JP4655876B2 - 車両用指針計器 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば自動車等の車両の運転席に設置される車両用指針計器に関するものであり、特に指針が発光表示される発光指針を備えるものに関する。
従来の車両用指針計器として、文字盤の表面側に配置された導光性指針を、文字盤にその端部から光を入射する光源からの光により文字盤を介して照明する構造のものがある(特許文献1参照)。
この車両用指針計器においては、導光性指針の底面に導光性指針の長手方向に長さを有する溝部を設け、この溝部が光源からの光を反射して視認される。特に溝部の底部に対応する線状部分が溝部の他の部分よりも高輝度に見える。すなわち明るく光る線が指針として視認される。
特開平12−097733号公報
上述の従来の車両用指針計器において、導光性指針の長手方向に直交する方向の断面形状は略長方形を成している。導光性指針の回動角度位置によっては、視認者から導光性指針の側面が見える。このとき、導光性指針の底面に設けられた溝部の壁面が導光性指針の側面を透かして見えると、指針として視認される輝線のほかに、それと平行にやや幅の広い明るい線が同時に見えることになり、車両用指針計器の見映えが低下する。
ところで、明るく光って見える部分の幅を広げて指針としての視認性を高めるためには、導光性指針の底面に設けられた溝の幅を広げる必要がある。この場合、溝部の縁が導光性指針の側面に接近することになり、溝部の壁面が導光性指針の側面を透かしてより一層見え易くなり、したがって、車両用指針計器の見映えが一層低下する可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、車両用指針計器の構成に工夫を凝らして、指針の視認性が良好、且つ斬新な見映えの車両用指針計器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の車両用指針計器は、文字盤と、光源と、文字盤に沿いその表面側にて回動可能に支持される導光性材質からなる指針とを備えた車両用指針計器であって、指針は、その底面に指針の長手方向に沿って形成された光反射部と底面と反対側の面である前面に光反射部に対向して設けられた凸レンズ部と、前面の幅方向における凸レンズ部の両側に設けられた遮光部とを備え、光源からの光を文字盤の前面側且つ文字盤の指針の回動範囲外から文字盤に沿って指針の側面に向けて照射する導光板であって、指針の回動範囲外において文字盤の前面側へリング状に突き出した部分に円筒面状の出射面を有し、光源からの光を出射面の全域から文字盤の表面に沿って文字盤の中心に向けて出射して、指針の側面に入射させる導光板が、設けられることを特徴としている。
このような構成によれば、光反射部の幅を小さくして光反射部が指針の側面を透かして見えることを防止しつつ、凸レンズ部で光反射部の拡大虚像を結像させて視認させることで発光指針の幅を広げて指針としての視認性高めることができる。また、凸レンズ部の両側に設けた遮光部により指針の発光部分の輪郭をくっきりと際立たせることができるので、車両指針計器の見映えを斬新なものにできる。
本発明の請求項2に記載の車両用指針計器は、指針の前面における幅寸法は底面における幅寸法よりも大きく且つ視認方向から見て底面の幅方向の輪郭線は前面の幅方向の輪郭線の内側に位置することを特徴としている。
このような構成によれば、指針の長手方向に直交する方向の断面形状は視認者側が長辺且つ文字盤側が短辺の台形となる。このため、指針の側面は、従来の車両指針計器のような文字盤に対する垂直面ではなく、指針の前面から底面に向かうに連れて幅方向内側に向かって傾斜する斜面となる。したがって、指針の側面は指針の回動角度によらず視認者からはほとんど見えなくなる。すなわち、光反射部が指針の側面を透かして見えることを確実に防止することができる。
本発明の請求項3に記載の車両用指針計器は、光反射部は底面に設けられた凹部であることを特徴としている。
このような構成によれば、指針に入射した光は凹部の壁面で反射し、その反射光が指針として視認されるので、指針の見映えをきらきらと輝くような見映えとして、車両用指針計器の見映えを斬新なものにできる。
本発明の請求項4に記載の車両用指針計器は、光反射部は底面に設けられた拡散反射層であることを特徴としている。
このような構成によれば、指針に入射した光は拡散反射層で反射し、その反射光が指針として視認されるので、指針の見映えを全体が均一な明るさのソフトな見映えとして、車両用指針計器の見映えを斬新なものにできる。
本発明の請求項5に記載の車両用指針計器は、光源は文字盤の背後に配置され光源が発する光の一部は文字盤の透過照明に用いられることを特徴としている。
このような構成によれば、指針および文字盤を共通の光源からの光で照明することにより、車両用指針計器の部品点数、コストを低減することができる。
以下、本発明による車両用指針計器を、自動車に搭載されるコンビネーションメータに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。図1においては、タコメータT部を示している。
