JP2008101932A - 磁気式位置検出装置 - Google Patents

磁気式位置検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008101932A
JP2008101932A JP2006282550A JP2006282550A JP2008101932A JP 2008101932 A JP2008101932 A JP 2008101932A JP 2006282550 A JP2006282550 A JP 2006282550A JP 2006282550 A JP2006282550 A JP 2006282550A JP 2008101932 A JP2008101932 A JP 2008101932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
detection
movable member
output
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006282550A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyuki Kamikawa
晃幸 神川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2006282550A priority Critical patent/JP2008101932A/ja
Publication of JP2008101932A publication Critical patent/JP2008101932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】磁気式位置検出に関係する各種部品の部品点数を一層少なく抑えることができる磁気式位置検出装置を提供する。
【解決手段】セレクトレバー装置には、セレクトレバーの操作レンジを検出するレバー位置検出装置5が設けられる。このレバー位置検出装置5の構成としては、装置本体にバイアスマグネット6,7とそれと組を成す磁気抵抗センサ9,10とを設け、セレクトレバーにカウンタマグネット8を設ける。セレクトレバーが操作されるとカウンタマグネット8もそれに伴って移動することから、磁気抵抗センサ9,10に付与される磁界方向beが変わり、磁気抵抗センサ9,10の出力が変化する。セレクトレバーのレンジ位置検出に際しては、これら2つの磁気抵抗センサ9,10から得られる2つの検出信号と、これら検出信号の出力差分とを用いて行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、周囲に発生する磁界の磁界変化を検出することで、可動部材の移動位置(移動量、操作量等)を検出する磁気式位置検出装置に関する。
従来、オートマチック車(マニュアル式を兼ね備えた車両も含む)には、オートマチックトランスミッション(自動変速機)を操作するときの入力系としてセレクトレバーが設けられている。この種のセレクトレバーは、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ及びドライブレンジ等の各種操作位置に操作可能であって、マニュアル式を兼ね備えた車両においては、セレクトレバーを+レンジに一段入れる度に変速機のギアが1つずつ上がり、セレクトレバーを−レンジに一段入れる度に変速機のギアが1つずつ減速する。
セレクトレバーには、その操作レンジ位置を検出する位置検出装置が設けられている。この種の位置検出装置としては、スイッチやセンサを用いた装置が広く使用され、その一例が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の技術は、セレクトレバーが複数の操作レンジに操作される場合であっても、判定が必要なセレクトレバーのポジション数に比べて、それよりも少ない数のスイッチで全てのレンジ位置を判定することを可能とする技術である。
特開2000−108707号公報
ところで、特許文献1でも開示されるように、この種の位置検出装置においては、できるだけ少ない部品点数でセレクトレバーのレンジ位置検出できることが望まれており、昨今を問わず今日においても更なる部品点数削減が要望されていた。特に、磁石及び磁気センサを用いて位置検出を行う磁気式位置検出装置の場合、この種の磁石や磁気センサは高価であることから、磁気式位置検出装置を低コスト化するためにも、部品点数削減が特に必要になってくる。
本発明の目的は、磁気式位置検出に関係する各種部品の部品点数を一層少なく抑えることができる磁気式位置検出装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、固定部材及び可動部材の一方に第1磁石を設け、これらの他方に複数の磁気センサを設け、前記固定部材及び前記可動部材のうち前記磁気センサを設けた側に、当該磁気センサと組を成すように同じ数の第2磁石を設け、前記可動部材の移動に伴い前記第1磁石及び前記磁気センサの間の位置関係が変わることで前記磁気センサに付与される磁界状態が変化し、当該磁界変化により値が変わる前記磁気センサの出力値を用いて前記可動部材の位置を検出する磁気式位置検出装置において、複数ある前記磁気センサの各出力値と、当該出力値の差である出力差分値とを用いて前記可動部材の位置を検出する位置判定手段を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、各磁気センサの単独の出力値と、これら磁気センサ間の出力差分値とを用い、これら出力値と出力差分値との値の組み合わせにより、可動部材の位置を検出する。このため、例えば可動部材の位置検出に必要となる出力ごとに磁気センサを用意する場合に比べて磁気センサ及び第2磁石の数が少なく済み、例えば可動部材の位置検出に際して3出力が必要であっても、この場合は磁気センサ及び第2磁石が2つで済むことになり、可動部材の位置検出に際してこの時に必要となる部品点数を少なく抑えることが可能となる。
