JP2008275718A - 露光描画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い稼働率を確保するとともに、簡易な照明光学系で多数の光束に分岐する露光描画装置を提供する。
【解決手段】露光描画装置100は、紫外線を照射する光源と、光源からの光束を平行光に形成する照明光学系と、照明光学系からの平行光中に配置され、第1光束と第2光束とに分岐する第1窓と第2窓とを有するアパーチャー部材と、アパーチャー部材で分岐された平行光の第1光束及び第2光束を導く第1導光手段37−1〜37−8及び第2導光手段と、第1導光手段及び第2導光手段で導かれた第1光束及び第2光束を空間変調する第1及び第2空間光変調手段と、この第1及び第2空間光変調手段で空間変調された第1光束と第2光束とを被露光体に導く第1及び第2投影光学系と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路基板、液晶素子用ガラス基板、PDP用ガラス素子基板等、平面基材の表面にパターンを形成する露光描画装置に関する。
例えば電子回路基板(プリント回路基板)は携帯電話、各種モバイル及びパーソナルコンピュータ等に搭載される。これら被搭載機に搭載する基材のパターンは、その解像度及び接続用ランド径、ビア径等が非常に微細に構成される傾向が要求されている。これらの要求に応えて、パターン形成用露光工程では露光装置の光量を増加する必要があり、また光の矯正度を高めて平行光の精度を高める等の必要がある。
その一方で、多品種少量を短期間での生産する要求が強くなっている。従来の露光装置では、コンタクト方式又は投影露光方式でも、パターン形成のためにはマスクが必要であり、そのマスクの準備、管理及び維持の面で要求に応えにくくなってきている。
そこでパターンを構成するデータを、CADデータから直接露光装置の光線の制御信号として利用するダイレクト露光方式とその装置の要求が高まっている。しかし従来のダイレクト露光装置は、光線が被露媒体に照射する光線に405nmレーザを使用するために、被露媒体のパターン形成に係る反応速度が遅かった。そこでこれらの問題を解決する露光描画装置の考案が強く望まれていた。
特開2006−113413 特開2006−337475 特開2006−343684
しかし、従来の露光描画装置は、光線が被露媒体に照射する光線に405nmレーザ光を使用するために、被露媒体のパターン形成に係る反応速度が遅く、回路形成の生産性を妨げていた。また、大型基板である被露光体全面にパターンを形成するには、多数の空間光変調素子を搭載することになり、これらに強いレーザ光を照射することは、コストの観点から問題があった。
特許文献2及び特許文献3のパターン描画装置は、小出力の7本のUVランプ光源を光ファイバーで1箇所又は複数の光学系に光線を供給する露光描画装置である。そして、特許文献2及び特許文献3の図6に示されるように、露光描画装置では、楕円鏡の第2焦点位置に光ファイバーの入射端が配置されている。小出力の7本のUVランプ光源の光量を調整することが難しく、被露光体の感光条件に合わせた光線に制御できない問題がある。
本発明の目的は、少数の光源で多数の空間光変調素子であるDMD(Digital Micro-mirror Device)素子を搭載して、高い稼働率を確保するとともに、簡易な照明光学系で多数の光束に分岐する露光描画装置を提供する。
第1の観点の露光描画装置は、紫外線を照射する光源と、光源からの光束を平行光に形成する照明光学系と、照明光学系からの平行光中に配置され、第1光束と第2光束とに分岐する第1窓と第2窓とを有するアパーチャー部材と、アパーチャー部材で分岐された平行光の第1光束及び第2光束を導く第1導光手段及び第2導光手段と、第1導光手段及び第2導光手段で導かれた第1光束及び第2光束を空間変調する第1及び第2空間光変調手段と、この第1及び第2空間光変調手段で空間変調された第1光束と第2光束とを被露光体に導く第1及び第2投影光学系と、を備える。
