JP2008505011A - 自動車のためのスタビライザ - Google Patents

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Abstract

自動車のためのスタビライザであって、車両横方向に延びる、機械的な連結装置(40)を介して互いに連結可能な2つの軸が設けられており、該軸の、それぞれ連結装置(40)に向いていない方の端部が、自動車のタイヤと作用結合している形式のものが記載されている。第1の軸が、係止ディスクの形で構成された第1の連結装置半部に結合されており、第2の軸が、前記係止ディスクと協働する、係止手段(8)の形で構成された第2の連結装置半部に結合されている。係止手段(8)は、駆動源(15)により、ばね装置に抗して回動式に駆動可能なカーブディスク(11)を制御可能なキャッチエレメント(12A,12B)と、該キャッチエレメント(12A,12B)に結合された遮断部(13A,13B)とを有しており、該遮断部を介して、軸(2,3)がカーブディスク(11)の第1の終端位置では係止ディスクと遮断部(13A,13B)との間の摩擦接続的な結合に基づき回動不能に結合されており、カーブディスク(11)の第2の終端位置では前記摩擦接続的な結合が解除されている。本発明によれば、キャッチエレメント(12A,12B)は、互いに不動に結合された2つのレバーアーム(12A−1,12A−2,12B−1,12B−2)により構成されており、該レバーアームにはそれぞれ接触領域(12A−1A,12A−2A,12B−1A,12B−2A)が形成されており、該接触領域を介してレバーアーム(12A−1,12A−2,12B−1,12B−2)はカーブディスク(11)に接触している。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に詳しく規定された、自動車のためのスタビライザに関する。
ドイツ連邦共和国特許公開第10126928号明細書により、上記形式のスタビライザが公知である。このスタビライザは、2つの軸に分割されたねじりばねロッドを有しており、これらのねじりばねロッドは機械的な連結装置を介して互いに結合可能である。この連結装置は、第1の軸に回動不能に結合された係止ディスクにより構成されており、この係止ディスクの周には少なくとも1つの係止領域が形成されている。さらに第2の軸に回動不能に結合されたケーシングが設けられている。このケーシングには、係止ディスクの係止領域に対して相補的に形成された少なくとも1つの係止手段が可動に支承されており、この係止手段は、連結装置が連結された状態では前記係止領域に次のように、すなわち、連結装置が閉じられており、両方の軸が互いに回動不能に結合されているように係合している。
さらにばねがケーシングと係止手段とに結合されており、このばねによって係止手段は係止ディスクの方向にプレロード(予荷重)をかけられている。連結装置が連結された状態と連結解除された状態との間で切換を行うためには、ケーシングに結合された、駆動源を備えた解除装置が設けられており、この解除装置により、係止手段は連結解除された状態で、ばねにより加えられた力に抗して係止領域との係合外に保持される。
しかしながら、従来技術により公知のスタビライザは、連結装置の連結装置解除工程においてばねのばね力に抗して、かつ係止手段と係止ディスクとの間の摩擦により生じた付加的な保持力に抗して係止ディスクとの係合外へもたらされる係止手段が、摩擦力若しくは付加的な保持力の克服後に加速され、これにより、係止手段が急激に係止ディスクとの係合外へもたらされ、高い速度でスタビライザのケーシングに衝突する。このことは、不都合な、運転者により不快に感じられる衝撃をもたらす。
そこで本発明の根底にある課題は、車両のためのスタビライザにおいて、制御の間に走行快適性を損なう衝撃が生じないものを提供することである。
本発明によれば、この課題は請求項1の特徴部に記載のスタビライザにより解決される。
車両横方向に延びる、機械的な連結装置を介して互いに連結可能な軸により構成されており、この場合にこれらの軸が、それぞれ連結装置に向いていない方の端部で車両のタイヤと作用結合しており、第1の軸は係止ディスクの形で構成された第1の連結装置半部に結合されており、第2の軸は前記係止ディスクと協働する係止手段の形で構成された第2の連結装置半部に結合されており、この場合に係止手段が、駆動源によりばね装置に対して回転式に駆動されるカーブディスクを制御可能なキャッチエレメントとこのキャッチエレメントに結合された遮断部とを有しており、この遮断部を介して、軸がカーブディスクの第1の終端位置では係止ディスクと遮断部との間の摩擦接続的な(kraftschluessig)な結合に基づき回動不能に結合されており、この摩擦接続的な結合がカーブディスクの第2の終端位置では解除されている、本発明による、自動車のためのスタビライザは、有利には従来技術により公知の不快な衝撃が阻止されるように連結解除可能若しくは係合解除可能である。
