JP2010137233A - 成型用金型および成型用金型の組立方法 - Google Patents

成型用金型および成型用金型の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固定型及び可動型を専用部材と汎用部材とに分割し、専用部材にスライド型を備えた場合に、段替えの効率化と金型の大型化等の回避とを図る。
【解決手段】スライド型23を備えた専用部材21を凹部22aに対して着脱するとき、専用部材21と汎用部材22とが対接離反方向Aに相対移動することに伴い、軸部材72の端部が係合通路60に進入し又は係合通路60から退出することにより、軸部材72とスライド型23とが係合し又はその係合が解除されるように構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、成型用金型およびその組立方法に関し、金型交換を伴う段替えの改良の技術分野に属する。
近年、生産ラインにおける多品種少量生産の一般化に伴い、例えば自動車エンジンのシリンダブロック等の鋳造工場では、金型交換を伴う段替えの頻度が増す傾向にある。また、サイクルタイムの短縮、複雑な製品形状の実現、薄肉部の高い寸法精度の実現等を達成するため、例えばハイプレッシャダイカスト鋳造においては、アルミニウム合金の高温の溶湯が高速かつ高圧でキャビティに充填される。それゆえ、金型の損耗が激しくなって金型寿命が短くなることが原因で金型交換を伴う段替えの頻度が増す場合もある。
そこで、従来、固定型および可動型を、キャビティ形成面を有する専用部材と、キャビティ形成面を有しない汎用部材とに分割し、段替え時には専用部材のみを交換することにより、段替え作業の容易化や金型コストの削減等を図ることが知られている。
具体的には、固定型および可動型の対接面側(合せ面側)に開口する凹部が汎用部材に設けられ、この凹部に対して専用部材が固定型および可動型の対接離反方向に着脱自在に嵌合される。また、その場合、前記固定型の専用部材又は前記可動型の専用部材に、前記対接離反方向と直交する方向に移動してキャビティの1部を構成するスライド型が備えられることがある。
特許文献1には、このスライド型を前記対接離反方向と直交する方向に移動させるためのシリンダの駆動軸が、前記スライド型が備えられた専用部材を嵌合する汎用部材に、前記対接離反方向と直交する方向に延びて設けられることが開示されている。そして、前記駆動軸における前記スライド型側の端部にT字型クランプが設けられ、段替え時には、前記スライド型を専用部材に組み付け、この専用部材を汎用部材の凹部の底面側に前記対接離反方向に移動させて前記凹部に嵌合させた後、前記駆動軸の端部のT字型クランプを軸方向に移動させて、前記スライド型の移動方向外側の面部に設けられたT字型スロットに突入させ、次いで、該T字型クランプを軸周りに90度回転させることにより、スライド型に駆動軸を連結させることが開示されている。ここで、前記T字型クランプを軸周りに回転させるためにラックピニオン機構が備えられる。
特許第3794323号明細書(段落0029、0030、0049)
しかし、前記従来技術では、段替え時に、スライド型を組み付けた専用部材を汎用部材の凹部に嵌合させた後、改めて、シリンダ駆動軸の移動と回転とを行うので、動作の数が増えて、段替えに要する時間が長くなってしまう。また、駆動軸を対接離反方向と直交する方向に移動させるためのシリンダの他に、駆動軸を軸周りに回転させるためのラックピニオン機構が必要となるので、金型の大型化及びコストアップを招いてしまう。
そこで、本発明は、固定型および可動型を専用部材と汎用部材とに分割し、かつ専用部材にスライド型を備えた場合に、段替えの効率化と、金型の大型化等の回避とを図ることを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明では次のような手段を用いる。なお、以下の本発明の開示において、後述する発明の実施の形態で用いられる符号を参考までに付記する。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、固定型10および可動型20が、キャビティ形成面11a,21aを有する専用部材11,21と、キャビティ形成面を有しない汎用部材12,22とでなり、前記専用部材11,21が、前記汎用部材12,22に設けられた凹部12a,22aに対して固定型10および可動型20の対接離反方向Aに着脱自在に嵌合され、かつ、前記固定型10の専用部材11又は前記可動型20の専用部材21の少なくとも一方に、前記対接離反方向Aと直交する方向Bに移動してキャビティCの1部を構成するスライド型23が備えられ、このスライド型23と係合して該スライド型23を前記直交