この構成により、露光描画装置は、照明光学系の平行光の光束にアパーチャー部材を配置し、第1光束と第2光束とを形成する。アパーチャー部材20の入射側と出射側の光束の関係は、ヘルムホルツ・ラグランジェの不変式に関係なく、倍率が変わらない像を所望の4本の光学系として、効率よく得ることができる。
第2の観点の露光描画装置の第1及び第2空間光変調手段は、複数の反射素子で構成される矩形形状の反射面を有し、第1窓と第2窓とは反射面と相似形の矩形形状である。
この構成により、アパーチャー部材の第1窓及び第2窓は第1及び第2空間光変調手段反射面の矩形形状と相似形である。従って、各空間光変調手段の表面に効率よく光束を照射することができ、空間光変調手段の表面以外の部分に無駄な光束を照射することがない。このため、空間光変調手段の精度又は動作に影響するような空間光変調手段の基台の温度変化等の原因となりにくい。
第3の観点の露光描画装置の第1導光手段及び第2導光手段は、1枚以上2枚以内の全反射光学素子を含む。
少ない反射光学素子を使うため、光量が減衰することなく、第1及び第2空間光変調手段に光を導くことができる。
第4の観点の露光描画装置の第1導光手段及び第2導光手段は、開口面積を可変して透過する光量を調整する絞り調整部を有し、この絞り調整部は放熱部材を有している。
第4の観点の露光描画装置は、アパーチャー部材により1つの光束を第1及び第2光束に分岐する。そのため光量差が第1及び第2光束に生じてしまった場合に、絞り調整部で調整する。この絞り調整部には熱が溜まりやすいので、放熱部材で温度上昇を抑えている。
第5の観点の露光描画装置の第1及び第2空間光変調手段は、複数の反射素子で構成される矩形形状の反射面を有し、第1窓と第2窓とは扇形状である。
この構成により、アパーチャー部材の第1窓及び第2窓は扇形であるので、照明光学系から照明される円形断面の光束を効率よく分けて第1光束及び第2光束にすることができる。
第6の観点の露光描画装置の第1導光手段及び第2導光手段は、アパーチャー部材側が扇形状であり第1及び第2空間光変調手段側が矩形形状である光ファイバー束を含む。
この構成により、扇形のアパーチャー部材の第1窓及び第2窓から、矩形形状の第1及び第2空間光変調手段に光ファイバーで効率よく露光光を導くことができる。一般的に光ファイバーは露光光が散乱光になり、全反射ミラーと比べて光量が減衰するが、円形の照明光学系の光量をほとんど無駄にしないため、効率が良い。
本発明に係る露光描画装置は、光源から発した紫外線の平行光の露光光を、効率よく複数の光束に分岐することができる。
<露光描画装置の全体構成>
図1は、露光描画装置100を示す概略斜視図である。露光描画装置100は、大別して、照明光学系30と、導光光学系37と、空間光変調部41と、投影光学系60と、被露光体テーブル90とを有している。本実施形態では、大きな面積の被露光体CBを露光することができるように、2系統の照明光学系30−1及び導光光学系30−2を備えている。露光描画装置100の照明光学系30−1及び導光光学系30−2は、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2(図2参照)を2つ有している。なお、本実施例では、複数の同じ系統の光学系などを有しているため、特に区別して説明する際に符号の後に「−1」、「−2」などを付す。
図2は、照明光学系30−1及び照明光学系30−2を示した概念図である。以下、照明光学系30−1及び照明光学系30−2は、2系統とも同じ構造であるので1系統の照明光学系30−1を説明する。
第1高圧水銀ランプ10−1は、楕円ミラー11−1の第1焦点位置に配置される。楕円ミラー11−1は、高圧水銀ランプ10から照射されるUV光を効果的に第2焦点位置の方向に反射する。高圧水銀ランプの他、キセノンランプ、又はフラッシュランプを用いてもよい。
照明光学系30−1に配置された第1高圧水銀ランプ10−1は、その光出力を所定レベルに安定させるために、露光描画装置100の電源制御部(不図示)により電源が投入されてから切断されるまで、常時所定レベルの照明光を出射する。このため、被露光体CBを露光しない期間は露光光ILが遮光されるように、楕円ミラー11−1の第2焦点位置にはシャッタ13−1が配置されている。シャッタ13−1を楕円ミラー11−1の第2焦点位置に配置する理由は、高圧水銀ランプ10から射出された露光光ILが集束されているためシャッタ13−1の少ない移動量で露光光ILを遮光することができるからである。
