JP2008143274A - 空調用レジスタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】横長長方形状の開口91を下流端に有するリテーナ20内に下流側フィン群40及びシャットダンパ80を配置してなる空調用レジスタ15において、下流側フィン群40における両端の端フィン41,42を、リテーナ20の第2壁部28,29の近傍であって開口91よりも外側方(上方又は下方)に配置する。下流側フィン群40における中央の中間フィン43を、シャットダンパ80の最大厚みt2と略同一の厚みt1となるように形成する。さらに、中間フィン43及びシャットダンパ80がともに通風方向に平行にされたときに、開口91での通風方向に直交する投影面95についてシャットダンパ80と略同一の箇所に投影されるように中間フィン43を配置する。
【選択図】図3
Description
リテーナの下流端の開口が長方形状をなしていて、フィンの配列される空間がその配列方向に狭い。しかし、上記の構成によれば、フィンの数を風向き調整のために採り得る最小枚数である3枚としたことで、風向き調整機能を確保しつつ、隣り合うフィン間の間隔(流路)を効率よく大きくすることができる。
図3及び図4の少なくとも一方に示すように、リテーナ20は、空調装置の通風ダクト(図示略)と、センタークラスタ12に設けられた開口12a(図3参照)とを繋ぐためのものであり、上流側部材21、下流側部材22及びカバー90を備えて構成されている。上流側部材21及び下流側部材22は、いずれも両端を開口してなる略方形の筒状体からなり、直列に配置されて相互に連結されている。これらの上流側部材21及び下流側部材22の内部空間は通風路23とされている。
これに対し、下流側部材22における下流側の開口22aは、通風路23と直交する断面よりも高さ方向に若干小さな形状を有している。詳しくは、下流側部材22の下流端における上部及び下部にはそれぞれ板状部24,25が形成されている。上側の板状部24は上側ほど運転席及び助手席から前方へ遠ざかるように傾斜している。また、下側の板状部25は略垂直状に配置されている。そして、これらの板状部24,25によって挟まれた箇所が上記開口22aとなっている。
下流側フィン群40は、リテーナ20内の開口91の近傍で長辺Bに沿う方向(車幅方向)に延びる3枚の下流側フィンからなる。下流側フィン群40及び下流側フィンは、請求項におけるフィン群及びフィンにそれぞれ該当する。これらの下流側フィンは、いずれも通風路23に沿う方向に所定の幅を有する偏平細長状に形成されており、短辺Aに沿う方向(略上下方向)に互いに離間した状態で配列されている。
図2及び図3の少なくとも一方に示すように、上流側フィン群60は、リテーナ20内の上記下流側フィン群40の上流近傍であって、開口91の短辺Aに沿う方向(略上下方向)に延びる複数枚の上流側フィン61からなる。これらの上流側フィン61は、上記開口91の長辺Bに沿う方向(車幅方向)に互いに平行に離間した状態で配列されている。各上流側フィン61は、上側ほど運転席及び助手席から前方へ遠ざかるように傾斜する略平行四辺形の薄板状をなしている。
シャットダンパ80は、通風路23を開閉するためのものであり、リテーナ20内の上流側フィン群60よりも上流側に配置されている。シャットダンパ80は、通風路23に直交する面に対応して横長の長方形板状をなすダンパプレート81を備えている。ダンパプレート81では、その外側縁部が、それ以外の箇所よりも厚く形成されている。ダンパプレート81の外側縁部にはその全周にわたって溝82が設けられており、この溝82にシール部材83が挿入係止されている。
上記の基本構造を有する空調用レジスタ15では、ダンパ操作部の操作を通じ、図3に示すように、支軸84を支点としてシャットダンパ80が回動される。この回動により、シャットダンパ80が通風方向(第2壁部28,29)に平行にされると、通風路23が全開状態となり、空気の流通が許容される。これに対し、シャットダンパ80が傾斜状態にされてシール部材83が第2壁部28,29に接触すると、通風路23が閉塞されて、空気の流通が遮断される。
