JP2008263616A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1つのチャンネルを構成する放送信号の中に、その信号を受信した受信装置で提示される提示用データコンテンツと、提示用データコンテンツの提示に応じた操作によって受信装置内の蓄積手段に蓄積される蓄積用コンテンツを含めて放送する。例えばCMとしての提示用データコンテンツとともにそのCMに関するパンフレット等の情報を含む蓄積用コンテンツを合わせて放送する。これにより受信装置側では、提示用データコンテンツを見ている視聴者が、その提示上(画面上)で可能とされる操作により、蓄積用コンテンツの取り込み(蓄積)を実行させ、その付加的な情報を蓄積後の任意の時点で視聴できるようになる。
【選択図】図13
Description
例えば通常放送されるコンテンツとしては、テレビジョン放送などにおける番組やコマーシャル(CM)などに相当する映像、音声等が想定されているが、視聴者にとっては単にそれらを見聞きするだけでは不十分と感じることもある。
一例としては、例えばあるCMに対して視聴者が興味を持った場合は、そのCMにかかる商品やサービスなどのより詳しい内容を知りたいと思うものであるが、そのような付加的な情報を視聴者に提供でき、かつそれが放送のように一過性のものでなく、ユーザーが見たいときにゆっくり見ることができるようにすることが求められている。
このために、1つのチャンネルを構成する放送信号の中に、その信号を受信した受信装置で提示される提示用データコンテンツと、提示用データコンテンツの提示に応じた操作によって受信装置内の蓄積手段に蓄積される蓄積用コンテンツを含めて放送するようにする。
例えばCMとしての提示用データコンテンツとともにそのCMに関するパンフレット等の情報を含む蓄積用コンテンツを合わせて放送する。これにより受信装置側では、提示用データコンテンツを見ている視聴者が、その提示上(画面上)で可能とされる操作により、蓄積用コンテンツの取り込み(蓄積)を指示でき、その指示に応じて蓄積用コンテンツが蓄積されるようになる。つまり付加的な情報を蓄積後の任意の時点で視聴できるようになる。
さらに受信装置としては、データコンテンツを蓄積することができる蓄積手段と、受信したコンテンツに含まれる、同時に受信可能な別の蓄積用コンテンツの識別情報が入力されることにより、上記蓄積手段に蓄積されているコンテンツを上記識別情報により参照して、蓄積用コンテンツを受信するために必要な信号識別情報と名前情報を取得し、これに基づき上記蓄積用コンテンツを受信し、上記名前情報を付して上記蓄積手段に蓄積し、蓄積が成功したか否かを示す結果データを出力することができるデータ処理手段と、を備えるようにする。
また、上記蓄積用コンテンツの有効期限を示すデータが入力された場合は、上記蓄積手段において蓄積された蓄積用コンテンツが上記有効期限を経過した場合に消去するようにする。
これによりCMに添付されたパンフレット等、様々なサービス上の応用が実現可能となり、非常に付加価値の高い放送システムを構築できるという効果がある。
本発明の実施の形態としては、デジタル衛星放送を利用して番組を放送すると共に、受信装置側ではこの番組に関連した楽曲データ(音声データ)等の情報をダウンロードできるようにしたシステムに対応することを前提とする。
つまり、デジタル衛星放送等の放送メディアを利用した番組(映像情報)に同期可能な形態で付随させるダウンロード操作画面などのためのGUIデータを放送(インタラクティブ放送)を行うシステムに対応するものである。
1.デジタル衛星放送システム
1−1.全体構成
1−2.GUI画面に対する操作
1−3.地上局
1−4.送信フォーマット
1−5.IRD
2.本実施の形態におけるコンテンツデータの送信形態
3.受信側の構成
1−1.全体構成
先ず、本実施の形態のMHEGオーサリングシステムの説明を行うのに先立ち、このMHEGオーサリングシステムにより作成されたMHEGコンテンツが使用されるデジタル衛星放送システムについて説明しておく。
各オーディオチャンネルの番組放送ではそれぞれ同一の楽曲が所定の単位時間繰り返して放送される。各オーディオチャンネルは、それぞれ独立しており、その利用方法としては各種考えられる。例えば、1つのオーディオチャンネルでは最新の日本のポップスの数曲を或る一定時間繰り返し放送し、他のオーディオチャンネルでは最新の外国のポップスの数曲を或る一定時間繰り返し放送するというようにされる。
なお、「GUIデータ」としては、例えばMHEG(Multimedia Hypermedia Information Coding Experts Group)方式が採用される。MHEGとは、マルチメディア情報、手順、操作などのそれぞれと、その組み合わせをオブジェクトとして捉え、それらのオブジェクトを符号化したうえで、タイトル(例えばGUI画面)として制作するためのシナリオ記述の国際標準とされる。また、本実施の形態ではMHEG−5を採用するものとする。