照明光学系30−1は、コリメートレンズ31−1及びフライアイレンズ32−1などを含み、露光光ILを均一な光強度の光束に成形する。楕円ミラー11−1の第2焦点位置に形成された光源像からの発散光は、まずコリメートレンズ31−1によってほぼ平行光束になり、波長選択フィルタ15−1に入射する。
この波長調整フィルタ15−1は、複数のフィルタを搭載する。このフィルタ選択は披露光体に塗布されるフォトレジストの種類に応じて決められる。波長が選択された露光光ILは、フライアイレンズ32−1に入射し、光束範囲において照射強度が均一化される。
波長が選択された露光光ILは、フライアイレンズ32−1に入射し、光束範囲において照射強度が均一化される。フライアイレンズ32−1は、多数の正レンズエレメントをその中心軸線が光軸に沿って延びるように縦横に且つ稠密に配列することによって構成されている。従って、フライアイレンズ32−1に入射した光束は、多数のレンズエレメントにより波面分割され、その後側焦点面(すなわち射出面の近傍)にレンズエレメントの数と同数の光源像からなる二次光源を形成する。すなわち、フライアイレンズ32−1の後側焦点面には、実質的な面光源が形成される。なお、オプティカルインテグレータ(8b〜8f)は、フライアイレンズに限らず、回折光学素子、微小レンズ要素の集合体で構成されるマイクロフライアイレンズ、あるいは内面反射型のロッド状インテグレーター(中空パイプまたは光パイプ、棒状ガラスロッドなど)を含む構成としてもよい。
フライアイレンズ32−1からの光束は、コンデンサーレンズ33−1に入射する。コンデンサーレンズ33−1を介した光束は、アパーチャー部材20−1を重畳的に照明する。別系統の照明光学系30−2も同様に、アパーチャー部材20−2を重畳的にそれぞれ照明する。均一化された露光光ILは、4つの開口矩形窓21と光量検出用の検出窓29とを備えるアパーチャー部材20−1を照明する。露光光ILは、アパーチャー部材20−1に対して直交にZ方向から入射し、4つの光束に分割される。全反射ミラー又は全反射プリズムなどの反射光学素子22−1によって、水平方向に反射される。
図1に戻り、アパーチャー部材20−1、アパーチャー部材20−2、反射光学素子22−1及び反射光学素子22−2によって8つに分岐された露光光ILは、全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8によってY方向に反射される。全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8で反射された露光光ILは、導光光学系37−1ないし導光光学系37−8に入射する。
導光光学系37−1ないし導光光学系37−8に入射した露光光ILは、適切な光量及び光束形状に成形されて、空間光変調素子である1列に並んだ8つのDMD素子41−1ないしDMD素子41−8に照射される。DMD素子41−1ないしDMD素子41−8は、供給される画像データにより露光光ILを空間変調する。DMD素子41−1ないしDMD素子41−8で変調された光束は、投影光学系60−1ないし投影光学系60−8を経由して所定の倍率にしてから被露光体CBに照射される。
この投影光学系60は、被露光体CBにおいて8系統の各光路の照明領域を均一にするために、8系統の各光路で微妙に倍率を調整する。また、被露光体CBの大きさに応じて倍率を調整することもできる。露光描画装置100は、合計8本の投影光学系60を備えており、その8本の投影光学系60をX方向に1列に配置する。1列に配置したDMD素子41及び投影光学系60は、製造しやすくまたメンテナンスも容易にできる。
