JP2008270347A - トランス - Google Patents

トランス Download PDF

Info

Publication number
JP2008270347A
JP2008270347A JP2007108154A JP2007108154A JP2008270347A JP 2008270347 A JP2008270347 A JP 2008270347A JP 2007108154 A JP2007108154 A JP 2007108154A JP 2007108154 A JP2007108154 A JP 2007108154A JP 2008270347 A JP2008270347 A JP 2008270347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
transformer
primary
core
windings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007108154A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sakida
浩一 崎田
Hiromitsu Muto
洋光 武藤
Soshiyo Takizawa
素章 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Lambda Corp
Original Assignee
TDK Lambda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Lambda Corp filed Critical TDK Lambda Corp
Priority to JP2007108154A priority Critical patent/JP2008270347A/ja
Publication of JP2008270347A publication Critical patent/JP2008270347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】限られたスペース内で巻線の占有率をさらに増加させ、冷却性能を高めると共に、一次巻線と二次巻線間の漏れインダクタンスを低減できるトランスを提供する。
【解決手段】一次巻線31,41にボビンが存在しない分、トランス1としての巻線の占有率が増加するので、限られたスペースを有効に活用できる。また、トランス1を電源装置などに組み込んだときに、空気の流れを妨げるボビンが無くなったことで、積層した一次巻線31,41と二次巻線32,42に冷風が満遍なく通過する。しかも、金属板状の二次巻線32,42を多層構造化することにより、そこからトランス1としての熱分散を図ることができ、前述した冷風が満遍なく通過することと相俟って、冷却性能を向上できると共に、一次巻線31,41と二次巻線32,42との間の漏れインダクタンスも低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば100Aを超える電流容量が要求されるスイッチング電源用のトランスに関する。
安定化電源装置において、100Aを超える大電流出力を得ようとする場合、スイッチング方式の電源で小型軽量化を図るのが一般的である。こうしたスイッチング方式の電源では、スイッチング素子のスイッチングにより得られた方形波電圧を、二次側に絶縁して電力伝送するトランスが不可欠である。
こうした大電流用のトランスは、大型のフェライトコアに太い銅線,銅箔,或いは細い銅線を束ねた導体を巻回した構造が採用されていたが、近年は一次巻線や二次巻線を積層したトランス構造により、小型化が図られている。
こうしたトランス構造は、例えば特許文献1などに開示されている。ここで、その具体的な構成を図6に基づき説明すると、101は電源装置の入力側から出力側への電力伝送を行なうトランスで、これは磁性部材からなるコア102と、このコア102に電磁気的に結合する複数の一次巻線103および二次巻線104を備えて構成される。コア102は、断面がE形に形成された第1コア部材105と、断面がI形に形成された第2コア部材106とにより構成される。また、107はコア102を収容保持する合成樹脂製のコアホルダで、その底部にはプリント基板108の孔109に嵌合する弾性片110が一体的に設けられる。コア102は、中心部の円筒形状をなす主脚111と、この主脚111の両側にある一対の側脚112とを有し、これらの主脚111や側脚112の上面を形成する第1コア部材105のつき合わせ面113に、平板状の第2コア部材106をつき合わせることで、閉ざされた磁気回路が形成される。一方、一次巻線103は、合成樹脂からなる円板状のボビン体114と、このボビン体114に巻回される線材115とにより構成され、線材115は一対のフランジ116間に放射方向に拡径しながら渦巻き状に巻装される。また二次巻線104は、導電部材118をフィルム状の絶縁層119で覆うことで構成される。
そして製造に際しては、予めボビン体114に線材115を巻装した一次巻線103を用意し、この一次巻線103の線材115の両端をプリント基板108の所定位置に半田付けして双方の電気的接続を図る。また、このプリント基板108の孔109にコアホルダ107の弾性片110を嵌合させ、プリント基板108上にコアホルダ107を取付け固定する。次いで、一次巻線103およびコアホルダ107付きのプリント基板108を、プリント基板108と対向して配置される金属製の板状部材121にスペース(図示せず)を介在させた状態でねじ止めする。これらの各作業により、板状部材121に対するプリント基板108とトランス101のコアホルダ107との位置決め固定がそれぞれなされる。