本発明では、前記各磁気センサは、磁界変化に対する前記出力値としてアナログ信号を出力し、前記位置判定手段は、前記磁気センサから取得した複数の前記アナログ信号と、これら当該アナログ信号の差から求まる前記出力差分値とを、予め設定された閾値を基準にハイレベル又はローレベルを決めるデジタル信号に各々変換し、複数の前記デジタル信号の信号レベルの組み合わせにより、前記可動部材の位置を検出することを要旨とする。
この構成によれば、磁気センサからは出力値としてアナログ信号が出力されるが、可動部材の位置検出に際しては、このアナログ信号をデジタル信号に変換してから位置検出に用いる。ところで、仮に磁気センサからの出力値をアナログ信号のままの生データで使用すると、例えば出力値が磁気式位置検出装置の使用外部環境の温度変化等によって変化してしまうと、位置検出に際してこの変動出力値を用いてしまっては正確な位置判定が行えないことになる。しかし、本構成のように磁気センサの出力をデジタル信号に置き換えて位置検出に用いれば、周囲温度変化による出力値変化はデジタル変換により吸収されることになり、アナログ信号に振幅変動が生じても可動部材の正しい位置検出を行うことが可能となり、高い位置検出精度を確保することが可能となる。
本発明では、複数の前記デジタル信号の信号組み合わせは、前記可動部材がある検出ポジションからその隣の検出ポジションに移動する際、複数の前記デジタル信号のうちの1つのみ信号レベルが切り換わることを要旨とする。
この構成によれば、可動部材が所定の検出ポジションからその隣の検出ポジションに移動する際、磁気センサから得られる複数のデジタル信号は、その中の1つのみHLレベルが切り換わる。ところで、可動部材が隣の検出ポジションに移動するに際し、複数のデジタル信号のHLレベルが切り換わってしまうと、この切り換わりタイミングは必ずしも同時とはならないことから、正確な位置検出精度を確保するには、例えば信号値を所定時間保持するなどの複雑な判定処理が必要となる。しかし、本構成を用いれば、1つのデジタル信号のHLレベルが切り換わったタイミングが位置切り換わりとして判定可能となることから、複雑な検出処理を用いなくても可動部材の位置検出が可能となる。
本発明では、前記磁気センサは、磁気感知体である磁気検出素子が同じ値の前記出力値を出力可能な状態で磁界検知面に複数組設けられ、前記位置判定手段は、前記磁気検出素子から取得した複数の前記出力値を用い、前記可動部材の位置を2重系で検出することを要旨とする。
この構成によれば、1つの磁気センサを2出力とし、これら2出力を用いて可動部材の位置検出を行うことから、磁気センサの故障等を見ることが可能となり、より一層高い位置検出精度を確保することが可能となる。
本発明によれば、磁気式位置検出に関係する各種部品の部品点数を一層少なく抑えることができる。
以下、本発明を具体化した磁気式位置検出装置の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
オートマチック車(マニュアル式を兼ね備えたオートマチック車も含む)には、車両のオートマチックトランスミッションを操作する際の入力系として図1に示すセレクトレバー装置1が設けられている。セレクトレバー装置1は、装置本体2に貫設された案内溝3から外部に飛び出た棒状のセレクトレバー4を有し、このセレクトレバー4を動かすことにより操作位置レンジを変更する。セレクトレバー装置1は、例えば車内フロア、インストルメントパネル、コラム等に配置されている。なお、装置本体2が固定部材に相当し、セレクトレバー4が可動部材に相当する。
セレクトレバー4は、複数の操作位置レンジ間を操作可能であって、本例においては一直線にスライド操作されることにより、端からRレンジ、RNレンジ、中立レンジ、DNレンジ、Dレンジの順に5レンジ位置の間を直線操作可能である。これらレンジのうち、Rレンジが車両を後進させるリバース位置であり、Dレンジが車両を前進させるドライブ位置であり、中立位置が自動変速機のギアが入っていないニュートラル位置である。
また、ここで述べたRNレンジは、機能的にはRレンジと同じであって、Rレンジにあるセレクトレバー4が不用意に中立レンジに入らないようにするために、セレクトレバー4がRレンジからRNレンジに入っただけでは、ここから更に強く押し込まないとセレクトレバー4が中立位置に入らずにRレンジに戻されるレンジである。逆に、セレクトレバー4を中立レンジからRレンジに操作する際は、セレクトレバー4を強く押し込まなくともスムーズにセレクトレバー4がRレンジに移動する。なお、DNレンジもRNレンジと同様の機能を持ったレンジである。
セレクトレバー装置1には、セレクトレバー4のレンジ位置を検出する図2及び図3に示すレバー位置検出装置5が設けられている。レバー位置検出装置5として例えばMRE(磁気抵抗素子)式を用いた場合、装置本体2の内部には、周囲に磁界(磁場)を生成する2つのバイアスマグネット6,7が取り付け固定されている。これらバイアスマグネット6,7は、セレクトレバー4のレンジ位置を検出するに際して基礎となる磁界(磁場)を周囲に生成するマグネットである。これらバイアスマグネット6,7は、例えば焼結磁石等から成り、セレクトレバー4の移動方向(図2の矢印A方向)に沿って並設されている。
セレクトレバー4には、バイアスマグネット6,7と対向する位置にカウンタマグネット8が取り付け固定されている。カウンタマグネット8は、例えば焼結磁石等から成るとともにセレクトレバー4と連れ動きし、2つのバイアスマグネット6,7によって生成される磁界を、自身の側に引き込むように働く。バイアスマグネット6,7及びカウンタマグネット8の着磁方向(図2の矢印B方向)は、セレクトレバー4の移動方向に対して直交する向きとなっている。なお、バイアスマグネット6,7が第2磁石に相当し、カウンタマグネット8が第1磁石に相当する。