本実施の形態では、テレビ番組素材サーバ6から伝送されたビデオデータはMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式により圧縮符号化され、オーディオデータはMPEG2オーディオ方式により圧縮符号化される。また、楽曲素材サーバ7から伝送されたオーディオデータは、オーディオチャンネルごとに対応して、例えばMPEG2オーディオ方式と、ATRAC(Adoptive Tranform Acoustic Coding)方式と何れか一方の方式により圧縮符号化される。
また、これらのデータは多重化の際、キー情報サーバ10からのキー情報を利用して暗号化される。
なお、地上局1の内部構成例については後述する。
また、この場合には、IRD12に対して操作を行うためのリモートコントローラ64が示されている。
この図に示すIEEE1394対応のMDレコーダ/プレーヤ13Aは、IEEE1394バス16によりIRD12と接続される。これによって、本実施の形態では、IRD12にて受信された、楽曲としてのオーディオデータ(ダウンロードデータ)を、ATRAC方式により圧縮処理が施されたままの状態で直接取り込んで記録することができる。また、MDレコーダ/プレーヤ13AとIRD12とをIEEE1394バス16により接続した場合には、上記オーディオデータの他、そのアルバムのジャケットデータ(静止画データ)及び歌詞などのテキストデータを記録することも可能とされている。
そして、各家庭の受信設備3でこの放送を受信すると、例えばモニタ装置14により、選局したチャンネルの番組を視聴することができる。また、番組のデータと共に送信されるGUIデータを利用したGUI画面として、第1にはEPG(Electrical Program Guide;電子番組ガイド)画面を表示させ、番組の検索等を行うことができる。また、第2には、例えば通常の番組放送以外の特定のサービス用のGUI画面を利用して所要の操作を行うことで、本実施の形態の場合には、放送システムにおいて提供されている通常番組の視聴以外のサービスを享受することができる。
例えば、オーディオ(楽曲)データのダウンロードサービス用のGUI画面を表示させて、このGUI画面を利用して操作を行えば、ユーザが希望した楽曲のオーディオデータをダウンロードしてストレージデバイス13に記録して保存することが可能になる。
ここで、上述しているインタラクティブ放送の利用例、つまり、GUI画面に対する操作例について、図3及び図4を参照して概略的に説明しておく。ここでは、楽曲データ(オーディオデータ)のダウンロードを行う場合について述べる。
図3には、リモートコントローラ64において各種キーが配列された操作パネル面が示されている。ここでは、これら各種キーのうち、電源キー101、数字キー102、画面表示切換キー103、インタラクティブ切換キー104、EPGキーパネル部105、チャンネルキー106について説明する。
画面表示切換キー103は、例えば通常の放送画面とEPG画面との切り換えを行うキーである。例えば、画面表示切換キー103によりEPG画面を呼び出した状態の下で、EPGキーパネル部105に配置されたキーを操作すれば、電子番組ガイドの表示画面を利用した番組検索が行えることになる。また、EPGキーパネル部105内の矢印キー105aは、後述するサービス用のGUI画面におけるカーソル移動などにも使用することができる。
インタラクティブ切換キー104は、通常の放送画面と、その放送番組に付随したサービスのためのGUI画面との切り換えを行うために設けられる。
チャンネルキー106は、IRD12における選局チャンネルをそのチャンネル番号の昇順、降順に従って順次切り換えていくために設けられるキーである。
受信設備3により放送を受信して所望のチャンネルを選局すると、モニタ装置14の表示画面には、図4(a)に示すように、テレビ番組素材サーバ6から提供された番組素材に基づく動画像が表示される。つまり、通常の番組内容が表示される。ここでは、例えば音楽番組が表示されているものとする。また、この音楽番組には楽曲のオーディオデータのダウンロードサービス(インタラクティブ放送)が付随されているものとする。
そして、この音楽番組が表示されている状態の下で、例えばユーザがリモートコントローラ64のインタラクティブ切換キー104を操作したとすると、表示画面は図4(b)に示すような、オーディオデータのダウンロードのためのGUI画面に切り替わる。
また、画面の右上部には、オーディオチャンネルで放送されている各チャンネルの楽曲のリスト21Bが表示される。また、画面の左下にはテキスト表示エリア21Cとジャケット表示エリア21Dが表示される。さらに、画面の右側には歌詞表示ボタン22、プロフィール表示ボタン23、情報表示ボタン24、予約録音ボタン25、予約済一覧表示ボタン26、録音履歴表示ボタン27、およびダウンロードボタン28が表示される。
これによって、カーソルを合わせた楽曲を試聴することができる。すなわち、各オーディオチャンネルでは、所定の単位時間中、同一の楽曲が繰り返し放送されているので、テレビ番組表示エリア21Aの画面はそのままで、IRD12により上記操作により選択された楽曲のオーディオチャンネルに切り換えて音声出力することで、その楽曲を聞くことができる。この時、ジャケット表示エリア21Dにはその楽曲のMDジャケットの静止画像が表示される
