JP2008531356A - 鋳型を収容するための装置 - Google Patents
鋳型を収容するための装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008531356A JP2008531356A JP2008500143A JP2008500143A JP2008531356A JP 2008531356 A JP2008531356 A JP 2008531356A JP 2008500143 A JP2008500143 A JP 2008500143A JP 2008500143 A JP2008500143 A JP 2008500143A JP 2008531356 A JP2008531356 A JP 2008531356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- locking
- elements
- fixing
- locking elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/20—Opening, closing or clamping
- B29C33/22—Opening, closing or clamping by rectilinear movement
- B29C33/24—Opening, closing or clamping by rectilinear movement using hydraulic or pneumatic means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/26—Mechanisms or devices for locking or opening dies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/56—Opening, closing or clamping means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/56—Opening, closing or clamping means
- B29C2049/566—Locking means
- B29C2049/5661—Mechanical
- B29C2049/5663—Rotating locking pin
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
本発明は、ベースフレーム(12)上に配設された少なくとも2つの型固定要素(14,16)を有し、これら型固定要素の少なくとも一方の型固定要素(14,16)が、ベースフレーム(12)上を移動可能に配設されており、型固定要素(14,16)の前面(15,17)が本質的に向かい合っている、鋳型を収容するための装置に関する。少なくとも1つのロック要素(38〜44)が設けられており、このロック要素は、ロック要素(38〜44)が第1の型固定要素(14,16)の前面(15,17)の表面から突出しない収納位置から、ロック要素(38〜44)が向かい合うの型固定要素(14,16)の前面(15,17)に設けられた収容開口(54〜60)内に突出する第2の繰出し位置に少なくとも移動可能であるように、ロック機構によって移動可能に配設されている。
Description
本発明は、ベースフレーム上に配設された少なくとも2つの型固定プレートを有し、これら型固定プレートの少なくとも一方の型固定プレートが、ベースフレーム上を移動可能に配設されている、鋳型を収容するための装置に関する。更に、本発明は、ブロー成形要素を製造するための中空体ブロー成形装置と少なくとも2つの部分から成る鋳型の閉鎖及びロックをするための方法に関する。
公知の中空体ブロー成形装置は、少なくとも2つの部分から成る鋳型を閉鎖するための閉鎖装置を有し、この閉鎖装置は、ベースフレーム上に配設された機械プレートと型固定プレートを固定するため及び特にブロー成形工程時に型固定プレート間に生じる力を受け止めるために、2つ又は4つのバーを有する。このような閉鎖装置は、更に、型固定プレートに固定された鋳型の部分が分離された状態で配設されている位置から、これら部分が突き合わせ、閉鎖された鋳型を構成する位置に型固定プレートを移動させるための2つ又は4つのガイドチューブと少なくとも2つの閉鎖及び移動シリンダを有する。更に、ベースフレームと機械プレート又はクロスメンバを有する、中空体ブロー成形装置用の閉鎖装置が公知である。更に、この装置は、2つの型固定プレートと、型固定プレートの移動運動を案内するための2つ又は4つのガイドバーと、型固定プレートの移動運動を実施するための閉鎖シリンダとを有する。
