JP4520267B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのディンプルの改良に関する。
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルは、飛行時のゴルフボール周りの空気の流れを乱し、乱流剥離を起こさせる。乱流剥離によって空気のゴルフボールからの剥離点が後方にシフトし、抗力が低減される。乱流剥離によってバックスピンに起因するゴルフボールの上側剥離点と下側剥離点との差が助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。このようなディンプルの役割は、「ディンプル効果」と称されている。優れたディンプルは、よりよく空気の流れを乱す。
飛行性能向上を目的として、ディンプル形状に関する種々の提案がなされている。特開平5−96026号公報には、ダブルスロープを備えたディンプルが開示されている。特開平8−238336号公報には、中心に突起を備えたディンプルが開示されている。特開平9−70449号公報には、ダブルラジアス形状のディンプルが開示されている。特開2002−336337公報には、その内部にサブディンプルが形成されたディンプルが開示されている。
特開平5−96026号公報 特開平8−238336号公報 特開平9−70449号公報 特開2002−336337公報
ゴルフボールに対するゴルファーの最大の関心事は、飛距離である。飛距離向上の観点から、ディンプルにはなお改良の余地がある。本発明の目的は、飛行性能に優れたゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボールは、輪郭が円であるディンプルをその表面に多数備えている。このディンプルは、第一曲面、第二曲面、第三曲面、ランドと第一曲面との境界である円状の第一エッジ、第一曲面と第二曲面との境界である円状の第二エッジ及び第二曲面と第三曲面との境界である円状の第三エッジを備えている。第二エッジ及び第三エッジは、第一エッジと同心円状に配置されている。
好ましくは、第一曲面はディンプル中心に向かって下向きに傾斜しており、第二曲面はディンプル中心に向かって上向きに傾斜しており、第三曲面はディンプル中心に向かって下向きに傾斜している。
好ましくは、ディンプルは、第四曲面と、第三曲面と第四曲面との境界である第四エッジとをさらに備える。この第四エッジは、第一エッジと同心円状に配置されている。
好ましくは、ディンプルは、第五曲面と、第四曲面と第五曲面との境界である第五エッジとをさらに備える。この第五エッジは、第一エッジと同心円状に配置されている。
好ましくは、ディンプルは、第六曲面と、第五曲面と第六曲面との境界である第六エッジとをさらに備える。この第六エッジは、第一エッジと同心円状に配置されている。
好ましくは、ディンプルは、第七曲面と、第六曲面と第七曲面との境界である第七エッジとをさらに備える。この第七エッジは、第一エッジと同心円状に配置されている。
好ましくは、ディンプルに含まれるすべての曲面は、第一エッジを含む平面よりも上方に突出していない。
好ましくは、第一曲面は、仮想球面の一部をなしかつディンプル中心に向かって下向きに傾斜している。ディンプルに含まれるすべての曲面は、この仮想球面よりも下方に突出していない。
このゴルフボールでは、ディンプルの内部に形成されたエッジによって空気の流れが乱される。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール2が示された模式的断面図である。このゴルフボール2は、球状のコア4と、カバー6とを備えている。カバー6の表面には、多数のディンプル8が形成されている。ゴルフボール2の表面のうちディンプル8以外の部分は、ランド10である。このゴルフボール2は、カバー6の外側にペイント層及びマーク層を備えているが、これらの層の図示は省略されている。
このゴルフボール2の直径は、40mmから45mmである。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされるとの観点から、直径は42.67mm以上が好ましい。空気抵抗抑制の観点から、直径は44mm以下が好ましく、42.80mm以下がより好ましい。このゴルフボール2の質量は、40g以上50g以下である。大きな慣性が得られるとの観点から、質量は44g以上が好ましく、45.00g以上が特に好ましい。USGAの規格が満たされるとの観点から、質量は45.93g以下が好ましい。
コア4は、ゴム組成物が架橋されることによって形成されている。ゴム組成物の基材ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体及び天然ゴムが例示される。2種以上のゴムが併用されてもよい。反発性能の観点からポリブタジエンが好ましく、特にハイシスポリブタジエンが好ましい。
