JP2008238181A - 鋳造装置及び鋳造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンダーカット部を有する鋳造品を高品質且つ容易に鋳造することができ、しかも歩留まりを向上させるとともに、効率的な鋳造作業が遂行可能にする。
【解決手段】鋳造装置10は、固定型である下型12と、第1摺動型14a、14bと、第2摺動型16a、16bと、前記下型12に対し昇降自在な上型18とを備える。第1摺動型14aは、上型18に摺動する水平面側の型合わせ面36aと、鉛直面側の型合わせ面38aとを設ける。型合わせ面36a、38aは、鋳造時の熱膨張によって基準面位置から外方に膨出して上型18と干渉することを抑制するために、前記基準面位置の内方に向かって、すなわち、矢印B方向中央側が内方に最も凹む凹形状に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、互いに摺動可能な複数の型部材を備え、複数の前記型部材を型締めしてキャビティを形成するとともに、前記キャビティに溶湯を注湯してアンダーカット部を有する鋳造品を得る鋳造装置及び鋳造方法に関する。
一般的に、鋳造装置により製造される鋳造品が、種々の機械部品に使用されている。この種の鋳造品は、複雑な形状を有するとともに、アンダーカット部を有する場合が多い。このため、鋳造装置は、アンダーカット部に対応して中子や鋳抜きピンを有する摺動型を備えている。
具体的には、内燃機関を構成するシリンダヘッドには、アンダーカット部であるカムシャフトジャーナル孔が設けられている。従って、シリンダヘッドを鋳造する鋳造装置は、カムシャフトジャーナル孔に対応する鋳抜きピンを用いている。
例えば、特許文献1に開示されたシリンダヘッド用製造装置は、位置決め固定された下型と、互いに対向し、且つ、前記下型に近接又は離間する1組の第1摺動型と、前記第1摺動型とは異なる位置で互いに対向し、且つ、カムシャフトジャーナル孔の軸方向に沿って進退動作する1組の第2摺動型と、前記各第2摺動型にそれぞれ揺動自在に支持された1組の鋳抜きピンと、一方の第2摺動型に支持された前記鋳抜きピンを、対向する残余の前記第2摺動型に指向して常時弾発付勢する弾性部材と、前記各鋳抜きピンを前記軸方向に進退させるとともに、前記各第2摺動型を該軸方向に進退可能な駆動機構と、前記下型、1組の前記第1摺動型及び1組の第2摺動型とともにキャビティを形成する上型と、を備えている。
このような構成において、下型、第1摺動型、第2摺動型及び上型が型締めされてキャビティが形成されるとともに、鋳抜きピンが前記上型の孔部に挿入される。そして、キャビティに溶湯が注湯され、前記溶湯が冷却固化することにより、鋳抜きピンに対応する位置にカムシャフトジャーナル孔が形成されたシリンダヘッドが得られている。
次いで、各鋳抜きピンは、後退動作されることにより上型のカムシャフトジャーナル孔の軸方向に沿った孔部から離脱される一方、各第2摺動型が前記鋳抜きピンとともに後退動作されて、型開きが行われている。さらに、各第1摺動型が後退動作されて型開きが行われる一方、上型が下型から離間されて型開きが行われている。
特開2005−66642号公報
ところで、特に、低圧鋳造法によってアンダーカット部を有する鋳造品を鋳造する際、溶湯の熱により金型が熱膨張し易い。このため、上記の従来技術では、上型と第1摺動型及び第2摺動型との各型合わせ面同士が干渉してしまい、上型の型開きに先立って、前記第1摺動型及び前記第2摺動型を後退動作させることができないという問題がある。
そこで、第1摺動型及び第2摺動型の型開き(後退動作)の前に、上型を下型に対して型締め保持している型締め力を解除することが考えられる。しかしながら、上型による型締め力が解除されると、前記上型が若干上昇するため、鋳造品が前記上型と一体に上方に引張され易い。その際、アンダーカット部であるカムシャフトジャーナル孔を成形する鋳抜きピンは、前記カムシャフトジャーナル孔に対応して配置されている。これにより、特に、鋳造品のアンダーカット部には、破壊又は変形が惹起されるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、アンダーカット部を有する鋳造品を高品質且つ容易に鋳造することができ、しかも歩留まりを向上させるとともに、効率的な鋳造作業が遂行可能な鋳造装置及び鋳造方法を提供することを目的とする。
本発明は、互いに摺動可能な複数の型部材を備え、複数の前記型部材を型締めしてキャビティを形成するとともに、前記キャビティに溶湯を注湯してアンダーカット部を有する鋳造品を得る鋳造装置に関するものである。
鋳造装置では、少なくとも1以上の型部材に設けられる型合わせ面が、鋳造時の熱膨張によって基準面位置から外方に膨出することを抑制するために、前記基準面位置から内方に向かって凹む凹形状に形成されている。ここで、基準面位置とは、型部材同士が所望のクリアランスを保持した状態で、良好に摺動し得る型合わせ面の面位置をいう。
