JP2008179432A - エレベータの位置検出装置 - Google Patents

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健治 谷
Masateru Nakano
政輝 中野
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Abstract

【課題】昇降路内への突起物をなくすことができるとともに、乗かごに偏荷重が発生したことによる乗かご停止位置の誤差を補正できるエレベータの位置検出装置の提供。
【解決手段】乗場2側の鉛直面に対して一定の角度αで傾斜して取付けられ、乗かご1との距離を可変とした傾斜面4aを形成し、信号媒体を反射する反射板4と、乗かご1上で信号媒体を放射し、反射体4との第1の奥行き方向寸法Lを測定する第1の非接触式距離測定装置3と、乗かご1上でガイドレール5との間の第2の奥行き方向寸法ΔLを測定する第2の非接触式距離測定装置6と、ガイドレール5が偏荷重を受けずに立設した場合に、第2の非接触式距離測定装置6によって測定される正規寸法と第2の奥行き方向寸法ΔLの偏差を算出し、この偏差に基づき第1の奥行き方向寸法Lの補正値を算出し、この補正値により乗かご1の停止位置(段差h)を算出するかご位置算出装置7とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ乗かごの乗り場に対する停止位置を検出するエレベータの位置検出装置に関する。
この種のエレベータの位置検出装置の従来技術としては、昇降路側に設けられる斜面形成部である台形カムと、エレベータの乗かごに設けられ、前述の台形カムに接触しながら移動する2つの斜面接触部であるローラと、これら2つのローラに対応させて設けられ、それぞれのローラの台形カム上への乗上げ量を検出する差動トランスと、この差動トランスの検出値により、乗かごの着床誤差、すなわち乗かごの乗場における停止位置の誤差を測定する制御装置を備えているものが知られている(特許文献1参照)。
特開平8−59105号公報
しかしながら、上述に示した特許文献1の従来技術では、前述した台形カムと接触するローラが接触式であったため、ローラが突起物となって昇降路内機器と干渉しないように、台形カムを昇降路側の壁面に配置する必要があった。その為、エレベータの位置検出に用いられるローラと台形カム、及びこの台形カム上への乗上げ量を検出する差動トランスなどの位置検出装置の配置が昇降路側に制約され、前述の台形カムが昇降路内で突起物となり、作業者による昇降路内の保守作業時に危険が生じるとともに、地震時や風によるビルの揺れにより、位置検出に用いられる台形カムが、ローラまたは乗かご自体と接触した場合には、台形カムが破損する虞があった。また、乗かご内の乗客の乗り位置によって偏荷重が発生し、この偏荷重により乗かごが傾いた場合には、台形カムとローラの接触角度が変化することに伴って、差動トランスによる検出値も変化し、乗かご停止位置を誤検出する虞があった。
なお、前術したように昇降路内に台形カムが突起しているために、地震時や風によるビルの揺れにより、台形カムが、主ロープ、ガバナロープまたはテールコードに引っかかり破損する可能性があり、この引っかかりを防止するために、ひっかかり防止の保護線を設置しなければならず、製作費が高くなるという問題もあった。
また、高速のエレベータを設置した場合には、前述のローラが台形カムに接触した時に、接触音が発生してしまう虞があるとともに、乗かごの速度が速いためにローラが台形カムに接触した際に台形カムが破損してしまう虞もあった。
本発明は、このような従来技術の実状を考慮してなされたもので、その目的は、昇降路内への突起物をなくすことができるとともに、乗かごに偏荷重が発生したことによる乗かご停止位置の誤差を補正できるエレベータの位置検出装置の提供にある。