バイアスマグネット6,7とカウンタマグネット8との間には、これらマグネット6〜8で生成される磁界Hの向き(磁界方向Hbe:図2及び図3参照)を検出する2つの磁気抵抗センサ9,10が設けられている。これら磁気抵抗センサ9,10は、バイアスマグネット6,7と各々組を成すとともに、バイアスマグネット6とカウンタマグネット8との間にあるものを第1磁気抵抗センサ9とし、バイアスマグネット7とカウンタマグネット8との間にあるものを第2磁気抵抗センサ10とする。これら磁気抵抗センサ9,10は、バイアスマグネット6,7及びカウンタマグネット8が並ぶ平面を検知面9a,10aとして磁界方向Hbeを検出し、その磁界方向Hbeに応じた検出信号を出力する。本例においては、第1磁気抵抗センサ9のセンサ出力を第1検出信号Sa(図4及び図5参照)とし、第2磁気抵抗センサ10のセンサ出力を第2検出信号Sb(図4及び図5参照)とする。
第1磁気抵抗センサ9は、図2に示すように4つ磁気抵抗R1〜R4から成るフルブリッジ回路11aが検知面9aに形成された検出素子であって、磁気抵抗R1,R4のペアと磁気抵抗R2,R3のペアとを90度間隔で配置するとともにこれらのペアに同じ電圧を印加し、ペアを成す磁気抵抗R1,R4の中点と磁気抵抗R2,R3の中点との差分電圧を第1検出信号Saとして出力する。第1磁気抵抗センサ9の第1検出信号Saは、例えば磁気抵抗R1,R4と磁気抵抗R2,R3の中点を通る検知面9a上の垂直線を角度基準線Laとすると、角度基準線Laに対して成す磁界角度θhが−45度(135度)の時に最大値(ピーク)を、磁界角度θhが+45度の時に最小値(ボトム)をとる図5に示すような周期が180度のアナログ信号波形出力をとる。なお、第2磁気抵抗センサ10も第1磁気抵抗センサ9と同様の構造をとることから、詳細については省略する。
バイアスマグネット6,7、カウンタマグネット8及び磁気抵抗センサ9,10は、カウンタマグネット8がその移動範囲において一端から他端に移動する際に、検出信号Sa,Sbの出力電圧値がトップ値とボトム値を取り得る交流波をとるような位置関係で配置されている。また、バイアスマグネット6,7、カウンタマグネット8及び磁気抵抗センサ9,10は、検出信号Sa,Sbの各々の位相が互いに数十度程度(本例においては約40度程度)ずれる位置関係で配置されている。なお、磁気抵抗センサ9,10が磁気センサに相当し、検知面9aが磁界検知面に相当し、フルブリッジ回路11aが磁気検出素子(磁気感知体)を構成する。
セレクトレバー装置1には、レバー位置検出系のコンピュータユニットとして図4に示すレバー位置判定ECU12が設けられている。レバー位置判定ECU12は、入力側が磁気抵抗センサ9,10に接続され、磁気抵抗センサ9,10から取得する検出信号Sa,Sbを用いてセレクトレバー4のレンジ位置を判定する。本例においては、第1検出信号Sa及び第2検出信号Sbの出力電圧値と、これら検出信号Sa,Sbの出力差分Sxとを用いてセレクトレバー4の位置判定を行う。レバー位置判定ECU12は、他の各種ECUからレバー位置判定結果の要求を受け付けると、必要に応じてそのレバー位置判定結果を各種ECUに送り出す。なお、検出信号Sa,Sbが出力値に相当し、出力差分Sxが出力差分値に相当する。
次に、本例のセレクトレバー装置1の動作を説明する。
例えば、ステアリングホイール横のキーシリンダに車両キーが挿し込まれてそれがエンジンスタート位置に回されたり、或いはスイッチ操作式のエンジンスタートシステムを備えた車両でエンジンスタートスイッチがオン操作されたりしたとする。このとき、レバー位置判定ECU12が起動を開始し、セレクトレバー4がその時々においてRレンジ、RNレンジ、中立レンジ、DNレンジ及びDレンジの何れに位置するかを判定するレバー位置判定動作を、エンジンが停止状態となるまで逐次実施する。
レバー位置判定ECU12は、アナログ信号である第1検出信号Saをオンオフのデジタル信号に変換する際の電圧閾値として第1切換閾値Kaを持つとともに、第2検出信号Sbについても同様の閾値として第2切換閾値Kbを持っている。レバー位置判定ECU12は、第1磁気抵抗センサ9から第1検出信号Saを入力すると、図6に示すように入力電圧が第1切換閾値Kaよりも低ければHレベル、入力電圧が第1切換閾値Ka以上となればLレベルとなる第1矩形波信号Raに第1検出信号Saを変換し、第2磁気抵抗センサ10から入力する第2検出信号Sbについても同様(但し、HLレベルは逆)の信号変換処理を行い、第2検出信号Sbを第2矩形波信号Rbに変換する。
レバー位置判定ECU12は、センサ2出力を矩形波信号変換処理することに加え、第1検出信号Saと第2検出信号Sbとの電圧出力差分をとり、この時に求めた出力差分Sx(=Sa−Sb)が、この差分用の電圧閾値として設定された差分切換閾値Kx以上となればHレベル、一方で差分切換閾値Kxよりも低ければLレベルとなる差分矩形波信号Rxに変換する。レバー位置判定ECU12は、第1矩形波信号Ra、第2矩形波信号Rb及び差分矩形波信号RxのHLレベルの組み合わせを見ることにより、その時のセレクトレバー4のレンジ位置を認識する。なお、これら切換閾値Ka〜Kxは、セレクトレバー4の位置判定を見る際の最低限必要なエリアを図6の二点鎖線に示すエリアとした場合、この位置判定エリア以外に位置するように設定されている。また、差分切換閾値Kxは検出信号Sa,Sbの振幅の±基準点としている。
例えば、セレクトレバー4がDレンジにある場合、第1検出信号Saは第1切換閾値Kaよりも低いことから、第1矩形波信号RaがHレベルをとり、第2検出信号Sbは第2切換閾値Kbよりも低いことから、第2矩形波信号RbがLレベルをとり、出力差分Sxは差分切換閾値Kxよりも低いことから、差分矩形波信号RxがLレベルをとる。レバー位置判定ECU12は、第1矩形波信号RaがHレベル、第2矩形波信号RbがLレベル、差分矩形波信号RxがLレベルの信号組み合わせを入力すると、これを以てセレクトレバー4がDレンジにあると認識する。