また、型合わせ面は、長辺方向中央側が基準面位置から内方に向かって最も凹む湾曲形状に形成されることが好ましい。
さらに、型部材は、固定型と、前記固定型に対して進退自在な可動型とを備えるとともに、少なくとも1つの前記可動型は、キャビティに対して進退自在な鋳抜きピンを設けることが好ましい。
さらにまた、本発明は、互いに摺動可能な複数の型部材を型締めしてキャビティを形成するとともに、少なくとも1以上の前記型部材に設けられる型合わせ面は、基準面位置から内方に向かって凹む凹形状に形成されており、型締めされた前記キャビティに溶湯を注湯することによってアンダーカット部を有する鋳造品を得る鋳造方法に関するものである。
鋳造方法では、型部材である可動型に型締め力を付与した状態で、キャビティに溶湯を注湯する工程と、前記キャビティに注湯された前記溶湯が固化した後、前記型部材である摺動型を前記キャビティから離脱させる摺動型開き工程と、前記可動型の型締め力を解除する型締め力解除工程と、前記可動型を型開きするとともに、前記鋳造品を離型させる離型工程とを有している。
また、摺動型開き工程では、摺動型をキャビティから離脱させる前に、鋳抜きピンを前記キャビティから離脱させることが好ましい。
本発明では、少なくとも1以上の型部材に設けられる型合わせ面が、基準面位置から内方に向かって凹む凹形状に形成されている。このため、鋳造時の熱によって型部材が熱膨張しても、前記型部材の型合わせ面が、基準面位置から外方に膨出することを抑制することができる。従って、特に低圧鋳造の際にも、熱膨張により型部材同士が干渉することがなく、所望の型締め力が作用している状態で、型部材(摺動型)を円滑且つ確実に摺動させることが可能になる。
これにより、型締め力を解除する前に、型部材である摺動型を摺動させることができ、鋳造品のアンダーカット部に損傷や変形が惹起することを阻止することが可能になる。このため、アンダーカット部を有する鋳造品を高品質且つ容易に鋳造することができ、しかも不良品の発生を低減させて歩留まりを向上させるとともに、効率的な鋳造作業が遂行可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る低圧鋳造用鋳造装置10の概略斜視説明図である。
鋳造装置10は、基板11に対して位置決め固定された下型12と、前記基板11上を矢印A方向に進退自在で且つ互いに対向して配置される第1摺動型14a、14bと、前記基板11上を矢印A方向に直交する矢印B方向に進退可能で且つ互いに対向して配置される第2摺動型16a、16bと、前記下型12に対向する位置で矢印C方向に昇降可能な上型(可動型)18とを備える。
鋳造装置10が型締めされることにより、キャビティ20が形成される(図2及び図3参照)。キャビティ20は、所望の鋳造品、例えば、シリンダヘッド等の形状に対応している。
図1に示すように、基板11上には、互いに平行して矢印A方向に延在するそれぞれ一対のガイドレール22a、22bと、矢印B方向に延在するガイドレール24a、24bとが設けられる。第1摺動型14a、14bは、ガイドレール24a、24bに載置されるとともに、シリンダ26a、26bを介して矢印A方向に進退可能である。第2摺動型16a、16bは、ガイドレール24a、24b上に載置されるとともに、シリンダ28a、28bを介して矢印B方向に進退可能である。
上型18には、キャビティ20に進入する孔部形成用の鋳抜きピン30が所定の数だけ移動板32に取り付けられる。この移動板32は、図示しないアクチュエータを介して矢印D方向に進退可能である。上型18には、加圧手段として、例えば、シリンダ34が連結される。上型18は、シリンダ34を介して下型12に対し所望の型締め力を付与する。
第1摺動型14a、14bは、上型18に対して相対的に摺動する水平面側の型合わせ面36a、36bと、鉛直面側の型合わせ面38a、38bとを設ける。図4に示すように、型合わせ面36a、36bは、基準面位置MPに対して矢印B方向中央側が矢印C方向下方(内方)に向かって最も凹む凹形状、例えば、湾曲形状に形成される。図5に示すように、型合わせ面38a、38bは、基準面位置MPに対して矢印B方向中央側が矢印A方向内方に向かって最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成される。
第2摺動型16a、16bは、上型18に相対的に摺動する水平面側の型合わせ面40a、40bと、鉛直面側の型合わせ面42a、42bとを設ける。型合わせ面40a、40bは、型合わせ面36a、36bと同様に、基準面位置MPに対して矢印A方向中央側が矢印C方向内方(下方)に向かって最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成される。型合わせ面42a、42bは、型合わせ面38a、38bと同様に、基準面位置MPに対して矢印A方向中央側が矢印B方向内方に向かって最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成される(図5参照)。