このことは、キャッチエレメントが、互いに不動に結合された2つのレバーアームにより構成されており、これらのレバーアームが共通の支点を有しており、この場合にレバーエレメントにそれぞれ1つの接触領域が形成されており、これらの接触領域を介してレバーアームがカーブディスクと接触することにより達成される。
すなわち、キャッチエレメントに結合された遮断部はカーブディスクの回動に関連して係止ディスクに係合するか、又は係止ディスクとの係合から解除可能になっており、キャッチエレメントの運動はカーブディスクとキャッチエレメントとの間の二重の接触に基づきレバーアームの接触領域で正確に規定されており、これにより、レバーアームの接触領域内においてカーブディスクからのキャッチエレメントの持ち上がりが、遮断部と係止ディスクとの間の摩擦力によりもたらされる保持力の克服後にも簡単に阻止されている。
本発明による対象の別の利点及び有利な構成が、請求項及び図面につき原理に関して説明した実施例に明らかである。
図1には、自動車のための、本発明より構成されたスタビライザ1の三次元図を示されている。このスタビライザ1は、組込位置で車両横方向に延びる、機械的な連結装置40(図2に詳しく示す)を介して互いに連結可能な2つの軸2,3により構成されている。これらの両方の軸2,3は、ケーシング4内に配置された連結装置40が閉じられた、若しくは連結された状態で1つのトーションばねロッドを形成しており、この場合、連結装置40を介して互いに結合可能な端部により、ケーシング4内へ案内されており、この場合に第2の軸3はケーシング4に回動不能に結合されている。このケーシング4はケーシングカバー5によりねじ6を介して閉じられており、このケーシング4内では第1の軸2は回動可能に支承されている。
第1の軸2と第2の軸3とは機械的な連結装置40を介して互いに分離可能にもなっており、これにより、第1の軸2は第2の軸3に対して、あらかじめ規定された角度範囲内で回動可能になっている。連結装置40のこの状態は、以下に連結解除された、若しくは連結部が開かれた状態と呼ぶ。
ケーシング4に向いていない方の端部では、軸2,3は公知のようにそれぞれ車両の車両軸のタイヤと作用結合しており、この場合に、連結装置が閉じられている場合には車両軸の旋回(揺動旋回)がアクティブなスタビライザ1により著しく損なわれている。スタビライザ1の閉じられた状態は、通常の道路で車両が運転される場合及び車両の速度が比較的高い場合に改善された走行安定性の理由から有利である。
しかしながら、車両がオフロードで運転される場合には、連結装置40はスタビライザ1の公知の作用形式を作動停止するために開かれ、これにより、車両軸の旋回はスタビライザ1が作動された場合よりも著しく大きい程度に可能であり、これにより、車両の基底に著しい起伏がある場合にも依然として良好なトラクションが得られる。なぜならば、両方のタイヤは起伏がより大きい場合にも実質的に基底と接触したままだからである。
スタビライザ1の作動若しくは作動解除の前記制御を実施することができるためには、第1の軸2が、図2に示したように係止ディスク7の形で構成された第1の連結装置半部と結合されており、第2の軸が、係止ディスク7と協働する、係止手段8の形で構成された、連結装置40の第2の連結装置半部に結合されている。係止手段8は、この場合には駆動源9により、ばね装置10(図3に詳しく示す)に対して回動式に駆動可能なカーブディスク11を制御可能な2つのキャッチエレメント12A及び12B、及びこれらのキャッチエレメントに結合された遮断部13A及び13B(図4に詳しく示す)により構成されており、この場合に、カーブディスク11は係止ディスク7で回動可能に支承されている。
連結装置40が閉じられている場合には、係止ディスク7と遮断部13Aと13Bとの間にはそれぞれ1つの摩擦接続的な(kraftschluessig)結合部が形成されており、軸2と軸3とは、連結装置40が閉じられた状態に相当する、カーブディスク11の第1の終端位置で互いに回動不能に結合されている。連結装置40が開かれた場合には、遮断部13A及び13Bと係止ディスクとの間の摩擦的な結合は解除されており、この場合には、カーブディスク11は、連結装置40が開かれた状態に相当する第2の終端位置に位置している。
ケーシング4に堅固に結合された両方のキャッチエレメント12A及び12Bは、それぞれ互いに不動に結合された2つのレバーアーム12A−1,12A−2及び12B−1,12B−2により構成されている。これらのレバーアームは共通の支点14A,14Bを有している。さらにレバーアーム12A−1,12A−2及び12B−1,12B−2には接触領域12A−1A,12A−2A若しくは12B−1A,12B−2Aが形成されている。これらの接触領域内ではレバーアーム12A−1,12A−2若しくは12B−1,12B−2はカーブディスク11にそれぞれ同時に接触しており、これにより、カーブディスク11の回動が、それぞれ対応した支点14A若しくは14Bを中心としたキャッチエレメント12A及び12Bの旋回を、キャッチエレメント12A及び12Bとカーブディスク11との間の二重の接触が中断されていることなしに、もたらす。