そして、このようにして楽曲のオーディオデータがダウンロードされる毎に、その履歴情報がIRD12内のICカードに記憶される。ICカードに記憶された情報は、例えば1カ月に一度ずつ課金サーバ5により取り込みが行われ、ユーザに対してデータサービスの使用履歴に応じた課金が行われる。これによって、ダウンロードされる楽曲の著作権を保護することができることにもなる。
そして、本明細書においては、このGUI画面のような、シナリオ(スクリプト)記述によってオブジェクト間の関係が規定されることで、或る目的に従った情報の出力態様(画像表示や音声出力等)が実現される環境を「シーン」というものとする。また、1シーンを形成するオブジェクトとしては、シナリオ記述のファイル自体も含まれるものとする。
なお、デジタル衛星放送システムにおける番組提供以外のサービスとしては、上記した楽曲データのダウンロードの他にも各種考えられる。例えば、いわゆるテレビショッピングといわれる商品紹介番組を放送した上で、GUI画面としては購買契約が結べるようなものを用意することも考えられる。
これまで、本実施の形態としてのデジタル衛星放送システムの概要について説明したが、以降、このシステムについてより詳しい説明を行っていくこととする。そこで、先ず地上局1の構成について図5を参照して説明する。
本実施の形態では、地上局1から衛星2を介しての受信設備3への送信を行うのにあたり、DSM−CC(デジタル蓄積メディア・コマンド・アンド・コントロール;Digital Strage Media-Command and Control)プロトコルを採用する。
DSM−CC(MPEG−part6)方式は、既に知られているように、例えば、何らかのネットワークを介して、デジタル蓄積メディア(DSM)に蓄積されたMPEG符号化ビットストリームを取り出し(Retrieve)たり、或いはDSMに対してストリームを蓄積(Store)するためのコマンドや制御方式を規定したものである。そして本実施の形態においては、このDSM−CC方式がデジタル衛星放送システムにおける伝送規格として採用されているものである。
そして、DSM−CC方式によりデータ放送サービス(例えばGUI画面など)のコンテンツ(オブジェクトの集合)を伝送するためには、コンテンツの記述形式を定義しておく必要がある。本実施の形態では、この記述形式の定義として先に述べたMHEGが採用されるものである。
MPEGオーディオサーバ40Aに登録されたMPEGオーディオデータは、MPEGオーディオ送出システム43Aに伝送されてここでパケット化された後、マルチプレクサ45に伝送される。ATRACオーディオサーバ40Bに登録されたATRACデータは、ATRACオーディオ送出システム43Bに4倍速ATRACデータとして送られ、ここでパケット化されてマルチプレクサ45に送出される。
上記した各データはいわゆるモノメディアといわれるが、GUIオーサリングシステム42では、MHEGオーサリングツールを用いて、これらのモノメディアデータを符号化して、これをオブジェクトとして扱うようにする。
そして、例えば図4(b)にて説明したようなシーン(GUI画面)の表示態様と操作に応じた画像音声の出力態様が得られるように上記オブジェクトの関係を規定したシナリオ記述ファイル(スクリプト)と共にMHEG−5のコンテンツを作成する。
また、図4(b)に示したようなGUI画面では、テレビ番組素材サーバ6の素材データを基とする画像・音声データ(MPEGビデオデータ、MPEGオーディオデータ)と、楽曲素材サーバ7の楽曲素材データを基とするMPEGオーディオデータ等も、GUI画面に表示され、操作に応じた出力態様が与えられる。
従って、上記シナリオ記述ファイルとしては、上記GUIオーサリングシステム42では、上記したテレビ番組素材サーバ6の素材データを基とする画像・音声データ、楽曲素材サーバ7の楽曲素材データを基とするMPEGオーディオデータ、更には、音声付加情報サーバ8を基とする音声付加情報も必要に応じてオブジェクトとして扱われて、MHEGのスクリプトによる規定が行われる。
DSM−CCエンコーダ44では、MPEG2フォーマットに従ったビデオ、オーディオデータのデータストリームに多重できる形式のトランスポートストリーム(以下TS(Transport Stream)とも略す)に変換して、パケット化されてマルチプレクサ45に出力される。
次に、DSM−CC方式に基づいて規定された本実施の形態の送信フォーマットについて説明する。
図6は、地上局1から衛星2に送信出力される際のデータの一例を示している。なお、前述したように、この図に示す各データは実際には時間軸多重化されているものである。また、この図では、図6に示すように、時刻t1から時刻t2の間が1つのイベントとされ、時刻t2から次のイベントとされる。ここでいうイベントとは、例えば音楽番組のチャンネルであれば、複数楽曲のラインナップの組を変更する単位であり、時間的には30分或いは1時間程度となる。
ストリームは例えば、他のデータサービスやAVストリーム(TV番組素材としてのMPEGビデオデータ、オーディオデータ、楽曲素材としてのMPEGオーディオデータ、ATRACオーディオデータ等)にリンクする情報が含まれる。
また、ストリームイベントは、同じくリンクの情報と時刻情報が含まれる。
ディレクトリは相互に関連するデータをまとめるフォルダである。