更に、いわゆるバーレス型閉鎖装置も公知であるが、この装置は、ベースフレームを有し、このベースフレーム上に2つの型固定プレートが配設されており、補整機構を介して型固定プレートの一様な移動運動を行なう移動シリンダが設けられている。更に、少なくともブロー工程中に適当な位置に型固定プレートを固定するために、ロックシステムが設けられている。このようなロックシステムは、バーレス型閉鎖装置又はバーレス型閉鎖ユニットとも呼ばれる。このバーレス型閉鎖ユニットの場合は、型から鋳造後の成形部品を取り出す際に移動が大変自由であることと、型部分自体を形成する際に移動が大変自由であることが有利である。2つ又は4つのバーを有する閉鎖装置の場合、鋳型はバーによって著しく制限されている。鋳造後の成形部品の取出しもバーによって妨害される。
しかしながら、公知のバーレス型閉鎖ユニット場合、ロックシステムのロック要素は、ブロー成形中の強い応力にしばしば耐えられず、ロック要素の取扱いも比較的費用がかかり、複雑である。更に、公知のバーレス型閉鎖装置におけるこれらロック要素は、他の公知の閉鎖装置におけるバーのように、鋳造後の成形部品を取り出す際の移動の自由を著しく制限しないが、ロック要素が型固定プレートから突出しており、これにより型交換時の移動の自由を制限するので、ロック要素は型交換時に邪魔になる。更に、ロック要素は、例えば型部分を不用意に取り扱った場合や、ブロー工程の前後に不用意に取り扱った場合に若干損傷を受けることがある。既に説明した型固定プレートを一様に移動させるための補整機構によって、型部分の同期した閉鎖運動しか可能でない。
本発明の課題は、型交換時でも簡単な取扱いを可能にし、ロック要素の損傷を回避する装置及び方法を提供することにある。
この課題は、請求項1の特徴を有する鋳型を収容するための装置によって解決される。本発明の有利な発展形は、従属請求項に記載されている。
請求項1の特徴を有する鋳型を収容するための装置によれば、ロック要素が型固定要素の前面から突出しないので、ロック要素の収納位置で型固定要素間での制限のない移動の自由が簡単に可能である。更に、特に、ロック要素が向かい合う型固定要素の前面に設けられた収容開口内に突出することによって確実なロックが簡単に可能である。
本発明の第2の見地は、本発明による鋳型を収容するための装置を有するブロー成形要素を製造するための中空体ブロー成形装置に関する。このような中空体ブロー成形装置では、型交換が簡単に可能である。更に、ロック要素は、収納状態でブロー工程の前又は後の作業のため又は型交換のための取扱いを実施する領域に突出しないので、中空体ブロー成形装置を取り扱う際に損傷しないように保護されている。特にブロー工程時には、鋳型の型部分に著しい力が生じ、この力は、その際型部分から型固定要素に伝達される。ロック要素は、この力の少なくとも一方を受け止め、両型固定要素の位置を互いにロック及び固定するために使用される。ロック要素が、成形工程、即ちブロー工程時に鋳型の部分及び/又はブロー成形型の部分に作用する力全体を受け止めることが優れている。複数のロック要素が設けられている場合、成形工程時に鋳型の部分/ブロー成形型の部分に作用する力は、特に一様にロック要素に分配される。従って、ロック要素によって、型固定要素の相互圧縮が防止される。
本発明の第3の見地は、ベースフレーム上に配設された少なくとも2つの型固定要素の少なくとも一方が、型固定要素と結合された2つの鋳型部分を1つの鋳型に接合するように移動される、少なくとも2つの部分から成る鋳型の閉鎖及びロックをするための方法に関する。ロック機構により、少なくとも1つのロック要素が、ロック要素が第1の型固定要素の前面の表面から突出しない収納位置から、ロック要素が向かい合う第2の型固定要素の前面に設けられた収容開口内に突出する第2の繰出し位置に少なくとも移動される。
このような本発明による方法によって、鋳型が簡単に組み立てられ、型固定要素と結合された鋳型部分の位置は、型固定要素の位置をロック及び固定することによって互いに固定されている。これにより、成形工程中でも鋳型の部分の位置が互いに一定に維持され、所望の形状及び大きさの成形後の成形部品が得られる。ロック要素は、収納位置で型固定プレートの前面から突出しないので、型交換もロック要素の収納位置で簡単に可能であり、ロック要素は、型交換時の移動の自由も制限されず、型交換時の型の不用意な取扱いによって損傷を受けることもない。
本発明の良く理解するために、以下で、図面に図示した好ましい実施例を引き合いに出して特殊な専門用語により説明する。しかしながら、ここで示した装置及び方法のこのような変更及び部分変更やここで示したような本発明の更なる適用が当業者の現在又は将来の普通の専門知識として見なされるので、この説明により本発明の保護範囲が制限されるべきでないことを指摘する。
図1には、合成樹脂から成るブロー成形された成形部品を製造するための中空体ブロー成形装置で利用される、2つの部分から成る鋳型の型部分を収容するための装置10の側面図が図示されている。この装置10は、ブロー成形後の成形部品を取り出すために型を開閉する際又は型交換の際に取扱いを妨害するバーを有していない。装置10は、ベースフレーム12を有する。ベースフレーム12上に型固定プレート14,16が配設されており、これら型固定プレートは、それぞれ2つのガイドレール18,20に挿入されている。これらガイドレールによって、型固定プレート14,16の運動は、型固定プレート14,16の本質的に平行に整向された前面15,17を矢印P1及びP2の方向に移動させることができるように案内されており、型固定プレート14,16の前面15,17は、移動工程中及び移動工程後にほぼ平行に整向されている。
