JP2008264085A - ミキシング装置および飲料提供装置 - Google Patents

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賢志 入野
Korehiro Tsukada
維宏 塚田
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Abstract

【課題】冷却機91のファン97による風の流れの影響で、ミキシングボール36に供給する粉末原料の一部が飛散するのを軽減できるミキシング装置19を提供する。
【解決手段】ミキシング装置19に対して、粉末原料供給部21から供給する粉末原料を粉末原料シュート81で送り込む。ミキシング装置19のミキシングボール36の上面に蓋体32を装着する。蓋体32には、粉末原料シュート81から粉末原料が投入される粉末原料投入口41を設け、粉末原料投入口41の後側縁部位置から粉末原料シュート81の下端部の高さ位置より上方まで壁部43を立設する。ミキシング装置19の後方には、前方から後方へ向けて送風する冷却機91のファン97が位置する。壁部43により、粉末原料シュート81の下端部と蓋体32の粉末原料投入口41との間への風の流れを遮り、粉末原料シュート81から粉末原料投入口41に投入する粉末原料の一部が飛散するのを軽減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉末原料と液体とを混合して飲料を調合するミキシング装置、およびこのミキシング装置を用いた飲料提供装置に関する。
従来、例えば、飲料提供装置としての給茶機では、ミキシング装置に粉末原料と湯や冷水などの液体とを供給し、これらをミキシング装置内で混合して飲料を調合し、調合した飲料をカップに注出して提供している。
ミキシング装置は、ミキシングボールとこのミキシングボールの上面に開閉可能に装着された蓋体とを備えている。蓋体には、粉末原料が投入される粉末原料投入口や、湯や冷水が注入される注入口などが形成されている。
そして、飲料提供装置の機体前部側には、ミキシング装置およびこのミキシング装置に粉末原料を供給する粉末原料供給部が配設され、また、飲料提供装置の機体後部側には、ミキシング装置に湯を供給する湯タンクユニット、およびミキシング装置に冷水を供給する冷水機ユニットがそれぞれ配設されている(例えば、特許文献1参照。)。
粉末原料供給部は、粉末原料を収容する容器、この容器から突設されていて容器内の粉末原料が吐出される吐出口部、およびこの吐出口部から粉末原料を吐出させる繰出機構を備えている。吐出口部の先端には、粉末原料シュートの上部側に設けられた嵌合孔が嵌合されて取り付けられ、この粉末原料シュートの下端部がミキシング装置の蓋体の粉末原料投入口上に対向して配置されている。したがって、吐出口部から吐出された粉末原料が、粉末原料シュート内を通じてこの粉末原料シュートの下端からミキシング装置の蓋体の粉末原料投入口に放出されて、ミキシングボール内に供給される。
また、冷水機ユニットには、常温水を冷却して冷水とするための冷却機が用いられ、この冷却機の運転によって発生する熱を機体外に排気するファンを備えている。ファンは、冷却機とともにミキシングボールの後方に配置されており、前方から後方へ向けて送風して機体の背面から外部へ排気している。
特開2006−296746号公報(第5−9頁、図3、図14)
上述のように、冷水機ユニットのファンによって飲料提供装置の機体内には前方から後方へ向かう風の流れが発生し、この風が粉末原料シュートの下端部とミキシング装置の蓋体の粉末原料投入口との間に流れると、粉末原料の供給時に、粉末原料シュートの下端部から放出される粉末原料の一部が風の流れによって、蓋体の粉末原料投入口に落下せずに外部に飛散し、機体内が粉末原料で汚れてしまう問題がある。
