JP2008132124A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【課題】空力的対称性に優れたゴルフボール2の提供。
【解決手段】ゴルフボール2は、多数のディンプル8を備えている。ゴルフボールの表面は、正二十面体の辺に相当する区画線CMにより、8個の第一球面正三角形T1、6個の第二球面正三角形T2及び6個の第三球面正三角形T3に区画されている。第一球面正三角形T1は、赤道EQを含まない。第二球面正三角形T2及び第三球面正三角形T3は、赤道EQを含む。第一球面正三角形T1のディンプルパターンは、第二球面正三角形T2及び第三球面正三角形T3のディンプルパターンとは異なっている。第一球面正三角形T1のディンプルパターンは、回転対称でありかつ線対称である。第二球面正三角形T2及び第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、回転対称ではなく線対称でもない。このゴルフボール2は、大円帯を有さない。
【選択図】図4

Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのディンプルの改良に関する。
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルは、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱し、乱流剥離を起こさせる。乱流剥離によって空気のゴルフボールからの剥離点が後方にシフトし、抗力が低減される。乱流剥離によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側剥離点と下側剥離点とのズレが助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。抗力の低減及び揚力の向上は、「ディンプル効果」と称される。優れたディンプルは、よりよく空気の流れを乱す。優れたディンプルは、大きな飛距離を生む。
通常ゴルフボールは、上型及び下型からなる成形型によって成形される。上型及び下型は、それぞれ半球状のキャビティを備えている。上型キャビティが地球儀の北半球と仮定され下型キャビティが地球儀の南半球と仮定された場合の赤道は、成形型のパーティングラインである。成形型の内周面には多数の突起が設けられており、この突起によってゴルフボールの表面にディンプルが形成される。ディンプルの形状は、突起の形状が反転された形状である。
成形時、パーティングラインからは材料(例えば合成樹脂)が漏れ出すので、ゴルフボール表面の赤道にはバリが発生する。このバリは、サンドベルト等によって切削され、除去される。ディンプルは凹陥しているので、このディンプルの内部に生じたバリの除去は困難である。除去の容易のため、赤道上にはディンプルが形成されない。換言すれば、成形型のパーティングラインには、突起が設けられない。ゴルフボールの赤道には、ディンプルと交差しない大円(すなわち大円帯)が形成される。この大円帯がバックスピンの周速が最も早い部分(以下「最速部分」と称される)と一致すると、十分なディンプル効果が得らない。さらに、大円帯と最速部分とが一致した場合のディンプル効果は、大円帯と最速部分とが一致しない場合のディンプル効果と異なる。ディンプル効果の相違は、ゴルフボールの空力的対称性を阻害する。
ディンプル効果の観点から、パーティングラインが凹凸形状を有する成形型が提案されている。この成形型から得られたゴルフボールは、大円帯を有さない。この成形型では、凹凸状のバリが生じる。バリの切削によって、赤道近傍のディンプルが変形する。変形したディンプルは、ディンプル効果に十分には寄与し得ない。このゴルフボールでも、赤道が最速部分と一致すると、十分なディンプル効果が得らない。このゴルフボールの空力的対称性は、十分ではない。
ディンプルの配置には、正多面体が用いられることが多い。仮想球面に内接する正多面体が想定され、球中心から仮想球面に放射される光線によってこの正多面体の辺が仮想球面に投影されて区画線が形成される。この区画線によって仮想球面が区画されて、ディンプルが配置される。用いられうる正多面体としては、正六面体、正八面体、正十二面体及び正二十面体が挙げられる。最も一般的なゴルフボールでは、ディンプルの配置に正二十面体が用いられている。正二十面体は、仮想球面に形成される正多角形の数が多い。正二十面体は、均一性に優れている。
特表2001−514058公報には、正二十面体が用いられたディンプルパターンが開示されている。この公報の図3及び4には、362個のディンプルを備えたゴルフボールが記載されている。このゴルフボールの表面は、20個の球面正三角形に区画されうる。全ての球面正三角形のディンプルパターンは、等価である。このゴルフボールは、パーティングラインが凹凸形状を有する成形型によって成形される。このゴルフボールは、大円帯を有さない。
特表2001−514058公報
