JP2008132237A - 自動***物処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】汚物タンク内に貯溜された汚物の上に発生する消臭泡の消滅による臭気の発生を抑制する事を目的とするものである。
【解決手段】使用者の臀部に装着するカップと、このカップと接続チューブにより接続され、吸排気ファンによりカップ内に***された汚物を吸引して貯溜する汚物タンク3とを備え、かつこの汚物タンク3の上部に接続チューブと連通する吸引口35と吸引モータの吸引ホースに連通する排気口36とを設けたものにおいて、汚物タンク3内の吸引口35及び排気口36よりも下方に、汚物タンク3内を上下に仕切る分離板45を装着したする様に構成して成る。
【選択図】図2
【解決手段】使用者の臀部に装着するカップと、このカップと接続チューブにより接続され、吸排気ファンによりカップ内に***された汚物を吸引して貯溜する汚物タンク3とを備え、かつこの汚物タンク3の上部に接続チューブと連通する吸引口35と吸引モータの吸引ホースに連通する排気口36とを設けたものにおいて、汚物タンク3内の吸引口35及び排気口36よりも下方に、汚物タンク3内を上下に仕切る分離板45を装着したする様に構成して成る。
【選択図】図2
Description
本発明は、病院等にて自力で歩けない状態でベッドに収容されている病人や怪我人、或いは寝たきり老人等の介護に好適な自動***物処理装置に関する。
寝たきり老人や病人の排便処理を行う排便処理装置では、例えば特許文献1に示される様に、介護人の臀部に受便器5を装着し、この受便器と便槽16の受口17とに送便管15を接続し、かつ便槽の排気口21に排気ポンプ22を接続し、この排気ポンプにより便槽内の空気を排出することで、受便器内の排便を便槽内に吸引して溜める様に構成している。
特公昭62−19179号公報
一方、上記排便の吸引により便槽内に汚物が溜り、かつこの汚物の上に消臭泡が発生し、この消臭泡が汚物から発生する臭気の放出を防止しているが、上記受口と排気口からの空気の吸排気の流れによって上記消臭泡が攪拌されて消滅し、これにより排気口から放出する臭気が増加するという問題がある。
そこで本発明は、汚物を貯溜する汚物タンクから発生する臭気を減少する事を目的とするものである。
本発明の請求項1の構成は、使用者の臀部に装着するカップと、このカップと接続チューブにより接続され、吸排気ファンによりカップ内に***された汚物を吸引して貯溜する汚物タンクとを備え、かつこの汚物タンクの上部に接続チューブと連通する吸引口と吸引モータの吸引ホースに連通する排気口とを設けたものにおいて、汚物タンク内の吸引口及び排気口よりも下方に、汚物タンク内を上下に仕切る分離板を装着して成るものである。
本発明の請求項2の構成は、請求項1の構成において、汚物タンク内の上部中央に、カップ内より吸引口を介して吸引された吸気中の***物を分離するセパレータを装着し、このセパレータの中心部に排気口に連通する排気通路を区画形成すると共に、分離板をすり鉢状に形成し、かつこの分離板の略中心部に汚物落下口を開口して成るものである。
本発明の請求項1に記載の構成により、分離板により、吸引口から流入して排気口から排出する空気の流れによる消臭泡の消滅を防止し、消臭泡の消滅による臭気の発生を防止する事が出来るものである。
本発明の請求項2に記載の構成により、分離板をすり鉢状に形成したことで、分離板をガイドとして吸引口から流入した空気をセパレータの中心部に設けた排気口に導き、分離板下方の空気の攪拌を防止し、攪拌による消臭泡の消滅を確実に防止する事が出来るものである。
本発明による実施例を先ず図1に基づき説明すると、1は自動***処理機本体で、温水器2と、汚物タンク3と、消臭フィルター4と、吸排気ファン5と、温風ヒータ6と、制御回路7とを主に内蔵している。
上記温水器2は、温水ヒータ8を収納した温水タンク9の上に給水タンク10を着脱自在に連結し、温度センサ11にて上記温水タンク9内の水温を検出して上記温水ヒータ8への通電を制御回路7にて制御し、温水タンク9内の水温を設定温度に加熱する。
上記吸排気ファン5は、吸引ホース12を上記消臭フィルター4に接続し、かつこの消臭フィルターを汚物タンク3の排気管13に接続している。
14は介護者の臀部に装着するカップで、臀部に温風を噴出する図示しない温風ノズルや、おしりに洗浄水を噴出する洗浄ノズル15、カップ内への汚物の***を検出するセンサ16を装着していると共に、***された汚物を吸引する吸引パイプ17と、上記温風ノズルに温風を供給する温風パイプ18を連結し、かつこれらの洗浄ノズル15、吸引パイプ17、温風パイプ18等は接続チューブ19により上記自動***処理機本体1の適所に装着されたコネクタ20に着脱自在に連結される。