さらに、ミキシングボールは、湯や冷水の供給による湿気が粉末原料シュートの内面や粉末原料供給部の吐出口部などに至って粉末原料の付着や固着が発生するのを軽減するために、このミキシングボール内を排気ユニットによって排気しているが、上述した粉末原料シュートの下端部とミキシング装置の蓋体の粉末原料投入口との間の風の流れが、ミキシングボール内の湿気の排気に影響を与え、湿気の排気性能が低下する問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ミキシングボールに供給する粉末原料の一部が飛散するのを軽減できるミキシング装置、およびこのミキシング装置を用いた飲料提供装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のミキシング装置は、粉末原料シュートで導かれる粉末原料およびこの粉末原料と混合される液体が供給されて飲料を調合するミキシングボールと、このミキシングボールの上面に開閉可能に装着される蓋本体、この蓋本体に開口形成され前記粉末原料シュートの下端部が対向されてこの粉末原料シュートで導かれる粉末原料が投入される粉末原料投入口、およびこの粉末原料投入口の縁部位置から蓋本体の上方に立設された壁部を有する蓋体とを具備しているものである。
請求項2記載の飲料提供装置は、請求項1記載のミキシング装置と、このミキシング装置に対して粉末原料を供給する粉末原料供給部と、この粉末原料供給部から供給される粉末原料を受け入れて前記ミキシング装置の粉末原料投入口に導く粉末原料シュートと、前記ミキシング装置に液体を供給する液体供給部と、前記ミキシングボール内を排気する排気ユニットとを具備しているものである。
請求項3記載の飲料提供装置は、請求項2記載の飲料提供装置において、液体供給部は、液体を冷却する冷却機およびこの冷却機の運転によって発生する熱を排気するファンを有し、このファンがミキシングボールの位置より後方に配置されるとともに前方から後方へ向けて送風され、蓋体の壁部は、粉末原料投入口の後側の縁部位置から立設されているものである。
請求項4記載の飲料提供装置は、請求項2または3記載の飲料提供装置において、粉末原料シュートは、粉末原料供給部側に嵌合される嵌合孔が設けられ、粉末原料供給部は、粉末原料を収容する容器、およびこの容器から突設されていて容器内の粉末原料が吐出される吐出口部を有し、この吐出口部の先端に前記粉末原料シュートの嵌合孔が嵌合されるとともに、この吐出口部の先端から離反した位置の周囲に吐出口部と前記粉末原料シュートの嵌合孔との隙間を閉塞するリブが突設されているものである。
請求項1記載のミキシング装置によれば、蓋体の粉末原料投入口の縁部位置から蓋体の上方に立設した壁部により、粉末原料シュートの下端部と蓋体の粉末原料投入口との間への風の流れの影響を遮り、粉末原料シュートから粉末原料投入口に投入する粉末原料の一部が飛散するのを軽減できる。
請求項2記載の飲料提供装置によれば、請求項1記載のミキシング装置を用いることにより、粉末原料が飛散して汚れるのを軽減できるとともに、排気ユニットによるミキシングボール内の湿気の排気性能を維持できる。
請求項3記載の飲料提供装置によれば、請求項2記載の飲料提供装置の効果に加えて、ミキシングボールの位置より後方に配置された冷水機ユニットのファンが前方から後方へ向けて送風しても、蓋体の粉末原料投入口の後側の縁部位置から立設した壁部により、粉末原料シュートの下端部と蓋体の粉末原料投入口との間への風の流れを確実に遮り、粉末原料シュートから粉末原料投入口に投入する粉末原料の一部が飛散するのを確実に軽減できる。
請求項4記載の飲料提供装置によれば、請求項2または3記載の飲料提供装置の効果に加えて、吐出口部の先端から離反した位置の周囲に突設したリブにより吐出口部と粉末原料シュートの嵌合孔との隙間を閉塞するため、吐出口部と粉末原料シュートの嵌合孔との隙間への風の流れの影響を遮って粉末原料の一部が飛散するのを軽減でき、湿気の侵入を遮って吐出口部の粉末原料が固着するのを防止できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図6において、11は飲料提供装置としての給茶機で、この給茶機11は機体12を備えている。この機体12は、前面に開口部13が形成された箱状の本体14と、この本体14の前面側に配置されて開口部13を開閉する図示しない扉体とで構成されている。
本体14内の後部側には、液体供給部15として、湯を供給する湯供給部16、および冷水を供給する冷水供給部17が配置されている。湯供給部16は、ヒータで所定温度に沸き上げた湯を貯湯する湯タンクを有し、この湯タンク内の湯を供給する。また、冷水供給部17は、冷却機を用いて冷却した冷却水を貯留する冷却タンクを有し、この冷却タンクの冷却水中に配置した給水パイプを通じて冷却した冷水を供給する。