コア4の架橋には、通常は共架橋剤が用いられる。反発性能の観点から好ましい共架橋剤は、アクリル酸亜鉛、アクリル酸マグネシウム、メタクリル酸亜鉛及びメタクリル酸マグネシウムである。ゴム組成物には、共架橋剤と共に有機過酸化物が配合されるのが好ましい。好適な有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及びジ−t−ブチルパーオキサイドが挙げられる。
コア4のゴム組成物には、充填剤、硫黄化合物、老化防止剤、着色剤、可塑剤、分散剤等の各種添加剤が、必要に応じて適量配合される。ゴム組成物に、架橋ゴム粉末又は合成樹脂粉末が配合されてもよい。
コア4の直径は30.0mm以上、特には38.0mm以上である。コア4の直径は42.0mm以下、特には41.5mm以下である。コア4が2以上の層から構成されてもよい。
カバー6に好適なポリマーは、アイオノマー樹脂である。特に、α−オレフィンと炭素数が3以上8以下のα,β−不飽和カルボン酸との共重合体におけるカルボン酸の一部が金属イオンで中和されたものが好適である。好ましいα−オレフィンは、エチレン及びプロピレンである。好ましいα,β−不飽和カルボン酸は、アクリル酸及びメタクリル酸である。中和のための金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン及びネオジムイオンが例示される。中和が、2種以上の金属イオンでなされてもよい。ゴルフボール2の反発性能及び耐久性の観点から好適な金属イオンは、ナトリウムイオン、亜鉛イオン、リチウムイオン及びマグネシウムイオンである。
アイオノマー樹脂に代えて又はアイオノマー樹脂と共に、他のポリマーが用いられてもよい。他のポリマーとしては、熱可塑性樹脂スチレンエラストマー、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー及び熱可塑性ポリオレフィンエラストマーが例示される。
カバー6には、必要に応じ、二酸化チタンのような着色剤、硫酸バリウムのような充填剤、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光剤、蛍光増白剤等が適量配合される。比重調整の目的で、カバー6にタングステン、モリブデン等の高比重金属の粉末が配合されてもよい。
カバー6の厚みは0.2mm以上、特には0.8mm以上である。カバー6の厚みは2.5mm以下、特には2.2mm以下である。カバー6の比重は0.90以上、特には0.95以上である。カバー6の比重は1.10以下、特には1.05以下である。カバー6が2以上の層から構成されてもよい。
図2は図1のゴルフボール2が示された拡大平面図であり、図3は図2のゴルフボール2が示された正面図である。図2及び図3から明らかなように、全てのディンプル8の輪郭形状は円形である。図2では、ゴルフボール2の表面が6個の等価なユニットに区画された場合の1個のユニットにおいて、符号AからEによってディンプル8の種類が示されている。このゴルフボール2は、直径が5.50mmであるディンプルAと、直径が4.80mmであるディンプルBと、直径が4.46mmであるディンプルCと、直径が3.40mmであるディンプルDと、直径が3.00mmであるディンプルEとを備えている。
図2及び図3に示されたゴルフボール2では、ディンプルAの個数は18個であり、ディンプルBの個数は126個であり、ディンプルCの個数は72個であり、ディンプルDの個数は60個であり、ディンプルEの個数は24個である。このゴルフボール2のディンプル8の総数は、300個である。
図4(a)は図1のゴルフボール2の一部が示された拡大平面図であり、図4(b)は図1のゴルフボール2の一部が示された拡大断面図である。この図4(b)には、ディンプル8の最深箇所及びゴルフボール2の中心を通過する面に沿った断面が示されている。図4(b)における上下方向は、深さ方向である。図4(b)において二点鎖線12で示されているのは、ボール仮想球12である。ボール仮想球12の表面は、ディンプル8が存在しないと仮定されたときのゴルフボール2の表面である。ディンプル8は、ボール仮想球12から凹陥している。ランド10は、ボール仮想球12と一致している。
ディンプル8は、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第一エッジE1、第二エッジE2及び第三エッジE3を備えている。第一エッジE1は、ランド10と第一曲面S1との境界である。第二エッジE2は、第一曲面S1と第二曲面S2との境界である。第三エッジE3は、第二曲面S2と第三曲面S3との境界である。第一エッジE1、第二エッジE2及び第三エッジE3は、円状である。図4(a)から明らかなように、第二エッジE2及び第三エッジE3は第一エッジE1と同心円状に配置されている。
