JP2008506847A - 金属を酸洗する方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

フラットメタル製品(2)、特に特殊鋼及び/又は炭素鋼のストリップの電解酸洗のための方法及び装置(13)が開示されている。少なくとも一のダイアモンド電極及び/又は、例えば鉛93/錫7のような鉛/錫電極(15)が使用されている。ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極の特殊な特性は、水置換の形成である。電解水は通常、水素と酸素とに分解されるが、ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極は、酸素の代わりにオゾン又は高度な反応性を有する水酸ラディカルが形成される作用領域を提供する。結果として、酸洗時間は従来の化学的スケール除去に比べて、また既存の電解酸洗に比べて、大幅に削減される。

Description

本発明は、フラットメタル製品、特に、特殊鋼及び又は炭素鋼のストリップの電解酸洗のための方法、及び装置に関する。フラットメタル製品という文言は、主に金属ストリップ及び平板に関している。しかし、本発明は、また長尺の金属製品(例えば、線材、異形材、チューブ材)又は、一般的に金属表面に適用することができる。
冷間圧延され、錆びが生成し、耐酸性を有するストリップの場合の良好なレベルの洗浄を得るために、これらストリップの表面は更なる処理を経て、前工程の熱処理の間に形成された付着性の酸化物層、又はスケールを除去されなければならない。スケールの除去は、未だにボルテックス(vortex)又は研磨紙によって再生段階において機械的に行われている。生産の更なる工程における中間焼鈍及び最終焼鈍に由来する焼鈍スケールのような残存する残渣スケールは化学工程、すなわち、スケールで覆われたストリップが複数の酸浴を通過する酸洗によって分解され除去される。特殊鋼に使用される酸洗剤(=酸洗溶液=電解液)は通常、水で希釈された硝酸とフッ化水素との加熱された酸混合物(混酸)である。一般の酸洗浴の温度は酸洗工程の間、好ましくない環境的に有毒なNOXを形成するNOアニオンの反応まで継続的に上昇される。
冷間圧延された特殊鋼のいわゆる“中性電解液”法を用いる酸洗は既知となっている。この酸洗において、電圧は間接的にストリップに印加されている。このことはいかなる電流ローラとストリップとの間にも接触点が無いということを意味している。この方法の別の特徴は、アノードとカソードが完全に電解液で覆われており、水平に配置されているということ、すなわち電解液層は水平に充満されているということである。
特許文献1は、電解酸洗の変形として記載された垂直に供給されたストリップの電解酸洗の方法を開示している。ここでは、電極は垂直に配置されている。この場合、電圧はストリップに間接的に印加されている。電解液(NaSO)は、アノードとストリップとの間の間隙中に供給されている。この電解酸洗の方法の利点は、硝酸を使用しないので、NOXの形成が起こらないということである。この方法の欠点は、用途の狭い範囲に由来している。この装置を有する方法は、冷間圧延された特殊鋼の酸洗のみに使用される。
非特許文献1は、専ら金属表面の電解酸洗に関する方法を記載している。全体的に、アノード上の酸素の直接的生成について述べており、この酸素が酸洗を可能としている。
特許文献2は、Fe3+の塩、及び/又はHのようなガス状の又は液状の酸素担持体、空気、及び追加的な酸素の組み合わせを通じた、金属表面を酸洗する可能な方法について記載しており、酸洗はアノードの酸化から得られている。この場合、0.5〜1.0A/dmが電解液に印加されている。
特許文献3は、ストリップの電解メッキ(electrolytic galvanizing)のための方法を開示している。この方法は、電極の垂直配置を含んでいる。電解液は、アノードとストリップとの間隙に供給されている。電圧はストリップに直接印加され、すなわちカソードが電流ローラの形をとっている。
また、特許文献4は高い電流密度での特殊鋼の酸洗を開示している。しかし、40〜60A/dmの電流密度が、実物大の製造設備における合理的な範囲(<40ボルト)内でこれを達成することのできる装置を調査すること無しに、記載されている。
さらに、特許文献5は、垂直なストリップの供給、間接的な電流供給及びストリップと電極との間の間隙中の電解液の重力による流れを有する電解酸洗のための装置について記載している。この場合、電流はストリップの長い距離に及ぶ必要があり、変更ローラの1つで方向を変えられる危険性、及びこれによってもはや酸洗工程をかけられないという危険性がある。
