JP2008108671A - 分岐コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】分岐コネクタ内に配置する波形整形回路を実装する回路基板の面積を小さくし、分岐コネクタの小型化を図る。
【解決手段】幹線から複数の支線を分岐接続する位置に設ける分岐コネクタ10であって、コネクタハウジング11内に、幹線ライン21と支線ライン22の導体パターンを設けた回路基板20を収容し、幹線ライン21は抵抗とコイルとを並列接続した波形整形回路25を介して支線ライン22と接続させ、波形整形回路25は、支線ライン22と幹線ライン21とを隙間を空けて設け、該隙間に導電性接着剤26を塗布して抵抗層を設けると共に、該抵抗層の表面にチップコイル27を配置し、該チップコイル27の両端の電極を前記導電性接着剤26に固着して、抵抗とコイルとの並列回路を形成しており、さらに、回路基板20に、幹線ライン21に接続した幹線用端子材31と、支線ライン22に接続した支線用端子材32を突設している。
【選択図】図4

Description

本発明は、分岐コネクタに関し、詳しくは、自動車に搭載され、自動車内に配索されるLAN内に介設され、通信回路の分岐接続部で発生する信号の反射を減衰する機能をコネクタ内に設けたものである。
従来、自動車に配索される電線同士の接続にはコネクタが多く用いられており、特開2006−4852号公報(特許文献1)では、電子部品を内蔵したコネクタが提供されている。
特許文献1で提供されたコネクタ1は、図9に示すように、アッパーケース2とロアケース3からなるハウジング4内に複数の電子部品5を実装した回路基板6を収容して、該回路基板6に接続した端子7を外部電線(図示せず)の端末の端子と接続している。
特許文献1で提供されているコネクタ1は電子部品5を実装した回路基板6を内蔵しているため、コネクタに様々な機能を持たせることができ、通信回路の分岐点に電子部品5である抵抗及びコイルを実装して波形整形回路を構成すると、分岐点における信号の反射を減衰することができる。
しかしながら、前記波形整形回路を構成するためには、図10(A)に示すように回路基板6に抵抗91とコイル92の両方を実装しなければならず、電子部品5実装面の面積が大きい回路基板6が必要となる。
また、抵抗91やコイル92等の電子部品5は、半田付けにより回路基板6に実装される。特に、チップ型の電子部品5では、図10(C)に示すように、回路基板6の導体パターン95に設けたランド部94に半田93を印刷し、図10(D)に示すように電子部品5の電極(図示せず)を半田93に接合させ、電子部品5と導体パターン95を電気的に接続している。
前記電子部品5とランド部94の接合強度を確保するためには、回路基板6にランド部94の面積を確保して、ランド部94と半田93の接する面積を大きくする必要がある。このため大きい面積の回路基板6が必要となり、回路基板6を収容するコネクタ1が大型化するという問題がある。
特開2006−4852号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、分岐コネクタにおいて、通信回路の分岐点に信号の反射を低減する波形整形回路を設ける場合において、波形整形回路を実装している回路基板の面積を小さくし、分岐コネクタの小型化を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、幹線から複数の支線を分岐接続する位置に設ける分岐コネクタであって、
コネクタハウジング内に、幹線ラインと支線ラインの導体パターンを設けた回路基板を収容し、前記幹線ラインは抵抗とコイルとを並列接続した波形整形回路を介して前記支線ラインと接続させ、
前記波形整形回路は、前記支線ラインと前記幹線ラインとを隙間を空けて設け、該隙間に導電性接着剤を塗布して抵抗層を設けると共に、該抵抗層の表面にチップコイルを配置し、該チップコイルの両端の電極を前記導電性接着剤に固着して、前記抵抗とコイルとの並列回路を形成しており、さらに、
前記回路基板に、前記幹線ラインに接続した幹線用端子材と、支線ラインに接続した支線用端子材を突設していることを特徴とする分岐コネクタを提供している。
