JP2008207663A - 車輪取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、車輪取付構造に関し、ナックルの疲労強度を十分に確保しつつ、その取付ステー部の大きさを可能な限り小さくすることにある。
【解決手段】車輪12を回転可能に支持するナックル14に、ボールジョイント30,34が連結される結合部材16をボルト締結する車輪取付構造10において、ナックル14に、結合部材16とボルト締結する二股形状の取付ステー部42を設ける。そして、ボルト締結前、その取付ステー部42の二股部位それぞれに設けられたボルト穴44a,44b間の距離を、結合部材16に設けられたボルト貫通穴46a,46b間の距離よりも長くする。また、その取付ステー部42と結合部材16との接触面をそれぞれ、ボルト締結後にその取付ステー部42の二股部位それぞれに内向きに作用させる力を発生させる形状とする。これにより、取付ステー部42に、結合部材16とのボルト締結によって圧縮応力を与える。
【選択図】図1
【解決手段】車輪12を回転可能に支持するナックル14に、ボールジョイント30,34が連結される結合部材16をボルト締結する車輪取付構造10において、ナックル14に、結合部材16とボルト締結する二股形状の取付ステー部42を設ける。そして、ボルト締結前、その取付ステー部42の二股部位それぞれに設けられたボルト穴44a,44b間の距離を、結合部材16に設けられたボルト貫通穴46a,46b間の距離よりも長くする。また、その取付ステー部42と結合部材16との接触面をそれぞれ、ボルト締結後にその取付ステー部42の二股部位それぞれに内向きに作用させる力を発生させる形状とする。これにより、取付ステー部42に、結合部材16とのボルト締結によって圧縮応力を与える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車輪取付構造に係り、特に、車輪を回転可能に支持するナックルに、ボールジョイントが連結される結合部材をボルト締結する車輪取付構造に関する。
従来、車輪を回転可能に支持するナックルに、ボールジョイントが連結される結合部材をボルト締結する車輪取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車輪取付構造において、ボールジョイントは結合部材に連結されており、そのボールジョイントの連結された結合部材はナックルの下部にボルトにより固定される。また、ナックルには、ボールジョイントを介してタイロッドが連結されていると共に、ダンパ機構を介してインホイルモータが連結されている。
特開2005−335623号公報
ところで、上記したナックルには、操舵時や車体上下動時にアッパアームやロワアーム,ダイロッドを通じて大きな荷重が作用し、その荷重作用が繰り返し行われる。また、このナックルには、上記の如くインホイルモータが連結されるため、インホイルモータの重量による荷重が常に作用する。従って、ナックルを構成するうえでは、その疲労強度を十分に確保することが必要である。そこで、かかる機能を実現する手法としては、ナックルの、結合部材とボルト締結される取付ステー部を、十分な疲労強度を持ち得る大きな断面積を有するように構成することが考えられる。
しかし、かかる手法では、ナックルの取付ステー部の容積が大きくなるので、サスペンションがストロークしたり車輪が転舵される時にナックル側とロワアームなどとの干渉を回避すべくサスペンションのストロークや車輪の切れ角を制限する必要が生ずるなどの影響が出てしまう。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、ナックルの疲労強度を十分に確保しつつ、その取付ステー部の大きさを可能な限り小さくすることが可能な車輪取付構造を提供することを目的とする。
上記の目的は、車輪を回転可能に支持するナックルに、ボールジョイントが連結される結合部材をボルト締結する車輪取付構造であって、前記ナックルは、前記結合部材とボルト締結する二股形状の取付ステー部を有し、該取付ステー部は、前記結合部材とのボルト締結によって圧縮応力を与えられる車輪取付構造により達成される。