図2に示すように、上型18は、第1摺動型14a、14bの型合わせ面36a、36bに対向する型合わせ面44a、44bと、型合わせ面38a、38bに対向する型合わせ面46a、46bとを設ける。型合わせ面44a、44bは、基準面位置MPに対して矢印B方向中央側が内方に向かって最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成されるとともに、型合わせ面46a、46bは、同様に、基準面位置MPに対して矢印B方向中央側が矢印A方向内方に最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成される。
図3に示すように、上型18は、第2摺動型16a、16bの型合わせ面40a、40bに対向する型合わせ面48a、48bと、型合わせ面42a、42bに対向する型合わせ面50a、50bとを設ける。型合わせ面48a、48bは、基準面位置MPに対して矢印A方向中央側が内方に向かって最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成されるとともに、型合わせ面50a、50bは、基準面位置MPに対して矢印A方向中央側が内方に最も凹む凹形状(湾曲形状)に形成される。
図1〜図3に示すように、基板11上には、上型18を所定の下降位置に保持して前記上型18が下方に移動することを規制する複数のポスト部材52が立設される。上型18が下型12に対して所望の型締め力を付与した状態で、第1摺動型14a、14b及び第2摺動型16a、16bを型開きする必要があり、前記上型18の型締め力が前記第1摺動型14a、14b及び第2摺動型16a、16bに掛かることを阻止するためである。
このように形成される鋳造装置10の動作について、本実施形態に係る鋳造方法との関連で、図6に示すフローチャートに沿って以下に説明する。
先ず、シリンダ26a、26bの駆動作用下に、第1摺動型14a、14bがガイドレール22a、22bに沿って互いに近接する方向(矢印A方向内方)に移動し、下型12に当接する。一方、シリンダ28a、28bが駆動され、第2摺動型16a、16bは、ガイドレール24a、24bの案内作用下に互いに近接する方向(矢印B方向内方)に移動し、下型12に当接する。
この状態で、上型18は、シリンダ34の駆動作用下に下降するとともに、下型12に対して所望の型締め力を付与する。これにより、鋳造装置10の型締めが行われ、この鋳造装置10の内部には、キャビティ20が形成される(ステップS1)。その際、図2に示すように、キャビティ20には、鋳抜きピン30が配置されている。
次に、ステップS2に進んで、キャビティ20に溶湯が注湯される。そして、キャビティ20内に注湯された溶湯が冷却及び固化されると(ステップS3)、鋳造装置10に所望の型締め力が付与された状態で、鋳抜きピン30が移動板32の移動作用下にキャビティ20から退動される(ステップS4)。
さらに、シリンダ26a、26bが駆動され、第1摺動型14a、14bは、キャビティ20から離間する方向に移動して型開きが行われる。一方、シリンダ28a、28bの駆動作用下に、第2摺動型16a、16bは、キャビティ20から離間する方向に移動して型開きが行われる(ステップS5)。
そして、シリンダ34による上型18の型締め力が解除された後(ステップS6)、ステップS7に進んで、前記上型18が上昇される。その際、上型18には、キャビティ20で固化した製品(鋳造品)が張り付いており、この製品は、前記上型18から離型される(ステップS8)。
上記のように、鋳造装置10により低圧鋳造作業が行われている際、金型である下型12、第1摺動型14a、14b、第2摺動型16a、16b及び上型18は、比較的高熱に曝されており、熱膨張が惹起される。例えば、第1摺動型14aでは、矢印B方向両端側は、外部に露呈しているため、比較的低温に維持される一方、矢印B方向中央側が比較的高温になり易い。
このため、図7に示すように、第1摺動型14aの型合わせ面36a1が、平坦面(基準面と同一形状)に構成されていると、この型合わせ面36a1は、熱膨張によって矢印B方向中央側が外方に最も突出する凸形状となる(図7中、二点鎖線参照)。これにより、上型18が複数のポスト部材52に保持されて前記上型18の型締め力が第1摺動型14aに掛かることを阻止する構成を採用していても、該型締め力が前記第1摺動型14aに付与されて型合わせ面36a1が上型18に干渉してしまい、該第1摺動型14aを型開きできないおそれがある。
そこで、本実施形態では、第1摺動型14aの型合わせ面36aを、矢印B方向中央が内方に向かって最も凹む凹形状に形成している。このため、図8に示すように、第1摺動型14aが熱膨張すると、凹形状の型合わせ面36aは、略基準面位置MPに沿って変形する(図8中、破線参照)。