オーストリー特許発明第406385号明細書 独国特許公開第3937438号明細書 オーストリー特許発明第373922号明細書 米国特許第4363709号明細書 英国特許第2140036号明細書 国際公開第04/005585号パンフレット "金属の酸洗"Dr. Rafael Rituper著、Dr. Rafael Rituperにより出版
本発明の目的は、既存の電解酸洗の方法及び対応する装置を改良し、酸洗時間の削減を可能とすることである。
この目的は、請求項1にかかる方法と請求項15にかかる装置とによって達成される。少なくとも一のダイアモンド電極及び/又は少なくとも一の、例えば鉛93錫7の電極のような鉛/錫電極が使用される。ダイアモンド電極及び鉛/錫電極の独特な特性は、水置換(water replacement)の形態である。電解液の水は通常、水素と酸素とに分解されるが、ダイアモンド電極及び/又は鉛錫電極は、オゾン又は高度に反応性を有するハイドロキシルラディカルが酸素の代わりに形成される作用領域を提供する。本発明の素晴らしい結果の1つは、従来の化学的スケール除去に比べて、また従来の電解酸洗に比べて、酸洗時間が大幅に削減されることである。この理由は、非常に有効なOHラディカル、statu nascendiの酸素の形成、及び同時に生じる化学的腐食又は金属表面上の酸素の溶解である。人工的に生産されたダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極の使用によって、酸洗溶液の電解において金属表面に酸素の代わりに非常に有効なOHラディカルを形成することができる。これらは酸洗溶液に含まれるすべての溶解物質を酸化させる。さらに、ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極は、活性な酸洗溶液に関して高度の安定性を有している。
本発明の一の可能な発展形においては、電流は一方において平板製品に直接供給され、他方において1対の電極に供給される。フラット製品と一方の電極とをアノードとして、また他方とをカソードとして接続することができる。電流をアノードの(フラット製品の)一方の側に供給することは、statu nascendiの酸素を生成させるが、ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極のアノードとしての使用は同時にOHラディカルを形成し、このOHラディカルが金属表面の酸洗を可能とする。
従って、アノード (鋼ストリップ又は鋼平板) 上の酸素の生成、及び/又はアノード(電極)上のOHラディカルの形成は、硝酸HNOを置換し、酸洗溶液は金属錯化合物を形成し、よって特殊鋼及び/又は炭素鋼の表面からスケールを除去することができる。酸洗溶液(フッ酸(HF)、硫酸(HSO)、燐酸(HPO)、塩酸(HCl)、混酸、又は硫酸ナトリウム(NaSO)のような無機酸)は、ここでは直流のための担持媒体として、及び、同時に鋼表面の化学的スケール除去のための酸洗溶液として働く。金属ストリップとすることができるアノードへの電流の直接供給を通じて、statu nascendiの酸素がアノードの酸化によって生成される。また、アノードは人工的に生産されたダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極を備え、ダイアモンドは対応する基板材料に適用されるとともに、好適な元素のドーピングによって導電性を有するようにされている。
ダイアモンド電極を生産する方法は、当業者にとって既知である。以下の生産方法は例として記載されている。
1)特に、化学的気相成長(CVD)工程によって、基板材料(例えば、ニオビウム)上に直接ボロンをドーピングしたダイアモンドを生産することによる。
2)金属又は合金とダイアモンド粒子との間に導電性を有する接続が生まれるように、金属又は合金の表面の中に、ドーピングされ人工的に生産されたダイアモンドで構成された粒子を埋め込むことによる(特許文献6を参照のこと)。
3)導電性を有するプラスティックの中にドーピングされ人工的に生産されたダイアモンドで構成された粒子を埋め込むことによる。
本発明の一の有利な発展形は、直流が、好ましくは直接的に、酸洗されるフラット製品(ストリップ)とダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極とに断続的に印加されることを特徴とする。しかし、また、直流は継続的に、すなわち絶えず供給することができる。
本発明の有利な発展形は、直流が酸洗されるフラット製品(ストリップ)及び電極に交互に印加されることを特徴とする、すなわち、常にカソード電流からアノード電流へ変化し、次いでカソード電流へ再度戻る直流によって、電極を起動することができるということを意味している。
NaSOのような無機酸、混酸、及び/又はアルカリ電解液は、電解液として使用することができる。
