JP2008196995A - 車両用計器の表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構造と少ない部品点数で、表示部の視認性およびデザイン性を向上することが可能な車両用計器の表示装置を提供する。
【解決手段】 目盛り51が配設された表示面5と、透明な部材で形成され、前記表示面上を前記目盛りに沿って移動し、指示値を表示するための指針6と、前記指針の内部に基端側から先端側に向けて光を投射するための光源とを備えた車両用計器の表示装置(4)において、指針(6)の少なくとも先端側部分(61)が、表示面(5)と平行な平板状に形成されるとともに、前記先端側部分の側面(62)が粗面で形成され、前記指針の内部に入射された光が、前記側面(62)で乱反射されるように構成されている。
【選択図】 図4
【解決手段】 目盛り51が配設された表示面5と、透明な部材で形成され、前記表示面上を前記目盛りに沿って移動し、指示値を表示するための指針6と、前記指針の内部に基端側から先端側に向けて光を投射するための光源とを備えた車両用計器の表示装置(4)において、指針(6)の少なくとも先端側部分(61)が、表示面(5)と平行な平板状に形成されるとともに、前記先端側部分の側面(62)が粗面で形成され、前記指針の内部に入射された光が、前記側面(62)で乱反射されるように構成されている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、車両用計器の表示装置に関する。
自動車等のインストルメントパネルには、走行速度を表示するスピードメータやエンジンの回転数を表示するタコメータ、燃料の残量を示す燃料計等、車両用計器の表示装置が配設されている。これらの表示装置としては、表示面上を目盛りに沿って移動する指針の変位によって指示値を表示するアナログ式の表示装置や、自照式の数字等を点灯させるデジタル式の表示装置が用いられている。数字のみのデジタル表示では、速度など連続的に変化する物理量を感覚的に認識し難いため、目盛りに沿って配設された発光部材の点灯位置を移動させるアナログ的な表示形態を併用したり、アナログ式の表示装置に数字のデジタル表示を併用したりする場合もあるが、構造が複雑になりやすい。
一方、アナログ式の表示装置自体の視認性を向上するために、指針自体を発光させることも提案されている。例えば、特許文献1では、透明部材より形成される指針の前面に、不透明部材を嵌合し、指針の内部に入射した光により不透明部材の周囲を発行させることにより、視認性とデザイン性の向上を図っている。しかし、針部の細い部分を2部品で構成するため、部品点数や組み付け工数が増加し、部品同士の合わせの精度を維持する必要から、製造コストを要する問題がある。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡易な構造と少ない部品点数で、表示部の視認性およびデザイン性を向上することが可能な車両用計器の表示装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決することを目的として、本発明は、目盛りが配設された表示面と、透明な部材で形成され、前記表示面上を前記目盛りに沿って移動し、指示値を表示するための指針と、前記指針の内部に基端側から先端側に向けて光を投射するための光源とを備えた車両用計器の表示装置において、前記指針の少なくとも先端側部分が、前記表示面と平行な平板状に形成されるとともに、前記先端側部分の側面が粗面で形成され、前記指針の内部に入射された光が、前記側面で乱反射されるように構成されている。
本発明の好適な態様においては、前記先端側部分の側面が、前記表示面と反対側に向いた傾斜面をなし、前記指針の内部に入射された光が、前記表示面側に反射されるように構成されている。また、前記表示面上の前記傾斜面で反射された光が照射される範囲に、前記目盛りに対応した数字が蛍光性材料により表示されている。
本発明によれば、指針の先端側部分が、透明な部材で表示面と平行な平板状に形成されたことにより、その背後に位置した目盛りまたは該目盛りに付された数字を、指針を透過して視認可能であるとともに、指針の内部に入射された光が側面で乱反射されることで、指針の輪郭が明確に視認され、かつ、その内側に表示される目盛りや数字が強調されることになり、簡単な構成により、表示部の視認性およびデザイン性を向上することが可能となる。
また、前記先端側部分の側面が、前記表示面と反対側に向いた傾斜面をなし、前記指針の内部に入射された光が、前記表示面側に反射されるように構成されている態様では、指針の輪郭の内側に表示される目盛りや数字が、反射光によってライトアップされることになり、個々の数字や目盛りに自照式の発光部材を組込む場合に比べ、低コストで視認性を向上させることができる。さらに、前記表示面上の前記傾斜面で反射された光が照射される範囲に、前記目盛りに対応した数字が蛍光性材料により表示されている態様では、数字の視認性を一層向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、本発明を自動車のスピードメータに実施する場合を例に図面を参照して詳細に説明する。図1は、自動車のインストルメントパネル1を示す斜視図であり、ステアリングコラムが挿通される開口2の上方に、走行速度を表示するスピードメータやエンジンの回転数を表示するタコメータ、燃料の残量を示す燃料計等の計器板が配置されたメータークラスター3が配置されている。
図2は、メータークラスター3のスピードメータ4(表示装置)を示しており、図において、スピードメータ4は、目盛り51と数字52が周縁部に沿って配置されている略半円状の表示面5、表示面5の円弧の中心と略等しい位置に回転軸(図示せず)が配設されている指針6、指針6の回転軸周辺を覆うカバー部材7等から構成され、カバー部材7の裏面側には、指針6の内部に、該指針6の基端側から先端側に向けて光を投射するための光源(図示せず)が配設されている。
光源としては、発光ダイオード(LED)が好適であり、この光源は、指針6の内部に配設されていても良いし、指針6の外部、例えば表示面5側に配設されていても良い。後者の場合は、導光部材や反射光学系を介して指針6の内部に光が導かれる。尚、数字52は目盛り51の円周内側に配置されている。