上記公報に記載されたゴルフボールは、大円帯に起因する空力的対称性の欠如は生じない。しかし、このゴルフボールでは、成形型の製作に困難が伴う。しかも、このゴルフボールでは、バリの切削は多数のディンプルの変形を伴う。このゴルフボールでは、バリの切削に起因する空力的対称性の欠如は解消されていない。このゴルフボールの空力的対称性には、改善の余地がある。本発明の目的は、空力的対称性に優れたゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備える。このゴルフボールは、ディンプルと交差しない大円を備えていない。その仮想球面に内接する正二十面体の30本の辺がこの仮想球面に投影されることにより形成された30本の区画線により、この仮想球面が、赤道を含む複数の球面正三角形と赤道を含まない複数の球面正三角形とからなる球面正二十面体に区画されたとき、赤道を含まない球面正三角形のディンプルパターンは、赤道を含む球面正三角形のディンプルパターンと異なっている。
好ましくは、球面正二十面体の12個の頂点の全てにおいて、その中心がこの頂点と一致するディンプルが存在する。さらに、全ての球面正三角形は、それぞれ、その中心が区画線と一致する6個以上のディンプルを備える。
好ましくは、赤道を含む1つの球面正三角形に含まれるディンプルの種類数は、赤道を含まない1つの球面正三角形に含まれるディンプルの種類数と異なる。好ましくは、赤道を含む球面正三角形のディンプルパターンは、回転対称ではなくかつ線対称でもない。好ましくは、ゴルフボールは、赤道を含む12個の球面正三角形と、赤道を含まない8個の球面正三角形とを備える。
好ましくは、ゴルフボールは、赤道を含みかつあるディンプルパターンを有する球面正三角形と、赤道を含みかつ他の第二ディンプルパターンを有する球面正三角形とを備える。あるディンプルパターンは、他のディンプルパターンと異なる。
好ましくは、ゴルフボールは、赤道を含まずかつあるディンプルパターンを有する球面正三角形と、赤道を含まずかつ他のディンプルパターンを有する球面正三角形とを備える。あるディンプルパターンは、他のディンプルパターンと異なる。
本発明に係るゴルフボールでは、最速部が赤道と一致したときのディンプル効果が、赤道を含む球面正三角形のディンプルパターンによって高められる。このゴルフボールは、空力的対称性に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール2が示された模式的断面図である。このゴルフボール2は、球状のコア4と、カバー6とを備えている。カバー6の表面には、多数のディンプル8が形成されている。ゴルフボール2の表面のうちディンプル8以外の部分は、ランド10である。このゴルフボール2は、カバー6の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、これらの層の図示は省略されている。コア4とカバー6との間に、中間層が設けられてもよい。
このゴルフボール2の直径は、40mm以上45mm以下である。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上がより好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下がより好ましく、42.80mm以下が特に好ましい。このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下である。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上がより好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下がより好ましい。
コア4は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点からポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
コア4の架橋には、共架橋剤が好適に用いられる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物には、共架橋剤と共に有機過酸化物が配合されるのが好ましい。好適な有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
コア4のゴム組成物には、硫黄化合物、充填剤、老化防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤等の各種添加剤が、必要に応じて適量配合される。ゴム組成物に、架橋ゴム粉末又は合成樹脂粉末が配合されてもよい。
コア4の直径は30.0mm以上、特には38.0mm以上である。コア4の直径は42.0mm以下、特には41.5mm以下である。コア4が2以上の層から構成されてもよい。