フラットメタル製品(例えば、ストリップ)の表面のスケールの化学的侵食及び/又は分解のために、10g/l〜250g/lの無機酸濃度の無機酸と水との混合物を使用することができ、無機酸の濃度は特に50〜200g/l、好ましくは150g/lである。
特に、電解液は水とNaSO(硫化ナトリウム)の混合物とすることができ、電解液の成分は酸洗されるフラット製品に合わせて調整され、NaSOの濃度は100〜350g/l、好ましくは150g/lNaSOである。
しかし、電解液は混酸(フッ酸(HF)と硝酸(HNO)との混合物)を使用することもでき、混酸の成分は酸洗されるフラット製品(ストリップ)に合わせて調整することができ、混酸の濃度は20〜100g/lHF及び50〜300g/lHNO、好ましくは50g/lHF及び150g/lHNOである。混酸が使用される場合でさえ、最少量のNOXが出現した場合には、酸素又はOHラディカルが生成することによって、すぐに生産されたNOXをHNO3へ再び酸化する。
また、電解液として、従来の化学的酸洗に一般的に使用される濃度及び成分に対応する濃度及び成分の混酸を使用することも可能である。
HNOを置き換えるための、本発明による直流の使用は、不可避的に生産されるNOXを削減するためになんらの対策を講ずる必要も無い、ということを意味している。尿素又は過酸化水素の使用を不要にすることもできる。
どのような場合においても、酸洗浴の濃度を正確に実現することを保障する装置を提供することが可能である。これは、例えば鋼ストリップのようなフラット製品の表面の品質を改善することを可能としている。
電流密度(単位面積当たりのアンペア数)は、酸洗されるフラット製品に合わせて調整することができ、電極上の電流密度は0.5〜150A/dmである。電解液の温度は酸洗されるストリップに合わせて調整され、20〜90℃、好ましくは75℃である。
本発明の有利な発展形は、ストリップの金属表面を必要に応じて研磨するように、電圧を様々に調節できることを特徴としている。
本発明の有益な発展形は、1対のダイアモンド電極及び/又は1対の鉛/錫電極とストリップとの間の間隙への電解液供給量(酸洗溶液の量)が制御されることを特徴としている。このことにより、ストリップは油圧的に又は機械的に電極の対の間の中心に正確に位置決めすることができる。このように、ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極とストリップとの間の距離を最小値まで削減することが可能である。
本発明の有利な発展形は、ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極の間の間隙を変えることが可能であることを特徴としている。このことは、ストリップをストリップの起伏に合わせて容易に調整することができるということを意味している。
本発明のさらに有益な発展形は、ストリップの起伏が決定され、ダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極がストリップから離隔され、ストリップとダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極との間のいかなる接触(これは、短絡を生じさせる)をも避けられるようにされていることを特徴としている。
ストリップとダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極との間の距離を設定し制御するための装置をさらに設けることができる。ストリップとダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極との間の好適な距離は、電流を調整することを可能とし、このことによって電力経費を削減することを可能としている。
本発明による装置の一の可能な実施形態は酸洗浴であり、直流がストリップと電極(カソード及びアノード)との間の導電性接点に直接印加されている。この場合、案内装置を設けることができ、この案内装置によってストリップを水平に対する所定の角度に案内することができ、電極を同じ角度に配置することができるとともに、装置を設けることによって、電解液をストリップと電極との間に導入することができる。特に、ストリップは鋭角で、特に30〜45度の角度で斜め下方向に導くことができ、次いで少なくとも一の偏向ローラを所定の角度、特に30〜45度の角度で斜め上方向に導くことができ、ストリップは容易に、かつ効果的に酸洗浴の中に導入することができる。斜めに傾けられた配置は浴のスペースを削減する。従来の化学的酸洗設備に比べて実質的に少ないスペースしか必要としない。さらに、ストリップの撓みの無い非常に効果的なストリップの案内が達成される。