型固定プレート14,16は開口を有し、この開口に固定要素を設けることができ、この固定要素によって、少なくとも2つの部分から成るブロー成形型の少なくとも一方の型部分は、型固定プレート14,16の一方と結合可能であり、型部分が適当に位置決めされるように整向することができる。型固定プレート14,16を移動させるため、装置10は、型固定プレート14,16を駆動するために使用される2つの油圧シリンダ22,24を有する。油圧シリンダ22,24は、配管を介して中空体ブロー成形装置の油圧システムと結合されており、図示してない制御ユニットによって弁を介して制御される。型固定プレート14,16は、それぞれ2つの補強要素26,28を有し、これら補強要素は、型固定プレート14,16の背面に配設されており、その内のそれぞれ一方の補強要素26,28が図示されている。
型固定プレート14,16の背面には、それぞれガイドピストン30,32,34,36内に案内及び保持されるロック要素38,40,42,44が配設されている。図1に示した図には、ロック要素38〜44が完全に収納された位置で図示されているが、この位置では、それぞれのロック要素38〜44の前面46〜52は、型固定プレート14,16の前面15,17の表面から突出しない。ロック要素38〜44は、少なくとも繰出し可能な長さだけガイドピストン30〜36から後に突出する。
場所の理由から、図1には、ガイドピストン30〜36から後に突出するロック要素38〜44の端部は中断及び短縮して図示されている。ロック要素38〜44のそれぞれに向かい合うように、向かい合う型固定プレート14,16にロック要素38〜44の横断面と相補的に形成された収容開口54〜60が設けられており、この収容開口にロック要素38〜44の前方部分を導入することができ、これにより、向かい合う型固定プレート14,16に係合する。
開口54〜60に係合するロック要素38〜44は、次にロック装置によってロックされ、これにより、少なくともそれぞれのロック要素38〜44に沿った運動方向が固定される。ロック要素38〜44のロックは、以下で更に詳細に説明する。ロック要素38〜44は、それぞれ同様に油圧シリンダ(図示してない)収納及び繰出しを、即ち移動される。
図1による装置10の場合、全部で4つのロック要素38〜44が設けられており、その内のそれぞれ2つが型固定プレート14,16の背面と結合されている。型固定プレート14,16は、本質的に長方形の前面15,17を有し、ロック要素38〜44は、それぞれ対角に向かい合うように上下の角に配設されている。それぞれ他方の対角に向かい合う2つの角には、それぞれ向かい合うように配設されたロック要素38〜44の前面46〜52を収容するための収容開口54〜60が設けられている。型固定プレート14,16は、更に同一に構成されているので、これらは、互いに交換可能である。
選択的に、ロック要素は、型固定プレート14,16の一方の背面に配設してもよいが、その場合には、向かい合うプレート14,16にはこれらロック要素38〜44のそれぞれのために収容開口54〜60が設けられる。ロック要素38〜44の数は、他の実施形の場合でも4つに決まってない。むしろ、ロック要素38〜44の数は、型のサイズ、ブロー工程時に生じる力、及びロック要素38〜44の寸法設定に依存して決まる。油圧シリンダ22,24の代わりに、他の油圧式、空気圧式及び電気式の駆動機構が、ベースフレーム12上で型固定プレート14,16を移動させるためや、ロック要素38〜44を移動させるために設けられてもよい。
更に、型固定プレート14,16と連結されたロック要素38〜44は、共通の駆動機構によって共に同じように移動させることができる。また、型固定プレート14,16の一方は、ベースフレーム12と不動に結合することができ、他方の型固定プレート14,16に対して鋳型を開閉するための運動が実施される。また、型固定プレート14,16の運動は、補整機構によって、矢印P1及びP2の方向に一様な移動運動を実施するように連動させることができ、これにより、同期した開閉のための運動が得られる。しかしながら、型固定プレート14,16を移動させるための分離駆動可能な2つの駆動機構22,24は、型固定プレート14,16の非同期の閉鎖運動が可能であるという利点を提供するが、これは、特に複雑な形状の成形部品及び物品の製造時に有利である。
従って、型固定プレート14,16の少なくとも一方は、2つの部分から成る鋳型を閉鎖するために、矢印P1の方向もしくは矢印P2の方向にそれぞれ向かい合う型固定プレート14,16に向かって、鋳型が閉鎖されるまで移動される。引き続き、ロック要素38〜44は、その前面46〜52がそれぞれ向かい合う開口54〜60に係合するまで繰り出される。更に、ロック手段が設けられており、このロック手段が、導入されたロック要素38〜44の横方向溝72〜78に係合し、ロック要素38〜44をそれぞれの型固定プレート14,16とロックする。その場合には、このロック位置からのロック要素38〜44の運動は、もはや不可能である。
