JP2008238584A - 液滴噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】気体透過膜が変形した場合にも気体透過膜が剥がれたり破損したりするのを抑制する。
【解決手段】メインタンクからのインクが供給されるサブタンク31内のインク貯留室42の上方に、気体透過膜53を介してインク貯留室42と連通した空気室51が形成されている。空気室51を負圧にすることにより、気体透過膜53を介してインク貯留室42内の気液分離を実施でき、インク流路42bを介して液滴噴射ヘッドへと空気が流入することが抑制される。一方、空気室51内には、気体透過膜53に向かって突出する補強リブ62が形成されている。気体透過膜53が上方へ突出変形した場合に、補強リブ62が気体透過膜53に当接することで、気体透過膜53が変形しすぎるのが抑制されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、液滴噴射装置、特に、液体を供給するタンクに気体透過膜が設けられた液滴噴射装置に関する。
インクジェットプリンタ等の液滴を噴射する液滴噴射ヘッドを有する装置において、液滴噴射ヘッドに液体を供給するタンクが特許文献1のように設けられていることがある。特許文献1は、キャリッジ上に設けられたインクジェット記録ヘッドとメインタンクとを有している。そして、キャリッジ上にはさらにサブタンクが設けられている。メインタンクからのインクはサブタンクを介してインクジェット記録ヘッドに供給される。
また、特許文献1のサブタンクには空気透過部材(気体透過膜)が設けられている。空気透過部材はインクを通さず、空気を選択的に通すものであり、サブタンク内の空気は空気透過部材を通して除去される。これによって、サブタンク内で気液が分離され、ヘッド側に空気が進入するといった問題が抑制される。
特開2004−9450号公報
しかし、特許文献1の構成によると、なんらかの原因で圧力が加わるなどにより空気透過部材が大きく変形した際に、空気透過部材がサブタンクから剥がれたり破損したりするおそれがある。
本発明の目的は、気体透過膜が変形した場合にも気体透過膜が剥がれたり破損したりするのが抑制された液滴噴射装置を提供することにある。
本発明の液滴噴射装置は、液滴を噴射する噴射口を有する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドに供給する液体を貯留する液体貯留室が形成された第1タンクと、前記第1タンクの前記液体貯留室に供給する液体を貯留する第2タンクと、前記第1タンク内に形成された気体室と、前記気体室と前記液体貯留室との連通孔を塞ぎ、これら2つの室を仕切る気体透過膜と、前記気体室内の圧力を負圧にする負圧発生手段と、前記気体室内に設けられ、前記気体室内側に突出変形しようとする前記気体透過膜と当接することでその変形を抑制する抑制部材とを備えている。
本発明の構成において、負圧発生手段が作動する際に気体室内の圧力が急激に低下して、気体透過膜が気体室内側に突出変形する場合がある。そして、気体透過膜が変形し過ぎると、気体透過膜が剥がれたり破損したりするおそれがある。本発明によると、気体室内に抑制部材が配置されており、気体透過膜が気体室内側に突出変形した場合に抑制部材が気体透過膜に当接してその変形を抑制する。したがって、気体透過膜が剥がれたり破損したりすることが抑制される。
また、本発明においては、前記抑制部材が、前記気体透過膜に対向して位置するとともに、前記気体室側に突出変形した前記気体透過膜と当接する対向面を有しており、前記対向面が、前記液体貯留室内の圧力と前記気体室内の圧力とに差がない場合には前記対向面と前記気体透過膜とが離隔するように配置されていることが好ましい。この構成によると、液体透過膜が変形していないときには対向面が液体透過膜から離隔しているので、液体透過膜において気体が透過する領域が確保される。
また、本発明においては、前記気体室の内表面が、前記気体透過膜の表面に対向する対向領域を有しており、前記抑制部材が、前記対向領域から前記気体透過膜に向かって突出する突起部を有しており、前記突起部の突出方向に関して先端に前記対向面が形成されていることが好ましい。この構成によると、気体透過膜が変形した際に突起部が気体透過膜に当接することにより、気体透過膜が過剰に変形するのが抑制される。
また、本発明においては、前記負圧発生手段が、前記第1タンク内に形成された吸引流路を介して前記気体室内の圧力を負圧にするものであり、前記吸引流路の前記気体室への開口が、前記気体室の内表面の前記対向領域内において前記突起部が形成されていない位置に開口していることが好ましい。突起部が気体透過膜に当接すると、その当接領域においては気体透過膜を気体が透過しにくい。上記の構成によると、吸引流路の開口が突起部を避けて形成されているので、気体透過膜を通じて液体貯留室内の気体が吸引されやすい。
また、本発明においては、前記突起部が、前記気体透過膜の表面に垂直な断面に関して十字型の形状を有していることが好ましい。この構成によると、突起部が十字型の断面形状を有していることにより、気体透過膜が変形した際に当接領域を抑制しつつ、広い範囲の変形を押さえ込むことが可能である。当接領域が抑制されると、気体透過膜において気体が透過する領域が確保される。
また、本発明においては、前記十字型の4つの先端を互いに結ぶ6本の線分に囲まれた4つの領域に対して、前記気体透過膜の表面に垂直な方向から見てそれぞれ重なる位置に、4つの前記吸引流路の前記開口が形成されていることが好ましい。突起部が当接すると気体透過膜を気体が透過しにくくなるが、この構成によると、十字型の突起部に近接して吸引流路の開口が形成されているので、気体を吸引しやすくなる。