本発明の分岐コネクタでは、抵抗層である導電性接着剤とチップコイルからなる波形整形回路を実装した回路基板をコネクタハウジング内に収容し、幹線ラインから波形整形回路を介在させて支線ラインを分岐している。
波形整形回路を構成する導電性接着剤とチップコイルは、回路基板に半田付けで実装するのではなく、導電性接着剤を回路基板に塗布し、導電性接着剤の表面にチップコイルを載置し、該チップコイルの両端を導電性接着剤と固着している。
通常、導電性接着剤は回路基板に設けた導体パターンと比較して導電率が低いことより、導電性接着剤を抵抗として機能させ、導電性接着剤の塗布層は抵抗層として用いている。よって、当然のことながら、本発明で用いる導電性接着剤は、接続する導体パターンより導電率が低いものとしている。
このように、抵抗層となる導電性接着剤の表面にチップコイルを接着させ、該チップコイルの両端を抵抗層と接続することにより、幹線ラインと支線ラインとを、抵抗とコイルとを並列接続した波形整形回路を介在させて接続している。
本発明では、前記のように、抵抗とコイルとを別個に回路基板上に半田付けで実装しておらず、抵抗層にチップコイルを重ねて配置しているため、設置スペースをとらず、回路基板の小型化を図ることができる。
また、導電性接着剤は導体パターンに設けるランド部に直接塗布されるため、チップ型の抵抗を半田を用いて導体パターンに接続する場合に比べて、ランド部と導電性接着剤の接触面積が少なくても接合強度を保つことができる。
このため回路基板の面積をより小さくすることができ、分岐コネクタを小型化できる。
前記導電性接着剤は、例えば、微粒子状もしくはフィラーにした白金、金、銀、銅、アルミニウム等の導電性金属を高分子系絶縁物に配合して導電性を持たせた材料により形成している。
前記高分子系絶縁物として、フェノール樹脂、ユリア樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリエチレン、ポリスチロール、硬質塩化ビニル、軟質塩化ビニル、酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、フッ素樹脂、生ゴム、軟質ゴム、エボナイト、ブチルゴム、ネオプレンゴム、シリコンゴム等が挙げられる。
導電性接着剤とチップコイルからなる波形整形回路の幹線・支線用端子材間のインピーダンスは、使用する通信回路のバスのインピーダンス(Z0)の6%〜50%、好ましくは10%〜22%とすることが好ましい。
前記インピーダンスが6%以上であれば、通信回路の分岐部における信号の反射を減衰させることができる。一方、50%を越えると受信側の電圧低下を招き通信エラーが発生する恐れがある。
前記波形整形回路の抵抗値は、導電性接着剤の塗布量を変化させることにより調節することができる。
導電性接着剤の抵抗値は、導電性接着剤の塗布面積ではなく、塗布厚さにより調節することができる。即ち、導電性接着剤の塗布面積を一定とした場合、導電性接着剤の塗布の厚みを大とすることで抵抗値を小さくすることができる一方、導電性接着剤の厚みを薄くすることで抵抗値を大きくすることができる。
なお、導電性接着剤の塗布の厚みを一定とした場合に、導電性接着剤を塗布する面積を広くすることにより、断面積が大きくなり抵抗値を小さくすることができる一方、塗布面積を狭くすることで抵抗値を大きくすることができるが、塗布面積を大きくすると、スペースをとるため、塗布厚さで抵抗値を調節することが好ましい。
前記コネクタハウジングに上下2段に端子収容室を並設し、各段毎に前記幹線用端子材または支線用端子材を収容していると共に、前記回路基板は前記上下2段の端子収容室の端面側に1つ設けており、
前記幹線及び支線は、差動伝送線路を構成するツイストペア電線あるいはシールドツイストペア電線等のペア電線からなり、該ペア電線の第1通信線と第2通信線の各端末に接続した端子が、前記上下2段の各端子収容室に収容している前記幹線用端子材または支線用端子材とそれぞれ接続されることが好ましい。