駆動機構側でも、ロック要素38〜44の位置が固定されている。これは、例えば駆動機構側の端部に設けられた突起を介して行なうことができるが、この突起は、それぞれのロック要素38〜44の繰出し状態でガイドピストン30〜36の端面に当接する。このようなストッパは、変更可能に形成することもできるので、ロック要素38〜44のストロークが簡単に変更可能であり、装置は、これにより簡単に異なった型サイズに適合可能である。選択的に、ロック要素38〜44のストローク限度は、それぞれの駆動機構の調整可能なストロークによって制限することができ、その位置は、結合部を介して型固定プレート14,16に対して固定されているので、この型固定プレート14,16に対するロック要素38〜44の位置は、駆動機構を介して固定されている。
それぞれ両方の肩固定プレート14,16とのロック要素38〜44のロックは、ブロー成形工程時に型固定プレート14,16に外側に向かって作用する力を受け止め、ブロー成形工程中に互いに型固定プレート14,16が離れることを防止するために役立つ。このため、ロック要素38〜44は、図示してない鋳型の周囲に互いに水平及び垂直にオフセットされるように配設されている。鋳型の周囲に複数のロック要素38〜44を設けることにより、成形工程中の型固定プレート14,16の結合が有効に防止される。
選択的に、駆動機構側に、向かい側のものと同じロック要素38〜44をロックするためのロック手段を設けてもよい。
図2には、図1による装置10が図示されている。同じ要素は同じ符号を有する。図2に示した図の場合、ロック要素38〜44は、ほぼ半分にまで繰り出されているので、ロック要素38〜44の一部が型固定プレート14,16の前面15,17から突出している。型固定要素14,16自身は、更に図1に既に示したように離間移動されている。この位置で、仕上がったブロー成形部品を開放された型から取り出すことができ、新しい予成形体を型に挿入することができる。型固定プレート14,16の前面の表面から突出するロック要素38〜44は、鋳型の型高さとほぼ一致し、これにより、仕上がったブロー成形部品の取出しは、ロック要素38〜44によって妨害されない。
図3には、図1及び2による装置10が閉鎖された状態で示されているが、型固定プレートは鋳造位置に移動されており、この鋳造位置で、型固定プレート14,16と結合された鋳型の両部分は、1つの鋳型を構成するように互いに当接する。ロック要素38〜44は、図3に図示した位置では、向かい合う型固定プレート14,16の前面15,17に設けられた開口54〜60内に突出し、そこでロック要素によってロックされるまで繰り出されている。
図4には、図3による切断線A−Aに沿って見た装置10の図が示されている。ロック要素38〜44は、向かい合う開口54〜60内に突出し、ロック装置61,62によって機械的にロックされている。ロック装置61,62は、それぞれ1つの金属板64,66を有し、その運動は、少なくとも1つの図示してないガイドレールによって案内されている。更に、ロック装置61,62のそれぞれは駆動機構68,70を有し、この駆動機構は、この実施例では油圧式の駆動機構である。駆動機構68,70によって、金属板64,66は水平に往復運動することができる。金属板64は、比較的大きな円形の開口領域80,82を有し、この領域は、側方に向かってステップ状に先細る。
ロック要素38〜44を開口54〜60に導入するために、金属板64,66は、大きな円形の開口80,82が型固定プレート14,16の前面の開口54〜60と一致し、ロック要素38〜44が型固定プレート14,16及びロック装置61,62の金属板64,66を通って案内されるように、駆動機構68,70によって移動される。ロック要素38〜44が開口54〜60内に突出し、溝72〜78が金属板64,66の開口80,82内に位置決めされた後、駆動機構68,70は、金属板64,66が駆動機構によって移動され、それぞれ上下の面に横方向溝72〜78が設けられたそれぞれのロック要素38〜44の前端部46〜52に係合し、これにより、それぞれのロック要素38〜44が少なくとももはや開口から引き抜くことができないように操作される。ロック要素38〜44は、特に適当な鋼から製造された円形の型鋼である。ロック要素38〜44の向かい合う面の横方向溝72〜78に対して選択的に、周回する横方向溝を設けてもよい。
本発明は、図4に図示したロック要素38〜44に限定されていない。むしろ、ロック要素38〜44が開口54〜60からの引抜きを防止する、それぞれ向かい合う型固定プレート14,16とロック要素38〜44をロックするための任意適当なロック装置61,62を設けることができる。選択的に、ロック要素38〜44の更なる引抜きを防止するために、同様のロック装置61,62をロック要素38〜44の駆動機構側に設けてもよい。更に、ロック要素38〜44をロックするために、特に形状補完的にロック要素38〜44に係合する選択的なロック手段を設けてもよい。ロック要素38〜44とそれぞれ少なくとも一方の方固定プレート14,16間にラスタ継手を形成することが優れている。選択的又は付加的に、ロック要素38〜44を固定するために公知のクランプ継手を設けてもよい。