そして、上記吸排気ファン5の排気ホース21は、上記温風ヒータ6−温風管22−コネクタ20−接続チューブ19を介して上記温風パイプ18に連通され、吸排気ファン5による送風を温風ヒータ6にて所定の設定温度に加熱してカップ14内に供給する。
一方、カップ14内に供給された温風は、上記吸排気ファン5の吸気により吸引パイプ17より吸引されて接続チューブ19を通った後、上記コネクタ20に接続された吸引ホース23を通って汚物タンク3に吸引され、この汚物タンクを経て排気管13より消臭フィルター4を介して吸引ホース12より吸排気ファン5に吸引され、上記の循環を繰り返す。
又、上記吸引パイプ17により吸引された汚物は、汚物タンク3内にて分離されて汚物タンクに貯溜され、この貯溜された汚物より発生する臭気は上記消臭フィルター4により脱臭されるものである。
上記温水タンク9内の温水は、手動による洗浄操作、又はセンサ16による排便や排尿の検出による洗浄運転により、温水ポンプ25にて送水ホース26−接続チューブ19を経て洗浄ノズル15より臀部に向けて噴射される。
図2は上記汚物タンク3の断面図で、有底筒状のタンク31の上面開口32に蓋体33を着脱自在に嵌着していると共に、この蓋体の上面に持手34を起倒自在に枢支している。
又、上記蓋体33の側面には上記吸引ホース23を連結する吸引口35と、上記排気管13を連結する排気口36を開口していると共に、一端をこの排気口に連通する排気通路37を区画形成し、かつこの排気通路の他端底部に蓋体33の略中心位置に開口する排気通口38を穿孔している。
40は上記蓋体33内の排気通口38部に装着したセパレータで、逆椀状の分離壁41内にコップ状の仕切ケース42を設け、この仕切ケース内の略中心部に上記排気通口38に連通する通気路43を区画形成している。
又、上記仕切ケース43の上記分離壁41の下端より上方に位置する上部には、円周方向に複数の通過孔44・・を所定の間隔を置いて穿孔し、上記吸引口35より汚物タンク3内に流入した空気が、分離壁41の下端を経由して通過孔44・・を通過した後、通気路43−排気通口38−排気通路37を経て排気口36より排出することで、空気に混入した汚物を分離してタンク31内に落下させる様に構成している。
45は上記タンク31内のセパレータ40より下方に装着したすり鉢状の分離板で、底部の略中心に汚物が通過して落下する汚物落下口46を穿孔している。
そして上記分離板45により、上記吸引口35より汚物タンク3内に流入した空気が分離板45の上面壁47にガイドされて通過孔44・・に流入することで、タンク31内に貯溜された汚物48の上に発生する消臭泡49部分には、上記吸引口35から吸引され排気口36から排出する空気の循環による空気の流れが発生せず、上記空気の流れによる消臭泡49の消滅を防止する事が出来るものである。
これにより、汚物48から発生する臭気が消臭泡49により阻止され、排出口36から排出する臭気の排出量を低減すると共に、蓋体33をタンク31から取り外して、このタンク内の汚物48を廃棄時にこの汚物から発生する臭気の量も低減する事が出来るものである。
而して、制御回路7はセンサ16にて***を検出すると、温水ポンプ25を作動して温水タンク9内の温水を送水ホース26−接続チューブ19を介して洗浄ノズル15より噴射すると共に、吸排気ファン5を作動してカップ14内の***物を、吸引パイプ17−接続チューブ19−コネクタ20−吸引ホース23を介して汚物タンク3内に吸引する。
又上記汚物タンク3内の空気は、排気管13にて消臭フィルター4を通過した後、吸引ホース12より吸排気ファン5に吸引され、その後排気ホース21−温風管22−コネクタ20−接続チューブ19を介して温風パイプ18よりカップ14内に噴射され、以降上記の循環を繰り返す。
そして、上記温水ポンプ25は予め設定した所定時間作動して使用者の臀部を洗浄し、その後温風ヒータ6に通電して温風管22−コネクタ20−接続チューブ19を介して温風パイプ18よりカップ14内に温風を供給することで、使用者の臀部の乾燥を行う。
尚、上記温風ヒータ6への通電は吸排気ファン5の作動と同時に行っても良く、気温や室温に応じて通電を制御する様に構成しても良い。
3 汚物タンク
5 吸排気ファン
14 カップ
19 接続チューブ
26 排気口
40 セパレータ
43 排気通路
45 分離板
46 汚物落下口
5 吸排気ファン
14 カップ
19 接続チューブ
26 排気口
40 セパレータ
43 排気通路
45 分離板
46 汚物落下口
Claims (2)
