JP2008140676A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】鍋物調理を行うときに具材や出汁などの投入後に使用者の指示により所定時間の間火力を上昇できる加熱調理器を提供すること。
【解決手段】制御部は加熱モード時に追加熱キーを操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キーを操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにしたことにより、具材や出汁などの投入のタイミングにて所定時間の火力の上昇を使用者が簡単に指示することができる。
【選択図】図1
【解決手段】制御部は加熱モード時に追加熱キーを操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キーを操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにしたことにより、具材や出汁などの投入のタイミングにて所定時間の火力の上昇を使用者が簡単に指示することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、卓上での鍋物調理用などとして用いる加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、例えば、鍋などの被加熱物を載置するトッププレートの下部に加熱手段と、前記トッププレートに接するように前記被加熱物を加熱制御する温度検知手段を備え、鍋の種類や調理メニュー毎に専用のキーを設けて調理開始時に該当のキーを操作すると所定の制御シーケンスにて加熱制御を行うものがあった(例えば、特許文献1参照)。
これは、図3に示すように、被加熱物としての調理物を入れる鍋21をトッププレート22に載置し、加熱手段23により鍋21をトッププレート22越しに加熱する。温度検知手段24は鍋21の底面の温度をトッププレート22越しに測定し、制御部25は温度検知手段24で測定した温度に応じて加熱手段23を制御する。使用者は鍋物調理を行うときには、鍋物キー26を操作して加熱調理器へ鍋物調理開始指示を制御部25へ伝え、制御部25は予め制御部25に入力しておいた温度を330℃前後としこの温度異常にて加熱手段23を自動停止するよう構成し、保温調理を行うときには保温キー27を操作して加熱調理器へ保温調理開始指示を制御部25へ伝え、制御部25は予め制御部に入力しておいた温度を80℃前後とし設定温度以上にて加熱手段のパワーをOFFし設定温度未満にて自動的にパワーONする制御を行うようにしている。
特開平11−101445号公報
しかしながら、前記従来の構成では、自動調理が行えるが、鍋物を家庭の卓上で行うときには具材や出汁などの投入による火力の調節を使用者が行えないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、鍋物調理を卓上にて行うときに具材や出汁などの投入のタイミングにて火力の上昇を使用者が指示できる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、調理物を入れる鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、使用者が操作し火力固定制御の加熱モードを開始する加熱キーと、加熱モードの火力を変更する火力キーと、使用者が操作する追加熱キーと、加熱手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は加熱モード時に追加熱キーを操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キーを操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにしたものである。
これによって、追加熱キーの操作により、具材や出汁などの投入のタイミングにて所定時間の火力の上昇を使用者が簡単に指示することができる。
本発明の加熱調理器は、鍋物調理の具材や出汁などの投入後に使用者の指示により所定時間の間火力を上昇することができる。
第1の発明は、調理物を入れる鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、使用者が操作し火力固定制御の加熱モードを開始する加熱キーと、加熱モードの火力を変更する火力キーと、使用者が操作する追加熱キーと、加熱手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は加熱モード時に追加熱キーを操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キーを操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにした加熱調理器とすることにより、追加熱キーの操作により、鍋物調理の具材や出汁の追加後に所定時間の間火力の上昇を使用者の判断により行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、制御部は、加熱モード時に追加熱キーを複数回操作すると追加熱モードの継続時間を増加させるようにしたことにより、鍋物調理の具材や出汁の追加タイミングにて火力を上昇させる継続時間を使用者の判断により決定できる加熱調理器を実現することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、制御部は、追加熱モード時に追加熱キーを操作すると最後に追加熱キーを操作した時点を基点として追加熱モードの継続時間を増加させるようにしたことにより、使用者が設定した追加熱モードの継続時間が足りないと判断したときにその時点からの継続時間の再設定ができ、調理物の様子を見ながらの調整が可能な加熱調理器を実現することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、追加熱モードを取り消して追加熱キーを操作する前の火力に戻す取消キーを備えたことにより、使用者が設定した追加熱モードの継続時間が終了する前に追加熱の必要がなくなったと判断したときにいつでも元の火力に戻すことができ、調理物の様子を見ながらの調整が可能な加熱調理器を実現することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、制御部は、追加熱モード時に火力キーを操作すると、追加熱モードの火力を変更できるようにしたことにより、追加熱モードの火力が強すぎると使用者が判断したときに追火力モードを継続したままで火力を調整できる加熱調理器を実現することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、制御部は、追加熱モードの終了時点での火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低いときは追加熱モード終了後の火力を追加熱モードの終了時点の火力とするようにしたことにより、使用者が追加熱モード中に火力が強いと判断して火力を低下させたときに追加熱モード直前の火力よりも低く設定しても追加熱モードの終了時に急に火力が強くなることを防ぐ加熱調理器を実現することができる。
第7の発明は、特に、第5の発明において、制御部は、追加熱モード時の火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低くなったときは追加熱モードを強制的に終了するようにしたことにより、使用者が追加熱モード中に火力が強いと判断して火力を低下させたときに追加熱モード直前の火力よりも低く設定したときは、既に追加熱モードの動作目的は終了していると考えて自動的に通常の加熱モードに戻ることができる加熱調理器を実現することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、制御部は、追加熱モード中に火力キーを操作したときは追加熱モードを強制的に終了するようにしたことにより、使用者が追加熱モード中に火力を変えたいと考えて火力調節を行ったときには既に追加熱モードの動作を期待せずに自由に火力を調節したいという意思であると判断して通常の加熱モードにて火力調整ができる加熱調理器を実現することができる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明において、鍋の温度を検知する温度検知手段を備え、制御部は、追加熱モード中に温度検知手段により検知した温度が所定の温度を超えたときは追加熱モードを強制的に終了するようにしたことにより、追加熱モードの高火力により鍋底の水分が減少した場合などに鍋の温度上昇を検知して焦げ付きを抑えることができる加熱調理器を実現することができる。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明において、制御部は、加熱モードの火力が所定の火力以上のときには追加熱キーを受け付けないようにしたことにより、既に高火力の状態から使用者がより高火力になることを期待して追加熱キーを操作して追加熱モードを受け付けても火力を上昇することができないことに対する不満が発生することを防ぐ加熱調理器を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における加熱調理器を示すものである。
図1は本発明の実施の形態1における加熱調理器を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、調理物を入れる鍋1と、鍋1を載置した耐熱ガラスなどで構成したトッププレート2と、鍋1をトッププレート2越しに加熱するランプヒータ、電磁誘導加熱コイルなどの加熱手段3と、鍋1の底面の温度をトッププレート2越しに測定する温度センサーなどにより構成する温度検知手段4と、加熱手段3を制御するマイコンなどで構成する制御部5と、使用者が操作する操作部6とを備えている。操作部6は、使用者が操作し火力固定制御の加熱モードを開始する加熱キー7、切キー8、追加熱キー9、火力キー10、取消キー13などにより構成する。また、火力キー10は、火力を強くするアップキー11、火力を弱くするダウンキー12により構成する。
そして、制御部5は、加熱モード時に追加熱キー9を操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キー9を操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにしたものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図2は本発明の実施の形態1における火力レベルの変化グラフを示すものであり、以下、図2を参照しながら説明する。