第一曲面S1は、第一仮想球面P1の一部をなす。第一曲面S1は、下向きに凸である。第一曲面S1は、リング状である。第一曲面S1は、第一エッジE1からディンプル8の中心に向かって下向きに傾斜している。第二曲面S2は、第二仮想球面P2の一部をなす。第二曲面S2は、上向きに凸である。第二曲面S2は、リング状である。第二曲面S2は、第二エッジE2からディンプル8の中心に向かって上向きに傾斜している。第三曲面S3は、第三仮想球面P3の一部をなす。第三曲面S3は、下向きに凸である。第三曲面S3は、碗状である。第三曲面S3は、第三エッジE3からディンプル8の中心に向かって下向きに傾斜している。
このディンプル8では、ディンプル8の中心に向かって流れる空気が第三エッジE3と衝突する。この衝突により、空気の流れが乱される。このディンプル8を備えたゴルフボール2では、抗力が抑制される。このゴルフボール2は、飛行性能に優れる。
このディンプル8では、第一曲面S1、第二曲面S2及び第三曲面S3は、第一エッジE1を含む平面よりも上方に突出していない。しかも、第一曲面S1、第二曲面S2及び第三曲面S3は、第一仮想球面P1よりも下方に突出していない。このディンプル8では、その中心に向かって十分な量の空気が流れ込む。このディンプル8は、飛行性能に寄与する。
図4(a)において、両矢印D1で示されているのは第一エッジE1の直径であり、両矢印D2で示されているのは第二エッジE2の直径であり、両矢印D3で示されているのは第三エッジE3の直径である。直径D1は、ディンプル8の直径でもある。直径D1は、直径D2よりも大きい。直径D2は、直径D3よりも大きい。
図4(b)において両矢印L1で示されているのは、第一仮想球面P1の深さである。本明細書では、深さL1は、第一エッジE1を含む平面と第一仮想球面P1の最深点との距離と定義される。図4(b)において両矢印L2で示されているのは、第二仮想球面P2の高さである。本明細書では、高さL2は、第二エッジE2を含む平面と第二仮想球面P2の頂点との距離と定義される。図4(b)において両矢印L3で示されているのは、第三仮想球面P3の深さである。本明細書では、深さL3は、第三エッジE3を含む平面と第三仮想球面P3の頂点との距離と定義される。ディンプル8の中心に向かって十分な量の空気が流れ込むとの観点から、高さL2が深さL1よりも小さく、深さL3が深さL1よりも小さいことが好ましい。
このディンプル8は、3個の円状エッジE1、E2、E3を備えている。ゴルフボール2が、3以上の円状エッジを備えたディンプル8と他のディンプルとを備えてもよい。この場合は、3以上の円状エッジを備えたディンプル8の数のディンプルの総数に対する比率は50%以上が好ましく、70%以上がより好ましい。理想的には、この比率は100%である。
ディンプル効果の観点から、ディンプル8の直径D1は2.0mm以上が好ましく、2.2mm以上がより好ましく、2.4mm以上が特に好ましい。実質的に球であるというゴルフボール2の本質が維持されるとの観点から、直径D1は6.0mm以下が好ましく、5.8mm以下がより好ましく、5.6mm以下が特に好ましい。
ディンプル8の総数が過小であると、ディンプル効果が得られにくい。ディンプル効果の観点から、総数は200個以上が好ましく、240個以上がより好ましく、260個以上が特に好ましい。総数が過大であると、個々のディンプル8のサイズが小さいことに起因してディンプル効果が得られにくい。ディンプル効果の観点から、総数は500個以下が好ましく、480個以下がより好ましく、460個以下が特に好ましい。
本明細書において「ディンプルの容積」とは、ディンプル8の輪郭を含む平面とディンプル8の表面とに囲まれた部分の容積を意味する。ホップ弾道の抑制の観点から、ディンプル8の総容積は250mm以上が好ましく、260mm以上がより好ましく、270mm以上が特に好ましい。ドロップ弾道の抑制の観点から、総容積は400mm以下が好ましく、390mm以下がより好ましく、380mm以下が特に好ましい。
本発明では、全てのディンプル8の面積の合計がボール仮想球の表面積に占める比率は、占有率と称される。十分なディンプル効果が得られるとの観点から、占有率は75%以上が好ましく、77%以上がより好ましく、79%以上が特に好ましい。占有率は、90%以下が好ましい。
図5(a)は本発明の他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図5(b)はその断面図である。この図5には、ディンプル14が示されている。図5(b)において二点鎖線16で示されているのは、ボール仮想球である。