キャッチエレメント12A及び12Bの両方の支点14A及び14Bは、この場合には、ケーシングカバー5をケーシング4に固定するために設けられたねじ6A及び6Bにより形成されており、これにより、キャッチエレメント12A及び12Bはケーシング4に、ひいては第2の軸3にも堅固に結合されている。
図2に示した図面から判るように、第2の軸3は部分的に中空軸若しくは管の形で構成されており、この中空軸若しくは管の内室内には電動モータ15により構成された駆動源9が組み込まれており、この駆動源9は、コイルばね17(図3に詳しく示す)により構成されたばね装置10のばね力に抗してカーブディスク11を駆動するために、この場合には2段式に構成された伝動装置16を介してカーブディスク11に作用結合されている。
この場合にコイルばね17の、電動モータ15に向いている方の端部はケーシング堅固に構成されており、電動モータ15に基づいた、カーブディスク11を、スタビライザ1の連結装置40が閉じられた状態に相当する第1の終端位置から、連結装置40が開かれた状態に相当する第2の終端位置の方向に調整する回動運動時には次第にプレロードをかけられる(vorgespannt) 。このプレロードは、電動モータ1が遮断されており、両方のキャッチエレメント12A及び12Bの遮断部13A及び13Bが、これらに対応した係止ディスク7のロック開口部(Arretiertrichter)18A,18B(図7に詳しく示す)と重なり合っており、これにより、遮断部13A及び13Bがロック開口部18A及び18Bに係止可能になっているか、若しくは係止ディスク7に係合可能になっている場合には、ばね装置10がカーブディスク11を第2の終端位置から出発して第1の終端位置へ戻すことをもたらす。
電動モータ15に向いていない方の端部では、ばね装置10のコイルばね17は電動モータ15のモータ出力軸27に結合されており、この場合にモータ出力軸27は電動モータ15のロータに作用結合されており(詳しく説明しない)、これにより、2段式の伝動装置ユニット16を介して、連結装置40の閉鎖方向に作用する、ばね装置10のばね力をカーブディスク11に負荷可能になっている。カーブディスク11の、伝動装置ユニット16に向いている方の側には歯車42が構成されており、この歯車42は、電動装置ユニット16の一部であり、伝動装置ユニット16の別の歯車28と噛み合う。
2段式の伝動装置ユニット16は、一方では電動モータ15の駆動モーメントのモーメント増大のために働き、他方では場合によっては電動モータ15とカーブディスク11との間に提供された、モータ出力軸27とカーブディスク11の回転軸との間の領域の中心ずれの架橋のために働く。
図4には両方のキャッチエレメント12A及び12B並びにカーブディスク11が、図2に示した矢印Aにより詳しく示した部分の三次元図で示されている。さらにカーブディスク11並びにほぼ同一に形成された両方のキャッチエレメント12A及び12Bの一方が、図5若しくは図6にそれぞれ単独で示されている。
図4及び図5によるカーブディスク11の図面から判るように、カーブディスク11は実質的に楕円状に構成されており、小さい半軸線の領域には両側にそれぞれくびれ19A若しくは19Bが形成されている。カーブディスク11の縮退された楕円状の輪郭は、両方のキャッチエレメント12A及び12Bのための制御軌道41である。図4に示したように、これらのキャッチエレメント12A及び12Bのレバーアーム12A−1,12A−2若しくは12B−1及び12B−2の、制御軌道41に向いている方の側に凸状に構成された接触領域12A−1A,12A−2A若しくは12B−1A及び12B−2Aが遊びなしに接触しており、これにより、キャッチエレメント12A及び12Bは、種々異なった曲率半径を有するカーブディスク11の周の走行時に、それぞれ正確にあらかじめ規定された形で、支点14A及び14Bを中心として旋回される。
この場合に両方のくびれ19A及び19Bは、カーブディスク11の回動時には、連結装置40が閉じられた状態に相当する、遮断部13A及び13Bが係止ディスク7に係合している第1の終端位置を起点として、遮断部13A及び13Bが係止ディスク7に関連してまず実質的に半径方向外側へ、すなわち、カーブディスク11の回転軸線に対して垂直方向に、係止ディスク7の係合から外れるように案内され、この場合に遮断部13A及び13Bは大きい曲率半径によりカーブ軌道を描く。
このことにより、ロック開口部18A及び18Bの側面20A,20Bが急峻な入射角により構成可能であり、これにより、連結装置40が閉じられた状態で提供されている、遮断部13A及び13Bと係止ディスク7との間の摩擦接続的な結合が、スタビライザ1の両方の軸2及び3の間の大きい遮断作用を提供することが保証される。