なお、本発明に関わる説明では、ファイル,ストリーム,ストリームイベントの3つのオブジェクトの区別は本質的なものではないので、以下の説明ではこれらをファイルとしてのオブジェクトに代表させて説明する。
また、DSM−CC方式としては、1モジュールを複数のオブジェクトにより形成する場合の、オブジェクト間の関係については特に規定、制限はされていない。つまり、極端なことをいえば、全く関係の無いシーン間における2以上のオブジェクトにより1モジュールを形成したとしても、DSM−CC方式のもとでの規定に何ら違反するものではない。
また、この場合には上記ブロックとしてのデータ単位と、セクションとは同義なものとなる。
上記DSI及びDIIは、受信側(IRD12)で受信データからモジュールを取得する際に必要となる情報であり、DSIは主として、次に説明するカルーセル(モジュール)の識別子、カルーセル全体に関連する情報(カルーセルが1回転する時間、カルーセル回転のタイムアウト値)等の情報を有する。また、データサービスのルートディレクトリ(Service Gateway)の所在を知るための情報も有する(オブジェクトカルーセル方式の場合)。
本明細書では、このような伝送方式を回転木馬に例えて「カルーセル方式」といい、図8(f)に示すようにして模式的に表されるデータ伝送形態をカルーセルというものとする。
ここで、1カルーセルに含まれるモジュールとしては複数とされて構わない。例えば、1カルーセルにより1つのデータサービスに必要な複数のモジュールを伝送するようにしてもよいものである。
また、「カルーセル方式」としては、「データカルーセル方式」のレベルと「オブジェクトカルーセル方式」のレベルとに分けられる。特にオブジェクトカルーセル方式では、ファイル、ディレクトリ、ストリーム、サービスゲートウェイなどの属性を持つオブジェクトをデータとしてカルーセルを用いて転送する方式で、ディレクトリ構造を扱えることがデータカルーセル方式と大きく異なる。本実施の形態のシステムでは、オブジェクトカルーセル方式を採用するものとされる。
通常、Service Domainの入り口となる(MHEG application file)は、必ず、Service Gatewayの直下にある、app0/startupというファイルとなる。
基本的には、Service Domain(Service Gateway)の下にapplication directory(app0,app1・・・appN)があり、その下にstartupといわれるアプリケーション・ファイルと、applicationを構成する各sceneのdirectory(scene0,scene1・・・)があるようにされる。更にscene directoryの下には、MHEG scene fileとsceneを構成する各content fileがおかれることとしている。
図10(a)には、トランスポートストリームが示されている。このトランスポートストリームとはMPEGシステムで定義されているビット列であり、図のように188バイトの固定長パケット(トランスポートパケット)の連結により形成される。
図11(a)には、NIT(Network Informataion Table)及びCAT(Conditional Access Table)のテーブルが示されている。
NITは、全キャリアに同一内容が多重されている。キャリアごとの伝送諸元(偏波面、キャリア周波数、畳み込みレート等)と、そこに多重されているチャンネルのリストが記述されている。NITのPIDとしては、PID=0x0010とされている。
PMTは、チャンネル別の内容が多重されている。例えば、図11(d)に示すような、各チャンネルを構成するコンポーネント(ビデオ/オーディオ等)と、デスクランブルに必要なECM(Encryption Control Message)パケットのPIDが記述されているPMTのPIDは、PATにより指定される。
そして、このSIの代表的なテーブルとしては、SDT(Service Description Table)とEIT(Event Information Table)が挙げられる。
SDTは、チャンネル情報を表すもので、チャンネル番号、チャンネル名、チャンネル内容等が記述される。PIDとしては、PID=0x0011により示されることになっている。
EITは、番組情報を表すもので、番組名、番組開始時刻、番組のあらすじ、ジャンル等が記述されている。PIDとしては、PID=0x0012により示される。
なお、上記PSI及びSIとしての情報は、図5に示したマルチプレクサ45において、TSとしての形式のデータに対して付加される。
続いて、受信設備3に備えられるIRD12の一構成例について図12を参照して説明する。
チューナ/フロントエンド部51では、CPU(Central Processing Unit)80からの伝送諸元等を設定した設定信号に基づいて、この設定信号により決定されるキャリア(受信周波数)を受信して、例えばビタビ復調処理や誤り訂正処理等を施すことで、トランスポートストリームを得るようにされる。