この態様の発明において、ナックルは、ボールジョイントが連結される結合部材とボルト締結する二股形状の取付ステー部を有しており、この取付ステー部は、結合部材とのボルト締結によって圧縮応力を受ける。ナックルの取付ステー部に圧縮応力が作用すれば、その圧縮応力が作用しない場合に比べて、その部位の強度は向上する。この場合には、その向上した強度分だけ取付ステー部の大きさ(太さ)を小さくすることが可能である。従って、本発明によれば、ナックルの取付ステー部に結合部材とのボルト締結によって圧縮応力を与えることで、ナックルの疲労強度を十分に確保しつつ、その取付ステー部の大きさを可能な限り小さくすることが可能となる。
尚、上記した車輪取付構造において、前記取付ステー部と前記結合部材とのボルト締結前、該取付ステー部の二股部位それぞれに設けられたボルト穴間の距離は、該結合部材に該取付ステー部のボルト穴それぞれに対応して設けられたボルト穴間の距離よりも長いこととすれば、ナックルの取付ステー部と結合部材とのボルト締結後に、その取付ステー部に圧縮応力を与えることができる。
この場合、前記取付ステー部と前記結合部材との接触面はそれぞれ、ボルト締結後に該取付ステー部の二股部位それぞれに内向きに作用させる力を発生させる形状を有していることとすれば、ナックルの取付ステー部と結合部材とのボルト締結後に、その取付ステー部に結合部材から圧縮応力を与えることができる。
また、上記した車輪取付構造において、前記取付ステー部と前記結合部材とのボルト締結前、ボルト穴が設けられた該取付ステー部の二股部位の接触面の法線方向と、該取付ステー部のボルト穴に対応してボルト穴が設けられた該結合部材の接触面の法線方向とは、相対的に角度ずれしており、前記取付ステー部と前記結合部材とのボルト締結後、該取付ステー部の二股部位はそれぞれ、内向きに作用するモーメントを与えられることとすれば、ナックルの取付ステー部と結合部材とのボルト締結後に、その取付ステー部に圧縮応力を与えることができる。
本発明によれば、ナックルの疲労強度を十分に確保しつつ、その取付ステー部の大きさを可能な限り小さくすることができる。
以下、図面を用いて、本発明の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施例である車輪取付構造10を有する車両の車輪12を車両内側から見た際の外観図を示す。尚、図1においては、その一部に車輪取付構造10の要部断面が表されている。
本実施例において、車輪12は、ホイールディスク20と、そのホイールディスク20がボルト締結により連結されるホイールハブと、ブレーキロータ24と、ブレーキキャリパ26と、インホイルモータ28と、ホイールディスク20の外縁に固定されるタイヤと、により構成されている。
ホイールディスク20は、略ハット型の形状を有しており、ホイールハブ、ブレーキロータ24、ブレーキキャリパ26、及びインホイルモータ28を収納している。ホイールハブは、軸受を介してナックル14に回転可能に支持されている。ブレーキロータ24は、内周側でホイールハブの外周側に固定されている。また、ブレーキキャリパ26は、ブレーキロータ24の外周端を挟み込むパッドを有しており、ナックル14に固定されている。
インホイルモータ28のケースは、ナックル14に連結されている。インホイルモータ28は、ナックル14側に固定されたステータと、ホイールハブ側に連結されたロータと、により構成されており、ステータへの電力供給によりステータとロータとの間に電磁力を作用させてホイールハブを回転させる駆動トルクを発生する電動モータである。インホイルモータ28のロータの軸中心は、ホイールハブの軸中心からオフセットされている。インホイルモータ28のロータは、減速機を介してホイールハブに連結されている。インホイルモータ28の発生した駆動トルクは、減速機を通じてホイールハブに伝達される。従って、車輪12のタイヤは、インホイルモータ28の駆動により回転される。
ナックル14は、後に詳述するナックルアームとしての結合部材16を介してタイロッドボールジョイント30に連結されている。タイロッドボールジョイント30には、タイロッドの一端が連結されている。このタイロッドの他端は、車体反対側に設けられているタイロッドボールジョイント30に連結されている。このタイロッドは、車両のステアリングホイールに加わる回転力に応じて、車体右方向又は左方向に変位する。このようにタイロッドが車体右方向又は左方向に変位すると、その力がナックル14に伝達されることで、車輪12が転舵される。