また、本発明においては、前記吸引流路が、前記突起部の突出方向に関して当該突起部を貫通し前記対向面に開口した突起内流路と、前記気体室の内表面の前記対向領域内において前記突起部が形成されていない位置に開口した突起外流路とを有していることが好ましい。この構成によると、突起部の先端の対向面に吸引流路の開口が形成されているので、突起部と気体透過膜との当接領域からも気体が吸引されやすい。また、突起部以外の領域にも吸引流路の開口が形成されているので、気体透過膜の全領域を通じて気体が吸引されやすい。
また、本発明においては、前記突起内流路が内部に形成された突起部が、その突出方向に中心軸が沿った円筒形状を有していることが好ましい。この構成によると、突起部の断面が円形状なので、突起部自体の強度が確保される。
また、本発明においては、前記第1タンクが、前記気体室と接続した複数の前記液体貯留室を有しており、前記複数の液体貯留室のそれぞれと前記気体室とを連通させる複数の前記連通孔が同一面上に配列されていることが好ましい。この構成によると、1つの気体室で複数の液体貯留室に対する気液分離を行うことができる。
また、本発明においては、前記複数の液体貯留室のうちの少なくともひとつは、他の液体貯留室と容積が異なっており、前記吸引流路の前記気体室への開口は、前記複数の液体貯留室に対応する前記複数の連通孔のうち、最も容積の大きい液体貯留室の連通孔に近づくような位置に形成されていることが好ましい。例えば、複数の液体貯留室のそれぞれに別種の液体が貯留される場合であって、ノズル径やノズル数の違いによって一の吐出機会におけるインクの消費量(瞬間的なインクの消費量)に差がある場合には、そのインク消費量の多い液体に対応する液体貯留室の容積を大きく設定することがある。その結果、液体貯留室の容積が大きければ、その貯留室内の液体に含まれる気体の量も増えることとなる。しかし、上記の構成によると、最も容積が大きい液体貯留室の近くに吸引流路の開口が形成されている。したがって、気体が溜まりやすい液体貯留室から速やか且つ円滑に気体を吸引することができる。
また、本発明においては、前記複数の連通孔にそれぞれ対向する複数の前記突起部が形成されていることが好ましい。この構成によると、各連通孔に突起部が設けられているので、気体透過膜の変形を効果的に抑制できる。
また、本発明においては、前記一方向に沿って延在する1枚の前記気体透過膜が、前記複数の連通孔を跨ぎ且つ前記複数の連通孔を覆うように前記気体室の内表面に貼り付けられていることが好ましい。この構成によると、複数の連通孔に対して1枚の気体透過膜が貼り付けられるので、各連通孔にそれぞれ気体透過膜が貼り付けられる場合と比べて貼り付けの手間が掛からず、確実に貼り付けやすい。
また、本発明においては、前記抑制部材が、多孔質材料から形成されていることが好ましい。この構成によると、気体透過膜からにじみ出てきた液体を抑制部材が吸収することができるため、気体透過膜に液体が残存して気体透過性が低下するのが抑制される。
本発明の好適な一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のインクジェットプリンタ1の概略的な構成を示す平面図である。以下の説明に当たって、図1において右から左へと向かう方向を主走査方向と定義し、下から上へ向かう方向を副走査方向と定義する。
インクジェットプリンタ1は、ガイドフレーム23及び24とキャリッジ9とを有している。ガイドフレーム23及び24は、いずれも主走査方向に平行であり、副走査方向に関して互いに離隔するように配置されている。キャリッジ9は、ガイドフレーム23及び24に跨るように設置されており、ガイドフレーム23及び24上で主走査方向に沿って往復移動可能に設置されている。インクジェットプリンタ1の本体フレーム1aには、キャリッジ移動ユニット25が設置されている。キャリッジ移動ユニット25は駆動モータを有しており、かかる駆動モータを駆動してキャリッジ9を主走査方向に往復移動させる。
キャリッジ9には、ヘッド本体30(液体噴射ヘッド)が固定されている。ヘッド本体30は、インクを噴射する複数のノズル30aが下面に形成されており、これらのノズル30aが下方に向かって露出するように、キャリッジ9に固定されている。ヘッド本体30の上面には後述のサブタンク31(第1タンク)が固定されている。
インクジェットプリンタ1は、ヘッド本体30に各色のインクを供給するメインタンク5a〜5d(第2タンク)を有している。メインタンク5a〜5dには、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色及びブラック(Bk)色のインクがそれぞれ貯留されている。メインタンク5a〜5d内に貯留されたインクは、インクチューブ14a〜14dを介して一旦サブタンク31内に貯留された後に、ヘッド本体30に供給される。ヘッド本体30に供給されたインクは、各ノズル30aから下方へと噴射される。また、インクジェットプリンタ1は用紙搬送ユニットを有している(不図示)。用紙搬送ユニットは、ガイドフレーム23及び24下方の所定の印刷位置へと印刷用紙Pを搬送するものである。印刷位置へと搬送された印刷用紙P上には、ヘッド本体30から噴射されたインクが着弾する。
インクジェットプリンタ1は、各種の動作を制御する制御部100を有している。インクジェットプリンタ1には、プロセッサ回路や各種の記憶装置などのハードウェアが収納されており、記憶装置には、プロセッサ回路を動作させるためのプログラムを含む各種のソフトウェアが記憶されている。そして、これらのハードウェア及びソフトウェアが組み合わされることによって制御部100が構築されている。制御部100は、用紙搬送装置による印刷用紙の搬送、キャリッジ9の移動及びヘッド本体30からのインクの噴射を画像データに基づいて制御することにより、印刷用紙上に所定の画像を形成する。