続いて、セレクトレバー4がDレンジからDNレンジに操作されると、このレバー位置変化に伴い、磁気抵抗センサ9,10に付与される磁界方向Hbeも図3の二点鎖線で示すように変化する。このとき、第1矩形波信号Ra及び第2矩形波信号Rbはそのままのレベルで、差分矩形波信号RxのみがLレベルからHレベルに切り替わる。レバー位置判定ECU12は、第1矩形波信号RaがHレベル、第2矩形波信号RbがLレベル、差分矩形波信号RxがHレベルの信号組み合わせを入力すること、これを以てセレクトレバー4がDNレンジにあると認識する。そして、セレクトレバー4が中立レンジ、RNレンジ及びRレンジに位置する場合も、同様の方式でレバー位置判定が行われる。
従って、本例においては、セレクトレバー4の5つのレンジ位置を検出するに際し、磁気抵抗センサとバイアスマグネットが2つで済むことから、レバー位置判定に際して必要となる部品点数が少なく済む。よって、レバー位置検出装置5ひいてはセレクトレバー装置1の小型化や、部品に要するコスト削減に効果がある。特に、この種のマグネットや磁気抵抗センサは部品が高価であることから、本例のようにこれら部品の点数を削減可能となることは、コスト面において非常に効果が高い。
また、セレクトレバー4のレンジ位置が切り換わるに際しては、第1矩形波信号Ra、第2矩形波信号Rb及び差分矩形波信号Rxの3出力のうちの1つのみHLレベルが切り替わる信号組み合わせをとっている。ここで、これら3出力のうちの2出力がレンジ切り換わり位置で変わってしまうと、HLレベルの切り換わりは必ずしも同一とはならないことから、レバー位置判定がうまくいかず、レバー位置判定に際して複雑な判定処理が必要となる可能性もある。しかし、本例においてはレンジ位置の切り換わりに際し、3出力のうちの1出力のみが変化することから、レバー位置判定を複雑な判定処理を用いずとも判定することが可能となる。
また、磁気抵抗センサ9,10にフルブリッジ回路11aを2つ組み込むことにより2信号出力とし、レバー位置判定を2重系としてもよい。これを第1磁気抵抗センサ9で説明すると、図7に示すように検知面9aに対のフルブリッジ回路11a,11bを形成する。これらフルブリッジ回路11a,11bは、ともに4つの磁気抵抗R1〜R4をブリッジ状に組み込んだ回路であって、検知面9aの中央寄りの位置において配置向きが互いに180度傾いた状態で配置されている。第1磁気抵抗センサ9は、これらフルブリッジ回路11a,11bから同じ出力波形を持つ第1検出信号Saを出力可能であり、これは第2磁気抵抗センサ10も同様である。
ここで、これら2つのフルブリッジ回路11a,11bが同じ出力波形を取り得るのは、以下の理由からである。本例のような配置位置でバイアスマグネット6,7、カウンタマグネット8及び磁気抵抗センサ9,10を配置すると、第1磁気抵抗センサ9の検知面9a上においては、図7に示すように検知面9aの中心位置を中心点とした円形内で、安定した磁気ベクトルが生じる。言い換えれば、第1磁気抵抗センサ9の検知面9a上に生じる磁界成分は、これら検知面9aにおいて点対称の状態で発生する。従って、フルブリッジ回路11a,11bを中央寄りの位置に、しかも配置向きを互いに180度ずれた状態で配置すれば、これらフルブリッジ回路11a,11bからは同じ出力波形の検出信号Saが出力されることになる。
レバー位置判定ECU12は、これら対のフルブリッジ回路11a,11bを有する磁気抵抗センサ9,10から入力した検出信号Sa,Sbを用い、2重系でセレクトレバー4の操作位置を算出する。この2重系判定処理としてレバー位置判定ECU12は、第1磁気抵抗センサ9について通常の状態においては一方のフルブリッジ回路11aからの入力信号を用いてセレクトレバー4のレンジ位置を求める。レバー位置判定ECU12は、レンジ位置判定とともにフルブリッジ回路11a,11b間で電圧差が生じるか否かも逐次監視し、これらの間に電圧差が生じると、第1磁気抵抗センサ9に故障が発生したと認識し、強制的にレバー位置検出装置5の作動を停止する。また、この2重系判定処理は第2磁気抵抗センサ10についても同様に行われる。なお、フルブリッジ回路11bが磁気検出素子(磁気感知体)を構成する。
従って、対を成すフルブリッジ回路11a,11bを持つ第1磁気抵抗センサ9及び第2磁気抵抗センサ10を用いて2重系によりセレクトレバー4のレンジ位置を判定する方式を用いれば、これら磁気抵抗センサ9,10の故障有無を判定することも可能となる。このため、レバー位置検出装置5が故障した際には、このレバー位置検出装置5の作動を止めてレンジ位置検出を強制的に停止することから、レンジ位置が誤検出される可能性が低くなり、レバー位置検出装置5の高い信頼性を確保することが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)磁気抵抗センサ9,10の各々の単独出力である検出信号Sa,Sbと、これら検出信号Sa,Sbの出力差分Sxとの信号組み合わせにより、セレクトレバー4のレンジ位置を検出するので、セレクトレバー4の5つの操作位置レンジを検出するに際し、必要となる磁気抵抗センサとバイアスマグネットとが各々2つずつで済む。このため、少ない部品でセレクトレバーの操作位置レンジを検出することができる。
(2)この種のレバー位置検出装置5においては、周囲の使用環境変化によって自身が高温になったりすることがあり、このような状態になると、磁気抵抗センサ9,10の出力特性にも影響が生じる場合があり、その一例としては例えば磁気抵抗センサ9,10の検出信号Sa,Sbであるアナログ信号の振幅スケールが通常よりも小さくなったりするなどの影響が生じる可能性も否定できない。ここで、例えば磁気抵抗センサ9,10の検出信号Sa,Sbや出力差分Sxそのものの値を使用してセレクトレバー4のレンジ位置を検出することも考えられるが、この方法を用いると、検出信号Sa,Sbに振幅スケール変化が生じた場合、正確なレンジ位置検出ができず、これは大きな問題となる。しかし、本例のように検出信号Sa,Sbや出力差分Sxをデジタル信号に変換してこのデジタル信号を用いてセレクトレバー4のレンジ位置検出を行えば、デジタル信号変換時に振幅スケール変化が吸収されることになるので、レンジ位置検出に際して正確な位置検出精度を確保することができる。