露光描画装置100は、投影光学系60のZ方向下側に、照明光学系30、導光光学系37及び投影光学系60などを支える筐体95を備える。筐体95上には一対のガイドレールが配置され、それらガイドレール上には被露光体テーブル90が搭載される。この被露光体テーブル90は、図示されない駆動機構、例えばボールネジ等をステッピングモータ等のモータにより駆動させられる。これにより被露光体テーブル90は、一対のガイドレールに沿ってそれらの長手方向であるY方向に、投影光学系60に対して相対移動する。被露光体テーブル90上には被露光体CBとしてフォトレジストが塗布された基板が設置され、この被露光体CBは、被露光体テーブル90上で真空吸着によって固定される。被露光体テーブル90はX方向にも移動でき、また投影光学系60の焦点位置にも移動可能なようにZ方向にも移動可能に構成されている。
<アパーチャー部材20の配置位置>
ここでアパーチャー部材20が照明光学系30の平行光の位置に配置されている。アパーチャー部材20の開口矩形窓21が、ヘルムホルツ・ラグランジェの不変の定理に合致しない位置に配置されていることを説明する。
一般的に一定の像を投影する照明光学系で、レンズなどの光学素子を通過した光束は入射側の像の高さPAと入射距離LAと結像する高さPBと結像する距離LBとが、
PA・LA=PB・LB
なる関係式で決まる(ヘルムホルツ・ラグランジェの不変式)。
従って1個の光学像は、レンズなどの光学素子を挟んで入射側(投影側)と出射側(結像側)では横倍率と角倍率が互いに反比例することになる。従って平行光が投影されると、光学素子によって結像側の光束は収束する、もしくは発散する角度と距離とで像が限定される。即ち光束の角度と距離の関係、即ち開口数NA(Numerical Aperture)が投影側の結像性能に関係することになり、いわゆる光源側の開口数NAと像側の開口数NAの関係によって、投影される像が制限されることになる。
一般的に、特開2006−337475号公報又は特開2006−343684号公報の図6に示すように、光源の光束を一度結像させて、この結像された光束を導いて、最終目的面に結像させる光学系を設ける。
これに対して本実施例は、光源の光束を結像することなく、平面を4個の矩形に区切る開口矩形窓21を形成された平板状のアパーチャー部材20を平行光の光束に直交するように挿入している。1本の光束を4分岐するので、アパーチャー部材20の入射側と出射側の光束の関係は、ヘルムホルツ・ラグランジェの不変式に関係なく、倍率が変わらない像を所望の4本の光学系として、効率よく得ることができる。
<第1の導光光学系:アパーチャー部材20からDMD素子41まで>
図3は、第1の導光光学系37、DMD素子41及び投影光学系60を示した斜視図である。
アパーチャー部材20−1及び20−2を通過したZ方向の光束は、平面鏡又は入射光を表面で反射するプリズムなどの反射光学素子22−1及び反射光学素子22−2で、X方向に反射される。つまり、アパーチャー部材20−1で4つに分岐した露光光ILは、反射光学素子22−1で反射され、光路IL1、光路IL2、光路IL3及び光路IL4にX方向に分岐される。同様にアパーチャー部材20−2で4つに分岐した露光光ILは、反射光学素子22−2で反射され、光路IL5、光路IL6、光路IL7及び光路IL8にX方向に分岐される。分岐された光路IL1ないし光路IL8は、全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8で、Y方向に反射させられ、DMD素子41−1ないしDMD素子41−8に向かう。
全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8で反射された光束は、レンズなどの光学素子及び絞り調整部35から構成される第1の導光光学系37−1ないし第1の導光光学系37−8を経由してDMD素子41に導かれる。図3に示すように、分岐された光路IL1、光路IL4、光路IL5及び光路IL8は、それぞれのDMD素子41に至るまでの距離が等しく、分岐された光路IL2、光路IL3、光路IL6及び光路IL7は、それぞれのDMD素子41に至るまでの距離が等しい。しかし、光路IL1、光路IL4、光路IL5及び光路IL8は、光路IL2、光路IL3、光路IL6及び光路IL7と光路長が異なる。