さらにカーブディスク11には、周方向に区分毎に延びるカラー状の領域21,22及び23が構成されており、この場合に両方のカラー状の領域22及び23は、ケーシング堅固なピン24のためのストッパとして設けられている。両方のカラー状の領域22及び23の間には、あらかじめ規定された角度区分を介して延びる制御溝25が形成されており、この制御溝25内へはケーシング堅固なピン24が係合するようになっており、これにより、カーブディスク11はピン24がいずれかのカラー状の領域若しくはストッパ22又は23に接触した場合に前記終端位置に位置しており、それぞれのカラー状の領域22又は23により遮断された方向にはもはや回動可能ではなくなる。
これに対して、カラー状の領域21はこの場合には表示装置の構成部分である。この構成部分は、図2に詳しく示したボード26に配置された、表示装置の位置検出センサと次のように協働する、すなわち、この場合には有利にはホールセンサの形で形成された位置検出センサにより、カーブディスク11の実際の位置が検出可能であるように協働する。両方のホールセンサは、さらに詳しく説明しない形式でカーブディスク11の回動方向に互いに隣接して位置決めされており、これにより、カーブディスク11の運動及び実際の位置が、例えばカラー状の領域21に配置されたフライス加工部(Einfraesung)を介して簡単に検出可能である。
図6は、同一に構成されたキャッチエレメント12A若しくは12Bの1つを例として示している。キャッチエレメント12A若しくは12Bのこの拡大された詳細図から判るように、レバーアーム12A−1,12A2,12B−1,12B−2の、レバーアーム12A−1及び12A−2の幅を越えて凸状に構成された接触領域12A−1A,12A−2A,12B−1A,12B−2Aは、カーブディスク11の制御軌道41とキャッチエレメント12A若しくは12Bの接触領域12A−1A,12A−2A,12B−1A,12B−2Aとの間に線接触が提供されているような平坦さに構成されており、これにより、一方ではカーブディスク11の回動運動の間に制御軌道41と接触領域12A−1A,12A−2A,12B−1A,12B−2Aとの間に生じる、カーブディスク41の回動運動とは反対の摩擦力がわずかであり、かつ他方ではキャッチエレメント12A若しくは12Bの傾動運動、カーブディスク11の制御軌道41からキャッチエレメント12A及び12Bに作用する制御力及び遮断部13A及び13Bを介してそれぞれキャッチエレメント12A及び12B内へ導入されるモーメントが減じられることが保証される。これらのモーメントは、係止ディスク7内への遮断エレメント13A及び13Bの係合により生じる。
付加的に、図6に示した図面によるキャッチエレメント12A若しくは12Bには、それぞれレバーアーム12A−2及び12B−2に対して平行に延びるレバー部分アーム12A−2B,12B−2Bが構成されている。これらのレバー部分アーム12A−2B,12B−2Bは、レバーアーム12A−2及び12B−2と共に、遮断部13A及び13Bのためのそれぞれ1つの収容部29を形成しており、この収容部29の領域内では、レバーアーム12A−2,12B−2に対して離隔して配置されている。これにより、係止ディスク7の中心軸線に対して半径方向に、若しくは垂直方向に遮断部13Aに作用する力がより良好に反作用される。なぜならば、遮断部13A及び13Bに作用する力は幅の広げられた収容部29を介してより良好に支持され、キャッチエレメント12A若しくは12Bを介してスタビライザ1のケーシング4内へ良好に導入され得るからである。
この場合、当然のことながらそれぞれの場合の使用事例に関連してレバーアーム12A−2若しくは12B−2とレバー部分アーム12A−2B若しくは12B−2Bとの間に提供されたギャップに材料を充填することは専門家の判断次第である。この場合に、図6に示したキャッチエレメント12A若しくは12Bの構成は、減じられた材料インサートに基づいた、より少ない構成部分重量により特徴づけられている。
図7は、ノッチ歯列43を介して第1の軸2に回動不能に結合された係止ディスク7を拡大した詳細図で示しており、図8には、図7に特に詳しく示した領域B8が拡大した詳細図で再び示されている。遮断部13Aは、図8では係止ディスク7に関連して種々異なった4つの位置で示されており、この場合に遮断部13Aのこれらの種々異なった4つの位置が符号13A−1,13A−2,13A−3及び13A−4でさらに詳しく示されている。
連結装置40は、符号13A−1で示した遮断部13Aの位置では閉じられている。なぜならば、遮断部13Aはこの位置では完全にロック開口部18A内に位置しており、側面20A並びにロック開口部18Aの下側の制限面30に遊びなしに接触しているからである。このことは、スタビライザ1の作用形式が、連結装置40が閉じられた場合にはスタビライザ1の種々異なったアセンブリの構成部分弾性によってのみ特徴づけられており、遮断部13A及び13Bと係止ディスク7との間の接触領域内の不都合な遊びによるスタビライザ1の不定作用形式が広範囲に阻止されていることを意味する。
