JP2008133840A - 二軸ヒンジ装置及び携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒンジ本体11には、中間部材12を第1回動軸線L1を中心として回動可能に設ける。中間部材12には、連結筒(図示せず)を第2回動軸線L2を中心として回動可能に設ける。ヒンジ本体11には、第1回動軸線L1を中心として周方向に延びる内側カム面41を形成する。中間部材12には、第1軸体41を第1回動軸線L1方向へ移動可能に設ける。第1軸体41の下端部を内側カム面41に接触させる。連結筒には、突出部43を設ける。この突出部43を第1軸体41の上端部に接触させる。
【選択図】図26
Description
この場合、上記回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びるカム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた従動部材とを有し、上記第2回動部材が上記従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当たるとともに、上記従動部材の他端部が上記カム部に突き当った状態で、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記カム部により上記従動部材を介して上記縦位置から離間回動させられることが望ましい。
上記の問題を解決するために、第2の発明は、ヒンジ本体と、このヒンジ本体に第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第1回動軸線とのなす角が直角である第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを備えた二軸ヒンジ装置において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として所定の第1横位置から離間回動するときに、上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として所定の第1縦位置から離間回動させる第1回動機構と、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として所定の第2横位置から離間回動するときに、上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として所定の第2縦位置から離間回動させる第2回動機構とをさらに備えていることを特徴としている。
この場合、上記第1回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第1カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは回動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第1従動部材とを有し、上記第2回動部材が上記第1従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当たるとともに、上記第1従動部材の他端部が上記第1カム部に突き当たった状態で、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第1カム部により上記第1従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第1縦位置から離間回動させられることが望ましい。
また、上記第2回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第2カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは回動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第2従動部材とを有し、上記第2回動部材が上記第2従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当たるとともに、上記第2従動部材の他端部が上記第2カム部に突き当った状態で、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第2カム部により上記第2従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第2縦位置から離間回動させられることが望ましい。
上記の問題を解決するために、第3の発明は、第1筐体と、この第1筐体にヒンジ装置により互いに直交する第1、第2回動軸線を中心として回動可能に連結された第2筐体とを備え、上記ヒンジ装置が、上記第1筐体に取り付けられたヒンジ本体と、このヒンジ本体に上記第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを有し、上記第2筐体及び上記第2回動部材が、上記第1回動軸線を中心として所定の横位置に位置し、かつ上記第2回動軸線を中心として所定の縦位置に位置しているときに、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面にほぼ接触する携帯機器において、上記ヒンジ装置として請求項1に記載の二軸ヒンジ装置が用いられ、上記ヒンジ装置の回動機構は、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置に対し接近、離間回動するときに、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面に対して接近、離間するように上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として上記縦位置に対し接近、離間回動させることを特徴としている。
この場合、上記回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びるカム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた従動部材と、上記第2回動部材を上記第1縦位置に向かって回動付勢する回動付勢手段とを有し、上記回動付勢手段の回動付勢力により上記第2回動部材が上記従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当てられるとともに、上記従動部材の他端部が上記カム部に突き当てられた状態において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置に接近回動するときには、上記第2回動部材が上記回動付勢手段によって上記縦位置に接近回動させられ、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記カム部により上記従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記縦位置から離間回動させられることが望ましい。