DMD素子41−1ないしDMD素子41−8で反射された露光光ILは、投影光学系60−1ないし投影光学系60−8を経由して、被露光体CBに均一な形状で照射する必要がある。つまり、DMD素子41から被露光体CBに至る光路長さは一定にしないと、形成する最終のパターンの解像度、その他の品質が露光光ILを照射する光路ごとに変化してしまうことになる。そこで、全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8からDMD素子41−1ないしDMD素子41−8に至る光路IL1ないしIL8は、均一の焦点距離になるような光線に矯正してDMD素子41へ投入する。もちろん、図3とは異なり、全反射ミラー23からDMD素子41に至るすべての光路長が異なる場合にはそれぞれに調整する必要がある。
図4は、第1の導光光学系37の1系統のY−Z断面を示した図である。
アパーチャー部材20、反射光学素子22及び全反射ミラー23で反射された光束ILは、レンズなどの光学素子及び絞り調整部35から構成される第1の導光光学系37を経由してDMD素子41に導かれる。
図4に示すように、絞り調整部35は、光軸に直交する位置に絞り窓を設けて、4分岐された各光束ILが被露光体CBに照射する光量を均一になるようにこの絞り窓の面積を設定する。この絞り部の面積の設定は、モータ等で駆動して設定する。透過光量を測定して、所定の光量になるような開口となるように固定した絞りでもかまわない。
絞り調整部35には、高圧水銀ランプ10のほぼ1/4の光量、即ち熱量が、絞り窓に投入されることになる。この絞り窓が光束ILの光量を均一にするように絞り窓の面積を調整すると、絞り窓の内径の縁が光束ILを遮光するので、絞り調整部35に熱が発生する。このため絞り調整部35に羽根状の放熱部35Fを設け、冷却ノズル25で冷媒を吹き付けて絞り調整部35の温度上昇を規制する。この絞り調整部35に取り付ける放熱部35Fは、複数の羽根状の平板で構成しても良い。
第1の導光光学系37を通過した光束ILは、ミラー39でZ方向に反射され、反射プリズム43に導かれる。反射プリズム43では、反射角を変えることによって、入射した光束ILをDMD素子41に導くとともに、DMD素子41のマイクロミラーMで反射された光束ILを、投影光学系60の方向に反射する。
また、図5は、Y方向から見た反射光学素子22−1及び22−2、並びに全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8を示した図である。
図5に示すように、反射光学素子22−1及び反射光学素子22−2の中央部には、孔部又は遮蔽物のない透過部22Aが設けられる。そして、透過部22Aの下には、第1光量センサSS1及び第2光量センサSS2が配置される。第1光量センサSS1及び第2光量センサSS2は、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量を測定する。
<アパーチャー部材>
図6は、各種アパーチャー部材20を示した図である。アパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2は、金属又はセラミックスなどの低蓄熱性で且つ熱膨張係数の小さい素材で形成される。露光光ILの一部がアパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2に照射されるため、熱が蓄積しやすいからである。また、熱膨張によりアパーチャー部材20−1及びアパーチャー部材20−2の大きさが変形しないようにアバーチャー部材に放熱部材を設けても良い。
アパーチャー部材20は、DMD素子41の数に対応する矩形窓21を有している。例えばDMD素子の光反射面は縦14mmで横12mmの矩形の大きさである。このためDMD素子の光反射面に照射される露光光ILは、光反射面に合わせた矩形である必要があり、DMD素子の数に合わせる必要がある。