次に、実質的なトランス101の製造工程に移行する。先ず、つき合わせ面113を上に向けた状態で、第1コア部材105をコアホルダ107に収容し、機構的に各々独立した一次巻線103と二次巻線104をコア102の主脚111に順次装着する。そして、第1コア部材105のつき合わせ面113を第2コア部材106につき合わせて、弾性ストッパー122の両端部をコアホルダ107の両側上部に係止することで、トランス101の全ての構成部品(コア102,一次巻線103および二次巻線104)がコアホルダ107に収容保持される。
また、トランス101の二次側の電流容量を増やすために、二次巻線104を銅などの金属板材で構成するものも、例えば特許文献2などで知られている。
トロイダル状コアに導体として太い銅線を巻いたり、あるいは細い銅線を束ねて巻いたりする構造が従来から採用されてきた。しかし、銅線が巻太って無駄なスペースが生じたり、太い銅線のために他の被接合体との端末処理が複雑となったり、コアの中心部で銅線が密になり、放熱が困難になったりする問題を有していた。
特開2003−68532号公報 特開昭64−30463号公報
上述したような、一次巻線103と二次巻線104を積層したトランス101では、製造時に巻線機などの大掛かりな機械を必要としない利点がある。しかし、こうしたトランス構造においても、積層した一次巻線103と二次巻線104間の冷却が不十分であり、また特に大電流が流れるトランス101では、一次巻線103または二次巻線104の端部に設けた接続部で、外部回路との接続損失も大きく、熱集中が避けられないという問題があった。また併せて、限られたスペース内で巻線の占有率をさらに増加させると共に、一次巻線103と二次巻線104間の漏れインダクタンスを低減できるトランス構造も求められていた。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、限られたスペース内で巻線の占有率をさらに増加させ、冷却性能を高めると共に、一次巻線と二次巻線間の漏れインダクタンスを低減できるトランスを提供することをその目的とする。
また本発明の別な目的は、外部回路との接続部における損失の低減を図ったトランスを提供することにある。
本発明の請求項1におけるトランスは、磁性材料からなるコアに、一次巻線と二次巻線とを積層して装着したトランスにおいて、前記一次巻線は、線材を複数回巻回したボビンレス構造のコイル部だけで構成され、前記二次巻線は、前記コアを周回するように形成した金属板材からなり、前記一次巻線と互い違いに複数個装着されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2におけるトランスは、前記二次巻線の端部に接続部を設け、外部回路および/または別な二次巻線との接続を可能にするために、固定具が挿通する4つ以上の孔を前記接続部に形成している。
本発明の請求項1では、共通するコアに一次巻線と二次巻線がそれぞれ積層状態で装着されるが、一次巻線にボビンが存在しない分、トランスとしての巻線の占有率が増加するので、限られたスペースを有効に活用できる。また、トランスを電源装置などに組み込んだときに、空気の流れを妨げるボビンが無くなったことで、積層した一次巻線と二次巻線に冷風が満遍なく通過する。しかも、金属板状の二次巻線を多層構造化することにより、トランスとしての熱分散を図ることができ、前述した冷風が満遍なく通過することと相俟って、冷却性能を向上できると共に、一次巻線と二次巻線との間の漏れインダクタンスも低減できる。
本発明の請求項2では、4個以上の固定具を用いて、外部回路や他の二次巻線を接続部に強固に固定することができるため、接続部における損失の低減を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明におけるトランスの好ましい実施例を説明する。
図1は、本実施例におけるトランス1の分解斜視図であり、図2はトランス1の組立後における外形図である。ここでのトランス1は、スイッチング方式の電源装置に組み込まれ、図示しないスイッチング素子のスイッチングにより一次側で得られた方形波電圧を、二次側に絶縁して電力伝送するものである。また、当該電源装置がブリッジ型コンバータにより構成される関係で、本実施例におけるトランス1も、共通するコア2に2つの巻線部3,4が電磁気的に結合した構造を有している。勿論、この巻線部3,4が単独若しくは3つ以上あっても構わない。
コア2は、鉄またはフェライトなどの磁性部材で構成され、何れも断面がE形に形成された第1コア部材11と第2コア部材12とにより構成される。それぞれのコア部材11,12は、中心部の円筒形状をなす主脚13と、この主脚13の両側にある一対の側脚14と、主脚13および各側脚14の基端部を繋ぎ合わせる平板状の連結部15とを有し、コア部材11,12の主脚13および各側脚14の上面どうしをつき合わせることで、閉ざされた磁気回路が形成される。なお、ここでのコア2は、いわゆるEE型のコア部材11,12により構成されるが、従来例で示したEI型や、それ以外の型によるコア部材11,12により構成してもよい。また、主脚13は円以外の筒形状であっても構わない。