(3)セレクトレバー4が所定のレンジ位置からその隣のレンジ位置に移動する際、第1矩形波信号Ra、第2矩形波信号Rb及び差分矩形波信号RxのHLレベルは、その中の1つのみ切り換わる。このため、仮にこれら信号Ra〜Rxのうち2つのHLレベルが切り換わるとしてしまうと、その切り換わりタイミングを2つ同時にするのは部品配置位置や設計上、難しいことから、例えば2つのうち先に切り換わった信号値をラッチしておくなどの複雑なレバー位置判定処理が必要となり、実用化するのは現実的でない。しかし、本例のようにレンジ位置切り換わりの際には、3つの信号Ra〜Rxのうち1つのみ切り換わるようにすれば、この信号切り換わり時点をレバー位置切り換わりタイミングとして認識することが可能となるので、複雑なレバー位置判定処理を用いなくとも、セレクトレバー4のレンジ位置を検出することができる。
(4)磁気抵抗センサ9,10に設けるフルブリッジ回路11aを対とすることにより、これら磁気抵抗センサ9,10を2重系対応のセンサとすれば、セレクトレバー4のレンジ位置検出に際し、これら磁気抵抗センサ9,10の故障有無を判定することもできる。このため、レバー位置検出装置5が故障した際には、このレバー位置検出装置5の作動を止めてレンジ位置検出を強制的に停止すれば、レンジ位置の誤検出が発生難くなり、レバー位置検出装置5の高い信頼性を確保することができる。
なお、実施形態はこれまでの構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 磁気抵抗センサ9,10は、必ずしもパッケージが別々の別部品であることに限定されない。例えば、図8に示すように1つのパッケージ31内にある一つの基板32に、第1磁気抵抗センサ9のフルブリッジ回路11a(2重系も含む)と第2磁気抵抗センサ10のフルブリッジ回路33a(2重系も含む)とを設けることにより、2つの磁気抵抗センサ9,10を一部品としてもよい。2つの磁気抵抗センサ9,10を一部品化する程度であれば、通常用いていたパッケージをそのまま使用可能であることから、大幅な設計変更無く磁気抵抗センサ9,10を一部品化することができ、更なる部品点数削減や部品コスト削減に効果がある。
・ セレクトレバー4の操作方向は、装置本体2の長さ方向に案内溝3が延びる縦方向に限定されず、これは案内溝3が装置本体2の幅方向に延びる横方向でもよい。また、セレクトレバー4の操作方向は、案内溝3が真っ直ぐ延びる一直線式に限らず、縦方向溝と横方向溝とを組み合わせて成る交差式でもよい。
・ セレクトレバー4がレンジ操作される際、これとともにカウンタマグネット8もこれに同期して動くが、この時のカウンタマグネット8の移動は、直線運動や円弧運動のどちらの動きをとってもよい。
・ カウンタマグネット8がセレクトレバー4に取り付けられ、磁気抵抗センサ9,10(バイアスマグネット6,7)が装置本体2に取り付けられることに限定されず、この組み合わせは逆でもよい。
・ バイアスマグネット6,7及び磁気抵抗センサ9,10の数は、必ずしも各々2つに限定されず、セレクトレバー4のレンジ数に合わせ、例えば3つや4つ設けてもよい。
・ 磁気センサは、必ずしもMREから成る磁気抵抗センサに限らず、磁界変化を検出できるものであれば、その種類は特に問わない。
・ 本例のレバー位置検出装置5は、必ずしも車両のセレクトレバー装置1に採用されることに限定されず、固定部材に対して移動する可動部材の位置を検出するものであれば、その採用対象は特に限定されない。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜4のいずれか一項において、前記磁気センサ及び前記第2磁石は各々組を成して2つずつ設けられ、前記磁気センサは、磁界変化に対する前記出力値として周期が180度の当該出力値を、少なくとも5位置の検出ポジションを可能となる位相差で出力する。この場合、5位置の検出ポジションを検出するに際し、磁気センサと第2磁石とが2つずつで済むことから、部品数削減やコスト削減に非常に効果が高い。
一実施形態におけるセレクトレバー装置の外観を示す斜視図。 レバー位置検出装置の概略構成を示す斜視図。 マグネットから磁気抵抗センサに付与される磁界状態を示す模式図。 レバー位置検出装置の電気的構成を示すブロック図。 磁気抵抗センサが出力する検出信号を示す波形図。 磁気抵抗センサの検出信号をデジタル変換した後のタイミングチャート。 磁気抵抗センサを2重系とした際の概略構成を示す平面図。 別例における磁気抵抗センサの概略構成を説明するための模式図。
符号の説明
2…固定部材としての装置本体、4…可動部材としてのセレクトレバー、6,7…第2磁石としてのバイアスマグネット、8…第1磁石としてのカウンタマグネット、9,10…磁気センサとしての磁気抵抗センサ、9a,10a…検知面、11a,11b,33a…磁気検出素子としてのフルブリッジ回路、12…位置判定手段としてのレバー位置判定ECU、H…磁界、Sa,Sb…出力値としての検出信号、Sx…差分値としての出力差分、Ka〜Kx…閾値。

Claims (4)

  1. 固定部材及び可動部材の一方に第1磁石を設け、これらの他方に複数の磁気センサを設け、前記固定部材及び前記可動部材のうち前記磁気センサを設けた側に、当該磁気センサと組を成すように同じ数の第2磁石を設け、前記可動部材の移動に伴い前記第1磁石及び前記磁気センサの間の位置関係が変わることで前記磁気センサに付与される磁界状態が変化し、当該磁界変化により値が変わる前記磁気センサの出力値を用いて前記可動部材の位置を検出する磁気式位置検出装置において、
    複数ある前記磁気センサの各出力値と、当該出力値の差である出力差分値とを用いて前記可動部材の位置を検出する位置判定手段を備えたことを特徴とする磁気式位置検出装置。
  2. 前記各磁気センサは、磁界変化に対する前記出力値としてアナログ信号を出力し、前記位置判定手段は、前記磁気センサから取得した複数の前記アナログ信号と、これら当該アナログ信号の差から求まる前記出力差分値とを、予め設定された閾値を基準にハイレベル又はローレベルを決めるデジタル信号に各々変換し、複数の前記デジタル信号の信号レベルの組み合わせにより、前記可動部材の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の磁気式位置検出装置。