本実施例の露光描画装置100は、1系統の照明光学系30と4系統のDMD素子41及び投影光学系60との組み合わせで構成されている。そこで、アパーチャー部材20は、図6に示すように、一点差線で示す露光光ILの光束IL中に4系統に分岐する矩形窓21を有している。
図6(a)に示したアパーチャー部材20−Aは、露光光ILの中心CIを通るX軸を基準に、45度方向、135度方向、225度方向及び315度方向に矩形窓21を有している。つまり、矩形窓21の一辺を基準に45度方向、135度方向、225度方向及び315度方向に4つの矩形窓21が配置される。そして、このアパーチャー部材20−Aは、このアパーチャー部材20−Aの中心に、φ3ないしφ5mmの光量検出用の検出窓を1つ設けている。検出窓29は円形形状でも矩形形状でも良く、露光光ILはすでに均一光束になっているので光束IL内であればどこに配置してもよい。
図6(b)は、露光光ILの中心CIを通るX軸を基準に、0度方向、90度方向、180度方向及び270度方向に矩形窓21を有し、135度方向に検出窓29を1つ設けているアパーチャー部材20−Bを示したものである。
図6(c)は、Y軸方向に4つの矩形窓21を有し、Y軸から離れた位置に検出窓29を1つ設けているアパーチャー部材20−Cを示したものである。
アパーチャー部材20は、以上の(a)から(c)の矩形窓21の配置以外の矩形窓21の配置でも良い。しかし、DMD素子41の数及び光反射面の大きさと、露光光ILの光束ILとの関係を考慮しなければならない。露光光ILの光束ILの直径は、照明光学系の光学素子の直径に影響を与える。つまり、できるだけ光束ILの直径が小さい方が小さな照明光学系で足り、コストを下げることができる。図6(a)の露光光ILの光束ILの直径φL1、(b)の露光光ILの光束ILの直径φL2、及び(c)の露光光ILの光束ILの直径φL3を比較すると、φL2が一番小さい。従って、DMD素子の数が4つで及び光反射面が14mm*12mmの場合には、(b)に示すアパーチャー部材20−Bを選択することが好ましい。しかし、平面鏡又は入射光を表面で反射するプリズムなどの反射光学素子22の形状、その下流の全反射ミラー23の配置から、総合的に判断してアパーチャー部材20の矩形窓21の配置を考慮しなければならない。本実施例では、反射光学素子22の形状を考慮して、アパーチャー部材20−Aを採用した。
なお、本実施例は、アパーチャー部材20とDMD素子41との光束を等倍にしている。このため、矩形窓21の大きさとDMD素子41の光反射面の大きさとが同一となっている。第1の導光光学系37が拡大又は縮小光学系を有する場合には、矩形窓21の大きさはDMD素子41の光反射面の大きさに合わせて拡大又は縮小すればよい。
<第2の導光光学系:アパーチャー部材120からDMD素子41まで>
図7は、第2の導光光学系である複数分岐型光ファイバー137、DMD素子41及び投影光学系60を示した斜視図である。図8は、第2導光光学系137のY−Z断面を示した図である。図3又は図4で示した部材と同じ部材には同じ符号を付している。
第2のアパーチャー部材120−1及び第2のアパーチャー部材120−2を通過したZ方向の光束は、複数分岐型光ファイバー137の入射端面137Aより光ファイバー束137へ入射する。本実施例では、複数分岐型光ファイバー137は光束ILを4つに分岐している。光ファイバー束137は多数の細い光ファイバーを束ねたものであり、束ね方によって入射端137を扇形状にしたり円形上にしたりすることができる。また、光ファイバー束137の出射端を矩形にしたりできる。入射された光束は、光ファイバー束137内で反射されて均一な照度分布を有する複数の光束となって出射し、反射プリズム43へ到達する。反射プリズム43では、反射角を変えることによって、入射した光束ILをDMD素子41に導くとともに、DMD素子41のマイクロミラーMで反射された光束ILを、投影光学系60の方向に反射する。