上記の問題を解決するために、第4の発明は、第1筐体と、この第1筐体にヒンジ装置により互いに直交する第1、第2回動軸線を中心として回動可能に連結された第2筐体とを備え、上記ヒンジ装置が、上記第1筐体に取り付けられたヒンジ本体と、このヒンジ本体に上記第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを有し、上記第2筐体及び上記第2回動部材が、上記第1回動軸線を中心として所定の第1横位置に位置し、かつ上記第2回動軸線を中心として所定の第1縦位置に位置しているときには、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面にほぼ接触し、上記第2筐体及び上記第2回動部材が、上記第1回動軸線を中心として所定の第2横位置に位置し、かつ上記第2回動軸線を中心として所定の第2縦位置に位置しているときには、上記第2筐体の背面が上記第1筐体の前面にほぼ接触する携帯機器において、上記ヒンジ装置として請求項3に記載の二軸ヒンジ装置が用いられ、上記ヒンジ装置の上記第1回動機構は、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置に対し接近、離間回動するときに、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面に対して接近、離間するように上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として上記第1縦位置に対し接近、離間回動させ、上記ヒンジ装置の上記第2回動機構は、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置に対し接近、離間回動するときに、上記第2筐体の背面が上記第1筐体の前面に対して接近、離間するように上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として上記第2縦位置に対し接近、離間回動させることを特徴としている。
この場合、上記第1回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第1カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第1従動部材と、上記第2回動部材を上記第1縦位置に向かって回動付勢する第1回動付勢手段とを有し、上記第1回動付勢手段の回動付勢力により上記第2回動部材が上記第1従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当てられるとともに、上記第1従動部材の他端部が上記第1カム部に突き当てられた状態において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置に接近回動するときには、上記第2回動部材が上記第1回動付勢手段によって上記第1縦位置に接近回動させられ、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第1カム部により上記第1従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第1回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記第1縦位置から離間回動させられることが望ましい。
また、上記第2回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第2カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第2従動部材と、上記第2回動部材を上記第2縦位置に向かって回動付勢する第2回動付勢手段とを有し、上記第2回動付勢手段の回動付勢力により上記第2回動部材が上記第2従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当てられるとともに、上記第2従動部材の他端部が上記第2カム部に突き当てられた状態において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置に接近回動するときには、上記第2回動部材が上記第2回動付勢手段によって上記第2縦位置に接近回動させられ、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第2カム部により上記第2従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第2回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記第2縦位置から離間回動させられることが望ましい。
上記特徴構成を有する第2の発明に係る二軸ヒンジ装置を例えば携帯電話機に用いる場合には、ヒンジ本体が送話部に取り付けられ、第2回動部材が受話部に取り付けられる。この結果、受話部が送話部に対し第1、第2回動軸線を中心として回動する。しかも、ヒンジ装置は、例えば受話部の前面が送話部の前面にほぼ接触する折畳位置に受話部が位置しているときには、第1回動部材が第1横位置に位置し、かつ第2回動部材が第1縦位置に位置するという条件、及び受話部の背面が送話部の前面にほぼ接触する逆折畳位置に受話部が位置しているときには、第1回動部材が第2横位置に位置し、かつ第2回動部材が第2縦位置に位置するという条件を満たすように携帯電話機に取り付けられる。このような条件下においては、第1回動部材が第1回動軸線を中心として第1横位置から離間回動し、それに伴って第2回動部材が第2回動軸線を中心として第1縦位置から離間回動すると、受話部が、第1回動軸線を中心として折畳位置から離間回動するとともに、第2回動軸線を中心として折畳位置から離間回動する。したがって、受話部が第1回動軸線中心として折畳位置から離間回動すると、それと同時に受話部の前面が送話部の前面から離間する。したがって、送話部の前面に設けられた操作ボタンが受話部の前面によって誤操作されることを防止することができる。また、第1回動部材が第1回動軸線を中心として第2横位置から離間回動し、それに伴って第2回動部材が第2回動軸線を中心として第2縦位置から離間回動すると、受話部が、第1回動軸線を中心として逆折畳位置から離間回動するとともに、第2回動軸線を中心として逆折畳位置から離間回動する。したがって、受話部が第1回動軸線中心として逆折畳位置から離間回動すると、それと同時に受話部の背面が送話部の前面から離間する。よって、送話部の前面に設けられた操作ボタンが受話部の背面によって誤操作されることを防止することができる。しかも、第2回動部材が受話部と一体に回動するから、受話部が第1回動軸線を中心として折畳位置又は逆折畳位置から離間回動するときに、受話部が第2回動軸線を中心として折畳位置又は逆折畳位置から離間回動するか否かは、ヒンジ装置を携帯電話機に取り付ける前に予め知ることができる。
第3の発明においては、第1筐体にヒンジ装置のヒンジ本体が取り付けられ、第2筐体にヒンジ装置の第2回動部材が取り付けられているから、第2筐体が第1回動軸線を中心として回動すると、第2筐体が第2回動部材と一緒に第1回動軸線を中心として回動する。また、第2筐体は、第2回動部材と一緒に第2回動軸線を中心として回動する。したがって、第2筐体が第1回動軸線を中心として第1横位置に対して接近離間回動し、それに伴って第2回動部材が第1縦位置に対して接近離間回動すると、それに対応して第2筐体の前面が第1筐体の前面に対して接近、離間する。したがって、第1筐体の前面に操作ボタン等が設けられていたとしても、その操作ボタンが第2筐体の前面によって誤操作されることがない。しかも、第2筐体が第2回動部材と一緒に回動するから、第2回動部材が第1縦位置に対して接近離間回動するか否かは、ヒンジ装置を携帯機器の第1、第2筐体に取り付ける前に予め知ることができる。