また、ナックル14は、アッパボールジョイント32に連結されている。このアッパボールジョイント32には、アッパアームが連結されている。このアッパアームは、車両の上下方向に回動可能に車体に固定されている。更に、ナックル14は、結合部材16を介してロワボールジョイント34に連結されている。ロワボールジョイント34には、ロワアームが連結されている。このロワアームは、車両の上下方向に回動可能に車体に固定されていると共に、ショックアブソーバを介して車体に連結されている。これにより、車輪12は、車体に懸架されている。
このように、本実施例において、車輪12は、ナックル14をボールジョイント32,34を介してアッパアーム及びロワアームと連結することにより車体に懸架されて、ホイールハブ及びホイールディスク20の回転が可能となるように支持されると共に、タイロッドとナックル14とをダイロッドボールジョイント30を介して連結することにより車体左右方向に転舵可能になる。
次に、図2乃至図4を参照して、本実施例の特徴部について説明する。図2は、本実施例の車輪取付構造10の有するナックル14及び結合部材16それぞれをボルト穴の中心軸に平行に見た際の外観図を示す。図3は、本実施例の車輪取付構造10の、ナックル14と結合部材16とのボルト締結前における断面図を示す。また、図4は、本実施例の車輪取付構造10の、ナックル14と結合部材16とのボルト締結後における断面図を示す。
本実施例において、車輪12は、以下に示す車輪取付構造10により車両に取り付けられている。すなわち、本実施例の車輪取付構造10において、上記したナックル14と、タイロッドボールジョイント30及びロワボールジョイント34が連結される結合部材16とは、互いにボルト40a,40bにより固定される。
ナックル14は、ステアリング操舵時すなわち車輪12の転舵時に常にロワアームとの干渉が生じないように、その下部側が車幅方向から見て二股形状となるように構成されており、結合部材16とボルト締結する二股形状の取付ステー部42を有している。この取付ステー部42は、共に下方(厳密には斜め下方)に延びてかつ互いに車両前後に並ぶ二本の足42a,42bを有している。
取付ステー部42の二股部位の足42a,42bには、ボルト40a,40bが挿着されるボルト穴44a,44bが設けられている。すなわち、ナックル14には、2つのボルト穴44a,44bが形成されている。各ボルト穴44a,44bは、ナックル14の下方に開口しており、その開口部から上方に向けて延在している。尚、このナックル14のボルト穴44a,44bは、挿入されたボルト40a,40bがその内壁で締着される構成ではそのボルト径と略同径の内壁に雌ネジが切られたものであってもよく、また、挿入されたボルト40a,40bが反対側でナットで締め付けられる構成ではそのボルト径よりも大きい径を有するものであってもよい。
また、結合部材16は、車両前後に延在するようにプレート状に形成されており、ナックル14とのボルト締結後はナックルアームとして機能する。結合部材16には、ナックル14の足42a,42bそれぞれに対応して具体的には2つのボルト穴44a,44bそれぞれに対応して、ボルト40a,40bが挿通されるボルト貫通穴46a,46bが設けられている。ボルト貫通穴46a,46bは、結合部材16においてロワボールジョイント34の連結部位を車両前後方向で挟み込む位置に配置されている。すなわち、結合部材16には、ロワボールジョイント34の連結部位を挟み込む位置に2つのボルト貫通穴46a,46bが形成されている。ボルト貫通穴46a,46bは、結合部材16を略上下に貫通するように設けられており、挿入されるボルト40a,40bの径よりも大きい径を有している。
ナックル14及び結合部材16はそれぞれ、その製造が行われた段階すなわち両者がボルト締結される前においては、図2及び図3に示す如く、ナックル14の取付ステー部42の足42a,42bに空けられた2つのボルト穴44a,44bの中心軸間の距離Lxが、結合部材16に空けられた2つのボルト貫通穴46a,46bの中心軸間の距離Lyよりも僅かに長くなるように成形されている。
また、ナックル14及び結合部材16はそれぞれ、互いに対向して合致し得る接触面を有している。具体的には、ナックル14の取付ステー部42の足42a,42bはそれぞれその先端が尖った形状を有しており、その足42a,42bのボルト穴44a,44b近傍の下面(接触面)はそれぞれその中心が軸方向に向けて尖った山型に形成されている。尚、ナックル14の足42a,42bの各接触面は、少なくとも車幅方向から見て、その中心が軸方向に向けて尖った山型に形成されていればよい。また、結合部材16のボルト貫通穴46a,46b近傍の上面(接触面)はそれぞれ、上記したナックル14の足42a,42bの接触面と合致するように、その中心が軸方向に向けて窪んだ谷型に形成されている。尚、結合部材16の各接触面は、少なくとも車幅方向から見て、その中心が軸方向に向けて窪んだ谷型に形成されていればよい。