一方、上型18の型合わせ面44aは、矢印B方向中央が内方に向かって最も凹む凹形状に形成されている。従って、上型18が熱膨張する際、型合わせ面44aは、略基準面位置MPに沿って変形する。
これにより、第1摺動型14aの型合わせ面36aと、上型18の型合わせ面44aとが干渉することがなく、前記上型18及び下型12間に所望の型締め力が付与された状態で、前記第1摺動型14aを円滑且つ確実に型開きすることができる。
さらに、第1摺動型14aの垂直面側の型合わせ面38aと、上型18の鉛直面側の型合わせ面46aとは、それぞれ内部に向かって凹む凹形状に形成されており、前記型合わせ面38a、46aが互いに干渉することを阻止することが可能になる。さらにまた、第1摺動型14b及び上型18、並びに第2摺動型16a、16b及び前記上型18は、上記の第1摺動型14a及び前記上型18と同様に構成されている。
このため、鋳造装置10では、キャビティ20で溶湯が固化した後、上型18による型締め力を解除する前に、鋳抜きピン30の他、第1摺動型14a、14b及び第2摺動型16a、16bを円滑且つ確実に退動させることができる。これにより、製品のアンダーカット部に損傷や変形を惹起することを有効に阻止することが可能になり、前記アンダーカット部を有する各種製品を高品質且つ容易に鋳造することができるという効果が得られる。
しかも、上型18と第1摺動型14a、14b及び第2摺動型16a、16bとの干渉による摩耗が大幅に削減され、鋳造装置10の耐久性の向上を図ることが可能になる。
さらにまた、本実施形態により製造された鋳造品(製品)は、アンダーカット部の変形や損傷等がなく、高精度に得られる。このため、後加工の工数が有効に削減されて、経済的であるという利点がある。
その上、上型18と第1摺動型14a、14b及び第2摺動型16a、16bとのクリアランスを良好に維持することができ、ガス抜き性が有効に向上する。これにより、鋳造不良による不良品が有効に減少され、歩留りの向上が容易に図られる。
本発明の実施形態に係る低圧鋳造用鋳造装置の概略斜視説明図である。 前記鋳造装置の矢印A方向に沿った断面説明図である。 前記鋳造装置の矢印B方向に沿った断面説明図である。 前記鋳造装置を構成する第1摺動型の説明図である。 前記鋳造装置の平面説明図である。 本発明の実施形態に係る鋳造方法を説明するフローチャートである。 一般的な第1摺動型の説明図である。 前記鋳造装置の型合わせ面の説明図である。
符号の説明
10…鋳造装置 12…下型
14a、14b、16a、16b…摺動型
18…上型 20…キャビティ
30…鋳抜きピン
36a、36a1、36b、38a、38b、40a、40b、42a、42b、44a、44b、46a、46b、48a、48b、50a、50b…型合わせ面

Claims (5)

  1. 互いに摺動可能な複数の型部材を備え、複数の前記型部材を型締めしてキャビティを形成するとともに、前記キャビティに溶湯を注湯してアンダーカット部を有する鋳造品を得る鋳造装置であって、
    少なくとも1以上の前記型部材に設けられる型合わせ面は、鋳造時の熱膨張によって基準面位置から外方に膨出することを抑制するために、前記基準面位置から内方に向かって凹む凹形状に形成されることを特徴とする鋳造装置。
  2. 請求項1記載の鋳造装置において、前記型合わせ面は、長辺方向中央側が前記基準面位置から内方に向かって最も凹む湾曲形状に形成されることを特徴とする鋳造装置。
  3. 請求項1又は2記載の鋳造装置において、前記型部材は、固定型と、
    前記固定型に対して進退自在な可動型と、
    を備えるとともに、
    少なくとも1つの前記可動型は、前記キャビティに対して進退自在な鋳抜きピンを設けることを特徴とする鋳造装置。
  4. 互いに摺動可能な複数の型部材を型締めしてキャビティを形成するとともに、少なくとも1以上の前記型部材に設けられる型合わせ面は、基準面位置から内方に向かって凹む凹形状に形成されており、型締めされた前記キャビティに溶湯を注湯することによってアンダーカット部を有する鋳造品を得る鋳造方法であって、
    前記型部材である可動型に型締め力を付与した状態で、前記キャビティに前記溶湯を注湯する工程と、
    前記キャビティに注湯された前記溶湯が固化した後、前記型部材である摺動型を前記キャビティから離脱させる摺動型開き工程と、
    前記可動型の型締め力を解除する型締め力解除工程と、
    前記可動型を型開きするとともに、前記鋳造品を離型させる離型工程と、
    を有することを特徴とする鋳造方法。
  5. 請求項4記載の鋳造方法において、前記摺動型開き工程では、前記摺動型を前記キャビティから離脱させる前に、鋳抜きピンを前記キャビティから離脱させることを特徴とする鋳造方法。
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