JP2008185376A - 荷重検出機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重を検出する検出部により確実且つ安定した検出結果を得ることができると共に、前記検出部の信頼性を向上させる。
【解決手段】ワークWを把持可能なチャック装置10に設けられた荷重検出部20は、磁歪素子からなる検出素子66と、前記検出素子66の外周部位に非接触で設けられるコイル68とを有し、前記検出素子66の一端部が前記ワークWを把持する第2フィンガ60に保持される。そして、ワークWを把持した際に、第2フィンガ60に付与される荷重によって検出素子66が押圧されて変形し、その変形量に伴って磁気特性が変化する。この検出素子66の磁気変化を電圧変化としてコイル68で検出し、コントローラ70へと出力することにより、電圧変化に基づいて前記ワークWに付与される荷重が検出される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワークを押圧する際の荷重を検出可能な荷重検出機構に関する。
従来から、例えば、圧力流体の供給作用下に駆動するシリンダ装置において、このシリンダ装置で搬送するワークから付与される荷重を検出するための荷重検出センサが用いられている。荷重検出センサは、ロードセルからなり、前記ロードセルは、リード線によって制御部と接続され、該リード線を通じて前記荷重検出部となるロードセルからの検出信号を前記制御部へと出力している。そして、ロードセルからの検出信号に基づいてワークの荷重を算出している(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−163000号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術において、ロードセルは、シリンダ装置におけるロッドの端部に設けられているため、該シリンダ装置の駆動作用下に前記ロッドと共に移動することとなり、それに伴って、前記ロードセルに接続されたリード線も共に移動する構成としている。そのため、ロードセル及びリード線が移動することによって、該リード線に対して引張負荷が生じて断線の生じる懸念があり、このリード線の断線によってワークの荷重の検出が不安定になってしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、荷重を検出する検出部を変位させることなく、確実且つ安定した検出結果を得ることができると共に、前記検出部の信頼性を向上させることが可能な荷重検出機構を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ワークに当接して押圧自在な可動部材を有する装置に設けられ、該可動部材から前記ワークに対して付与される荷重を検出する荷重検出機構において、
前記可動部材に保持され、前記荷重が付与されることにより電力を発生する素子と、
前記装置に固定されると共に前記素子に対して非接触に設けられ、該素子において発生する電力変化を検出する検出部と、
前記検出部に接続され、前記電力変化に基づいて荷重を算出するコントローラと、
を備え、
前記検出部に対して前記素子が変位自在に設けられる。
本発明によれば、ワークを押圧自在な可動部材を有する装置に設けられる荷重検出機構を、前記可動部材に保持されて荷重の付与によって電力を発生する素子と、前記装置に固定されて非接触に設けられた素子で生じる電力変化を検出する検出部と、前記検出部に接続されて前記電力変化に基づいた荷重を算出するコントローラとから構成している。そして、可動部材を変位させてワークを押圧する際、該ワークに付与される荷重によって素子が変形して電力が発生し、その電力変化を検出部によって検出し、該検出部に接続されたコントローラへと出力することによって前記ワークに対する荷重が検出される。
従って、ワークを押圧する際の荷重を検出可能な検出部を、装置に対して固定しているため、可動部材が変位した場合に該検出部が変位することがなく、前記検出部とコントローラとの接続状態が好適に保持される。換言すれば、検出部を装置に固定し、該検出部によって検出される素子を可動部材と共に変位可能な構成としている。そのため、検出部とコントローラとの接続における断線等の不具合を防止することができ、前記検出部によって確実且つ安定的な検出結果が得られ、可動部材と共に設けられたロードセル等を用いた従来の荷重検出機構と比較して信頼性を向上させることができる。