上記したナックル14の足42a,42bの各接触面における山型の頂点は、ボルト穴44a,44bの中心軸上に或いはその中心軸を通るようにあり、また、結合部材16の各接触面における谷型の底点は、ボルト貫通穴46a,46bの中心軸上に或いはその中心軸を通るようにある。上記の如く、ナックル14のボルト穴44a,44bの中心軸間の距離Lxは、結合部材16のボルト貫通穴46a,46bの中心軸間の距離Lyよりも長いので、従って、ナックル14の足42a,42bの各接触面の山型の頂点間の距離(=上記した距離Lx)は、ナックル14と結合部材16とのボルト締結前は、結合部材16の各接触面の谷型の底点間の距離(=上記した距離Ly)よりも長い。
このような車輪取付構造10においては、ナックル14と結合部材16とがボルト40a,40bによりボルト締結される前は、図3に示す如く、ナックル14の足42aのすべての接触面のうち外側(具体的には、他方の足42bとは反対側)の傾斜部分のみと、結合部材16のボルト貫通穴46a近傍のすべての接触面のうち外側(具体的には、他方のボルト貫通穴46b側とは反対側)の傾斜部分のみとが接し、かつ、ナックル14の足42bのすべての接触面のうち外側(具体的には、他方の足42aとは反対側)の傾斜部分のみと、結合部材16のボルト貫通穴46b近傍のすべての接触面のうち外側(具体的には、他方のボルト貫通穴46a側とは反対側)の傾斜部分のみとが接するような状態となり得る。
かかる状態において、ナックル14の足42aのボルト穴44aの中心軸と結合部材16のボルト貫通穴46aの中心軸とは、一致しておらず、ボルト穴44aの方が外側(具体的には、他方の足42bとは反対側)に位置するようにずれている。すなわち、ナックル14の足42aの接触面における山型の頂点は、結合部材16のボルト貫通穴46a近傍の接触面における谷型の底点よりも外側にずれている。また、ナックル14の足42bのボルト穴44bの中心軸と結合部材16のボルト貫通穴46bの中心軸とは、一致しておらず、ボルト穴44bの方が外側(具体的には、他方の足42aとは反対側)に位置するようにずれている。すなわち、ナックル14の足42bの接触面における山型の頂点は、結合部材16のボルト貫通穴46b近傍の接触面における谷型の底点よりも外側にずれている。
但し、このボルト締結前の状態においても、ナックル14と結合部材16との接触面同士が接触された際に、ナックル14のボルト穴44a,44bは、下方から見て結合部材16に隠れることはなく、ボルト40a,40bが結合部材16から径方向へのストレスを受けることなく挿着できるように結合部材16のボルト貫通穴46a,46bを通して開口している。
かかるボルト締結前の状態からボルト40a,40bが結合部材16のボルト貫通穴46a,46bに挿通されてナックル14のボルト穴44a,44bに挿着される際には、まず、ボルト40a,40bのフランジ部が結合部材16に接触する。そして、その後は、そのボルト40a,40bの軸力によってナックル14の取付ステー部42の足42a,42bと結合部材16とが、互いに接触する接触面に沿って相対移動する。
具体的には、結合部材16は剛体であるので、ナックル14の足42aは、上記したボルト40aの軸力が作用した際、その接触面が結合部材16のボルト貫通穴46a近傍の接触面と外側のみで接しつつその接触面から滑り降りるような力(すなわち他方の足42bの方向へ向かう内向きの力)をその下部に受ける。この場合には、ナックル14の足42aが弾性変形して、その下部が、その接触面における山型の頂点を結合部材16のボルト貫通穴46a近傍の接触面における谷型の底点に一致させるように結合部材16に対して変位する。
また同様に、ナックル14の足42bは、上記したボルト40bの軸力が作用した際、その接触面が結合部材16のボルト貫通穴46b近傍の接触面と外側のみで接しつつその接触面から滑り降りるような力(すなわち他方の足42aの方向へ向かう内向きの力)をその下部に受ける。この場合には、ナックル14の足42bが弾性変形して、その下部が、その接触面における山型の頂点を結合部材16のボルト貫通穴46b近傍の接触面における谷型の底点に一致させるように結合部材16に対して変位する。
