JP2008118364A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データの所定の部分を不可視として保存することが可能な画像処理装置および画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】サーバ装置の制御部31において、照合部41は、複合機から受信した画像ログが、記憶部35に記憶されているフォームデータ51のうち、どのフォームデータ51が表すフォームを利用して生成されたものであるかを照合する。また、加工部42は、照合部41が選出したフォームデータ51と対応付けて記憶部35に記憶されている領域情報52および加工情報53を読出して、画像ログのうち領域情報52により特定される領域に相当する部分に対し、加工情報53により特定される加工方法で不可視とする加工を施す。また、保存部43は、不可視とする加工が施された画像ログを記憶部35に保存する。
【選択図】図3
【解決手段】サーバ装置の制御部31において、照合部41は、複合機から受信した画像ログが、記憶部35に記憶されているフォームデータ51のうち、どのフォームデータ51が表すフォームを利用して生成されたものであるかを照合する。また、加工部42は、照合部41が選出したフォームデータ51と対応付けて記憶部35に記憶されている領域情報52および加工情報53を読出して、画像ログのうち領域情報52により特定される領域に相当する部分に対し、加工情報53により特定される加工方法で不可視とする加工を施す。また、保存部43は、不可視とする加工が施された画像ログを記憶部35に保存する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像処理装置および画像処理プログラムに関する。
近年、コピー装置、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、及びこれらを統合した複合機などの分野では、機密情報の漏洩を防ぐために、装置の機能によって処理される画像データから画像ログを生成し、保存することが可能な装置が増えてきている。特許文献1には、処理される画像データから画像ログを生成し、自身が有する記憶部やネットワーク上のサーバ装置に画像ログを記憶させる複合機等が開示されている。
ところで、上記のような装置では、住民票など個人情報が記載された文書がコピー等の処理に供される場合に、文書の画像データから画像ログを生成して保存すると、装置の管理者や装置に不正にアクセスした第三者によって、文書に記載された個人情報等の開示が制限されるべき情報を閲覧されてしまう虞がある。そのため、個人情報保護の観点から、文書に含まれる個人情報の部分を第三者に閲覧できないようにすることが求められる。
特開2004−208048号公報
本発明は、開示の制限を維持しつつ画像データを保存することが可能な画像処理装置および画像処理プログラムを提供することをその目的の一つとする。
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、画像データが所定の書式に則っているかを照合する照合手段と、前記所定の書式上の領域を特定する領域情報に基づいて、前記画像データのうち該領域情報により特定される領域を不可視とする加工を施す加工手段と、前記加工された画像データを保存する保存手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、前記照合手段は、前記画像データが、複数の前記書式のうち何れの書式に則っているかを照合する、ことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、前記書式の書式データと前記領域情報とを対応付けて記憶する記憶手段を更に含み、前記照合手段は、前記書式データに基づいて前記画像データの照合を行う、ことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、前記書式上の領域を指定することにより、該書式に対応する前記領域情報を生成する領域設定手段を更に含む、ことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像データのうち前記領域情報に基づいて不可視とされる領域をユーザに報知する報知手段を更に含む、ことを特徴とする。