また、素子を、荷重の付与により変形する磁歪素子とし、検出部を、導線が巻回されたコイルとして、前記コイルの内部に前記素子を挿通させるとよい。これにより、可動部材によってワークを押圧する際、該可動部材に保持された磁歪素子が圧縮変形し、それに伴って生じた電力変化を該磁歪素子の外周側に設けられたコイルによって検出することができる。
さらに、ワークに荷重が付与されていない無負荷状態で、検出部で検出される電力値を基準として校正する校正手段を設けることにより、前記校正手段によって検出部で検出される電力値の基準を校正することができるため、前記検出部において常に正確な検出結果を得ることができる。
さらにまた、校正手段を、装置に配設し、可動部材に対する相対位置を該可動部材の変位方向に沿って調整自在に設けることにより、前記可動部材によって押圧するワークの形状等に応じて任意に校正手段の位置を調整し、該校正手段によって校正することが可能となる。その結果、検出部による荷重の検出をより高精度に行うことができる。
またさらに、素子を、可動部材の変位方向に沿って同軸状となるように複数設けることにより、単一の素子を設けた場合と略同等の検出精度が得られ、且つ、前記可動部材の変位量等に応じて数量を変更することにより簡便に対応することが可能となる。
また、素子に対して常に押圧力を付与する押圧手段を備え、前記押圧手段によって前記素子に圧縮荷重を付与することにより、引張荷重に弱い磁歪素子を素子として用いた場合に、前記素子の耐久性を好適に維持することが可能となる。
さらに、装置は、一組の可動部材を有するチャック装置であり、該可動部材によって前記ワークを把持する際の把持力を検出部によって検出させるとよい。これにより、素子における電力変化から検出部によってワークの把持力を検出することができるため、前記把持力に基づいて一組の可動部材の変位量を制御することによって該ワークを所望の把持力で把持することが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、ワークを押圧する際の荷重を検出可能な検出部を、装置に対して固定しているため、可動部材が変位した場合に該検出部が変位することがなく、前記検出部とコントローラとの接続状態が好適に保持される。その結果、検出部とコントローラとの接続における断線等の不具合を防止することができ、前記検出部によって安定した検出結果が得られるため、可動部材と共に設けられたロードセル等を用いた従来の荷重検出機構と比較して信頼性を向上させることができる。
本発明に係る荷重検出機構について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係る荷重検出機構が適用されるチャック装置を示す。
このチャック装置10は、図1〜図5に示されるように、ボディ12の内部に変位自在に設けられた一組のピストン14a、14bを有するシリンダ機構16と、前記ピストン14a、14bに連結され、該ボディ12に沿って互いに接近・離間する方向(図2中、矢印A1、A2方向)に変位する把持部18と、前記把持部18によってワークWを把持する際の荷重を検出する荷重検出部20と、前記荷重検出部20の変位位置を検出可能な変位検出部22を有し、その検出位置を任意に調整可能な調整機構(校正手段)24とを含む。
シリンダ機構16は、図6に示されるように、断面略長方形状に形成されるボディ12と、前記ボディ12に対して軸線方向(矢印X1、X2方向)に沿って変位自在に設けられる一組のピストン14a、14bと、一方のピストン14aと他方のピストン14bの間に設けられ、一組のピストン14a、14bを互いに相対する方向に変位させるピニオン26と、前記ピストン14a、14bに連結され、前記ボディ12のガイドレール28に沿って変位する一組のスライダ30a、30bとを有する。
ボディ12には、軸線方向に沿って貫通した一対の第1及び第2貫通孔32、34が形成され、前記第1及び第2貫通孔32、34は互いに所定間隔離間して略平行に形成される。この第1及び第2貫通孔32、34において開口した一端部は、キャップ36a、36bによってそれぞれ閉塞され、前記第1及び第2貫通孔32、34の他端部には、圧力流体が供給・排出される第1及び第2ポート38、40がそれぞれ形成される。