上記したナックル14の足42a,42bの変位はそれぞれ、足42a,42bの接触面における山型の頂点が結合部材16のボルト貫通穴46a,46b近傍の接触面における谷型の底点に一致するまで可能である。ナックル14側の山型の頂点が結合部材16側の谷型の底点に一致すると、以後は、ナックル14の足42a,42bの接触面全体(内側の傾斜部分を含む)と結合部材16の接触面全体(内側の傾斜部分を含む)とが接触することとなるので、それ以上の足42a,42bの変位は制限される。
尚、上記したナックル14の取付ステー部42の足42a,42bに設けられた2つのボルト穴44a,44bの中心軸間の距離Lxと、結合部材16に設けられた2つのボルト貫通穴46a,46bの中心軸間の距離Lyとは、ナックル14側の足42a,42bの接触面における山型の頂点が結合部材16のボルト貫通穴46a,46b近傍の接触面における谷型の底点に一致した際に、その取付ステー部42の足42a,42bにそれぞれ内向きに所望の力が付与されるように、両者に差を設けて設定されていればよい。
このような車輪取付構造10においては、ナックル14と結合部材16とがボルト40a,40bによりボルト締結されると、ナックル14の取付ステー部42の足42a,42bはそれぞれ、両者が接近する方向へ力を受けるので、ボルト締結前よりも両者が接近した状態となる。ナックル14は、かかる状態で結合部材16と一体化してボールジョイント30,34を介してタイロッド及びロワアームと連結されるので、車輪12は、ナックル14と結合部材16とがボルト締結された後、車体に懸架されて回転可能に支持されかつ転舵可能になる。
また、上記した車輪取付構造10においては、ナックル14と結合部材16とのボルト締結が行われることによって、図4に示す如く、ナックル14の二股形状の取付ステー部42(特にその下部)に、結合部材16からその足42aと足42bとが接近する方向に向けて圧縮応力を付与することができる。この点、ナックル14の取付ステー部42は、結合部材16とのボルト締結によって、足42aと足42bとの接近方向に向かう圧縮応力を受ける。
ナックル14の取付ステー部42に上記の如き圧縮応力が作用すれば、その圧縮応力が作用しない場合に比べて、その取付ステー部42の強度が向上する。この点、ナックル14にタイヤ側やタイロッド,ロワアーム側から大きな荷重が作用することによってそのナックル14の低強度の部位である取付ステー部42の付け根に外側へ向かう引張応力が加わることはあるが、上記した車輪取付構造10によれば、ナックル14と結合部材16とのボルト締結後は、その取付ステー部42に常に二股部位内向きに作用する力を発生させることができるので、その取付ステー部42に加わる上記の引張応力を相対的に低減することができる。
このため、本実施例の車輪取付構造10によれば、ボルト締結後にナックル14の取付ステー部42に圧縮応力が作用しない構造に比べて、ナックル14を疲労破壊し難いものとすることができ、車両走行中におけるナックル14の亀裂の伸展を抑止することが可能である。また、逆に、取付ステー部42の強度が向上する分だけその取付ステー部42の足42a,42bの大きさ(太さ)を小さくしてその断面積を低減することができるので、ナックル14側とロワアームなどとの干渉回避のためにサスペンションストロークや車輪切れ角が制限的になるのを抑制してその許容値の拡大を図ることが可能である。
従って、本実施例の車輪取付構造10によれば、ナックル14の取付ステー部42に結合部材16とのボルト締結によって圧縮応力を与えることで、ナックル14の疲労強度を十分に確保しつつその取付ステー部42の大きさを可能な限り小さくすることが可能となっている。
尚、上記の第1実施例においては、タイロッドボールジョイント30及びロワボールジョイント34が特許請求の範囲に記載した「ボールジョイント」に、ボルト穴44a,44bが特許請求の範囲に記載した「取付ステー部の二股部位それぞれに設けられたボルト穴」に、ボルト貫通穴46a,46bが特許請求の範囲に記載した「結合部材に設けられたボルト穴」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の第1実施例においては、ナックル14の取付ステー部42の足42a,42bの各接触面を軸方向に向けて尖った山型に形成し、かつ、結合部材16の各接触面を軸方向に向けて窪んだ谷型に形成することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆に、ナックル14側の各接触面を軸方向に向けて窪んだ谷型に形成し、かつ、結合部材16の各接触面を軸方向に向けて尖った山型に形成することとしてもよく、すなわち、取付ステー部42と結合部材16との接触面をそれぞれ、ボルト締結後にその取付ステー部42の二股部位である足42a,42bそれぞれに内向きに作用させる力を発生させる形状とすればよい。
