JP2008168720A - 自動車およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラクション制御や姿勢保持制御の実行の有無に応じたストール発進を行なう。
【解決手段】ストール発進時にトラクションコントロールか姿勢保持制御のいずれかがオンの状態のときには回転数が低く調整された通常時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン目標回転数Ne*を設定し(S130)、トラクションコントロールも姿勢保持制御もオフの状態のときにはより大きな回転数が目標回転数Ne*に設定されるオフ時の目標回転数設定用マップを用いてエンジンの目標回転数Ne*を設定し(S140)、設定した目標回転数Ne*によりエンジンが回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸に出力されるようエンジンとモータMG1,MG2を制御する(S150〜S210)。これにより、トラクションコントロール(TRC)や姿勢保持制御(VSC)の実行の有無に応じたストール発進を行なうことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車およびその制御方法に関する。
従来、この種の自動車としては、アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏み込まれるストール発進時にはエンジンからの出力を抑制することにより、自動変速機に過大なトルクが入力されるのを回避するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、エンジンからの出力の抑制はスロットル開度を絞ることにより行なわれている。また、駆動輪の空転によるスリップの発生が検出されたときにモータから出力するトルクを制限するトラクション制御を行なうものや(例えば、特許文献2参照)、駆動輪の空転によるスリップの発生が検出されたときに駆動輪に取り付けられたブレーキから制動力を出力するトラクション制御を行なうもの(例えば、特許文献3参照)も提案されている。
特開平7−77078号公報 特開平8−182119号公報 特開平11−78837号公報
上述のトラクション制御や旋回時の車両を安定させる姿勢保持制御は、運転者の意思に拘わらず、駆動輪へのモータトルクを制限したり駆動輪に取り付けられたブレーキから制動力を出力するものであるから、運転者が車両を自ら操作したいときには不向きである。このため、トラクション制御や姿勢保持制御をオフするスイッチを設け、運転者が車両を自由に操作できるようにするものも提案されている。一方、ストール発進は、運転者が車両の発進性を高くして迅速に発進させたいときに行なわれるものであるから、より大きな駆動力を得るためにエンジンをより高い回転数で運転することが好ましい。こうしたストール発進にトラクション制御や姿勢保持制御を行なう場合、駆動輪への駆動力の調整が必要なことから、ストール発進にトラクション制御や姿勢保持制御を行なわない場合と異なる調整が望まれる。
本発明の自動車およびその制御方法は、トラクション制御や姿勢保持制御の実行の有無に応じたストール発進を行なうことを目的とする。
本発明の自動車およびその制御方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動車は、
内燃機関と、
駆動輪の車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記駆動軸に伝達可能な動力伝達手段と、
前記駆動輪の空転によるスリップを抑制するスリップ抑制手段と、
前記スリップ抑制手段によるスリップの抑制を行なうか否かを指示するスリップ抑制指示スイッチと、
アクセル操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、
前記スリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御し、前記スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して前記第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御する発進時制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の自動車では、駆動輪の空転によるスリップの抑制を指示するスリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で内燃機関が運転されると共に駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう内燃機関と動力伝達手段とスリップ抑制手段とを制御する。これにより、駆動輪の空転によるスリップを抑制しながらストール発進することができる。一方、スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で内燃機関が運転されると共に駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう内燃機関と動力伝達手段とスリップ抑制手段とを制御する。これにより、より大きな駆動力を駆動輪に出力してストール発進することができる。これらの結果、スリップ抑制手段によるスリップの抑制の実行の有無に応じたストール発進を行なうことができる。
こうした本発明の自動車において、前記第2の関係は、アクセル操作量が所定操作量となるまでは所定回転数となると共にアクセル操作量が前記所定操作量を超えるとアクセル操作量が大きくなるほど大きくなる傾向に前記所定回転数より大きな回転数となる関係であるものとすることもできる。
また、本発明の自動車において、走行時の車両の姿勢を良好に保持する姿勢保持手段と、前記姿勢保持手段による車両の姿勢の保持を行なうか否かを指示する姿勢保持指示スイッチと、を備え、前記発進時制御手段は、前記スリップ抑制指示スイッチがオンされていると共に前記姿勢保持指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して前記第1の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御し、前記スリップ抑制指示スイッチがオフされていると共に前記姿勢保持指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して前記第2の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、姿勢保持手段による車両の姿勢の保持の実行の有無に応じたストール発進を行なうことができる。
