JP4353110B2 - 燃焼式釘打機 - Google Patents

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Description

本発明は釘・びょう等の止具を被打込材に打込む燃焼式釘打機(以下単に釘打機という)に関するもので、燃焼爆発時やピストンがバンパに衝突する際にモータに加わる加速度を小さくして、モータに加わる衝撃を緩和するようにしたものである。
釘打機では、燃焼室内に噴射された燃料を含む混合ガスを燃焼し、その混合ガスの体積膨張を動力に転換している。よって、燃焼室内にファンを設け、このファンにより燃料と空気を攪拌して、混合ガスの燃焼性能を向上させている。
ファンはモータにより回転される。ファンにより燃焼室内に乱流を発生させて燃焼を促進し、燃焼室内で爆発的な燃焼が発生することにより、体積膨張が起こると共に衝撃が発生する。この衝撃は釘打機本体に伝達するため、ファンを回転駆動するモータにも伝達される。
燃焼時に体積膨張を動力に転換するピストンにより釘を打ち込むが、釘を打ち込むのに余剰な運動量は、ピストンが摺動するシリンダ内に設けられたバンパ等にピストンが衝突することにより消費される。この時に釘打機本体には、ピストンがパンパに衝突した時に発生する加速度が加わり、この加速度はモータにも伝達される。
モータは精密機械であるため耐震性に劣り、衝撃が繰り返し伝えられることにより強度的損害を受けて性能が低下し、破損に繋がる場合もある。よって、衝撃をモータ等に伝えないために、特許文献1に示すように、モータを支持する部材に緩衝材を使用し、モータと釘打機本体とを縁切りすることにより衝撃の伝達を回避している。
具体的には、図9及び図10に示すように、釘打機101のハウジング102の端部に設けられてヘッドカバー103で覆われる個所に設置されるシリンダヘッド111にモータ118が設置される。モータ118の出力軸118bの先にはファン119が装着される。モータ118近傍には、一端が燃焼室内に突出してシリンダヘッド111に固定されるスパークプラグ112が位置している。
モータ118の外周には、軸方向に沿って並んだ2本の溝が周方向に設けられている。図9に示すように、2本の溝には夫々止輪114が嵌め込まれ、止輪114の間には、緩衝部材113の構成部材である内リング113aが挟持されている。
緩衝部材113は、図10に示すように、内リング113aと、固定金具113c及び内リング113aと固定金具113cとに焼付結合されて一体となるゴム部材113bとより構成される。また、固定金具113cは、シリンダヘッド111に固定されている。よって、モータ118は、シリンダヘッド111に対して、緩衝部材113により連結される。
この状態で、釘打機101に衝撃が生じると、緩衝部材113の固定金具113cには衝撃が伝わるが、ゴム部材113bを介しているため、内リング113a及び内リング113aを狭持して連結されるモータ118に伝わる衝撃は緩和される。
特開平11−239983号公報
しかし、従来の釘打機では、上述の例で示したように、モータ118を緩衝部材113に固定するためには、モータ118の外周に溝を設ける必要があるため、モータ118は特殊仕様となって汎用品を用いることができず高価である。また緩衝部材113は、2個の金属のリング113a、113cがゴム部材113bを介して焼付結合されて一体化されているが、異材間の接合であるため、焼付結合の信頼性が低く、焼付状態が悪いと分離する恐れがあった。
更に釘打機の構造上、モータ取付個所付近にスパークプラグ112が位置するため、スパークプラグ112取付個所付近にはゴム部材113bを連続的に形成できず、ゴム部材113bはスパークプラグ取付位置付近で分断される。このため緩衝部材113がモータ118にかかる衝撃を均等に緩衝することができず、ゴム部材113bのスパークプラグ取付個所近傍に引張応力が集中してゴム部材113bが破損し易いという問題があった。