この目的を達成するために、本発明は、乗かごの各乗場における停止位置を検出するエレベータの位置検出装置において、前記エレベータ昇降路内の乗場側の各階毎に鉛直面に対して一定の角度で傾斜して取付けられ、その高さ位置に応じて前記乗かごとの距離を可変とした傾斜面を形成し、信号媒体を反射する反射体と、前記信号媒体を放射し、前記停止位置で前記反射体と対向するように前記乗かごに設けられ、前記反射体との第1の奥行き方向寸法を測定する第1の非接触式距離測定装置と、前記信号媒体を放射し、前記乗かごに設けられ、前記乗かごの昇降をガイドするガイドレールとの第2の奥行き方向寸法を測定する第2の非接触式距離測定装置と、昇降路内にガイドレールが偏荷重を受けることなく立設した場合に、第2の非接触式距離測定装置によって測定される正規寸法と前記第2の奥行き方向寸法の偏差を算出し、この偏差に基づき前記第1の奥行き方向寸法の補正値を算出し、この補正値に基づいて前記各乗場における前記乗かごの停止位置を算出するかご位置算出装置とを設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、乗かごが各乗場に到着した際に、第1の非接触式距離測定装置により測定される乗場側に取付けられた反射体と第1の非接式距離測定装置の間の第1奥行き方向寸法と、第2非接触式距離測定装置により測定される第2非接触式距離測定装置とガイドレールの間の第2の奥行き寸法に基づいて、乗かごの停止位置をかご位置算出装置によって算出するようにしてあり、前述の反射板、第1の非接触式距離測定装置及び第2の非接触式距離測定装置は、昇降路内に突出しないように配置することができる。したがって、昇降路内への前述した台形カムやローラのような突起物をなくすことができる。
また、かご位置算出装置が、第2の非接触式距離測定装置により測定された乗かご停止位置での第2の奥行き寸法と、昇降路内にガイドレールが偏荷重を受けることなく立設した場合に第2の非接触式距離測定装置によって測定される正規寸法の偏差を算出し、この偏差に基づいて第1の奥行き方向寸法の補正値を算出し、この補正値に基づいて乗かごの乗場に対する停止位置を算出するようにしているので、乗かご内の乗客の乗り位置によって偏荷重が発生し、この偏荷重により乗かごが傾いた場合においても、乗かごの停止位置の誤差を補正することができる。
また、本発明は、前記発明において、前記反射体が反射板から成ることを特徴としている。
また、本発明は、前記発明において、前記反射体の前記傾斜面は、各階床の乗場側に設けられるフェッシャプレートの一部を形成する傾斜面から成るとともに、前記第1の非接触式距離測定装置と前記第2の非接触式距離測定装置を前記乗かごの底面に配置したことを特徴としている。このように構成した本発明は、反射体を新たに追加設置することなく、乗かごの乗場における停止位置を検出できるので、反射体を別に設けるよりも製作費を安価にできる。
また、本発明は、前記発明において、前記反射体の前記傾斜面は、各階床の乗場側に設けられるフェッシャプレートの一部を形成する傾斜面から成るとともに、前記第1の非接触式距離測定装置と前記第2の非接触式距離測定装置を前記乗かごの底面に配置したことを特徴としている。このように構成した本発明も、反射体を新たに追加設置することなく、乗かごの乗場に対する停止位置を検出できるので、反射体を別に設けるよりも製作費を安価にできる。
また、本発明は、前記発明において、前記反射体は、前記乗かごと乗場に設けられたドアが係合する係合範囲を演算できる高さ寸法を備え、前記かご位置算出装置は、前記係合範囲を算出するようにしたことを特徴としている。このように構成した本発明は、前述の係合範囲を検出する手段を別に設ける必要がないので、この係合範囲を検出する手段を設けることに伴う製作費を削減することができる。
本発明は、前述したように、昇降路内への突起物をなくすことができ、これによって、従来よりも昇降路内の保守作業時における作業者の安全性を確保できるとともに、位置検出装置の破損を防止することができる。また、乗かごの偏荷重によって発生する乗かごの乗場における停止位置の誤差を補正でき、これにより、乗かごの乗場における停止位置を正確に検知することができる。
以下、本発明に係るエレベータの位置検出装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るエレベータの位置検出装置が備えられる第1実施形態の全体構成を説明する図、図2は、図1のA矢視に相応する図、図3は、第1実施形態に備えられる制御手段を示す図である。図4は、第1実施形態に係るエレベータの位置検出装置による位置検出方法を説明するフロー図である。
[第1実施形態の構成]
本発明に係るエレベータ位置検出装置の第1実施形態は、図1、図2に示すように、昇降路13内の乗かご1が、レールガイド12を介してガイドレール5上を摺接しながら昇降し、各階の乗場2に停止した際に、乗かご1の各乗場2における停止位置、すなわち乗場2の敷居21からの許容値である段差h内に乗かご1が停止しているかどうかを検出するものである。なお、乗かご1の昇降制御は、乗かご1にテールコード30を介して接続された機械室の制御盤8によって行われる。また、乗かご1は、図示しない主ロープを介してカウンタウェイト11と連結され、図示しない巻上機によってカウンタウェイト11と釣瓶式に昇降路内を昇降するようになっている。