- 使用者の臀部に装着するカップと、このカップと接続チューブにより接続され、吸排気ファンにより上記カップ内に***された汚物を吸引して貯溜する汚物タンクとを備え、かつこの汚物タンクの上部に上記接続チューブと連通する吸引口と上記吸引モータの吸引ホースに連通する排気口とを設けたものにおいて、上記汚物タンク内の上記吸引口及び排気口よりも下方に、汚物タンク内を上下に仕切る分離板を装着した事を特徴とする自動***物処理装置。
- 上記汚物タンク内の上部中央に、上記カップ内より吸引口を介して吸引された吸気中の***物を分離するセパレータを装着し、このセパレータの中心部に上記排気口に連通する排気通路を区画形成すると共に、上記分離板をすり鉢状に形成し、かつこの分離板の略中心部に汚物落下口を開口した事を特徴とする、上記請求項1に記載の自動***物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006321621A JP2008132237A (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | 自動***物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006321621A JP2008132237A (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | 自動***物処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008132237A true JP2008132237A (ja) | 2008-06-12 |
Family
ID=39557496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006321621A Pending JP2008132237A (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | 自動***物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008132237A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010010595A1 (ja) * | 2008-07-22 | 2010-01-28 | 株式会社セレモ | ***物処理装置 |
JP2016022367A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 株式会社リバティソリューション | 介護用***物処理装置 |
CN105338942A (zh) * | 2013-05-15 | 2016-02-17 | 韩麦迪克株式会社 | 尿液自动采集装置 |
KR101841621B1 (ko) | 2016-08-09 | 2018-05-04 | 디에스정공(주) | 오물 수거차량용 밸브장치 |
CN111449828A (zh) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 酷洁有限公司 | 防回流装置 |
-
2006
- 2006-11-29 JP JP2006321621A patent/JP2008132237A/ja active Pending
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WO2010010595A1 (ja) * | 2008-07-22 | 2010-01-28 | 株式会社セレモ | ***物処理装置 |
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JP2016521191A (ja) * | 2013-05-15 | 2016-07-21 | ハンメディクス カンパニー リミテッドHanmedics Co, Ltd. | 自動集尿装置 |
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JP2020116375A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-08-06 | キュラコ・インコーポレイテッドCURACO,Inc. | 逆流防止装置 |
CN111449828B (zh) * | 2019-01-18 | 2022-11-11 | 酷洁有限公司 | 防回流装置 |
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