本体14内の前部側の略中段の高さ位置には、取付台18が機体12の左右方向である幅方向に沿って配設されている。この取付台18の下側にミキシング装置19が着脱可能に装着される装着部20が配設され、取付台18の上側にミキシング装置19に飲料の粉末原料を供給する複数であって例えば4つの粉末原料供給部21が着脱可能に配置され、取付台18の前側には各粉末原料供給部21から供給する粉末原料をミキシング装置19に導くシュート体22が着脱可能に取り付けられている。
本体14内の前部側の下部域であってミキシング装置19の下方には、ミキシング装置19内の湿気を排気する排気ユニット23が配設され、この排気ユニット23の前側にミキシング装置19で調合した飲料を注出するカップ置き台24が着脱可能に配置されている。
次に、ミキシング装置19について説明する。図1、図2および図6に示すように、ミキシング装置19は、2つのミキシングボール体31、これら各ミキシングボール体31の上面にそれぞれ着脱可能に取り付けられる蓋体32、これら各蓋体32に回転可能に取り付けられた2つの攪拌羽根体33、2つのミキシングボール体31に組み合わされる1つのロート体34などを備えている。
各ミキシングボール体31の前部側には、2つのミキシングボール36が幅方向に並んで一体に形成されている。各ミキシングボール36は、上方に開口する円筒状に形成されたボール部36aを有し、このボール部36aの底面略中央に飲料が流出する流出口37が形成されている。流出口37の下方には、放射状に配置される複数のリブによって攪拌羽根体33の下端側を回転可能に支持する下部軸受部38が形成されている。各ミキシングボール36の後部側で幅方向の一側位置には、排気ユニット23に連通する通気口39が形成されている。
また、蓋体32は、ミキシングボール体31に並んで形成された2つのミキシングボール36の上面に覆うように、ミキシングボール体31の上部に着脱可能に嵌め込み装着される蓋本体32aを有している。
蓋体32の蓋本体32aには、各ミキシングボール36の上方において、前後方向の中央には攪拌羽根体33の上端側を回転可能に支持する上部軸受部40が形成され、前部側には粉末原料を投入する粉末原料投入口41が形成され、後部側で幅方向の他側位置には湯または冷水を注入する注入口42が形成されている。
粉末原料投入口41の後側の縁部位置からは、蓋本体32aの上面より上方に突出する壁部43が立設されている。この壁部43は、蓋体32に並設された2つの粉末原料投入口41にわたって一体に形成されているとともに、蓋体32の幅方向全域に形成されている。
蓋体32の上面には、上部軸受部40の上方から後部側にかけてギヤ収納部44が形成され、このギヤ収納部44の底面にギヤ軸受部45が形成されている。ギヤ収納部44には、攪拌羽根体33の上端に取り付けられる小径ギヤ46と、ギヤ軸受部45に軸受された大径ギヤ47とがそれぞれ回転可能に配置され、これらギヤ46,47が互いに噛合されて回転力を伝達可能としている。これらギヤ46,47を回転可能に覆うカバー48が蓋体32の上面に取り付けられている。大径ギヤ47の軸には、この大径ギヤ47と一体に回転する駆動受部49が取り付けられている。
蓋体32の下面には、各ミキシングボール36の上方において、注入口42からミキシングボール36内に供給する湯または冷水を攪拌羽根体33上でこの攪拌羽根体33の径方向に広く拡散させて注出する注出ガイド50がそれぞれ設けられている。
また、攪拌羽根体33は、回転軸52、およびこの回転軸52の下端側近傍に配置された攪拌羽根53を有している。
回転軸52の上端側が蓋体32の上部軸受部40に回転可能に軸支されているとともに上端には小径ギヤ46が取り付けられている。回転軸52の下端はミキシングボール36の下部軸受部38に回転可能に軸支されている。
また、ロート体34には、2つのミキシングボール体31が幅方向に並んで着脱可能に嵌め込まれて配置される。ロート体34の前部に沿って各ミキシングボール36のボール部36aが嵌め込まれる円筒状のロート部55が形成され、ロート体34の前部中央には各ロート部55に受け入れた飲料をカップ置き台24のカップが配置される中央位置に対して注出する注出口56がそれぞれ形成されている。各ロート部55から各注出口56にわたって溝状の飲料通路57が形成されている。ロート体34の後部側には排気ユニット23に接続されるダクト部58が形成され、このダクト部58は各ミキシングボール36の通気口39に連通されている。