また、この種の釘打機では釘打作業が連続的に行われると爆発燃焼時の熱が蓄積してしまう。発熱部位は主に燃焼室126やシリンダ(図示せず)であるが、伝熱によりモータ118を含めた本体101全体の温度が上昇する。またモータ118を駆動させることで、モータコイルの発熱と重なってさらにモータ118の温度が高くなる。モータ118の温度が高くなることで、モータ118が焼損するといった問題が発生する。従来この問題に対し、高耐久性のモータ118を使用することで解決してきた。しかしながら高耐久性のモータは高価であるといった問題点があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、容易に製作可能であって破損等がし難いモータ支持構造を備えた釘打機を提供することである。
また、冷却効率が良いモータ支持構造を備えた安価な釘打機を提供することである。
上記目的は、モータを収納するモータ保持体と、モータ保持体の外側に設けられモータ保持体を摺動可能に支持するシリンダヘッドと、モータ保持体とシリンダヘッドとの軸方向の隙間に介在された弾性体とを備えることにより達成される。
また、突出部をモータ保持体の周方向に沿って設けてもよい。
また、モータ底面とシリンダヘッドのとの間の隙間に耐熱性材料製のプレートを設け、燃焼時の熱風がモータ内に入るのを阻止するように構成してもよい。
また、シリンダヘッド内周と前記モータ保持体外周との間にシリンダヘッド内周よりも摩擦係数の低い低摩擦部材を挿入してもよい。
また、モータ保持体を金属材料で構成してもよい。
また、モータ保持体に冷却フィンを設けてもよい。
また、シリンダヘッドの上部に、通気部とガイド部からなる掃気案内手段を設けてもよい。
本発明の請求項1記載の燃焼式釘打機によれば、モータとシリンダヘッドとの軸方向の間にスプリング等の弾性体を設けたため、モータにかかる衝撃を速やかに減衰することができる。また、請求項2記載の燃焼式釘打機によれば、弾性体を、モータを収納するモータ収納部の底部とモータの軸方向下部との間に形成される隙間に設けたため、モータにかかる衝撃を直接吸収できると共に、モータとシリンダヘッドが衝撃により衝突することを防止できる。また、請求項3記載の燃焼式釘打機によれば、モータを保持するモータ保持体とシリンダヘッドとの軸方向の間に弾性体を設けたため、モータ保持体がシリンダヘッドの内壁に接触しながら摺動するという簡単な構成で、モータにかかる衝撃が速やかに減衰されるようになる。
請求項記載の燃焼式釘打機によれば、モータ保持体の外周に突出部を設けたので、モータを安定して支持することができる。
請求項記載の燃焼式釘打機によれば、爆発燃焼時に発生する熱風がモータに入るのが阻止され、モータの寿命が更に向上するようになる。
請求項記載の燃焼式釘打機によれば、釘打機の仕様に応じてシリンダヘッド内周とモータ保持体間の摩擦係数が調整可能となる。
請求項記載の燃焼式釘打機によれば、モータに加わる熱を放熱できるようになり、安価な汎用モータが使用出来るようになる。
請求項記載の燃焼式釘打機によれば、冷却フィンにより効率的に放熱できるようになり、安価な汎用モータが使用出来るようになる。
請求項記載の燃焼式釘打機によれば、掃気案内手段によって掃気流れを金属製のモータ保持体近傍を通過するようにしたので、更なるモータの冷却が可能となる。