なお、DMD41素子の光反射面での照度均一性を増すために、光ファイバー束137−1ないし光ファイバー束137−8の各出射端面形状とDMD41素子の光反射面形状を一致させておくことが好ましい。光ファイバー束137−1ないし光ファイバー束137−8の各出射端面形状を正確にDMD41素子の光反射面形状と相似形にするために光ファイバー束137−1ないし光ファイバー束137−8の出射端には枠体139−1ないし枠体139−8が設けられている。全体の光束ILの光量を調整するためには、カメラなどに用いられる可変絞り機構を各光ファイバー束137入射端の近傍に設ければよい。
<第2のアパーチャー部材>
図9は、第2のアパーチャー部材120を示した図である。第2のアパーチャー部材120は、金属又はセラミックスなどの低蓄熱性で且つ熱膨張係数の小さい素材で形成される。上述したように、光ファイバー束137は多数の細い光ファイバーを束ねたものであるため、第2のアパーチャー部材120の開口窓の形状をいろいろな形状にすることができる。図9(a)では、第2のアパーチャー部材120−Aは4つの扇形状の窓121−Aを有しており、扇形状の光ファイバー束の入射端側に合わせてある。4つの扇形状の窓121を合わせるとフライアイレンズ32を経由してコンデンサーレンズ33−1で集光した光束の円形照明と合致する。
光ファイバーは、その内部で多重反射するため光量の減衰が生じるが、第2のアパーチャー部材120−Aでは、円形の照明光束ILを4つに分岐してDMD41素子の光反射面の矩形形状と相似であるため、無駄にする光量が少なくことない。
また、図9(b)では、第2のアパーチャー部材120−Bは4つの円形状の窓121−Bを有しており、円形の光ファイバー束の入射端側に合わせてある。光ファイバー束は円形に束ねやすいため容易に製造することができる。
<DMD素子>
図10(a)は、1つのDMD素子41の斜視図を示し、(b)は、マイクロミラーMの動作を示した図である。
本実施例の露光描画装置100は、8個のDMD素子41を有しており、その1つのDMD素子41の光反射面は、例えば1024×1280のマトリクス状に配列された1310720個のマイクロミラーMから構成される。DMD素子41は、X方向に沿って1024個、Y方向に沿って1280個のマイクロミラーMが配列され、例えばX方向に約12mmY方向に約14mmの光反射面を有する。個々のマイクロミラーMのサイズは、例えば11.5μm角である。
このDMD素子41は、例えばウェハ42上にアルミスパッタリングで作り込まれた、反射率の高い矩形マイクロミラーMを静電気作用により動作させるデバイスである。図10(b)に示すように、それぞれのマイクロミラーMは、対角線を中心に回転傾斜することができ、安定した2つの姿勢に位置決めできる。任意のマイクロミラーM(m,n)(1≦m≦1024,1≦n≦1280)が被露光体CB方向に位置決めされると、そこに入射した露光光ILは投影光学系60に向かって反射される。マイクロミラーM(m,n)が投影光学系60の外側方向に位置決めされると、スポット光は光吸収板(不図示)に向かって反射されて投影光学系60から逸らされる。
<露光描画の動作>
図11は、露光描画のフローチャートある。
ステップR11において、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量を第1光量センサSS11及び第2センサSS12で確認する。不図示の電源制御部は、第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量をほぼ均等に制御する。第1高圧水銀ランプ10−1及び第2高圧水銀ランプ10−2の光量をほぼ均等になった後、シャッタ13が露光光ILを遮蔽する。
ステップR12において、被露光体CBのX方向Y方向サイズ及び塗布されているフォトレジストの感度条件などが入力される。
ステップR13において、被露光体CBに塗布されているフォトレジスト、及び高圧水銀ランプ10の光量などに基づいて、被露光体テーブル90のY方向の移動速度が計算される。
ステップR14では、被露光体テーブル90に被露光体CBが真空吸着される。
ステップR15において、シャッタ13が開放し、露光体CBの露光描画が開始される。
ステップR16において、被露光体テーブル90がY方向に移動する。