図2は、図1中のII−II線断面図である。図2において、左側が運転席側であり、コンビネーションメータ1は、左方から視認される。
図3は、図2中のIII−III線断面図である。
図4は、図3中のIV矢視図である。
図5は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方の運転者から視認可能な位置に設置されている。タコメータTは、このコンビネーションメータ1内に形成され、当該自動車のエンジン回転速度を指針の回動角度により指示するものである。
以下に、コンビネーションメータ1の構成、すなわちタコメータTの構成について説明する。
タコメータTは、大きくは、文字盤2、発光ダイオード4からの光を導いて文字盤3および指針7を照明する導光板3、指針7を回転させるムーブメント6等から構成されている。
文字盤2は、透光性材質、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から、図1に示すように、円形に形成されている。文字盤2は、エンジン回転速度を表す表示意匠としての「1」、「2」等の数字2aおよび目盛2b備えている。数字2aおよび目盛2bは、文字盤2の表面2c(図2において左側の面)に印刷あるいはホットスタンプ等を施すことにより形成されている。すなわち、数字2aおよび目盛2b以外の部分に不透光性着色層あるいは半透光性着色層を設けると共に、数字2aおよび目盛2bを透明なままとする、あるいは半透光性着色層を設ける等の処理を施してある。これにより、文字盤2の裏側に配置される後述する発光ダイオード4が点灯されると、それが発する光により文字盤2は透過照明されて、数字2aおよび目盛2bが発光表示される。文字盤2の中央部には、後述するムーブメント6のシャフト6aあるいは指針7のボス部を挿通させるための貫通孔2dが設けられている。指針7の回動範囲はこの貫通孔2dとほぼ同軸上の円形(正確には扇型)となるが、文字盤2の外周は、上述した指針7の回動範囲の外側に位置している。
文字盤2の背後には、図2に示すように、光源である発光ダイオード4が配置されている。発光ダイオード4としては、たとえば発光色が白色の白色発光ダイオードが用いられている。
文字盤2の背後には、図2に示すように、発光ダイオード4が発する光を文字盤2の前面側且つ文字盤2の指針7の回動範囲外へ導いて文字盤2の表面2cに沿って指針7の側面7eに向けて照射すると同時に、発光ダイオード4が発する光を文字盤2の裏面に導いて文字盤2を透過照明する導光板3が配置されている。導光板3は、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から、文字盤2と同心上の円盤状に形成されている。導光板3の外周側は、図2に示すように、文字盤2の前面側にリング状に突き出しており、この突き出し部分には、図2に示すように、出射面3bが形成されている。出射面3bは円筒面状に形成され、その直径は文字盤2の直径とほぼ等しく形成されている。すなわち、文字盤2の外周縁が円筒面状の出射面3bに嵌合している。導光板3の裏面、つまり文字盤2と反対側の面の中央部付近には、図2に示すように、発光ダイオード4が発する光を導光板3内へ導入する受光部3aが設けられている。受光部3aは、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、略球面状に形成されている。これにより、発光ダイオード4が発する光の大部分を導光体3の反射面3cに導くことができる。受光部3aは、発光ダイオード4に対向して設けられている。発光ダイオード4から発せられた光は、図2中において矢印で示すように進行して、導光体3内を経て、一部は出射面3bから出射し文字盤2の表面2cに沿って文字盤2の中心に向けて進行する。また、一部は導光体3内で反射を繰り返して文字盤2の文字2aおよび目盛2bから出射してこれらを透過照明する。受光部3aの個数、つまり発光ダイオード4の個数は、文字盤2の全ての文字2aおよび目盛2bが均一な明るさで発光表示され、且つ出射面3bから文字盤2の中心に向けて出射する光量が円筒面状の出射面3bの全域に亘って均一であるように設定されている。
すなわち、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1では、発光ダイオード4を、指針7の照明と文字盤2の照明との両方の用途に利用している。
文字盤2の背後には、図2に示すように、指針7を回動させるムーブメント6が配置されている。ムーブメント6は、ステッピングモータ、あるいは交差コイル式回転機等の電気アクチュエータからなり、外部からの電気信号(タコメータTの場合は、エンジンの回転速度信号)に対応した角度だけシャフト6aを回動させるものである。ムーブメント6のシャフト6aの先端には、図2に示すように、指針7が固定されている。