指針6は、アクリル等の導光性を有する透明な部材で先細の平板状に形成されている。指針6の表示面5と平行な平坦部61は鏡面状に仕上げられ、図2に示すように、表示面5を正面から見た場合に、平坦部61の背後に位置した目盛り51や数字52が、透明な平坦部61を通して視認可能となっている。一方、平坦部61の周囲を取囲む側面62は、図4に示すように、表示面5と反対側に向いた傾斜面をなすとともに、表面を粗く仕上げてある。
以上のように構成されたスピードメータ4は、昼間などに、カバー部材7内の光源が消灯状態の場合は、指針6の側面62に外部から到達した外来光が、該側面62で乱反射されることで該側面62が不透明となり、表示面5と反対側を向いた傾斜面をなす側面62が指針6の輪郭として運転者から視認される。
一方、夜間などに、カバー部材7内の光源を点灯させると、光が基端側63から指針6内部に進入し、側面62で乱反射することにより光り、該側面62が指針6の輪郭として運転者から視認される。また、鏡面状の平坦部61では光の反射が起こらず透明性が保たれるため、表示面5上の平坦部61に重なる範囲の目盛り51や数字52は、運転者から良好に視認される。
図示例では、指針6が、基端側63(回転軸側)から先端64に向けて次第に細くなるように尖らせた笹の葉状に形成されていることで、指針6の先端64が目盛り51を指示し、目盛り51よりも基端側63寄りに配置された数字52が、指針6の透明な平坦部61を通して視認され、かつ、指示されている数字52が、上記のように乱反射で光っている側面62(指針6の輪郭)で囲まれることで、強調して表示されることになる。
さらに、図4に示す数字52を、光が当たった時に光る材料、例えば蛍光性の材料からなる塗料または部材で構成することにより、指針6内部を透過し側面62で乱反射された光が、平坦部61の下面を透過して数字52に到達し、数字52が光ることによって、該数字52をより強調して表示することが可能となる。
また、指針6を照らす光源の前面側にカバー部材7が配設されたことによって、前記光源の光がカバー部材7の周縁から表示面5側に漏れ、指針6の基端部付近がライトアップされることにより、スピードメータ4のデザイン性を一層向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
1 インストルメントパネル
4 スピードメータ(車両用計器の表示装置)
5 表示面
6 指針
7 カバー部材
51 目盛り
52 数字
61 平坦部
62 側面
4 スピードメータ(車両用計器の表示装置)
5 表示面
6 指針
7 カバー部材
51 目盛り
52 数字
61 平坦部
62 側面
Claims (3)
- 目盛りが配設された表示面と、透明な部材で形成され、前記表示面上を前記目盛りに沿って移動し、指示値を表示するための指針と、前記指針の内部に基端側から先端側に向けて光を投射するための光源とを備えた車両用計器の表示装置において、
前記指針の少なくとも先端側部分が、前記表示面と平行な平板状に形成されるとともに、前記先端側部分の側面が粗面で形成され、前記指針の内部に入射された光が、前記側面で乱反射されるように構成されていることを特徴とする車両用計器の表示装置。 - 前記先端側部分の側面が、前記表示面と反対側に向いた傾斜面をなし、前記指針の内部に入射された光が、前記表示面側に反射されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器の表示装置。
- 前記表示面上の前記傾斜面で反射された光が照射される範囲に、前記目盛りに対応した数字が蛍光性材料により表示されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用計器の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033402A JP2008196995A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 車両用計器の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033402A JP2008196995A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 車両用計器の表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008196995A true JP2008196995A (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=39756082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007033402A Pending JP2008196995A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 車両用計器の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008196995A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010217013A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 二輪車用メータ |
CN113408542A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-09-17 | 深圳市富能新能源科技有限公司 | 指针仪表读数的识别方法、***、设备及计算机存储介质 |
-
2007
- 2007-02-14 JP JP2007033402A patent/JP2008196995A/ja active Pending
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JP2010217013A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 二輪車用メータ |
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