まず、調理物を入れた鍋1をトッププレート2の所定の位置に載置し、操作部6の加熱キー7により調理開始の指示をすると、図2(a)に示すように、固定火力制御を行う加熱モードとなり、制御部5は加熱手段3を最大火力設定である火力レベルが7となるように通電してトッププレート2越しに鍋1を加熱する。鍋1の温度が上昇して鍋1内の調理物を調理しながら使用者は時折調理物の状態を確認して、食べられる状態になったと判断するとダウンキー12を操作し、火力を適度に低下させて過度の沸騰および煮詰まるのを防ぐ。
一般に鍋物を卓上で加熱しながら食するときには、最初の食材をある程度食べ終えると次の食材を鍋1に投入して再調理を行うが、本実施の形態1においては、新たな食材の投入後に使用者が追加熱キー9を操作する。制御部5は加熱モード中に図2(a)の時間t0にて追加熱キー9の操作を受け付けると、加熱手段3の火力を最大火力レベルの7に変更し、追加熱キー9の操作を受け付けてから所定の時間である1分が経過した時間t1になると追加熱キー9を受け付ける直前の火力であるレベル5に変更する追加熱モードの動作を行う。
この動作により、鍋物調理の具材や出汁の追加後に追加熱キーの操作により所定時間の間火力の上昇を使用者の判断により行うことができ、具材や出汁の追加による鍋内の温度低下を手軽に早く復帰でき、うっかり沸かしすぎや煮詰まりすぎることがないようにできる。
また、新たな食材の納入後に追加熱キー9を複数回操作すると追加熱動作の時間を初期値の1分から順に1分ずつ増やしていくようにしており、投入する具材や出汁の量に応じて使用者が追加熱モードの時間を調節することができる。例えば図2(a)の時間t2において追加熱キー9を4回操作すると、初期値1分に追加の1分を3回足して4分間の追加熱モードを行い、時間t2の4分後である時間t3になると追加熱キー9を操作する直前の火力であるレベル5にて加熱モードに移行する。このとき、追加熱モードの設定時間および残り時間を液晶表示素子などにより構成する表示部に表示を行ってもよい。また、追加熱モードの追加時間は1分以外の時間でもよく、設定時間により追加時間を変えてもよい。
この動作により、鍋物調理中に追加する具材や出汁の量に応じて追加熱モードの動作時間を使用者の判断により調節することができ、追加量の大小により鍋内の温度が上がり足りずに追加熱モードを繰り返すという手間を省けるようにしている。
また、追加熱モードの動作中に追加熱キー9を1回操作すると追加熱モードの残り時間を1分追加するようにしており、1分に満たない端数の残り時間は繰り上げて計算する。例えば、図2(b)の時間t11にて追加熱モードの残り時間が30秒の時に追加熱キー9を1回操作すると残り時間は端数の30秒を繰り上げたうえで1分の追加をして2分となる。なお、追加する時間は1分以外でもよいし、端数の時間は繰り上げではなく切捨てでもよい。
この動作により、追加熱モード動作中に簡単に時間の延長をすることができ、鍋内の状態を使用者が確認してもっと追加熱モードの時間を延長したいと考えたときに、簡単な操作にて適切に追加熱モードを継続でき、追加熱モードの途中に時間追加したときに最後の操作にて決定した残り時間となるので分かりやすい操作となる。
また、追加熱モード中に操作部6の取消キー13を操作すると追加熱モードの途中であっても強制的に追加熱モード移行直前の火力にて加熱モードに移行するようにしており、追加熱モードの初期設定時間が長いと感じられる場合や追加熱キー9の複数回操作により追加熱モードの時間を延長したが予想していたよりも早く沸騰や煮詰まりが始まった場合などに簡単な操作で追加熱モードをやめて追加熱モード開始直前の火力に戻すことができるようにしている。
また、追加熱モード中に火力キー10を操作すると、追加熱モードの火力を変化させることができるようにしており、追加熱モードが終了すると追加熱モード開始直前の火力にて加熱モードに移行する。但し、追加熱モードが終了する時点で追加熱モードの火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低火力となっていた場合には追加熱モード終了時点の火力にて加熱モードに移行するようにしており、これにより、追加熱キー9を操作して追加熱モードで高火力の加熱を行ったものの、火力が強すぎて吹きこぼれてしまう恐れがあったり、ゆっくりと加熱したいときなどに追加熱モードの火力を使用者の希望の火力に調節できるようにしている。さらに、追加熱モード中に追加熱モード開始直前の火力よりも低い火力に低下させた場合、追加熱モードが終了したと誤解したり、追加熱モード中であることを忘れてしまったりしたときに追加熱モードが終了して急に火力が追加熱モード開始直前の火力に上昇してしまい、不用意に沸騰してしまったり、気づくと煮詰まりすぎたりしてしまう間違いを防ぐこともできる。
例えば、図2(b)の時間t13で加熱モード中に追加熱キー9を3回操作して3分間の追加熱モードを開始しており、時間t14では火力キー10のダウンキー12を1回操作して追加熱モードの火力をレベル7からレベル6に低下させている。さらに、時間t13から3分経過する前の時間t15にて取消キー13を操作して追加熱モードを終了し、追加熱モード開始直前の火力であるレベル5にて加熱モードに移行している。