次に、本発明の画像処理システムは、入力された指示に基づく画像処理を行う画像処理手段と、所定の書式の書式データを、該所定の書式上の領域を特定する領域情報と対応付けて複数記憶する記憶手段と、前記画像処理に供された画像データに基づく画像データが、前記記憶手段に記憶された前記複数の書式データのうち何れの書式データの書式に則っているかを照合する照合手段と、前記照合された書式データに対応する前記領域情報に基づいて、前記画像データのうち該領域情報により特定される領域を不可視とする加工を施す加工手段と、前記加工された画像データを保存する保存手段と、を含むことを特徴とする。
次に、本発明の画像処理プログラムは、画像データが所定の書式に則っているかを照合する照合手段、前記所定の書式上の領域を特定する領域情報に基づいて、前記画像データのうち該領域情報により特定される領域を不可視とする加工を施す加工手段、及び、前記加工された画像データを保存する保存手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、本発明の画像処理プログラムにおいて、前記照合手段は、前記画像データが、複数の前記書式のうち何れの書式に則っているかを照合する、ことを特徴とする。
また、本発明の画像処理プログラムは、前記書式の書式データと前記領域情報とを対応付けて記憶する記憶手段として更にコンピュータを機能させ、前記照合手段は、前記書式データに基づいて前記画像データの照合を行う、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、所定の書式に則った画像データを、所定の領域を不可視とした状態で保存することができる。
請求項2の発明によれば、画像データが依拠する書式を複数の書式から捜し出すことができる。
請求項3の発明によれば、記憶手段に記憶された書式データに基づいて画像データを照合することができる。
請求項4の発明によれば、画像データの所望の領域を不可視とする領域として設定することができる。
請求項5の発明によれば、保存される画像データのうち、どの領域が可視とされ、どの領域が不可視とされるかを、ユーザに報知することができる。
請求項6の発明によれば、画像処理に供された画像データに基づく画像データが所定の書式に依拠している場合に、所定の領域を不可視として保存することができる。
請求項7の発明によれば、所定の書式に則った画像データを、所定の領域を不可視とした状態で保存することができる。
請求項8の発明によれば、画像データが依拠する書式を複数の書式から捜し出すことができる。
請求項9の発明によれば、記憶手段に記憶された書式データに基づいて画像データを照合することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態について説明する。図1は、画像ログ保存システム1の構成例を表す図である。画像ログ保存システム1では、複合機2およびサーバ装置3が通信路で構築されたネットワークに接続されており、互いに通信可能に構成されている。本実施形態では、サーバ装置3が画像処理装置の例とされる。
第1実施形態について説明する。図1は、画像ログ保存システム1の構成例を表す図である。画像ログ保存システム1では、複合機2およびサーバ装置3が通信路で構築されたネットワークに接続されており、互いに通信可能に構成されている。本実施形態では、サーバ装置3が画像処理装置の例とされる。
複合機2は、少なくともコピー、プリント、スキャンやファクシミリなどのうち少なくとも2以上の機能を有しており、これらの機能による処理を実行する本体部21と、処理の命令を入力するための操作パネル22とを備える。複合機2は、これらの機能によって処理される画像データ(原画像データ)から画像ログを生成し、サーバ装置3へ送信する。なお、本実施形態では、複合機を例に挙げているが、これに限らず、コピー装置、プリンタ装置、スキャナ装置やファクシミリ装置などであっても良い。
図2は、サーバ装置3の構成例を表すブロック図である。サーバ装置3は、装置全体の制御を司る制御部31と、複合機2との通信を可能とする通信部32と、ディスプレイ装置などで構成される表示部33と、キーボードやマウスなどで構成される操作部34と、ハードディスクドライブ(HDD)などで構成される記憶部35と、を備える。
制御部31は、CPU(マイクロプロセッサ等の中央演算装置)やCPUの作業領域とされるRAM(ランダムアクセスメモリ)などを含んで構成される。記憶部35は、制御部31のCPUの動作に必要なプログラムやデータを記憶している。このプログラムやデータは、CD−ROM等の媒体に記録して流通させても良いし、インターネット等の通信手段を介して流通させても良い。