  3. 複数の前記デジタル信号の信号組み合わせは、前記可動部材がある検出ポジションからその隣の検出ポジションに移動する際、複数の前記デジタル信号のうちの1つのみ信号レベルが切り換わることを特徴とする請求項2に記載の磁気式位置検出装置。
  4. 前記磁気センサは、磁気感知体である磁気検出素子が同じ値の前記出力値を出力可能な状態で磁界検知面に複数組設けられ、前記位置判定手段は、前記磁気検出素子から取得した複数の前記出力値を用い、前記可動部材の位置を2重系で検出することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の磁気式位置検出装置。
JP2006282550A 2006-10-17 2006-10-17 磁気式位置検出装置 Pending JP2008101932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282550A JP2008101932A (ja) 2006-10-17 2006-10-17 磁気式位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282550A JP2008101932A (ja) 2006-10-17 2006-10-17 磁気式位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008101932A true JP2008101932A (ja) 2008-05-01

Family

ID=39436370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006282550A Pending JP2008101932A (ja) 2006-10-17 2006-10-17 磁気式位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008101932A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038717A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Tokai Rika Co Ltd 操作位置判断装置及びパドルシフトスイッチ
JP2010243287A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Tokai Rika Co Ltd 車両のシフト位置検出装置
JP2011143852A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Tokai Rika Co Ltd シフト位置検出装置
WO2016031261A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 Tdk株式会社 磁気式位置検出装置
JP2019002778A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社デンソー ポジションセンサ
JP2021152457A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社東海理化電機製作所 磁気センサ
WO2022018969A1 (ja) * 2020-07-20 2022-01-27 株式会社メトロール 位置検出装置

Citations (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717416U (ja) * 1980-06-27 1982-01-29
JPS57131013A (en) * 1981-02-07 1982-08-13 Hitachi Ltd Magnetic substance detector
JPS5860215A (ja) * 1981-10-06 1983-04-09 Hitachi Ltd 位置検出付エンコ−ダ
JPS58154613A (ja) * 1982-03-10 1983-09-14 Copal Co Ltd 変位量検出装置
JPS59141003A (ja) * 1982-12-04 1984-08-13 アンゲヴアンテ・デイギタル・エレクトロニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 電子位置発信器の無接触位置測定装置
JPS62106303A (ja) * 1985-11-05 1987-05-16 Sony Corp 位置検出装置
JPS62232501A (ja) * 1986-04-01 1987-10-13 Bridgestone Corp 磁気式車高測定装置
JPH0495160U (ja) * 1990-12-27 1992-08-18
JPH04233411A (ja) * 1990-12-28 1992-08-21 Sony Corp 位置検出装置
JPH06160428A (ja) * 1992-11-18 1994-06-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 回転センサ及びその故障検出方法
JPH0712589A (ja) * 1993-06-21 1995-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気式エンコーダの異常検出装置
JPH08136208A (ja) * 1994-11-11 1996-05-31 Nippon Flow Cell Seizo Kk 変位検出装置および変位信号発生装置
JPH09292202A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Mitsubishi Electric Corp 直線変位検出装置
