JP2008076834A - プラスチックレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】偏心調整を簡単にできるプラスチックレンズを提供する。
【解決手段】プラスチックレンズ2は、光学機能面を有するレンズ部4と、このレンズ部4の外周に設けられる外縁部5から構成されており、レンズ部4と外縁部5は、異なる型部材を用いて射出成形により成形される。レンズ部4の第2光学機能面7の外周縁に、レンズ部4の型部材によって一緒に成形される円錐面14を形成する。この円錐面14は、レンズ部4の光軸に対する位置精度が高いので、円錐面14をレンズ治具25で保持してレンズ鏡筒に組み込むことにより、プラスチックレンズ2とレンズ鏡筒との偏心調整が簡単になる。
【選択図】図3
【解決手段】プラスチックレンズ2は、光学機能面を有するレンズ部4と、このレンズ部4の外周に設けられる外縁部5から構成されており、レンズ部4と外縁部5は、異なる型部材を用いて射出成形により成形される。レンズ部4の第2光学機能面7の外周縁に、レンズ部4の型部材によって一緒に成形される円錐面14を形成する。この円錐面14は、レンズ部4の光軸に対する位置精度が高いので、円錐面14をレンズ治具25で保持してレンズ鏡筒に組み込むことにより、プラスチックレンズ2とレンズ鏡筒との偏心調整が簡単になる。
【選択図】図3
Description
本発明は、レンズ部と外縁部とを有するプラスチックレンズに関し、更に詳しくは、レンズ部用型部材と外縁部用型部材とを有する金型で形成されるプラスチックレンズに関する。
図7に示すように、プラスチックレンズ50は、光学機能面を有するレンズ部51と、このレンズ部51の外周に設けられる外縁部52とから構成されており、この外縁部52によってレンズ鏡筒に保持される。図8に示すように、従来のプラスチックレンズ50は、固定型55と可動型56とからなる金型57の間に形成されるキャビティー58内に溶融樹脂を充填して固化させることにより形成される。固定型55及び可動型56は、レンズ部51の光学機能面の成形精度を向上させるために、レンズ部51を成形するレンズ部用型部材59,60と、外縁部52を成形する外縁部用型部材61,62から構成されている。
従来のプラスチックレンズは、レンズ部と外縁部とを別々の型部材で成形するため、レンズ部の光軸と外縁部の中心軸は偏心してしまう。そのため、外縁部を基準にしてレンズ鏡筒にプラスチックレンズを組み込むと、レンズ鏡筒とプラスチックレンズとの間で光軸のズレが発生する。
プラスチックレンズとレンズ鏡筒との光軸ズレを解消するために、プラスチックレンズをレンズ鏡筒に組み込む際に、レンズ鏡筒の光軸に対してプラスチックレンズの光軸を調整する偏心調整が行なわれている。この偏心調整は、例えば、外縁部を治具等で保持してプラスチックレンズをレンズ鏡筒に挿入し、レンズ部に検査光を入射してレンズ鏡筒に対するプラスチックレンズの光軸のズレを測定する。そして、両者の光軸のズレが無くなるようにプラスチックレンズを移動し、その後に接着材などで固定している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−121902号公報
しかし、上記偏心調整は、高精度な調整治具等が必要であり、作業が複雑になるため、その実施はレンズ装置をコストアップさせ、かつ時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するために、偏心調整を簡略化することができるプラスチックレンズを提供する。
上記課題を解決するために、本発明のプラスチックレンズは、レンズ部を成形するレンズ部用型部材により光学機能面と同時に形成され、保持または位置決めに用いられる基準面、及び/または構造部を備えるものである。
また、基準面は、外縁部と光学機能面との間に連設される円錐面とし、構造部は、外縁部の内側に設けられる円筒部を用いるようにしたものである。
本発明のプラスチックレンズによれば、レンズ部と同じ型部材で基準面、及び/または構造部を成形するようにしたので、基準面及び/または構造部に対するレンズ部の光軸の位置精度を高めることができる。また、基準面、及び/または構造部を基準にしてプラスチックレンズをレンズ鏡筒に組み込むことができるので、プラスチックレンズとレンズ鏡筒との間の光軸のズレが小さくなり、偏心調整を簡略化、または省略することができる。
図1に示すように、プラスチックレンズ2は、例えば、円筒形状のレンズ鏡筒3に組み込まれて使用される。プラスチックレンズ2は、レンズ部4と、このレンズ部4の外周に配される外縁部5を備えている。レンズ部4には、外縁部5に対して前面側に膨出された第1光学機能面6と、背面側に配された第2光学機能面7とが設けられている。
レンズ鏡筒3に対するプラスチックレンズ2の固定は、レンズ鏡筒3の外周に設けられた複数個の接着孔10から接着材11を流し込んでレンズ鏡筒3の内径部と外縁部5の外周面5aとの間に充填することにより行なわれる。
第2光学機能面7の外周縁には、外縁部5と第2光学機能面7との間に連設された円錐面14が全周に設けられている。この円錐面14は、プラスチックレンズ2を保持または位置決めする際に用いられる基準面であり、第2光学機能面7の外周縁に設けられているため、レンズ部4の光学的機能に悪影響は生じない。
図2に示すように、プラスチックレンズ2は、固定型17と可動型18とからなる金型19を用いて射出成形により形成される。可動型18は、固定型17に対して型合せされる型締め位置と、固定型17から離れる型割り位置との間で移動自在とされている。固定型17と可動型18は、それぞれレンズ部4を成形するレンズ部用型部材19,20と、外縁部5を成形する外縁部用型部材21,22とから構成されている。上述の円錐面14は、レンズ部用型部材19に設けられた成形面19aによってレンズ部4と一緒に成形されるので、レンズ部4の光軸に対する位置精度が非常に高くなる。
図3に示すように、本発明のプラスチックレンズ2をレンズ鏡筒3に取り付ける際には、例えば、円筒形状のレンズ治具25によってプラスチックレンズ2が保持されて、レンズ鏡筒3に挿入される。レンズ治具25の先端には、プラスチックレンズ2の円錐面14に面接触して吸着保持する保持面26が設けられているので、レンズ治具25に対するレンズ部4の光軸の位置精度は非常に高くなる。なお、レンズ治具25によるプラスチックレンズ2の吸着保持には、例えば、真空吸着や静電吸着等を用いることができる。