図3は、サーバ装置3の機能構成例を表すブロック図である。サーバ装置3の制御部31は、機能的に、照合部41と、加工部42と、保存部43と、フォーム登録部44と、領域設定部45とを有する。これらの構成要素は、制御部31に含まれるCPUのソフトウェア的な動作によって実現する。また、記憶部35には、フォームデータ51と、領域情報52と、加工情報53とが対応付けて記憶される。
サーバ装置3の制御部31は、複合機2から受信した画像ログが所定の書式(フォーム)に則っているかを照合して加工を施すフォーム照合処理と、フォームを登録するとともに加工に必要な情報を生成するフォーム登録処理とを実行する。図4は、フォーム照合処理の動作を表すフローチャートである。図5は、フォーム登録処理の動作を表すフローチャートである。以下、それぞれについて説明する。
[フォーム照合処理]
図4は、制御部31が実行するフォーム照合処理の動作を表すフローチャートである。図6は、フォーム照合処理の処理内容を表す説明図である。
図4は、制御部31が実行するフォーム照合処理の動作を表すフローチャートである。図6は、フォーム照合処理の処理内容を表す説明図である。
フォーム照合処理は、複合機2から画像ログを受信したときに開始される。この画像ログは、複合機2において、コピー等に供された画像データ(原画像データ)を縮小したり、ファイル形式を変換するなど、ファイルサイズを小さくする所定の処理を施すことによって、画像データとして生成されるものである。
照合部41は、複合機2から受信した画像ログが、記憶部35に記憶されているフォームデータ51に基づき、どのフォームに則っているものであるかを照合する(S21)。
ここで、フォームとは、罫線などの直線や図形等で構成される所定のレイアウトを有し、文字列や図形などの要素が付加されることが予定されているものをいい、図6では、フォームの一例として住民票のフォームを示している。このようなフォームには、個人名や住所などの個人情報が文字列で記入されることが多い。また、プリントアウトしたものに手書きで記入されることも多い。ユーザが複合機2において個人情報が記入されたフォームをコピー等した場合、複合機2からサーバ装置3へ送られてくる画像ログには個人情報が含まれることになる。
また、フォームデータ51は、このようなフォームをデータで表すものである。なお、フォームデータ51は、後述するフォーム登録処理によって記憶部35に記憶される。
照合部41は、照合の結果、画像ログが表す画像が、フォームデータ51が表すフォームに対して文字列や図形などの要素が付加された画像である場合に、画像ログがフォームを利用しているとして当該フォームデータ51を選出する。
具体的には、画像ログとフォームデータ51の照合は、例えば、両者のレイアウトの類似度を求めることによって行われる。類似度は、例えば、画像に含まれる直線や図形などの位置をレイアウト情報として求め、両者のレイアウト情報を比較することによって求められる。画像に含まれる直線や図形などの位置は、例えば、画像をHough変換処理することにより特定される。そして、類似度が所定の範囲にある場合に、画像ログが、照合対象となったフォームデータ51が表すフォームを利用して生成されたものであると判定される。この場合、フォームのレイアウト情報は、照合の都度、求めて参照しても良いが、予め求めてフォームデータ51に含めて記憶部35に記憶しておき、それを参照するようにしても良い。
他にも、画像ログとフォームデータ51の照合は、例えば、両者の見出し部分にある文字列を識別することによって行われるよう構成しても良い。これは、例えば、両者の見出し部分にある文字列を識別し、文字列が一致する場合に、画像ログが、照合対象となったフォームデータ51が表すフォームを利用して生成されたものであると判定される。この場合、照合対象の文字列はレイアウト情報の比較時と同様に、照合の都度、抽出しても良いが、予め抽出してフォームデータ51に含めて記憶部35に記憶しておき、それを参照するようにしても良い。
なお、記憶部35には、複数のフォームデータ51が記憶されており、照合部41は、記憶部35から複数のフォームデータ51を順次読出して、対象となる全てのフォームデータ51に対して画像ログの照合を行い、画像ログが利用しているフォームを表す最も近いフォームデータ51を選出する。
加工部42は、照合部41が選出したフォームデータ51と対応付けられている領域情報52および加工情報53を、記憶部35から読出す(S22)。
