JP2009006451A - ガス燃焼式打込み工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを直接に結合することにより、打撃時の燃焼圧や慣性力に十分に耐える高い強度が確保されるとともに、軽量化が実現でき、しかも作動を常に円滑にする。
【解決手段】打撃ピストン8を摺動可能に収容する打撃シリンダ7の上方にシリンダヘッド14を設け、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14との間に筒状の可動スリーブ32を可動可能に配置し、可動スリーブ32の内側に燃焼室33を形成するとともに、移動により燃焼室33を開閉し、密閉状態において混合ガスに点火燃焼され、開放状態において排気と吸気とがなされるガス燃焼式打込み工具において、打撃シリンダ7の上方に連結部を設け、該連結部を介して打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを結合し、その外側をボディカバー2で覆った。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス燃焼式打込み工具のボディ構造の改良に関する。
一般に、ガス燃焼式打込み工具は、ファスナーの打撃機構を構成する打撃シリンダと打撃ピストン、打撃シリンダの上方に配置されるシリンダヘッドとはアルミニウム等の金属から構成され、打撃シリンダとシリンダヘッドとは合成樹脂製のボディに固定されている。すなわち、ボディの上端にシリンダヘッドが固定され、ボディの中間部と下部には打撃シリンダが固定されている。打撃シリンダとシリンダヘッドとの間には可動スリーブが上下動可能に配置され、その内側に形成される燃焼室が開閉するようになっている(特許文献1参照)。
打撃時には、可動スリーブを上動させて燃焼室を密閉状態として燃焼室内に燃料ガスを供給し、中央の回転ファンで空気と撹拌混合させて得た混合ガスに点火プラグで着火して爆発的に燃焼させ、その燃焼圧力によって打撃シリンダ内の打撃ピストンを駆動し、打撃ピストンと一体に結合したドライバによって工具本体の下部に設けられたノーズ部からファスナーを打ち出すように構成されている。
特開2005−329533
しかしながら、金属製の打撃シリンダとシリンダヘッドとを合成樹脂製のボディに固定する構成では、次のような問題がある。すなわち、打撃時に燃焼室内で混合ガスが爆発的に燃焼したときに、燃焼室内の温度はかなりの高温になるとともに、その燃焼圧によりシリンダヘッドは上方に、打撃シリンダは下方に大きな引っ張り力が加わる。また、打撃ピストンが駆動されて打撃シリンダの下端のバンパに衝撃的に当たったときにはボディには大きな慣性力が作用する。このように、打撃時にシリンダヘッドや打撃シリンダに加わる力を合成樹脂製のボディで受ける構造になっているから、ボディに剛性が要求される。さらに、合成樹脂製のボディが熱や外力の変形を受けたときに変形しやすく、ボディに固定されている打撃シリンダとシリンダヘッドとの相対的な位置寸法が変わってしまい、シール不良や燃焼室の上下作動不良の原因になる。このため、ボディの肉厚を厚くする必要があり、重量がアップする原因になっている。
また、図4の手前側に示すように、ボディ上部を構成する上部ハウジング50は、本来はシリンダヘッドと同じく、ファンモータ、点火プラグ、噴出ノズルなどを配置するスペースがあれば足りるのであるが、その必要スペースの外側にブリッジ51と環状部53を介して下部ハウジング55に結合するための方形状の取付枠54を設けなければならない。燃焼圧や慣性力によりシリンダヘッド中央部にかかる応力はブリッジ51に集中するので、ブリッジ51の強度を確保するために肉厚として十分なボリュームを持たせる必要がある。このため、全体の重量が重くなるという問題があった。
本発明は上記従来技術における問題点を解消し、特に打撃シリンダとシリンダヘッドとを直接に結合することにより、打撃時の燃焼圧や慣性力に十分に耐える高い強度が確保されるとともに、軽量化が実現でき、しかも作動を常に円滑にするボディ構造を備えたガス燃焼式打込み工具を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、打撃ピストンを摺動可能に収容する打撃シリンダの上方にシリンダヘッドを設け、上記打撃シリンダとシリンダヘッドとの間に筒状の可動スリーブを可動下動可能に配置し、上記可動スリーブの内側に燃焼室を形成するとともに、移動により燃焼室を開閉し、密閉状態において混合ガスに点火燃焼され、開放状態において排気と吸気とがなされるガス燃焼式打込み工具において、上記打撃シリンダの上方に連結部を設け、該連結部を介して上記打撃シリンダとシリンダヘッドとを結合し、その外側をボディカバーで覆ったことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記連結部は壁状に形成され、この連結壁に開口部を貫通形成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2において、上記連結部は柱状に形成されたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、上記連結部は上記可動スリーブの内側に形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかにおいて、上記連結部は上記可動スリーブの外側に形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1において、上記連結部に代え、上記打撃シリンダを直接に連結ボルトによって上記シリンダヘッドに結合したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、打撃シリンダの上方に連結部を延長形成し、該連結部の上端を上記シリンダヘッドに結合したので、打撃シリンダとシリンダヘッドとが一体化する。これは金属部材同士の結合であるから十分な強度が確保される。したがって、打撃作動時の燃焼圧や慣性力によって打撃シリンダとシリンダヘッドとの相対的な位置寸法が変わることはない。
また、上記打撃シリンダとシリンダヘッドの外側をボディカバーで覆う構造であるから、ボディカバーは打撃シリンダやシリンダヘッドを固定するための部材ではなく、単なるカバーに過ぎなくなる。このため、ボディカバーを肉厚にしてボリュームを持たせて大型にする必要もない。したがって、軽量化とともにスリム化を実現することができる。
さらに、打撃シリンダとシリンダヘッドとを直接的に結合する構造であるから、打撃シリンダとシリンダヘッドとの相対的位置を同じに維持できるので、シール不良や燃焼室の上下作動不良が発生せず、常に円滑に作動することができる。
請求項2に係る発明によれば、連結部は壁状に形成され、この連結壁に開口部を貫通形成したから、打撃シリンダとシリンダヘッドとは強固に一体結合されるとともに、開口部によって連結壁全体が必要以上に重くならないので、軽量化が損なわれることがない。
請求項3に係る発明によれば、連結部は柱状に形成されているから、打撃シリンダとシリンダヘッドとを最も軽量な連結部によって連結することができる。
請求項4に係る発明によれば、連結部は可動スリーブの内側に形成されている構成であるから、打込み工具全体をスリムにすることができる。
請求項5に係る発明によれば、連結部は可動スリーブの外側に形成されているから、可動スリーブの内側に形成された燃焼室の径を大きくすることができるから、打込み工具全体の全高を低くすることができる。
請求項6に係る発明によれば、上記連結部に代え、上記打撃シリンダを直接に連結ボルトによって上記シリンダヘッドに結合した構成であるから、単純な構造によって、請求項1に係る発明と同じ効果を得ることができる。
以下に本発明に係るガス燃焼式打込み工具を釘打ち機について説明する。
図1〜図4において符号1はガス燃焼式打ち込み工具(釘打機)の工具本体を示す。この工具本体1はボディカバー2の内部に燃焼室と打撃ピストン・シリンダ機構が設けたもので、工具本体1の下方には釘を打ち出すノーズ部3が設けられ、また工具本体1にはグリップ4が、ノーズ部3にはマガジン(図示せず)連接されているとともに、工具本体1のグリップ4側にはガス容器5が着脱自在に設けられている。6はトリガである。
打撃ピストン・シリンダ機構は、打撃シリンダ7内に打撃ピストン8を摺動自在に収容するとともに、打撃ピストン8の下方にドライバ10を一体的に結合させたものである。
ところで、打撃シリンダ7の上部延長上には連結部として筒状の連結壁11が設けられ、連結壁11の上端は工具本体1の上部カバー2aの内部に形成されたシリンダヘッド14の下面に突き合せられて一体に結合されている。すなわち、連結壁11の上端の外周にはドーナツ状のフランジ15が形成されている。また、連結壁11の下端(打撃シリンダ7の上端)の外周には膨出部16が環状に形成されている。上記フランジ15と膨出部16とは等間隔に8個のリブ17を介して連結されている。さらに、各リブ17の上部には固定ボルト18のネジ孔20が形成され、上記フランジ15の上面に開口している。
これに対し、シリンダヘッド14の外周には環状部21が形成され、環状部21にはボルトの挿通孔22が形成されているとともに、環状部21の外周面にはOリング23が取り付けられている。