方向Bに移動させるための軸部材72が、当該スライド型23が備えられた専用部材21が嵌合される汎用部材22に前記直交方向Bに移動自在に設けられた成型用金型であって、前記軸部材72におけるスライド型23側の端部に拡径部73が設けられ、前記スライド型23に、前記拡径部73が進入し得る第1の空洞部61と、前記拡径部近傍の軸部材72が進入し得る第2の空洞部62とからなる係合通路60が、前記対接離反方向Aに延設され、前記係合通路60は、前記スライド型23における反合せ面側に開口され、かつ前記第2の空洞部62が前記スライド型23の移動方向外側面部23aに開口されて、当該スライド型23が備えられた専用部材21が前記凹部22aに対して着脱されるときに、該専用部材21と前記汎用部材22とが前記対接離反方向Aに相対移動することに伴い、前記軸部材72の前記端部が前記係合通路60に進入し又は前記係合通路60から退出することにより、前記軸部材72とスライド型23とが係合し又はその係合が解除されることを特徴とする。
次に、本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の成型用金型において、前記第1の空洞部61の高さは、前記拡径部73の厚みよりも大きいことを特徴とする。
次に、本願の請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の成型用金型において、前記軸部材72の反拡径部側の端部は、汎用部材22を貫通して、汎用部材22の外面に備えられたアクチュエータ71に連結されていることを特徴とする。
次に、本願の請求項4に記載の発明は、固定型10および可動型20が、キャビティ形成面11a,21aを有する専用部材11,21と、キャビティ形成面を有しない汎用部材12,22とでなり、前記専用部材11,21が、前記汎用部材12,22に設けられた凹部12a,22aに対して固定型10および可動型20の対接離反方向Aに着脱自在に嵌合され、かつ、前記固定型10の専用部材11又は前記可動型20の専用部材21の少なくとも一方に、前記対接離反方向Aと直交する方向Bに移動してキャビティCの1部を構成するスライド型23が備えられ、このスライド型23と係合して該スライド型23を前記直交方向Bに移動させるための軸部材72が、当該スライド型23が備えられた専用部材21が嵌合される汎用部材22に前記直交方向Bに移動自在に設けられた成型用金型の組立方法であって、前記軸部材72におけるスライド型23側の端部に拡径部73が設けられ、前記スライド型23に、前記拡径部73が進入し得る第1の空洞部61と、前記拡径部近傍の軸部材72が進入し得る第2の空洞部62とからなる係合通路60が、前記対接離反方向Aに延設され、前記係合通路60は、前記スライド型23における反合せ面側に開口され、かつ前記第2の空洞部62が前記スライド型23の移動方向外側面部23aに開口されて、当該スライド型23が備えられた専用部材21が前記凹部22aに対して着脱されるときに、該専用部材21と前記汎用部材22とが前記対接離反方向Aに相対移動することに伴い、前記軸部材72の前記端部が前記係合通路60に進入し又は前記係合通路60から退出することにより、前記軸部材72とスライド型23とが係合し又はその係合が解除される成型用金型を用い、前記スライド型23を前記専用部材21に組み付けるステップ、前記専用部材21を前記凹部22aに嵌合させたときの前記係合通路60の位置に前記軸部材72の端部の位置が前記スライド型23の移動方向Bにおいて一致するように前記軸部材72を移動させるステップ、及び、前記専用部材21を前記凹部22aの底面側に移動させて前記凹部22aに嵌合させるステップを含むことを特徴とする。
次に、本願の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の成型用金型の組立方法において、前記第1の空洞部61の高さを、前記拡径部73の厚みよりも大きく形成し、前記専用部材21を前記凹部22aに嵌合させるステップでは、前記拡径部73の厚み方向において前記拡径部73と前記第1の空洞部61との間に空隙sを形成しながら、前記専用部材21を前記凹部22aの底面側に移動させることを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明によれば、固定型10および可動型20を専用部材11,21と汎用部材12,22とに分割し、かつ専用部材11,21の少なくとも一方にスライド型23を備えた成型用金型が提供される。