この第1及び第2ポート38、40は、配管等を介して圧力流体供給源(図示せず)に接続され、前記第1及び第2ポート38、40を通じて圧力流体が前記第1及び第2貫通孔32、34の内部にそれぞれ供給される。
また、ボディ12の略中央部には、第1貫通孔32と第2貫通孔34との間に略円形状のピニオン穴42が形成され、前記ピニオン穴42を介して前記第1貫通孔32と第2貫通孔34とが連通している。そして、ピニオン穴42には、外周面に沿って複数の歯部を有するピニオン26が回転自在に設けられている。このピニオン26は、その外周部の一部がそれぞれ第1及び第2貫通孔32、34の内部に突出するように配置されている。
この第1及び第2貫通孔32、34の内部には、それぞれ円柱状のピストン14a、14bが軸線方向に沿って変位自在に設けられ、前記ピストン14a、14bの両端部には、外周面に形成された環状溝にピストンパッキン44が装着されている。
ピストン14a、14bの外周面には、ピニオン26の歯部に噛合されるラック部46を有し、前記ラック部46には、複数の歯部がピストン14a、14bの軸線方向に沿って一直線状に形成される。そして、一組のピストン14a、14bは、そのラック部46がピニオン26と対向するように第1及び第2貫通孔32、34にそれぞれ配設され、前記ラック部46とピニオン26とが噛合される。
すなわち、一方のピストン14aが第1貫通孔32に沿って変位することにより、該ピストン14aと噛合されたピニオン26が回転し、それに伴って、該ピニオン26に噛合された他方のピストン14bが第2貫通孔34に沿って前記ピストン14bとは反対方向に変位する。換言すれば、一組のピストン14a、14bは、ピニオン26を中心として常に互いに相対する方向に変位する。
ボディ12の上部には、略中央部に軸線方向に沿ってガイドレール28が延在すると共に、前記ガイドレール28を中心として所定間隔離間して一組のガイド溝48が形成される。このガイドレール28は、ボディ12の上部に対して所定高さで突出し、一組のピストン14a、14bにそれぞれ連結されたスライダ30a、30bが変位自在にガイドされる。
また、ガイド溝48は、ガイドレール28と略平行に設けられ、ボディ12の上面に対して窪んで形成されると共に、該ガイド溝48の一部は、それぞれ第1及び第2貫通孔32、34と連通している。このガイド溝48には、軸線方向に沿って長尺なジョイント50a、50bが変位自在に挿通され、ピストン14a、14b側に向かって突出した突部52が前記ピストン14a、14bの外周に設けられた窪み部54に挿入される。これにより、ピストン14a、14bの変位作用下にジョイント50a、50bがガイド溝48に沿って軸線方向に沿って変位する。
このジョイント50a、50bには、突部52を有する一側面とは反対側の側面にスライダ30a、30bがボルトによって連結され、前記ジョイント50a、50bを介してピストン14a、14b及びスライダ30a、30bが一体的に変位する。
また、スライダ30a、30bには、ガイドレール28にガイドされる内側面に溝部を介して複数のボール55(図5参照)が一直線状に装着される。このボールは、スライダ30a、30bとガイドレール28との間に保持され、前記スライダ30a、30bがガイドレール28に沿って変位する際の変位抵抗を軽減する。
把持部18は、一方のスライダ30aに装着され、ボディ12に沿って変位自在な第1フィンガ56と、他方のスライダ30bに装着された保持部材58と、前記保持部材58に対して変位自在に保持された第2フィンガ(可動部材)60とを含む。この第1フィンガ56は、断面略L字状に形成され、スライダ30aの上面に対して直交するように鉛直方向に延在している。
保持部材58は、第1フィンガ56と同様に断面略L字状に形成され、スライダ30bの上面に対して直交するように鉛直方向に延在している。すなわち、第1フィンガ56と第2フィンガ60とが略平行となるように配置されている。そして、シリンダ機構16を構成するピストン14a、14bの変位作用下にジョイント50a、50b及びスライダ30a、30bを介して第1フィンガ56と保持部材58とが互いに接近・離間する方向(矢印A1、A2方向)へと変位する。
また、保持部材58には、一組の軸受62a、62bがスライダ30a、30bの変位方向(矢印X1、X2方向)と略平行に保持され、該軸受62a、62bの内部にはそれぞれガイドシャフト64a、64bが変位自在に挿通される。