カバー6に好適なポリマーは、アイオノマー樹脂である。好ましいアイオノマー樹脂としては、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との二元共重合体が挙げられる。好ましい他のアイオノマー樹脂としては、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸と炭素数が2以上22以下のα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体が挙げられる。二元共重合体及び三元共重合体において、好ましいα−オレフィンはエチレン及びプロピレンであり、好ましいα,β−不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル酸である。二元共重合体及び三元共重合体において、カルボキシル基の一部は金属イオンで中和されている。中和のための金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。
アイオノマー樹脂に代えて、又はアイオノマー樹脂と共に、他のポリマーが用いられてもよい。他のポリマーとしては、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性スチレンエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー及び熱可塑性ポリオレフィンエラストマーが例示される。
カバー6には、必要に応じ、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等が適量配合される。比重調整の目的で、カバー6にタングステン、モリブデン等の高比重金属の粉末が配合されてもよい。
カバー6の厚みは0.3mm以上、特には0.5mm以上である。カバー6の厚みは2.5mm以下、特には2.2mm以下である。カバー6の比重は0.90以上、特には0.95以上である。カバー6の比重は1.10以下、特には1.05以下である。カバー6が2以上の層から構成されてもよい。
図2は、図1のゴルフボール2が示された拡大平面図である。図3は、図2のゴルフボール2が示された正面図である。図4は、図2のゴルフボール2が示された斜視図である。このゴルフボール2の底面図は、図2と同一である。この図2から4において二点鎖線で示されているのは、区画線CMである。区画線CMは、仮想球面に内接する正二十面体の辺がこの仮想球面に投影されることにより、得られる。正二十面体は30本の辺を備えているので、区画線CMの数は30本である。これらの区画線CMにより、仮想球面は20個の球面正三角形に区画されている。図2から4において、符号T1で示されているのは第一球面正三角形であり、符号T2で示されているのは第二球面正三角形であり、符号T3で示されているのは第三球面正三角形である。
図2から明らかなように、ポールPLは第一球面正三角形T1に含まれている。ポールPLを含む第一球面正三角形T1は、3個の他の第一球面正三角形T1と隣接している。このゴルフボール2では、北半球に4個の第一球面正三角形T1が存在しており、南半球に4個の第一球面正三角形T1が存在している。第一球面正三角形T1の数は、8である。第一球面正三角形T1は、赤道EQを含んでいない。8個の第一球面正三角形T1のディンプルパターンは、互いに同一である。
このゴルフボール2は、6個の第二球面正三角形T2を備えている。図3及び4から明らかなように、第二球面正三角形T2は赤道EQを含んでいる。6個の第二球面正三角形T2のディンプルパターンは、互いに同一である。
このゴルフボール2は、6個の第三球面正三角形T3を備えている。図3及び4から明らかなように、第三球面正三角形T3は赤道EQを含んでいる。6個の第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、互いに同一である。
図5は、第一球面正三角形T1が示された正面図である。第一球面正三角形T1は、3本の区画線CM及び3個の頂点VEを備えている。第一球面正三角形T1は、ディンプルB及びディンプルCを含んでいる。ディンプルBの直径は、4.0mmである。ディンプルCの直径は、3.5mmである。第一球面正三角形T1は、互いに直径の異なる2種類のディンプル8を備えている。
第一球面正三角形T1の各頂点VEには、ディンプルCが存在している。このディンプルCの中心は、頂点VEと一致している。各区画線CMには、頂点VEを除き、3個のディンプルB及び2個のディンプルCが交差している。区画線CMに交差するディンプル8の中心は、区画線CMの上にある。この状態は、中心交差と称される。第一球面正三角形T1は、区画線CMと中心交差する15個のディンプル8を備えている。第一球面正三角形T1では、区画線CMと交差しかつこれと中心交差しないディンプル8の数は、ゼロである。