本発明釘打機の実施の形態について図1〜図5を参照して説明する。以下釘の打込み方向を下方、その反対方向を上方とする。図1の断面図に示す燃焼式釘打機1は、外枠体を構成するハウジング2を有する。ハウジング2の上部には、吸気口3aが形成されたヘッドカバー3が取付けられている。ハウジング2の側部からはハンドル4が延設される。ハンドル4には、トリガスイッチ5が設けられ、電池4aが着脱自在に挿入される。ハウジング2内のハンドル4が延設される個所にはボンベ室29が形成され、ボンベ室29内には可燃性液化ガスを内含するガスボンベ30が着脱自在に収容される。ハンドル4の下方には、図示しない釘を装填したマガジン6が設けられている。
ハウジング2の下端付近からは、後述のシリンダ20と一体成形されて、その先端部分が被打込材28に対向するノーズ7が延設されている。ノーズ7は後述のドライバブレード23aの摺動と、図示しない釘が被打込材28に打込まれるのをガイドする。ノーズ7の下端7aには、被打込材28に当接するプッシュレバー9が往復摺動可能に突出して支持され、プッシュレバー9の上端部で後述する燃焼室枠10に固定されたアーム部8と連接されている。アーム部8とシリンダ20との間には、付勢部材であるスプリング22が介装されている。よって、アーム部8に連接されたプッシュレバー9が下方に付勢される。
ハウジング2の上端にはその上端開口を覆うシリンダヘッド11が固定されている。図3に示すように、シリンダヘッド11の、後述する燃焼室26の反対側にモータ18が位置しており、モータ18の近傍には、点火位置が燃焼室26内に面している点火プラグ12が設けられている。
本発明モータ保持体を構成するモータ保持筒13はプラスチックなどの樹脂により中空円筒状に成形され、モータ保持筒13の上方には、モータ18のリード線を通す貫通穴が開いており、モータ保持筒13の下方内周には、スプリング15を保持するための溝13aを有している。モータ18はモータ保持筒13の下方から挿入され、スプリング15の一端を溝13aに挿入することによりモータ18とスプリング15はモータ保持筒13に保持される。スプリング15の他端はシリンダヘッド11の下方でねじ32により固定される。従って、スプリング15は、モータ18とシリンダヘッド11との間に位置するようになり、モータ18に最初に加わる加速度を小さく抑制するように作用する。
モータ保持筒13の外周は、シリンダヘッド11の内周に接触摺動可能な寸法となっており、釘打機1を使用する際に生ずる衝撃によってモータ保持筒13は往復動するが、モータ保持筒13の外周とシリンダヘッド11の内周の摩擦によってモータ18にかかる衝撃は速やかに減衰されるようになる。
シリンダヘッド11とモータ18の間には本発明プレートを構成する耐熱性のプラスチックからなる円板14が介在され、燃焼時に発生する熱風が燃焼室26からシリンダヘッド11とモータ出力軸18bの間の隙間を通って進入した際にモータ18内に入るのを阻止するようにしている。
ハウジング2内には、釘打機1が被打込材28に押し付けられて、後述の燃焼室枠10が、ストローク上端にあることを検出するためのスイッチ33が設けられている。プッシュレバー9が所定位置まで上昇した時にスイッチ33がオンしてモータ18の回転が開始される。
シリンダヘッド11のハンドル4側内には燃料通路25が形成され、燃料通路25の一端はシリンダヘッド11の下端面に開口し、他端側はガスボンベ30と接続されるガスボンベ接続部25aを形成する。
ハウジング2内には、ハウジング2の長手方向に移動可能で、上端がシリンダヘッド11の下端面に当接可能な燃焼室枠10が設けられる。燃焼室10は、チャンバ10aとチャンバヘッド10bから構成され、図示しないボルトなどで一体に結合されている。燃焼室枠10には、アーム部8が連結固定されているため、プッシュレバー9の移動に伴って燃焼室枠10も移動する。燃焼室枠10の内周面に当接して燃焼室枠10の移動を案内するシリンダ20が、ハウジング2に固定されている。シリンダ20の軸方向中央部付近には排気穴21が形成され、排気穴21には図示しない逆止弁が選択的に塞ぐように設けられる。