第4の発明においては、第1筐体にヒンジ装置のヒンジ本体が取り付けられ、第2筐体にヒンジ装置の第2回動部材が取り付けられているから、第2筐体が第1回動軸線を中心として回動すると、第2筐体が第2回動部材と一緒に第1回動軸線を中心として回動する。また、第2筐体は、第2回動部材と一緒に第2回動軸線を中心として回動する。したがって、第2筐体が第1回動軸線を中心として第1横位置に対して接近離間回動し、それに伴って第2回動部材が第1縦位置に対して接近離間回動すると、それに対応して第2筐体の前面が第1筐体の前面に対して接近、離間する。したがって、第1筐体の前面に操作ボタン等が設けられていたとしても、その操作ボタンが第2筐体の前面によって誤操作されることがない。また、第2筐体が第1回動軸線を中心として第2横位置に対して接近離間回動し、それに伴って第2回動部材が第2縦位置に対して接近離間回動すると、それに対応して第2筐体の背面が第1筐体の前面に対して接近、離間する。したがって、第1筐体の前面に操作ボタン等が設けられていたとしても、その操作ボタンが第2筐体の背面によって誤操作されることがない。しかも、第2筐体が第2回動部材と一緒に回動するから、第2回動部材が第1縦位置に対して接近離間回動するか否かは、ヒンジ装置を携帯機器の第1、第2筐体に取り付ける前に予め知ることができる。
図1〜図20は、この発明に係る二軸ヒンジ装置10が用いられた携帯電話機1を示す。携帯電話機1は、図1〜図6に示すように、送話部2及び受話部3を有している。
なお、受話部3を90°以外の角度毎に、例えば60°毎にクリック感をもって停止させてもよい。その場合には、凹部24を60°毎に配置すればよい。また、凹部24を不等間隔に配置し、それによって受話部3を不等間隔毎に停止させてもよい。
L2 第2回動軸線
10 ヒンジ装置
11 ヒンジ本体
12 中間部材(第1回動部材)
14 連結筒(第2回動部材)
30 第2クリック機構(回動付勢手段;第2回動付勢手段)
40 第1回動機構(回動機構)
41 内側カム面(カム部;第1カム部)
42 第1軸体(従動部材;第1従動部材)
50 第2回動機構
51 外側カム面(第2カム部)
52 第2軸体(第2従動部材)
Claims (10)
- ヒンジ本体と、このヒンジ本体に第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第1回動軸線とのなす角が直角である第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを備えた二軸ヒンジ装置において、
上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として所定の横位置から離間回動するときに、上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として所定の縦位置から離間回動させる回動機構をさらに備えていることを特徴とする二軸ヒンジ装置。 - 上記回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びるカム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた従動部材とを有し、上記第2回動部材が上記従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当たるとともに、上記従動部材の他端部が上記カム部に突き当った状態で、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記カム部により上記従動部材を介して上記縦位置から離間回動させられることを特徴とする請求項1に記載の二軸ヒンジ装置。
- ヒンジ本体と、このヒンジ本体に第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第1回動軸線とのなす角が直角である第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを備えた二軸ヒンジ装置において、
上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として所定の第1横位置から離間回動するときに、上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として所定の第1縦位置から離間回動させる第1回動機構と、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として所定の第2横位置から離間回動するときに、上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として所定の第2縦位置から離間回動させる第2回動機構とをさらに備えていることを特徴とする二軸ヒンジ装置。 - 上記第1回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第1カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは回動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第1従動部材とを有し、上記第2回動部材が上記第1従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当たるとともに、上記第1従動部材の他端部が上記第1カム部に突き当たった状態で、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第1カム部により上記第1従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第1縦位置から離間回動させられることを特徴とする請求項3に記載の二軸ヒンジ装置。
- 上記第2回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第2カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは回動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第2従動部材とを有し、上記第2回動部材が上記第2従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当たるとともに、上記第2従動部材の他端部が上記第2カム部に突き当った状態で、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第2カム部により上記第2従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第2縦位置から離間回動させられることを特徴とする請求項3又は4に記載の二軸ヒンジ装置。