また、図1に示すように、ミキシング装置19を装着する装着部20の上部側には、ミキシング装置19の各攪拌羽根体33をそれぞれ個別に回転駆動する複数の駆動ユニット61が配置されている。各駆動ユニット61は、取付台18に取り付けられたギヤ機構62を有し、このギヤ機構62の後部側下面にギヤ機構62を駆動する駆動部としての攪拌用モータ63が配設され、ギヤ機構62の前部側下面に攪拌用モータ63の駆動によってギヤ機構62を通じて回転駆動する連結体64が配設されている。
そして、装着部20にミキシング装置19を装着した際に、各連結体64に対して各駆動受部49が同軸上に配置され、連結体64の回転により駆動受部49が一体に回転可能としている。
なお、装着部20にミキシング装置19を装着することにより、ミキシング装置19の各注入口42に湯供給部16からの湯または冷水供給部17からの冷水を供給可能とするとともに、ミキシング装置19の通気口39などを通じてミキシングボール36内を排気ユニット23で排気可能とする。
また、図3に示すように、各粉末原料供給部21は、例えば緑茶などの粉末原料を収容する容器71を有し、この容器71の前面下部に容器71内の粉末原料が吐出される吐出口部72が突出する状態に取り付けられている。容器71内には、容器71内の粉末原料を吐出口部72から吐出させるスクリューなどの繰出機構73が配設され、この繰出機構73が図示しない繰出用モータで回転駆動される。
吐出口部72は、円筒状に形成され、吐出口部72の下部側にはシュート体22が取り付けられる取付台部74が突設されているとともに、吐出口部72の先端部から離反した位置の周囲にリブ75が突設されている。
また、図4および図5に示すように、シュート体22には、各粉末原料供給部21から供給される粉末原料を受け入れてミキシング装置19の各粉末原料投入口41に投入する2つの粉末原料シュート81が幅方向に並んで一体に形成されている。
シュート体22は、前側シュート体82と後側シュート体83とに2分割され、前側シュート体82の内側に後側シュート体83が嵌め込まれて組み立てられる。前側シュート体82の周縁の複数箇所には、後側シュート体83が所定の組立位置まで嵌め込まれることで後側シュート体83の後面側に係合して嵌め込み状態を着脱可能に保持する複数の係止爪84が設けられている。
後側シュート体83には、各粉末原料シュート81の上部位置に対応して吐出口部72に嵌合される嵌合孔85が形成され、この嵌合孔85の両側縁部には取付台部74に係合して取り付けられる取付片86が突設されている。
前側シュート体82の両側位置には、取付台18の前面側に設けられた図示しない引掛孔に引っ掛けて取り付けられる引掛片87が突設されている。
前側シュート体82と後側シュート体83との下端部間には、各粉末原料シュート81の下面が開口する放出口88が開口形成されている。
また、冷水供給部17は、常温水を冷却して冷水とするための冷却機91を備えている。この冷却機91は、圧縮機92、凝縮機93および蒸発器94を有する冷凍回路で構成され、蒸発器94が冷却水槽95の冷却水96中に配置されて冷却水96を冷却する。この冷却水槽95の冷却水96中に図示しない給水管の途中が配置されることで、給水管内を通る常温水が冷却され、この冷却された冷水が供給される。
この冷却機91の運転によって凝縮機93から発生する熱を機体12の背面から排気するためのファン97が配設されている。このファン97は、ファン用モータ98で回転駆動され、ミキシングボール36の位置より後方に配置され、前方から後方へ向けて送風して機体12の背面から外部へ排気している。
次に、給茶機11の動作について説明する。
まずは、給茶機11の各構成の組み立てについて説明する。
2つのミキシングボール体31とロート体34とを組み合わせ、このミキシングボール体31上に攪拌羽根体33を取り付けている蓋体32を被せ、ミキシング装置19を構成する。
このミキシング装置19を機体12の装着部20に装着する。ミキシング装置19を装着部20に装着することにより、各連結体64に対して各駆動受部49が同軸上に配置され、連結体64と駆動受部49とが一体に回転可能となる。
機体12の取付台18上に複数の粉末原料供給部21を装着し、各粉末原料供給部21には粉末原料を補充する。
これら粉末原料供給部21とミキシング装置19との間にシュート体22を装着する。このシュート体22を装着するには、シュート体22の引掛片87を取付台18に引っ掛けてシュート体22の上部側の2つの各嵌合孔85を2つの粉末原料供給部21の吐出口部72の先端に嵌合する。