図1に示すように、シリンダ20内には、シリンダ20に対して往復摺動可能なピストン23が設けられ、ピストン23はシリンダ20内をピストン23上室とピストン23下室に画成する。このピストン23の下面からドライバブレード23aがノーズ7位置まで延出され、ドライバブレード23aの先端が図示しない釘を打撃する。また、シリンダ20内の下面には、ゴム等の弾性体より構成されるバンパ24が配置されている。よって、ピストン23が下方に移動した場合に下死点でバンパ24に衝突することになる。
そして燃焼室枠10の上端がシリンダヘッド11に当接した時に、シリンダヘッド11、燃焼室枠10、ピストン23上面とにより燃焼室26が画成される。燃焼室枠10がシリンダヘッド11から離間した時は、シリンダヘッド11と燃焼室枠10の上端との間に外気と通じる第1流路が生じ、また燃焼室枠10の内周とシリンダ20の外周との間に第1流路に続く第2流路が生じる。これら流路は、シリンダ20の外周面側に燃焼ガスや新たな空気を通過させ、通過した燃焼ガス等はハウジング2の排気口2aから排出される。また、前記吸気口は燃焼室26内に新鮮な空気を供給するために形成され、排気穴21からは燃焼室26内の燃焼ガスを排出する。
ファン19はモータ18の出力軸下方に取付けられ、燃焼室26内に配置されている。ファン19はその回転により、燃焼室枠10がシリンダヘッド11と当接位置にある時に空気と可燃性ガスとを攪拌混合させ、点火後に乱流燃焼を生じさせて燃焼を促進させ、燃焼室枠10がシリンダヘッド11から離間して第1流路、第2流路が生じた時、燃焼室26内の燃焼ガスを掃気すると共にシリンダ20を冷却するという3つの機能を果たす。
次に釘打機1の動作について説明する。非作動の状態では、スプリング22の付勢力により、プッシュレバー9は下方に付勢されてノーズ7下端より突出している。この時燃焼室枠10はアーム部8を介してプッシュレバー9に連接されているので、燃焼室枠10の上端はシリンダヘッド11と離間し、また燃焼室枠10の燃焼室26を画成する部分と、シリンダ20の上端部とも離間して、第1流路、第2流路が提供される。この時ピストン23は、シリンダ20内の上死点位置に停止している。
この状態でハンドル4を把持し、プッシュレバー9を被打込材28に押し付けると、プッシュレバー9がスプリング22の付勢力に抗して上昇し、同様にアーム部8を介してプッシュレバー9と連接した燃焼室枠10も上昇し、前記第1流路が閉じられて、燃焼室26が密封される。
またプッシュレバー9の移動に伴って、ガスボンベ30をシリンダヘッド11方向に傾斜させ、ガスボンベ30の噴射ロッド30aがシリンダヘッド11のガスボンベ接続部25aに押し付けられて燃焼室26内にガスボンベ30内の可燃性液化ガスが燃料通路25の噴射口より1回だけ噴射される。
更に、プッシュレバー9の移動に伴って燃焼室枠10がストローク端まで上昇すると、スイッチ33がオンとなってモータ18に電力が供給され、ファン19の回転が開始する。ファン19が密封空間となった燃焼室26内で回転することにより、噴射された可燃性ガスが燃焼室26内の空気と攪拌混合される。
かかる状態でハンドル4のトリガスイッチ5をオンすると、点火プラグ12がスパークし、混合ガスに着火して燃焼・膨張する。この燃焼・膨張した混合ガスはピストン23を下方へ移動させ、ピストン23がシリンダ20内のバンパ24に衝接するまでノーズ7内の釘はドライバブレード23aを介して被打込材28に打ち込まれる。
打ち込み後、ピストン23はバンパ24と接し、燃焼ガスは排気穴21よりシリンダ20外部へ放出される。排気穴21には逆止弁(図示せず)が付随しており、燃焼ガスがシリンダ20外部へ放出され、シリンダ20及び燃焼室26内部が大気圧になった時点で逆止弁は閉じられる。