第2フィンガ60は、第1フィンガ56及び保持部材58と略平行に設けられたプレート体からなり、該保持部材58に保持されたガイドシャフト64a、64bの端部が保持される。すなわち、第2フィンガ60は、他方のスライダ30a、30bの変位作用下に保持部材58と共に軸線方向(矢印X1、X2方向)に沿って変位すると共に、前記ガイドシャフト64a、64bを介して前記保持部材58に対して相対変位可能に設けられている。換言すれば、第2フィンガ60は、保持部材58に対して接近・離間するように変位可能である。
また、第2フィンガ60は、一組のガイドシャフト64a、64bのガイド作用下に前記保持部材58に対して変位するため、常に第1フィンガ56及び保持部材58と略平行な状態を保ちつつ変位する。
荷重検出部20は、第2フィンガ60と保持部材58との間に配設される検出素子(素子)66と、前記検出素子66の外周部位に配置されるコイル(検出部)68と、前記コイル68に接続され前記荷重検出部20における磁気変化に基づいて荷重を算出するコントローラ70とを含む。
この検出素子66は、例えば、磁性材料からなる磁歪素子が用いられ、軸線方向に沿って所定長さを有する軸状に形成される。この磁歪素子は、磁気を付与することにより、その形状が変化する特性を有しているため、この特性を利用して前記磁歪素子に対して外部から圧力を付与して圧縮変形させることにより、前記圧力の大きさに応じて磁気特性(透磁率)が変化する。
検出素子66の一端部は、第2フィンガ60の端面に開口した第1穴72に挿入され、他端部が保持部材58を構成するフランジ部74の第2穴76に挿入されて保持される。
第1及び第2穴72、76は、第2フィンガ60及びフランジ部74の略中央部に形成されると共に、互いに対向した略同軸上となるように配置されている。そのため、第1及び第2穴72、76に挿入された検出素子66は、一組のガイドシャフト64a、64bの間に略平行に配設される。また、検出素子66の外周面には、円筒状のカバー部材78が配設され、前記外周面に密着されたカバー部材78によって前記検出素子66が覆われる。これにより、検出素子66がカバー部材78によって保護される。
すなわち、第2フィンガ60がガイドシャフト64a、64bのガイド作用下に保持部材58側(矢印X2方向)に向かって変位することにより、該第2フィンガ60によって検出素子66が前記保持部材58側に向かって押圧されて圧縮変形する。これにより、第2フィンガ60から付与される荷重(押圧力)に応じて検出素子66の磁気特性が変化することとなる。
コイル68は、導線が軸線方向(矢印X1、X2方向)及び半径方向に複数回巻回されたリング状に形成され、その内部に検出素子66が挿通される。そして、コイル68は、シリンダ機構16を構成するボディ12の上部に固定された接続プレート80によって保持され、前記コイル68の内周面と検出素子66との離間距離が一定となるように非接触に維持される。すなわち、荷重検出部20を構成する検出素子66は、コイル68に対して所定間隔離間した状態を維持しつつ、第2フィンガ60及び保持部材58の変位作用下にコイル68の内部を軸線方向に沿って変位自在に設けられている。
また、コイル68は、接続プレート80に接続されるケーブル82を介してコントローラ70に接続され、該ケーブル82を通じてコントローラ70と電気的に接続される。そして、このコイル68には、コントローラ70からケーブル82を通じて微弱な電流が供給されている。詳細には、接続プレート80は、コイル68に接続される部位が二股状に形成され、その一方が前記コイル68の一端部に接続され、他方が前記コイル68の他端部に接続されている。
調整機構24は、シリンダ機構16を構成するボディ12の上面に設けられた支柱84と、前記支柱84に臨むように保持部材58の上面に装着される遮蔽部材86と、前記支柱84に設けられ発光部88と受光部90とを有する変位検出部22とを含む。
この支柱84は、ボディ12に対して鉛直方向に延在し、荷重検出部20の側方に配置されると共に、前記支柱84には、前記荷重検出部20側に臨むように開口した挿通溝94が設けられる(図4参照)。この挿通溝94には、遮蔽部材86の一部が挿通される。