その場合に、前記スライド型23と係合して該スライド型23を固定型10および可動型20の対接離反方向Aと直交する方向Bに移動させるための軸部材72が、当該スライド型23が備えられた専用部材21が嵌合される汎用部材22に前記直交方向Bに移動自在に設けられる。そして、前記軸部材72におけるスライド型23側の端部に拡径部73が設けられ、また、前記スライド型23に、前記拡径部73が進入し得る第1の空洞部61と、前記拡径部近傍の軸部材72が進入し得る第2の空洞部62とからなる係合通路60が、前記対接離反方向Aに延設される。この係合通路60は、前記スライド型23における反合せ面側に開口され、かつ前記第2の空洞部62が前記スライド型23の移動方向外側面部23aに開口されている。
そして、当該スライド型23が備えられた専用部材21が前記凹部22aに対して着脱されるときに、該専用部材21と前記汎用部材22とが前記対接離反方向Aに相対移動することに伴い、前記軸部材72の前記端部が前記係合通路60に進入し又は前記係合通路60から退出することにより、前記軸部材72とスライド型23とが係合し又はその係合が解除されるようにしたので、段替え時における専用部材11,21のみの交換動作、つまり専用部材11,21を前記対接離反方向Aに移動させる動作が、そのままスライド型23に軸部材72を係合させる動作、あるいはスライド型23から軸部材72を外す動作となって、段替えに要する時間が長くならず、段替えが効率よく行われることになる。
しかも、軸部材72を回転させることがないので、軸部材72を回転させるための機構を必要とせず、金型の大型化やコストアップを招くこともない。
次に、本願の請求項2に記載の発明によれば、前記第1の空洞部61の高さを、前記拡径部73の厚みよりも大きくしたので、段替え時には、前記拡径部73の厚み方向において、該拡径部73と前記第1の空洞部61との擦れ合いが免れ、これにより、部材の摩耗を回避し、部材の耐久性の低下を抑制することができる。
次に、本願の請求項3に記載の発明によれば、前記軸部材72の反拡径部側の端部を、汎用部材22を貫通させて、汎用部材22の外面に備えられたアクチュエータ71に連結したので、前記軸部材72は汎用部材22から取り外すことが困難となり、したがって、軸部材72を汎用部材22側に残したまま、段替え時に効率よくスライド型23と軸部材72とを係合させ、あるいは係合を解除させることができ、本発明の効果がより顕著化する。
次に、本願の請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の成型用金型を用いて、スライド型23を専用部材21に組み付け、専用部材21を凹部22aに嵌合させたときの係合通路60の位置に軸部材72の端部の位置がスライド型23の移動方向Bにおいて一致するように軸部材72を移動させ、そして、専用部材21を凹部22aの底面側に移動させて凹部22aに嵌合させるようにしたので、請求項1に記載の発明と同様、段替え時における専用部材11,21のみの交換動作、つまり専用部材11,21を前記対接離反方向Aに移動させる動作が、そのままスライド型23に軸部材72を係合させる動作、あるいはスライド型23から軸部材72を外す動作となって、段替えに要する時間が長くならず、段替えが効率よく行われることになる。
次に、本願の請求項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の成型用金型を用いて、専用部材21を凹部22aに嵌合させるときは、拡径部73の厚み方向において拡径部73と第1の空洞部61との間に空隙sを形成しながら、専用部材21を凹部22aの底面側に移動させるようにしたので、請求項2に記載の発明と同様、段替え時には、前記拡径部73の厚み方向において、該拡径部73と前記第1の空洞部61との擦れ合いが免れ、これにより、部材の摩耗を回避し、部材の耐久性の低下を抑制することができる。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係るダイカストマシン1の主な構成要素の配置を側面から概略図示する断面図であって、(a)は型開き状態を示すもの、(b)は型締め状態を示すものである。
このダイカストマシン1は、自動車エンジンのシリンダブロックを鋳造するハイプレッシャダイカストマシンであって、サイクルタイムの短縮、複雑な製品形状の実現、薄肉部の高い寸法精度の実現等を達成するため、アルミニウム合金の高温の溶湯が高速かつ高圧でキャビティCに充填される。それゆえ、金型の損耗が激しくなって金型寿命が短くなることが原因で金型交換を伴う段替えの頻度が増す傾向にある。
そこで、このダイカストマシン1においては、固定型10が、キャビティ形成面11aを有する専用部材としての中子11と、キャビティ形成面を有しない汎用部材としてのホルダ12とに分割されている。同様に、可動型20も、キャビティ形成面21aを有する専用部材としての中子21と、キャビティ形成面を有しない汎用部材としてのホルダ22とに分割されている。そして、段替え時には中子11,21のみを交換することにより、段替え作業の容易化や金型コストの削減等が図られている。