前記構成によれば、車載用のLANに介設され、通信回路の幹線から支線を分岐する分岐コネクタにおいて、回路基板の幹線ラインと支線ラインとの間に、前記導電性接着剤とチップコイルを並列接続した波形成形回路を介在させているため、前記導電性接着剤とチップコイルを信号の反射を早期に減衰させることができる。
前述したように、本発明の分岐コネクタによれば、抵抗層である導電性接着剤の表面にチップコイルを固着させているので、回路基板上にチップコイルのための面積を確保する必要がない。さらに、導電性接着剤は導体パターンのランド部に直接塗布されるので導電性接着剤とランド部の接触面積が少なくても接合強度を保つことができる。このため、回路基板の面積を小さくすることができ、分岐コネクタを小型化できる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7に本発明の第1実施形態の分岐コネクタ10を示す。
分岐コネクタ10は、図1に示すように、CAN通信(差動伝送方式)を行う車載LAN100において、幹線101から複数本の支線102が分岐する分岐部103を形成するものである。
分岐コネクタ10は図2および図3(A)(B)に示すように、コネクタハウジング11の一側に設けたコネクタ嵌合部16を備えると共に、その背面側の他側に、回路基板20を収容する基板収容部12を備えている。基板収容部12には、プリント基板からなる回路基板20と、回路基板20に半田付けで突設した幹線用端子材31、支線用端子材32を収容している。
長方形状の回路基板20には、図4、図6および図7(A)に示すように、長さ方向に沿った図中上下両側辺に沿って、導体パターンからなる幹線ライン21(21−1,21−2)を設け、これら幹線ライン21に挟まれた中央領域に支線ライン22を設けている。前記支線ライン22は、幹線ライン21−1と対向する複数の支線ライン22−1を回路基板20の長さ方向に間隔をあけて形成すると共に、幹線ライン21−2と対向する複数の支線ライン22−2を同様に長さ方向に間隔をあけて形成している。
前記幹線ライン21には複数の支線ライン22と対向する位置にランド部21aを夫々形成する一方、各支線ライン22の幹線ライン側の先端に前記ランド部21aと隙間をあけてランド部22aを形成している。各支線ライン22の他端にもランド部22bを形成し、該ランド部22bの中央に端子孔23を設け、前記支線用端子材32を貫通させて半田付けしている。
前記幹線ライン21の両端にも夫々端子孔24を設け前記幹線用端子材31を貫通させて半田付けしている。
前記幹線ライン21−1の各ランド部21aと複数の支線ライン22−1の各ランド部22aとの間、同様に、幹線ライン21−2の各ランド部21aと複数の支線ライン22−2の各ランド部22aとの間に、図4、図5に示す波形整形回路25を設け、幹線ライン21を波形整形回路25を介して支線ライン22に分岐接続している。
各波形整形回路25は抵抗層である導電性接着剤26と、導電性接着剤26の表面に接着したチップコイル27を備えている。
前記導電性接着剤26は図6(B)及び図7(B)に示すように、ランド部21aと22aの表面及びその間の隙間の基板表面に所要厚さで塗布している。
前記該導電性接着剤26の表面に、図7(C)に示すように、チップコイル27を載置し、該チップコイル27の両端の電極27aを導電性接着剤26に固着して、導電性接着剤26とチップコイル27を並列接続させている。
詳細には、図7(B)に示すように、対向配置された幹線ライン21の各ランド部21aと支線ライン22のランド部22aにかけて、導電性接着剤26を矩形状に塗布してランド部21aと22aとを導電性接着剤26を介して電気的に接続する。該導電性接着剤26の左右方向Xの幅はランド部21a、22aの幅よりも小さくし、隣接するランド部間に塗布する導電性接着剤26と接触させないようにしている。
前記導電性接着剤26は、銀等の導電性金属からなるフィラーを熱硬化性樹脂と配合して混練したものからなり、前記幹線ライン21および支線ライン22の導電率よりも低くしている。
前記導電性接着剤26を塗布した後に、該導電性接着剤26が粘着性を有する状態で、その表面にチップコイル27を載せて固着している。該チップコイル27は、その長さ方向の両端に一対の電極27aを備え、該電極27aを導電性接着剤26と固着して電気的に接続している。