さらに、本発明の自動車において、いずれかの車軸に動力を入出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、を備え、前記動力伝達手段は前記蓄電手段と電力のやり取りが可能で電力と動力の入出力を伴って前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記駆動軸に出力する手段である、ものとすることもできる。この場合、前記動力伝達手段は、前記駆動軸と前記出力軸と回転軸との3軸を有し該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記回転軸に動力を入出力可能な発電機と、を備える手段であるものとすることもできる。
本発明の自動車の制御方法は、
内燃機関と、駆動輪の車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記駆動軸に伝達可能な動力伝達手段と、前記駆動輪の空転によるスリップを抑制するスリップ抑制手段と、前記スリップ抑制手段によるスリップの抑制を行なうか否かを指示するスリップ抑制指示スイッチと、を備える自動車の発進時における制御方法であって、
前記スリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御し、前記スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して前記第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の自動車の制御方法では、駆動輪の空転によるスリップの抑制を指示するスリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で内燃機関が運転されると共に駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう内燃機関と動力伝達手段とスリップ抑制手段とを制御する。これにより、駆動輪の空転によるスリップを抑制しながらストール発進することができる。一方、スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で内燃機関が運転されると共に駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう内燃機関と動力伝達手段とスリップ抑制手段とを制御する。これにより、より大きな駆動力を駆動輪に出力してストール発進することができる。これらの結果、スリップ抑制手段によるスリップの抑制の実行の有無に応じたストール発進を行なうことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、駆動輪39a,39bや図示しない従動輪のブレーキを制御するためのブレーキアクチュエータ92と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、エンジンECU24は、クランクシャフト26に取り付けられた図示しないクランクポジションセンサからの信号に基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構37およびデファレンシャルギヤ38を介して、最終的には車両の駆動輪39a,39bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50の入出力制限Win,Woutを演算したりしている。
ブレーキアクチュエータ92は、ブレーキペダル85の踏み込みに応じて生じるブレーキマスターシリンダ90の圧力(ブレーキ圧)と車速Vとにより車両に作用させる制動力におけるブレーキの分担分に応じた制動トルクが駆動輪39a,39bや図示しない従動輪に作用するようブレーキホイールシリンダ96a〜96dの油圧を調整したり、ブレーキペダル85の踏み込みに無関係に、駆動輪39a,39bや従動輪に制動トルクが作用するようブレーキホイールシリンダ96a〜96dの油圧を調整したりすることができるように構成されている。以下、ブレーキアクチュエータ92の作動により駆動輪39a,39bや図示しない従動輪に制動力を作用させる場合を油圧ブレーキと称する。ブレーキアクチュエータ92は、ブレーキ用電子制御ユニット(以下、ブレーキECUという)94により制御されている。ブレーキECU94は、図示しない信号ラインにより、駆動輪39a,39bや従動輪に取り付けられた図示しない車輪速センサからの車輪速や図示しない操舵角センサからの操舵角などの信号を入力して、運転者がブレーキペダル85を踏み込んだときに駆動輪39a,39bや従動輪のいずれかがロックによりスリップするのを防止するアンチロックブレーキシステム機能(ABS)や運転者がアクセルペダル83を踏み込んだときに駆動輪39a,39bのいずれかが空転によりスリップするのを防止するトラクションコントロール(TRC),車両が旋回走行しているときに姿勢を保持する姿勢保持制御(VSC)なども行なう。ブレーキECU94は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってブレーキアクチュエータ92を駆動制御したり、必要に応じてブレーキアクチュエータ92の状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,運転席近傍に設けられたトラクションコントロールをオフするTRCオフスイッチ89aからのTRCオフ信号,運転席近傍に設けられた姿勢保持制御をオフするVSCオフスイッチ89bからのVSCオフ信号などが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52,ブレーキECU94と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にアクセルペダル83とブレーキペダル85とが同時に踏み込まれて発進するストール発進時の動作について説明する。図2は、ストール発進時にハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるストール発進時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、停車しているときにアクセルペダル83とブレーキペダル85とが同時に踏み込まれたときに車速が所定車速(例えば、50km/hなど)に至るまで所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