また、追加熱モード中に火力キー10を操作して追加熱モードの火力を低下させ、追加熱モード開始時点の火力よりも低い火力に設定しようとしたときには、追加熱モードを強制的に終了させて、加熱モードにて火力の設定を行っている状態に移行するようにすることもできる。例えば、図2(c)の時間t21で追加熱モードの火力レベル7からダウンキー12を操作してレベル6へ、さらに時間t22では再度ダウンキー12を操作してレベル5へ火力を低下させている。さらに時間t23にて再度ダウンキー12を操作して火力をレベル4へと低下させようとしているが、追加熱モード開始直前の火力レベル5よりも低い火力へと操作しようとしているため、時間t23の時点で追加熱モードの設定時間終了を待たずに追加熱モードを終了し、ダウンキー12の操作により火力を低下させようとした火力レベル4にて加熱モードに移行している。
このような動作とすることで、追加熱モード中に使用者が追加熱モード開始直前の火力よりも低い火力に設定しようとしたことを受けて、使用者は意識の有無に関わらず追加熱動作を要求しておらず火力を低下させる意思があると判断し、追加熱モード中であっても加熱モードにシームレスに移行して加熱モードの火力調節を行っている状態とすることができ、使用者の意図に従った動作とすることができるようになる。
また、追加熱モード中に火力キー10を操作したときには、その火力に関わらず強制的に追加熱モードを終了し加熱モードに移行するようにすることもできる。例えば、図2(d)の時間t31にて追加熱モード中に火力キー10のダウンキー12を操作して火力を低下させようとしているが、この時点で追加熱モードを終了し、ダウンキー12の操作により火力を低下させようとした火力レベル6にて加熱モードに移行している。
このような動作とすることで、追加熱モード中に使用者が火力キー10を操作して火力を調節しようとしたことを受けて、使用者は意識の有無に関わらず追加熱動作の継続ではなく火力の手動調節を行いたいという意思があると判断し、追加熱モード中であっても加熱モードにシームレスに移行して加熱モードの火力調節を行っている状態とすることができ、使用者の意図に従った動作とすることができるようになる。
また、温度検知手段4にて検知したトッププレート2越しに測定した鍋1の温度が追加熱モード中に予め設定した温度を超えたときは、追加熱モードを強制的に終了して加熱モードに移行するようにしており、例えば追加熱モードにおける強い火力により鍋1の中の具材やとろみのある汁などが鍋底で焦げ付いたりした影響で鍋1の底の温度が上昇したときには火力を保温時の火力に戻して焦げ付きの進行を抑えるようにしている。
また、加熱モードの火力が最大火力のときには追加熱キーを受け付けないようにしており、既に高火力の状態から使用者がより高火力になることを期待して追加熱キーを操作して追加熱モードを受け付けても火力を上昇することができないことに対する不満の発生を防いでいる。
以上のように、本実施の形態1においては、加熱モード時に追加熱キーを操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キーを操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにしたことにより、追加熱キーの操作により、鍋物調理の具材や出汁の追加後に所定時間の間火力の上昇を使用者の判断により行うことができる。
また、加熱モード時に追加熱キーを複数回操作すると追加熱モードの継続時間を増加させるようにしたことにより、鍋物調理の具材や出汁の追加タイミングにて火力を上昇させる継続時間を使用者の判断により決定できる。
また、追加熱モード時に追加熱キーを操作すると最後に追加熱キーを操作した時点を基点として追加熱モードの継続時間を増加させるようにしたことにより、使用者が設定した追加熱モードの継続時間が足りないと判断したときにその時点からの継続時間の再設定ができ、調理物の様子を見ながらの時間調整ができる。
また、追加熱モードを取り消して追加熱キーを操作する前の火力に戻す取消キーを備えたことにより、使用者が設定した追加熱モードの継続時間が終了する前に追加熱の必要がなくなったと判断したときにいつでも元の火力に戻すことができる。
また、追加熱モード時に火力キーを操作すると、追加熱モードの火力を変更できるようにしたことにより、追加熱モードの火力が強すぎると使用者が判断したときに追火力モードを継続したままで火力を調整できる。
また、追加熱モードの終了時点での火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低いときは追加熱モード終了後の火力を追加熱モードの終了時点の火力とするようにしたことにより、使用者が追加熱モード中に火力が強いと判断して火力を低下させたときに追加熱モード直前の火力よりも低く設定しても追加熱モードの終了時に急に火力が強くなることを防ぐことができる。
また、追加熱モード時の火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低くなったときは追加熱モードを強制的に終了するようにしたことにより、使用者が追加熱モード中に火力が強いと判断して火力を低下させたときに追加熱モード直前の火力よりも低く設定したときは、既に追加熱モードの動作目的は終了していると考えて自動的に通常の加熱モードに戻ることができる。