このディンプル14は、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3及び第四エッジE4を備えている。第一エッジE1は、ランド18と第一曲面S1との境界である。第二エッジE2は、第一曲面S1と第二曲面S2との境界である。第三エッジE3は、第二曲面S2と第三曲面S3との境界である。第四エッジE4は、第三曲面S3と第四曲面S4との境界である。第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3及び第四エッジE4は、円状である。図5(a)から明らかなように、第二エッジE2、第三エッジE3及び第四エッジE4は第一エッジE1と同心円状に配置されている。
第一曲面S1は、第一仮想球面P1の一部をなす。第一曲面S1は、下向きに凸である。第一曲面S1は、リング状である。第一曲面S1は、第一エッジE1からディンプル14の中心に向かって下向きに傾斜している。第二曲面S2は、第二仮想球面P2の一部をなす。第二曲面S2は、上向きに凸である。第二曲面S2は、リング状である。第二曲面S2は、第二エッジE2からディンプル14の中心に向かって上向きに傾斜している。第三曲面S3は、第三仮想球面P3の一部をなす。第三曲面S3は、下向きに凸である。第三曲面S3は、リング状である。第三曲面S3は、第三エッジE3からディンプル14の中心に向かって下向きに傾斜している。第四曲面S4は、第四仮想球面P4の一部をなす。第四曲面S4は、上向きに凸である。第四曲面S4は、丘状である。第四曲面S4は、第四エッジE4からディンプル14の中心に向かって上向きに傾斜している。
このディンプル14では、ディンプル14の中心に向かって流れる空気が第三エッジE3及び第四曲面S4と衝突する。この衝突により、空気の流れが乱される。このディンプル14を備えたゴルフボールでは、抗力が抑制される。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
このディンプル14では、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3及び第四曲面S4は、第一エッジE1を含む平面よりも上方に突出していない。しかも、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3及び第四曲面S4は、第一仮想球面P1よりも下方に突出していない。このディンプル14では、その中心に向かって十分な量の空気が流れ込む。このディンプル14は、飛行性能に寄与する。
図5(a)において、両矢印D1で示されているのは第一エッジE1の直径であり、両矢印D2で示されているのは第二エッジE2の直径であり、両矢印D3で示されているのは第三エッジE3の直径であり、両矢印D4で示されているのは第四エッジE4の直径である。直径D1は、直径D2よりも大きい。直径D2は、直径D3よりも大きい。直径D3は、直径D4よりも大きい。
図5(b)において両矢印L4で示されているのは、第四仮想球面P4の高さである。本明細書では、高さL4は、第四エッジE4を含む平面と第四仮想球面P4の頂点との距離と定義される。ディンプル14の中心に向かって十分な量の空気が流れ込むとの観点から、高さL4が深さL1(図4参照)よりも小さいことが好ましい。
図6(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図6(b)はその断面図である。この図6には、ディンプル20が示されている。図6(b)において二点鎖線22で示されているのは、ボール仮想球である。
このディンプル20は、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5、第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4及び第五エッジE5を備えている。第一エッジE1は、ランド24と第一曲面S1との境界である。第二エッジE2は、第一曲面S1と第二曲面S2との境界である。第三エッジE3は、第二曲面S2と第三曲面S3との境界である。第四エッジE4は、第三曲面S3と第四曲面S4との境界である。第五エッジE5は、第四曲面S4と第五曲面S5との境界である。第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4及び第五エッジE5は、円状である。図6(a)から明らかなように、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4及び第五エッジE5は、第一エッジE1と同心円状に配置されている。