また、挿通溝94には、発光部88及び受光部90とからなる変位検出部22が設けられ、前記発光部88から発光された発光光を受光部90で受光することにより、前記変位検出部22からコントローラ70へと電気信号が出力される。なお、発光部88と受光部90は、挿通溝94の内壁面に対向配置される。
遮蔽部材86は、クランク状に折曲されたプレート材からなり、その下端部が保持部材58の上面に装着されると共に、上端部の一部が支柱84の挿通溝94に挿通される。
この遮蔽部材86の下端部は、保持部材58の変位方向(矢印X1、X2方向)と略平行な長孔96を有し、この長孔96に挿通されたボルト98を介して前記保持部材58に固定される。そして、遮蔽部材86は、ボルト98を緩めることにより保持部材58に対して略平行に移動可能となり、該ボルト98を締め付けることにより固定可能に設けられる。すなわち、ボルト98を緩めて遮蔽部材86を所望の位置へと変位させた後、該ボルト98によって固定することができる。
一方、遮蔽部材86の上端部は、支柱84側に向かって突出し、該支柱84の挿通溝94に挿通される凸部100と、該凸部100に隣接して前記支柱84から離間する方向に窪んだ凹部102とを備える。この凸部100は、挿通溝94において発光部88と受光部90との間を覆うように挿通され、凹部102は、前記凸部100に対して窪んでいるため挿通溝94に挿通されることがない。
すなわち、シリンダ機構16の駆動作用下に保持部材58と共に遮蔽部材86が変位することにより、その凸部100が挿通溝94に挿通されて発光部88から発光された発光光の受光が遮断される。一方、遮蔽部材86の凹部102が支柱84に臨む位置へと変位した場合には、前記凹部102によって発光部88からの発光光が受光部90で受光可能となる。
このように、調整機構24は、荷重検出部20の保持された保持部材58が変位した際、遮蔽部材86における凸部100と凹部102によって変位検出部22における発光光の受光状態が切り換えられ、この受光状態に伴ってコントローラ70へと出力される出力信号によって荷重検出部20の位置を検出できると共に、前記遮蔽部材86の位置を任意に調整することにより、前記荷重検出部20の検出する位置を自在に調整可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る荷重検出機構が適用されたチャック装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、一方のピストン14aが第1ポート38側(矢印X2方向)へと変位し、他方のピストン14bが第2ポート40と離間する方向(矢印X1方向)に変位して第1フィンガ56と第2フィンガ60とが互いに離間した開状態であるワークWの非把持状態を初期状態とし、円筒状のワークWを把持する場合について説明する。
先ず、図示しない圧力流体供給源から第1ポート38に対して圧力流体を供給することにより、第1貫通孔32に挿通されたピストン14aが前記第1ポート38から離間する方向(矢印X1方向)へと変位し、その変位作用下にピニオン26が回転することによって第2貫通孔34に挿通されたピストン14bが第2ポート40側(矢印X2方向)に向かって変位する。すなわち、一組のピストン14a、14bが互いに相反する方向に変位する。この場合、第2ポート40は大気開放状態としておく。
これにより、一組のピストン14a、14bの変位によってジョイント50a、50bを介して一組のスライダ30a、30bがガイドレール28に沿って互いに接近する方向(矢印A1方向)へと変位し、スライダ30a、30bに連結された第1及び第2フィンガ56、60によってワークWが把持される。
詳細には、第1及び第2フィンガ56、60は、ワークWの外面に当接した後に、さらに互いに接近する方向(矢印A1方向)へ変位し、該ワークWに対して所定の荷重(押圧力)を付与することにより把持している。この場合、ワークWに付与される荷重は、該ワークWの大きさ、重量等によってそれぞれ所望の値に設定される。
また、把持部18を構成する第1及び第2フィンガ56、60によってワークWが把持される際、前記ワークWから第1及び第2フィンガ56、60に対してそれぞれ反発力が付与されるため、荷重検出部20を構成する検出素子66が、第2フィンガ60を介して前記ワークWから離間する方向(矢印A2、X2方向)に向かって押圧される。この場合、第2フィンガ60は、一組のガイドシャフト64a、64bのガイド作用下にスライダ30a、30bの変位方向と略平行に変位し、その変位作用下に検出素子66が軸線方向(矢印X2方向)に沿って押圧される。