前記のように、チップコイル27を導電性接着剤26と固着した後に、加熱して導電性接着剤26を硬化している。
前記幹線ライン21(21−1、21−2)の両端に設けた端子孔24を挿入して半田付けで突設する幹線用端子材31及び、各支線ライン22(22−1、22−2)の他端に設けた端子孔23に挿入して半田付けで突設する支線用端子材32は、いずれも導電性金属材からなる棒体状とし、突出端側に、幹線回路の電線および支線回路の電線の各端末に接続したメス端子と嵌合接続するオス端子部31a、32aを形成している。
前記回路基板20を収容するコネクタハウジング11は、図2および図3に示すように、基板収容部12は左右方向Xに長い矩形状の空洞部で、他側のコネクタ嵌合部16との間に仕切壁13が介在し、仕切壁13にコネクタ嵌合部16と基板収容部12に連通する上下2段の端子貫通穴13aを設けている。かつ、基板収容部12の上下左右の側壁の内面には基板係止用段部12aを設けている。
基板収容部12の背面側開口12bから回路基板20を挿入し、回路基板20に突設された幹線用端子材31のオス端子部31aを左右の端子貫通穴13a−1に挿入し、支線用端子材32のオス端子部32aを両側の端子貫通穴13a−1の間に設けた端子貫通穴13a−2に挿入している。
回路基板20は背面側開口12bとほぼ同じ大きさであり、回路基板20の端部はコネクタハウジング11の内壁で保持されると共に、基板係止用段部12aにより係止される。
また、基板収容部12の背面側開口12bを閉鎖するカバー40を備えている。カバー40は背面側開口12bを閉鎖する側壁40aと、側壁40aの周縁から突出した周壁40bからなり、図2に示すように、周壁40bの内面の所要箇所に、コネクタハウジング11の外面11cに設けた係止突起11aを係止するための係止凹部40cを設けている。
該カバー40はコネクタハウジング11の基板収容部12の背面側開口12bに被せ、コネクタハウジング11の係止突起11aをカバー40の係止凹部40cに係止して、カバー40をコネクタハウジング11に取りつけている。
また、コネクタハウジング11の外面には車体へコネクタハウジング11を固定するロック部11bを設けている。
前記分岐コネクタ10のコネクタ嵌合部16には、図3(B)に示すコネクタ50を複数個並列状態で嵌合する構成としており、これらの各コネクタ50は差動伝送線路を構成するツイストペア電線60に接続されている。
各コネクタ50は、上下各1個の端子収容室52(52A、52B)をコネクタハウジング11に設け、上段の端子収容室52Aには、ツイストペア電線60の第1通信線61(CAN_H)の端末に接続したメス端子63Aが挿入係止されている一方、下段の端子収容室52Bには、ツイストペア電線60の第2通信線62(CAN_L)の端末に接続した端子63Bが挿入係止されている。
前記コネクタハウジング51の表面には弾性係止片53を設け、該弾性片53の外面に突設した係止突起54を分岐コネクタ10のコネクタ嵌合部16の上壁内面に設けた係止突起16aに係止してロック結合する構成としている。
前記構成からなる本発明の分岐コネクタ10では、抵抗層である導電性接着剤26の表面にチップコイル27を固着させ、波形整形回路を構成する抵抗とコイルを並設するのではなく、積層しているため、回路基板20上にチップコイル24のための面積を確保する必要がない。
また、導電性接着剤26はランド部および基板表面に直接塗布されるため、半田を用いる場合に比べてランド部と導電性接着剤26の接触面積が少なくても接合強度を保つことができる。このため、回路基板20を小さくすることができ、分岐コネクタ10を小型化できる。
なお、本実施形態では、分岐コネクタ10に差動伝送線路を構成するツイストペア電線60を接続しているため、コネクタハウジング11内に幹線用端子材31または支線用端子材32を上下2段で配置しているが、ペア電線以外の電線を接続する場合には、コネクタハウジング11に1段あるいは3段以上で幹線用端子材31または支線用端子材32を配置してもよい。該分岐コネクタ10に接続するペア電線はツイストペア電線60に限らず、シールドツイストペア電線60等であってもよい。