そして、このダイカストマシン1においては、前記可動型20の中子21に、固定型10および可動型20の対接離反方向Aと直交する方向Bに移動してキャビティCの1部を構成するスライド型23が上下に2つ備えられている。
ここで、一般に金型または成型用金型というときは、中子11,21とホルダ12,22とスライド型23とを含む固定型10および可動型20を総合していう。
すなわち、本実施形態において、ダイカストマシン1は機台2を有し、この機台2の上に、四角壁状の固定プラテン3と同じく四角壁状の固定ブロック4とが相互に所定の間隔をあけて対向して立設されている。そして、この固定プラテン3と固定ブロック4との間に4本のタイバー5…5(図1には2本のみ図示)が水平に架設されている。各タイバー5は、四角壁状の固定プラテン3および固定ブロック4の各角部近傍に相互に離間して配置されている(図5、図9参照)。
そして、これらのタイバー5…5に四角壁状の可動プラテン6が固定プラテン3および固定ブロック4と対向して移動自在に立設されている。可動プラテン6の背面に駆動ロッド7が連結され、この駆動ロッド7を介して、可動プラテン6は、適宜のアクチュエータ、例えば油圧シリンダ8によってタイバー5…5に沿って水平方向、すなわち金型の対接離反方向Aに移動される。
固定プラテン3および可動プラテン6の相互の対向面にそれぞれ固定型10および可動型20が組み付けられている。より詳しくは、固定型10および可動型20のうちのホルダ12,22が固定プラテン3および可動プラテン6に結合され、前記ホルダ12,22の相互の対向面にそれぞれ中子11,21及びスライド型が着脱自在に保持されている。
金型の対接時、すなわち型締め時には、図1(b)に示すように、中子11,21及びスライド型23の対向面が合わせ面となって対接し合い、キャビティ形成面11a,21a及びスライド型23によってキャビティCが形成される。
金型の離反時、すなわち型開き時には、図1(a)に示すように、スライド型23は上下方向(スライド型移動方向)Bに移動し、可動型20の中子21のキャビティ形成面21aから退避する。
次に、図2は、前記ダイカストマシン1の段替え時における中子11,21及びスライド型23の交換動作、より詳しくはホルダ12,22への取付動作を(a),(b),(c)の順に側面から概略図示する断面図である。
固定型10および可動型20のホルダ12,22には、相互の対向面側に開口する凹部12a,22aが設けられ、この凹部12a,22aに対して中子11,21及びスライド型23が金型の対接離反方向Aに着脱自在に嵌合される。
個々の詳細は後述するが、ここで、中子11,21及びスライド型23の凹部12a,22aへの嵌合動作を概説する。まず、図2(a)のように、中子11,21及びスライド型23が取り外されたホルダ12,22が相互に離反される。離反されたホルダ12,22間に段替え装置30が運び入れられる。段替え装置30は、対接離反方向Aと直行する方向に水平に延びる搬入用コンベア31と、この搬入用コンベア31上に載置され、対接離反方向Aに水平に延びる嵌合用コンベア(図例はローラコンベア)32とを含む。
固定型10の中子11、可動型20の中子21およびスライド型23,23がキャビティCを形成するように予め一体に結合され、ユニット化される(結合ユニットU)。この結合ユニットUが前記嵌合用コンベア32上に載置された状態で、これらの結合ユニットUおよび嵌合用コンベア32の全体が搬入用コンベア31によってダイカストマシン1の外部からホルダ12,22間に搬入される。
図2(b)のように、段替え装置30に属するプッシャ33が結合ユニットUを固定型10のホルダ12に向けて押圧し、結合ユニットUにおける固定型10の中子11を固定型10のホルダ12の凹部12aに嵌合させていく。
図2(c)のように、固定型10の中子11の背壁が凹部12aの底壁に当接すると、固定型10側において、中子11の凹部12aへの嵌合が完了し、段替え装置30がダイカストマシン1の外部へ運び出される。
次に、可動型20のホルダ22を型締め側に移動させ、結合ユニットUにおける可動型20の中子21およびスライド型23を可動型20のホルダ22の凹部22aに嵌合させていく。そして、可動型20の中子21の背壁が凹部22aの底壁に当接すると、可動型20側において、中子21およびスライド型23の凹部22aへの嵌合が完了する。このときの状況は、前記図1(b)に類似するので、図示は省略する。