チューナ/フロントエンド部51にて得られたトランスポートストリームは、デスクランブラ52に対して供給される。また、チューナ/フロントエンド部51では、トランスポートストリームからPSIのパケットを取得し、その選局情報を更新すると共に、トランスポートストリームにおける各チャンネルのコンポーネントPIDを得て、例えばCPU80に伝送する。CPU80では、取得したPIDを受信信号処理に利用することになる。
デマルチプレクサ70にて分離されたMPEGビデオデータは、MPEG2ビデオデコーダ55に対して入力され、MPEGオーディオデータは、MPEGオーディオデコーダ54に対して入力される。これらデマルチプレクサ70により分離されたMPEGビデオ/オーディオデータの個別パケットは、PES(Packetized Elementary Stream)と呼ばれる形式でそれぞれのデコーダに入力される。
これにより、アナログビデオ出力端子T2とモニタ装置14のビデオ入力端子とを接続することで、例えば先に図4に示したような表示が行われる。
ここでは、アナログオーディオ出力端子T3はモニタ装置14の音声入力端子と接続されるために設けられているものとされる。また、アナログオーディオ出力端子T4はダウンロードした楽曲をアナログ信号により出力するための端子とされる。
また、光デジタル出力インターフェイス59では、入力されたデジタルオーディオデータを光デジタル信号に変換して出力する。この場合、光デジタル出力インターフェイス59は、例えばIEC958に準拠する。
MHEGバッファ92には、MHEG方式によるスクリプトの記述に従って生成された画像データ(例えばGUI画面の画像データ)を生成するための作業領域とされ、ここで生成された画像データはバスラインを介して表示処理部58に供給される。
また、獲得したMHEGコンテンツのデータについてデコード処理を施すことで、スクリプトの記述内容に従ってGUI画面(シーン)を構成して出力するための処理も実行する。
DeMUXドライバ82は、入力されたトランスポートストリームのPIDに基づいてデマルチプレクサ70におけるフィルタ条件を設定する。
DSM−CCデコーダブロック83は、DSM−Managerとしての機能を有するものであり、DSM−CCバッファ91に格納されているモジュール単位のデータについて、MHEGコンテンツのデータに再構築する。また、MHEGデコーダブロック84からのアクセスに従って所要のDSM−CCデコード等に関連する処理を実行する。
U−U APIは、例えばクライアント(MHEGデコーダブロック84)側がDSM Managerオブジェクト(DSMの機能を実現するサーバオブジェクト;DSM−CCデコーダブロック83)にアクセスするためのインターフェイスであり、カルーセルに含まれるService Gateway,Directory,File,Stream,Stream Eventなどの属性を有するオブジェクトをファイルシステムのようにして構造的にアクセスすることができるようにしたAPIとされる。
また、モジュール情報を持つDIIには、1つ以上のモジュールそれぞれについてのmodule_id、モジュールの大きさ、バージョンといった情報と、そのモジュールを識別するためのタグ(association_tag)情報を含んでいる。
(Pr1) CPU80のDeMUXドライバ82では、IORのassociation_tagと同じ値を持つエレメンタリーストリーム(以下ESと表記)を、カルーセルにおけるPMTのESループから探し出してPIDを得る。このPIDを持つESにDIIが含まれていることになる。
(Pr2) このPIDとtable_id_extensionとをフィルタ条件としてデマルチプレクサ70に対して設定する。これにより、デマルチプレクサ70では、DIIを分離してCPU80に対して出力する。
(Pr3) DIIの中で、先のIORに含まれていたmodule_idに相当するモジュールのassociation_tagを得る。
(Pr4) 上記association_tagと同じ値を有するESを、PMTのESループ(カルーセル)から探し出し、PIDを得る。このPIDを有するESに目的とするモジュールが含まれる。
(Pr5) 上記PIDとmodule_idとをフィルタ条件として設定して、デマルチプレクサ70によるフィルタリングを行う。このフィルタ条件に適合して分離抽出されたトランスポートパケットがキュー71の所要のメモリ領域(列)に格納されていくことで、最終的には、目的のモジュールが形成される。
(Pr6) 先のIORに含まれていたobject_keyに相当するオブジェクトをこのモジュールから抜き出す。これが目的とするオブジェクトになる。このモジュールから抜き出されたオブジェクトは、例えば、DSM−CCバッファ91の所定の領域に書き込みが行われる。
例えば、上記動作を繰り返し、目的とするオブジェクトを集めてDSM−CCバッファ91に格納していくことで、必要とされるシーンを形成するMHEGコンテンツが得られることになる。
図4(a)に示すようにして、通常の番組を出力する場合には、入力されたトランスポートストリームから必要な番組のMPEGビデオデータとMPEGオーディオデータとが抽出されて、それぞれ復号化処理が施される。そして、このビデオデータとMPEGオーディオデータが、それぞれアナログビデオ出力端子T2と、アナログオーディオ出力端子T3に出力されることで、モニタ装置14では、放送番組の画像表示と音声出力が行われる。