各図に図示した本発明による装置10によって、ロック要素38〜44は、少なくとも型固定プレート14,16の前面15,17と同一平面となるまで戻すことができ、これにより、ロック要素は、型交換をもはや妨害しない。ロック機構全体は、型固定プレート14,16の背後に配設されており、これにより、ロック装置61,62の構造サイズは制限されていない。これにより、高い運転の安全性を保障する頑丈で故障のしにくいロック機構を設けることができる。
本出願で使用した鋳型の概念には、特にブロー成形法で使用するブロー成形型も含まれる。
図面及び前記の説明で好ましい実施例を示し、詳細に説明をしたが、これは、単に純粋に例示であり、本発明を限定するものではないと見るべきである。好ましい実施例だけが図示及び説明されており、現在及び将来本発明の保護範囲に入る全ての変更及び部分変更が保護されるべきであることを指摘する。
10 装置
12 ベースフレーム
14,16 型固定プレート
15,17 型固定プレートの前面
18,20 ガイドレール
22,24 油圧シリンダ
26,28 補強要素
30〜36 ガイドピストン
38〜44 ロック要素
46〜52 ロック要素の前面
54〜60 開口
61,62 ロック装置
64,66 金属板
68,70 駆動機構
72〜78 溝
80,82 開口
P1,P2 方向矢印
A−A 切断面
12 ベースフレーム
14,16 型固定プレート
15,17 型固定プレートの前面
18,20 ガイドレール
22,24 油圧シリンダ
26,28 補強要素
30〜36 ガイドピストン
38〜44 ロック要素
46〜52 ロック要素の前面
54〜60 開口
61,62 ロック装置
64,66 金属板
68,70 駆動機構
72〜78 溝
80,82 開口
P1,P2 方向矢印
A−A 切断面
Claims (21)
- ベースフレーム(12)上に配設された少なくとも2つの型固定要素(14,16)を有し、これら型固定要素の少なくとも一方の型固定要素(14,16)が、ベースフレーム(12)上を移動可能に配設されており、型固定要素(14,16)の前面(15,17)が本質的に向かい合っていること、
少なくとも1つのロック要素(38〜44)を有し、このロック要素が、ロック要素(38〜44)が第1の型固定要素(14,16)の前面(15,17)の表面から突出しない収納位置から、ロック要素(38〜44)が向かい合う型固定要素(14,16)の前面(15,17)に設けられた収容開口(54〜60)内に突出する第2の繰出し位置に少なくとも移動可能であるように、ロック機構によって移動可能に配設されていることを特徴とする、鋳型を収容するための装置。 - ロック状態で形状補完的にロック要素(38〜44)に係合し、開口(54〜60)内に突出するロック要素(38〜44)をロックするロック手段(64,66)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- ロック手段(64,66)の操作及び/又は解放をするための操作手段(68,70)が、特に空気圧式、油圧式又は電気式の駆動機構が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- ロック要素(38〜44)の案内及び/又は操作をするための装置(30〜36)が、少なくともロック要素(38〜44)の収納状態で型固定要素(14,16)の前面(15,17)の表面から突出しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の装置。
- 型固定要素(14,16)の前面と、少なくとも2つの部分から成る鋳型のそれぞれ1つの部分型が結合可能であり、型固定要素(14,16)の前面(15,17)の表面に、特に操作手段用の収容部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の装置。
- 少なくとも2つのロック要素(38〜44)が設けられており、ロック要素(38〜44)がそれぞれ収納位置から少なくとも繰出し位置に移動可能であるように、これらロック要素がロック機構(30〜36)によって移動可能に配設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の装置。
- 各型固定要素(14,16)と、それぞれ少なくとも1つのロック要素(38〜44)が結合されており、このロック要素が、繰出し位置で、それぞれのロック要素(38〜44)のために向かい合う型固定要素(14,16)の表面に設けられた開口(54〜60)に係合することを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 型固定要素(14,16)の前面(15,17)が本質的に長方形の基本形状を有し、ロック要素(38〜44)が、本質的に対角に向かい合うように配設されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。