ガイドフレーム23及び24の間には、吸引キャップ21及び吸収部材22が設置されている。このうち、吸収部材22は、ガイドフレーム23及び24の主走査方向に関して一端(図1において左端)の近傍に配置されており、主走査方向に関してキャリッジ9を移動することにより、ヘッド本体30をその真上に位置させることができるように配置されている。吸収部材22はウレタンフォームなどの多孔質材料からなり、ヘッド本体30から噴射されたインクを吸収することができる。制御部100は、キャリッジ9を吸収部材22の上方へと移動させ、ヘッド本体30からインクを噴射させて吸収部材22にそのインクを吸収させる。これによって、ノズル30aのフラッシング処理を実施する。
吸引キャップ21は、ガイドフレーム23及び24の主走査方向に関して他端(図1において右端)の近傍に配置されており、主走査方向に関してキャリッジ9を移動することにより、ヘッド本体30を真上に位置させることができるように配置されている。
吸引キャップ21の上面には上方に向かって突出した2つの突起部21bが固定されている。各突起部21bは平面視において長方形形状を有している。各突起部21bは、ヘッド本体30の下面に下方から当接することができるように形成されている。各突起部21bがヘッド本体30の下面に当接すると、ヘッド本体30の下面に形成されたノズル30aが、突起部21bによって平面視において取り囲まれる。これによって、吸引キャップ21は、ヘッド本体30の下面においてノズル30aが形成された領域を覆うことができる。また、吸引キャップ21の上面には、2つの吸引口21aが形成されている。これらの吸引口21aは、2つの突起部21bが平面視で取り囲んでいる領域内にそれぞれ形成されている。
インクジェットプリンタ1には、吸引ポンプ81(負圧発生手段)及び流路切り替えユニット82が設置されている。吸引ポンプ81と流路切り替えユニット82とは、互いにエアチューブ16を介して接続されている。流路切り替えユニット82は第1〜第4のポートを有している。第1〜第3のポートはエアチューブ16、17a及び17bの一端にそれぞれ接続されており、第4のポートはエアチューブ18の一端に接続されている。エアチューブ17a及び17bの他端は、吸引キャップ21に形成された2つの吸引口21aにそれぞれ接続されている。流路切り替えユニット82は、第1ポートと第2〜第4ポートのいずれかとを選択的に連通させることができる。これによって、例えば第1ポートと第2ポートとを連通させることにより、エアチューブ16及び17aを介して吸引口21aの一方から吸引ポンプ81が空気を吸引可能な状態にすることができる。また、第1ポートと第3ポートとを連通させることにより、エアチューブ16及び17bを介して吸引口21aの他方から吸引ポンプ81が空気を吸引可能な状態にすることができる。
制御部100は、キャリッジ9を吸引キャップ21へと移動させることにより、吸引キャップ21にヘッド本体30の下面を覆わせる。そして、ヘッド本体30の下面に突起部21bが当接した状態で、吸引ポンプ81及び流路切り替えユニット82を制御して、ヘッド本体30下面のノズル30a内のインクを吸引させる。これによって、ノズル30aの周辺の余剰なインクや、インク流路内に混入した空気が除去される。
一方、エアチューブ18の他端はチャージタンク84に接続されている。チャージタンク84は中空の容器であり、内部がエアチューブ18と連通している。チャージタンク84は、吸引ポンプ81に内部の空気を吸引させることによって負圧を蓄えるためのものである。また、チャージタンク84内はエアチューブ19の一端と連通している。エアチューブ19の他端はサブタンク31に接続されている。エアチューブ19は、後述のとおりサブタンク31内の空間に連通している。これによって、流路切り替えユニット82に第1ポートと第4ポートとを連通させることにより、エアチューブ16、18、チャージタンク84及びエアチューブ19を介して、サブタンク31内の空気を吸引ポンプ81が吸引可能な状態にすることができる。
なお、エアチューブ18の途中には、一方向弁83が設置されている。一方向弁83は、流路切り替えユニット82からチャージタンク84に向かう空気の流れを規制し、チャージタンク84から流路切り替えユニット82に向かう空気の流れのみ許容するものである。これによって、吸引ポンプ81が動作を停止したり、流路切り替えユニット82が第4ポート以外のポートと第1ポートとを連通させたりした場合にも、チャージタンク84及びエアチューブ19を介してサブタンク31内へと空気が流入することが防止されている。
サブタンク31、ヘッド本体30及びキャリッジ9についてさらに詳細に説明する。図2は、キャリッジ9からサブタンク31等を取り外した状態の斜視図である。キャリッジ9は、概略的に直方体の形状を有し、上方に開口した箱形状を有している。サブタンク31及びヘッド本体30は、キャリッジ9内に収容され、固定されている。
サブタンク31は導入部31aを有しており、インクチューブ14a〜14d及びエアチューブ19は導入部31aに接続されている。キャリッジ9の底部にはヘッド本体30が固定されている。ヘッド本体30の上面には、インクの導入口である開口90が形成されている。開口90は、4色のインクに合わせて4つの導入口を有している。サブタンク31は、ヘッド本体30の上方において、サブタンク31からの各色インクの供給口が開口90の各色の導入口と連通するようにキャリッジ9内に収容されている。