このシュート体22の装着状態では、各粉末原料シュート81の下端部つまり放出口88がミキシング装置19の各粉末原料投入口41の上方に対向配置され、各粉末原料シュート81の下端部側がミキシング装置19から立設されている壁部43の前側に配置されている。すなわち、各粉末原料シュート81の下端部とミキシング装置19の粉末原料投入口41との間の後側が壁部43で覆われている。また、シュート体22の背面側が吐出口部72の取付台部74およびリブ75に当接し、シュート体22の嵌合孔85と吐出口部72と間に生じる隙間が取付台部74およびリブ75で閉塞されている。
そして、ミキシング装置19の下方にカップ置き台24を配置する。
続いて、給茶機11による飲料の注出動作について説明する。
カップをカップ置き台24に置き、扉体の前面に配置されている選択ボタンの中から選択する飲料種類の選択ボタンを操作することにより、注出動作を開始する。
注出動作の開始により、対応する駆動ユニット61の攪拌用モータ63を駆動し、ギヤ機構62、連結体64、駆動受部49、各ギヤ46,47を介して、攪拌羽根体33を回転させる。
選択された飲料種類の粉末原料供給部21から粉末原料を所定量繰り出し、シュート体22の粉末原料シュート81を通じてミキシングボール36に供給する。
湯供給部16からの湯または冷水供給部17からの冷水をミキシングボール36に供給する。このとき、ミキシングボール36に供給する湯または冷水は、注出ガイド50によって、攪拌羽根体33の攪拌羽根53上に広く拡散させて注出する。
なお、攪拌羽根体33の回転、粉末原料の供給、湯または冷水の供給のタイミングは、飲料種類に応じて適宜に設定される。
そして、回転する攪拌羽根体33によってミキシングボール36内の粉末原料と湯または冷水とを攪拌混合して飲料を調合する。
また、少なくとも飲料注出動作中は、排気ユニット23によりミキシングボール36内を排気し、ミキシングボール36内に湯を供給したときの湯気や湿気が粉末原料シュート81内や粉末原料供給部21に向かうのを低減する。
そして、所定時間後に攪拌用モータ63を停止し、攪拌羽根体33の回転を停止させることにより、ミキシングボール36内に残る飲料が流出口37からロート体34のロート部55に流出し、このロート部55から注出口56を通じてカップ置き台24に置いたカップに飲料を注出する。
また、冷水供給部17では、冷却水槽95の冷却水の冷却のために冷却機91を運転する。この冷却機91の運転中はファン97が作動され、前方から後方へ向けて送風して凝縮機93から発生する熱を機体12の背面から排気する。
このとき、ファン97によって風の流れが生じている状態で、飲料提供動作を行い、粉末原料供給部21から粉末原料を供給した場合、従来は、粉末原料シュート81の下端部から放出される粉末原料の一部が風の流れによってミキシング装置19の粉末原料投入口41に落下せずに外部に飛散してしまっていたが、ミキシング装置19の粉末原料投入口41の後側縁部位置から壁部43を立設したことにより、粉末原料シュート81の下端部とミキシング装置19の粉末原料投入口41との間への風の流れを遮り、粉末原料シュート81から粉末原料投入口41に投入する粉末原料の一部が飛散するのを軽減できる。
そのため、このミキシング装置19を用いた給茶機11では、機体12内に粉末原料が飛散して汚れるのを軽減できる。
しかも、ミキシングボール36内を排気ユニット23によって排気しており、このとき、粉末原料シュート81の下端部とミキシング装置19の粉末原料投入口41との間にファン97による風の流れがあると、ミキシングボール36内の湿気の排気に影響を与え、湿気の排気性能が低下させてしまうが、ミキシング装置19の粉末原料投入口41の後側縁部位置から壁部43を立設したことにより、粉末原料シュート81の下端部とミキシング装置19の粉末原料投入口41との間への風の流れを遮り、排気ユニット23によるミキシングボール36内の湿気の排気性能を確実に維持できる。
また、吐出口部72の先端から離反した位置の周囲に突設したリブ75により吐出口部72と粉末原料シュート81の嵌合孔85との隙間を閉塞するため、吐出口部72と粉末原料シュート81の嵌合孔85との隙間への風の流れの影響を遮って粉末原料の一部が飛散するのを軽減でき、湿気の侵入を遮って吐出口部72の粉末原料が固着するのを防止できる。
