JP7272230B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタに関する。
特許文献1に開示されたコネクタは、ハウジングと、ハウジングの背面に装着されるグロメットと、グロメットを覆うようにハウジングに装着されるグロメットカバーと、を備えている。ハウジングの外側面には、係止ピンが設けられている。係止ピンには、溝が設けられている。グロメットカバーの側壁には、係止孔が設けられている。グロメットカバーの側壁には、係止孔の内周縁部に突出する形状の突部が設けられている。突部の厚さは溝の開口幅と同じ寸法になっている。
グロメットカバーはハウジングに対してスライドして装着される。グロメットカバーがハウジングに対して正規の装着位置に至ると、係止ピンの溝に突部が嵌まる。これにより、グロメットカバーの開き変形が防止される。なお、この種のグロメットおよびグロメットカバーを備えたコネクタは、特許文献2にも開示されている。
特開平8-330021号公報 特開2001-217033号公報
特許文献1の場合、グロメットカバーの装着時に、係止孔と連続する遊嵌孔に係止ピンを無理入れしなければならず、作業性に難があった。
そこで、本開示は、良好な組み付け作業性を確保しつつ、グロメットカバーの変形を防止することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングの外周を覆うように配置されるグロメットと、前記グロメットの外周を覆うように配置されるグロメットカバーと、を備え、前記グロメットカバーは、開口側の一端に先端部を有し、前記ハウジングは、規制部を有し、前記規制部は、内側に前記グロメットカバーの前記先端部が配置される凹部を有し、前記規制部の前記凹部は、前記グロメットカバーの前記先端部の外側に対向して配置される規制本体を有している。
本開示によれば、良好な組み付け作業性を確保しつつ、グロメットカバーの変形を防止することが可能なコネクタを提供することができる。
図1は、実施例1にかかるコネクタのレバーを除く分解斜視図である。 図2は、レバーが嵌合位置にあるコネクタの側断面図である。 図3は、レバーが初期位置にあるコネクタの側面図である。 図4は、図3のA-A線断面図である。 図5は、ハウジングの背面図である。 図6は、図5のB-B線断面図である。 図7は、図6のC-C線断面図である。 図8は、実施例2にかかるコネクタの図6相当図である。 図9は、図8のD-D線断面図である。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)ハウジングと、前記ハウジングの外周を覆うように配置されるグロメットと、前記グロメットの外周を覆うように配置されるグロメットカバーと、を備え、前記グロメットカバーは、開口側の一端に先端部を有し、前記ハウジングは、規制部を有し、前記規制部は、内側に前記グロメットカバーの前記先端部が配置される凹部を有し、前記規制部の前記凹部は、前記グロメットカバーの前記先端部の外側に対向して配置される規制本体を有している。この構成によれば、凹部の内側にグロメットカバーの先端部を入れることで、グロメットカバーをハウジングに簡単に組み付けることができる。また、グロメットカバーの先端部が凹部の規制本体に当たることで、グロメットカバーの外側への変形を信頼性良く防止することができる。
(2)前記グロメットカバーは、本体カバーおよび蓋カバーを有し、前記本体カバーおよび蓋カバーは、前記グロメットを挟んだ状態で互いに連結されていることが好ましい。この構成によれば、グロメットカバーがグロメットの外周を全周にわたって覆うことができる。
仮に、グロメットカバーに外側への変形力が加わると、本体カバーおよび蓋カバーが互いの連結状態を解除して分離される懸念がある。しかるに本構成においては、グロメットカバーの先端部が凹部の規制本体に当たることで、グロメットカバーの外側への変形が防止されるため、本体カバーおよび蓋カバーが不用意に分離される事態を回避することができる。