第1実施形態は、特に、図1、図2に示すように、昇降路13内の乗場2側の各階毎に鉛直面に対して一定の角度αで傾斜して取付けられ、その高さ位置に応じて乗かご1との距離を可変とした傾斜面4aを形成し、信号媒体、例えば光を反射する反射体、例えば反射板4と、この反射板4に信号媒体、例えば光を放射し、前述の許容値である段差h内で反射板4の傾斜面4aと対向するように乗かご1に設けられ、反射板4と第1の非接触式距離測定装置3の間の第1の奥行き寸法Lを測定する第1の非接触式距離測定装置3を備えている。
また、第1実施形態は、乗かご1に設けられ、前述のガイドレール5に信号媒体、例えば光を放射し、ガイドレール5との第2の奥行き方向寸法ΔLを測定する第2の非接触式距離測定装置6と、昇降路13内にガイドレール5が偏荷重を受けることなく立設した場合に、第2の非接触型式距離測定装置6によって測定される正規寸法と前述の第2の奥行き方向寸法ΔLの偏差を算出し、この偏差に基づいて第1の奥行き方向寸法Lの補正値を算出し、この補正値に基づいて各乗場2における乗かご1の現実の段差hを算出するかご位置算出装置7も備えている。なお、第1の非接触式距離測定装置3と第2の非接触式距離測定装置6を、例えば、光電式距離測定装置とし、反射板4から反射される光によって、距離を測定できるようになっている。
前述の乗かご1の昇降を制御するエレベータの制御装置8は、図3に示すように、第1の非接触式距離測定装置3で測定される第1の奥行き方向寸法Lと、第2の非接触式距離測定装置6で測定される第2の奥行き方向寸法ΔLによってかご位置算出装置7で算出される前述の乗かご1の現実の段差hの値をかご位置算出装置7からフィードバックするようになっている。そして、予め停止位置として規定した許容値である段差hの値の範囲内であるかを判断し、現実の段差hが規定した範囲内にある場合には、乗かご1を停止し、現実の段差hが規定した範囲内にない場合には、規定した許容値である段差hの範囲内となるように乗かご1を昇降させる。
なお、前述の反射板4は、図1に示すように、前述した乗場2側で最も突出する敷居21下方の鉛直方向投影面内に備えられており、乗かご1と乗場2に設けられた図示しないドアが係合する係合範囲を演算できる高さ寸法としている。つまり、前述の係合範囲は、第1の奥行き寸法Lの距離によって、予め決められた範囲内にあり、この範囲を第1の非接触式距離測定装置3で測定される第1の奥行き方向寸法Lに基づき、かご位置算出装置7によって算出できるようになっている。また、第1の非接触式距離測定装置3、第2の非接触式距離測定装置6、及びかご位置算出装置7は、乗かご1の上面に備えられている。
[第1実施形態による位置検出方法]
図4は、第1実施形態に係るエレベータの位置検出装置による位置検出方法を説明するフロー図である。
次に、第1実施形態の位置検出装置を用いて、乗かご1の停止位置である現実の段差hを算出し、乗かご1を正しい位置で停止させるまでの方法について説明する。図4に示すように、まず、第1の非接触式距離測定装置3で測定される第1の奥行き方向寸法L、第2の非接触式距離測定装置6で測定される第2の奥行き方向寸法ΔL、光を反射する反射板4の取付けの角度αから現実の段差hを求める換算式を予めかご位置算出装置7に記憶させておく(S1)。
ステップ(S1)で換算式をかご位置算出装置7に記憶させた後、エレベータが昇降し、乗かご1が停止する階に近づくと、反射板4の傾斜面4aに、第1の非接触式距離測定装置3から光が放射され、その光の反射によって、第1の奥行き寸法Lが第1の非接触式距離測定装置3によって測定される(S2)。
また、ステップ(S2)と同時に、ガイドレール5に、第2の非接触式距離測定装置6から光が放射され、その光の反射によって、第2の奥行き寸法ΔLが第2の非接触式距離測定装置6によって測定される(S3)。そして、ステップ(S2)で第1の非接触式距離測定装置3によって測定された第1の奥行き寸法Lの値と、ステップ(S3)で第2の非接触式距離測定装置6によって測定された第2の奥行き寸法ΔLの値が、前述した図3に示すように、かご位置算出装置7に送られる。
