JP2008157027A - 電磁ポンプ - Google Patents
電磁ポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008157027A JP2008157027A JP2006339638A JP2006339638A JP2008157027A JP 2008157027 A JP2008157027 A JP 2008157027A JP 2006339638 A JP2006339638 A JP 2006339638A JP 2006339638 A JP2006339638 A JP 2006339638A JP 2008157027 A JP2008157027 A JP 2008157027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- electromagnetic pump
- electromagnetic
- valve
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】 電磁ポンプ30は、電磁弁31にポンプ部32が係合されている。ポンプ部32は、ストッパ38にねじ機構により本体48が係合し、該ストッパ38のロッド43が本体48に摺動自在に嵌挿されたピストン部材49の一端に接続している。ピストン部材49の他端は本体48に装着されたピストン軸52に係合されたばね部材51で押圧されている。ポンプ室54には、吸入路56、吐出路57が連通し、吐出路57の途中には吐出逆止弁62が設けられ、吸入路56の途中には吸入逆止弁60が設けられている。
【選択図】図1
Description
さらに、特許文献1ではシリンダは1個となっているが、複数個使用する場合には逆止弁等により圧力保持、制御が複雑になってくる。
本発明は、上記の不具合を解決するためになされたもので、電磁コイルと流体を吸入・吐出するポンプ機構を有するポンプ本体とを一体にし、該ポンプ本体を積層できるバルブに取り付けることにより、アクチュエータと切換電磁弁との間に取り付けが可能であり、クランプしているときは油圧ポンプ(電動機)を止め、圧力が低下すると作動させることにより、省エネを図ることができる電磁ポンプを提供することを目的とする。
前記電磁弁部材に液密に係合されたポンプ部材と、
を備えた電磁ポンプにおいて、取付板に取り付けた前記電磁ポンプはバルブ部材を積層出来ることを特徴とする。
本発明によれば、前記電磁ポンプにバルブ部材を積み重ねすることにより、取付スペース及び空間スペースを大幅に縮小でき、かつ経済的である。電磁ポンプとバルブ部材とをスタッドボルトで締め付けるので、配管の組立時間が減少され、組立作業に熟練を要さず回路の組立が容易かつ迅速にできる。集中設置ができるため、保守点検、回路の追加及び変更が容易である。
請求項2記載の発明では、前記ポンプ部材は、ポンプ本体に設けられた吸入路と、前記ポンプ本体に設けられた吐出路と、前記吸入路の途中に設けられた吸入逆止弁と、前記吐出路の途中に設けられた吐出逆止弁と、を備えるので、構造が簡素化されコンパクト化を図ることができるのでよい。
請求項4記載の発明では、前記吐出路は積層されたバルブの圧力ラインまたはAまたはBラインに接続されているので、電磁ポンプからシリンダへ別に配管する必要がないので、好適である。
請求項5記載の発明では、前記ポンプ本体に圧力調整機構が設けられていると、電磁ポンプの吐出最高圧力が設定できるので、回路の圧力が設定以上に上がらないためクランプ力に異常な力が加わらず安全である。また、クランプ力を設定する安全弁が不要でありコストダウンできる。
請求項7記載の発明は、電磁ポンプが圧力ラインの途中に設けられると、シリンダのAラインまたはBラインのどちらでも圧力が保持できるので好適である。また、電磁ポンプは圧力ラインの途中で作動していないときでも液体が吸入逆止弁及び吐出逆止弁を通り向けることができるので好適である。
請求項8記載の発明は、前記ポンプ本体と、該ピストン部材との嵌合部シール部材を装着したので、電磁コイルの非励磁、励磁にかかわらず本体とピストン部材との嵌合部の環状隙間からの液体の内部リークを極力小さくすることができるので好適である。
図1に示すように、電磁ポンプ30は、基本的には吸引力を発生する電磁弁(電磁弁部材)31と、ポンプ部(ポンプ部材)32とから構成されている。
なお、コイル本体33とスリーブ本体42とを組み付けるときは、該コイル本体33の孔33aにスリーブ44を挿入し、該スリーブ44のボス部45に形成されたねじ部45aに固定ナット46が螺着されている。さらに、ストッパ38の一端部(図1で左端)に形成される突出部47は、ポンプ部32の本体(ポンプ本体)48のポンプ室53に形成するねじ機構59aに接合されている。
また、本体48にはポンプ室53、タンクポート68に連通した流路64が接続されている。前記流路64は、ピストン部材49が矢印XまたはY方向に変位した際、ポンプ室53に収納された液体をタンクポート68に流し、該ポンプ室53内の液体の圧力を下げる機能を有する。
参照符号65は図示しない圧力供給源に接続する圧力ポートを示し、参照符号67は、液体の供給先に連通するBポートを示す。本体48に穿設された取付孔69は、電磁ポンプ30をサブプレート74(図3参照)に取り付けるためのものである。
図2(A)は、電磁コイル34が非励磁(OFF)の状態を示している。この状態では、ばね部材51の弾発力によりピストン部材49がリテーナ50を介して矢印X方向に変位する。よって、ロッド43がプランジャ39とともに矢印X方向に変位する。そのとき、ポンプ室54は、ピストン部材49が矢印X方向に変位して引き込まれるので負圧の状態になり、タンクポート68に充満された液体が吸入逆止弁60を介して吸入路56に吸い込まれポンプ室54に充填される。