- 第1筐体と、この第1筐体にヒンジ装置により互いに直交する第1、第2回動軸線を中心として回動可能に連結された第2筐体とを備え、上記ヒンジ装置が、上記第1筐体に取り付けられたヒンジ本体と、このヒンジ本体に上記第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを有し、上記第2筐体及び上記第2回動部材が、上記第1回動軸線を中心として所定の横位置に位置し、かつ上記第2回動軸線を中心として所定の縦位置に位置しているときに、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面にほぼ接触する携帯機器において、
上記ヒンジ装置として請求項1に記載の二軸ヒンジ装置が用いられ、上記ヒンジ装置の回動機構は、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置に対し接近、離間回動するときに、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面に対して接近、離間するように上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として上記縦位置に対し接近、離間回動させることを特徴とする携帯機器。 - 上記回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びるカム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた従動部材と、上記第2回動部材を上記第1縦位置に向かって回動付勢する回動付勢手段とを有し、上記回動付勢手段の回動付勢力により上記第2回動部材が上記従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当てられるとともに、上記従動部材の他端部が上記カム部に突き当てられた状態において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置に接近回動するときには、上記第2回動部材が上記回動付勢手段によって上記縦位置に接近回動させられ、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記カム部により上記従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記縦位置から離間回動させられることを特徴とする請求項6に記載の携帯機器。
- 第1筐体と、この第1筐体にヒンジ装置により互いに直交する第1、第2回動軸線を中心として回動可能に連結された第2筐体とを備え、上記ヒンジ装置が、上記第1筐体に取り付けられたヒンジ本体と、このヒンジ本体に上記第1回動軸線を中心として回動可能に設けられた第1回動部材と、この第1回動部材に上記第2回動軸線を中心として回動可能に設けられた第2回動部材とを有し、上記第2筐体及び上記第2回動部材が、上記第1回動軸線を中心として所定の第1横位置に位置し、かつ上記第2回動軸線を中心として所定の第1縦位置に位置しているときには、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面にほぼ接触し、上記第2筐体及び上記第2回動部材が、上記第1回動軸線を中心として所定の第2横位置に位置し、かつ上記第2回動軸線を中心として所定の第2縦位置に位置しているときには、上記第2筐体の背面が上記第1筐体の前面にほぼ接触する携帯機器において、
上記ヒンジ装置として請求項3に記載の二軸ヒンジ装置が用いられ、上記ヒンジ装置の上記第1回動機構は、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置に対し接近、離間回動するときに、上記第2筐体の前面が上記第1筐体の前面に対して接近、離間するように上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として上記第1縦位置に対し接近、離間回動させ、上記ヒンジ装置の上記第2回動機構は、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置に対し接近、離間回動するときに、上記第2筐体の背面が上記第1筐体の前面に対して接近、離間するように上記第2回動部材を上記第2回動軸線を中心として上記第2縦位置に対し接近、離間回動させることを特徴とする携帯機器。 - 上記第1回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第1カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第1従動部材と、上記第2回動部材を上記第1縦位置に向かって回動付勢する第1回動付勢手段とを有し、上記第1回動付勢手段の回動付勢力により上記第2回動部材が上記第1従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当てられるとともに、上記第1従動部材の他端部が上記第1カム部に突き当てられた状態において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置に接近回動するときには、上記第2回動部材が上記第1回動付勢手段によって上記第1縦位置に接近回動させられ、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第1横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第1カム部により上記第1従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第1回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記第1縦位置から離間回動させられることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器。
- 上記第2回動機構が、上記ヒンジ本体に設けられ、上記第1回動軸線を中心として周方向に延びる第2カム部と、上記第1回動部材に、上記第1回動軸線を中心とする周方向へは移動不能に、かつ上記第1回動軸線方向へは移動可能に設けられた第2従動部材と、上記第2回動部材を上記第2縦位置に向かって回動付勢する第2回動付勢手段とを有し、上記第2回動付勢手段の回動付勢力により上記第2回動部材が上記第2従動部材の上記第1回動軸線方向における一端部に突き当てられるとともに、上記第2従動部材の他端部が上記第2カム部に突き当てられた状態において、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置に接近回動するときには、上記第2回動部材が上記第2回動付勢手段によって上記第2縦位置に接近回動させられ、上記第1回動部材が上記第1回動軸線を中心として上記第2横位置から離間回動するときには、上記第2回動部材が上記第2カム部により上記第2従動部材を介して上記第2回動軸線を中心とする周方向に押され、それによって上記第2回動付勢手段の回動付勢力に抗して上記第2縦位置から離間回動させられることを特徴とする請求項8に記載の携帯機器。
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