指針7は、透光性材料、たとえばアクリル樹脂等により形成されている。指針7は、図2に示すように、ボス部7hを介してムーブメント6のシャフト6aに固定されている。
指針7の文字盤2側の面である底面7aには、図3に示すように、指針7の長手方向(図1において上下方向、図3においては紙面垂直方向)に沿って形成された光反射部としての反射面7bが設けられている。反射面7bは、図3に示すように、2面設けられている。すなわち、底面7aに断面V字上の凹部を設け、その2つの壁面が反射面7bとなっている。上述した導光板3の出射面3bから出射し文字盤2の表面2cに沿って進行してきた光が指針7の側面7eから指針7内に入射すると、図3中に矢印で示すように、この光は反射面7bで反射して図3中における上方に進行する。これにより、反射面7bが明るく発光して視認される。
指針7の文字盤2と反対側の面である前面7cには、図3に示すように、反射面7bに対向して設けられた凸レンズ部である凸レンズ面7dが設けられている。反射面7bは、運転者の視認方向、すなわち図3における上下方向において、凸レンズ面7dの焦点Fと凸レンズ面7dとの間に配置されている。これにより、運転者が指針7を見たときに、すなわち、図3において指針7の上方から指針7を見たときに、指針7の背後に結像された反射面7bの拡大虚像を視認する。
指針7の前面7cにおいて、凸レンズ面7dの両側には、図3に示すように、遮光部である遮光層8が設けられている。遮光層8は、たとえば遮光性塗料をホットスタンプあるいは印刷等により施して形成されている。本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、艶消し黒色層が施されている。これにより、指針7、すなわち反射面7bの拡大虚像の輪郭をくっきりと際立たせることができるので、車両指針計器の見映えを斬新なものにできる。
指針7において、図3に示すように、前面7cの幅寸法W2は底面7aの幅寸法W1よりも大きく形成されている。同時に、視認方向から見て(図3の上方から見て)底面7aの幅方向の輪郭線7gは、図4に示すように、前面7cの輪郭線7fの内側に位置している。これにより、指針7の断面形状は、図3に示すように、視認者側が長辺且つ文字盤2側が短辺の台形となる。したがって、指針7の側面7eは、従来の車両指針計器のような文字盤に対する垂直面ではなく、指針7の前面7cから底面7aに向かうに連れて幅方向内側に向かって傾斜する斜面となっている。指針7の断面形状を上述したような形状としたことにより、指針7の側面7eは指針7の回動角度によらず視認者からはほとんど見えなくなる。
発光ダイオード4、ムーブメント6は、図2に示すように、文字盤2の裏側(図2において右側)に配置されたプリント基板5に実装されている。プリント基板5は、たとえばガラスエポキシ基板等からなり、タコメータTを含むコンビネーションメータ1の電気回路部を形成している。
プリント基板5には、発光ダイオード4の点灯・消灯制御、ムーブメント6の駆動制御を行なうコントローラ10が実装されている。コントローラ10は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
以上説明した、文字盤2、外周リング3、導光板3、プリント基板5、ムーブメント6等は、図2に示すように、樹脂材料から成形されるケーシング11内に収容保持されている。
また、文字盤2の前面側には、図2に示すように、略枠状の見返し板12が装着され、さらに見返し板12の先端部には透明カバー13が装着されている。見返し板12は、たとえば樹脂材料から形成されている。透明カバー13は、透明な樹脂の薄板あるいはガラス等から形成されている。見返し板12および透明カバー13は、コンビネーションメータ1の見映えを整えると同時に、コンビネーションメータ1内部への埃、水分等の侵入を防止している。
一方、ケーシング11の背後には、図2に示すように、ロアカバー14が装着されている。ロアカバー14は、たとえば樹脂材料から形成されている。
次に、以上説明した、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成および作動について、図5に基づいて説明する。
図4の電気回路構成図に示すように、コントローラ10には、バッテリ17から電力が常時供給されている。また、コントローラ10は、イグニッションスイッチ16が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ10には、当該自動車のエンジン回転速度を検出するエンジン回転センサ15が検出信号を入力可能に接続されている。
一方、コントローラ10には、その制御対象である、発光ダイオード4、ムーブメント6が接続されている。
(1)イグニッションスイッチ16がONされた場合。
運転者によりイグニッションスイッチ16がONされると、コントローラ10はイグニッションスイッチ16がONされたことを検知して、コンビネーションメータ1の表示制御作動を開始する。
