JP2008081469A - 歯科用修復材組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天然歯と同様に表面滑沢性に優れ重合収縮が少ない有機無機複合充填材を用いた歯科用修復材組成物において、優れたレントゲン造影性を有し、天然歯と同等の透明性を有し、さらに硬化の前後でその透明性が変化しない歯科用修復材組成物を提供する。
【解決手段】
(a)(メタ)アクリレートモノマー
(b)一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材と(メタ)アクリレートモノマーとを混合し硬化させ粉砕して作製された平均粒径が5〜50μmの有機無機複合充填材
(c)一次粒子の平均粒径が0.005〜0.04μmの微粒子充填材
(d)光重合開始剤
を含む歯科用修復材組成物とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は齲蝕窩洞の充填修復に用いるために最適な歯科用修復材組成物に関する。
歯科用コンポジットレジン等の歯科用修復材組成物は、治療後の確認のためにレントゲン造影性があることが望まれている。一般的な歯科用修復材組成物は、重合時に基材となるモノマーと、ガラス粉末等の充填材と、モノマーを硬化させるための重合触媒とから構成されている。充填材であるガラス粉末には最大粒径が1〜2μmのガラス粉末が使われていた。この従来の歯科用修復材組成物ではガラス粉末中にレントゲン造影性を有する物質を配合させることにより硬化後の歯科用修復材がレントゲン造影性を得ていた。
しかしながら、最大粒径が1〜2μmのガラス粉末は歯科用修復材組成物が「ベタつき」易い問題、即ち、専用のヘラ等で歯牙へ充填する際にそのヘラに歯科用修復材組成物が付着してしまい操作性が悪いという問題があった。またこのガラス粉末は、粒子の比表面積が大きいので歯科用修復材組成物中のモノマー成分を多く必要とする。これは歯科用修復材組成物中のガラス粉末の占める割合が少なくなることを意味しているので、結果として硬化後の歯科用修復材の重合収縮が大きくなってしまう問題があった。
この「ベタつく」問題と重合収縮の問題を改善する手段として、粒子径が1〜2μmガラス粉末とモノマーとを混合し、重合硬化させ、その後粉砕して平均粒子径が5〜50μmの有機無機複合充填材を使用した歯科用修復材組成物もある(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、ガラス粉末のみでは高いレントゲン造影性を獲得することが困難であった。さらにガラス粉末を用いる場合にはガラス粉末の屈折率の影響を受けるために、ガラス粉末の屈折率をモノマーの重合後の屈折率とを合わせる必要がある。ところがモノマーは重合硬化することによりその屈折率が変化するという性質があるので、ガラス粉末とモノマーの屈折率の関係が硬化前後で変化してしまい透明性が損なわれる。
充填材の粒径が小さいほど屈折率の影響を受け難いので、一次粒子の平均粒径が0.005〜0.04μmの微粒子充填材をモノマーとを混合し重合硬化させ、その後粉砕した有機無機複合充填材を使用したコンポジットレジンも考えられる(例えば、特許文献2,3参照。)。しかしながら、これらの先行技術における微粒子充填材を用いた有機無機複合充填材はレントゲン造影性のないコロイダルシリカを微粒子充填材として使用しているので、歯科用修復材組成物として求められているレントゲン造影性が殆ど無いという問題があった。
一方でレントゲン造影性を与えるために、金属酸化物や金属フッ化物等の物質を充填材として組成物に直接配合した歯科用修復材組成物も開発されている(例えば、特許文献4参照。)。しかしながら、金属酸化物や金属フッ化物等の大きさが平均粒径0.5〜1μmの場合ではモノマーの硬化後の屈折率とが違いから硬化後の歯科用修復材組成物に天然歯と同様な透明性を出すことができないという問題があり、0.5μmよりも小さな金属酸化物や金属フッ化物等の物質を用いた場合でも、有機無機複合充填材中に配合せずに組成物に直接配合したのでは従来の微粒子充填材の欠点であった組成物の操作性が劣るという問題が残る。
特開平5−194135号公報 特公平3−10603号公報 特開平10−130116号公報 特表2003−512407号公報
本発明は、天然歯と同様に表面滑沢性に優れ重合収縮が少ない有機無機複合充填材を用いた歯科用修復材組成物において、優れたレントゲン造影性を有し、天然歯と同等の透明性を有し、さらに硬化の前後でその透明性が変化しない歯科用修復材組成物を提供することを課題とする。
本発明者等は、モノマーと、レントゲン造影性を有する微粒子充填材とモノマーを混合硬化させ粉砕した有機無機複合充填材と、特定の大きさの微粒子充填材と、光重合開始剤とを組み合わせた歯科用修復材組成物とすると前記課題を解決できることを見出して本発明を完成した。
即ち本発明は(a)(メタ)アクリレートモノマー
(b)一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材と(メタ)アクリレートモノマーとを混合し硬化させ粉砕して作製された平均粒径が5〜50μmの有機無機複合充填材
