JP2008074607A - クレーンの過巻き検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブームまたはジブに対する過巻き検出用ウエイトの着脱交換作業が容易であり、また、着脱部の耐久性が優れたクレーンの過巻き検出装置を提供する。
【解決手段】クレーンの過巻き検出装置の着脱具20は、過巻き検出器21に連結される第1ブラケット31と、吊り索22に連結される第2ブラケット32とを備え、上記第1ブラケット31は自由端部42bを有したフック42を有し、上記第2ブラケット32は上記自由端部42bを差し込んで係止する連結孔56を有し、上記第2ブラケット32には上記連結孔56からフック42が抜ける位置になることを阻止する外れ止め用ピン43を設け、上記第1ブラケット31に上記外れ止め用ピン43を差し込むことにより上記フック42が上記連結孔56から抜ける位置に導けると共に上記フック42を差し込めない径の鍵孔57を有したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、過巻き検出用ウエイトを脱着する構造を改良したクレーンの過巻き検出装置に関する。
ホイールクレーンやトラッククレーン等のクレーン装置はそのブームまたはジブのポイントシーブからワイヤーロープを垂下し、ロープ巻上げ装置のドラムによってワイヤーロープを巻き上げるようにし、そのワイヤーロープの先端に取り付けた荷吊り用フックに荷を掛けて昇降すると共に水平な方向へ荷を移動させる作業を行う。
一般に、クレーン装置には、荷吊り用フックを保持するワイヤーロープを巻き過ぎて荷吊り用フックがブームまたはジブに衝突してブームまたはジブを損傷させたり、ワイヤーロープにダメージを与えたりしてしまうことを防止するために、ワイヤーロープの巻き過ぎを検出して過巻き状態になる前にその事態を過巻き検出器で検出し、過巻きの警報を発したりワイヤーロープの過巻き動作を阻止する過巻き防止装置と呼ばれる安全装置が設けられている。
従来の過巻き検出装置は、ブームまたはジブの先端部に取り付けられた過巻き検出器と、この過巻き検出器からチェーン等の吊り索を介して垂下された過巻き検出用ウエイトを備えており、ワイヤーロープを過度に巻かれようとした場合、荷吊り用フックが過巻き検出用ウエイトに下から突き当たって過巻き検出器に加わる過巻き検出用ウエイトの重量による荷重を小さくして過巻き検出器のスイッチをON状態に切り換え、作業員への過巻き警報と、ロープ巻上げ装置の巻き上げ動作を抑制するようになっている。
特開昭9−194192号公報
ところで、過巻き検出装置における過巻き検出用ウエイトはブームまたはジブのいずれにも使用できる兼用方式のものが多い。したがって、過巻き検出用ウエイトはその吊り索ごと着脱できるように着脱具を備える。従来の着脱具はライン過巻き検出用ウエイトの吊り索の上端に設けた金具をシャックルとピンによってブームまたはジブの先端ブロックに取り付ける方式であり、そのピンの固定にはスナップピンまたは割りピンを用いるためにピンの着脱作業が面倒で作業性が悪い。また、シャックルやピン類の紛失等も懸念されるために、それを防止する手順も更に求められる複雑で面倒な着脱方式のものであった。また、着脱具にカラビナを用いる方式も考えられているが、カラビナを用いる場合では、微細な枢軸等の可動部分があるので、その強度の問題または錆の発生により故障しやすい構造であるために耐候性等の耐久性の問題もあり得る。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ブームまたはジブに対する過巻き検出用ウエイトの着脱作業が容易であり、かつ耐久性に優れたクレーンの過巻き検出装置を提供することにある。
本発明は、ブーム若しくはジブの先端部から昇降可能に垂下される荷吊り用ワイヤーロープの下端部に取り付けられたフック体と、上記ブーム若しくはジブの先端部に取り付けられた過巻き検出器と、上記過巻き検出器に連係する吊り索により吊り下げられ、上記荷吊り用ワイヤーロープの過巻き時に上記フック体によって押し上げられることで上記過巻き検出器に加わる重さを変えて上記過巻き検出器により過巻き状態を検出するようにした過巻き検出用ウエイトと、上記吊り索を上記過巻き検出器に対して着脱自在に連結する着脱具と、を備えたクレーンの過巻き検出装置において、
上記着脱具は、上記過巻き検出器及び上記吊り索の一方のものに連結される第1ブラケットと、上記過巻き検出器及び上記吊り索の他方のものに連結される第2ブラケットと、上記第1ブラケットに設けられ、上記第2ブラケットを掛けるための連結部と、この連結部から略上下方向へ連続的に延び先端を開放した自由端部とを有したフックと、上記第2ブラケットに設けられ、上記自由端部を差し込んで上記連結部に上記第2ブラケットを導ける連結孔と、上記第1ブラケット及び上記第2ブラケットのいずれかに設けられ、上記連結孔に上記自由端部の先端を差し込める位置に両ブラケットを位置させることを阻止する外れ止め用部材と、上記第1ブラケット及び上記第2ブラケットのいずれかに設けられ、上記外れ止め用部材を差し込み上記フックの自由端部に上記連結孔を導ける位置に配置されると共に上記自由端部は差し込めない径または形状を有した鍵孔と、を備えてなることを特徴とするクレーンの過巻き検出装置である。