第一球面正三角形T1のディンプルパターンは、中心を軸とした120°回転対称である。換言すれば、このディンプルパターンが中心を軸として120°回転すると、元のディンプルパターンと実質的に重なる。ここで「実質的に重なる」状態には、一方のディンプル8が他方のディンプル8と完全に一致する状態のみならず、一方のディンプル8が他方のディンプル8と多少ずれる状態も含まれる。ここで「多少ずれる状態」には、一方のディンプル8の中心が他方のディンプル8の中心から多少離れた状態が含まれる。一方のディンプル8の中心と他方のディンプル8の中心との距離は、1.0mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましい。ここで「多少ずれる状態」には、一方のディンプル8の寸法が他方のディンプル8の寸法とは多少異なる状態が含まれる。寸法差は0.5mm以下が好ましく、0.3mm以下がより好ましい。寸法とは、ディンプル8の輪郭に画かれうる最長線分の長さを意味する。円形ディンプル8の場合は、その寸法は直径と一致する。
第一球面正三角形T1のディンプルパターンは、平面視において、軸線ALに対して線対称である。このディンプルパターンは、3本の軸線ALを備えている。
図6は、第二球面正三角形T2が示された正面図である。第二球面正三角形T2は、3本の区画線CM(CM1、CM2、CM3)及び3個の頂点VEを備えている。第二球面正三角形T2は、ディンプルA、ディンプルB、ディンプルC及びディンプルDを含んでいる。ディンプルAの直径は、4.6mmである。ディンプルBの直径は、4.0mmである。ディンプルCの直径は、3.5mmである。ディンプルDの直径は、2.7mmである。第二球面正三角形T2は、互いに直径の異なる4種類のディンプル8を備えている。
第二球面正三角形T2の各頂点VEには、ディンプルCが存在している。このディンプルCの中心は、頂点VEと一致している。区画線CM1には、頂点VEを除き、2個のディンプルAが中心交差している。区画線CM2には、頂点VEを除き、2個のディンプルA及び1個のディンプルBが中心交差している。区画線CM3には、頂点VEを除き、3個のディンプルB及び2個のディンプルCが中心交差している。第二球面正三角形T2は、区画線CMと中心交差する10個のディンプル8を備えている。第二球面正三角形T2では、区画線CMと交差しかつこれと中心交差しないディンプル8の数は、ゼロである。
第二球面正三角形T2のディンプルパターンは、回転対称ではなく、線対称でもない。第二球面正三角形T2のディンプルパターンは、第一球面正三角形T1のディンプルパターンとは異なっている。
図7は、第三球面正三角形T3が示された正面図である。第三球面正三角形T3は、3本の区画線CM(CM1、CM2、CM3)及び3個の頂点VEを備えている。第二球面正三角形T2は、ディンプルA、ディンプルB、ディンプルC及びディンプルDを含んでいる。ディンプルAの直径は、4.6mmである。ディンプルBの直径は、4.0mmである。ディンプルCの直径は、3.5mmである。ディンプルDの直径は、2.7mmである。第三球面正三角形T3は、互いに直径の異なる4種類のディンプル8を備えている。
第三球面正三角形T3の各頂点VEには、ディンプルCが存在している。このディンプルCの中心は、頂点VEと一致している。区画線CM1には、頂点VEを除き、2個のディンプルAが中心交差している。区画線CM2には、頂点VEを除き、2個のディンプルA及び1個のディンプルBが中心交差している。区画線CM3には、頂点VEを除き、3個のディンプルB及び2個のディンプルCが中心交差している。第三球面正三角形T3は、区画線CMと中心交差する10個のディンプル8を備えている。第三球面正三角形T3では、区画線CMと交差しかつこれと中心交差しないディンプル8の数は、ゼロである。
第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、回転対称ではなく、線対称でもない。第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、第一球面正三角形T1のディンプルパターンとは異なっている。第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、第二球面正三角形T2のディンプルパターンとも異なっている。第三球面正三角形T3のディンプルパターンと、第二一球面正三角形のディンプルパターンとは、互いに鏡面対象である。鏡面対象である2種類のディンプルパターンが用いられることにより、赤道EQの近傍の均一性が阻害されない。
図8は、図1のゴルフボール2の一部が示された拡大断面図である。この図8には、ディンプル8の中心(最深部)及びゴルフボール2の中心を通過する平面に沿った断面が示されている。図8における上下方向は、ディンプル8の深さ方向である。図8において二点鎖線12で示されているのは、仮想球面である。仮想球面12は、ディンプル8が存在しないと仮定されたときのゴルフボール2の表面である。ディンプル8は、仮想球面12から凹陥している。ランド10は、仮想球面12と一致している。