ここで、領域情報52は、フォームデータ51が表すフォームの中で不可視とする領域を特定する情報である。この領域情報52は、不可視とする矩形状の領域を、座標によって特定している。また、領域情報52には、不可視とする複数の領域の情報が含まれている。領域情報52により特定される不可視とする領域は、フォームが有するレイアウトの中で文字列や図形などの要素が付加される領域が指定される。例えば、名前や住所などの個人情報が記入される記入欄の領域が指定される。なお、領域情報52は、後述するフォーム登録処理によって記憶部35に記憶される。
また、加工情報53は、領域情報52により特定される領域を不可視とするための具体的な加工方法を特定する情報である。加工方法は、例えば、該当する領域にモザイクや墨入れを施したり、該当する領域を消去する。また、加工を不可逆なものとするため、該当する領域のデータ量を低減もしくは削除するようにしても良い。なお、加工情報53は、後述するフォーム登録処理によって記憶部35に記憶される。
そして、加工部42は、読出した領域情報52および加工情報53に基づいて、画像ログの中で領域情報52により特定される領域に相当する部分に対し、加工情報53により特定される加工方法で不可視とする加工を施す(S23)。図6は、画像ログのうち、領域情報が特定する領域に相当する部分に墨入れを施した場合の例について示している。このように不可視とする加工が施される部分は、フォームが有するレイアウトの中で文字列や図形などの要素が付加されている部分とされ、例えば、名前や住所などの個人情報が記入されている記入欄の部分とされる。なお、領域情報52が、不可視とする領域としてページ全体を特定しているような場合には、画像ログを削除するようにしても良い。
次に、制御部31は、画像ログに不可視とする加工が施されたときにサーバ装置3の管理者などにメール等で通知する通知登録がされている場合には(S24:YES)、通知処理を行う(S25)。そして、制御部31は、以上のS21ないしS25の処理を複合機2から受信した全ページの画像ログについて行う(S26)。
その後、保存部43は、画像ログを記憶部35に保存する(S27)。ここで、保存される画像ログは、上述したように、記憶部35に記憶されているフォームデータ51が表すフォームを利用して生成されたものである場合に、領域情報52により特定される領域に相当する部分に不可視とする加工が施されたものである。
以上のように、画像ログは特定の部分に不可視とする加工が施されて保存される。
[フォーム登録処理]
図5は、制御部31が実行するフォーム登録処理の動作を表すフローチャートである。
図5は、制御部31が実行するフォーム登録処理の動作を表すフローチャートである。
まず、フォーム登録部44は、サーバ装置3に接続されたスキャン機能を有するスキャン装置等によって、紙媒体などに形成されているフォームをスキャンし、フォームデータ51を得て(S11)、このフォームデータ51を記憶部35に記憶させることで、スキャンしたフォームを登録する(S12)。なお、本実施形態では、紙媒体などに形成されているフォームをスキャンしてフォームデータ51を得る例について説明しているが、これに限らず、外部装置からフォームデータ51を得るようにしても良い。
次に、領域設定部45は、記憶部35に記憶されたフォームデータ51を表示部33の画面に表示して(S13)、フォームのどの領域を不可視とする領域にするかの設定をユーザに促す。図7に、この場合の表示例を示す。表示部33の画面には、フォームデータ51に係るフォームが表示されるとともに、不可視とする領域の設定を促すメッセージが表示される。
そして、領域設定部45は、ユーザが操作部34を操作することによって、表示部33の画面に表示されたフォーム上で不可視とする領域が設定されると(S14:YES)、この設定された内容から領域情報52を生成し、記憶部35にフォームデータ51と対応付けて記憶させる(S15)。ここで、表示部33の画面上での設定は、不可視とする矩形状の領域を、領域の対角線の始点と終点の座標により特定するなど、画面上で座標を特定することによって行われる。これにより、領域情報52は、不可視とする領域の座標の情報を含んで生成される。なお、領域情報52が、フォームのページ全体を不可視とする領域として指定していても良い。
次に、領域設定部45は、領域情報52により特定される領域をどのような加工方法で不可視とするかの設定をユーザに促す。そして、不可視とする加工方法が設定されると(S16:YES)、この設定された内容から加工情報53を生成し、記憶部35にフォームデータ51と対応付けて記憶させる(S17)。ここで設定される加工方法は、例えば、該当する領域にモザイクや墨入れを施したり、該当する領域を消去するものとすることができる。また、加工を不可逆なものとするため、該当する領域のデータ量を低減もしくは削除するようなものとすることができる。
次に、制御部31は、画像ログに不可視とする加工が施されたときにサーバ装置3の管理者などにメール等で通知するかの設定をユーザに促す。そして、通知が設定されると(S18:YES)、通知先などを含めて通知登録をする(S19)。
以上のように、登録したフォームにおいて不可視とする加工を施す特定の部分が、予めユーザによって設定される。
なお、フォームの画像を得るためのデータは、保存されるフォームデータ51から除外しても良いし、含めても良い。除外した場合、フォームに基づく照合データを予め求め、フォームデータ51に含めて記憶部35に記憶しておくことは必須となる。含めた場合には、フォームの画像を表示して領域の設定を再設定または変更可能なように構成しても良い。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。本実施形態では、図1における複合機2が画像処理装置の例とされる。なお、本実施形態において、上述の第1実施形態と重複する構成については、同一の符号を付して説明を簡略化する。
第2実施形態について説明する。本実施形態では、図1における複合機2が画像処理装置の例とされる。なお、本実施形態において、上述の第1実施形態と重複する構成については、同一の符号を付して説明を簡略化する。
図8は、複合機2の構成例を表すブロック図である。複合機2は、装置全体の制御を司る制御部24と、制御部24の制御によって本体部21にコピー等の処理を実行させる動作部25と、サーバ装置3との通信を可能とする通信部26と、表示部27と操作部28が一体とされた操作パネル22と、ハードディスクドライブ(HDD)などで構成される記憶部29と、を備える。
制御部24は、CPU(中央演算装置)やCPUの作業領域とされるRAM(ランダムアクセスメモリ)などを含んで構成される。記憶部29は、制御部24のCPUの動作に必要なプログラムやデータを記憶している。このプログラムやデータは、CD−ROM等の媒体に記録して流通させても良いし、インターネット等の通信手段を介して流通させても良い。
図9は、複合機2の機能構成例を表すブロック図である。複合機2の制御部24は、機能的に、照合部41と、加工部42と、保存部43と、フォーム登録部44と、領域設定部45と、ログ生成部61と、報知部62とを有する。これらの構成要素は、制御部31に含まれるCPUのソフトウェア的な動作によって実現する。また、記憶部29には、フォームデータ51と、領域情報52と、加工情報53とが対応付けて記憶される。
ログ生成部61は、動作部25においてコピー等に供された画像データ(原画像データ)を縮小したり、ファイル形式を変換するなど、ファイルサイズを小さくする所定の処理を施すことによって、画像ログを画像データとして生成する。このログ生成部61は、生成した画像ログを照合部41へ入力する。
そして、照合部41、加工部42および保存部43は、ログ生成部61から入力された画像ログに対し、上述したフォーム照合処理を施す。すなわち、照合部41は、ログ生成部61から入力された画像ログが、記憶部35に記憶されているフォームデータ51のうち、どのフォームデータ51が表すフォームを利用して生成されたものであるかを照合する。また、加工部42は、照合部41が選出したフォームデータ51と対応付けて記憶部29に記憶されている領域情報52および加工情報53を読出して、画像ログのうち領域情報52により特定される領域に相当する部分に対し、加工情報53により特定される加工方法で不可視とする加工を施す。
また、保存部43は、不可視とする加工が施された画像ログをサーバ装置3へ送信して、サーバ装置3に保存させる。また、保存部43は、不可視とする加工が施された画像ログを、自身が有する記憶部29に保存しても良いし、自身が有する記憶部29に保存するとともにサーバ装置3へ送信してサーバ装置3に保存させても良い。
報知部62は、画像ログのうち領域情報52に基づいて不可視とされる部分を、操作パネル22の表示部27に表示してユーザに報知する。図10に、この場合の表示例を示す。操作パネル22の表示部27には、照合部41により選出されたフォームデータ51が表示されるとともに、領域情報52により特定される領域が、模様や色彩が付されるなど他の領域と識別可能な態様で、フォーム上に重ねて表示される。また、これらに加えて、画像ログにおいて領域情報52により特定される領域の部分が保存されないことを表すメッセージが表示される。
これにより、ユーザに、コピー等に供した画像データ(原画像データ)から生成される画像ログのうち、どの部分が保存され、どの部分が保存されないかが報知される。