(a)下流側フィン群40における端フィン41,42が第2壁部28,29の近傍であって開口91の外側方となる箇所に配置されている。より詳細には、図3及び図5の少なくとも一方に示すように、各第1壁部26,27の下流端縁30に3つの軸受凹部31が設けられている点については先述したが、これら3つの軸受凹部31のうち、最上部のものは板状部24の近傍であって、開口91の上縁よりも若干高い箇所に設けられている。また、最下部の軸受凹部31は板状部25の近傍であって、開口91の下縁よりも若干低い箇所に設けられている。そして、支軸45が最上段の軸受凹部31に係合されることで、端フィン41は開口91よりも若干高い箇所において第1壁部26,27に支持されている。また、支軸45が最下段の軸受凹部31に係合されることで、端フィン42は開口91よりも若干低い箇所において第1壁部26,27に支持されている。
本実施形態では、シャットダンパ80が4.5mmの最大厚みt2を有するのに対し、中間フィン43の厚みt1が4.4mmに設定されている。なお、この厚みt1は、端フィン41,42の厚みよりも大きなものである。上記の設定により、中間フィン43は、シャットダンパ80よりも薄い場合に比べて高い剛性を有するようになる。
図3及び図4は、シャットダンパ80が全開状態にされ、かつ操作ノブ71の操作により、中間フィン43が通風方向(第2壁部28,29)に平行にされた状態を示している。通風路23において高さ方向についての中間部分を流れる空気は、シャットダンパ80及び上流側フィン群60を通過した後、中間フィン43に沿って流れ、開口91から真っ直ぐに吹き出す。
(1)図3に示すように、下流側フィン群40における両端の端フィン41,42を、第2壁部28,29の近傍に配置している。
(5)下流側フィン群40における端フィン41,42を開口91よりも外側方に配置している。そのため、これらの端フィン41,42が投影面95において投影される箇所の面積を非常に小さくすることができる。
・本発明は、開口91(吹出口)が縦長となるように配置される空調用レジスタにも適用可能である。この場合、リテーナ20において、上下方向に相対向する壁部が第1壁部26,27となり、車幅方向に相対向する壁部が第2壁部28,29となる。下流側フィン(端フィン41,42及び中間フィン43)は車幅方向に配列され、上流側フィン61は上下方向に配列されることとなる。
・中間フィン43の剛性を確保しつつ圧力損失を抑制するという効果については、上述した(3)〜(5)のみの構成によって得ることができる。従って、上記の効果を得るうえでは、シャットダンパ80近傍での流路面積Spについての上記(7)の要件を割愛することができる。
Claims (4)
- 内部空間を通風路とし、かつ長方形状の開口を下流端に有する筒状体からなり、同筒状体について前記通風路周りの4つの壁部のうち前記開口の短辺に対応するものを第1壁部とし、長辺に対応するものを第2壁部としたリテーナと、
前記リテーナ内で前記長辺に沿う方向に延びる3枚以上のフィンからなり、これらのフィンが前記短辺に沿う方向に互いに離間した状態で配列されて前記第1壁部に傾動可能に支持されたフィン群と、
前記フィン群よりも上流側で前記通風路を開閉するシャットダンパと
を備える空調用レジスタであって、
前記フィン群のうち、配列方向の両端に位置するフィンを端フィンとして、前記第2壁部の近傍であって前記開口よりも外側方に配置するとともに、
前記配列方向の中央に位置するフィンを中間フィンとして前記シャットダンパと略同一の厚みとなるように形成し、かつ前記開口での通風方向に直交する面を投影面とした場合に、前記中間フィン及び前記シャットダンパがともに前記通風方向に平行にされたときに、前記投影面について前記シャットダンパと略同一の箇所に投影されるように前記中間フィンを配置したことを特徴とする空調用レジスタ。 - 前記フィン群は、一対の前記端フィン及び1枚の前記中間フィンのみからなる請求項1に記載の空調用レジスタ。
- 前記中間フィンの厚みをt1とし、前記シャットダンパの最大厚みをt2とした場合、前記厚みt1は、t2−0.5〔mm〕≦t1≦t2+0.5〔mm〕の関係を満たす値に設定されている請求項1又は2に記載の空調用レジスタ。
- 前記通風路について前記シャットダンパが設けられた箇所は、前記開口よりも大きな流路面積を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載の空調用レジスタ。
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2006
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