図8(A)は第1実施形態の第1変形例を示す。前記第1実施形態では、導電性接着剤26の左右方向Xの幅はランド部21a、22aの幅より狭くしているが、同一幅としている。
図8(B)に第1実施形態の第2変形例を示す。
第2変形例では、隙間をあけて対向配置されたランド部21aとランド部22aの間に全面的に導電性接着剤26を塗布するのではなく、間隔をあけて両側に導電性接着剤26A、26Bを塗布して、ランド部21aとランド部22aを接続している。
前記2つの導電性接着剤26A,26Bの表面にチップコイル24を接着し、チップコイル27の一対の電極27aはそれぞれ両方の導電性接着剤26A,26Bと電気的に接続させている。
導電性接着剤26A、26Bは抵抗として機能するので、2つの抵抗を並列接続した状態となり、同形状の矩形状の導電性接着剤26を1つ実装するよりも抵抗値を小さくすることができ、抵抗値の調節を行うことができる。また、導電性接着剤26A、26Bとチップコイル24は並列接続される。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の特許請求の範囲内の種々の形態が含まれるものである。
本発明の分岐コネクタにより形成した分岐部を示す概略図である。 本発明の第1実施形態の分岐コネクタに相手側コネクタを嵌合した状態での断面図である。 (A)は分岐コネクタの分解斜視図であり、(B)はコネクタ嵌合部に挿入されるコネクタの斜視図である。 回路基板の平面図である。 回路基板のI−I断面図である。 (A)は回路基板上の幹線ラインと支線ラインを示した図であり、(B)は導電性接着剤を塗布を示した図である。 (A)〜(C)は回路基板に導電性接着剤を塗布しチップコイルを固着する説明図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 従来例を示す図である。 他の従来例を示す図であり、(A)は平面図、(B)はB−B断面図、(C)は回路基板に半田を実装した要部拡大図、(D)は回路基板に抵抗とコイルを実装した要部拡大図である。
符号の説明
10 分岐コネクタ
11 コネクタハウジング
12 基板収容部
12a 基板係止用段部
13 仕切壁
13a 端子貫通穴
16 コネクタ嵌合部
20 回路基板
21 幹線ライン
22 支線ライン
21a、22a ランド部
23 貫通穴
25 波形整形回路
26 導電性接着剤
27 チップコイル
31 幹線用端子材
32 支線用端子材

Claims (3)

  1. 幹線から複数の支線を分岐接続する位置に設ける分岐コネクタであって、
    コネクタハウジング内に、幹線ラインと支線ラインの導体パターンを設けた回路基板を収容し、前記幹線ラインは抵抗とコイルとを並列接続した波形整形回路を介して前記支線ラインと接続させ、
    前記波形整形回路は、前記支線ラインと前記幹線ラインとを隙間を空けて設け、該隙間に導電性接着剤を塗布して抵抗層を設けると共に、該抵抗層の表面にチップコイルを配置し、該チップコイルの両端の電極を前記導電性接着剤に固着して、前記抵抗とコイルとの並列回路を形成しており、さらに、
    前記回路基板に、前記幹線ラインに接続した幹線用端子材と、支線ラインに接続した支線用端子材を突設していることを特徴とする分岐コネクタ。
  2. 前記導電性接着剤の塗布量により抵抗値を調節している請求項1に記載の分岐コネクタ。
  3. 前記コネクタハウジングに基板収容部を並設し、前記回路基板と、前記回路基板に接続した前記幹線用端子材または支線用端子材を収容していると共に、
    前記幹線及び支線は、差動伝送線路を構成するツイストペア電線あるいはシールドツイストペア電線等のペア電線からなり、該ペア電線の第1通信線と第2通信線の各端末に接続した端子が、前記幹線用端子材または支線用端子材とそれぞれ接続される構成としている請求項1または請求項2に記載の分岐コネクタ。
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