次に、かご位置算出装置7では、前述したガイドレール5が偏荷重を受けることなく立設した場合に、第2の非接触式距離測定装置6によって測定される正規寸法と、ステップ(S3)で測定された第2奥行き寸法ΔLとの偏差が算出された後、この偏差に基づいて、ステップ(S2)で測定された第1の奥行き寸法Lの補正値が算出され、この補正値に基づいて、停止する階の乗場2における乗かご1の現実の段差hが算出される(S4)。そして、ステップ(S4)で算出された段差hの値は、図3、図4に示すようにエレベータの制御装置8にフィードバックされる(S5)。
次に、エレベータの制御装置8では、フィードバックされた段差hの値が、停止する階で予め規定した値の範囲内(段差h内)であるかが判断される(S6)。このステップ(S6)で段差hの値が規定した値の範囲内である場合には、エレベータの制御装置8によってエレベータ、つまり乗かご1を停止させ(S8)、乗かご1の乗場2における停止位置(段差h)の検出を終了する。しかし、(S6)で段差hが規定された段差hの範囲内にない場合には、エレベータの制御装置8で段差hを補正するように制御する。つまり、エレベータの制御装置8によって、乗かご1が規定された段差hの範囲内に近づくように乗かご1が昇降させられる(S7)。そして、最終的に、乗かご1が規定された段差hの範囲内に位置するまで、再度、ステップ(S2)からステップ(S7)を繰り返すようになっている。
[第1実施形態の効果]
このように構成した第1実施形態によれば、乗かご1が各乗場2に到着した際に、第1の非接触式距離測定装置3により測定される乗場2側に取付けられた反射板4と第1の非接触式距離測定装置3の間の第1奥行き方向寸法Lと、第2の非接触式距離測定装置6により測定される第2の非接触式距離測定装置6とガイドレール5の間の第2の奥行き寸法ΔLに基づいて、乗かご1の停止位置をかご位置算出装置7によって算出するようにしてあり、反射板4、第1の非接触式距離測定装置3、及び第2の非接触式距離測定装置6は、昇降路13内に突出しないように配置することができる。したがって、昇降路13への突起物をなくすことができ、これによって、昇降路13内の保守作業時における作業者の安全性を確保できるとともに、地震時や風によるビルの揺れによって、第1の非接触式距離測定装置3、第2の非接触式距離測定装置6、及びかご位置算出装置7が破損することを防止できる。また、かご位置算出装置7が、第2非接触式距離測定装置6により測定された乗かご1の停止位置(段差h)での第2の奥行き寸法ΔLと、昇降路13内にガイドレール5が偏荷重を受けることなく立設した場合に第2非接触式距離測定装置6によって得られる正規寸法の偏差を算出し、この偏差に基づいて第1の奥行き方向寸法Lの補正値を算出し、この補正値に基づいて乗かご1の乗場2における停止位置(段差h)を算出するようにしているので、乗かご1の偏荷重によって発生する正規位置との誤差を補正でき、これにより、乗かご1の乗場2における停止位置を正確に検知することができる。
また、前述のように昇降路13内に突起物をなくすことができるので、地震時や風によるビルの揺れにより、突起物が主ロープ(図示せず)、ガバナロープ(図示せず)またはテールコード30に引っかかり破損する虞がない。したがって、引っかかりを防止するための引っかかり防止の保護線を設置する必要がなく、製作費を安価にすることができる。
さらに、前述のようにエレベータの停止位置の検知は、非接触で行われるので、高速のエレベータを設置した場合において、接触音の発生、及び位置検出装置である第1の非接触式距離測定装置3、第2の非接触式距離測定装置6、及びかご位置算出装置7などの破損を防止することができる。
また、前述したように反射板4が、ドアが係合する係合範囲を演算できる高さ寸法を備え、かご位置算出装置7によって係合範囲を算出できるようになっているので、係合範囲を検出する手段を別に設ける必要がなく、これによって、係合範囲を検出する手段を設けることに伴う製作費を削減することができる。
[本発明の第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態を示す図である。
図5に示すように、本発明の第2実施形態は、前述の第1実施形態の反射板4と同等の反射体が、各階床の乗場2側で最も突出する乗場敷居21下方の鉛直方向投影面内に設けられるフェッシャプレート9から成り、このフェッシャプレート9の一部に傾斜面9aを形成してあり、第1の非接触式距離測定装置3と第2の非接触式距離測定装置6とかご位置算出装置7とを乗かご1の底面に配置してある。