図8において両矢印Diで示されているのは、ディンプル8の直径である。この直径Diは、ディンプル8の両側に共通の接線TAが画かれたときの、一方の接点Edと他方の接点Edとの距離である。接点Edは、ディンプル8のエッジでもある。エッジEdは、ディンプル8の輪郭を画定する。直径Diは、2.00mm以上6.00mm以下が好ましい。直径Diが2.00mm以上に設定されることにより、大きなディンプル効果が得られる。この観点から、直径Diは2.20mm以上がより好ましく、2.40mm以上が特に好ましい。直径Diが6.00mm以下に設定されることにより、実質的に球であるというゴルフボール2の本来的特徴が阻害されない。この観点から、直径Diは5.80mm以下がより好ましく、5.60mm以下が特に好ましい。
このゴルフボール2では、12個の頂点VEの全てにおいて、その中心がこの頂点VEと一致するディンプル8が存在している。さらにこのゴルフボール2では、区画線CMと中心交差する多数のディンプル8を備えている。頂点VEに存在するディンプル8及び区画線CMと中心交差するディンプル8は、整然と並んでいる。この並びにより、このゴルフボール2は、3種類の球面正三角形T1、T2、T3を備えているにもかかわらず、正二十面体パターンの特性を失っていない。このゴルフボール2のディンプルパターンは、均一性に優れる。均一性の観点から、各球面正三角形T1、T2、T3における、区画線CMと中心交差するディンプル8の数は、6個以上が好ましく、7個以上がより好ましく、8個以上が特に好ましい。
このゴルフボール2は、大円帯を有していない。従って、赤道EQが最速部と一致したときでも、大円帯に起因するディンプル効果の阻害は生じない。このゴルフボール2は、空力的対称性に優れる。
このゴルフボール2の製造においても、バリの除去により、赤道EQの近傍のディンプル8が多少変形する。このゴルフボール2では、赤道EQを含む球面正三角形T2、T3のディンプルパターンが、赤道EQを含まない球面正三角形T1のディンプルパターンと異なる。赤道EQを含む球面正三角形T2、T3のディンプルパターンは、赤道EQが最速部と一致したときのディンプル効果を補いうる。このゴルフボール2では、ディンプル8が変形した場合でも、空力的対称性に優れる。さらに、このゴルフボール2では大きな飛距離が得られる。
第一球面正三角形T1におけるディンプル8の種類数は2であり、第二球面正三角形T2におけるディンプル8の種類数は4であり、第三球面正三角形T3におけるディンプル8の種類数は4である。赤道EQを含む球面正三角形T2、T3における種類数Neは、赤道EQを含まない球面正三角形における種類数Npとは異なる。種類数の相違により、赤道EQを含む球面正三角形T2、T3のディンプルパターンが、赤道EQが最速部と一致したときのディンプル効果を補いうる。
このゴルフボール2では、種類数Neは種類数Npよりも大きい。換言すれば、赤道EQの近傍に、多くの種類のディンプル8が配置されている。これにより、赤道EQの近傍の空気の流れがより乱されて、高いディンプル効果が得られる。差(Ne−Np)は2以上が好ましい。
前述の通り、第一球面正三角形T1のディンプルパターンは回転対称であり、かつ線対称でもある。一方、第二球面正三角形T2及び第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、回転対称ではなく、線対称でもない。第二球面正三角形T2及び第三球面正三角形T3のディンプルパターンは、空気の流れをより乱しうる。赤道EQの近傍に第二球面正三角形T2及び第三球面正三角形T3が配置されることで、これら球面正三角形T2、T3が、赤道EQが最速部と一致したときのディンプル効果を補いうる。
前述の通り、第二球面正三角形T2のディンプルパターンは、第三球面正三角形T3のディンプルパターンと異なっている。換言すれば、赤道EQを含む球面正三角形の種類数は、2である。このゴルフボール2が、赤道EQが最速部と一致したとき、バックスピンに応じて第二球面正三角形T2と第三球面正三角形T3とが現れる。これにより、ディンプル効果が補われうる。赤道EQを含む球面正三角形の種類数が3以上であっても構わない。ディンプル効果の観点から、第二球面正三角形T2の数は4以上が好ましく、5以上がより好ましく、6が最も好ましい。ディンプル効果の観点から、第三球面正三角形T3の数は4以上が好ましく、5以上がより好ましく、6が最も好ましい。赤道EQを含まない球面正三角形の種類数が2以上とされてもよい。
従来の正二十面体パターンでは、ポールPLは頂点VEと一致する。この場合、赤道EQを含む球面正三角形の数は、10である。ポールPLが区画線CMの中点と一致する場合、赤道EQを含む球面正三角形の数は、8である。図2から5に示されたゴルフボール2では、ポールPLが球面正三角形T1の中心と一致している。このゴルフボール2では、赤道EQを含む球面正三角形T2、T3の数は、12である。一方、赤道EQを含まない球面正三角形T1の数は、8である。このゴルフボール2では、赤道EQが最速部と一致したとき、バックスピンに応じて多数の球面正三角形T2、T3が現れる。これにより、ディンプル効果が補われうる。