ヘッド本体30の上面からは、制御部100からの制御指令をヘッド本体30に供給するフレキシブル配線基板72が上方へと引き出されている。フレキシブル配線基板72上にはドライバIC回路73が設置されている。フレキシブル配線基板72には制御指令を示す信号を伝達するための配線が施されている。制御部100からの制御信号は、ドライバIC回路73によってヘッド本体30を駆動させるための駆動信号に変換された後に、ヘッド本体30へと供給される。
キャリッジ9内には、ドライバIC回路73が過熱するのを防止するためのヒートシンク71が設置されている。ヒートシンク71は、副走査方向に垂直な断面に関してL字型の形状を有しており、下面がドライバIC回路73の上面に当接するように配置されている。
以下、サブタンク31内の構成について図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は、内部の構成を破線で示したサブタンク31の平面図である。図4(a)は、図3のIV−IV線に沿ったサブタンク31の縦断面図である。図4(b)は、図4(a)の一点鎖線に囲まれた領域の拡大図である。
サブタンク31は、図4に示されるようにタンク本体31bと蓋部材31cとを有している。タンク本体31b内には、図3に示されるように、インクが貯留されるインク貯留室41〜44(液体貯留室)が形成されている。また、タンク本体31b内には、インクチューブ14a〜14dからのインクをインク貯留室41〜44に導入するためのインク流路45〜48が形成されている。インクチューブ14a〜14dを介してメインタンク5a〜5dから供給されたインクは、インク流路45〜48を介してインク貯留室41〜44内に流入する。インク貯留室41〜44内にはBk色の顔料インク、C色、M色及びY色の染料インクがそれぞれ貯留される。なお、図4にはインク貯留室42のみが示されているが、以下においては特に指摘のない限り、図4に示されたインク貯留室42の構成をインク貯留室41〜44の共通構成とする。
インク貯留室41〜44は、副走査方向に関して長尺なほぼ直方体の形状を有しており、主走査方向に沿って配列されている。インク貯留室42〜44はいずれも同じ容積を有するように形成されているのに対して、インク貯留室41はその他のインク貯留室よりも大きい容積を有するように形成されている。これは、本実施形態が、Bk色として顔料インク、C色、M色及びY色として染料インクを使用しつつも、良好な画質のために、用紙上に形成されるこれら4色のドット径を略同一になるようにしていることに関係する。すなわち、滲みにくい顔料インクを吐出するBk色のノズル径を滲みやすい染料インクを吐出する他色のノズル径よりも大きくすることで、用紙上に形成されるドット径の大きさが略同一になるようにしているのであるが、その結果、一の吐出機会におけるインクの消費量(瞬間的なインクの消費量)は、Bk色がC色、M色及びY色インクよりも多くなってしまうため、それに対応すべく、Bk色のインクが貯留されるインク貯留室41を他色のインクが貯留されるインク貯留室42〜44よりも大きくしているのである。なお、Bk色のノズル径と多色のノズル径が同じで、Bk色のノズル数が多色のノズル数よりも多い場合にも、インク貯留室41をインク貯留室42〜44より大きな容積に形成するとよい。
タンク本体31bにおいてインク貯留室41〜44の上部には、連通孔41a〜44aが形成されている。タンク本体31bの上面は水平面に沿っており、連通孔41a〜44aはいずれもタンク本体31bの上面に開口している。タンク本体31bの上面には、連通孔41a〜44aの各開口を塞ぐように気体透過膜53が、接着等によって貼り付けられている。気体透過膜53は、気体は通過させるが気体以外のインクや固体を通過させない膜であり、例えば多孔質のフッ素樹脂膜などが用いられる。タンク本体31bの上面において気体透過膜53の周囲には、溝55が形成されている。溝55の深さ方向は、鉛直方向に沿っている。
タンク本体31bにおいてインク貯留室41〜44の下部には、ヘッド本体30へのインクの供給流路であるインク流路41b〜44bが形成されている。インク流路41b〜44bはヘッド本体30の上面に形成された開口90の各導入口と連通している。なお、図を見やすくするため、図3にはインク流路41b〜44bを図示せず、図4にインク流路42bのみを図示している。
蓋部材31c内には、空気室(気体室)51及び空気流路52(吸引流路)が形成されている。空気室51は、主走査方向に関して長尺な長方形の平面形状を有し、蓋部材31cの下面に開口した凹部である。空気室51は、主走査方向に関してインク貯留室41〜44を跨ぎ(図5参照)、副走査方向に関して溝55の一方から気体透過膜53を跨いで溝55の他方に至る大きさに形成されている。空気室51は、空気流路52の一端と連通している。空気流路52の他端はエアチューブ19と連通している。
以上の構成により、制御部100に吸引ポンプ81及び流路切り替えユニット82を制御させることで、チューブ18、19、チャージタンク84及び空気流路52を介して、空気室51内の空気を吸引することができる。これによって空気室51内を負圧にすることができると共に、空気室51内がある程度の負圧になるまで吸引すると一方向弁83が閉じ、これによって吸引ポンプ81を停止しても空気室51内の負圧を保持することができる。一方、空気室51はインク貯留室41〜44と気体透過膜53を介して隔てられているので、気体透過膜53を通じてインク貯留室41〜44内の空気をインクから分離(気液分離)して空気室51へと吸引することができる。これによって、インク貯留室41〜44からヘッド本体30へと空気が流入することが抑制される。