図5は、本発明の第2実施例である車輪取付構造100の、ナックル102と結合部材104とのボルト締結前における断面図を示す。また、図6は、本実施例の車輪取付構造100の、ナックル102と結合部材104とのボルト締結後における断面図を示す。尚、図5及び図6において、上記図1乃至図4に示した構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
本実施例において、車輪12は、以下に示す車輪取付構造100により車両に取り付けられている。すなわち、本実施例の車輪取付構造100において、ナックル102と、タイロッドボールジョイント30及びロワボールジョイント34が連結される結合部材104とは、互いにボルト40a,40bにより固定される。ナックル102は、結合部材104と接触する接触面の形状を除いて、上記した第1実施例のナックル14と異なることがない。また、結合部材104は、ナックル102と接触する接触面を含むその形状を除いて、上記した第1実施例の結合部材16と異なることがない。
すなわち、ナックル102は、ステアリング操舵時すなわち車輪12の転舵時に常にロワアームとの干渉が生じないように、その下部側が車幅方向から見て二股形状となるように構成されており、結合部材102とボルト締結する二股形状の取付ステー部42を有している。この取付ステー部42は、共に下方(厳密には斜め下方)に延びてかつ互いに車両前後に並ぶ二本の足42a,42bを有している。これらの足42a,42bには、下方に開口してその開口部から上方に向けて延在する、ボルト40a,40bが挿着されるボルト穴44a,44bが設けられている。
また、結合部材104は、車両前後に延在するようにプレート状に形成されており、ナックル102とのボルト締結後はナックルアームとして機能する。結合部材104には、ナックル102の足42a,42bそれぞれに対応して具体的には2つのボルト穴44a,44bそれぞれに対応して、ボルト40a,40bが挿通されるボルト貫通穴46a,46bが設けられている。ボルト貫通穴46a,46bは、結合部材104においてロワボールジョイント34の連結部位を車両前後方向で挟み込む位置に配置されている。ボルト貫通穴46a,46bは、結合部材104を略上下に貫通するように設けられており、挿入されるボルト40a,40bの径よりも大きい径を有している。
また、ナックル102及び結合部材104はそれぞれ、互いに対向して合致し得る接触面を有している。具体的には、ナックル102の取付ステー部42の足42a,42bのボルト穴44a,44b近傍の下面(接触面)はそれぞれ、ボルト40a,40bの中心軸と直交するように平面状に形成されている。また、結合部材104のボルト貫通穴46a,46b近傍の上面(接触面)はそれぞれ、上記したナックル102の足42a,42bの接触面と合致するようにすなわちボルト貫通穴46a,46bの中心軸と直交するように平面状に形成されている。
一方、ナックル102の足42aのボルト穴44a近傍の接触面と足42bのボルト穴44b近傍の接触面とは、互いに平行となるようにすなわちその法線方向が一致するように形成されているが、結合部材104のボルト貫通穴46a近傍の接触面とボルト貫通穴46b近傍の接触面とは、互いに平行となっておらずその法線方向が角度ずれするように形成されている。すなわち、結合部材104は、ナックル102とのボルト締結前、車幅方向から見て弓形となっており、その中央部を残して前部及び後部がそれぞれ垂れ下がるように形成されている。
従って、このような車輪取付構造10においては、ナックル102と結合部材104とがボルト40a,40bによりボルト締結される前は、図5に示す如く、ナックル102の足42aのボルト穴44a近傍の接触面の法線方向と結合部材104のボルト貫通穴46a近傍の接触面の法線方向とは、結合部材104側の接触面がナックル102側の接触面に対して外側(具体的には、他方の足42bとは反対側)を向くように相対的に角度ずれし、かつ、ナックル102の足42bのボルト穴44b近傍の接触面の法線方向と結合部材104のボルト貫通穴46b近傍の接触面の法線方向とは、結合部材104側の接触面がナックル102側の接触面に対して外側(具体的には、他方の足42aとは反対側)を向くように相対的に角度ずれする状態となる。