第一曲面S1は、第一仮想球面P1の一部をなす。第一曲面S1は、下向きに凸である。第一曲面S1は、リング状である。第一曲面S1は、第一エッジE1からディンプル20の中心に向かって下向きに傾斜している。第二曲面S2は、第二仮想球面P2の一部をなす。第二曲面S2は、上向きに凸である。第二曲面S2は、リング状である。第二曲面S2は、第二エッジE2からディンプル20の中心に向かって上向きに傾斜している。第三曲面S3は、第三仮想球面P3の一部をなす。第三曲面S3は、下向きに凸である。第三曲面S3は、リング状である。第三曲面S3は、第三エッジE3からディンプル20の中心に向かって下向きに傾斜している。第四曲面S4は、第四仮想球面P4の一部をなす。第四曲面S4は、上向きに凸である。第四曲面S4は、リング状である。第四曲面S4は、第四エッジE4からディンプル20の中心に向かって上向きに傾斜している。第五曲面S5は、第五仮想球面P5の一部をなす。第五曲面S5は、下向きに凸である。第五曲面S5は、碗状である。第五曲面S5は、第五エッジE5からディンプル20の中心に向かって下向きに傾斜している。
このディンプル20では、ディンプル20の中心に向かって流れる空気が第三エッジE3及び第五エッジE5と衝突する。この衝突により、空気の流れが乱される。このディンプル20を備えたゴルフボールでは、抗力が抑制される。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
このディンプル20では、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4及び第五曲面S5は、第一エッジE1を含む平面よりも上方に突出していない。しかも、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4及び第五曲面S5は、第一仮想球面P1よりも下方に突出していない。このディンプル20では、その中心に向かって十分な量の空気が流れ込む。このディンプル20は、飛行性能に寄与する。
図6(a)において、両矢印D1で示されているのは第一エッジE1の直径であり、両矢印D2で示されているのは第二エッジE2の直径であり、両矢印D3で示されているのは第三エッジE3の直径であり、両矢印D4で示されているのは第四エッジE4の直径であり、両矢印D5で示されているのは第五エッジE5の直径である。直径D1は、直径D2よりも大きい。直径D2は、直径D3よりも大きい。直径D3は、直径D4よりも大きい。直径D4は、直径D5よりも大きい。
図6(b)において両矢印L5で示されているのは、第五仮想球面P5の深さである。本明細書では、深さL5は、第五エッジE5を含む平面と第五仮想球面P5の最深点との距離と定義される。ディンプル20の中心に向かって十分な量の空気が流れ込むとの観点から、深さL5が深さL1(図4参照)よりも小さいことが好ましい。
図7(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図7(b)はその断面図である。この図7には、ディンプル26が示されている。図7(b)において二点鎖線28で示されているのは、ボール仮想球である。
このディンプル26は、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5、第六曲面S6、第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4、第五エッジE5及び第六エッジE6を備えている。第一エッジE1は、ランド30と第一曲面S1との境界である。第二エッジE2は、第一曲面S1と第二曲面S2との境界である。第三エッジE3は、第二曲面S2と第三曲面S3との境界である。第四エッジE4は、第三曲面S3と第四曲面S4との境界である。第五エッジE5は、第四曲面S4と第五曲面S5との境界である。第六エッジE6は、第五曲面S5と第六曲面S6との境界である。第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4、第五エッジE5及び第六エッジE6は、円状である。図7(a)から明らかなように、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4、第五エッジE5及び第六エッジE6は、第一エッジE1と同心円状に配置されている。
第一曲面S1は、第一仮想球面P1の一部をなす。第一曲面S1は、下向きに凸である。第一曲面S1は、リング状である。第一曲面S1は、第一エッジE1からディンプル26の中心に向かって下向きに傾斜している。第二曲面S2は、第二仮想球面P2の一部をなす。第二曲面S2は、上向きに凸である。第二曲面S2は、リング状である。第二曲面S2は、第二エッジE2からディンプル26の中心に向かって上向きに傾斜している。第三曲面S3は、第三仮想球面P3の一部をなす。第三曲面S3は、下向きに凸である。第三曲面S3は、リング状である。第三曲面S3は、第三エッジE3からディンプル26の中心に向かって下向きに傾斜している。第四曲面S4は、第四仮想球面P4の一部をなす。第四曲面S4は、上向きに凸である。第四曲面S4は、リング状である。第四曲面S4は、第四エッジE4からディンプル26の中心に向かって上向きに傾斜している。第五曲面S5は、第五仮想球面P5の一部をなす。第五曲面S5は、下向きに凸である。第五曲面S5は、リング状である。第五曲面S5は、第五エッジE5からディンプル26の中心に向かって下向きに傾斜している。第六曲面S6は、第六仮想球面P6の一部をなす。第六曲面S6は、上向きに凸である。第六曲面S6は、丘状である。第六曲面S6は、第六エッジE6からディンプル26の中心に向かって上向きに傾斜している。