ステップR17において、露光領域SP1ないし露光領域SP8が被露光体CBの端部に到達すると、シャッタ13が露光光ILを遮蔽する。この状態で、被露光体CBの半分が露光済み領域EXとなる。
ステップR18において、被露光体テーブル90がX方向に移動する。
ステップR19において、シャッタ13が開放し、露光体CBの露光描画が行われる。
ステップR20において、被露光体テーブル90が−Y方向に移動する。
ステップR21において、再び、露光領域SP1ないし露光領域SP8が被露光体CBの端部に到達すると、シャッタ13が露光光ILを遮蔽する。この状態で、被露光体CBの全面が露光済み領域EXとなる。
ステップR22において、被露光体CBが真空吸着から開放され、被露光体テーブル90から被露光体CBが取り出される。
本発明の露光描画装置100を示す概略斜視図である。 照明光学系30−1及び30−2を示した概念図である。 導光光学系37、DMD素子41及び投影光学系60を示した斜視図である。 導光光学系37のY−Z断面を示した図である。 Y方向から見た反射光学素子22−1及び22−2、並びに全反射ミラー23−1ないし全反射ミラー23−8を示した図である。 各種アパーチャー部材を示した図である。 第2の導光光学系137、DMD素子41及び投影光学系60を示した斜視図である。 第2の導光光学系137のY−Z断面を示した図である。 第2の導光光学系137用のアパーチャー部材120−Aとアパーチャー部材120−Bとを示した図である。 (a)は、1つのDMD素子41の斜視図を示し、(b)は、マイクロミラーMの動作を示した図である。 描画処理のフローチャートである。
符号の説明
10; 高圧水銀ランプ, 11; 楕円ミラー, 19; 電源制御部
20; 第1のアパーチャー部材,120; 第2のアパーチャー部材
21: 矩形窓, 29; 検出窓,121; 扇形窓
22; 反射光学素子
23; 全反射ミラー
30; 照明光学系, 35; 絞り調整部 37; 第1の導光光学系、137; 光ファイバー束(第2の導光光学系)
41; DMD素子,
60; 投影光学系
90; 被露光体テーブル
CB; 被露光体
IL; 露光光
SS11; 第1光量センサ,SS12; 第2光量センサ

Claims (6)

  1. 紫外線を照射する光源と、
    前記光源からの光束を平行光に形成する照明光学系と、
    前記照明光学系からの平行光中に配置され、第1光束と第2光束とに分岐する第1窓と第2窓とを有するアパーチャー部材と、
    前記アパーチャー部材で分岐された平行光の第1光束及び第2光束を導く第1導光手段及び第2導光手段と、
    前記第1導光手段及び第2導光手段で導かれた第1光束及び第2光束を空間変調する第1及び第2空間光変調手段と、
    この第1及び第2空間光変調手段で空間変調された第1光束と第2光束とを被露光体に導く第1及び第2投影光学系と、
    を備えることを特徴とする露光描画装置。
  2. 前記第1及び第2空間光変調手段は、複数の反射素子で構成される矩形形状の反射面を有し、
    前記第1窓と第2窓とは前記反射面と相似形の矩形形状であることを特徴とする請求項1に記載の露光描画装置。
  3. 前記第1導光手段及び第2導光手段は、1枚以上2枚以内の全反射光学素子を含むことを特徴とする請求項2に記載の露光描画装置。
  4. 前記第1導光手段及び第2導光手段は、開口面積を可変して透過する光量を調整する絞り調整部を有し、
    この絞り調整部は放熱部材を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の露光描画装置。
  5. 前記第1及び第2空間光変調手段は、複数の反射素子で構成される矩形形状の反射面を有し、
    前記第1窓と第2窓とは扇形状であることを特徴とする請求項1に記載の露光描画装置。
  6. 前記第1導光手段及び第2導光手段は、前記アパーチャー部材側が扇形状であり前記第1及び第2空間光変調手段側が矩形形状である光ファイバー束を含むことを特徴とする請求項5に記載の露光描画装置。
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