1対の電極のうちの少なくとも一方の電極及び変更ローラの位置は、フラット製品の動きの方向とは垂直に調整することができる。電極及び変更ローラは、ストリップが挿入されたときに、油圧式及び/又は機械的に邪魔にならないように持ち上げることができる。
このような傾斜した酸洗浴は、ストリップの導入がダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極の折りたたみ、及び変更ローラの同時の持ち上げによって実質的に容易とすることができるので、バッチ式供給の酸洗及びいわゆる連続酸洗の両方に使用することができる。
本発明の有利な変形は、電解液(酸洗溶液)の供給量のための制御装置の装備によって達成され、別々の制御装置がストリップとダイアモンド電極及び/又は鉛/錫電極との間のそれぞれの液体の入り口に設けられ、流量はストリップの幅に合わせて調整されるとともに、異なる幅のストリップに対して最適になるように設定されている。ストリップの結果的な油圧式又は機械的な案内は、ストリップの位置をダイアモンド電極の対及び/又は鉛/錫電極の対の間の距離に合わせて調整することができる、ということを意味している。
本発明の一の利点は、費やされた酸洗、すなわち使用された酸洗溶液がいかなる硝酸塩をも含有せず、よってより簡単に、また経費の面から効果的に回復できるということである。費やされた溶液の熱分解のためのエネルギーの経費は、従来技術のためのものより実質的に少ないことが証明されている。
すべての計測値のモニタリング及び、HNOと尿酸とのためのタンクユニットとポンプは不要とすることができ、結果として主な経費削減となる。
ストリップの搬送方向に配置された分離装置は、ストリップがストリップと電極との間にいかなる接触をも許容せずにできる限り正確に電極に近づけられることを保障している。このことは、ストリップが電極と短絡を形成しないことを保障している。
本発明の有利な変形は、電流の制御によってストリップの表面が迅速、かつ効果的に、また、NOXのような有害なガス又は使用された酸洗溶液中の硝酸塩による環境の汚染無しに、品質等級に合った酸洗がなされることを可能としている。
本発明は後述に図面に例を参照しつつ説明されている。
図1は、従来技術による酸洗浴1を示している。金属ストリップ2は、脱脂浴5を通じて取り外しリール44の上から供給され、次いで、混酸(HF/HNO)を使用した酸洗浴1中でのスケールの化学的除去に入る前に、洗浄機4中において脱イオン水で洗浄される。混酸3は、ポンプ7によってパイプ6を介して酸洗浴1の中に供給され、パイプ8を介して例えば中間槽9の中に導出される。中間槽9では、混酸3が再循環されている。尿酸溶液10の測量された添加は、ポンプ11によって直接酸洗浴1の中に行われる。これは、NOXの割合が削減されるように環境的理由によって行われる。酸洗浴1の後、金属ストリップ2は洗浄機12の中で脱イオン水によって付着性の混酸を洗浄され、乾燥機の中でブロワーによって水分を除去され、次いで、巻き取りリール45上に巻き取られる。
図2は、従来技術による酸洗浴1を示している。金属ストリップ2は、例えば硫酸ナトリウム(Na2SO4)のような電解液3を通じてカソード34とアノード35との間に供給される。電極とストリップとの間の距離は、通常約70〜150mmであり、金属ストリップ2は、例えば設備の中央部の支持ローラによって軽減することができる所定の撓みを有している。電解液3は、例えばパイプ8によって中間槽9の中に導出され、ポンプ7によってパイプ6を介して酸洗浴1の中に戻され、ここから電解液3は再循環される。
図3は、本発明による酸洗浴13を示し、この酸洗浴13は酸洗浴1の機能を充足している。例えば特殊鋼及び/又は炭素鋼のストリップである金属ストリップ2は、1対の電極の電極15の間の間隙の中に供給される。それぞれの電極15の対の一方の電極及び電流ローラ14(又は金属ストリップ2)は常に調整器19に接続されている。
上部の電極15はそれぞれの場合において方向20に動かされ、変更ローラ14’は方向20’に動かされ、金属ストリップ2と電極15との間の距離は調整可能である。これは、電流の最適な使用を可能としている。電解液又は酸洗溶液3は、ポンプ7によってパイプ6を介して交互に供給され、パイプ21、21’、21”、21’ ’’が設けられ、これらパイプは金属ストリップ2と電極15との間の間隙24、24’、24”、24’ ’’の中に電解液3を供給している。電解液又は酸洗溶液は、制御バルブ22、22’、22”、22’ ’’によって要求される条件に調整される。金属ストリップ2と電極15の間を通過した後、電解液3は電解酸洗浴13の下部23に収集され、ポンプ7に戻される。分離器25、25’、25”、25’ ’ ’はストリップの搬送方向に配置される。