- 少なくとも4つのロック要素(38〜44)が設けられており、これらロック要素のそれぞれ2つのロック要素(38〜44)が、各型固定要素(14,16)の前面(15,17)の本質的に対角に向かい合う2つの領域に設けられており、対角線が、特に本質的に互いに直交するように配設されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の装置。
- 複数のロック要素(38〜44)が設けられており、これらロック要素が、型固定要素(14,16)の型固定面の周囲に本質的に一様に配設されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の装置。
- ガイド要素(30〜36)が設けられており、このガイド要素が、少なくとも収納位置と繰出し位置間のロック要素(38〜44)の運動を案内することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の装置。
- ロック要素(38〜44)を駆動するための手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の装置。
- 手段が、油圧シリンダ、空気圧シリンダ又は電気式のリニア駆動機構を有することを特徴とする請求項12に記載の装置。
- 両型固定要素(14,16)が、ベースフレーム(12)上を移動可能に配設されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の装置。
- 型固定要素(14,16)を一様に移動させるための補正機構が設けられていること、又は、型固定要素(14,16)の一方を移動させるためのそれぞれ1つの駆動手段(22,24)が設けられていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1つに記載の装置。
- 装置(10)が、少なくとも2つの部分から成る中空体ブロー成形型を収容するために使用されることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の装置。
- ベースフレーム(12)が、型固定要素(14,16)の運動を案内するためのガイドレール(18,20)を有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の装置。
- ブロー成形要素を製造するための中空体ブロー成形装置において、
中空体ブロー成形装置が、請求項1〜17のいずれか1つに記載の装置(10)を有することを特徴とする中空体ブロー成形装置。 - ベースフレーム(12)上に配設された少なくとも2つの型固定要素(14,16)の少なくとも一方が、型固定要素(14,16)と結合された2つの鋳型部分を1つの鋳型に接合するように移動されること、
少なくとも1つのロック要素(38〜44)が、ロック要素(38〜44)が第1の型固定要素(14,16)の前面(15,17)の表面から突出しない収納位置から、ロック要素(38〜44)が向かい合う型固定要素(14,16)の前面(15,17)に設けられた収容開口(54〜60)内に突出する第2の繰出し位置に少なくとも移動されることを特徴とする、少なくとも2つの部分から成る鋳型の閉鎖及びロックをするための方法。 - 型固定要素(14,16)の前面(15,17)が向かい合っていることを特徴とする請求項19に記載の方法。
- 接合された鋳型部分が1つの鋳型を構成し、この鋳型が、組立時に閉鎖されることを特徴とする請求項19又は20に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102005010396A DE102005010396A1 (de) | 2005-03-07 | 2005-03-07 | Anordnung zur Aufnahme einer Gießform |
PCT/EP2006/050578 WO2006094861A1 (de) | 2005-03-07 | 2006-02-01 | ANORDNUNG ZUR AUFNAHME EINER GIEßFORM |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008531356A true JP2008531356A (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=36337339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008500143A Withdrawn JP2008531356A (ja) | 2005-03-07 | 2006-02-01 | 鋳型を収容するための装置 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080145471A1 (ja) |