個々のディンプル8がディンプル効果に寄与しうるとの観点から、ディンプル8の平均直径は3.6mm以上が好ましく、3.8mm以上がより好ましい。平均直径は5.50mm以下が好ましい。平均直径が5.50mm以下に設定されることにより、実質的に球であるというゴルフボール2の本来的特徴が阻害されない。図2から5に示されたゴルフボール2は、48個のディンプルA、224個のディンプルB、72個のディンプルC及び24個のディンプルDを備えている。従って、平均直径は3.9mmである。
ディンプル8の面積sは、無限遠からゴルフボール2の中心を見た場合の、輪郭線に囲まれた領域の面積である。円形ディンプル8の場合、面積sは下記数式によって算出される。
s = (Di / 2) ・ π
図2から5に示されたゴルフボール2では、ディンプルAの面積は16.62mmであり、ディンプルBの面積は12.57mmであり、ディンプルCの面積は9.62mmであり、ディンプルDの面積は5.73mmである。
本発明では、全てのディンプル8の面積sの合計の、仮想球面12の表面積に対する比率は、占有率と称される。十分なディンプル効果が得られるとの観点から、占有率は70%以上が好ましく、72%以上がより好ましく、74%以上が特に好ましい。占有率は、90%以下が好ましい。図2から5に示されたゴルフボール2では、ディンプル8の合計面積は4443.6mmである。このゴルフボール2の仮想球面12の表面積は5728.0mmなので、占有率は77.6%である。
ゴルフボール2のホップが抑制されるとの観点から、ディンプル8の深さは0.05mm以上が好ましく、0.08mm以上がより好ましく、0.10mm以上が特に好ましい。ゴルフボール2のドロップが抑制されるとの観点から、深さは0.60mm以下が好ましく、0.45mm以下がより好ましく、0.40mm以下が特に好ましい。深さは、接線TAとディンプル8の最深部との距離である。
本発明において「ディンプルの容積」とは、ディンプル8の輪郭を含む平面とディンプル8の表面とに囲まれた部分の容積を意味する。ゴルフボール2のホップが抑制されるとの観点から、ディンプル8の総容積は250mm以上が好ましく、260mm以上がより好ましく、270mm以上が特に好ましい。ゴルフボール2のドロップが抑制されるとの観点から、総容積は400mm以下が好ましく、390mm以下がより好ましく、380mm以下が特に好ましい。
十分な占有率が達成されうるとの観点から、ディンプル8の総数は200個以上が好ましく、250個以上がより好ましく、300個以上が特に好ましい。個々のディンプル8が十分な直径を備えうるとの観点から、総数は500個以下が好ましく、440個以下がより好ましく、400個以下が特に好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例]
100質量部のポリブタジエン(ジェイエスアール社の商品名「BR−730」)、30質量部のアクリル酸亜鉛、6質量部の酸化亜鉛、10質量部の硫酸バリウム、0.5質量部のジフェニルジスルフィド及び0.5質量部のジクミルパーオキサイドを混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、170℃で18分間加熱して、直径が39.7mmのコアを得た。一方、50質量部のアイオノマー樹脂(三井・デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1605」)、50質量部の他のアイオノマー樹脂(三井・デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1706」)及び3質量部の二酸化チタンを混練し、樹脂組成物を得た。上記コアを、内周面に多数のピンプルを備えたファイナル金型に投入し、球体の周囲に上記樹脂組成物を射出成形法により注入して、厚みが1.5mmであるカバーを成形した。カバーには、ピンプルの形状が反転した形状のディンプルが多数形成された。このカバーに、二液硬化型ポリウレタンを基材とするクリアー塗料を塗装し、直径が42.7mmであり質量が約45.4gである実施例のゴルフボールを得た。このゴルフボールのPGAコンプレッションは、約85である。このゴルフボールは、図2から7に示されたディンプルパターンを有する。ディンプルの仕様の詳細が、下記表1に示されている。
[比較例]
ファイナル金型を変更し、その仕様が下記表1に示されるディンプルを形成した他は実施例と同様にして、比較例のゴルフボールを得た。図9は比較例のゴルフボールが示された平面図であり、図10はその正面図であり、図11はその斜視図である。このゴルフボールは、正二十面体ディンプルパターンを備えている。このゴルフボールは、20個の球面正三角形Tに区画されている。図12には、この球面正三角形Tのディンプルパターンが示されている。20個の球面正三角形Tのディンプルパターンは、ほぼ同一である。但し、成形型のパーティングラインの形成の都合により、赤道近傍のディンプルの位置が修正されている。