レンズ鏡筒3へのプラスチックレンズ2の挿入後、偏心調整と接着材11による固定とが行なわれる。偏心調整は、プラスチックレンズ2に検査光が入射されてレンズ鏡筒3に対する光軸のズレが測定され、この測定結果に基づいてプラスチックレンズ2の位置が調整される。このとき、レンズ鏡筒3を保持する鏡筒治具とレンズ治具25とを高精度に位置決めしておけば、レンズ鏡筒3の光軸に対するプラスチックレンズ2の光軸のズレが小さくなるため、偏心調整にかかる時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態では、第2光学機能面7に円錐面14を設けたが、図4に示すプラスチックレンズ30のように、外縁部31の内側全周に円筒部32を設けてもよい。図5に示すように、このプラスチックレンズ30に使用するレンズ治具35の外径35aを円筒部32に嵌合される寸法にすれば、円筒部32と外径35aとによるインロー構造を構成することができるので、円錐面36とともにプラスチックレンズ30の保持または位置決めに利用することができる。また、図6に示すように、この円筒部32もレンズ部用型部材39の成形面39aによってレンズ部40と一緒に成形されるので、レンズ部40の光軸との位置精度は非常に高くなる。なお、上記実施形態と同じ構成については、図中に同符号を付して詳しい説明は省略する。
また、上記各実施形態では、円錐面をレンズ部の全周に設けたが、円錐面を周方向で複数個に分割して設けてもよい。また、円錐面と円筒部とを一緒に設けたが、円筒部だけを設けてもよい。
2,30 プラスチックレンズ
3 レンズ鏡筒
4,40 レンズ部
5,31 外縁部
6 第1光学機能面
7 第2光学機能面
14,36 円錐面
19 金型
19,39 レンズ部用型部材
25,35 レンズ治具
32 円筒部
3 レンズ鏡筒
4,40 レンズ部
5,31 外縁部
6 第1光学機能面
7 第2光学機能面
14,36 円錐面
19 金型
19,39 レンズ部用型部材
25,35 レンズ治具
32 円筒部
Claims (3)
- 光学機能面を有するレンズ部を成形するレンズ部用型部材と、前記レンズ部の外周に設けられる外縁部を成形する外縁部用型部材とを備える金型を用いて形成されるプラスチックレンズにおいて、
前記レンズ部用型部材により前記光学機能面と同時に形成され、保持または位置決めに用いられる基準面、及び/または、構造部を備えることを特徴とするプラスチックレンズ。 - 前記基準面は、前記外縁部と前記光学機能面とに連設された円錐面であることを特徴とする請求項1記載のプラスチックレンズ。
- 前記構造部は、前記外縁部の内側に設けられた円筒部であることを特徴とする請求項1または2記載のプラスチックレンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006257098A JP2008076834A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | プラスチックレンズ |
US11/857,464 US20080074754A1 (en) | 2006-09-22 | 2007-09-19 | Plastic lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006257098A JP2008076834A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | プラスチックレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008076834A true JP2008076834A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39224647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006257098A Pending JP2008076834A (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | プラスチックレンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080074754A1 (ja) |
JP (1) | JP2008076834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109870782A (zh) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 株式会社三丰 | 透镜保持机构和发光器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10631733B2 (en) | 2017-03-13 | 2020-04-28 | Go!Foton Holdings, Inc. | Lens combination for an optical probe and assembly thereof |
Family Cites Families (1)
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US4488776A (en) * | 1982-09-30 | 1984-12-18 | M.U. Engineering & Manufacturing Inc. | Plastic lens cell |
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2006
- 2006-09-22 JP JP2006257098A patent/JP2008076834A/ja active Pending
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2007
- 2007-09-19 US US11/857,464 patent/US20080074754A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109870782A (zh) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 株式会社三丰 | 透镜保持机构和发光器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080074754A1 (en) | 2008-03-27 |
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