これにより、検出素子66が圧縮変形し、その変形量に基づいて該検出素子66の透磁率が変化する。そして、この検出素子66における磁気特性の変化を該検出素子66の外周部位に設けられたコイル68によって電圧変化として検出し、ケーブル82を通じてコントローラ70へと出力することにより、前記コントローラ70において前記電圧変化に基づいた荷重が算出される。その結果、ワークWを把持する際に付与されている荷重(押圧力)を確認することが可能となる。なお、図7に示されるように、ワークWから検出素子66へと付与される荷重の大きさに比例し、該検出素子66の変形作用下に出力される出力電圧が大きくなる。
一方、第1及び第2フィンガ56、60を含む把持部18によるワークWの把持状態を解除する場合には、図示しない切換弁の切換作用下に第1ポート38に供給されていた圧力流体を第2ポート40に対して供給する。この場合、第1ポート38は大気開放状態としておく。
これにより、第2ポート40から第2貫通孔34に導入された圧力流体の押圧作用下にピストン14bが前記第2ポート40から離間する方向(矢印X1方向)へと変位し、その変位作用下にピニオン26が前記とは反対方向に回転することによって第1貫通孔32に挿通されたピストン14aが第1ポート38側(矢印X2方向)に向かって変位する。
その結果、一組のピストン14a、14bの変位によってジョイント50a、50bを介して一組のスライダ30a、30bがガイドレール28に沿って互いに離間する方向(矢印A2方向)へと変位し、第1及び第2フィンガ56、60によって把持されていたワークWの把持状態が解除される。
また、この場合、第2フィンガ60を介して検出素子66に付与されていた荷重がなくなるため、前記検出素子66の変形が解消され、その磁気特性が無負荷状態へと戻る。そして、この検出素子66の変形によって生じていたコイル68の電圧変化がなくなり、略一定となる所定値に復帰することによって把持部18による把持状態が解除されたことが確認される。
以上のように、第1の実施の形態では、荷重検出部20を構成する検出素子66を保持部材58と共に可動自在とし、該検出素子66の外周部位に設けられたコイル68をシリンダ機構16に対して固定している。そして、ワークWを把持する際、該ワークWに付与される押圧力によって検出素子66が圧縮変形し、その変形量に基づいて該検出素子66の磁気特性を変化させることができる。そのため、この検出素子66の磁気特性をコイル68によって電圧変化として検出し、コントローラ70へと出力することによってワークWに対する荷重を検出することが可能となる。
このように、荷重検出部20を構成し、コントローラ70に接続されるケーブル82をチャック装置10のシリンダ機構16に対して固定することができるため、前記ケーブル82が前記ワークWを把持する第2フィンガ60と共に変位することがなく、前記ケーブル82の断線等の不具合を防止することができる。その結果、荷重検出部20によって確実且つ安定的な検出結果が得られると共に、該荷重検出部20の長寿命化を図ることも可能となる。
換言すれば、ロードセル等の従来の荷重検出部20を有する検出機構と比較し、リード線の断線等の不具合を低減させることができ、信頼性を向上させて安定的な検出を行うことができる。
また、磁歪素子からなる検出素子66と、該検出素子66の外周側に配置されるコイル68とから荷重検出部20を構成しているため、その構成を簡素化することができ、前記荷重検出部20を備えたチャック装置10の大型化を抑制することができる。
さらに、荷重検出部20において、荷重を検出する検出素子66と、該検出素子66による磁気変化を検出可能なコイル68とを非接触としているため、ロードセル等の接触式の荷重検出部20を用いた場合と比較し、前記荷重検出部20の耐久性向上を図ることができる。
さらにまた、荷重検出部20の変位位置を検出可能な変位検出部22を有し、その検出位置を任意に調整可能な調整機構24を設けることにより、該調整機構24を構成する遮蔽部材86をスライド変位させてワークWの把持状態となる直近で変位検出部22によって検出可能とすることができる。これにより、ワークWが把持されておらず荷重検出部20に荷重の付与されていない無負荷状態の電圧値を基準とし、コントローラ70で校正することによって正確な検出を行うことができる。