空気室51の内表面の天井面には、補強リブ61〜64(抑制部材)が固定されていて、蓋部材31cと同じ樹脂材料で一体的に形成されている。なお、図4にはこれらのうち補強リブ62のみが示されている。補強リブ61〜64は、上記の天井面から下方の気体透過膜53へ向かって突出した突起部である。補強リブ61〜64の下面61a〜64a(対向面)は気体透過膜53に鉛直方向に関して対向している。補強リブ61〜64は、気体透過膜53が変形していない場合には下面61a〜64aが気体透過膜53から離隔するように配置されている。なお、補強リブ61〜64は、多孔質材料で形成してもよい。
タンク本体31bの上面と蓋部材31cの下面とは互いに溶着され、蓋部材31cの下面に開口した上記凹部、タンク本体31bの上面、及び、気体透過膜53によって空気室51が画定されている。
以下、タンク本体31bの上面周辺の構成について図5を参照しつつ説明する。図5(a)は、タンク本体31bの気体透過膜53付近の平面図である。図5(b)は、図5(a)の一点鎖線に囲まれた領域におけるタンク本体31bの斜視図である。図5(c)は、図5(b)のC−C線に沿ったタンク本体31bの縦断面図である。
図5(a)に示されるように、タンク本体31bの上面には、主走査方向に関して連通孔41a〜44aのすべてを跨ぐように1枚の気体透過膜53が貼り付けられている。これによって、1枚の気体透過膜53が全ての連通孔41a〜44aの開口を覆っている。そして、気体透過膜53が貼り付けられた領域の周囲を取り囲むように溝55が形成されている。本実施形態においては、溝55は気体透過膜53を連続的に取り囲んでいる。
タンク本体31bの上面において溝55の外側の領域(図5(a)において薄い方の薄墨色で塗りつぶされた領域)は、蓋部材31cと溶着されている領域である。かかる領域は溝55の周囲を取り囲んでいる。
気体透過膜53が貼り付けられた領域と溝55との間には、多数のスリット56が形成されている。これらのスリット56は、気体透過膜53の周囲を取り囲むように配列されている。スリット56は、図5(b)及び図5(c)に示されているように、タンク本体31bの上面において気体透過膜53付近から溝55の底面までほぼ三角錐状に切れ込んでいる。また、スリット56は、水平断面に関して、気体透過膜53側の大きさが最も大きく、そこから溝55の底面に近づくにつれて小さくなるように形成されている。つまり、気体透過膜53から溝55の底面に向かって先細りの形状を有するように形成されている。
以下、蓋部材31cの下面周辺の構成について図6を参照しつつ説明する。図6は、空気室51の周辺の蓋部材31cの底面図である。図6において、二点鎖線は、蓋部材31cがタンク本体31bに溶着されている状態の連通孔41a〜44aの位置を示している。
蓋部材31cの下面には、上記の通り空気室51となる凹部の開口が形成されている。そして、凹部内において連通孔41a〜44aに鉛直方向に関して対向する領域に、補強リブ61〜64がそれぞれ形成されている。補強リブ61〜64はいずれも十字型の平面形状を有しており、主走査方向及び副走査方向に関して連通孔41a〜44aの幅とほぼ同じ幅をそれぞれ有している。補強リブ62〜64は互いに同じ大きさを有しているが、補強リブ61は、補強リブ62〜64と比べて主走査方向に関する幅が大きい。補強リブ61に対応するBk色を貯留するインク貯留室41が多色のインク貯留室42〜44よりも大きく、それに対応して、インク貯留室41の連通孔41aの幅がインク貯留室42〜44の連通孔42a〜44aの幅より大きいからである。
また、空気室51となる凹部内の表面には、空気流路52の開口52aが形成されている。開口52aは補強リブ61〜64が形成されていない領域に開口しており、本実施形態においては、補強リブ62及び63の間であって、蓋部材31cの一端に近い側に配置されている。
以下、本実施形態の作用効果について説明する。
上記のとおり、空気室51を負圧にすることで気体透過膜53を通じてインク貯留室41〜44内の気液分離を実施することができる。しかし、気体透過膜53をインクが通過したり、気体透過膜53の貼り付け領域に隙間があったりして、空気室51内にインクが浸入すると、気体透過膜53上にインクが残留して空気が透過しにくくなるおそれがある。
これに対して本実施形態によると、図7に示されているように、気体透過膜53上のインクIは、スリット56を通じて矢印Aに沿って溝55内に流れ込む。したがって、空気が通過しにくくなるほど気体透過膜53にインクが残留することが抑制される。
また、スリット56を形成することで、スリット56が形成されていない場合と比べてインクが溝55へと流れ込みやすい。スリット56は気体透過膜53側が広く開口しており、溝55へと向かって先細りの形状を有している。したがって、インクが気体透過膜53からスリット56へと流れ込みやすく、毛管現象によって溝55へと流れ込みやすい。さらに、多数のスリット56が気体透過膜53の周囲を取り囲むように配列されているため、気体透過膜53の周囲の広範な領域からのインクが溝55へと流れ込みやすくなっている。
また、本実施形態によると、タンク本体31bと蓋部材31cとが互いに溶着されている。この場合、溶着の際にタンク本体31bや蓋部材31cが熱によって大きく変形するおそれがある。これらの溶着の際にタンク本体31bが変形したり熱が伝達したりすることにより、気体透過膜53が剥がれたり破損したりするおそれもある。しかし、本実施形態によると、図5(a)に示されるように、かかる溶着の領域と気体透過膜53との間に溝55が形成されている。したがって、図7(a)の一点鎖線で囲まれる溶着領域が白抜き矢印の方向へと変形しても、溝55が形成されていることにより、気体透過膜53の貼り付け領域まで変形することが抑制される。また、溝55がないと、かかる溶着領域から気体透過膜53の貼り付け領域まで熱が伝達しやすいが、溝55が存在することで熱の伝達が抑制される。