そして、結合ユニットUの結合を解除すると、固定型10および可動型20のそれぞれにおいて、中子11,21およびスライド型23がホルダ12,22に保持された状態となる。このときの状況は、前記図1(a)に類似するので、図示は省略する(スライド型23は可動型20の中子21のキャビティ形成面21aに進出している)。
このように、固定型10および可動型20で別々に中子11,21およびスライド型23をホルダ12,22に保持させるのではなく、予め中子11,21およびスライド型23を結合ユニットUに一体化し、この結合ユニットUを両ホルダ12,22に嵌合させたのちユニットUの結合を解除するので、固定型10および可動型20の型締め時にはキャビティCが精度よく形成されることとなる。
なお、ダイカストマシン1の段替え時において、中子11,21及びスライド型23をホルダ12,22から取り外す動作は、以上の取付動作の概ね逆の動作になる。
次に、図3は、前記ダイカストマシンの段替え時において結合ユニットが固定型のホルダに向けて移動される段階を示す側面図、図4は、固定型側の中子の凹部への嵌合が完了した段階を示す側面図、図5は、図4の矢印v方向から見た概略図、図6は、前記結合ユニットが可動型のホルダの凹部に所定位置まで嵌合された段階を示す側面図、図7は、可動型側の中子およびスライド型の凹部への嵌合が完了した段階を示す側面図である。
中子11,21が凹部12a,22aに嵌合されたとき、中子11,21の横壁と、凹部12a,22aの側壁とが対向するが、本実施形態では、特に、中子11,21の上下の横壁に、対接離反方向Aと直交する方向に上下に延びる穴部42…42が設けられている。
また、前記凹部12a,22aの上下の側壁に、対接離反方向Aと直交する方向に上下に延びる貫通孔が設けられ、この貫通孔に、同じく対接離反方向Aと直交する方向に上下に延びる棒部材41…41が嵌合され、この棒部材41…41は、図外のアクチュエータ、例えば油圧シリンダによって貫通孔に沿って上下方向、すなわち対接離反方向Aと直交する方向に移動される。
その結果、棒部材41…41は、側壁から凹部12a,22a内に進出した状態(図4〜図9参照)と、側壁内に後退した状態(図3、図6参照)とに移動自在とされている。そして、中子11,21が凹部12a,22aに嵌合されたときに進出することにより、棒部材41…41は前記穴部42…42に突入することとなる。
結合ユニットUは、結合機構50で一体化されている。すなわち、結合機構50は、本実施形態においては、ボルトにより固定型10側の中子11の側面に組みつけられたプレートと、このプレートを間に挟んで可動型20側の中子21の側面に挿入される結合ピンとを含んだ構成である。
固定型10および可動型20には、結合ユニットUが凹部12a,22aに嵌合され始めるときの位置決め機構が備えられている。すなわち、結合ユニットUにおける中子11,21の上側および左右の横壁に、複数のローラフォロワ51…51が嵌合方向に1列に配置されている。これに対応して、ホルダ12,22の凹部12a,22aの上側および左右の側壁に、一対のガイドレール52,52が嵌合方向に延びて配置されている。そして、図4および図6に明らかなように、前記ガイドレール52,52間にローラフォロワ51…51が入り込むことにより、結合ユニットUが凹部12a,22aに嵌合されるときにおける、結合ユニットUの凹部12a,22aに対する位置が決まるようになっている。
また、両中子11,21の上下および左右の横壁にテーパ板53…53が設けられ、これに対応して、ホルダ12,22の凹部12a,22aの上下および左右の側壁にテーパ台54…54が配置されている。これら53…53,54…54の協働により、結合ユニットUは凹部12a,22aの中央部に誘い込まれ、結合ユニットUの凹部12a,22aへの嵌合が進んだ段階における、結合ユニットUの凹部12a,22aに対する位置決めが促進されるようになっている。
なお、符号55は、型締め時にスライド型23と当接する凹部12aの上下縁部のテーパ面である。
そして、穴部42における凹部12a,22aの底壁側の面がテーパ面とされている。また、棒部材41における凹部12a,22aの底壁側の面もテーパ面とされている。そして、棒部材41が上下方向に移動され、図4,6,7に明らかなように、凹部12a,22a内に進出して、前記中子11,21の穴部42に突入する。これにより、前記穴部42と棒部材41とのテーパ面同士が相互に対接し合う。その結果、結合ユニットUは比較的緩やかな速度で凹部12a,22aの底壁側に移動し、最終的に、中子11,21の背壁が凹部12a,22aの底壁に当接し、さらに該底壁に押し付けられて中子11,21が強固に凹部12a,22aに引き込まれ、中子11,21がホルダ12,22に安定に保持されることとなる。