(c)一次粒子の平均粒径が0.005〜0.04μmの微粒子充填材
(d)光重合開始剤
を含む歯科用修復材組成物である。さらに本発明に係る歯科用修復材組成物は、(e)最大粒径が0.5〜4μm以下で且つ平均粒径が0.03〜3μmのガラス粉末を含むことが好ましい。
本発明に係る歯科用修復材組成物は、重合収縮を小さくすることが可能でありペーストの「ベタつき」も抑えることができる有機無機複合充填材を用いた歯科用修復材組成物であって、有機無機複合充填材中の微粒子充填材がレントゲン造影性を有するので臨床上十分なレントゲン造影性を与えられている。同時にこの歯科用修復材組成物は、有機無機複合充填材中に含まれる微粒子充填材が小さいために可視光を遮ることがなく高い透明性を持ち、さらに微粒子充填材が小さいことは屈折率の影響が少ないので重合前後の透明性の変化にも影響を及ぼさないという優れた歯科用修復材組成物である。
本発明に係る歯科用修復材組成物に用いる(a)成分の(メタ)アクリレートモノマーとは、メタクリレート若しくはアクリレートのモノマーを示し、具体的にはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジ(メタ)アクリロキシプロパン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジル(メタ)アクリレートが挙げられる。また、ウレタン結合を持つ(メタ)アクリレートとして、ジ−2−(メタ)アクリロキシエチル−2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジカルバメート、1,3,5−トリス[1,3−ビス{(メタ)アクリロイルオキシ}−2−プロポキシカルボニルアミノヘキサン]−1,3,5−(1H,3H,5H)トリアジン−2,4,6−トリオンがあり、その他2,2’−ジ(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンと2−オキシパノンとヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとから成るウレタンオリゴマーの(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールとヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとから成るウレタンオリゴマーの(メタ)アクリレート等がある。
これ等のメタクリレート若しくはアクリレートのモノマーは、歯科用材料としては公知のものであるので必要に応じて単独で或いは混合して使用すれば良い。これ等の割合は歯科用修復材組成物全体に対して5〜50重量%である。
(b)成分の一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材と(メタ)アクリレートモノマーとを混合し硬化させ粉砕して作製された有機無機複合充填材に用いるレントゲン不透過性を有する微粒子充填材の原料としては、フッ化ストロンチウム、炭酸ストロンチウム、酸化バリウム、炭酸バリウム等の原子番号が20番よりも大きいアルカリ土類金属の化合物や、ジルコニア、酸化イットリウム、フッ化イットリウム、酸化ジルコニア等の原子番号39以降の遷移元素もしくはその化合物、またフッ化ランタン、酸化ランタン、フッ化イッテリビウム、酸化イッテリビウム等ランタノイドの化合物等が挙げられる。さらにそれらのうちも2つもしくはそれ以上の組み合わせでも良い。これらの割合は35〜80重量%である。
一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材と(メタ)アクリレートモノマーとを混合し硬化させ粉砕して作製された有機無機複合充填材を歯科用修復材組成物に用いると、臨床上レントゲン造影性を有し、表面滑沢性に優れ重合収縮も少なく、さらに微粒子充填材の粒子径が小さく可視光を妨げないために透明性も保てる上に重合前後の透明性も変化させないという利点がある。また、有機無機複合充填材に含まれる微粒子充填材の粒子径が一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmと小さいため、有機無機複合充填材の粒子径が大きくても研磨性に影響しない。
一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材とモノマーとは混合器で混ぜられ硬化し粉砕される。このときレントゲン不透過性を有する微粒子充填材とモノマーとの混合時の分散性を良好な物とするために、後述する(c)成分であるコロイダルシリカ等の一次粒子の平均粒径が0.005〜0.04μmの微粒子充填材を一緒に混合することが好ましい。有機無機複合充填材を硬化させるための硬化剤としては、熱硬化の場合は有機過酸化物、アゾ化合物等が溶かされる。また光硬化の場合は光重合開始剤等を用いることもできる。他にも常温重合の化学重合等も使用可能である。