また、空気室51内の空気が吸引されて空気室51内の圧力が急激に低下すると、気体透過膜53が空気室51側へと突出するように変形するおそれがある。そして、気体透過膜53が過剰に変形すると、気体透過膜53がタンク本体31bから剥がれたり、破損したりするおそれもある。しかし、本実施形態によると、空気室51内に補強リブ61〜64が配置されている。このため、図7(b)に示されているように、気体透過膜53が変形しすぎた場合には、補強リブ61〜64が気体透過膜53に当接して、気体透過膜53の変形を抑制する。したがって、気体透過膜53が剥がれたり破損したりするのが抑制される。
ところで、気体透過膜53が下面61a〜64aに当接すると、その当接した領域は当接していない領域に比べてインク貯留室41〜44からの空気が透過しにくい。しかし、補強リブ61〜64は、気体透過膜53が変形していない場合には、下面61a〜64aが気体透過膜53から離隔するように形成されている。つまり、例えば空気室51内の圧力とインク貯留室41〜44内の圧力とに差がない場合には、気体透過膜53が変形せず、補強リブ61〜64の下面61a〜64aが気体透過膜53に当接していない。したがって、気体透過膜53において空気が透過する領域が確保される。
また、補強リブ61〜64が十字型の平面形状を有しているので、気体透過膜53の変形を広い領域で抑制できると共に、気体透過膜53との当接領域を抑制することができる。したがって、気体透過膜53において空気が透過する領域を確保すると共に、気体透過膜53の変形を効果的に抑制することができる。
また、補強リブ61〜64を多孔質材料で形成すれば、気体透過膜53からにじみ出てきたインクを補強リブ61〜64が吸収することができるため、気体透過膜53にインクが残存して空気の透過性が低下するのが抑制される。
また、連通孔41a〜44aにそれぞれ対応して補強リブ61〜64が配設されているので、気体透過膜53の変形をより適切に抑制することができる。
また、1つの空気室51を介してインク貯留室41〜44の4つの気液分離を実施しているので、簡易な構成によって複数のインク貯留室の気液分離が可能である。さらに、1つの空気室51内において1枚の気体透過膜53が4つの連通孔41a〜44aを覆うように貼り付けられているので、各連通孔にそれぞれ気体透過膜が貼り付けられる場合と比べて貼り付けの手間が掛からず、確実に貼り付けやすい。
以下、サブタンクに係る上記と異なる実施形態について図8を参照しつつ説明する。なお、以下において上記と共通の構成についての説明を適宜省略し、上記と同じ符号で示された部分は上記と同じ構成を有するものとする。
図8(a)は、気体透過膜53を取り囲むように形成された溝の構成が異なるサブタンク131の縦断面図である。サブタンク131は蓋部材31cとタンク本体131bとを有している。タンク本体131bには、溝55の替わりに溝155が形成されている。溝155は溝55と同様に、気体透過膜53の貼り付け領域を連続的に取り囲むように形成されている。しかし、縦断面に関して溝55と異なる形状を有しており、下方に向かって先細りのほぼ台形の形状を有している。気体透過膜53から溝155の底面までの内表面が傾斜しており、鉛直な内表面を有している場合と比べてインクが流れ落ちやすくなっている。
図8(b)は、エアチューブ19と連通した空気流路の構成が異なるサブタンク231の縦断面図である。サブタンク231はタンク本体231bと蓋部材231cとを有しており、蓋部材231c及びタンク本体231bの内部に空気流路152a及び152bがそれぞれ形成されている。空気流路152aの一端はエアチューブ19に連通しており、他端は蓋部材231cの下面に開口している。空気流路152bの一端はタンク本体231bの上面に開口し、空気流路152aの開口と連通している。空気流路152bの他端は、溝55の内表面に開口している。これにより、空気流路152aは、溝55内の空間に連通している。このように空気流路152aが溝55内の空間に連通していることによって、サブタンク231においては、気体透過膜53上のインクを溝55内に吸引するとともに、溝55内に溜まったインクを吸引し、空気流路152aからエアチューブ19に至る経路で排出することが可能である。したがって、溝55内に溜まったインクが溢れ出て気体透過膜53に逆流し、気体透過膜53の気体透過性を低下させる、といった事態が回避される。
以下、サブタンクの蓋部材に係る上記と異なる実施形態について図9を参照しつつ説明する。図9(a)は、エアチューブ19に連通した空気流路の開口位置が異なる蓋部材331cの底面図である。蓋部材331cには、空気流路52の替わりに空気流路352が形成されている。空気流路352の一端はエアチューブ19と連通し、他端は空気室51内に開口している。そして、かかる空気流路352の開口352aは、連通孔41a〜44aのうち、最も連通孔41aに近い位置に形成されている。
ところで、上述したように、Bk色は他色に比べて一の吐出機会におけるインクの消費量(瞬間的なインクの消費量)が多いので、それに対応すべく、Bk色のインクが貯留されるインク貯留室41の容積を他色のインクが貯留されるインク貯留室42〜44よりも大きくしている。その結果、インク貯留室41はインク貯留室42〜44よりも多量のインクを貯留する分、そこに含まれる気体の量も増えることとなる。
また、インク貯留室41の容積をインク貯留室42〜44よりも大きくした結果、連通孔41aは連通孔42a〜44aよりも大きくなり、それらを塞ぐ気体透過膜53の面積も大きくなっている。これにより、気体透過膜53の連通孔41aを塞ぐ部分は、連通孔42a〜44aを塞ぐ部分よりも、変形が大きくなるため、補強リブ61の気体透過膜53に当接する面積は補強リブ62〜64の気体透過膜に当接する面積より大きくする必要がある。しかし、補強リブ61〜64は空気室51内の気流を妨げて気体透過膜53を通じたインク貯留室内の空気の吸引を劣化させるように作用するため、最も大きい補強リブ61に対応するBk色に関する吸引が最も影響を受ける。