可動型20側の嵌合も完了した段階で、図8に明らかなように、結合機構50の結合ピンが抜かれ、結合ユニットUの結合が解除されることとなる。
そして、本実施形態では、図6〜図9に示すように、スライド型23と係合して、該スライド型23を、前記固定型10および可動型20の対接離反方向Aと直交する方向B(上下方向:スライド型移動方向)に移動させるための軸部材72が、当該スライド型23が備えられた専用部材21が嵌合される汎用部材22に、前記直交方向Bに移動自在に設けられている。
そして、前記軸部材72におけるスライド型23側の端部には、拡径部73が設けられている。一方、図10に示すように、前記スライド型23には、前記拡径部73が進入し得る第1の空洞部61と、前記拡径部近傍の軸部材72が進入し得る第2の空洞部62とからなる係合通路60が、前記対接離反方向Aに延設されている。
そして、図10に示すように、前記係合通路60は、前記スライド型23における反合せ面側に開口し、また、前記第2の空洞部62は、前記スライド型23の移動方向外側面部23aに開口している。
そして、図6及び図7に明示されるように、当該スライド型23が備えられた専用部材21が前記凹部22aに対して着脱されるときは、該専用部材21と前記汎用部材22とが前記対接離反方向Aに相対移動することになるが、この相対移動に伴って、前記軸部材72における拡径部73側の端部が、前記係合通路60に進入し又は前記係合通路60から退出することになる。そして、これにより、前記軸部材72とスライド型23とが係合し又はその係合が解除されることとなる。
そして、本実施形態では、前記スライド型23を前記専用部材21に組み付けるステップ(図3参照)と、前記専用部材21を前記凹部22aに嵌合させたときの前記係合通路60の位置に前記軸部材72の端部の位置が前記スライド型23の移動方向Bにおいて一致するように前記軸部材72を移動させるステップ(図6参照)と、前記専用部材21を前記凹部22aの底面側に移動させて前記凹部22aに嵌合させるステップ(図7参照)とが実行されることになる。
ここで、符号71は、軸部材72及びスライド型23の駆動源としての油圧シリンダ、符号70は、油圧シリンダ71を汎用部材22の外面に備えるためのブラケット、符号76は、スライド型23が良好に上下移動するために汎用部材22に設けられた空所であり、これにより、図6等に示すように、前記軸部材72の反拡径部73側の端部は、前記空所76を介して汎用部材22を貫通して、汎用部材22の外面に備えられた油圧シリンダ71に連結されている。
また、符号75は、スライド型23が良好に上下移動するために中子21の合せ面部に形成された溝部、符号58,59は、スライド型23が良好に上下移動するために前記空所76及びスライド型23に設けられた、相互に嵌り合う凹溝及び凸条である。これにより、スライド型23のキャビティCに対する位置決め、及び、中子21の合せ面部に露出して設けられたスライド型23の該中子21からの脱落が防止されている。
また、図10(a)に明示したように、前記第1の空洞部61の高さを、前記拡径部73の厚みよりも大きく形成し、前記専用部材21を前記凹部22aに嵌合させるときには、前記拡径部73の厚み方向において、前記拡径部73と前記第1の空洞部61との間に、空隙sが形成されるようにしている。そして、この空隙sを形成しながら、前記専用部材21を前記凹部22aの底面側に移動させることになる。
なお、ダイカストマシン1の段替え時において、中子11,21及びスライド型23をホルダ12,22に取り付ける動作と、ホルダ12,22から取り外す動作とは、概ね相互に逆の動作になる。
このように、本実施形態においては、固定型10および可動型20を専用部材11,21と汎用部材12,22とに分割し、かつ専用部材11,21の少なくとも一方にスライド型23を備えた成型用金型が提供されている。
その場合に、前記スライド型23と係合して該スライド型23を固定型10および可動型20の対接離反方向Aと直交する方向Bに移動させるための軸部材72が、当該スライド型23が備えられた専用部材21が嵌合される汎用部材22に前記直交方向Bに移動自在に設けられている。そして、前記軸部材72におけるスライド型23側の端部に拡径部73が設けられ、また、前記スライド型23に、前記拡径部73が進入し得る第1の空洞部61と、前記拡径部近傍の軸部材72が進入し得る第2の空洞部62とからなる係合通路60が、前記対接離反方向Aに延設されている。この係合通路60は、前記スライド型23における反合せ面側に開口され、かつ前記第2の空洞部62が前記スライド型23の移動方向外側面部23aに開口されている。