JPH1151692A (ja) * 1997-05-09 1999-02-26 Kollmorgen Corp デジタル変換器用可変リラクタンス・レゾルバ
JP2000108707A (ja) * 1998-08-03 2000-04-18 Kojima Press Co Ltd シフトレバー装置
JP2000193407A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Tdk Corp 磁気式位置検出装置
JP2002122495A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Koyo Seiko Co Ltd 回転角検出装置、トルク検出装置、及び舵取装置
JP2002357454A (ja) * 2001-03-27 2002-12-13 Denso Corp 回転検出装置
JP2003050270A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Asahi Kasei Corp 磁気センサの出力補正方法及びその補正回路
JP2003130933A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Na:Kk 磁気センサ素子
JP2003519372A (ja) * 1999-12-31 2003-06-17 ハネウェル・インコーポレーテッド 磁気抵抗位置検出装置
JP2005201657A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nippon Soken Inc 回転角検出装置
JP2005257330A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Nikon Corp 位置検出装置、カメラおよび交換レンズ
JP2006208252A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Tdk Corp 角度検出装置

Patent Citations (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717416U (ja) * 1980-06-27 1982-01-29
JPS57131013A (en) * 1981-02-07 1982-08-13 Hitachi Ltd Magnetic substance detector
JPS5860215A (ja) * 1981-10-06 1983-04-09 Hitachi Ltd 位置検出付エンコ−ダ
JPS58154613A (ja) * 1982-03-10 1983-09-14 Copal Co Ltd 変位量検出装置
JPS59141003A (ja) * 1982-12-04 1984-08-13 アンゲヴアンテ・デイギタル・エレクトロニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 電子位置発信器の無接触位置測定装置
JPS62106303A (ja) * 1985-11-05 1987-05-16 Sony Corp 位置検出装置
JPS62232501A (ja) * 1986-04-01 1987-10-13 Bridgestone Corp 磁気式車高測定装置
JPH0495160U (ja) * 1990-12-27 1992-08-18
JPH04233411A (ja) * 1990-12-28 1992-08-21 Sony Corp 位置検出装置
JPH06160428A (ja) * 1992-11-18 1994-06-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 回転センサ及びその故障検出方法
JPH0712589A (ja) * 1993-06-21 1995-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気式エンコーダの異常検出装置
JPH08136208A (ja) * 1994-11-11 1996-05-31 Nippon Flow Cell Seizo Kk 変位検出装置および変位信号発生装置
JPH09292202A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Mitsubishi Electric Corp 直線変位検出装置
JPH1151692A (ja) * 1997-05-09 1999-02-26 Kollmorgen Corp デジタル変換器用可変リラクタンス・レゾルバ
JP2000108707A (ja) * 1998-08-03 2000-04-18 Kojima Press Co Ltd シフトレバー装置
JP2000193407A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Tdk Corp 磁気式位置検出装置
JP2003519372A (ja) * 1999-12-31 2003-06-17 ハネウェル・インコーポレーテッド 磁気抵抗位置検出装置
JP2002122495A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Koyo Seiko Co Ltd 回転角検出装置、トルク検出装置、及び舵取装置
JP2002357454A (ja) * 2001-03-27 2002-12-13 Denso Corp 回転検出装置
JP2003050270A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Asahi Kasei Corp 磁気センサの出力補正方法及びその補正回路
JP2003130933A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Na:Kk 磁気センサ素子