これまでの説明からも分かるように、本実施の形態のデジタル放送システムにおいては、通常の番組放送に加えて、GUIデータ(MHEGコンテンツ)の放送も可能とされる。
ここで、テレビ放送と同期してモニタ画面に対して同期して提示(表示)される提示用コンテンツとしては、例えば図13(b)に示すように、CMの前に放送される本編1に同期する本編1コンテンツと、CMに同期するCMコンテンツと、CMの後に放送される本編2に同期する本編2コンテンツとが放送されているものとする。
そしてこの場合、CMの放送時間に対応しては、上記図13(b)に示したCMコンテンツ(提示用コンテンツ)に加えて、図13(c)に示すようにして、CM添付コンテンツも放送するものとしている。
ここで、上記CM添付コンテンツは、CMの内容に関連する提示用コンテンツ(CMコンテンツ)の実行中において、例えばこの提示用コンテンツ(CMコンテンツ)に対する視聴者のインタラクティブ操作によって、IRD側でのダウンロードが開始される、蓄積用コンテンツとされる。
ここでいうシナリオとは、1つのMHEGアプリケーションを指す。即ち、1つのMHEGアプリケーションを形成する1以上のシーン、また各シーンを形成するために使用されたオブジェクト、また、これらオブジェクトに対する操作によるシーン内の表示の切り換えや、シーン間の推移(トランジション)を規定する制御情報等を総括したものである。
この画面214は基本的には全面TV画面であるが、提示用コンテンツ(CMコンテンツ)のシーンとして、ユーザによるインタラクティブ操作が可能なボタンbt1が表示される。
このボタンbt1は、CMに関連して添付された蓄積用コンテンツ(CM添付コンテンツ)があることを示している。そして、このボタンbt1に対してユーザが操作を行うことで、IRD内の蓄積メディアへCM添付コンテンツをダウンロードする動作が開始される。そして表示画面としては、図13(a)の画面215の表示状態に推移し、例えばダウンロード中等のメッセージ表示ms1が提示される。蓄積用コンテンツ(CM添付コンテンツ)のダウンロードが終了すると、表示画像としては、画面216に推移し、例えばダウンロード完了を示すメッセージ表示ms2が提示される。
例えば、CMで紹介された商品の詳細情報のマルチメディアパンフレットのようなものが想定される。このような内容のコンテンツは提示用コンテンツに埋め込むことも可能であるが、提示用コンテンツは通常、番組と同期するようにして提示することになっているため、例えばCMの放送時間が30秒であるとすれば、提示用コンテンツとしても、CMの放送時間に同期して30秒しか提示されない。
従って、蓄積用コンテンツの用途としては、例えばCMに対応するものであれば、ユーザがテレビ放送を見ていて興味を持ったCMの蓄積用コンテンツを、そのCMの放送中にダウンロードしてIRDのバッファメモリなどに蓄積しておき、後の或る機会において、ダウンロードした蓄積用コンテンツをじっくり見てもらえるようにするといったことが考えられる。
蓄積用コンテンツは、最初の画面はシーン2(画面217)に示すような文字だけからなるメニューとなっている。メニューの2つのボタンのうち、aと記されたボタンbt2を操作すると、シーン3(画面218)に推移し、bと記されたボタンbt3を操作するとシーン4(画面219)に推移するようになっている。
ここで、例えばシーン3(画面218)、シーン4(画面218)は、それぞれ別の商品の写真とテキストによる説明を含んでいるものとされ、それぞれd,eと記されたボタンbt4,bt5を操作するとシーン2に戻るようにされている。
但し、基本的にMHEGフォーマットの機能は画面表示とその制御に特化されている。このため、例えば、図14の画面214にてボタンbt1を操作した時に「ダウンロード中」のメッセージ表示ms1に推移するシナリオは記述可能であるが、同じ操作によって同時に行われる蓄積用コンテンツのダウンロード処理についてはMHEGフォーマットのスクリプトでは記述不可能である。
そして、実際には機能に応じて様々なレジデントプログラムが想定されており、運用上は、これらのプログラムを呼ぶためのAPIが規定される。なお、このレジデントプログラムについての詳細は後述する。
MHEGオーサリングツールでは、図15(a)(c)に示すようにして、先に図14(a)(b)に示したシナリオとしての、CMの提示用コンテンツと蓄積用コンテンツの2つのコンテンツを作成する。これら提示用コンテンツ(CMコンテンツ)と蓄積用コンテンツ(CM添付コンテンツ)は、それぞれ単数または複数のファイルから成立するある情報量を有するデータとなっている。
提示用コンテンツと蓄積用コンテンツは、それぞれ別のデータカルーセルと呼ばれる繰り返し送出機構(図15(b)(d))に入力される。例えば、提示用コンテンツは、全体のデータを固定長のデータパケット(DDB)に細分化され、その全てのデータパケットに制御用パケット(DSI,DII)が追加されて、これらが繰り返し出力される。蓄積用コンテンツについても同様の形態で出力される。これらは、多重化装置45において、AVストリームと共に多重化されて、1本のパケットストリームとなって衛星伝送路226送り込まれる。ここでパケットの先頭のヘッダ部にに付加されるパケットID(PID)は、図15(b)(d)にして示した各データカルーセルで異なる値とする。