(3)前記グロメットカバーは、筒状をなし、対向する一対の短辺部と、両短辺部と直交する方向で対向し、前記両短辺部よりも長い一対の長辺部と、を有し、前記グロメットカバーの前記先端部のうち、前記凹部の内側に配置される部分は、前記一対の長辺部に設けられていると良い。両長辺部は、両短辺部よりも長く、撓み変形し易いという事情がある。その点、本構成によれば、両長辺部の先端部が凹部の規制本体に当たることで、両長辺部が外側に撓み変形するのを信頼性良く防止することができる。
(4)前記一対の長辺部には、支軸が設けられ、前記支軸には、前記ハウジングと相手コネクタとの嵌合を進めるレバーが回動可能に支持され、前記グロメットカバーの前記先端部のうち、前記凹部の内側に配置される部分は、前記一対の長辺部における前記支軸を挟んだ長辺方向両側に設けられていると良い。支軸にはレバーの回動力が作用するため、両長辺部が外側により撓み変形し易いという事情がある。その点、本構成によれば、両長辺部における支軸を挟んだ長辺方向両側に、凹部の内側に配置される先端部が設けられているため、両長辺部が外側に撓み変形するのをいっそう信頼性良く防止することができる。
(5)前記規制部は、前記ハウジングの外面に突出する形状であり、前記グロメットは、前記規制部が挿入される挿入孔を有していると良い。規制部がグロメットの挿入孔に挿入されることにより、グロメットがハウジングに対して位置ずれするのを防止することができる。規制部は、グロメットカバーの変形を防止する機能とグロメットの位置ずれを防止する機構とを兼備することができる。このため、両機能が別々に設けられる場合に比べ、ハウジングの構成を簡単にすることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施例1)
本実施例のコネクタは、図1に示すように、ハウジング10と、グロメット40と、グロメットカバー60と、を備えている。また、コネクタは、図3に示すように、レバー90を備えている。ハウジング10は、相手コネクタに嵌合可能とされている。以下の説明において、前後方向については、ハウジング10が相手コネクタと嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。上下方向は、図1~図3および図5の上下方向を基準とする。
<相手コネクタ>
相手コネクタは、図2に示すように、相手ハウジング100と、相手ハウジング100に収容される相手端子金具110と、を備えている。相手ハウジング100は合成樹脂製であって、上下方向に細長い角筒状に形成されている。相手ハウジング100には、複数の相手端子金具110が配置されている。相手端子金具110は、相手ハウジング100内に突出するタブ部分を有している。
<ハウジング>
ハウジング10は合成樹脂製であって、図1および図5に示すように、上下方向に細長い角ブロック状に形成されている。ハウジング10の上下面の左右寸法は、ハウジング10の左右の側面(両側面)の上下寸法よりも小さくされている。図2に示すように、ハウジング10は、嵌合時に相手ハウジング100内に挿入される。
ハウジング10は、複数のキャビティ11を有している。各キャビティ11には、端子金具30が挿入されて収容される。図2に示すように、ハウジング10が相手コネクタに嵌合された状態において、各端子金具30は、各相手端子金具110に接続される。端子金具30は、相手端子金具110のタブ部分に挿入される筒状部分を有し、電線Wの端部に接続されている。
図5に示すように、ハウジング10は、上下面の左右中央部に、一対の第1突部12を有している。第1突部12は円柱状に形成されている。
ハウジング10は、両側面における上下に間隔をあけた位置に、一対ずつの第2突部13を有している。第2突部13の突出方向(左右方向、内外方向)の先端面は、前後方向および上下方向に沿って平坦に形成されている。第2突部13の突出方向の先端面には、図1に示すように、前後に張り出す鍔部分が含まれる。
図5に示すように、ハウジング10は、両側面において上下の第2突部13を挟んだ上下位置に、一対ずつの規制部14を有している。各規制部14は、ハウジング10の両側面にそれぞれ突出して形成されている。規制部14の突出方向の先端面は、前後方向および上下方向に沿って平坦に形成されている。規制部14の突出寸法は、第2突部13の突出寸法よりも大きくされている。各規制部14および各第2突部13は、図1に示すように、ハウジング10の側面の前部において、上下方向の同軸上に並んで配置されている。