そして、図2(a)(b)及び図4に示されるように、打撃シリンダ7の上部の連結壁11の上端のフランジ15はシリンダヘッド14の環状部21の下面に突合せられ、固定ボルト18は環状部21のボルト挿通孔22から連結壁11のネジ孔20に螺合することによって結合固定されている。
連結壁11の上部と下部にはそれぞれ開口部24、25が形成されている。
なお、シリンダヘッド14の中央部には回転ファン26のファンハウジング27が設けられ、ガス容器5側には噴出ノズル28が設けられ、また、点火プラグ30(図2(a)参照)のプラグハウジング31が設けられている。プラグハウジング31内の点火プラグ30は後述の燃焼室内のガス燃料と空気との混合ガスに点火して燃焼させるためのものであり、またファンハウジング27内の回転ファン26は、上記ガス燃料と空気とを撹拌混合するためのものであり、回転ファン26の先端と連結壁11との間の隙間は小さくなるように形成され、また回転ファン26は連結壁11の上部開口部24と下部開口部25との間に配置されている。9は回転ファン26の駆動用モータである。また、噴出ノズル28はシリンダヘッド14のガス容器5に接続している。
次に、打撃シリンダ7の上部で、連結壁11の外周側には燃焼室を構成する可動スリーブ32が配置されている。可動スリーブ32は打撃シリンダ7よりも大径の円筒状に形成され、下端内周面にはOリング34が設けられている。打撃シリンダ7とシリンダヘッド14との間に上下方向に摺動可能に配置されている。
また、可動スリーブ32の上端の内周面はシリンダヘッド14のOリング23に摺動自在に配置され、可動スリーブ32の下端のOリング34は打撃シリンダ7の膨出部16とその下部のリブ35の外面に沿って摺動自在に設けられている。
上記構成により、可動スリーブ32が図1のように下動したときは、シリンダヘッド14の上部Oリング23によるシールは解除され、燃焼室33の上部は外部に開放される。同様に、可動スリーブ32の下部Oリング34のシールも解除され、燃焼室33の下部は打撃シリンダ7の外部に開放される。これに対し、可動スリーブ32が図3のように上動したときは、上部Oリング23と下部Oリング34とによって可動スリーブ32の内部に形成された燃焼室33はシールされて密閉状態となる。
また、上記連結壁11により、中央部の燃焼室33aと連結壁11の外側の燃焼室33bとが構成される。
なお、可動スリーブ32はリンク部材36を介してノーズ部3の先端に摺動自在に設けられたコンタクト部材37に連結している。コンタクト部材37はノーズ部3の先端から突出するようにバネ付勢されている。したがって、ノーズ部3を被打ち込み材に押し付けると、コンタクト部材37は押し込まれて上動するので、リンク部材36を介して可動スリーブ32も上動し、図3のように密閉した燃焼室33が構成される。逆に、ノーズ部3を被打ち込み材から離すと、コンタクト部材37は元の位置に移動するので、可動スリーブ32も下方に移動し、燃焼室33が開放される。
次に、ボディカバー2は合成樹脂製で、図1のように上部カバー2aと下部カバー2bとを突き合せてボルトで固定し、上部カバー2aはシリンダヘッド14にボルト39で固定され(図1参照)、下部カバー2bは打撃シリンダ7の底部にボルト40(図2(b)参照)で固定されている。
次に、上記構成の釘打機の作動態様について説明する。まず釘の打ち込みに当たり、図3に示すようにノーズ部3を被打ち込み材に強く押しつけて工具本体1に対して相対的に上動させると、これに連動してコンタクト部材37とともに可動スリーブ32が上方に移動し、シリンダヘッド14に設けられた上部Oリング23と可動スリーブ32の下端外周に設けられた下部Oリング34によって密閉した燃焼室33が形成される。この燃焼室33内に噴射ノズル28から可燃性ガスを噴射し、モータ9により回転ファン26を回転させて可燃性ガスと空気とを矢印のように撹拌混合した後、トリガ6を引いて点火プラグ30で点火して爆発的に燃焼させる。これにより、打撃ピストン8が駆動され、ノーズ部3内に供給された釘が打ち出される。
これに対し、打ち込み終了後に、打撃ピストン8が復帰し、さらに上記コンタクトアームを被打ち込み材から離反させることにより、図1に示されるように可動スリーブ32を下方に移動させ、上記上部Oリング23と下部Oリング34によるシールが解除されて燃焼室33が開放され、上部の開口溝からは新鮮な空気が入り込み、下部の開口溝からは燃焼ガスが排気され、次の打ち込みが準備される。