また、追加熱モード中に火力キーを操作したときは追加熱モードを強制的に終了するようにしたことにより、使用者が追加熱モード中に火力を変えたいと考えて火力調節を行ったときには既に追加熱モードの動作を期待せずに自由に火力を調節したいという意思であると判断して通常の加熱モードにて火力調整ができる。
また、追加熱モード中に温度検知手段により検知した鍋1の温度が所定の温度を超えたときは追加熱モードを強制的に終了するようにしたことにより、追加熱モードの高火力により鍋底の水分が減少した場合などに鍋の温度上昇を検知して焦げ付きを抑えることができる。
また、加熱モードの火力が所定の火力以上のときには追加熱キーを受け付けないようにしたことにより、既に高火力の状態から使用者がより高火力になることを期待して追加熱キーを操作して追加熱モードを受け付けても火力を上昇することができないことに対する不満が発生することを防ぐことができる。
なお、本実施の形態1において、加熱手段3は電磁誘導加熱のようなトッププレート2越しに加熱できる構成としていたが、電熱ヒータやガス火などトッププレート2を使用しないで直接鍋1を加熱するような熱源を用いても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態1の入力手段として各種のキーを用いているが、これは使用者の意図を制御部5に伝える用を成す入力手段であれば何でも良い。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、鍋物調理の負荷投入時に使用者の指示により所定時間の間火力を上昇することができるので、熱源の如何にかかわらず各種調理器として適用できる。
1 鍋
3 加熱手段
4 温度検知手段
5 制御部
7 加熱キー
9 追加熱キー
3 加熱手段
4 温度検知手段
5 制御部
7 加熱キー
9 追加熱キー
Claims (10)
- 調理物を入れる鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、使用者が操作し火力固定制御の加熱モードを開始する加熱キーと、加熱モードの火力を変更する火力キーと、使用者が操作する追加熱キーと、加熱手段を制御する制御部とを備え、前記制御部は加熱モード時に追加熱キーを操作すると所定時間だけ火力を高く変化させ、所定時間経過後は追加熱キーを操作する前の火力に戻るように加熱手段を制御する追加熱モードに移行するようにした加熱調理器。
- 制御部は、加熱モード時に追加熱キーを複数回操作すると追加熱モードの継続時間を増加させるようにした請求項1に記載の加熱調理器。
- 制御部は、追加熱モード時に追加熱キーを操作すると最後に追加熱キーを操作した時点を基点として追加熱モードの継続時間を増加させるようにした請求項2に記載の加熱調理器。
- 追加熱モードを取り消して追加熱キーを操作する前の火力に戻す取消キーを備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 制御部は、追加熱モード時に火力キーを操作すると、追加熱モードの火力を変更できるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 制御部は、追加熱モードの終了時点での火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低いときは追加熱モード終了後の火力を追加熱モードの終了時点の火力とするようにした請求項5に記載の加熱調理器。
- 制御部は、追加熱モード時の火力が追加熱モード開始直前の火力よりも低くなったときは追加熱モードを強制的に終了するようにした請求項5に記載の加熱調理器。
- 制御部は、追加熱モード中に火力キーを操作したときは追加熱モードを強制的に終了するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 鍋の温度を検知する温度検知手段を備え、制御部は、追加熱モード中に温度検知手段により検知した温度が所定の温度を超えたときは追加熱モードを強制的に終了するようにした請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 制御部は、加熱モードの火力が所定の火力以上のときには追加熱キーを受け付けないようにした請求項1〜9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010182600A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
-
2006
- 2006-12-04 JP JP2006326609A patent/JP2008140676A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010182600A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Panasonic Corp | 誘導加熱調理器 |
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