またさらに、上述した調整機構24によって荷重検出部20が無負荷状態となる位置に応じて変位検出部22を移動させることができるため、把持されるワークWの形状等に応じて前記変位検出部22による検出を所望の位置で検出可能とし、無負荷状態の電圧値を基準とするように校正することができる。その結果、ワークWの形状にかかわらず荷重検出部20で検出される電圧値の基準を校正して、該荷重検出部20による検出精度の向上を図ることができる。
次に、第2の実施の形態に係る荷重検出機構が適用されるチャック装置150を図8に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る荷重検出機構が適用されるチャック装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る荷重検出部152では、図8に示されるように、複数の検出素子154a〜154fが同軸上に配置されると共に、ガイドシャフト156a、156bに介装された一組のスプリング160a、160bによって保持部材58及び第2フィンガ60を介して前記検出素子154a〜154fに対して常に押圧力が付与されている点で、第1の実施の形態に係る荷重検出部20と相違している。
この荷重検出部152は、円筒状のカバー部材78の内部に複数(例えば、6個)の検出素子154a〜154fが挿入され、該カバー部材78に沿って一直線上となるように同軸で配置される。この検出素子154a〜154fのうち、最も保持部材58側となる検出素子154aが第2穴76を介して前記保持部材78に当接すると共に、最も第2フィンガ60側となる検出素子154fが第1穴72を介して前記第2フィンガ60に当接している。なお、カバー部材78の両端部は、第1及び第2穴72、76の端面に対して軸線方向(矢印X1、X2方向)に沿って所定間隔離間して配設される。
また、ガイドシャフト156a、156bの端部には、環状溝を介して係止リング158a、158bが装着され、該係止リング158a、158bと軸受62a、62bとの間にスプリング160a、160bが介装され、前記係止リング158と軸受62a、62bとを離間させる方向に付勢している。
すなわち、係止リング158a、158bを介して第2フィンガ60が検出素子154a〜154f側(矢印X2方向)へと引張され、保持部材58が軸受62a、62bと共に前記検出素子154a〜154f側(矢印X1方向)へと押圧される。換言すれば、保持部材58と第2フィンガ60とは、スプリング160a、160bの弾発作用下に互いに接近する方向へと常に付勢している。換言すれば、スプリング160a、160bは、検出素子154a〜154fに押圧力を付勢する押圧手段として機能する。
その結果、複数の検出素子154a〜154fは、スプリング160a、160bの弾発作用下に保持部材58と第2フィンガ60とによって挟持された状態で押圧され、その軸線方向(矢印X1、X2方向)に沿って常に押圧力が付与された状態となる。
このように、第2の実施の形態に係る荷重検出部152では、複数からなる検出素子154a〜154fの両端に設けられた保持部材58及び第2フィンガ60から常に圧縮方向に所定の押圧力が付与されている。そのため、例えば、粘着性を有するワークW1を把持した後、第1フィンガ56と第2フィンガ60とを離間させた非把持状態へと切り換える際、前記第2フィンガ60が前記ワークW1に張り付き、該第2フィンガ60を介して検出素子154a〜154fに軸線方向に沿って引張力が付与されることがある。このような場合にも、スプリング160a、160bの弾発力が常に検出素子154a〜154fに対して圧縮方向に付与されているため、該検出素子154a〜154fに対して引張方向の力が付与されることを阻止でき、このような引張方向の力に弱い磁歪素子を確実に保護することができる。これにより、検出素子154a〜154fの耐久性を好適に維持することが可能となる。
また、荷重検出部152を構成する検出素子154a〜154fを複数個から構成し、カバー部材78によって一直線上に配置することにより、単一の検出素子を設けた場合と略同等の検出精度が得られ、且つ、前記荷重検出部152の長手寸法に応じて数量を変更することにより自在に前記長手寸法を変更することが可能となる。