ストール発進時制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,TRCオフスイッチ89aからのTRCオフ信号,VSCオフスイッチ89bからのVSCオフ信号,バッテリ50の入出力制限Win,Woutなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されるモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて計算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。また、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbとバッテリ50の残容量(SOC)とに基づいて演算されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車両に要求されるトルクとして駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を設定する(ステップS110)。要求トルクTr*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTr*を導出して設定するものとした。図3に要求トルク設定用マップの一例を示す。
そして、TRCオフ信号とVSCオフ信号とに基づいてトラクションコントロール(TRC)がオフされているか否か姿勢保持制御(VSC)がオフされているか否かを判定し(ステップS120)、トラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンの状態のときには、通常時の目標回転数設定用マップを用いてアクセル開度Accに基づいてエンジン22の目標回転数Ne*を設定する(ステップS130)。通常時の目標回転数設定用マップは、実施例では、アクセル開度Accが値A1になるまでは目標回転数Ne*は値N1とされ、アクセル開度Accが値A1より大きくなるとアクセル開度Accが大きいほど目標回転数Ne*が大きくなるように設定されている。図4に通常時の目標回転数設定用マップの一例を示す。通常時の目標回転数設定用マップでは、トラクションコントロール(TRC)や姿勢保持制御(VSC)を実行する必要から、あまり大きな回転数が目標回転数Ne*に設定されないように調整されている。
続いて、設定した要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものからバッテリ50の入力制限Winを減じ、更にロスLossを加えてエンジン22から出力すべき要求パワーPe*を計算し(ステップS150)、計算した要求パワーPe*を目標回転数Ne*で除してエンジン22の目標トルクTe*を設定する(ステップS160)。ここで、要求パワーPe*を計算する際にバッテリ50の入力制限Winを考慮するのは、それ以上のパワーをエンジン22から出力すると、バッテリ50を過大な電力により充電することとなり、バッテリ50の劣化を進めてしまうからである。なお、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、車速Vに換算係数kを乗じることによって求めたり、モータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで割ることによって求めることができる。
次に、設定した目標回転数Ne*とリングギヤ軸32aの回転数Nr(Nm2/Gr)と動力分配統合機構30のギヤ比ρとを用いて次式(1)によりモータMG1の目標回転数Nm1*を計算すると共に計算した目標回転数Nm1*と現在の回転数Nm1とに基づいて式(2)によりモータMG1のトルク指令Tm1*を計算する(ステップS170)。ここで、式(1)は、動力分配統合機構30の回転要素に対する力学的な関係式である。トラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンの状態のときにストール発進する際の動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を図5に示す。図中、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるサンギヤ31の回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるキャリア34の回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。式(1)は、この共線図を用いれば容易に導くことができる。なお、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。また、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1*=Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/(Gr・ρ) (1)
Tm1*=前回Tm1*+k1(Nm1*-Nm1)+k2∫(Nm1*-Nm1)dt (2)
こうしてモータMG1の目標回転数Nm1*とトルク指令Tm1*とを計算すると、バッテリ50の入出力制限Win,Woutと計算したモータMG1のトルク指令Tm1*に現在のモータMG1の回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との偏差をモータMG2の回転数Nm2で割ることによりモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tmin,Tmaxを次式(3)および式(4)により計算すると共に(ステップS180)、要求トルクTr*とトルク指令Tm1*と動力分配統合機構30のギヤ比ρを用いてモータMG2から出力すべきトルクとしての仮モータトルクTm2tmpを式(5)により計算し(ステップS190)、計算したトルク制限Tmin,Tmaxで仮モータトルクTm2tmpを制限した値としてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する(ステップS200)。このようにモータMG2のトルク指令Tm2*を設定することにより、ストール発進時においても駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力する要求トルクTr*を、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で制限したトルクとして設定することができる。なお、式(5)は、前述した図5の共線図から容易に導き出すことができる。
Tmin=(Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 (3)
Tmax=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (4)
Tm2tmp=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr (5)
こうしてエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定すると、エンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*についてはモータECU40にそれぞれ送信して(ステップS210)、駆動制御ルーチンを終了する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによって示される運転ポイントで運転されるようにエンジン22における燃料噴射制御や点火制御などの制御を行なう。また、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*でモータMG1が駆動されると共にトルク指令Tm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
ステップS120でトラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)も共にオフされた状態であると判定されると、こうした制御のオフ時の目標回転数設定用マップを用いてアクセル開度Accに基づいてエンジン22の目標回転数Ne*を設定し(ステップS140)、設定した目標回転数Ne*を用いて目標トルクTe*を設定すると共に(S150,S160)、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定し(S170〜S200)、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を送信して(ステップS210)、駆動制御ルーチンを終了する。オフ時の目標回転数設定用マップが、実施例では、通常時の目標回転数設定用マップより目標回転数Ne*が大きくなるように設定されており、アクセル開度Accが値A1になるまでは目標回転数Ne*は値N1より大きな値N2とされ、アクセル開度Accが値A1より大きくなるとアクセル開度Accが大きいほど目標回転数Ne*が大きくなるように設定されている。図6にオフ時の目標回転数設定用マップの一例を示し、図7にトラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)も共にオフの状態のときにストール発進する際の動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図を示す。なお、図6には通常時の目標回転数設定用マップを破線として示し、図7にはトラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンの状態のときにストール発進する際の共線図を破線として示した。このように、トラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)も実行しないことから、オフ時の目標回転数設定用マップとして通常時の目標回転数設定用マップより大きな回転数が目標回転数Ne*に設定されるようにすることにより、エンジン22の回転数Neを上昇させるために用いられるエネルギを発進時の駆動力として用いることができ、より迅速な発進を可能にすることができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンとされた状態のときには、目標回転数Ne*が低く調整された通常時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共にこの目標回転数Ne*によりエンジン22が回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2を制御するから、車両の姿勢を良好に保持した状態で空転によるスリップを抑制して迅速な発進を行なうことができる。また、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)もオフとされた状態のときには、通常時の目標回転数設定用マップより大きな回転数が目標回転数Ne*に設定されるオフ時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共にこの目標回転数Ne*によりエンジン22が回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2を制御するから、運転者の要求に応じてより迅速に発進することができる。これらの結果、トラクションコントロール(TRC)や姿勢保持制御(VSC)の実行の有無に応じたストール発進を行なうことができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、トラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)も実行するものとしたが、姿勢保持制御(VSC)を実行しないものとしても構わない。この場合、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)がオンとされた状態のときには通常時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定し、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)がオフとされた状態のときにはオフ時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定するものとすればよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、通常時の目標回転数設定用マップとして、アクセル開度Accが値A1になるまでは目標回転数Ne*は値N1とされ、アクセル開度Accが値A1より大きくなるとアクセル開度Accが大きいほど目標回転数Ne*が大きくなるように設定されるものとしたが、アクセル開度Accが大きいほど目標回転数Ne*が大きくなる傾向に設定されると共に目標回転数Ne*が若干低い回転数となるよう調整されるものであれば、如何なるマップとしても差し支えない。また、実施例のハイブリッド自動車20では、オフ時の目標回転数設定用マップとして、アクセル開度Accが値A1になるまでは目標回転数Ne*は値N2とされ、アクセル開度Accが値A1より大きくなるとアクセル開度Accが大きいほど目標回転数Ne*が大きくなるように設定されるものとしたが、アクセル開度Accが大きいほど目標回転数Ne*が大きくなる傾向に設定されると共に大きな回転数が目標回転数Ne*となるよう調整されるものであれば、如何なるマップとしても差し支えない。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の動力を減速ギヤ35により変速してリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図8の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪39a,39bが接続された車軸)とは異なる車軸(図8における車輪39c,39dに接続された車軸)に接続するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪39a,39bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図9の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪39a,39bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