遮断部13Aの、符号13A−4で示した位置では、両方の軸2及び3の間の連結装置40は完全に開かれており、軸2及び3は互いに回動されている。スタビライザ1が完全に開かれた、若しくは連結解除された状態が、この場合には係止ディスク7の外側31と遮断部13Aとの間に提供された間隔により特徴づけられており、この状態ではキャッチエレメント12Aの遮断部13Aは係止ディスク7の作用領域から完全に旋回されている。
遮断部13の、符号13A−2により詳しく示した位置では、連結装置40は、いわば連結準備された状態、若しくは閉鎖準備された状態にある。この場合には、キャッチエレメント12Aの遮断部13Aは符号13A−4で示した位置ではもはや係止ディスク7の表面31に対して離隔して保持されてはおらず、係止ディスク7の外側31に遊びなしに位置している。連結装置40及び遮断部13Aのこの状態は、両方の軸2,3が互いに回動されている場合に提供されている。スタビライザ1のこの運転状態では電動モータ15により、遮断部13Aを、連結装置が開かれた状態に相当する位置13A−1へもたらす調節力若しくは作用する調節力は加えられない。
スタビライザ1の旋回が車両の平坦な基底に相応に減じられ、これにより、遮断部13Aが例えば13A−3で示した位置へもたらさた場合には、カーブディスク11はばね装置10により、連結装置40が閉じられた状態に相当する終端位置の方向に、遮断部13Aも半径方向に係止ディスク7の中心軸線の方向に調整されるまで、回動可能である。両方の軸2及び3は遮断部13Aの、符号13A−2で示した位置では互いに回動されており、これにより、ロック開口部18Aは遮断部13Aと重なり合っていないので、遮断部13Aが両方の軸2及び3の回動により少なくとも部分的に係止ディスク7のロック開口部18Aと、13A−3に示したように重なり合った場合に連結装置40ははじめて閉じられた状態へ案内される。
このことは、連結装置40を最終的に閉鎖し、ひいてはスタビライザ1をロックするために必要な、両方の軸2及び3の間の回動が、コイルばね17が対応して寸法取りされている場合にはばね装置10のばね力によってのみもたらすことができることを意味する。
ばね装置10のばね力だけでは、符号13A−3で示した遮断部13Aの位置から出発して連結装置40を閉鎖するためには十分に大きくない場合には、付加的な制御力が電動モータ15を介して加えられるようになっていてよい。
図1に示したスタビライザ1は、この場合には電気機械的なシステムの形で構成されている。この構成では、電動モータ15はカーブディスク11を、コイルばね若しくは渦巻きばね17の形で構成されたばね装置10により、カラー状の領域22及び23によりそれぞれ構成されたストッパに対して有利には120°だけ回動する。カーブディスク11を介して、両方のキャッチエレメント12A及び12Bの遮断部13A及び13Bは係止ディスク7のロック開口部18A及び18Bから移動される。この場合に遮断部13A及び13Bは、システムが操作されていない場合には係止ディスク7のロック開口部18A及び18B内に位置している。
カーブディスク11が、スタビライザ1が連結されている第1の終端位置から、キャッチエレメント12A及び12Bの遮断部13A及び13Bが係止ディスク7のロック開口部18A及び18Bから持ち上げられている第2の終端位置へ移動されている場合には、スタビライザ1は連結解除されており、車両軸の旋回を阻止するスタビライザ作用は取り除かれている。連結装置40のこの状態では、電動モータ15がさらに通電され、これにより、スタビライザ1が連結解除された状態に保持され、連結装置40の閉鎖方向に作用するばね装置10のばね力に効果的に反作用することができる。
電気機械式のシステム若しくはスタビライザ1の上記構成は、戻しばねユニットの形で作用するばね装置10がカーブディスク11を、給電装置の故障時には、連結装置40が開かれた状態に相当する終端位置から出発して連結装置が閉じられた状態に相当する終端位置へ回動する、フェイルセーフ機構である。この場合、遮断部13A及び13Bは、ロック開口部との少なくとも部分的な重なりが提供されている場合には、再び係止ディスク7のロック開口部18A及び18B内へ押し込まれ、これにより、スタビライザ1は再び連結されており、スタビライザ作用が再び形成されている。
少なくとも部分的な前記重なりが遮断部13A及び13Bとロック開口部18Aとの間に付与されていない、軸がねじられた場合若しくはスタビライザ1が回動された場合には遮断部13A及び13Bはばね装置10により係止ディスク7の係止開口部18A及び18B内へ押し込まれ得ない。なぜならば、両方の軸2及び3はこの場合にスタビライザ1が係止されているゼロ位置に関して互いに回動されており、これにより、連結装置を閉じるためにはロック開口部18A及び18Bと遮断部13A及び13Bとの間には大きすぎる角度ずれが提供されているからである。