混合ガスが燃焼・膨張することにより、ファン19は背圧により衝撃を受け、ファン19に連なるモータ18に加速度が加えられる。また、ピストン23はバンパ24に衝突することにより、釘の打ち込みに用いられるエネルギー以外の余剰なピストン23の運動エネルギーを消費する。この時に、釘打機1全体に余剰なエネルギーによる加速度が加わり、これはモータ18にも加わる。よって、モータ18には多大な加速度が加わることになるが、モータ18は釘打機1本体に対して、弾性体であるスプリング15のみを介して固定されているため、スプリング15が伸縮することにより、その加速度によってモータ18にかかるエネルギーを消費し、モータ18自体には加速度による過度の衝撃が伝えられることはない。また保持筒13の外周がシリンダヘッド11内壁に接触することにより、モータ18に加わる衝撃は速やかに減衰されるようになる。
シリンダ20及び燃焼室26内部に残った燃焼ガスは燃焼後であるため高温であり、その燃焼熱がシリンダ20の内壁、燃焼室枠10の内壁から吸収され、シリンダ20等は高温になる。この吸収された熱は、シリンダ20、燃焼室枠10の外壁表面から大気中に放散される。
このシリンダ20等に燃焼ガスの燃焼熱が吸収されることにより燃焼ガスが急冷され、燃焼ガスの体積が減少してピストン23上部の閉じられた空間の圧力が低下し大気圧以下になり(熱真空という)、ピストン23を初期の上死点位置に引き戻す。
その後、トリガスイッチ5をOFFし、本体を持ち上げ、プッシュレバー9を被打込材28から離すと、プッシュレバー9と燃焼室枠10がスプリング22の付勢により下方へ戻る。この時、ファン19はトリガスイッチ5をOFFしても、制御部(図示せず)により一定時間、回転を継続している。図1に示す状態では燃焼室枠10の上方に第1流路、第2流路を生じさせ、ファン19により流れを発生させることでヘッドカバー3に設けられた吸気口3aからきれいな空気を取り込み、排気口2aから燃焼後の空気を吐き出すことで、燃焼室26内の空気を掃気する。その後ファン19が停止し初期の静止状態となる。静止状態になった後、上記過程を再度繰り返すことにより、再び釘を打ち込むことが可能となる。
上記実施の形態におけるスプリング15をゴム等の弾性材により被覆すれば、ゴムの減衰作用により、モータ保持筒13とシリンダヘッド11との摩擦によらずモータに加わる衝撃を減衰させることができる。
またスプリング15の径を下方に行くに従って大きくなるようにすれば、シリンダヘッド11とモータ18間の距離を小さくすることが可能となり、より小形化が図れるようになる。
またシリンダヘッド11内壁とモータ保持筒13との間にプラスチックなどの樹脂からなる本発明低摩擦部材を構成するスリーブを挿入し、スリーブとモータ保持筒13間で摺動させることにより、摩擦係数の調整が可能となる。
本発明燃焼式釘打機の他の実施形態に係るモータ保持部の断面図を図6に示す。
モータ18は、本発明モータ保持体を構成し、低摩擦係数のプラスチックからなる中空円筒状のモータ保持筒13により底面部が保持されると共にモータ保持筒13の上方に設けられたフック部13bにより上面が固定されている。保持筒13の中間部には外側に開いた3個の突出部13cが設けられている。突出部13cは保持筒13のモールド成形時に形成される。突出部13cは加えられた衝撃によってシリンダヘッド11の内壁に接触しながら上下動する。このため突出部13cとシリンダヘッド11との摩擦によって、モータ18にかかる衝撃は速やかに減衰されるようになる。
保持筒13の底に設けられた溝13dにはスプリング15の上端が取り付けられ、またシリンダヘッド11に設けられた溝11dにはスプリング15の下端が取り付けられている。従って、スプリング15は、モータ18とシリンダ11との間に位置するようになり、モータ18に最初に加わる加速度を小さく抑制するように作用する。