このディンプル26では、ディンプル26の中心に向かって流れる空気が第三エッジE3、第五エッジE5及び第六曲面S6と衝突する。この衝突により、空気の流れが乱される。このディンプル26を備えたゴルフボールでは、抗力が抑制される。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
このディンプル26では、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5及び第六曲面S6は、第一エッジE1を含む平面よりも上方に突出していない。しかも、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5及び第六曲面S6は、第一仮想球面P1よりも下方に突出していない。このディンプル26では、その中心に向かって十分な量の空気が流れ込む。このディンプル26は、飛行性能に寄与する。
図7(a)において、両矢印D1で示されているのは第一エッジE1の直径であり、両矢印D2で示されているのは第二エッジE2の直径であり、両矢印D3で示されているのは第三エッジE3の直径であり、両矢印D4で示されているのは第四エッジE4の直径であり、両矢印D5で示されているのは第五エッジE5の直径であり、両矢印D6で示されているのは第六エッジE6の直径である。直径D1は、直径D2よりも大きい。直径D2は、直径D3よりも大きい。直径D3は、直径D4よりも大きい。直径D4は、直径D5よりも大きい。直径D5は、直径D6よりも大きい。
図7(b)において両矢印L6で示されているのは、第六仮想球面P6の高さである。本明細書では、高さL6は、第六エッジE6を含む平面と第六仮想球面P6の頂点との距離と定義される。ディンプル26の中心に向かって十分な量の空気が流れ込むとの観点から、高さL6が深さL1(図4参照)よりも小さいことが好ましい。
図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図8(b)はその断面図である。この図8には、ディンプル32が示されている。図8(b)において二点鎖線34で示されているのは、ボール仮想球である。
このディンプル32は、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5、第六曲面S6、第七曲面S7、第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4、第五エッジE5、第六エッジE6及び第七エッジE7を備えている。第一エッジE1は、ランド36と第一曲面S1との境界である。第二エッジE2は、第一曲面S1と第二曲面S2との境界である。第三エッジE3は、第二曲面S2と第三曲面S3との境界である。第四エッジE4は、第三曲面S3と第四曲面S4との境界である。第五エッジE5は、第四曲面S4と第五曲面S5との境界である。第六エッジE6は、第五曲面S5と第六曲面S6との境界である。第七エッジE7は、第六曲面S6と第七曲面S7との境界である。第一エッジE1、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4、第五エッジE5、第六エッジE6及び第七エッジE7は、円状である。図8(a)から明らかなように、第二エッジE2、第三エッジE3、第四エッジE4、第五エッジE5、第六エッジE6及び第七エッジE7は、第一エッジE1と同心円状に配置されている。
第一曲面S1は、第一仮想球面P1の一部をなす。第一曲面S1は、下向きに凸である。第一曲面S1は、リング状である。第一曲面S1は、第一エッジE1からディンプル32の中心に向かって下向きに傾斜している。第二曲面S2は、第二仮想球面P2の一部をなす。第二曲面S2は、上向きに凸である。第二曲面S2は、リング状である。第二曲面S2は、第二エッジE2からディンプル32の中心に向かって上向きに傾斜している。第三曲面S3は、第三仮想球面P3の一部をなす。第三曲面S3は、下向きに凸である。第三曲面S3は、リング状である。第三曲面S3は、第三エッジE3からディンプル32の中心に向かって下向きに傾斜している。第四曲面S4は、第四仮想球面P4の一部をなす。第四曲面S4は、上向きに凸である。第四曲面S4は、リング状である。第四曲面S4は、第四エッジE4からディンプル32の中心に向かって上向きに傾斜している。第五曲面S5は、第五仮想球面P5の一部をなす。第五曲面S5は、下向きに凸である。第五曲面S5は、リング状である。第五曲面S5は、第五エッジE5からディンプル32の中心に向かって下向きに傾斜している。第六曲面S6は、第六仮想球面P6の一部をなす。第六曲面S6は、上向きに凸である。第六曲面S6は、リング状である。第六曲面S6は、第六エッジE6からディンプル32の中心に向かって上向きに傾斜している。第七曲面S7は、第七仮想球面P7の一部をなす。第七曲面S7は、下向きに凸である。第七曲面S7は、碗状である。第七曲面S7は、第七エッジE7からディンプル32の中心に向かって下向きに傾斜している。