有機無機複合充填材の粒度は平均粒径が5〜50μmであり、5μmより小さいと重合収縮や「ベタつき」を改善する効果が低く、50μmを超えると組成物の表面滑沢性が劣る。歯科用修復材組成物中への有機無機複合充填材の配合量は35〜80重量%が好ましい。35重量%より少ないと重合収縮や「ベタつき」を改善する効果が低く、80重量%を超えると組成物の操作性が劣る傾向がある。
一次粒子の平均粒径が0.005〜0.04μmの微粒子充填材(c)は一般に用いられているコロイダルシリカであり、モノマー成分の離防止のため歯科用修復材組成物全量に配合され、その配合量は歯科用修復材組成物全体に対して1〜8重量%であることが好ましい。
(d)成分の光重合開始剤は、増感剤と還元剤との組み合わせが一般に用いられる。増感剤には、カンファーキノン、ベンジル、ジアセチル、ベンジルジメチルケタール、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジ(2−メトキシエチル)ケタール、4,4’−ジメチルベンジル−ジメチルケタール、アントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−クロロアントラキノン、1,2−ベンズアントラキノン、1−ヒドロキシアントラキノン、1−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、1−ブロモアントラキノン、チオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−ニトロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、2−クロロ−7−トリフルオロメチルチオキサントン、チオキサントン−10,10−ジオキシド、チオキサントン−10−オキサイド、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾフェノン、ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ケトン、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、アジド基を含む化合物等があり、単独若しくは混合して使用できる。
還元剤としては3級アミンが一般に使用される。3級アミンとしては、ジメチルアミノエチルメタクリレート、トリエタノールアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルが好ましい。また他の還元剤として、ベンゾイルパーオキサイド、有機金属化合物、スルフィン酸誘導体等が挙げられる。この様にして得られる光重合型歯科用修復材組成物は紫外線若しくは可視光線等の活性光線を照射することにより重合反応が達せられる。
光源としては超高圧、高圧、中圧および低圧の各種水銀灯、ケミカルランプ、カーボンアーク灯、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、タングステンランプ、キセノンランプ、アルゴンイオンレーザー等を使用することもできる。その他、必要に応じて紫外線吸収剤、着色剤、重合禁止剤等が微量使用される。
本発明に係る歯科用修復材組成物においては、さらに(e)成分として最大粒径が0.5〜4μm以下で且つ平均粒径が0.03〜3μmのガラス粉末を10〜50重量%加えることにより、コンポジットレジンの強度を高くすることができる。このガラス粉末の組成はガラスを形成する組成なら特に限定されない。さらにレントゲン造影性を有するガラスとしてカルシウム,ストロンチウム,バリウム等のアルカリ土類金属原子を含むガラス,亜鉛ガラス,鉛ガラス等が例示できる。勿論、レントゲン造影性を有するガラスに限定されず石英ガラスのようなレントゲン造影性のないガラスも使用できる。また、レントゲン造影性のあるガラスと無いガラスを組み合わせて使用することもできる。
実施例は具体的に次に例を挙げて説明する。以下、実施例及び比較例で用いるメタクリレート若しくはアクリレートのモノマーを示す。
UDMA:ジ−2−メタクリロキシエチル−2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジカルバメート、
3G:トリエチレングリコールジメタクリレート、
Bis−GMA:2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシ−3−メタクリロキシプロポキシ)フェニル]プロパン、1,3−BG:1,3−ブタンジオールジメタクリレート、
Bis−MPEPP:2,2−ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、
TMPT:トリエチレングリコールトリメタクリレート
一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材としてフッ化イッテリビウムまたはジルコニア粉末を用い有機無機複合充填材として以下のものを作製した。
<有機無機複合充填材A>