電磁コイル34を非励磁にすると、プランジャ39が矢印X方向に変位する。よって、ピストン部材49はばね部材51の弾発力によりロッド43と協動する。これにより、ポンプ室54は負圧になり、該ポンプ室54は吸入路56に連通している吸入逆止弁60を介してタンクポート68からポンプ室54に液体が充填される。
さらに、図5(C)に示す波形5C1、5C2は、波形5Aの状態における圧力源77の電動機(図示しない)の回転数の時間経過における変位状態を示し、図5(D)の波形5D1、5D2は、波形5Aの状態における電動機の消費電力の時間経過における変位状態を示す。
本発明では電動機の消費電力は図5(D)の波形5D1のように、始動直後に一定時間、所定回転数を経た後、所定最高回転数になるまで上昇する。所定最高回転数経過後に下降を開始し、先の一定時間、所定回転数を経た後に、電動機を停止する。通常の回路では電動機を停止すると図5(A)の波形5Aの右下がりが続き、クランプ圧力が低下するため電動機を停止することができない。クランプを外すときは図5(D)に示す電動機の消費電力の波形5D2は、波形5D1と略同じなる。
図8は図6の変形例を示し、電磁ポンプ30を圧力源77と方向切換弁72の圧力ポートPとを連通する管路(図示しない)の途中に設けられている。
図12において、電磁ポンプ100の特徴は本体48と、該本体48に摺動自在に嵌挿されるピストン部材49との間にシール部材102を設けて電磁ポンプ100の効率を向上させている。
すなわち、図12において本体48に摺動自在に嵌挿されたピストン部材49の外周部に形成した環状溝101にシール部材、例えばOリング102を装着することにより、電磁コイル34の非励磁、励磁にかかわらず本体48とピストン部材49との嵌合部の環状隙間からの液体の内部リークを極力小さくすることができる。なお、前記0リング102の代わりに低摺動シール部材、例えばキャップシールを設けても勿論よい。
図13は本発明の第四の実施の形態に係る電磁ポンプ110の概略構造を示す。図13において、シール部材102は本体48に形成した環状溝111に装着した状態を示す。
31 電磁弁 32 ポンプ部
34 電磁コイル 48 本体
56 吸入路 57 吐出路
60 吐出逆止弁 62 吸入逆止弁
65 圧力ポート 66 Aポート
67 Bポート 68 タンクポート
70 積層弁 80、81 油圧回路図
101、111 環状溝 102 シール部材
Claims (8)
- 電磁弁部材と、
前記電磁弁部材に液密に係合されたポンプ部材と、
を備えた電磁ポンプにおいて、
取付板に取り付けた前記電磁ポンプはバルブ部材を積層出来ることを特徴とする電磁ポンプ。 - 請求項1記載の電磁ポンプにおいて、
前記ポンプ部材は、
ポンプ本体に設けられた吸入路と、
前記ポンプ本体に設けられた吐出路と、
前記吸入路の途中に設けられた吸入逆止弁と、
前記吐出路の途中に設けられた吐出逆止弁と、
を備えることを特徴とする電磁ポンプ。 - 請求項1または2記載の電磁ポンプにおいて、
前記吸入路は積層されたバルブの戻りラインに設置されたことを特徴とする電磁ポンプ。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電磁ポンプにおいて、
前記吐出路は積層されたバルブの圧力ラインまたはAまたはBラインに接続されたことを特徴とする電磁ポンプ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電磁ポンプにおいて、
前記ポンプ本体に圧力調整機構が設けられたことを特徴とする電磁ポンプ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電磁ポンプにおいて、前記電磁ポンプがAまたはBラインのいずれか一方とタンクラインとの間に設けられていることを特徴とする電磁ポンプ。
- 請求項1または2または4記載の電磁ポンプにおいて、前記電磁ポンプが圧力ラインの途中に設けられたことを特徴とする電磁ポンプ。
- 請求項1乃至7のいずれか1に記載の電磁ポンプにおいて、
前記ポンプ本体と、該ピストン部材との嵌合部シール部材を装着したことを特徴とするポンプ部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006339638A JP2008157027A (ja) | 2006-11-27 | 2006-12-18 | 電磁ポンプ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318201 | 2006-11-27 | ||
JP2006339638A JP2008157027A (ja) | 2006-11-27 | 2006-12-18 | 電磁ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008157027A true JP2008157027A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39658244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006339638A Pending JP2008157027A (ja) | 2006-11-27 | 2006-12-18 | 電磁ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008157027A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043174A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Nachi Fujikoshi Corp | 駆動装置付アクチュエータ |