このディンプル32では、ディンプル32の中心に向かって流れる空気が第三エッジE3、第五エッジE5及び第七エッジE7と衝突する。この衝突により、空気の流れが乱される。このディンプル32を備えたゴルフボールでは、抗力が抑制される。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。
このディンプル32では、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5、第六曲面S6及び第七曲面S7は、第一エッジE1を含む平面よりも上方に突出していない。しかも、第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5、第六曲面S6及び第七曲面S7は、第一仮想球面P1よりも下方に突出していない。このディンプル32では、その中心に向かって十分な量の空気が流れ込む。このディンプル32は、飛行性能に寄与する。
図8(a)において、両矢印D1で示されているのは第一エッジE1の直径であり、両矢印D2で示されているのは第二エッジE2の直径であり、両矢印D3で示されているのは第三エッジE3の直径であり、両矢印D4で示されているのは第四エッジE4の直径であり、両矢印D5で示されているのは第五エッジE5の直径であり、両矢印D6で示されているのは第六エッジE6の直径であり、両矢印D7で示されているのは第七エッジE7の直径である。直径D1は、直径D2よりも大きい。直径D2は、直径D3よりも大きい。直径D3は、直径D4よりも大きい。直径D4は、直径D5よりも大きい。直径D5は、直径D6よりも大きい。直径D6は、直径D7よりも大きい。
図8(b)において両矢印L7で示されているのは、第七仮想球面P7の深さである。本明細書では、深さL7は、第七エッジE7を含む平面と第七仮想球面P7の頂点との距離と定義される。ディンプル32の中心に向かって十分な量の空気が流れ込むとの観点から、深さL7が深さL1(図4参照)よりも小さいことが好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
ポリブタジエン(ジェイエスアール社の商品名「BR−11」)100質量部、アクリル酸亜鉛24.5質量部、酸化亜鉛10質量部、硫酸バリウム15質量部及びジクミルパーオキサイド0.8質量部を混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を共に半球状キャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、160℃で20分間加熱して、直径が38.1mmのコアを得た。一方、アイオノマー樹脂(三井・デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1605」)50質量部、他のアイオノマー樹脂(三井・デュポンポリケミカル社の商品名「ハイミラン1706」)50質量部及び二酸化チタン3質量部を混練し、樹脂組成物を得た。上記コアを、内周面に多数のピンプルを備えた金型に投入し、コアの周囲に上記樹脂組成物を射出成形法により注入して、厚みが2.3mmであるカバーを成形した。カバーには、ピンプルの形状が反転した形状のディンプルが多数形成された。このカバーに塗装を施して、直径が42.7mmであり質量が約45.4gである実施例1のゴルフボールを得た。このゴルフボールのコンプレッション(ATTI)は、約85である。このゴルフボールのディンプル仕様が、下記表2に示されている。
[実施例2から4及び比較例1から2]
金型を変更してディンプルの仕様を下記の表1から表5に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2から4及び比較例1から2のゴルフボールを得た。
Figure 0004520267
Figure 0004520267
Figure 0004520267
Figure 0004520267
Figure 0004520267
[飛距離テスト]