しかし、蓋部材331cにおいては、インク貯留室42〜44よりもインク貯留室41の近くに開口352aが形成されているので、補強リブ61〜64が形成されている場合にも、インク貯留室41から速やか且つ円滑に空気を吸引することができる。なお、インク貯留室41から空気を速やかに吸引するという観点から、図9(a)に示されているように開口352aが連通孔41aに対向する領域に重なる位置に形成されていることが好ましい。これによって、よりインク貯留室41から空気を吸引しやすくなる。
図9(b)は、エアチューブ19に連通した空気流路の構成が異なる蓋部材431cの底面図である。蓋部材431c内には、一端がエアチューブ19に連通した空気流路452が形成されている。空気流路452の他端は複数に分岐して空気室51内に開口している。かかる空気流路452の開口452aは、各補強リブの近傍に4つ設けられている。補強リブ64に関して説明すると、補強リブ64の先端を互いに結ぶ6本の線分(図9(b)の二点鎖線)を描いた場合に、これら6本の線分によって囲まれる4つの三角形の領域が描かれる。そして、これらの4つの領域にそれぞれ重なるように、4つの開口452aが形成されている。また、他の補強リブ61〜63についても同様にそれぞれ4つの開口452aが形成されている。このように補強リブ61〜64のそれぞれに近接して開口452aが形成されていることにより、補強リブ61〜64が気体透過膜53に当接した場合にも、その当接領域の周辺から空気を吸引しやすくなる。
図9(c)は、補強リブ及び空気流路の構成が異なる蓋部材531cの底面図である。蓋部材531cの空気室51内には、補強リブ61〜64の替わりに補強リブ561〜564が形成されている。補強リブ561〜564は、空気室51の天井面から下方に向かって突出した突起部である。補強リブ561〜564はいずれも円筒形の形状を有しており、その中心軸に沿って内部に円筒形の空洞(突起内流路)が形成されている。この空洞は、補強リブ561〜564の下面に開口しており、これによって開口561a〜564aが形成されている。蓋部材531c内には、一端がエアチューブ19に連通した空気流路552が形成されている。空気流路552の他端は、複数に分岐して補強リブ561〜564内の各空洞に連通している。したがって、空気室51内の空気は、開口561a〜564aを介して吸引される。また、空気室51の内表面において、補強リブ561〜564が形成されていない領域には、空気流路552の開口552aがさらに形成されている(突起外流路)。
蓋部材531cにおいては、補強リブ561〜564の下面に空気流路552と連通した開口561a〜564aが形成されているので、補強リブ561〜564と気体透過膜53とが当接した場合にも、その当接領域からも空気が吸引されやすい。また、補強リブ561〜564が形成された領域以外の領域にも開口552aが形成されているので、気体透過膜53の全領域を通じて空気が吸引されやすい。さらに、補強リブ561〜564が円筒形の形状を有しているため、補強リブ自体の強度が確保されている。
<その他の変形例>
以上は、本発明の好適な実施形態についての説明であるが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態においては、気体透過膜53の貼り付け領域の周囲を連続的に取り囲むように溝55が形成されている。しかし、気体透過膜53の周りを断続的に取り囲んでいてもよい。例えば、図10は、かかる断続的な溝655が形成されたタンク本体631bの上面を示している。溝655は、気体透過膜53の周囲において連通孔41a〜44aに対向する位置に不連続に形成されている。なお、スリット56も溝655に沿った領域にのみ形成されている。この他、連通孔41a〜44aの位置に関係なく、例えば気体透過膜53の中心周りに角度にして120度間隔で不連続になるように、気体透過膜53の周囲に沿って溝が形成されていてもよい。
また、スリット56と異なる形状のスリットが形成されていてもよい。例えば、平面視で四角形状であってもよい。あるいは、気体透過膜53から溝55の底面に向かって先細りになっておらず、いずれの水平断面も同じ形状になるように形成されていてもよい。
また、上述の実施形態においては、気体透過膜53が変形していない状態で補強リブ61〜64が気体透過膜53から離隔している。しかし、気体透過膜53が変形していない状態で気体透過膜53に当接するように補強リブが形成されていてもよい。
また、上述の実施形態においては、1枚の気体透過膜53が連通孔41a〜44aのすべてを覆うように貼り付けられている。しかし、2枚以上の気体透過膜53が貼り付けられていてもよい。例えば、連通孔41a〜44aのそれぞれを覆うように合計4枚の気体透過膜53が貼り付けられていてもよい。
また、上述の実施形態においては、サブタンク31がタンク本体31bと蓋部材31cを有している。しかし、これらがはじめから一体に形成されていてもよい。