規制部14は、全体として円柱状に形成されている。図4および図7に示すように、規制部14は、後側下部に、凹部15を有している。凹部15は、規制部14の後面および上下面に開口している。凹部15の内面は、ハウジング10の側面に段差無く連続する基面16と、基面16と平行に対向する対向面17と、対向面17と基面16との間において左右方向および上下方向に沿って配置される奥面18と、を有している。本実施例1の場合、凹部15の凹み量(規制部14の後端から奥面18までの距離)は、規制部14の半径を超えている。
規制部14は、凹部15の対向面17の上下位置に、図6に示すように、対をなす規制本体19を有している。各規制本体19は、前後方向に延びるリブ状に形成されている。図4に示すように、規制本体19の端面は、前後方向に沿って平坦に形成され、グロメットカバー60の後述する先端部74に外側から当たることが可能とされている。
<グロメット>
グロメット40はゴム製であって、図1に示すように、上下方向に細長く延びて前方に開口する角筒状のグロメット本体41と、グロメット本体41の後壁から後方に突出し、さらに下方に延びる管状の導出部42と、を有している。グロメット40は、ハウジング10の外周面および後面を覆うように配置される。
グロメット本体41の上下壁は、ハウジング10の上下面に密着する。グロメット本体41の左右の側壁(両側壁)は、ハウジング10の両側面に密着する。図2に示すように、導出部42は、グロメット本体41の内部と連通し、ハウジング10の後面から引き出された各電線Wを下方へ屈曲させる。各電線Wは、導出部42の下端の開口から下方に導出される。
図1に示すように、グロメット本体41は、上下壁に、一対の第1係止孔43を有している。第1係止孔43は、円形に開口し、図2に示すように、第1突部12を嵌めることが可能な開口径を有している。図1に示すように、グロメット本体41は、両側壁における上下に間隔をあけた位置に、一対ずつの第2係止孔44を有している。第2係止孔44は、円形に開口し、第2突部13を嵌めることが可能な開口径を有している。
グロメット本体41は、両側壁において上下の第2係止孔44を挟んだ上下位置に、一対ずつの挿入孔45を有している。挿入孔45は、円形に開口し、図4に示すように、規制部14を嵌めることが可能な開口径を有している。各挿入孔45および各第2係止孔44は、図1に示すように、グロメット本体41の側壁の前部において、上下方向の同軸上に並んで配置されている。また、挿入孔45および第2係止孔44は、同一の開口径を有している。
<グロメットカバー>
グロメットカバー60は合成樹脂製であって、図1に示すように、上下方向に細長く延びて前後に貫通する筒形状に形成されている。グロメットカバー60は、本体カバー61と、蓋カバー62とに分割可能とされている。図2に示すように、蓋カバー62は、グロメット本体41の下部を覆うように配置される。本体カバー61は、グロメット本体41における下部を除く主要部(グロメット本体41の半分以上の部分)を覆うように配置される。
図1に示すように、本体カバー61は、正面視門型をなし、左右一対の側板部63と、上板部64と、両側板部63と上板部64との間にて両板部63、64を連ねる湾曲状の上角部65と、を有している。上板部64は、左右方向に沿って配置される。両側板部63は、上下方向に沿って配置される。また、本体カバー61は、両側板部63および上板部64と直交し、図2に示すように、グロメット本体41の後壁の後面を覆う上下方向に沿った背板部79を有している。
図1に示すように、蓋カバー62は、正面視U字をなし、上下方向に沿って配置される左右一対のロック板部66と、下板部67と、両ロック板部66と下板部67との間にて両板部66、67を連ねる湾曲状の下角部68と、を有している。下板部67は、左右方向に沿って配置される。両ロック板部66は、上下方向に沿って配置される。
両側板部63および両ロック板部66は、上下方向に長く配置される左右一対の長辺部Lを構成する。上板部64および下板部67は、長辺部Lの長辺方向と直交する左右方向に短く配置される上下一対の短辺部Sを構成する。