但し、このボルト締結前の状態においても、ナックル102と結合部材104との接触面同士が接触された際に、ナックル102のボルト穴44a,44bは、下方から見て結合部材104に隠れることはなく、ボルト40a,40bが結合部材102から径方向へのストレスを受けることなく挿着できるように結合部材104のボルト貫通穴46a,46bを通して開口している。
かかるボルト締結前の状態からボルト40a,40bが結合部材104のボルト貫通穴46a,46bに挿通されてナックル102のボルト穴44a,44bに挿着される際には、まず、ボルト40a,40bのフランジ部が結合部材104に接触する。そして、その後は、螺合の進行に従って、そのボルト40a,40bの軸力によって結合部材104が両接触面それぞれにおいてナックル102の接触面と平行となるようにすなわち互いの法線方向を一致させるように弾性変形する。
具体的には、結合部材104のボルト貫通穴46a近傍の前部は、上記したボルト40aの軸力が作用した際、ボルト貫通穴46aの外側部位(前側部位)が内側部位(後側部位)に比べてその軸方向に押圧されるような力を受けて弾性変形する。また、結合部材104のボルト貫通穴46b近傍の後部は、上記したボルト40bの軸力が作用した際、ボルト貫通穴46bの外側部位(後側部位)が内側部位(前側部位)に比べてその軸方向に押圧されるような力を受けて、弾性変形する。
上記した結合部材104の弾性変形は、その接触面がナックル102の足42a,42bの接触面と略平行になるまで継続される。結合部材104の接触面がナックル102の足42a,42bの接触面と略平行になると、以後は、ナックル102の足42a,42bの接触面全体と結合部材104の接触面全体とが接触することとなるので、それ以上の結合部材104の弾性変形は制限される。
このように車輪取付構造100においては、ナックル102と結合部材104とがボルト40a,40bによりボルト締結されると、結合部材104の前部及び後部がそれぞれ軸方向上方への押圧力を受けて弾性変形するので、その結合部材104の接触面の法線方向とナックル102の接触面の法線方向とが略一致した状態となる。ナックル102は、かかる状態で結合部材104と一体化してボールジョイント30,34を介してタイロッド及びロワアームと連結されるので、車輪12は、ナックル102と結合部材104とがボルト締結された後、車体に懸架されて回転可能に支持されかつ転舵可能になる。
また、図6に示す如く、結合部材104が弾性変形してその結合部材104の接触面の法線方向とナックル102の接触面の法線方向とが略一致した状態になると、その結合部材104の弾性変形によって、ナックル102の取付ステー部42の足42aに、ボルト穴44aの内側部位では結合部材104からの大きな押圧力が作用するが、ボルト穴44aの外側部位では結合部材104からほとんど押圧力が作用せず、また、ナックル102の取付ステー部42の足42bに、ボルト穴44bの内側部位では結合部材104からの大きな押圧力が作用するが、ボルト穴44bの外側部位では結合部材104からほとんど押圧力が作用しない。この場合には、ナックル102の足42a,42bにそれぞれ、その下部(先端側)を上部(付け根側)に対して内向きに曲げるようなモーメントが付与される。
従って、本実施例の車輪取付構造100においては、ナックル102と結合部材104とのボルト締結が行われることによって、ナックル102の二股形状の取付ステー部42(特にその下部)に、結合部材104からその足42aと足42bとが接近する方向に向けて圧縮応力を付与することができる。この点、ナックル102の取付ステー部42は、結合部材104とのボルト締結によって、足42aと足42bとの接近方向に向かう圧縮応力を受ける。
ナックル102の取付ステー部42に上記の如き圧縮応力が作用すれば、その圧縮応力が作用しない場合に比べて、その取付ステー部42の強度が向上する。この点、ナックル102にタイヤ側やタイロッド,ロワアーム側から大きな荷重が作用することによってそのナックル102の低強度の部位である取付ステー部42の付け根に外側へ向かう引張応力が加わることはあるが、上記した車輪取付構造100によれば、ナックル102と結合部材104とのボルト締結後は、その取付ステー部42に常に二股部位内向きに作用する力を発生させることができるので、その取付ステー部42に加わる上記の引張応力を相対的に低減することができる。