また、上述の実施形態においては、ヘッド本体30やサブタンク31がキャリッジ9と共に移動する方式が採用されている。しかし、固定式のインクジェットヘッドが採用されたものであってもよい。また、インクジェットプリンタとは異なり、インク以外の液体、例えば液晶表示装置のカラーフィルタを製作するために着色液を塗布する装置など、各種の液体を噴射する装置に本発明が適用されてもよい。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの平面図である。 図1のキャリッジからサブタンク等を取り外した状態の斜視図である。 内部の構成を破線で示した図1のサブタンクの平面図である。 図4(a)は、図3のIV−IV線に沿ったサブタンクの縦断面図である。図4(b)は、図4(a)の一点鎖線に囲まれた領域の拡大図である。 図3のタンク本体上面の構成を示す図である。 空気室の周辺における図3の蓋部材の底面図である。 本実施形態の作用効果を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係るサブタンクの縦断面図である。 本発明の他の実施形態に係る蓋部材の底面図である。 本発明の変形例に係るタンク本体の平面図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
30 ヘッド本体
30a ノズル
51 空気室
53 気体透過膜
55、155 溝
56 スリット
81 吸引ポンプ
100 制御部
5a〜5d メインタンク
16〜19 エアチューブ
31〜231 サブタンク
31b〜631b タンク本体
31c〜531c 蓋部材
41〜44 インク貯留室
41a〜44a 連通孔
52〜552 空気流路
61〜64 補強リブ
561〜564 補強リブ

Claims (13)

  1. 液滴を噴射する噴射口を有する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドに供給する液体を貯留する液体貯留室が形成された第1タンクと、
    前記第1タンクの前記液体貯留室に供給する液体を貯留する第2タンクと、
    前記第1タンク内に形成された気体室と、
    前記気体室と前記液体貯留室との連通孔を塞ぎ、これら2つの室を仕切る気体透過膜と、
    前記気体室内の圧力を負圧にする負圧発生手段と、
    前記気体室内に設けられ、前記気体室内側に突出変形しようとする前記気体透過膜と当接することでその変形を抑制する抑制部材とを備えていることを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 前記抑制部材が、前記気体透過膜に対向して位置するとともに、前記気体室側に突出変形した前記気体透過膜と当接する対向面を有しており、
    前記対向面が、前記液体貯留室内の圧力と前記気体室内の圧力とに差がない場合には前記対向面と前記気体透過膜とが離隔するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。
  3. 前記気体室の内表面が、前記気体透過膜の表面に対向する対向領域を有しており、
    前記抑制部材が、前記対向領域から前記気体透過膜に向かって突出する突起部を有しており、
    前記突起部の突出方向に関して先端に前記対向面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴噴射装置。
  4. 前記負圧発生手段が、前記第1タンク内に形成された吸引流路を介して前記気体室内の圧力を負圧にするものであり、
    前記吸引流路の前記気体室への開口が、前記気体室の内表面の前記対向領域内において前記突起部が形成されていない位置に開口していることを特徴とする請求項3に記載の液滴噴射装置。
  5. 前記突起部が、前記気体透過膜の表面に垂直な断面に関して十字型の形状を有していることを特徴とする請求項4に記載の液滴噴射装置。
  6. 前記十字型の4つの先端を互いに結ぶ6本の線分に囲まれた4つの領域に対して、前記気体透過膜の表面に垂直な方向から見てそれぞれ重なる位置に、4つの前記吸引流路の前記開口が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の液滴噴射装置。
  7. 前記吸引流路が、前記突起部の突出方向に関して当該突起部を貫通し前記対向面に開口した突起内流路と、前記気体室の内表面の前記対向領域内において前記突起部が形成されていない位置に開口した突起外流路とを有していることを特徴とする請求項6に記載の液滴噴射装置。
  8. 前記突起内流路が内部に形成された突起部が、その突出方向に中心軸が沿った円筒形状を有していることを特徴とする請求項7に記載の液滴噴射装置。
  9. 前記第1タンクが、前記気体室と接続した複数の前記液体貯留室を有しており、
    前記複数の液体貯留室のそれぞれと前記気体室とを連通させる複数の前記連通孔が同一面上に配列されていることを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
  10. 前記複数の液体貯留室のうちの少なくともひとつは、他の液体貯留室と容積が異なっており、
    前記吸引流路の前記気体室への開口は、前記複数の液体貯留室に対応する前記複数の連通孔のうち、最も容積の大きい液体貯留室の連通孔に近づくような位置に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の液滴噴射装置。
  11. 前記複数の連通孔にそれぞれ対向する複数の前記突起部が形成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の液滴噴射装置。
  12. 前記一方向に沿って延在する1枚の前記気体透過膜が、前記複数の連通孔を跨ぎ且つ前記複数の連通孔を覆うように前記気体室の内表面に貼り付けられていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
  13. 前記抑制部材が、多孔質材料から形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
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