両側板部63は、図1および図3に示すように、下端部に前後方向に延びるリブ状のロック部69を有している。両ロック板部66は、上方に起立する門型枠状に形成されている。ロック板部66は、下板部67側を支点として内外に撓み変形可能とされている。図3に示すように、ロック板部66の内側には、ロック部69が嵌まって係止される。これにより、両ロック板部66が両側板部63の下端部に連結して保持される。
上板部64および下板部67には、図1および図2に示すように、上下一対の張出部71が突出して設けられている。図2に示すように、張出部71の前面は、パネルPに対向して配置される。なお、コネクタは、相手ハウジング100に嵌合された状態で、パネルPに取り付けられる。
また、上板部64および下板部67には、図1および図2に示すように、上下一対の貫通孔72が設けられている。貫通孔72は、円形に開口し、図2に示すように、第1係止孔43と連通して配置される。各貫通孔72には、各第1突部12が嵌まる。
図1に示すように、両側板部63は、上下中央部に、上下両端部より後方へ引っ込む左右一対の凹所73を有している。両側板部63は、凹所73の奥端の上下位置に、一対ずつの先端部74を有している。
先端部74は、側板部63の前縁部(開口端部)であって、上下方向に沿って配置される。凹所73は、上下の先端部74間に、先端部74よりも後方に引っ込む退避凹所75を有している。両側板部63は、上側の先端部74の後方に、段差を介して隣接する厚肉の厚肉部76を有している。両側板部63は、厚肉部76の下端部に、先端部74と直交する係止突起77を有している。
両側板部63には、上下中央部で且つ退避凹所75よりも後方に、左右一対の支軸78が突出して設けられている。支軸78は、円柱状に形成されている。
<レバー>
レバー90は合成樹脂製であって門型板状をなし、図3に示すように、左右一対のアーム部91(図3では1つのみ図示)と、両アーム部91を連結する左右方向に沿った連結部92と、を有している。両アーム部91には、軸受孔93が貫通して設けられている。両アーム部91の外面には、曲状に延びて外周に開口するカム溝94が設けられている。レバー90は、グロメット40の導出部42およびグロメットカバー60の本体カバー61を後方から跨ぐように配置される。両アーム部91の軸受孔93には、支軸78が嵌まる。レバー90は、軸受孔93(支軸78)を中心として初期位置から嵌合位置へと回動可能となる。図3に示すように、初期位置では、カム溝94の入り口が前方を向き、連結部92がグロメット40の導出部42よりも後方に配置される。図2に示すように、嵌合位置では、連結部92が本体カバー61の張出部71上に配置される。
両アーム部91の外周側には、撓み変形可能な弾性片95が設けられている。図3に示すように、弾性片95は、グロメットカバー60の係止突起77を係止する。これにより、レバー90が初期位置に保持される。
レバー90が初期位置にあるときに、カム溝94の入り口には、相手ハウジング100の図示しないカムフォロアが挿入される。弾性片95と係止突起77との係止は、相手ハウジング100の図示しない解除部によって解除される。これにより、レバー90が嵌合位置に回動可能な状態になる。レバー90が嵌合位置へ向けて回動されると、カムフォロアがカム溝94の溝面を摺動してカム作用が発揮され、相手ハウジング100がハウジング10に低嵌合力で引き寄せられる。レバー90が嵌合位置に至ると、両ハウジング10、100が正規嵌合状態に保持される。
<コネクタの組み付け構造>
組み付けに際し、ハウジング10に後方からグロメット40が装着される。グロメット本体41の開口端側(前端側)が拡開した状態から弾性的に復元することにより、両第1係止孔43に両第1突部12が嵌まり(図2を参照)、各第2係止孔44に各第2突部13が嵌まり、さらに、各挿入孔45に各規制部14が嵌まることができる。そして、両第1突部12が両第1係止孔43を係止し、各第2突部13が各第2係止孔44を係止し、さらに、各規制部14が各挿入孔45を係止することで、グロメット40がハウジング10に抜け止めして保持される。
続いて、グロメット40を間に挟んで、ハウジング10にグロメットカバー60が組み付けられる。