コントローラ10は、発光ダイオード4を点灯させ、同時に、エンジン回転センサ15からの検出信号に基づきムーブメント6を駆動してシャフト6aを所定角度、すなわち当該自動車のエンジン回転速度に対応する角度に回動させる。これにより、文字盤2の文字2aおよび目盛2bが発光ダイオード4からの光により透過照明されて発光表示される。同時に、指針7、数字2aおよび目盛2bによってエンジン回転速度が指示される。
(2)イグニッションスイッチ16がOFFされた場合。
運転者によりイグニッションスイッチ16がOFFされると、コントローラ10は、そのことを検知して、発光ダイオード4を消灯状態させる。同時に、コントローラ10は、ムーブメント6の駆動を停止する。
次に、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である指針7の形状が視認性におよぼす作用効果について説明する。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の指針7においては、底面7aに設けた反射面7bを前面7cに設けた凸レンズ面7dを透して視認する構成としている。すなわち、運転者は、凸レンズ面7dの背後に結像される反射面7bの拡大虚像を視認する。これにより、指針7としての良好な視認性を確保しつつ反射面7dの大きさ、特には指針7の幅方向寸法を必要最小限度に小さくできるので、従来の車両用指針計器において指針の側面を透して反射部が見えてしまい、車両用指針計器の見映えが低下するという不具合を防止できる。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の指針7においては、前面7cの幅寸法W2を底面7aの幅寸法W1よりも大きく形成し、且つ視認方向から見て底面7aの幅方向の輪郭線7gを前面7cの輪郭線7fの内側に位置させている。すなわち、指針7の断面形状を視認者側が長辺且つ文字盤2側が短辺の台形としている。このため、指針7の側面7eは、従来の車両指針計器のような文字盤に対する垂直面ではなく、指針7の前面7cから底面7aに向かうに連れて幅方向内側に向かって傾斜する斜面となっており、指針7の回動角度によらず視認者からはほとんど見えなくなる。言い換えると、運転者が指針7を見たときに、側面7eを透して反射面7dが見えることがない。これにより、従来の車両用指針計器において指針の側面を透して反射部が見えてしまい、車両用指針計器の見映えが低下するという不具合を確実に防止できる。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の指針7においては、前面7cの凸レンズ面7dの両側に遮光層8を設けている。これにより、指針7、すなわち反射面7bの拡大虚像の輪郭をくっきりと際立たせることができるので、コンビネーションメータ1の見映えを斬新なものにできる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の部分拡大図であり、図1中のIII−III線断面図に相当する。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1に対して、指針7が備える光反射部の構成を変更している。本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1では、光反射部として底面7aに、図6に示すように、反射層7jを設けている。反射層7jは、白色塗料をホットスタンプあるいは印刷等により施して指針7の長手方向に延びる帯状に形成されている。
導光板3の出射面3bから出射し文字盤2の表面2cに沿って進行してきた光が指針7の側面7eから指針7内に入射すると、この光は反射層7jで反射して図6における上方に向かって、つまり視認者に向かって進行する。したがって、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においても、運転者は、指針7の背後に結像された反射層7jの拡大虚像を視認する。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においても、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の場合と同様の効果、すなわち、側面7eを透して反射面7dが見えることをなくして、従来の車両用指針計器において指針の側面を透して反射部が見えて車両用指針計器の見映えが低下するという不具合を確実に防止できる、という効果が得られる。
なお、以上説明した本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、光反射部として底面7aに2つの反射面7bを設けているが、反射面7bの個数を2つに限る必要はなく、3つ以上でもよい。たとえば、底面7aに設ける凹部の断面形状をコ字状として凹部の3つの壁面を反射面7bとしてもよい。さらに、反射面7bの形状を平面とする必要はなく、たとえば、底面7aに設ける凹部の断面形状を半円形状として、反射面7bを1つの円筒面としてもよい。