本発明燃焼式釘打機の他の実施形態に係るモータ保持部の断面図を図7に示す。本実施形態は、シリンダヘッド11に設けた溝部にスプリング15の端部を圧入することで、モータ保持部をシリンダヘッド11に保持する構成である。この保持方法によれば、シリンダヘッド溝部11dを設ける必要が無いことから、シリンダヘッド11の加工が容易となるばかりでなく組立が容易になる。
本発明燃焼式釘打機の他の実施形態に係るモータ保持部の断面図を図8に示す。本実施形態は、シリンダヘッド11、スプリング15を保持する他の方法を示したものである。シリンダヘッド11のモータ収納部分上端に爪部11bを設け、シリンダヘッド11のモータ収納部内径とほぼ同外径のスリーブ31をモータ収納部に挿入することによりスプリング15をシリンダヘッド11に保持する。この保持方法によれば、スリーブ31をシリンダヘッド11に挿入するだけでスプリング15が固定できるため、組立が容易になる。また、スリーブ31の材質を変えることによりスリーブ31とモータ保持筒13間の摩擦の調整が可能となる。
次に本発明燃焼式釘打機の他の実施形態を図11〜図14を参照して説明する。釘打機の基本的構成は前述の構成と同等であるが、主に異なる点は、モータ保持筒13の材質と形状にある。
本実施形態のモータ保持筒13は、アルミなどの金属材料からなり、釘打機使用時に発生する燃焼熱とモータ18などから発生する熱を、モータ保持筒13で放熱する役割を持つ。また、図13に示すようにモータ18は、保持筒13の上方から挿入しピン49などにより抜け止め保持される。スプリング15は、保持筒13の下方に設けられた、溝13aと、シリンダヘッド11の溝部に挿入され、ねじ32によりシリンダヘッド11に固定される。
図11に釘打機操作前の初期状態を示す。掃気時のファン19による空気の主たる流れは、ヘッドカバー3上方から吸気口3aを通り、第1の流路41からファン19を経て燃焼室26に入り、第2の流路42を通り燃焼室26外に出、シリンダ20の外周を流れハウジング2下方の開口穴2aからハウジング2外部へと流れる。
ファン19を回転させるモータ18はアルミなどの金属材料で形成されたモータ保持筒13に収納されている。モータ保持筒13とシリンダヘッド11は弾性体であるコイル状のスプリング15を介して接続され、釘打作業時に発生する衝撃が、スプリング15の伸縮によりモータ18へ直接伝達されることを防止する。
モータ保持筒13は、釘打機使用時に発生する燃焼熱とモータ18の駆動によるモータ18自身の発熱によるモータ18の温度上昇に対し、金属製のモータ保持筒13が、上方空間への伝熱を円滑に行い、モータ18の温度上昇を抑えている。さらに、モータ保持筒13には冷却フィン13eが設けられており、モータ保持筒13上方空間への伝熱をさらに円滑に行っている。
図12は図11のモータ回転軸に対し90度回転した方向で見た断面図である。ヘッドカバー3の内側には本発明掃気案内手段を構成するヘッドプロテクター44が設けられている。図14はヘッドプロテクター44を図12のD方向から見た図を示す。プラスチックなどで略円錐状に形成されたヘッドプロテクター44は、掃気時に空気が通過する複数の掃気穴44aが設けられている本発明通気部44cと、掃気穴44aの設けられていない本発明ガイド部44bとから構成されている。
ファン19が駆動し、外気が吸引され始めると、ヘッドカバー3の吸気口3aから外気が吸引され、ヘッドプロテクター44の掃気口44aを経て、シリンダヘッド11の開口部11aへと流れる。この際、シリンダヘッド11の開口部11a直上に掃気口44aがあれば、外気は鉛直下方へと吸引されるが、開口部11直上にガイド部44bがあると、吸気口3aから吸引される外気がモータ保持筒13近傍を通過して引きこまれてくることになる。よって、モータ保持筒13は効率よく冷却することが可能となる。