JP2005201657A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nippon Soken Inc 回転角検出装置
JP2005257330A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Nikon Corp 位置検出装置、カメラおよび交換レンズ
JP2006208252A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Tdk Corp 角度検出装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038717A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Tokai Rika Co Ltd 操作位置判断装置及びパドルシフトスイッチ
JP2010243287A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Tokai Rika Co Ltd 車両のシフト位置検出装置
JP2011143852A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Tokai Rika Co Ltd シフト位置検出装置
WO2016031261A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 Tdk株式会社 磁気式位置検出装置
CN106461418A (zh) * 2014-08-26 2017-02-22 Tdk株式会社 磁式位置检测装置
US20170122777A1 (en) * 2014-08-26 2017-05-04 Tdk Corporation Magnetic position detection device
JPWO2016031261A1 (ja) * 2014-08-26 2017-06-08 Tdk株式会社 磁気式位置検出装置
JP2019002778A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社デンソー ポジションセンサ
CN110753828A (zh) * 2017-06-14 2020-02-04 株式会社电装 位置传感器
JP2021152457A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社東海理化電機製作所 磁気センサ
JP7407041B2 (ja) 2020-03-24 2023-12-28 株式会社東海理化電機製作所 磁気センサ
WO2022018969A1 (ja) * 2020-07-20 2022-01-27 株式会社メトロール 位置検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008101932A (ja) 磁気式位置検出装置
JP3899821B2 (ja) 回転角度検出装置
CN101504270B (zh) 位置传感器装置及方法
US20180038478A1 (en) Rotating operation input device, and shifting operation device using same
US9335149B2 (en) Displacement sensor for contactlessly measuring a position by means of a plurality of magnetic field sensors arranged in series
EP3136056B1 (en) Position sensor
KR20060073960A (ko) 조향각 센서
CN104458245A (zh) 线控换档***的位置诊断测试及其方法
JP2011080839A (ja) 位置検出装置及びシフト装置
JP2009294172A (ja) 磁気検出装置
US20200248795A1 (en) Device and method for determining a position of an actuating element for a transmission of a vehicle and system for effecting shifting operations of a transmission of a vehicle
JP5216027B2 (ja) シフト位置検出装置
JP5276044B2 (ja) 位置検出装置及びシフトレバー装置
JP2007333489A (ja) 磁気式位置検出装置
JP4708810B2 (ja) 回転角度検出装置
JP2009014454A (ja) 位置検出装置
JP2007333490A (ja) 磁気式位置検出装置
JP2011221793A (ja) 位置検出装置及びシフトレバー装置
KR101395848B1 (ko) 조향각 센서의 절대각 검출방법
JP2010243287A (ja) 車両のシフト位置検出装置
KR102644993B1 (ko) 자동차 조향 장치의 랙바 제어 장치 및 방법
KR20050014835A (ko) 소자의 운동을 검출하기 위한 방법 및 장치
JP5638900B2 (ja) 磁気センサデバイス
JP2011220832A (ja) 位置検出装置及びシフトレバー装置
WO2013153892A1 (ja) 位置検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090424

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090710

A977 Report on retrieval

Effective date: 20101208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628