そして、当該スライド型23が備えられた専用部材21が前記凹部22aに対して着脱されるときに、該専用部材21と前記汎用部材22とが前記対接離反方向Aに相対移動することに伴い、前記軸部材72の前記端部が前記係合通路60に進入し又は前記係合通路60から退出することにより、前記軸部材72とスライド型23とが係合し又はその係合が解除されるようにしているので、段替え時における専用部材11,21のみの交換動作、つまり専用部材11,21を前記対接離反方向Aに移動させる動作が、そのままスライド型23に軸部材72を係合させる動作、あるいはスライド型23から軸部材72を外す動作となって、段替えに要する時間が長くならず、段替えが効率よく行われることになる。
つまり、本実施形態においては、前記構成の成型用金型を用いて、スライド型23を専用部材21に組み付け、専用部材21を凹部22aに嵌合させたときの係合通路60の位置に軸部材72の端部の位置がスライド型23の移動方向Bにおいて一致するように軸部材72を移動させ、そして、専用部材21を凹部22aの底面側に移動させて凹部22aに嵌合させるようにしているのである。
しかも、軸部材72を回転させることがないので、軸部材72を回転させるための機構を必要とせず、金型の大型化やコストアップを招くこともない。
また、前記第1の空洞部61の高さを、前記拡径部73の厚みよりも大きくしているので、段替え時には、前記拡径部73の厚み方向において、該拡径部73と前記第1の空洞部61との擦れ合いが免れ、これにより、部材の摩耗を回避し、部材の耐久性の低下を抑制することができる。
つまり、本実施形態においては、前記構成の成型用金型を用いて、専用部材21を凹部22aに嵌合させるときは、拡径部73の厚み方向において拡径部73と第1の空洞部61との間に空隙sを形成しながら、専用部材21を凹部22aの底面側に移動させるようにしているのである。
また、前記軸部材72の反拡径部側の端部を、汎用部材22を貫通させて、汎用部材22の外面に備えられたアクチュエータ71に連結したので、前記軸部材72は汎用部材22から取り外すことが困難である。したがって、軸部材72を汎用部材22側に残したまま、段替え時に効率よくスライド型23と軸部材72とを係合させ、あるいは係合を解除させることができる本実施形態の効果は、きわめて顕著なものである。
なお、本実施形態においては、可動型20の中子21にスライド型23を備えたが、これに代えて、固定型10の中子11にスライド型23を備えてもよく、あるいは、両方の型10,20の中子11,21にスライド型23を備えてもよい。
また、本実施形態においては、スライド型23を上下に2つ備えたが、これに限らず、中子の上下左右に計4つ備えてもよい。
以上、具体例を挙げて詳しく説明したように、本発明は、固定型および可動型を専用部材と汎用部材とに分割し、かつ専用部材にスライド型を備えた場合に、段替えの効率化と、金型の大型化等の回避とを図ることが可能な技術であるから、金型交換を伴う段替えの改良の技術分野において広範な産業上の利用可能性が期待される。
本発明の最良の実施の形態に係るダイカストマシンの主な構成要素の配置を側面から概略図示する断面図であって、(a)は型開き状態を示すもの、(b)は型締め状態を示すものである。 前記ダイカストマシンの段替え時における中子およびスライド型の交換動作、より詳しくはホルダへの取付動作を(a),(b),(c)の順に側面から概略図示する断面図である。 前記ダイカストマシンの段替え時において結合ユニットが固定型のホルダに向けて移動される段階を示す側面図である。 固定型側の中子の凹部への嵌合が完了した段階を示す側面図である。 図4の矢印v方向から見た概略図である。 前記結合ユニットが可動型のホルダの凹部に所定位置まで嵌合された段階を示す側面図である。 可動型側の中子およびスライド型の凹部への嵌合が完了した段階を示す側面図である。 スライド型の動きを示す可動型側の側面図である。 可動型を図8の左側から右側に見た概略図である(ただし、図8ではスライド型が中子のキャビティ形成面から退避しているのに対し、図9では該キャビティ形成面に進出している)。 スライド型の構成の説明図であって、(a)は縦断面図、(b)は平面図、(c)は背面図である。
符号の説明
1 ダイカストマシン
10 固定型
11 専用部材
11a キャビティ形成面
12 汎用部材
12a 凹部
20 可動型
21 専用部材
21a キャビティ形成面
22 汎用部材
22a 凹部
23 スライド型
23a スライド型の移動方向外側面部
60 係合通路
61 第1の空洞部
62 第2の空洞部
72 軸部材
73 拡径部
A 対接離反方向
B スライド型移動方向

Claims (5)

