前記収納位置において各壁は対向せず、前記操作位置において前記押え壁が前記支持壁の内側に対向配置され、
    前記操作位置において前記支持壁が軸方向に変位したとき、当該支持壁が前記押え壁に当接することで、前記回転軸が前記軸受に入り込んだ状態を保持し当該軸受から外れない構成となっていることを特徴とするハンドル装置。
  2. 前記支持壁に対向する前記押え壁の側面と前記軸受の開口面との間隔は、前記押え壁に対向する前記支持壁の側面から前記回転軸の先端までの長さよりも小さく設定してあることを特徴とする請求項1のハンドル装置。
  3. 前記押え壁と前記支持壁の各対向面の間隔は、前記回転軸が前記軸受内に入り込んでいる長さよりも小さく設定してあることを特徴とする請求項1又は2のハンドル装置。
  4. 前記回転軸の基端と前記軸受の開口部との間の間隔は、前記押え壁と支持壁の各対向面の間隔よりも小さく設定してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のハンドル装置。
  5. 前記本体及びハンドルを樹脂成形してなる請求項1乃至4のいずれか一項に記載のハンドル装置において、
    前記回転軸の基端周囲に、前記支持壁の外側面から突出した平坦な座面を形成するとともに、前記軸受の開口部周囲にも、前記本体の内側面から突出した平坦な座面を形成し、これら各座面を対向配置することでこれら各座面間の隙間をもって前記回転軸の軸方向の遊び寸法を規定したことを特徴とするハンドル装置。
  6. 一端が自由端となっているばね支持片を、前記一対の軸受をとおる直線上で、前記本体と一体に形成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のハンドル装置。
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