連結装置40を閉じるためには、スタビライザ1により構成された車両軸で実質的に一方側のばね支承が提供されていないゼロ位置が必要であり、これにより、ばね装置17は有利には電動モータ15と協働して遮断部13A及び13Bをカーブディスク11により再び係止ディスク7のロック開口部18A及び18B内へ押し込むことができる。
連結装置40が開かれた状態では、この場合には電気的な摩擦ブレーキの形で構成された保持エレメント32が作動され、この保持エレメント32により、カーブディスク11が、スタビライザ1が開かれた状態に相当する終端位置に保持される。これにより、有利にはカーブディスク11を、スタビライザ1が開かれた状態に相当する終端位置に保持するために必要な電動モータ15の通電を、電動モータ15が過熱しないように低減する可能性が生じる。これにより、この場合にモータ出力軸27若しくは電動モータ15のロータと第2の軸3との間の作用結合を形成し、もちろん電気的な摩擦ブレーキの形の提案された構成とは異なった別の適宜ないずれの形式で形成されていてもよい保持装置32は、場合によって生じる熱過負荷に対する電動モータ15の安全装置として働く。この場合、電動モータの過負荷がスタビライザの作動領域全体にわたって生じていない場合にはスタビライザは保持装置なしに構成されていてもよい。
例えば運転室内に配置されたスイッチの操作によりスタビライザ1を閉じるための運転者側の要望設定がなされている場合には、電動モータ15、及び場合によっては保持装置32がボード26に配置された出力制御部により作動停止され、これにより、ばね装置10は電動モータ15もカーブディスク11も、スタビライザ1が開かれた状態に相当する位置から出発して、スタビライザが閉じられた状態に相当する位置まで回し戻され、遮断部13A及び13Bは再び係止ディスク7のロック開口部18A及び18B内へ押し込まれる。
スタビライザ1により構成された車両軸の旋回が提供されている場合には、両方の軸2及び3が互いに回動されており、遮断部13A及び13Bと、係止ディスク7のロック開口部18A及び18Bとの間の次のような角度ずれ、すなわち、遮断部13A及び13Bがロック開口部18A及び18B内の、図8に符号13A−1で示した位置へもらされ得ないような角度ずれにより特徴づけられている場合には、電気機械的なシステム若しくはスタビライザ1は前記形式でまず単に部分作動状態、すなわち、閉鎖準備状態へもたらされる。
スタビライザ1を作動することができない、スタビライザ1の前記運転状態では、同様にボード26に配置されたセンサ機構がカーブディスク11の検出された位置に関連して電動モータ15のモータ出力軸27の実際の位置を検出し、これを作動停止する。車両軸の旋回が減じられ、これにより、両方の軸2及び3の間若しくは遮断部13A若しくは13Bとロック開口部18A若しくは18Bとの間に、最大で1.25°までの角度ずれのみがまだ提供されている場合には、遮断部13A及び13Bはばね装置17及び場合によっては、再び作動された、若しくは通電された電動モータ15に支援されて、係止ディスク7のロック開口部18A及び18B内へ押し込まれ、これにより、連結装置40は閉じられており、スタビライザ1は再び作動されている。
この場合、両方の軸2及び3又はロック開口部18A及び18Bと遮断部13A及び13Bとの間の、1.25°よりも大きいねじれ角から出発して、両方の軸2及び3の間のねじれ角がより大きい場合には、キャッチエレメント12A及び12Bの遮断部13A及び13Bは係止ディスク7のロック開口部18A及び18B内へ押し込まれることができない。この場合には、遮断部13A及び13Bは、符号13A−2で示したように係止ディスク7に載置する。
この関連では、遮断部がそれぞれ対応したロック開口部内へ前述のようにして押し込まれ得るまでの、両方の軸2及び3の間の最大のねじれ角の限界角度は、それぞれ当該ロック開口部の開口角度、及び遮断部と係止ディスクとの材料組合せに起因する摩擦係数に関連しており、従って前記限界角度はそれぞれの場合の使用事例に関連して、当然ながら前記1.25°の角度値とは異なっていてよいことに言及しておく。
ボード26に配置された、スタビライザ1を制御するための出力電子機構は、この場合には電子的な増幅素子により構成されており、これらの増幅素子により、ホールセンサの信号が増幅される。さらにボード26の出力電子機構は、独立した制御機器(詳しく説明しない)により構成されており、この制御機器は自動車のCANバスに接続されている。このCANバスを介して前記制御機構は車両の実際の速度に関する情報を加えられる。あらかじめ規定された臨界の限界速度値が超過された場合には、開かれたスタビライザ1は連結装置40の閉鎖により係止され、これにより、実際に検出された速度のために必要な車両の安定が、閉じられたスタビライザ1により提供されている。