続いて、上記パケットストリームを受信する受信機(IRD12)側におけるデータ処理の流れを図16を参照して説明する。なお、IRD12の構成としては、図12にて説明したが、ここでは、レジデントプログラムを搭載しているIRD12に対応するものとして、図12に示した構成を簡略化した構成を示している。
この場合、カルーセル方式によって繰り返し送出されている提示用コンテンツのパケットが1通りバッファメモリ229に入ると、MHEGエンジン230に対して即座に通知されるようになっている。
MHEGエンジン230はバッファメモリ229から提示用コンテンツのデータを取り込んで、データ処理を実行する。ここで、スクリプトが含まれている場合はスクリプトを実行する。これによって、例えば図14(a)にて説明したような提示用コンテンツの表示がTVモニター14に対して行われる。
これにより、蓄積用コンテンツをダウンロードするためのレジデントプログラムが起動し、以降のようにして蓄積用コンテンツをダウンロードするための処理を実行する。
レジデントプログラムは、蓄積用メモリ232への蓄積が完了したら指定されたコンテンツ名を管理用に付加した後、処理完了をMHEGエンジン本体に通知して動作を終了する。MHEGエンジン230本体は、処理完了通知を受けて、図14(a)の画面216に示した「ダウンロード完了」等の表示(ms2)を行う。以上の処理の流れによって蓄積用コンテンツのダウンロードが実行される。
一方、蓄積されたコンテンツを実行する場合には、IRD12内の蓄積用メモリの管理プログラムにより、蓄積、管理されているコンテンツ名のリスト等を表示し、視聴者が選択することにより、そのコンテンツが直接30MHEGエンジンに呼び出されて実行され、TVモニター14にコンテンツを表示させる。
通常、MHEGコンテンツ244は、MHEGエンジン243により解釈、実行され、その結果、リアルタイムOS242の動作の下、グラフィックデバイスのためのデバイスドライバ241を制御して表示を実行させる。逆に、リモートコントローラ46により行われた操作情報を、リモートコントローラ46に対応したデバイスドライバ241からリアルタイムOS242が動作している環境のもとで入力する。これにより、リモートコントローラ46に対して行われた操作に応じた所要の動作(例えばMHEGコンテンツに対するインタラクティブ操作)が実行される。
レジデントプログラムを用いる場合はレジデントプログラム245との間に設定されたAPIを通じて処理の代行を指示し、レジデントプログラム245が、リアルタイムOS242を通じてデバイスドライバ241との間で所要の処理動作を行う。
本実施の形態としての蓄積用コンテンツのダウンロードは、上記図17に示したIRD12のソフトウェア構造が得られていることを前提として、これまで説明したような処理を実行することにより実現される。
蓄積用コンテンツのダウンロード実行のレジデントプログラム
1. DownloadContents1() 放送中に別のコンテンツを蓄積する
文法:
SaveContents1(type,reference,contents_name,contents_size,limit_time,result)
引数:
input GenericInteger type コンテンツタイプ
input GenericOctetString reference コンテンツの参照
input GenericOctetString contents_name コンテンツ名
input GenericInteger contents_size コンテンツサイズ(Kbyte)
input GenericInteger limit_time 有効期限(修正ユリウス暦)
output IntegerVariable result 結果
typeで指定される種類のコンテンツをreferenceで示されるコンテンツ参照に基づいて取得する。IRDとして蓄積機能を有する場合には、contents_sizeを参照し、蓄積可能の場合には、上記コンテンツを蓄積し、contents_nameを付して管理する。
コンテンツは、IRD側によって特に変更されない限りlimit_timeまでは蓄積される。
例えばlimit_timeにより示される有効期限を経過すれば、そのコンテンツを消去するようにもできるが、これを消去するかどうかはIRD12側の機種に依存するものとする。
また、蓄積に成功したかどうかをresultで返す。(蓄積機能を有するかどうかも示すこととする。)
またコンテンツは1ES内だけに制限されるものとする。
type: 0 ARIB-MHEGコンテンツ
1以上 将来の拡張用
文法:
DownloadContents2(reference,limit_time,result)
引数:
input GenericOctetString reference コンテンツの参照
input GenericInteger limit_time 有効期限(修正ユリウス暦)
output IntegerVariable result 結果
referenceで示されるコンテンツをEITのdata_content_descriptorを参照して、現在取得可能であれば、取得する。