下部電極は、それぞれの場合において調整器19の負極出力端子に接続され、調整器19の正極出力端子は電流ローラ14に接続されている。上部電極15は、それぞれの場合において調整器19の負極出力端子に接続され、金属ストリップは調整器19の正極出力端子に接続されている。ダイアモンド電極又は鉛/錫電極の形態をとっている電極15に対して、直流は交互に印加される必要がある。
本発明のさらに有利な発展形(具体例に限られるというわけではない)は、入り口側の下部電極を調整器の正極出力端子に接続するようにされており、アノードとして作用している。金属ストリップは、同様に正電位に接続されている。次いで、上部電極は、調整器の負極出力端子に接続され、カソードとして作用している。出口側においては、電極の接続は逆である。すなわち出口側では、下部電極がカソードとして作用し、上部電極がアノードとして作用している。このように、ストリップの上部側及び下部側の両方が、アノード上に形成されるOHラディカルの領域となる。この発展形においては、入り口側及び出口側にそれぞれ一の調整器19しか設けられていない。
後者の可能な実施形態の代替例(具体例に限られるわけではない)は、電流は金属ストリップ2には接続されず、常にカソード及びアノードとして作用している電極の対にのみ電流が供給されるようにされている。
図4は、巻き戻しリール44及び巻き付けリール45を有する設備を示しており、金属ストリップ2が対応する速度で処理を通じて引っ張られるのを可能としている。処理は化学的及び/又は電気的脱脂5を備え、油で汚れたストリップと、電解酸洗浴13とを洗浄することができる。電解酸洗浴13は調整器に接続されている。電極15の対は、1対の電極15のみが電流ローラ14と調整器に一時に接続されるように配置されている。様々な電圧を設定する調整器によって、断続的で交互の及び/又は連続的な電圧を電極に印加することができ、金属ストリップ2の表面を必要に応じて研磨することができる。金属ストリップ2は、電流ローラ14及び偏向ローラ14’上で撓んでいる。
混酸によって化学的な除去を行う従来型の酸洗設備の概略図である。 “中性電解液”法に基づく設備の図である。 本発明による方法に基づく酸洗浴の図である。 本発明による方法に基づく設備の図である。
符号の説明
1・・・酸洗浴
2・・・金属ストリップ
3・・・電解液
4・・・洗浄機
5・・・脱脂浴
6・・・ポンプ7から酸洗浴1、13へのパイプ
7・・・ポンプ
8・・・酸洗浴1から中間槽9へのパイプ
9・・・中間槽
10・・・尿酸溶液
11・・・尿酸溶液10のためのポンプ
12・・・洗浄機
13・・・電解酸洗浴
14・・・電流ローラ
14’・・・偏向ローラ
15・・・電極
16・・・乾燥機
19・・・調整器
20・・・電極15の動きの方向
20’・・・偏向ローラ14’の動きの方向
21、21’、21”、21’ ’ ’・・・電解液供給パイプ
22、22’、22”、22’ ’ ’・・・電解液供給制御バルブ
23・・・酸洗浴の下部
24、24’、24”、24’ ’ ’・・・金属ストリップ2と電極15との間の間隙
25、25’、25”、25’ ’ ’・・・分離器
30・・・液量レベル
34・・・カソード
35・・・アノード
44・・・巻き戻しリール
45・・・巻き取りリール

Claims (24)

  1. 少なくとも一のダイアモンド電極及び/又は、例えば鉛93/錫7電極のような少なくとも一の鉛/錫電極(15)が使用されることを特徴とする、フラットメタル製品(2)、特に特殊鋼及び又は炭素鋼のストリップの電解酸洗のための方法。
  2. 電流は、一方では前記フラット製品(2)に直接供給され、他方では少なくとも一の電極の対に供給されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記電極の対のうちの少なくとも一方の電極(15)及び必要に応じて前記フラット製品(2)はアノードとして接続され、他方の前記電極(15)はカソードとして接続されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 電流は、断続的に供給されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 電流は、一定して供給されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 直流は、酸洗される前記フラット製品(2)及び前記電極(15)に交互(逆パルスプレーティング)に印加されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 10g/l〜250g/lの無機酸濃度、特に50〜200g/l、好ましくは150g/lの無機酸濃度の無機酸と水との混合物が使用されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 