JP2020051330A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 豊興工業株式会社 | 電磁ポンプ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58119982A (ja) * | 1982-01-05 | 1983-07-16 | マンネスマン・レツクスロス・ゲ−エムベ−ハ− | 可変容量形ポンプの調節装置 |
JP2006138813A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Kayaba Ind Co Ltd | 加振試験装置 |
JP2006300022A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Nachi Fujikoshi Corp | 電磁ポンプ |
-
2006
- 2006-12-18 JP JP2006339638A patent/JP2008157027A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58119982A (ja) * | 1982-01-05 | 1983-07-16 | マンネスマン・レツクスロス・ゲ−エムベ−ハ− | 可変容量形ポンプの調節装置 |
JP2006138813A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Kayaba Ind Co Ltd | 加振試験装置 |
JP2006300022A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Nachi Fujikoshi Corp | 電磁ポンプ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043174A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Nachi Fujikoshi Corp | 駆動装置付アクチュエータ |
JP2020051330A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 豊興工業株式会社 | 電磁ポンプ |
JP7129861B2 (ja) | 2018-09-27 | 2022-09-02 | 豊興工業株式会社 | 電磁ポンプ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4981290B2 (ja) | 加圧された流体の制御バルブ、制御バルブアセンブリ、及び制御バルブアセンブリの機能制御方法 | |
US7566205B2 (en) | Reciprocating pump and check valve | |
JP6278317B2 (ja) | 流路切換ユニット | |
RU2553887C2 (ru) | Поршневой насос с регулировкой давления, имеющий магнитный привод | |
JP5711628B2 (ja) | ソレノイドバルブ、ソレノイドおよび可変容量ポンプ | |
JP4285354B2 (ja) | リニアソレノイドおよび電磁弁 | |
JP2007126974A (ja) | 電磁ポンプ | |
US5711347A (en) | Double solenoid latching ball valve with a hollow ball | |
KR20020052956A (ko) | 자기지지형 전자밸브 | |
JP2016211657A (ja) | スプールバルブ | |
KR20050014692A (ko) | 밸브 | |
JP2008157027A (ja) | 電磁ポンプ | |
JP4526082B2 (ja) | 電磁ポンプ | |
JP2007285457A (ja) | ソレノイドバルブ装置 | |
JP2007321953A (ja) | バルブ装置 | |
EP1803937B1 (en) | Reciprocating diaphragm pump and check valve | |
JPH11118063A (ja) | 電磁制御弁 | |
JP2006111151A (ja) | パワーステアリング装置 | |
JP2007139181A (ja) | 流体制御装置 | |
JP2006300022A (ja) | 電磁ポンプ | |
JPH0719139A (ja) | 油圧制御装置 | |
JP2002089504A (ja) | 油圧アクチュエータ保圧方法およびその装置 | |
US20080257433A1 (en) | Bleed valve apparatus | |
JP2003028335A (ja) | リニアソレノイドバルブ | |
JP2009007976A (ja) | 電磁ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101027 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120515 |