本体カバー61は、上方からグロメット40に被せられる。すると、上板部64の貫通孔72に上側の第1突部12が嵌まり(図2を参照)、上板部64がグロメット40の上壁に接触する。各先端部74は、対応する規制部14の凹部15内に差し込まれ、奥面18に沿って規制部14を縦断するように配置される(図3を参照)。また、左右の退避凹所75の内側に各第2突部13が進入して逃がされる。ここで、本体カバー61が斜めに傾いた状態から上下方向に沿った正規の組み付け姿勢へと変位することで、各先端部74を凹部15に後方から差し込むことができ、さらに本体カバー61と各第2突部13との干渉を回避することができる。
一方、蓋カバー62は、下方からグロメット40に被せられる。すると、下板部67の貫通孔72に下側の第1突部12が嵌まり(図2を参照)、下板部67がグロメット40の下壁に接触する。同時に、両ロック板部66が両ロック部69を係止し、本体カバー61および蓋カバー62が離脱を規制された状態に保持される(図3を参照)。
次いで、グロメットカバー60にレバー90が組み付けられる。両アーム部91の軸受孔93に両支軸78が嵌まることで、レバー90が両支軸78を中心として回動可能に支持される。両アーム部91の前部は、退避凹所75の外側に配置される(図3を参照)。各第2突部13の突出方向の先端面は、両アーム部91の内面に隙間をあけつつ対向して配置される。その後、コネクタは、レバー90の回動操作に基づいて相手コネクタに嵌合される。
レバー90の回動時、グロメットカバー60には支軸78を介してレバー90の操作力が加わる。このため、両側板部63の前端部(開口端部)が外側に開くように膨出して変形するおそれがある。
しかるに本実施例1の場合、支軸78を挟んだ上下両側(長辺方向両側)に、先端部74が設けられている(図3を参照)。先端部74は、凹部15内に配置された状態で、先端部74の外面が規制本体19の端面に対し前後方向に沿って接触するように対向して配置される(図4を参照)。このため、先端部74が規制本体19の端面に当たることによって、両側板部63が外側に膨出して変形するのを防止することができる。特に、本実施例1の場合、規制本体19に当たる先端部74が両側板部63の前端部(開口端部)であるため、両側板部63の変形を効率良く確実に防止することができる。
また、先端部74は、本体カバー61をハウジング10に組み付ける過程で、凹部15に後方から差し込まれる。このため、グロメットカバー60が組み付け過程で規制部14と干渉するのを回避することができ、良好な組み付け作業性を確保することができる。
さらに、両側板部63の変形を防止することにより、本体カバー61および蓋カバー62が不用意に分離される事態を回避することができる。しかも、規制部14が挿入孔45に挿入されることにより、グロメット40がハウジング10に対して位置ずれするのを防止することもできる。
(実施例2)
図8および図9は、実施例2を示す。実施例2は、規制部14Eの凹部15Eの形状が実施例1と異なる。
実施例2の凹部15Eは、規制部14Eの後面と、規制部14Eの上下面のうちのいずれか一面にのみ開口している。凹部15Eは、規制部14Eの上下面のうちのいずれか他面に閉塞する閉面21を有している。
凹部15Eは、規制部14Eをその突出方向と直交する方向で切った断面(図8に示す断面(輪切り断面))において、規制部14Eの四半部(90度部分)を切り欠くようにしてL字状に形成されている。グロメットカバー60の先端部74が凹部15E内に配置された状態では、先端部74は、実施例1と同様に規制本体19に当たって外側への変位が防止されるのに加え、閉面21に当たることができる。これにより、グロメットカバー60が閉面21側に位置ずれするのが規制される。
例えば、上下の凹部15Eのうち、上側の凹部15Eが規制部14Eの下面に開口し、下側の凹部15Eが規制部14Eの上面に開口する構成にすると、先端部74は、上側の凹部15Eの閉面21に当たることで上側への位置ずれが規制され、下側の凹部15Eの閉面21に当たることで下側への位置ずれが規制される。これにより、グロメットカバー60は、ハウジング10に対して上下に位置ずれするのを規制された状態で保持される。なお、実施例2のその他の構造は、実施例1の構造と同様であり、重複する説明を省略している。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施形態の場合、規制部はハウジングの側面に上下に対をなして設けられていたが、他の実施形態としては、規制部はハウジングの側面に上下方向に1つまたは間隔をあけて3つ以上設けられていても良い。