1 画像ログ保存システム、2 複合機(画像処理装置の一例)、21 本体部、22 操作パネル、24 制御部、25 動作部、26 通信部、27 表示部、28 操作部、29 記憶部、3 サーバ装置(画像処理装置の一例)、31 制御部、32 通信部、33 表示部、34 操作部、35 記憶部、41 照合部、42 加工部、43 保存部、44 フォーム登録部、45 領域設定部、51 フォームデータ、52 領域情報、53 加工情報、61 ログ生成部、62 報知部。
Claims (9)
- 画像データが所定の書式に則っているかを照合する照合手段と、
前記所定の書式上の領域を特定する領域情報に基づいて、前記画像データのうち該領域情報により特定される領域を不可視とする加工を施す加工手段と、
前記加工された画像データを保存する保存手段と、
を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記照合手段は、前記画像データが、複数の前記書式のうち何れの書式に則っているかを照合する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
前記書式の書式データと前記領域情報とを対応付けて記憶する記憶手段を更に含み、
前記照合手段は、前記書式データに基づいて前記画像データの照合を行う、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3に記載の画像処理装置であって、
前記書式上の領域を指定することにより、該書式に対応する前記領域情報を生成する領域設定手段を更に含む、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1ないし4の何れかに記載の画像処理装置であって、
前記画像データのうち前記領域情報に基づいて不可視とされる領域をユーザに報知する報知手段を更に含む、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 入力された指示に基づく画像処理を行う画像処理手段と、
所定の書式の書式データを、該所定の書式上の領域を特定する領域情報と対応付けて複数記憶する記憶手段と、
前記画像処理に供された画像データに基づく画像データが、前記記憶手段に記憶された前記複数の書式データのうち何れの書式データの書式に則っているかを照合する照合手段と、
前記照合された書式データに対応する前記領域情報に基づいて、前記画像データのうち該領域情報により特定される領域を不可視とする加工を施す加工手段と、
前記加工された画像データを保存する保存手段と、
を含むことを特徴とする画像処理システム。 - 画像データが所定の書式に則っているかを照合する照合手段、
前記所定の書式上の領域を特定する領域情報に基づいて、前記画像データのうち該領域情報により特定される領域を不可視とする加工を施す加工手段、及び、
前記加工された画像データを保存する保存手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 請求項7に記載の画像処理プログラムであって、
前記照合手段は、前記画像データが、複数の前記書式のうち何れの書式に則っているかを照合する、
ことを特徴とする画像処理プログラム。 - 請求項7または8に記載の画像処理プログラムであって、
前記書式の書式データと前記領域情報とを対応付けて記憶する記憶手段として更にコンピュータを機能させ、
前記照合手段は、前記書式データに基づいて前記画像データの照合を行う、
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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JP2017021520A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 凸版印刷株式会社 | 画像処理装置、および、画像処理プログラム |
JP2020082704A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | コニカミノルタ株式会社 | イメージログ管理装置、検査装置、画像形成装置、画像読取装置、画像形成システム、制御方法及びコンピュータープログラム |
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Legal Events
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