また、こうしたハイブリッド自動車に限定されるものではなく、自動車の制御方法の形態としてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、
動力分配統合機構30とモータMG1とが「動力伝達手段」に相当し、駆動輪39a,39bや従動輪に取り付けられた図示しない車輪速センサからの車輪速を入力して運転者がアクセルペダル83を踏み込んだときに駆動輪39a,39bのいずれかが空転によりスリップするのを防止するトラクションコントロール(TRC)を実行するブレーキアクチュエータ92,ブレーキホイールシリンダ96a〜96d,ブレーキECU94が「スリップ抑制手段」に相当し、TRCオフスイッチ89aが「スリップ抑制指示スイッチ」に相当し、アクセルペダルポジションセンサ84が「アクセル操作量検出手段」に相当し、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンとされた状態のときには目標回転数Ne*が低く調整された通常時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共にこの目標回転数Ne*によりエンジン22が回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2を制御し、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)もオフとされた状態のときには、通常時の目標回転数設定用マップより大きな回転数が目標回転数Ne*に設定されるオフ時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共にこの目標回転数Ne*によりエンジン22が回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2を制御する図2のストール発進時制御ルーチンを実行するハイブリッド用電子制御ユニット70と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信してエンジン22を制御するエンジンECU24とトルク指令Tm1*,Tm2*を受信してモータMG1,MG2を制御するモータECU40とトラクションコントロール(TRC)や姿勢保持制御(VSC)を実行するためにブレーキアクチュエータ92を制御するブレーキECU94とが「発進時制御手段」に相当する。また、駆動輪39a,39bや従動輪に取り付けられた図示しない車輪速センサからの車輪速や図示しない操舵角センサからの操舵角などの信号を入力して車両が旋回走行しているときに姿勢を保持する姿勢保持制御(VSC)を実行するブレーキアクチュエータ92,ブレーキホイールシリンダ96a〜96d,ブレーキECU94が「姿勢保持手段」に相当し、VSCオフスイッチ89bが「姿勢保持指示スイッチ」に相当する。さらに、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当する。また、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当する。変形例の対ロータ電動機230も「動力伝達手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素を燃料として動力を出力する内燃機関など、如何なる内燃機関としてもよい。「動力伝達手段」としては、動力分配統合機構30とモータMG1との組み合わせや対ロータ電動機230などに限定されるものではなく、駆動輪の車軸に連結された駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続されて内燃機関の動力の少なくとも一部を駆動軸に伝達可能なものであれば、如何なる構成や組み合わせとしても構わない。「スリップ抑制手段」としては、ブレーキアクチュエータ92により駆動輪39a,39bの空転によるスリップを防止するものに限定されるものではなく、エンジン22やモータMG2からのトルク制限により駆動輪39a,39bの空転によるスリップを防止するなど、駆動輪の空転によるスリップを抑制するものであれば、如何なるものとしても構わない。「スリップ抑制指示スイッチ」としては、TRCオフスイッチ89aに限定されるものではなく、トラクションコントロールをオンするスイッチなど、駆動輪の空転によるスリップの抑制を行なうか否かを指示するものであれば、如何なるものとしても構わない。「アクセル操作量検出手段」としては、アクセルペダルポジションセンサ84に限定されるものではなく、アクセル操作量を検出するものであれば、如何なるものとしても構わない。「発進時制御手段」としては、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンとされた状態のときには目標回転数Ne*が低く調整された通常時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共にこの目標回転数Ne*によりエンジン22が回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2を制御し、ストール発進時にトラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)もオフとされた状態のときには、通常時の目標回転数設定用マップより大きな回転数が目標回転数Ne*に設定されるオフ時の目標回転数設定用マップを用いてエンジン22の目標回転数Ne*を設定すると共にこの目標回転数Ne*によりエンジン22が回転すると共にアクセル開度Accに応じた要求トルクTr*が駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2を制御するハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とブレーキECU94とからなるものに限定されるものではなく、単一の電子制御ユニットによりエンジン22やモータMG1,MG2を制御すると共にトラクションコントロール(TRC)や姿勢保持制御(VSC)も実行するなど、スリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で内燃機関が運転されると共に駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう内燃機関と動力伝達手段とスリップ抑制手段とを制御し、スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で内燃機関が運転されると共に駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう内燃機関と動力伝達手段とスリップ抑制手段とを制御するものであれば、如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 ストール発進時に実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行されるストール発進時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 通常時の目標回転数設定用マップの一例を示す説明図である。 