UDMAと3Gを5:5の重量比で1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液50重量%、フッ化イッテリビウム50重量%(一次粒子の平均粒径0.04μm)の混合物を熱硬化させ平均粒径10μmに粉砕したもの。
<有機無機複合充填材B>
UDMAと3Gを5:5の重量比で1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液70重量%、ジルコニア粉末30重量%(一次粒子の平均粒径0.003μm)の混合物を熱硬化させ平均粒径10μmに粉砕したもの。
<有機無機複合充填材C>
TMPTに1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液40重量%、フッ化イッテリビウム50重量%(一次粒子の平均粒径0.04μm)、微粒子充填材としてコロイダルシリカ(商品名:アエロジルR−972、日本アエロジル社製)10重量%の混合物を熱硬化させ平均粒径15μmに粉砕したもの。
<有機無機複合充填材D>
UDMAとBis−MPEPPを5:5の重量比で1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液50重量%、フッ化イッテリビウム50重量%(一次粒子の平均粒径0.05μm)の混合物を熱硬化させ平均粒径8μmに粉砕したもの。
<有機無機複合充填材E>
UDMAと3Gを5:5の重量比で1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液50重量%、フッ化イッテリビウム50重量%(一次粒子の平均粒径0.1μm)の混合物を熱硬化させ平均粒径10μmに粉砕したもの。
ガラス粉末
<ガラス粉末A>
石英ガラス(平均粒径1μm)
<ガラス粉末B>
ストロンチウムを含むアルミノシリケートガラス(平均粒径1μm)
<実施例1>
Bis−MPEPP 25重量%(光重合開始剤はこのモノマー液全体100重量部に対して光増感剤カンファ−キノン0.5重量部と還元剤としてジメチルアミノエチルメタクリレート1重量部とを溶解)、
有機無機複合充填材D 70重量%、
(c)成分の微粒子充填材としてコロイダルシリカ(商品名:アエロジルR−972、日本アエロジル社製)5重量%を暗室にて混練器で混練しペーストを得た。以下得られた修復材に対して下記に示す試験を行った。
(1)曲げ強さ試験
修復材を2mm×2mm×25mmの金型にセロハンを介してガラス板にて圧接し片側上方より可視光線照射器(商品名:G−ライト、ジーシー社製)にて全体に光が当る様に60秒間光照射した。得られたサンプルは水中に24時間浸漬後、オートグラフ(島津製作所製)にてスパン20mm、クロスヘッドスピード1mm/min.にて3点曲げ試験を行った。
(2)レントゲン造影性
ISO4049−2000に準じて試験を行った。
(3)適合状態
1 牛歯抜去歯に深さ2mm、直径3mmのラウンドベーベルを付与した窩洞を形成。
2 歯科用接着材(商品名:ユニフィルボンド;ジーシー社製)を用い、修復材を窩洞内に接着材操作も行ない充填し硬化させる。
3 硬化後、試料を37℃の水中に24時間保管した後、塩基性フクシン水溶液中に30秒間、4℃〜60℃の2000回のサーマルサイクル試験を行う。
4 試験後、窩洞中央部を歯軸に対して垂直に水平断し、断面を注水下にてエミリーペーパーNo.1000で平滑に仕上げる。
5 適合状態の判定は修復材と歯との間のフクシンの侵入度にて判定する。判定はa〜dの4段階a:優れた適合性で侵入無し、b:エナメル質に極く僅かな侵入、c:象牙質までの侵入、d:窩低部までの侵入のスコアー評価により行う。
(4)10点平均粗さ
修復材を内径20mm、厚さ2mmの金型にセロハンを介してガラス板にて圧接し片面上方より可視光線照射器(商品名:G−ライト;ジーシー社製)にて全体に光が当るように60秒間光照射した。即座に得られたサンプルの照射面をエミリーペーパー600番で研磨後、さらにエミリーペーパー1000番で研磨、研磨剤(商品名:ダイヤシャイン;ジーシー社製)を用いて仕上げ研磨を行った。この仕上げ研磨面を表面粗さ試験器(小坂研究所製)にて10点平均粗さを測定した。
(5)透明性
修復材を内径15mm、厚さ1.5mmの金型にセロハンを介してガラス板にて圧接し片面上方より可視光線照射器(商品名:G−ライト;ジーシー社製)にて全体に光が当るように60秒間宛光照射した。硬化したサンプルを、試験器(商品名:Spectrophotometer CM-3610d;コニカミノルタ社製)にて、隠ペイ率測定紙(JIS K 5400)の白面と黒面上でL*を測定し、白背景と黒背景の明るさの差ΔLを算出し透明性とした。
(6)透明性変化
修復材を内径15mm、厚さ1.5mmの金型にセロハンを介してガラス板にて圧接し、ガラス板を取り除いて硬化前のL*を試験器(商品名:Spectrophotometer CM-3610d;コニカミノルタ社製)にて、隠ペイ率測定紙(JIS K 5400)の黒面上で計測した。その後、片面上方より可視光線照射器(商品名:G−ライト;ジーシー社製)にて全体に光が当るように60秒間宛光照射した。硬化したサンプルを、試験器(商品名:Spectrophotometer CM-3610d;コニカミノルタ社製)にて、隠ペイ率測定紙(JIS K 5400)の黒面上でL*を測定し、硬化前と硬化後の明るさの差ΔLを算出し透明性変化とした。