EP (1) | EP1858682B1 (ja) |
JP (1) | JP2008531356A (ja) |
CN (1) | CN101132897A (ja) |
BR (1) | BRPI0608814A2 (ja) |
CA (1) | CA2601281A1 (ja) |
DE (1) | DE102005010396A1 (ja) |
ES (1) | ES2439915T3 (ja) |
MX (1) | MX2007009221A (ja) |
TW (1) | TW200637705A (ja) |
WO (1) | WO2006094861A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101918320B1 (ko) * | 2011-03-29 | 2018-11-13 | 리히터, 보도 | 동축 구동부를 가진 캐스팅 몰드를 수용하기 위한 장치 및 방법 |
DE102011001615A1 (de) | 2011-03-29 | 2012-10-04 | Bodo Richter | Anordnung zur Aufnahme einer Gießform mit koaxialem Antrieb und Verfahren hierzu |
DE202011000708U1 (de) | 2011-03-29 | 2012-07-04 | Bodo Richter | Anordnung zur Aufnahme einer Gießform mit koaxialem Antrieb |
DE102011120220B4 (de) | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Jörg Loewenstein | Kokille zum Herstellen von Gussteilen |
CN109047714A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-21 | 合肥和瑞机械制造有限公司 | 一种压铸模具用固定装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2100868A1 (en) | 1971-01-09 | 1972-07-27 | Siemag Siegener Masch Bau | Mould closure/locking mechanism - partic for large blow moulding machines |
DE7437975U (de) * | 1974-11-14 | 1976-05-26 | Bekum Maschinenfabriken Gmbh, 1000 Berlin | Blasformeinheit |
DE3929717A1 (de) * | 1989-09-07 | 1991-03-14 | Battenfeld Gmbh | Befestigungsvorrichtung fuer werkzeuge an einem werkzeugtraeger |
DE59406781D1 (de) * | 1993-04-07 | 1998-10-01 | Bruno Svoboda | Formschliesseinheit |
US5417913A (en) | 1993-11-29 | 1995-05-23 | Arend; Donald P. | Injection molding system with removable tie rods |
US5542465A (en) * | 1994-11-10 | 1996-08-06 | Wolniak; Robert T. | Die space access system for tie-bar style die-casting machines |
DE19516125C1 (de) * | 1995-05-03 | 1996-06-05 | Battenfeld Fischer Blasform | Verfahren und Vorrichtung zum Schließen des Werkzeugs einer Kunststoffverarbeitungsmaschine |
US5840349A (en) * | 1997-02-12 | 1998-11-24 | Graham Engineering Corporation | Rotary blow molding machine |
DE19710412A1 (de) | 1997-03-13 | 1998-09-17 | Netstal Ag Maschf Giesserei | Spritzgießmaschine |
-
2005
- 2005-03-07 DE DE102005010396A patent/DE102005010396A1/de not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-02-01 BR BRPI0608814-7A patent/BRPI0608814A2/pt not_active IP Right Cessation