上記構成により、図12に示すように、掃気時の空気流れは、吸気口3aより取り込まれる外気が、モータ保持筒13の上方のフィンを通過し、ヘッドプロテクタ44の掃気口44aの無い部分から燃焼室26内へ誘導されるため、モータ保持筒13の上部近傍を通過する流れとなり、モータ18の温度上昇をさらに抑えることが可能となる。
実施の形態に係る燃焼式釘打機の正面断面図。 実施の形態に係る燃焼式釘打機の側面図。 実施の形態に係る燃焼式釘打機の平面断面図。 実施の形態に係る燃焼式釘打機の図2におけるA−A断面のシリンダヘッド周辺を表す断面詳細図。 実施の形態に係る燃焼式釘打機の図2におけるB−B断面のモータ保持部を示す断面図。 他の実施形態に係る燃焼式釘打機の図4相当図。 他の実施形態に係る燃焼式釘打機の図4相当図。 他の実施形態に係る燃焼式釘打機の図4相当図。 従来の燃焼式釘打機のシリンダヘッド周辺を表す側面断面図。 従来の燃焼式釘打機のシリンダヘッド周辺を表す平面断面図。 他の実施の形態に係る燃焼式釘打機の部分断面図。 図11の部分拡大図。 図11における図4相当図。 ヘッドプロテクタを図12のD方向から見た図。
符号の説明
1は釘打機、2はハウジング、2aは排気口、3はヘッドカバー、4はハンドル、4aは電池、5はトリガスイッチ、6はマガジン、7はノーズ、8はアーム部、9はプッシュレバー、10は燃焼室枠、11はシリンダヘッド、12は点火プラグ、13はモータ保持筒、14は円板、15はスプリング、18はモータ、18bは出力軸、19はファン、20はシリンダ、21は排気穴、22はスプリング、23はピストン、23aはドライバブレード、24はバンパ、25は燃料通路、26は燃焼室、28は被打込材、29はボンベ室、30はガスボンベ、30aは噴射ロッド、31はスリーブ、32はネジ。

Claims (9)

  1. シリンダヘッドに支持されたモータにより燃焼室内に設けられた攪拌用ファンを回転し、前記燃焼室内で燃料と空気を攪拌した後に燃焼させてピストンを駆動し、ピストンと一体のドライバブレードにより釘を打つ燃焼式釘打機であって、
    前記モータと前記シリンダヘッドとの軸方向の間に弾性体を備えたことを特徴とする燃焼式釘打機。
  2. 前記シリンダヘッドは、前記モータを収納するモータ収納部を有し、前記弾性体は、前記モータ収納部の底部と前記モータの軸方向下部との間に形成される隙間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃焼式釘打機。
  3. 前記モータは前記シリンダヘッドに摺動可能に支持されたモータ保持体に収納され、前記弾性体は、該モータ保持体と前記シリンダヘッドとの軸方向の間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃焼式釘打機。
  4. 前記モータ保持体の外周に突出部を設けたことを特徴とする請求項2記載の燃焼式釘打機。
  5. 前記モータ底面と前記シリンダヘッドとの間にプレートを設け、燃焼時の熱風が前記モータ内に入るのを阻止するようにしたことを特徴とする請求項1記載の燃焼式釘打機。
  6. 前記シリンダヘッド内周と前記モータ保持体外周との間に前記シリンダヘッド内周よりも摩擦係数の低い低摩擦部材を挿入したことを特徴とする請求項2記載の燃焼式釘打機。
  7. 前記モータ保持体は金属材料で構成したことを特徴とする請求項2記載の燃焼式釘打機。
  8. 前記モータ保持体に冷却フィンを設けたことを特徴とする請求項6記載の燃焼式釘打機。
  9. 前記シリンダヘッドの上部に、通気部とガイド部からなる掃気案内手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の燃焼式釘打機。
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