ツルテンパー社のスイングマシンに、メタルヘッドを備えたドライバー(住友ゴム工業株式会社の商品名「XXIO」、シャフト硬度:X、ロフト角:9°)を装着した。ヘッド速度が49m/secであり、打ち出し角度がほぼ11°であり、初期スピン速度がほぼ3000rpmである条件でゴルフボールを打撃して、発射地点から静止地点までの距離を測定した。試験中の風のコンディションは、ほぼ無風であった。20回の測定の平均値が、下記の表6に示されている。
Figure 0004520267
表6に示されるように、実施例のゴルフボールは飛行性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るディンプルパターンは、ツーピースゴルフボールのみならず、ワンピースゴルフボール、マルチピースゴルフボール及び糸巻きゴルフボールにも適している。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された模式的断面図である。 図2は、図1のゴルフボールが示された拡大平面図である。 図3は、図2のゴルフボールが示された正面図である。 図4(a)は図1のゴルフボールの一部が示された拡大平面図であり、図4(b)は図1のゴルフボールの一部が示された拡大断面図である。 図5(a)は本発明の他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図5(b)はその断面図である。 図6(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図6(b)はその断面図である。 図7(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図7(b)はその断面図である。 図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図8(b)はその断面図である。 図9(a)は比較例1に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図9(b)はその断面図である。 図10(a)は比較例2に係るゴルフボールの一部が示された平面図であり、図10(b)はその断面図である。
符号の説明
2・・・ゴルフボール
4・・・コア
6・・・カバー
8、14、20、26、32・・・ディンプル
10、18、24、30、36・・・ランド
12、16、22、28、34・・・ボール仮想球
A・・・ディンプルA
B・・・ディンプルB
C・・・ディンプルC
D・・・ディンプルD
E・・・ディンプルE
E1・・・第一エッジ
E2・・・第二エッジ
E3・・・第三エッジ
E4・・・第四エッジ
E5・・・第五エッジ
E6・・・第六エッジ
E7・・・第七エッジ
S1・・・第一曲面
S2・・・第二曲面
S3・・・第三曲面
S4・・・第四曲面
S5・・・第五曲面
S6・・・第六曲面
S7・・・第七曲面

Claims (6)

  1. 輪郭が円であるディンプルをその表面に多数備えたゴルフボールであって、
    このディンプルが、第一曲面、第二曲面、第三曲面、第四曲面、ランドと第一曲面との境界である円状の第一エッジ、第一曲面と第二曲面との境界である円状の第二エッジ第二曲面と第三曲面との境界である円状の第三エッジ及び第三曲面と第四曲面との境界である円状の第四エッジを備えており、
    第二エッジ第三エッジ及び第四エッジが第一エッジと同心円状に配置されており、
    このディンプルに含まれるすべての曲面が、第一エッジを含む平面よりも上方に突出していないゴルフボール。
  2. 上記第一曲面がディンプル中心に向かって下向きに傾斜しており、第二曲面がディンプル中心に向かって上向きに傾斜しており、第三曲面がディンプル中心に向かって下向きに傾斜している請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記ディンプルが、第五曲面と、第四曲面と第五曲面との境界である第五エッジとをさらに備えており、この第五エッジが第一エッジと同心円状に配置されている請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 上記ディンプルが、第六曲面と、第五曲面と第六曲面との境界である第六エッジとをさらに備えており、この第六エッジが第一エッジと同心円状に配置されている請求項3に記載のゴルフボール。
  5. 上記ディンプルが、第七曲面と、第六曲面と第七曲面との境界である第七エッジとをさらに備えており、この第七エッジが第一エッジと同心円状に配置されている請求項4に記載のゴルフボール。
  6. 上記第一曲面がディンプル中心に向かって下向きに傾斜しており、このディンプルに含まれるすべての曲面が、この第一曲面がその一部をなす球面よりも下方に突出していない請求項1から5のいずれかに記載のゴルフボール。
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