上述のように、上記構成のガス燃焼式打込み工具によれば、打撃シリンダ7の上方に連結壁11を延長形成し、該連結壁11の上端を上記シリンダヘッド14に結合したので、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とが一体化する。これは金属部材同士の結合であるから十分な強度が確保される。したがって、打撃作動時の燃焼圧や慣性力によって打撃シリンダ7とシリンダヘッド14との相対的な位置寸法が変わることはない。
また、図1、図4に示されているように、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14の外側を合成樹脂製のボディカバー2で覆う構造であるから、ボディカバー2は打撃シリンダ7やシリンダヘッド14を固定するための部材ではなく、単なるカバーに過ぎなくなる。このため、ボディカバー2を肉厚にしてボリュームを持たせて大型にする必要もない。したがって、軽量化とともにスリム化を実現することができる。
さらに、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを直接的に結合する構造であるから、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14との相対的位置を同じに維持できるので、シール不良や燃焼室33の上下作動不良が発生せず、常に円滑に作動することができる。
しかも、連結壁11は筒状に形成されているので、剛性が高く、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とは強固に一体結合されるとともに、開口部によって連結壁11全体が必要以上に重くならないので、軽量化が損なわれることがない。連結壁11は可動スリーブ32の内側に配置されているから、打撃時に燃料ガスと空気とを回転ファン26によって撹拌混合するときに、回転ファン26によって吹き出された燃料ガスと空気とは連結壁11の下部の開口ぶから外側に流れ、そこから上昇して上部の開口部から内側に流れ込み、再び回転ファン26によって下方に吹き出される。混合ガスの流れに淀みがないので、燃料ガスと空気とを均一に混合することができる。
なお、連結壁11は可動スリーブ32の内側に限定されない。外側に配置する構成であってもよい。その場合、図示はしないが、可動スリーブ32の動作範囲を越えた部分の外側に連結壁11を形成すればよい。
連結壁11は可動スリーブ32の内側に形成されている構成であるから、可動スリーブ32自体は円筒状に形成すればよく。格別の加工を必要としない。
連結壁11は可動スリーブ32の外側に形成する構成によれば、ボディカバー2を外したとき、可動スリーブ32に隠れることなく、直接に連結壁11が見えるので、分解作業等を円滑に行うことができる。
次に、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを連結する連結部は上述の壁状に形成した連結壁に限定されない。例えば、柱状に形成してもよい。すなわち、図5及び図6(a)(b)において、打撃シリンダ7の膨出部16の上方に4本の中空の連結柱12が突出形成され、連結柱12の下部にはネジ孔42が形成されている。連結柱12の上端はシリンダヘッド14の環状部21の下面に突合せられ、シリンダヘッド14の上部から挿通した固定ボルト18を連結柱12の内部に嵌入し、さらにその下端をネジ孔42に螺合することにより結合固定されている。
なお、可動スリーブ32は連結柱12の外側を上下動可能に配置されている。
上記構成によっても、前述の形態と同様に、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14との一体結合が実現できるが、特に打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを最も軽量な連結部によって連結することができる。
なお、上述の形態では、連結部は打撃シリンダと一体に形成されているが、この例に限定されない。連結部をシリンダヘッドと一体に形成してもよく、あるいは打撃シリンダとシリンダヘッドとは独立別体として、上下端をシリンダヘッドと打撃シリンダとに固定する構成であってもよい。
また、上述の形態は、連結柱12が可動スリーブ32の内側に配設されているものであるが、これに限定されない。連結柱12を可動スリーブ32の外側に配設する構成であってもよい。具体的には、後述の図7、図8(a)(b)と同様にして、可動スリーブ32の一部に連結柱12と干渉しないような凹部を形成し、該凹部の内側に連結柱12を形成すればよい。
連結柱12は可動スリーブ32の内側に形成されている構成であるから、可動スリーブ32自体は円筒状に形成すればよく。格別の加工を必要としない。