上記実施形態の場合、規制部は全体として円柱状に形成されていたが、他の実施形態としては、規制部は全体として角柱状に形成されていても良い。
上記実施形態の場合、規制本体は、凹部の対向面(内面)に前後方向にリブ状に延びる形状で構成されていたが、他の実施形態としては、規制本体は、特別な形状を有さず、凹部の対向面(内面)自体によって構成されていても良い。
上記実施形態の場合、本体カバーおよび蓋カバーは分割可能に設けられていたが、他の実施形態としては、本体カバーおよび蓋カバーはヒンジを介して一体に設けられていても良い。さらに、グロメットカバーは、本体カバーおよび蓋カバーの区別なく単一の部材として構成されていても良い。

L…長辺部
P…パネル
S…短辺部
W…電線
10…ハウジング
11…キャビティ
12…第1突部
13…第2突部
14、14E…規制部
15、15E…凹部
16…基面
17…対向面
18…奥面
19…規制本体
21…閉面
30…端子金具
40…グロメット
41…グロメット本体
42…導出部
43…第1係止孔
44…第2係止孔
45…挿入孔
60…グロメットカバー
61…本体カバー
62…蓋カバー
63…側板部
64…上板部
65…上角部
66…ロック板部
67…下板部
68…下角部
69…ロック部
71…張出部
72…貫通孔
73…凹所
74…先端部
75…退避凹所
76…厚肉部
77…係止突起
78…支軸
79…背板部
90…レバー
91…アーム部
92…連結部
93…軸受孔
94…カム溝
95…弾性片
100…相手ハウジング
110…相手端子金具

Claims (5)

  1. 相手コネクタと嵌合可能なハウジングと、
    前記ハウジングの外周を覆うように配置されるグロメットと、
    前記グロメットの外周を覆うように配置されるグロメットカバーと、を備え、
    前記ハウジングが嵌合時に前記相手コネクタと対向する側を前側とした場合に、
    前記グロメットカバーは、前記グロメットカバーの前縁から後方に広がりをもつ開口端部に、外側に開くように変位可能な先端部を有し、
    前記ハウジングは、規制部を有し、
    前記規制部は、内側に前記グロメットカバーの前記先端部が前記前縁から差し込まれて配置される凹部を有し、
    前記規制部の前記凹部は、前記グロメットカバーの前記先端部の前記外側に対向して配置される規制本体を有しているコネクタ。
  2. 前記グロメットカバーは、本体カバーおよび蓋カバーを有し、
    前記本体カバーおよび蓋カバーは、前記グロメットを挟んだ状態で互いに連結されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記グロメットカバーは、筒状をなし、対向する一対の短辺部と、両短辺部と直交する方向で対向し、前記両短辺部よりも長い一対の長辺部と、を有し、
    前記グロメットカバーの前記先端部のうち、前記凹部の内側に配置される部分は、前記一対の長辺部に設けられている請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記一対の長辺部には、支軸が設けられ、前記支軸には、前記ハウジングと相手コネクタとの嵌合を進めるレバーが回動可能に支持され、
    前記グロメットカバーの前記先端部のうち、前記凹部の内側に配置される部分は、前記一対の長辺部における前記支軸を挟んだ長辺方向両側に設けられている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記規制部は、前記ハウジングの外面に突出する形状であり、前記グロメットは、前記規制部が挿入される挿入孔を有している請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
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