また、シュート体22は、前側シュート体82と後側シュート体83とに2分割され、前側シュート体82の内側に後側シュート体83が嵌め込まれて組み立てられるとき、前側シュート体82の内側に後側シュート体83が所定の組立位置まで嵌め込まれることで前側シュート体82の複数の係止爪84が後側シュート体83の後面側に係合して嵌め込み状態を保持できる。このように保持することにより、前側シュート体82と後側シュート体83との間の隙間の発生を低減し、隙間から粉末原料シュート81外への粉末原料の飛散や、隙間から粉末原料シュート81内への湿気の侵入を軽減できる。
なお、壁部43は、粉末原料投入口41の後側縁部位置から立設した壁部に限らず、粉末原料投入口41の後側縁部位置から両側縁部位置にかけて立設した断面U字形の壁部に形成してもよく、ファン97による風の流れの影響をより軽減できる。粉末原料投入口41の前側はシュート体22の着脱を容易にするために開放されていることが好ましい。
また、飲料提供装置としては、給茶機11に限らず、カップ式飲料自動販売機などにも適用でき、同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施の形態を示す飲料提供装置の断面図である。 同上飲料提供装置のミキシング装置の斜視図である。 同上飲料提供装置の粉末原料供給部の斜視図である。 同上飲料提供装置の粉末原料シュートの分解状態の斜視図である。 同上飲料提供装置の粉末原料シュートの組立状態の斜視図である。 同上飲料提供装置の斜視図である。
符号の説明
11 飲料提供装置としての給茶機
15 液体供給部
19 ミキシング装置
21 粉末原料供給部
23 排気ユニット
32 蓋体
32a 蓋本体
36 ミキシングボール
41 粉末原料投入口
43 壁部
71 容器
72 吐出口部
75 リブ
81 粉末原料シュート
85 嵌合孔
91 冷却機
97 ファン

Claims (4)

  1. 粉末原料シュートで導かれる粉末原料およびこの粉末原料と混合される液体が供給されて飲料を調合するミキシングボールと、
    このミキシングボールの上面に開閉可能に装着される蓋本体、この蓋本体に開口形成され前記粉末原料シュートの下端部が対向されてこの粉末原料シュートで導かれる粉末原料が投入される粉末原料投入口、およびこの粉末原料投入口の縁部位置から蓋本体の上方に立設された壁部を有する蓋体と
    を具備していることを特徴とするミキシング装置。
  2. 請求項1記載のミキシング装置と、
    このミキシング装置に対して粉末原料を供給する粉末原料供給部と、
    この粉末原料供給部から供給される粉末原料を受け入れて前記ミキシング装置の粉末原料投入口に導く粉末原料シュートと、
    前記ミキシング装置に液体を供給する液体供給部と、
    前記ミキシングボール内を排気する排気ユニットと
    を具備していることを特徴とする飲料提供装置。
  3. 液体供給部は、液体を冷却する冷却機およびこの冷却機の運転によって発生する熱を排気するファンを有し、このファンがミキシングボールの位置より後方に配置されるとともに前方から後方へ向けて送風され、
    蓋体の壁部は、粉末原料投入口の後側の縁部位置から立設されている
    ことを特徴とする請求項2記載の飲料提供装置。
  4. 粉末原料シュートは、粉末原料供給部側に嵌合される嵌合孔が設けられ、
    粉末原料供給部は、粉末原料を収容する容器、およびこの容器から突設されていて容器内の粉末原料が吐出される吐出口部を有し、この吐出口部の先端に前記粉末原料シュートの嵌合孔が嵌合されるとともに、この吐出口部の先端から離反した位置の周囲に吐出口部と前記粉末原料シュートの嵌合孔との隙間を閉塞するリブが突設されている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の飲料提供装置。
JP2007108629A 2007-04-17 2007-04-17 ミキシング装置および飲料提供装置 Pending JP2008264085A (ja)

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JP2012135461A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料製造装置

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