水とNaSO(硫化ナトリウム)との混合物が使用され、酸洗される前記フラット製品に応じて、NaSOの濃度は100〜350g/lNaSO、好ましくは150g/lNaSOに設定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 混酸が使用され、その濃度が、酸洗される前記フラット製品(2)に応じて、20〜100g/lHF及び50〜300g/lHNO、好ましくは50g/lHF及び150g/lHNOに設定されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 電極上の電流密度は、酸洗される前記フラット製品(2)に応じて、0.5〜150A/dmに設定されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 電解液の温度は、酸洗される前記フラット製品(2)に応じて、20〜90℃、好ましくは75℃に設定されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 電圧は、調節可変であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記フラット製品と前記電極との間の距離は、前記フラット製品(2)と前記電極(15)との間に供給される電解液の量に伴って調製されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記1対の電極の電極(15)間又は前記電極(15)と前記フラット製品(2)との間の距離は、前記フラット製品の起伏に合わせて調節されることを特徴とする請求項2〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 少なくとも一のダイアモンド電極及び/又は、例えば鉛93/錫7電極のような少なくとも一の鉛/錫電極(15)が使用されることを特徴とする、フラットメタル製品(2)、特に特殊鋼及び又は炭素鋼のストリップの電解酸洗のために請求項1〜14のいずれか一項による方法を実施するための装置。
  16. 少なくとも1対の対向する電極(15)が設けられ、該1対の電極の間にフラット製品(2)を供給することができることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 電流を、一方では前記フラット製品(2)に直接供給し、他方では前記電極(15)に供給するための装置(19)が設けられ、特に前記1対の電極のうちの一方がカソードとして接続され、他方の前記電極がアノードとして接続されるとともに、前記フラット製品を必要に応じてアノードとして接続することができることを特徴とする、請求項15又は16に記載の装置。
  18. 案内装置(14、14’)が設けられ、この装置によってストリップ(2)を水平に対する所定の角度に案内することができ、電極(15)は、同じ角度に配置され、装置(21, 21’, 21”, 21’’’, 22, 22’, 22”, 22’’’)が設けられ、この装置によって、電解液を前記ストリップ(2)と前記電極(15)との間に導入することができることを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載の装置。
  19. ストリップを、斜め下に所定の、特に30〜45度の角度で導入することができ、次いで、少なくとも一の偏向ローラ(14’)を斜め下に所定の、特に30〜45度の角度で導入することができることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記1対の電極のうちの少なくとも一方の電極15)と前記偏向ローラ(14’)とは、前記フラット製品の動きの方向に対して垂直に調整することが出来ることを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記1対の電極の電極間の間隙は調製可能であることを特徴とする請求項16〜20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 電解液の供給量を調整するために、制御装置が設けられていることを特徴とする請求項15〜21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 少なくとも一の分離機が最後部の一の前記電極に嵌合されていることを特徴とする請求項15〜22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 制御装置が前記電極(15)への電流を制御するために設けられていることを特徴とする請求項15〜23のいずれか一項に記載の装置。
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