なお、押圧手段として機能するスプリング160a、160bを設け、検出素子154a〜154fに対して常に押圧力を付勢する構成は、第2の実施の形態に係る荷重検出部152に限定されるものではなく、単一の検出素子66を有する第1の実施の形態に係る荷重検出部20に設け、該検出素子66に対して押圧力を付与させるようにしてもよい。
上述した第1及び第2実施の形態では、荷重検出機構が設けられるチャック装置について説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ワークを押圧するシリンダ装置に対して前記荷重検出機構を設けることにより、その押圧力を検出するようにしてもよい。
また、本発明に係る荷重検出機構は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の第1の実施の形態に係る荷重検出機構を含むチャック装置の外観斜視図である。 図1に示すチャック装置の正面図である。 図1に示すチャック装置の平面図である。 図1に示すチャック装置の一部断面側面図である。 図2に示すチャック装置の縦断面図である。 図1のチャック装置を構成するシリンダ機構の横断面図である。 荷重検出機構によって検出される荷重と、該荷重が付与された検出素子の辺海により出力されてコイルで検出される出力電圧との関係を示す特性図である。 本発明の第2の実施の形態に係る荷重検出機構を含むチャック装置の縦断面図である。
符号の説明
10、150…チャック装置 12…ボディ
14a、14b…ピストン 16…シリンダ機構
18…把持部 20、152…荷重検出部
22…変位検出部 24…調整機構
26…ピニオン 30a、30b…スライダ
32…第1貫通孔 34…第2貫通孔
38…第1ポート 40…第2ポート
56…第1フィンガ 58…保持部材
60…第2フィンガ 66、154a〜154f…検出素子
68…コイル 70…コントローラ
84…支柱 86…遮蔽部材
100…凸部 102…凹部

Claims (7)

  1. ワークに当接して押圧自在な可動部材を有する装置に設けられ、該可動部材から前記ワークに対して付与される荷重を検出する荷重検出機構において、
    前記可動部材に保持され、前記荷重が付与されることにより電力を発生する素子と、
    前記装置に固定されると共に前記素子に対して非接触に設けられ、該素子において発生する電力変化を検出する検出部と、
    前記検出部に接続され、前記電力変化に基づいて荷重を算出するコントローラと、
    を備え、
    前記検出部に対して前記素子が変位自在に設けられることを特徴とする荷重検出機構。
  2. 請求項1記載の荷重検出機構において、
    前記素子は、前記荷重の付与により変形する磁歪素子からなり、前記検出部は、導線が巻回されたコイルからなり、前記コイルの内部に前記素子が挿通されることを特徴とする荷重検出機構。
  3. 請求項1又は2記載の荷重検出機構において、
    前記ワークに前記可動部材から前記荷重が付与されていない無負荷状態で、前記検出部で検出される電力値を基準として校正する校正手段を有することを特徴とする荷重検出機構。
  4. 請求項3記載の荷重検出機構において、
    前記校正手段は、前記装置に配設され、前記可動部材に対する相対位置を該可動部材の変位方向に沿って調整自在に設けられることを特徴とする荷重検出機構。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の荷重検出機構において、
    前記素子は、前記可動部材の変位方向に沿って同軸状となるように複数設けられることを特徴とする荷重検出機構。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の荷重検出機構において、
    前記素子に対して常に押圧力を付与する押圧手段を備え、前記押圧手段によって前記素子に圧縮荷重が付与されることを特徴とする荷重検出機構。
  7. 請求項1記載の荷重検出機構において、
    前記装置は、一組の可動部材を有するチャック装置であり、該可動部材によって前記ワークが把持される際の把持力を前記検出部によって検出することを特徴とする荷重検出機構。
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