実施例及び比較例に用いた歯科用修復材組成物の配合組成、配合量及び各試験の結果を表1に纏めて示す。
<実施例2〜8>
実施例1と同様に表1に示す組成及び配合量にて歯科用修復材組成物を作製し実施例1と同様の試験を行った。結果を表1に纏めて示す。(モノマー中の光重合開始剤は実施例1と同様とし、後述する比較例も同様の配合である。)
<表1>
Figure 2008081469
<比較例1>
従来から使用されているレントゲン造影性を持たない有機無機複合充填材として、UDMAと3Gを5:5の重量比で1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液70重量%、微粒子充填材としてコロイダルシリカ(商品名:アエロジルR−972、日本アエロジル社製)30重量%の混合物を熱硬化させ平均粒径16μmに粉砕した有機無機複合充填材Fを含む歯科用修復材組成物を作製した。
Bis−MPEPP 25重量%(光重合開始剤はこのモノマー液全体100重量部に対して光増感剤カンファ−キノン 0.5重量部と還元剤としてジメチルアミノエチルメタクリレート 1重量部とを溶解した。)、
有機無機複合充填材として上記有機無機複合充填材Fを70重量%、
微粒子充填材としてコロイダルシリカ(商品名:アエロジルR−972、日本アエロジル社製)5重量%を暗室にて混練器で混練しペーストを得た。表2に示す組成、配合量にて実施例と同様の試験を行ない結果を表2に纏めて示す。適合状態、10点平均粗さ、透明性、透明性変化は良いが、レントゲン造影性を有していない。
<比較例2>
従来型と一般に言われている石英ガラス粉末を含む修復材を試験した。ガラス粉末として最大粒径50μm、平均粒径20μmの石英ガラス粉末をガラス粉末Cとし、表2に示す組成、配合量にて実施例と同じ試験を行った。レントゲン造影性、適合状態、10点平均粗さについて劣っている。
<比較例3>
比較例1に使用した有機無機複合充填材Fとストロンチウムを含むアルミノシリケートガラス(平均粒径1μm)ガラス粉末Bを用い、表2に示す組成、配合量にて実施例と同じ試験を行った。レントゲン造影性が劣っている。
<比較例4>
有機無機複合充填材として、UDMAと3Gを5:5の重量比で 1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液50重量%、無機充填材として平均粒径20μmの石英ガラス粉末をガラス粉末50重量%の混合物を熱硬化させ平均粒径16μmに粉砕した有機無機複合充填材Gを作製し、表2に示す組成、配合量にて歯科用修復材組成物を作製し、実施例と同じ試験を行った。レントゲン造影性、適合状態、および10点平均粗さについて劣っている。
<比較例5>
平均粒径1μmのバリウムガラスをガラス粉末Dを用い、表2に示す組成、配合量にて歯科用修復材組成物を作製し実施例と同じ試験を行った。適合状態と透明性、透明性変化について劣っている。
<比較例6>
有機無機複合充填材として、UDMAと3Gを5:5の重量比で1重量%アゾイソブチロニトリルを含む混合液50重量%、無機充填材として一次粒子の平均粒径が1μmのフッ化イッテリビウム50重量%の混合物を熱硬化させ平均粒径16μmに粉砕した有機無機複合充填材Hを作製し、表2に示す組成、配合量にて歯科用修復材組成物を作製し実施例と同じ試験を行った。レントゲン造影性、適合状態は良いが、10点平均粗さがやや粗く、透明性、透明性変化が劣っている。
<比較例7>
一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μm以下のレントゲン不透過性を有する微粒子充填材、フッ化イッテリビウム(一次粒子の平均粒径0.05μm)を有機無機複合充填材とせずに微粒子充填材としてそのまま歯科用修復材組成物に配合した。表2に示す組成、配合量にて歯科用修復材組成物を作製し実施例と同じ試験を行った。レントゲン造影性、透明性、透明性変化、10点平均粗さは良いが、適合状態が劣っている。
<表2>
Figure 2008081469

Claims (2)

  1. (a)(メタ)アクリレートモノマー
    (b)一次粒子の平均粒径が0.005〜0.3μmのレントゲン不透過性を有する微粒子充填材と(メタ)アクリレートモノマーとを混合し硬化させ粉砕して作製された平均粒径が5〜50μmの有機無機複合充填材
    (c)一次粒子の平均粒径が0.005〜0.04μmの微粒子充填材
    (d)光重合開始剤
    を含む歯科用修復材組成物。
  2. さらに(e)最大粒径が0.5〜4μm以下で且つ平均粒径が0.03〜3μmのガラス粉末を含む歯科用修復材組成物。
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