トラクションコントロール(TRC)か姿勢保持制御(VSC)のいずれかがオンの状態のときにストール発進する際の動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 オフ時の目標回転数設定用マップの一例を示す説明図である。 トラクションコントロール(TRC)も姿勢保持制御(VSC)も共にオフの状態のときにストール発進する際の動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、37 ギヤ機構、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、39c,39d 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89a TRCオフスイッチ、89b VSCオフスイッチ、90 ブレーキマスターシリンダ、92 ブレーキアクチュエータ、94 ブレーキ用電子制御ユニット(ブレーキECU)、96a〜96d ブレーキホイールシリンダ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ 234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (6)

  1. 内燃機関と、
    駆動輪の車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記駆動軸に伝達可能な動力伝達手段と、
    前記駆動輪の空転によるスリップを抑制するスリップ抑制手段と、
    前記スリップ抑制手段によるスリップの抑制を行なうか否かを指示するスリップ抑制指示スイッチと、
    アクセル操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、
    前記スリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御し、前記スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して前記第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御する発進時制御手段と、
    を備える自動車。
  2. 前記第2の関係は、アクセル操作量が所定操作量となるまでは所定回転数となると共にアクセル操作量が前記所定操作量を超えるとアクセル操作量が大きくなるほど大きくなる傾向に前記所定回転数より大きな回転数となる関係である請求項1記載の自動車。
  3. 請求項1または2記載の自動車であって、
    走行時の車両の姿勢を良好に保持する姿勢保持手段と、
    前記姿勢保持手段による車両の姿勢の保持を行なうか否かを指示する姿勢保持指示スイッチと、
    を備え、
    前記発進時制御手段は、前記スリップ抑制指示スイッチがオンされていると共に前記姿勢保持指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して前記第1の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御し、前記スリップ抑制指示スイッチがオフされていると共に前記姿勢保持指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときには前記検出されたアクセル操作量に対して前記第2の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御する手段である、
    自動車。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の自動車であって、
    いずれかの車軸に動力を入出力可能な電動機と、
    前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
    を備え、
    前記動力伝達手段は、前記蓄電手段と電力のやり取りが可能で、電力と動力の入出力を伴って前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記駆動軸に出力する手段である、
    自動車。
  5. 前記動力伝達手段は、前記駆動軸と前記出力軸と回転軸との3軸を有し該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、前記回転軸に動力を入出力可能な発電機と、を備える手段である請求項4記載の自動車。
  6. 内燃機関と、駆動輪の車軸に連結された駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され前記内燃機関の動力の少なくとも一部を前記駆動軸に伝達可能な動力伝達手段と、前記駆動輪の空転によるスリップを抑制するスリップ抑制手段と、前記スリップ抑制手段によるスリップの抑制を行なうか否かを指示するスリップ抑制指示スイッチと、を備える自動車の発進時における制御方法であって、
    前記スリップ抑制指示スイッチがオンされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して第1の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれて発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御し、前記スリップ抑制指示スイッチがオフされているときにブレーキペダルとアクセルペダルとが踏み込まれて発進するときにはアクセル操作量に対して前記第1の関係より回転数が大きくなる第2の関係を用いて得られる回転数で前記内燃機関が運転されると共に前記駆動輪の空転によるスリップの抑制が行なわれずに発進するよう前記内燃機関と前記動力伝達手段と前記スリップ抑制手段とを制御する、
    ことを特徴とする自動車の制御方法。
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