最後に、本発明によるスタビライザを1つのキャッチエレメントのみによって構成するか、又は2つよりも多いキャッチエレメントにより構成するかは専門家の判断次第であり、この場合にキャッチエレメントのそれぞれに選択された数は、図面に示され、前記記載事項に詳しく説明した、スタビライザ1の実施例の作用形式の変更をもたらすものではないことに言及しておく。
本発明により構成された、自動車のためのスタビライザの三次元図である。 図1に詳しく示した領域B2の拡大した三次元部分断面図である。 図2に詳しく示した領域B3の三次元部分断面図である。 2つのキャッチエレメントと協働する、図1によるスタビライザのカーブディスクを示す図である。 図4に示したカーブディスクの三次元詳細図である。 スタビライザのキャッチエレメントの三次元詳細図である。 キャッチエレメントに結合された遮断部と協働する、図1によるスタビライザの係止ディスクの三次元詳細図である。 図7に詳しく示した領域B8を拡大して示す詳細図である。
符号の説明
1 スタビライザ、 2 第1の軸、 3 第2の軸、 4 ケーシング、 5 ケーシングカバー、 6A,B ねじ、 7 係止ディスク、 8 係止手段、 9 駆動源、 10 ばね装置、 11 カーブディスク、 12A,B キャッチエレメント、 12A−1,12A−2,12B−1,12B−2 レバーアーム、 12A−1A,12A−2A,12B−1A,12B−2A 接触領域、 12A−2B,12B−2B レバー部分アーム、 13A,B 遮断部、 13A−1,13A−2,13A−3,13A−4 遮断部の位置、 14A,B 支点、 15 電動モータ、駆動源、 16 電動ユニット、 17 ばね装置、 18A,B ロック開口部、 19A,B くびれ、 20A,B 側面、 21,22,23 カラー状の領域、 24 ピン、 25 制御溝、 26 ボード、 27 モータ出力軸、 28 別の歯車、29 収容部、 31 係止ディスクの外側、 32 保持装置、 40 連結装置、 41 制御軌道、 42 歯車、 43 ノッチ歯列

Claims (19)

  1. 自動車のためのスタビライザ(1)であって、車両横方向に延びる、機械的な連結装置(40)を介して互いに連結可能な2つの軸(2,3)が設けられており、該軸の、それぞれ連結装置(40)に向いていない方の端部が、自動車のタイヤと作用結合しており、第1の軸(2)が、係止ディスク(7)の形で構成された第1の連結装置半部に結合されており、第2の軸(3)が、前記係止ディスク(7)と協働する、係止手段(8)の形で構成された第2の連結装置半部に結合されており、係止手段(8)が、駆動源(9)により、ばね装置(10)に抗して回動式に駆動可能なカーブディスク(11)を制御可能なキャッチエレメント(12A,12B)と、該キャッチエレメント(12A,12B)に結合された遮断部(13A,13B)とを有しており、該遮断部(13A,13B)を介して、軸(2,3)が、カーブディスク(11)の第1の終端位置では係止ディスク(7)と遮断部(13A,13B)との間の摩擦接続的な結合に基づき回動不能に結合されており、カーブディスク(11)の第2の終端位置では前記摩擦接続的な結合が解除されている形式のものにおいて、クランプエレメント(12A,12B)に、互いに不動に結合された2つのレバーアーム(12A−1,12A−2,12B−1,12B−2)が構成されており、該レバーアーム(12A−1,12A−2,12B−1,12B−2)が、共通の支点(14A,14B)を有しており、レバーアーム(12A−1〜12B−2)にそれぞれ接触領域(12A−1A,12A−2A,12B−1A,12B−2A)が形成されており、該接触領域を介してレバーアーム(12A,12B)がカーブディスク(11)に接触していることを特徴とする、自動車のためのスタビライザ(1)。
  2. レバーアーム(12A−1〜12B−2)の前記接触領域(12A−1A〜12B−2A)が、次のように、すなわち、レバーアーム(12A−1〜12B−2)とカーブディスク(11)との間に少なくともほぼ線状接触が提供されているように、湾曲して構成されている、請求項1記載のスタビライザ。
  3. 遮断部(13A,13B)が、いずれか1つのレバーアーム(12A−1,12B−1)に堅固に結合されたピンの形で形成されている、請求項1又は2記載のスタビライザ。
  4. 係止ディスク(7)が、ノッチ歯列(43)を介して第1の軸(2)に結合されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  5. 係止ディスク(7)にロック開口部(18A,18B)が構成されており、該ロック開口部内に遮断部(13A,13B)が、連結装置(40)が閉じられた状態で有利には遊びなしに配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  6. ロック開口部(18A,18B)が、次のように、すなわち、連結装置(40)が、軸(2,3)の間に、有利には1.25°の限界角度よりも小さい、ロック開口部(18A,18B)の開口角度に関連したずれ角が提供されている場合には、ばね装置(10)を介して閉鎖可能であるように構成されている、請求項5記載のスタビライザ。