また、以上説明した本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、反射層7jを白色塗料層としているが、白色に限る必要はなく、たとえば銀色、黄色あるいは朱色等であってもよい。さらには、反射層7jを塗料層に限る必要はなく、たとえばシボ面として形成する、あるいは他の材質、たとえば金属の薄板等を貼付してもよい。
また、以上説明した本発明の第1、第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、指針7の前面7cの遮光層8を黒色層としているが、黒色に限る必要はなく他の色であってもよい。さらには、他の材質たとえば金属の薄板等を貼付してもよい。
また、以上説明した本発明の第1、第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字2b、目盛3aおよび指針7照明用の光源として発光ダイオード4を用いているが、他の種類の光源、たとえば電球、放電管、ELパネル等を用いても良い。
また、以上説明した本発明の第1、第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード4を、文字2b、目盛3aおよび指針7照明用の共通の光源として用いているが、導光体3を分割して、発光ダイオード4を指針7の照明のみに用いて、文字盤2の照明用に新たな光源を設置してもよい。
また、以上説明した本発明の第1、第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、指針計器をタコメータTとしているが、他の計器、たとえば走行速度を指示するスピードメータあるいは残存燃料量を表示する燃料計等としてもよい。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の部分正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 図2中のIII−III線断面図である。 図3中のIV矢視図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の指針7の断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(車両用指針計器)
2 文字盤
2a 数字
2b 目盛
2c 表面
2d 貫通孔
3 導光板
3a 受光部
3b 出射面
3c 反射面
4 発光ダイオード(光源)
5 プリント基板
6 ムーブメント
6a シャフト
7 指針
7a 底面
7b 反射面(光反射部、凹部)
7c 前面
7d 凸レンズ部
7e 側面
7f 輪郭線
7g 輪郭線
7h ボス部
7j 反射層(光反射部)
8 遮光層(遮光部)
9 遮光キャップ
10 コントローラ
11 ケーシング
12 見返し板
13 透明カバー
14 ロアカバー
15 エンジン回転センサ
16 イグニッションスイッチ
17 バッテリ
F 焦点
T タコメータ
W1 幅寸法
W2 幅寸法

Claims (5)

  1. 文字盤と、
    光源と、
    前記文字盤に沿いその表面側にて回動可能に支持される導光性材質からなる指針とを備えた車両用指針計器であって、
    前記指針は、その底面に前記指針の長手方向に沿って形成された光反射部と前記底面と反対側の面である前面に前記光反射部に対向して設けられた凸レンズ部と、
    前記前面の幅方向における前記凸レンズ部の両側に設けられた遮光部とを備え、
    前記光源からの光を文字盤の前面側且つ前記文字盤の前記指針の回動範囲外から前記文字盤に沿って前記指針の側面に向けて照射する導光板であって、前記指針の回動範囲外において前記文字盤の前面側へリング状に突き出した部分に円筒面状の出射面を有し、前記光源からの光を前記出射面の全域から前記文字盤の表面に沿って前記文字盤の中心に向けて出射して、前記指針の側面に入射させる導光板が、設けられることを特徴とする車両用指針計器。
  2. 前記指針の前記前面における幅寸法は前記底面における幅寸法よりも大きく且つ視認方向から見て前記底面の幅方向の輪郭線は前記前面の幅方向の輪郭線の内側に位置することを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。
  3. 前記光反射部は前記底面に設けられた凹部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用指針計器。
  4. 前記光反射部は前記底面に設けられた拡散反射層であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用指針計器。
  5. 前記光源は前記文字盤の背後に配置され前記光源が発する光の一部は前記文字盤の透過照明に用いられることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両用指針計器。
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