巻線部3は、何れも複数の一次巻線31と二次巻線32とを互い違いに積層して構成され、また同様に巻線部4も、何れも複数の一次巻線41と二次巻線42とを互い違いに積層して構成される。ここで、巻線部3の一次巻線31と巻線部4の一次巻線41は同一形状であるが、巻線部3の二次巻線32と巻線部4の二次巻線42は、外部回路の接続部となる端部の形状が異なる。一次巻線31,41は並列接続され、この並列回路に前記方形波電圧が印加される。一方、二次巻線32,42は、それぞれの巻線部3,4で直列に接続され、巻線部3の二次巻線32の他端と、巻線部4の二次巻線42の一端がねじ止めにより電気的に接続される。
ここで、図3や図4を参照しながら、巻線部3,4の構成をさらに詳しく説明する。一次巻線31,41は、いわゆるボビンレス構造で、絶縁被覆された線材である電線21を巻回したコイル部22だけで構成される。ここでのコイル部22は、電線21を積み重ねながら、放射方向に拡径しつつ順に複数回巻回して形成される。したがって、一次巻線31,41の巻始めとなる電線21の一端21aが、コイル部22の内周側に位置し、一次巻線31,41の巻き終りとなる電線21の他端21bが、コイル部22の外周側に位置する。そのため、電線21の一端21aは、最終的にコイル部22の内周側から外周側を乗り越えるように、当該コイル部22を跨いで外部へ送出される膨出部21cが形成される一方で、電線21の他端21bは、コイル部22の外周側からそのまま外部へ送出される。
巻線部3の二次巻線32は、例えば銅板などの扁平板状の金属板材から形成され、前記コア2の脚部13を取り囲むように形成される周回部24と、この周回部24の一端と他端にそれぞれ形成される接続部25,26と、接続部25,26の反対側にあって、周回部24の中間に形成される誘導手段としての凹部27とを備える。凹部27は、周回部24の内周縁を「コ」字状に切り抜いて形成される。この凹部27は、周回部24の内周縁から半径方向に延び、奥行きが巻き幅である一次巻線31の軸直角方向長さより大きく形成され、幅が一次巻線31を構成する電線21の直径よりも大きく形成される。
同様に、巻線部4の二次巻線42は、例えば銅板などの扁平板状の金属板材から形成され、前記コア2の脚部13を取り囲むように形成される周回部24と、この周回部24の一端と他端にそれぞれ形成される接続部28,29と、接続部28,29の反対側にあって、周回部24の中間に形成される誘導手段としての凹部27とを備える。二次巻線42は、その両端部に位置する接続部28,29の形状だけが二次巻線32と異なる。凹部27の奥行きは巻き幅である一次巻線41の軸直角方向長さより長く形成され、幅が電線21の直径より長く形成される。
51は、コア部材11,12をつき合わせた状態で、コイル2の脚部13外周を覆うシート状の絶縁材である。この絶縁材51は、一次巻線31,41や二次巻線32,42とコイル2とを電気的に絶縁するためのものである。同様の目的で、各コア部材11,12の連結部15と巻線部3,4との間にも、それぞれシート状の絶縁材52が介在される。さらに、巻線部3,4間にも、別なシート状の絶縁材53が介在される。これらの絶縁材52,53は、一次巻線31,41や二次巻線32,42と共に積層される。
前記二次巻線32の接続部25,26には、4個の孔54がそれぞれ形成される。また、別な二次巻線42の接続部28,29にも、前記孔54と同形状の4個の孔55がそれぞれ形成される。コア2に複数の一次巻線31,41および二次巻線32,42を積層した状態では、各二次巻線32の接続部25に形成した孔54にねじ56がそれぞれ挿通され、このねじ56の先端側にナット57を螺着することで、各二次巻線32の接続部25が電気的に接続される。同様に、各二次巻線42の接続部29に形成した孔55にねじ58がそれぞれ挿通され、このねじ58の先端側にナット59を螺着することで、各二次巻線42の接続部29が電気的に接続される。さらに、各二次巻線32の接続部26に形成した孔54と、二次巻線42の接続部28に形成した孔55に、別なねじ60がそれぞれ挿通され、このねじ60の先端側にナット61を螺着することで、各二次巻線32,42の接続部26,28が電気的に接続される。なお、一次巻線31,41および二次巻線32,42を積層したときに向かい合う各接続部25,26,28,29間は、図示しない外部回路の端子部や、導電性のスペーサが介在して、共にねじ締めされる。これにより向かい合う各接続部25,26,28,29間の電気的な導通を確実にすると共に、ねじ締め時における接続部25,26,28,29の変形を防止している。
製造に際しては、予め電線21をボビンレスの状態で巻回することで、複数の一次巻線31,41をサブユニットとして組立てておく。そして、図3に示すように、第2コア部材12の主脚13および各側脚14の先端面を上に向けた状態で、絶縁材51を主脚13の外周に装着し、絶縁材52,巻線部4,絶縁材53,巻線部3,絶縁材52の順で、機構的に各々独立した一次巻線31,41や二次巻線32,42を含む各部品を装着する。このとき巻線部3は、一次巻線31と二次巻線32が互い違いに積層して装着され、別な巻線部4も一次巻線41と二次巻線42が互い違いに積層して装着されるが、一次巻線31,41にボビンが存在しない関係で、その分トランス1としての巻線の占有率が増える。また、トランス1を電源装置などに組み込んだときに、ファン(図示せず)からの空気の流れを妨げるボビンが無くなったことで、一次巻線31,41と二次巻線32,42に冷風が満遍なく通過する。しかも、金属板状の二次巻線32,42を多層構造化することにより、トランス1としての熱分散を図って、結果的に冷却性能を向上できると共に、一次巻線31,41と二次巻線32,42との間の漏れインダクタンスも低減する。