このように構成した第2実施形態によれば、フェッシャプレート9の一部に第1実施形態の反射板4の傾斜面4aと同等の傾斜面9aを形成したので、第1実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、反射体である反射板4を新たに追加設置することなく、乗かご1の乗場2における停止位置を検出できるので、反射体を別に設けるよりも製作費を安価にできる。
[本発明の第3実施形態]
図6は、本発明の第3実施形態を示す図である。
図6に示すように、本発明の第3実施形態は、前述の第1実施形態の反射板4と同等の反射体が、各階床のドア駆動装置が配置され、乗場2側で最も突出する乗場敷居21下方の鉛直方向投影面内に設けられるドアポケットカバー10から成り、このドアポケットカバー10の一部に傾斜面10aを形成してあり、第1の非接触式距離測定装置3と第2の非接触式距離測定装置6を乗かご1の頂面に配置してある。
このように構成した第3実施形態によれば、ドアポケットカバー10の一部に第1実施形態の反射板4の傾斜面4aと同等の傾斜面10aを形成したので、第1実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、反射体である反射板4を新たに追加設置することがないので、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明に係るエレベータの位置検出装置の第1実施形態の全体構成を説明する図である。 図1のA矢視に相応する図である。 第1実施形態に備えられる制御手段を示す図である。 第1実施形態に係るエレベータの位置検出装置による位置検出方法を説明するフロー図である。 本発明の第2実施形態を示す図である。 本発明の第3実施形態を示す図である。
符号の説明
1 乗かご
2 乗場
3 第1の非接触式距離測定装置
4 反射板(反射体)
4a 傾斜面
5 ガイドレール
6 第2の非接触式距離測定装置
7 かご位置算出装置
8 制御装置
9 フェッシャプレート(反射体)
9a 傾斜面
10 ドアポケットカバー(反射体)
10a 傾斜面
11 カウンタウェイト
12 レールガイド
13 昇降路
21 乗場敷居
30 テールコード

Claims (5)

  1. 乗かごの各乗場における停止位置を検出するエレベータの位置検出装置において、
    前記エレベータ昇降路内の乗場側の各階毎に鉛直面に対して一定の角度で傾斜して取付けられ、その高さ位置に応じて前記乗かごとの距離を可変とした傾斜面を形成し、信号媒体を反射する反射体と、
    前記信号媒体を放射し、前記停止位置で前記反射体と対向するように前記乗かごに設けられ、前記反射体との第1の奥行き方向寸法を測定する第1の非接触式距離測定装置と、
    前記信号媒体を放射し、前記乗かごに設けられ、前記乗かごの昇降をガイドするガイドレールとの第2の奥行き方向寸法を測定する第2の非接触式距離測定装置と、
    昇降路内にガイドレールが偏荷重を受けることなく立設した場合に、第2の非接触式距離測定装置によって測定される正規寸法と前記第2の奥行き方向寸法の偏差を算出し、この偏差に基づき前記第1の奥行き方向寸法の補正値を算出し、この補正値に基づいて前記各乗場における前記乗かごの停止位置を算出するかご位置算出装置とを設けたことを特徴とするエレベータの位置検出装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、
    前記反射体が反射板から成ることを特徴とするエレベータの位置検出装置。
  3. 請求項1に記載の発明において、
    前記反射体の前記傾斜面は、各階床の乗場側に設けられるフェッシャプレートの一部を形成する傾斜面から成るとともに、前記第1の非接触式距離測定装置と前記第2の非接触式距離測定装置を前記乗かごの底面に配置したことを特徴とするエレベータの位置検出装置。
  4. 請求項1に記載の発明において、
    前記反射体の前記傾斜面は、各階床のドア駆動装置が配置され、乗場側に設けられるドアポケットカバーの一部を形成する前記傾斜面から成るとともに、前記第1の非接触式距離測定装置と前記第2の非接触式距離測定装置を前記乗かごの頂面に配置したことを特徴とするエレベータの位置検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、
    前記反射体は、前記乗かごと乗場に設けられたドアが係合する係合範囲を演算できる高さ寸法を備え、前記かご位置算出装置は、前記係合範囲を算出するようにしたことを特徴とするエレベータの位置検出装置。
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