- 2006-02-01 EP EP06704128.5A patent/EP1858682B1/de not_active Not-in-force
- 2006-02-01 CA CA002601281A patent/CA2601281A1/en not_active Abandoned
- 2006-02-01 MX MX2007009221A patent/MX2007009221A/es not_active Application Discontinuation
- 2006-02-01 CN CNA2006800052476A patent/CN101132897A/zh active Pending
- 2006-02-01 ES ES06704128.5T patent/ES2439915T3/es active Active
- 2006-02-01 US US11/885,809 patent/US20080145471A1/en not_active Abandoned
- 2006-02-01 WO PCT/EP2006/050578 patent/WO2006094861A1/de not_active Application Discontinuation
- 2006-02-01 JP JP2008500143A patent/JP2008531356A/ja not_active Withdrawn
- 2006-02-06 TW TW095103884A patent/TW200637705A/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2006094861A1 (de) | 2006-09-14 |
BRPI0608814A2 (pt) | 2010-01-26 |
MX2007009221A (es) | 2007-12-11 |
ES2439915T3 (es) | 2014-01-27 |
EP1858682B1 (de) | 2013-11-13 |
US20080145471A1 (en) | 2008-06-19 |
EP1858682A1 (de) | 2007-11-28 |
DE102005010396A1 (de) | 2006-09-14 |
CA2601281A1 (en) | 2006-09-14 |
TW200637705A (en) | 2006-11-01 |
CN101132897A (zh) | 2008-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9802351B2 (en) | Molding apparatus | |
JP2008531356A (ja) | 鋳型を収容するための装置 | |
CN1051270C (zh) | 用于铸型的操作*** | |
US9102089B2 (en) | Injection molding process | |
US20170291339A1 (en) | Molding die and die-exchanging method | |
CN109996661B (zh) | 成型机 | |
WO2019232635A1 (en) | Platen apparatus for center section of a stack mold injection molding machine | |
JP3619750B2 (ja) | ダイスライド方式の金型構造と、射出成形金型の製品突き出し制御機構 | |
CN108290320B (zh) | 射出成形机 | |
KR102465609B1 (ko) | 사출성형기용 안전장치 | |
JP4872507B2 (ja) | 成型金型装置 | |
KR20120010391A (ko) | 생산성 향상 사출성형장치 | |
KR101918320B1 (ko) | 동축 구동부를 가진 캐스팅 몰드를 수용하기 위한 장치 및 방법 | |
KR200227970Y1 (ko) | 사출금형의 제품취출장치 | |
KR102178493B1 (ko) | 사출 성형기의 형체장치 | |
JP7083950B2 (ja) | 成形サイクルの運転方法 | |
JPH07314506A (ja) | 射出成形用金型装置 | |
JP2007015167A (ja) | 横型成形装置 | |
JP2005335339A (ja) | 入子金型装置及び入子金型取付方法 | |
CA2806597A1 (en) | Molding apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090106 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100527 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100723 |