  7. カーブディスク(11)が、係止ディスク(7)で回動可能に支承されており、駆動源(9)及びばね装置(10)に、伝動装置ユニット(16)を介して結合されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  8. カーブディスク(11)に楕円状の制御軌道(41)が構成されており、該制御軌道(41)の小さい半軸線の領域内にくびれ(19A,19B)が構成されており、該くびれ(19A,19B)では、レバーアーム(12A−1〜12B−2)の接触領域(12A−1A〜12B−2A)が案内されており、これにより、カーブディスク(11)の回動運動時には、遮断部(13A,13B)が、連結装置(40)が閉じられた状態に相当する位置から出発して、係止ディスク(7)に関連して実質的に半径方向外側へ移動され、係止ディスク(7)のロック開口部(18A,18B)から外側へ案内されるようになっている、請求項5から7までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  9. カーブディスク(11)の周に、周方向に部分的に延びる複数のカラー状の領域(21,22,23)が構成されており、2つのカラー状の領域(22,23)が、ハウジング堅固なピン(24)のためのストッパの形で設けられており、両方のストッパ(22,23)の間に、所定の角度区分にわたって延びる制御溝(25)が形成されており、該制御溝(25)内にピン(24)が係合し、これにより、カーブディスク(11)が、ピン(24)がストッパ(22又は23)に接触した場合には終端位置に位置しているようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  10. カーブディスク(11)に表示装置が形成されており、該表示装置が位置検出センサと協働しており、これにより、カーブディスク(11)の実際の位置が、位置検出センサにより検出可能である、請求項1から9までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  11. 位置検出センサがホールセンサの形で形成されている、請求項10記載のスタビライザ。
  12. 駆動源(9)とばね装置(10)とが、少なくとも部分的に中空軸の形で形成された第2の軸(3)内に配置されている、請求項1から11までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  13. ばね装置(10)に、連結装置(40)を閉じる方向にカーブディスク(11)を制御するように組込み位置でプレロードをかけられたコイルばね(17)が構成されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  14. 電動モータ(15)を有する駆動源(9)が形成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  15. 遮断部(13A,13B)に結合された、キャッチエレメント(12A,2B)のレバーアーム(12A−1,12B−1)が、該レバーアームに対して平行に延びるレバー部分アーム(12A−2B,12B−2B)を有している、請求項1から14までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  16. カーブディスク(11)とばね装置(10)との間の作用結合部に保持装置(32)が構成されており、これにより、カーブディスク(11)がばね装置(10)のばね力に抗して実際の位置に保持可能になっている、請求項1から15までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  17. 保持装置(32)が、電動モータ(15)のロータに作用するブレーキの形で構成されている、請求項16記載のスタビライザ。
  18. 位置検出センサが、ボード(26)に配置されており、該ボード(26)に、位置検出センサの信号を増幅するための別の電子的な構成部分が配置されている、請求項10から17までのいずれか1項記載のスタビライザ。
  19. ボード(26)に制御機器が構成されており、該制御機器が自動車のCANバスに接続されており、これにより、連結装置(40)が、臨界の車両速度の超過時には制御機器側の制御に関連して閉じられるようになっている、請求項10から18までのいずれか1項記載のスタビライザ。
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