  1. 固定型および可動型が、キャビティ形成面を有する専用部材と、キャビティ形成面を有しない汎用部材とでなり、前記専用部材が、前記汎用部材に設けられた凹部に対して固定型および可動型の対接離反方向に着脱自在に嵌合され、かつ、前記固定型の専用部材又は前記可動型の専用部材の少なくとも一方に、前記対接離反方向と直交する方向に移動してキャビティの1部を構成するスライド型が備えられ、このスライド型と係合して該スライド型を前記直交方向に移動させるための軸部材が、当該スライド型が備えられた専用部材が嵌合される汎用部材に前記直交方向に移動自在に設けられた成型用金型であって、
    前記軸部材におけるスライド型側の端部に拡径部が設けられ、
    前記スライド型に、前記拡径部が進入し得る第1の空洞部と、前記拡径部近傍の軸部材が進入し得る第2の空洞部とからなる係合通路が、前記対接離反方向に延設され、
    前記係合通路は、前記スライド型における反合せ面側に開口され、かつ前記第2の空洞部が前記スライド型の移動方向外側面部に開口されて、
    当該スライド型が備えられた専用部材が前記凹部に対して着脱されるときに、該専用部材と前記汎用部材とが前記対接離反方向に相対移動することに伴い、前記軸部材の前記端部が前記係合通路に進入し又は前記係合通路から退出することにより、前記軸部材とスライド型とが係合し又はその係合が解除されることを特徴とする成型用金型。
  2. 請求項1に記載の成型用金型において、
    前記第1の空洞部の高さは、前記拡径部の厚みよりも大きいことを特徴とする成型用金型。
  3. 請求項1又は2に記載の成型用金型において、
    前記軸部材の反拡径部側の端部は、汎用部材を貫通して、汎用部材の外面に備えられたアクチュエータに連結されていることを特徴とする成型用金型。
  4. 固定型および可動型が、キャビティ形成面を有する専用部材と、キャビティ形成面を有しない汎用部材とでなり、前記専用部材が、前記汎用部材に設けられた凹部に対して固定型および可動型の対接離反方向に着脱自在に嵌合され、かつ、前記固定型の専用部材又は前記可動型の専用部材の少なくとも一方に、前記対接離反方向と直交する方向に移動してキャビティの1部を構成するスライド型が備えられ、このスライド型と係合して該スライド型を前記直交方向に移動させるための軸部材が、当該スライド型が備えられた専用部材が嵌合される汎用部材に前記直交方向に移動自在に設けられた成型用金型の組立方法であって、
    前記軸部材におけるスライド型側の端部に拡径部が設けられ、
    前記スライド型に、前記拡径部が進入し得る第1の空洞部と、前記拡径部近傍の軸部材が進入し得る第2の空洞部とからなる係合通路が、前記対接離反方向に延設され、
    前記係合通路は、前記スライド型における反合せ面側に開口され、かつ前記第2の空洞部が前記スライド型の移動方向外側面部に開口されて、
    当該スライド型が備えられた専用部材が前記凹部に対して着脱されるときに、該専用部材と前記汎用部材とが前記対接離反方向に相対移動することに伴い、前記軸部材の前記端部が前記係合通路に進入し又は前記係合通路から退出することにより、前記軸部材とスライド型とが係合し又はその係合が解除される成型用金型を用い、
    前記スライド型を前記専用部材に組み付けるステップ、
    前記専用部材を前記凹部に嵌合させたときの前記係合通路の位置に前記軸部材の端部の位置が前記スライド型の移動方向において一致するように前記軸部材を移動させるステップ、及び、
    前記専用部材を前記凹部の底面側に移動させて前記凹部に嵌合させるステップを含むことを特徴とする成型用金型の組立方法。
  5. 請求項4に記載の成型用金型の組立方法において、
    前記第1の空洞部の高さを、前記拡径部の厚みよりも大きく形成し、
    前記専用部材を前記凹部に嵌合させるステップでは、前記拡径部の厚み方向において前記拡径部と前記第1の空洞部との間に空隙を形成しながら、前記専用部材を前記凹部の底面側に移動させることを特徴とする成型用金型の組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012061488A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Toshiba Mach Co Ltd 成形機
JP2012250246A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Mazda Motor Corp 鋳型造型金型及び同金型段替え方法
WO2018096565A1 (en) * 2016-11-23 2018-05-31 Co.Stamp S.R.L. Half-die with rapidly replaceable cavity insert

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