また、上記したように一次巻線31,41は、電線21の一端21aがコイル部22の内周側から外周側へかけてコイル部22を跨いで送出され、そこに部分的な膨出部21cが形成されるので、一次巻線31,41全体の軸方向長さは、コイル部22の高さに電線21の直径分を加えた長さとなる。従って、金属板材からなる通常の二次巻線32,42で一次巻線31,41をそれぞれ挟み込むと、膨出部21cの部分で二次巻線32,42の表面とコイル部22との間にデッドスペースが生じる。
ところが、本発明のような凹部27を備えた二次巻線32,42であれば、図3に示すように、凹部27に電線21の膨出部21cを配置することにより、前記二次巻線32,42の表面を,それに対向する一次巻線31,41のコイル部22表面に当接させたまま、コイル部22を跨いでいる電線21の一端21aを,凹部27によってコイル部7の内周側から外周側へ誘導することができる。従って、トランス1は、電線21の膨出部21cの直径分だけ軸方向の長さを短くすることができるので、スペースを有効に利用して小型化を実現することが可能になる。
なお、別な変形例として、図5に示すように、凹部27に替えて有底の溝部71を設けることとしてもよい。溝部71は、周回部24の内周縁から半径方向に延びるように形成され、高さ(軸)方向の長さが少なくとも電線21の直径より大きく、奥行きが一次巻線31,41の軸直角方向の長さより大きく、電線21の一端21aが外部へ導出できるように、円周方向の外端部が一次巻線31,41の外端部より外方に位置するように形成される。このように誘導手段として有底の溝部71を設けることとしたことにより、誘導手段の設置に伴う二次巻線32,42の断面積の減少を抑制することができる。すなわち、誘導手段を溝部71とすることにより、上記凹部12を設ける場合に比べ、二次巻線32,42の断面積を増やすことができる。
そして最後に、第2コア部材12に向かい合わせた状態で、第1コア部材11をつき合わせ、必要に応じてコア2の外周をテープ(図示せず)で固定することで、トランス1単体としての製造が完了する。
以上のように、本実施例では、磁性材料からなるコア2に、一次巻線31,41と二次巻線32,42とを積層して装着したトランス1において、一次巻線31,41は、線材である電線21を複数回巻回したボビンレス構造のコイル部22だけで構成され、二次巻線32,42は、コア2を周回するように形成した金属板材からなり、一次巻線31,41と互い違いに複数個装着されている。
こうすると、共通するコア2に一次巻線31,41と二次巻線32,42がそれぞれ積層状態で装着されるが、一次巻線31,41にボビンが存在しない分、トランス1としての巻線の占有率が増加するので、限られたスペースを有効に活用できる。また、トランス1を電源装置などに組み込んだときに、空気の流れを妨げるボビンが無くなったことで、積層した一次巻線31,41と二次巻線32,42に冷風が満遍なく通過する。しかも、金属板状の二次巻線32,42を多層構造化することにより、そこからトランス1としての熱分散を図ることができ、前述した冷風が満遍なく通過することと相俟って、冷却性能を向上できると共に、一次巻線31,41と二次巻線32,42との間の漏れインダクタンスも低減できる。
さらに本実施例では、二次巻線32,42の一端部および他端部にそれぞれ接続部25,26,28,29を設け、外部回路および/または別な二次巻線32,42との接続を可能にするために、固定具であるねじ56,58,60が挿通する4つ以上の孔を前記接続部25,26,28,29に形成している。
こうすると、4個以上のねじ56,58,60を用いて、外部回路や他の二次巻線32,42を接続部25,26,28,29に強固に固定することができるため、接続部25,26,28,29における損失の低減を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。本発明は、コア2,一次巻線31,41,二次巻線32,42の各形状は、実施例中に提示したものに限ることなく、適宜変更が可能である。また、2ターン以上の二次巻線32,42であっても構わない。さらに、ねじ56,58,60の先端部がねじ込まれる二次巻線32,42の一つを、タップ無しの孔54,55からタップ付きの孔に変更して、ナット57,59,61を不要にしてもよい。
本発明の好ましい一実施例におけるトランスの各構成部品を示す分解斜視図である。 同上、トランスの組立後における斜視図である。 同上、巻線部の積層時における斜視図である。 同上、要部の部分断面図である。 同上、別な変形例を示す要部の部分断面図である。 従来のトランス構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
2 コア
21 電線(線材)
22 コイル部
25,26,28,29 接続部
31,41 一次巻線
32,42 二次巻線
56,58,60 ねじ(固定具)

Claims (2)

  1. 磁性材料からなるコアに、一次巻線と二次巻線とを積層して装着したトランスにおいて、
    前記一次巻線は、線材を複数回巻回したボビンレス構造のコイル部だけで構成され、
    前記二次巻線は、前記コアを周回するように形成した金属板材からなり、前記一次巻線と互い違いに複数個装着されることを特徴とするトランス。
  2. 前記二次巻線の端部に接続部を設け、外部回路および/または別な二次巻線との接続を可能にするために、固定具が挿通する4つ以上の孔を前記接続部に形成したことを特徴とする請求項1記載のトランス。