連結壁11は可動スリーブ32の外側に形成する構成によれば、ボディカバー2を外したとき、可動スリーブ32に隠れることなく、直接に連結柱12が見えるので、分解作業等を円滑に行うことができる。
また、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを連結する構成は、上述のように壁状又は柱状の連結部を打撃シリンダ7とシリンダヘッド14の間に介装させる構成に限定されない。図7及び図8(a)(b)に示されるように、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを固定ボルト13によって直接に固定する構成であってもよい。この場合、可動スリーブ32の一部に凹部43を形成し、各凹部43の内側に長軸の固定ボルト13を配し、シリンダヘッド14のOリング23の上部と打撃シリンダ7の膨出部16とに固定ボルト18の受け部44、45を形成し、上下の受け部44、45を固定ボルト13で締結することにより、打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを直接に結合すればよい。
なお、打撃シリンダ7の上方には上下部に開口部を備えた延長壁46が形成されている。この延長壁46の上端はシリンダヘッド14の下面に突合せられているが、シリンダヘッド14に結合されてはいない。
固定ボルト13は可動スリーブ32の内側に設ける構成であってもよい。この場合、図示はしないが、図5および図6(a)(b)の連結柱12を介して打撃シリンダ7とシリンダヘッド14とを結合するのと同様に構成し、連結柱12に代えて直接に長軸の固定ボルトで結合する構成とすればよい。
なお、実施例では可動スリーブを上下動することによって燃焼室が開閉する構成であることを説明したが、たとえば可動スリーブが回転することで燃焼室と可動スリーブ間で開閉する構成であってもよい。
また、ガス燃料と空気とを混合する手段はファンに限定されない。
本発明に係る実施形態のガス燃焼式釘打機の要部を示す縦断面図で、燃焼室が開放されている状態の縦断面図 (a)(b)はそれぞれ図1のシリンダヘッドの上面から見た要部の平面図及び(a)のA−A線上の断面図 釘打込み時に燃焼室が密閉状態となった上記釘打機の要部の縦断面図 上記釘打機と従来の釘打機との比較を示す斜視図 本発明に係る他の実施形態のガス燃焼式釘打機の要部を示す縦断面図 (a)(b)はそれぞれ図1のシリンダヘッドの上面から見た要部の平面図及び(a)のB−B線上の半分の断面図 本発明に係る別の実施形態のガス燃焼式釘打機の要部を示す縦断面図 (a)(b)はそれぞれ図1のシリンダヘッドの上面から見た要部の平面図及び(a)のC−C線上の半分の断面図
符号の説明
A ガス燃焼式打込み工具
2 ボディカバー
7 打撃シリンダ
11 連結壁
12 連結柱
13 固定ボルト
14 シリンダヘッド
32 可動スリーブ
33 燃焼室

Claims (6)

  1. 打撃ピストンを摺動可能に収容する打撃シリンダの上方にシリンダヘッドを設け、上記打撃シリンダとシリンダヘッドとの間に筒状の可動スリーブを可動下動可能に配置し、上記可動スリーブの内側に燃焼室を形成するとともに、移動により燃焼室を開閉し、密閉状態において混合ガスに点火燃焼され、開放状態において排気と吸気とがなされるガス燃焼式打込み工具において、
    上記打撃シリンダの上方に連結部を設け、該連結部を介して上記打撃シリンダとシリンダヘッドとを結合し、その外側をボディカバーで覆った
    ことを特徴とするガス燃焼式打込み工具。
  2. 上記連結部は壁状に形成され、この連結壁に開口部を貫通形成したことを特徴とする、請求項1に記載のガス燃焼式打込み工具。
  3. 上記連結部は柱状に形成されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のガス燃焼式打込み工具。
  4. 上記連結部は上記可動スリーブの内側に形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のガス燃焼式打込み工具。
  5. 上記連結部は上記可動スリーブの外側に形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のガス燃焼式打込み工具。
  6. 上記連結部に代え、上記打撃シリンダを直接に連結ボルトによって上記シリンダヘッドに結合したことを特徴とする、請求項1に記載のガス燃焼式打込み工具。
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