蓄積可能の場合には、上記コンテンツを蓄積し、管理する。
コンテンツは、受信機機能において変更されない限りlimit_timeまでは蓄積される。ここでも、limit_timeを経過した後に消去するかどうかはIRDとしての機能に依存するものとする)
また、蓄積に成功したかどうかをresultで返す。(蓄積機能を有するかどうかも示すこととする。)
またコンテンツは1ES内だけに制限されるものとする。
以下各引数のsemanticsを示す。
reference: 以下の例で示すようにcontent_idまでを記述する。
(例) arib://... /<content_id>
result: 0 正常終了
1 蓄積未対応
2 蓄積容量不足
3 蓄積処理失敗
4 現在オンエア中ではない
この図に示す処理にあっては、先ず、ステップS101として示すように、提示用コンテンツとしてのシーンの初期状態を提示するための処理を実行する。つまり、例えば図14(a)の画面214を表示させるものである。
なお、ステップS101,S104及びステップS106の処理は、例えば実際には提示用コンテンツについて表示制御を行うためのスクリプトを解釈して表示制御を実行することにより実現されるものである。
そして、次のステップS202においては、上記ステップS201により取得したPIDに基づいて、デマルチプレクサ(図16のパケットフィルタ228に相当)に対して、フィルタリングの指示を行う。これによって、以降、デマルチプレクサにおいては、受信したTSの中から、上記PIDを有するデータ(蓄積用コンテンツのデータ)のみを通過させる状態に設定されることになる。
ステップS206においては、これまでの処理によって蓄積用メモリ232に蓄積された蓄積用コンテンツのコンテンツ名(Contents_name)を付加することをはじめIRD12において蓄積用コンテンツが適正に管理されるようにするための所要の処理を実行する。以上の処理を以て、蓄積用データのダウンロードが完了する。
また、上記実施の形態では、デジタル衛星放送に適用される場合を例に挙げているが、例えばケーブルテレビジョン放送や、所定のデータネットワークを利用しての放送等にも本発明は適用可能である。
Claims (7)
- デジタル放送ネットワークにおいて、1つのチャンネルを構成する放送信号の中に、
その信号を受信した受信装置で提示される提示用コンテンツと、上記提示用コンテンツの提示に応じた操作によって上記受信装置内の蓄積手段に蓄積される蓄積用コンテンツを含めて放送することを特徴とする放送方法。 - デジタル放送ネットワークにより放送される放送信号を受信する受信装置において、
コンテンツを蓄積することができる蓄積手段と、
受信したコンテンツに含まれる、同時に受信可能な別の蓄積用コンテンツが含まれる信号の参照データ、及び上記別の蓄積用コンテンツを蓄積した際にそれを識別するための名前データが入力されることにより、上記蓄積用コンテンツを上記参照データに基づいて受信し、上記名前データを付して上記蓄積手段に蓄積し、蓄積が成功したか否かを示す結果データを出力することができるデータ処理手段と、
を有することを特徴とする受信装置。 - 上記データ処理手段は、上記蓄積用コンテンツの情報量が入力されることにより、上記蓄積手段において蓄積可能かどうかを判断し、その判断結果を上記結果データに反映させることを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
- 上記データ処理手段は、上記蓄積用コンテンツの有効期限を示すデータが入力された場合は、上記蓄積手段において蓄積された蓄積用コンテンツが上記有効期限を経過した場合に消去することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
- デジタル放送ネットワークにより放送される放送信号を受信する受信装置において、
コンテンツを蓄積することができる蓄積手段と、
受信したコンテンツに含まれる、同時に受信可能な別の蓄積用コンテンツの識別情報が入力されることにより、上記蓄積手段に蓄積されているコンテンツを上記識別情報により参照して、蓄積用コンテンツを受信するために必要な信号識別情報と名前情報を取得し、これに基づき上記蓄積用コンテンツを受信し、上記名前情報を付して上記蓄積手段に蓄積し、蓄積が成功したか否かを示す結果データを出力することができるデータ処理手段と、
を有することを特徴とする受信装置。 - 上記データ処理手段は、上記蓄積用コンテンツの情報量が入力されることにより、上記蓄積手段において蓄積可能かどうかを判断し、その判断結果を上記結果データに反映させることを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
- 上記データ処理手段は、上記蓄積用コンテンツの有効期限を示すデータが入力された場合は、上記蓄積手段において蓄積された蓄積用コンテンツが上記有効期限を経過した場合に消去することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
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