JP2007108154A 2007-04-17 2007-04-17 トランス Pending JP2008270347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007108154A JP2008270347A (ja) 2007-04-17 2007-04-17 トランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007108154A JP2008270347A (ja) 2007-04-17 2007-04-17 トランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008270347A true JP2008270347A (ja) 2008-11-06

Family

ID=40049497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007108154A Pending JP2008270347A (ja) 2007-04-17 2007-04-17 トランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008270347A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109416975A (zh) * 2016-07-11 2019-03-01 索尼公司 电子部件、接合结构、电源装置以及电动车辆
JP2020194866A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 変成器
US10917971B2 (en) 2016-11-17 2021-02-09 Sony Corporation Electronic component, power supply device, and method of manufacturing coil

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6179520A (ja) * 1984-09-27 1986-04-23 Fanuc Ltd ねじ切り制御方式
JPH05166648A (ja) * 1991-12-12 1993-07-02 Tdk Corp 電源トランス
JPH06151211A (ja) * 1992-11-06 1994-05-31 Honda Motor Co Ltd 溶接機用トランス
JP2001035730A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Tamura Seisakusho Co Ltd 高周波トランス
JP2002064017A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄形トランスおよびその製造方法
JP2002064021A (ja) * 2000-08-18 2002-02-28 Eiwa:Kk プレーナートランス
JP2002075737A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄形トランスおよびその製造方法
JP2002260934A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Tdk Corp 平面コイルおよび平面トランス
WO2003036665A1 (fr) * 2001-10-24 2003-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transformateur extra-plat et procede de fabrication
JP2004296913A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Tdk Corp インダクタンス部品用プレートおよびインダクタンス部品並びにスイッチング電源
JP2004303746A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄形トランス
JP2005150195A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JP2006108415A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Cosel Co Ltd トランス及び多層基板

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6179520A (ja) * 1984-09-27 1986-04-23 Fanuc Ltd ねじ切り制御方式
JPH05166648A (ja) * 1991-12-12 1993-07-02 Tdk Corp 電源トランス
JPH06151211A (ja) * 1992-11-06 1994-05-31 Honda Motor Co Ltd 溶接機用トランス
JP2001035730A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Tamura Seisakusho Co Ltd 高周波トランス
JP2002064021A (ja) * 2000-08-18 2002-02-28 Eiwa:Kk プレーナートランス
JP2002064017A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄形トランスおよびその製造方法
JP2002075737A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄形トランスおよびその製造方法