このため、本実施例の車輪取付構造100においても、ボルト締結後にナックル102の取付ステー部42に圧縮応力が作用しない構造に比べて、ナックル102を疲労破壊し難いものとすることができ、車両走行中におけるナックル14の亀裂の伸展を抑止することが可能である。また、逆に、取付ステー部42の強度が向上する分だけその取付ステー部42の足42a,42bの大きさ(太さ)を小さくしてその断面積を低減することができるので、ナックル102側とロワアームなどとの干渉回避のためにサスペンションストロークや車輪切れ角が制限的になるのを抑制してその許容値の拡大を図ることが可能である。従って、本実施例の車輪取付構造100においても、ナックル102の取付ステー部42に結合部材104とのボルト締結によって圧縮応力を与えることで、ナックル102の疲労強度を十分に確保しつつその取付ステー部42の大きさを可能な限り小さくすることが可能となっている。
尚、上記の第2実施例においては、ボルト貫通穴104a,104bが特許請求の範囲に記載した「結合部材に設けられたボルト穴」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の第2実施例においては、ナックル102の足42aの接触面と足42bの接触面とを互いに平行となるように形成し、かつ、結合部材104のボルト貫通穴46a近傍の接触面とボルト貫通穴46b近傍の接触面とをその法線方向が相対的に角度ずれするように形成することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆に、合部材104のボルト貫通穴46a近傍の接触面とボルト貫通穴46b近傍の接触面とを互いに平行となるように形成し、かつ、ナックル102の足42aの接触面と足42bの接触面とをその法線方向が相対的に角度ずれするように形成することとしてもよい。かかる変形例においても、ナックル102と結合部材104とのボルト締結によって、結合部材104をその接触面とナックル102の接触面とが平行となるように弾性変形させることで、そのボルト締結後にナックル102の取付ステー部42に上記と同様の圧縮応力を作用させる。
10,100 車輪取付構造
12 車輪
14,102 ナックル
16,104 結合部材
40a,40b ボルト
42a,42b 足
44a,44b ボルト穴
46a,46b ボルト貫通穴
12 車輪
14,102 ナックル
16,104 結合部材
40a,40b ボルト
42a,42b 足
44a,44b ボルト穴
46a,46b ボルト貫通穴
Claims (4)
- 車輪を回転可能に支持するナックルに、ボールジョイントが連結される結合部材をボルト締結する車輪取付構造であって、
前記ナックルは、前記結合部材とボルト締結する二股形状の取付ステー部を有し、
該取付ステー部は、前記結合部材とのボルト締結によって圧縮応力を与えられることを特徴とする車輪取付構造。 - 前記取付ステー部と前記結合部材とのボルト締結前、該取付ステー部の二股部位それぞれに設けられたボルト穴間の距離は、該結合部材に該取付ステー部のボルト穴それぞれに対応して設けられたボルト穴間の距離よりも長いことを特徴とする請求項1記載の車輪取付構造。
- 前記取付ステー部と前記結合部材との接触面はそれぞれ、ボルト締結後に該取付ステー部の二股部位それぞれに内向きに作用させる力を発生させる形状を有していることを特徴とする請求項2記載の車輪取付構造。
- 前記取付ステー部と前記結合部材とのボルト締結前、ボルト穴が設けられた該取付ステー部の二股部位の接触面の法線方向と、該取付ステー部のボルト穴に対応してボルト穴が設けられた該結合部材の接触面の法線方向とは、相対的に角度ずれしており、
前記取付ステー部と前記結合部材とのボルト締結後、該取付ステー部の二股部位はそれぞれ、内向きに作用するモーメントを与えられることを特徴とする請求項1記載の車輪取付構造。
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- 2007-02-26 JP JP2007045881A patent/JP2008207663A/ja active Pending
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