Figure 2008132124
[飛距離テスト]
ツルテンパー社のスイングマシンに、チタンヘッドを備えたドライバー(SRIスポーツ社の商品名「XXIO」、シャフト硬度:X、ロフト角:9°)を装着した。ヘッド速度が49m/secであり、打ち出し角度が約11°であり、バックスピンの回転速度が約3000rpmである条件でゴルフボールを打撃して、発射地点から静止地点までの距離を測定した。テスト時は、ほぼ無風であった。ポール打ち及びシーム打ちそれぞれ20回の測定の平均値を算出した。ポール打ちでは、赤道を含む平面上にある直線がバックスピンの回転軸となるように、ゴルフボールが打撃される。シーム打ちでは、両ポールを結ぶ直線がバックスピンの回転軸となるように、ゴルフボールが打撃される。この結果が、下記の表2に示されている。
Figure 2008132124
表2に示されるように、実施例のゴルフボールでは、ポール打ちとシーム打ちとの差が少ない。さらに、実施例のゴルフボールの飛距離は、比較例のゴルフボールの飛距離よりも大きい。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたディンプルパターンは、ツーピースゴルフボールのみならず、ワンピースゴルフボール、マルチピースゴルフボール及び糸巻きゴルフボールにも適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された模式的断面図である。 図2は、図1のゴルフボールが示された拡大平面図である。 図3は、図2のゴルフボールが示された正面図である。 図4は、図2のゴルフボールが示された斜視図である。 図5は、図2のゴルフボールの第一球面正三角形が示された正面図である。 図6は、図2のゴルフボールの第二球面正三角形が示された正面図である。 図7は、図2のゴルフボールの第三球面正三角形が示された正面図である。 図8は、図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図9は、比較例のゴルフボールが示された平面図である。 図10は、図9のゴルフボールが示された正面図である。 図11は、図9のゴルフボールが示された斜視図である。 図12は、図9のゴルフボールの球面正三角形が示された正面図である。
符号の説明
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・カバー
8・・・ディンプル
10・・・ランド
12・・・仮想球
T1・・・第一球面正三角形
T2・・・第二球面正三角形
T3・・・第三球面正三角形
A−D・・・ディンプル

Claims (7)

  1. その表面に多数のディンプルを備えており、
    ディンプルと交差しない大円を備えておらず、
    その仮想球面に内接する正二十面体の30本の辺がこの仮想球面に投影されることにより形成された30本の区画線により、この仮想球面が、赤道を含む複数の球面正三角形と赤道を含まない複数の球面正三角形とからなる球面正二十面体に区画されたとき、赤道を含まない球面正三角形のディンプルパターンが赤道を含む球面正三角形のディンプルパターンと異なっているゴルフボール。
  2. 上記球面正二十面体の12個の頂点の全てにおいて、その中心がこの頂点と一致するディンプルが存在しており、
    全ての球面正三角形が、それぞれ、その中心が区画線と一致する6個以上のディンプルを備えている請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 赤道を含む1つの球面正三角形に含まれるディンプルの種類数が、赤道を含まない1つの球面正三角形に含まれるディンプルの種類数と異なっている請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 赤道を含む球面正三角形のディンプルパターンが、回転対称ではなくかつ線対称でもない請求項1から3のいずれかに記載のゴルフボール。
  5. 赤道を含む12個の球面正三角形と赤道を含まない8個の球面正三角形とを備えた請求項1から4のいずれかに記載のゴルフボール。
  6. 赤道を含みかつあるディンプルパターンを有する球面正三角形と、赤道を含みかつ他のディンプルパターンを有する球面正三角形とを備えており、あるディンプルパターンが他のディンプルパターンと異なっている請求項1から5のいずれかに記載のゴルフボール。
  7. 赤道を含まずかつあるディンプルパターンを有する球面正三角形と、赤道を含まずかつ他の第四ディンプルパターンを有する球面正三角形とを備えており、あるディンプルパターンが他のディンプルパターンと異なっている請求項1から6のいずれかに記載のゴルフボール。
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