JP2002260934A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Tdk Corp 平面コイルおよび平面トランス
WO2003036665A1 (fr) * 2001-10-24 2003-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transformateur extra-plat et procede de fabrication
JP2004296913A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Tdk Corp インダクタンス部品用プレートおよびインダクタンス部品並びにスイッチング電源
JP2004303746A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄形トランス
JP2005150195A (ja) * 2003-11-12 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd トランス
JP2006108415A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Cosel Co Ltd トランス及び多層基板

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109416975A (zh) * 2016-07-11 2019-03-01 索尼公司 电子部件、接合结构、电源装置以及电动车辆
EP3483904A4 (en) * 2016-07-11 2019-08-07 Sony Corporation ELECTRONIC COMPONENT, CONNECTION STRUCTURE, POWER SUPPLY AND ELECTRIC VEHICLE
CN109416975B (zh) * 2016-07-11 2022-09-02 索尼公司 电子部件、接合结构、电源装置以及电动车辆
US11742133B2 (en) 2016-07-11 2023-08-29 Sony Corporation Electronic component, bonding structure, power supply device, and electric vehicle
US10917971B2 (en) 2016-11-17 2021-02-09 Sony Corporation Electronic component, power supply device, and method of manufacturing coil
JP2020194866A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 変成器
WO2020241190A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社オートネットワーク技術研究所 変成器
JP7120154B2 (ja) 2019-05-28 2022-08-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 変成器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6380745B2 (ja) トランス
JP6079225B2 (ja) トランス
US8570133B2 (en) Transformer
US9424979B2 (en) Magnetic element with multiple air gaps
JP6572871B2 (ja) トランス装置およびその組み立て方法
WO2007086072A2 (en) High-current electrical coil, and transformer construction including same
WO2010024153A1 (ja) 三相高周波トランス
JP5273192B2 (ja) コイル用ボビン、コイル部品、及びスイッチング電源装置
US10692650B2 (en) Three-phase transformer
JP2010129692A (ja) インダクタンス部品
US11189417B2 (en) Transformer device
JP4910914B2 (ja) 巻線及び磁気部品
JP2010258395A (ja) インターリーブ用pfcチョークコイル
US10398029B2 (en) High-frequency transformer
JP2006286880A (ja) トランス
JP4284656B2 (ja) トランス構造
US20230076761A1 (en) Transformer and flat panel display device including same
JP2008270347A (ja) トランス
JP2009105180A (ja) トランス
JP2008235529A (ja) リアクタ
JP2005150195A (ja) トランス
WO2019013131A1 (ja) プレーナ型トランス及びdcdcコンバータ
JP2010251364A (ja) コイル用ボビン、巻線部品、コイル部品、スイッチング電源装置、及びコイル部品の製造方法
EP1782440B1 (en) Coil form for forming an inductive element
JP2010165711A (ja) コイル及び変圧器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111031