本発明によれば、ブームまたはジブに対する過巻き検出用ウエイトの着脱作業が容易であり、耐久性に優れたクレーンの過巻き検出装置を提供できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の最良の形態について説明する。図1は、ホイールクレーンやクローラークレーン等の移動式クレーンにおける伸縮ブーム1の先端部付近を示す。伸縮ブーム1は複数段のブームを伸縮自在に連結してなり、その基端ブームは図示しない車両のキャリア上に装備された旋回台に連結されている。伸縮ブーム1の側面または下面にはその伸縮ブーム1の長さを補うときに使用するジブ2(図2参照)が格納されるようになっている。ジブ2は伸縮ブーム1における先端ブーム1aのブームヘッド3に延長するように取り付け可能である。
伸縮ブーム1のブームヘッド3には図示しない上部シーブと下部シーブが組み込まれている。図1に示すように、上記旋回台に設けられた主巻き用ロープ巻上げ装置のウインチから繰り出されたワイヤーロープ4を上部シーブと下部シーブに掛け渡した後、さらに下部シーブと主フック5のフックブロック6に設けられたシーブ7との間で複数回巻き掛けると共に、ワイヤーロープ4の先端をフックブロック6に固定することにより主フック5を吊持している。
上記伸縮ブーム1の先端部には上記主巻き吊上げ機構に加えて単索ワイヤによる補巻き吊上げ機構が装備されている。ブームヘッド3には補助シーブ11を備えた補助シーブ用ブラケット12が枢支ピン13を介して水平方向へ回動自在に取り付けられている。補助シーブ用ブラケット12は、図1に示すように前方に突き出した使用状態と、ブームヘッド3の側面に寄せて配置される格納状態(図示せず)との両位置に設置可能である。補助シーブ11にはブームヘッド3のシーブ8に掛けられた単索ワイヤ14(上記ワイヤーロープ4とは別もの)が掛けられ、下方に繰り出されている。単索ワイヤ14の垂下した先端には補助フック体15が取り付けられている。上記旋回台に設けられた補巻き用巻上げ装置によって単索ワイヤ14を繰り出し、あるいはその単索ワイヤ14を引き込むことにより、それに応じた距離で補助フック体15を昇降させることができる。
補助フック体15は荷に掛けてこれを保持する補助フック15aと、この補助フック15aを支持する略筒状のフック支持体15bとを有してなる。フック支持体15bの上端は水平に形成され、後述する過巻き検出用ウエイト24に当たる突当て端15cを形成している。単索ワイヤ14の先端はフック支持体15bの上端筒部内に設けた連結取着部15dに対して着脱自在である。また、単索ワイヤによる補巻き吊上げ機構は、図2(b)に示すように、上記ジブ2のヘッド16にも同様に装備される。
この補巻き吊上げ機構には、補巻き用単索ワイヤ14の過巻き検出装置20が設けられる。伸縮ブーム1の過巻き検出装置20とジブ2のヘッド16の過巻き検出装置20は同様であり、その過巻き検出用ウエイト及び吊り索は伸縮ブーム1のものと、ジブ2のヘッド16のものに付け替えて兼用するようになっている。
図1に示すように、伸縮ブーム1の過巻き検出装置20は補助シーブ用ブラケット12に設けられている。すなわち、過巻き検出装置20は、補助シーブ用ブラケット12に取着された過巻き検出器21と、この過巻き検出器21から垂下される第1の吊り索22と、補助シーブ用ブラケット12から垂下される第2の吊り索23と、この複数の吊り索22,23によって吊持された過巻き検出用ウエイト24を備える。過巻き検出用ウエイト24は中空円盤状または環状部材からなり、その中央部分には上記単索ワイヤ14を通す中空孔24aが形成されている。上記単索ワイヤ14は過巻き検出用ウエイト24の中空孔24aを緩い状態で通り抜けて垂下する。また、過巻き検出用ウエイト24は第1の吊り索22と第2の吊り索23とによって略水平な状態に吊持される。
また、上記過巻き検出器21は検出スイッチを内蔵する。この検出スイッチは第1の吊り索22を介して過巻き検出用ウエイト24の重さを受けている場合はオフ状態にあり、このときは補巻き用巻上げ装置のウインチによる単索ワイヤ14の巻上げ動作を許容する。また、過巻き検出器21に加わる過巻き検出用ウエイト24の重さが小さくなった場合は検出スイッチがオンの状態になり、補巻き用巻上げ装置のウインチによる単索ワイヤ14の巻上げ動作を規制する。また、過巻き状態を作業員に警報する。
また、複数の吊り索22,23はその対応する過巻き検出器21および補助シーブ用ブラケット12に対してそれぞれ後述する着脱具30を用いて着脱が可能である。
上記着脱具30は、図4に示される第1ブラケット31と、図5に示される第2ブラケット32との2つのユニットによる組み合わせ構造であり、この第1ブラケット31と第2ブラケット32とは、図3の(b)で示すように、互いに連結される。また、両者の連結を解除することは後述する特定の人為的操作によって始めて可能である。
次に、上記着脱具30の第1ブラケット31と第2ブラケット32についてそれぞれ具体的に説明する。まず、図4に示すように、第1ブラケット31は、板状部41と、この板状部41の一方の板面(下面)の面内から下方に突き出したフック本体部としてのフック(鉤部)42と、板状部41の一側端面から下方へ突き出した外れ止め用部材としてのピン(ガイド)43と、板状部41の一端部分を他方(上方)へ折り曲げて形成した第1取付片(取付部)46と、上記板状部41の上面に立設して上記第1取付片(取付部)46に向き合うように配置された第2取付片47とを備え、これらの各部は一体的に固定された関係で定められたそれぞれの位置に配置されている。
フック42は丸棒状の部材を途中で半円の弧状に曲げて略Uまたは略Jの字状に形成されている。フック42の基端部は板状部41の下面に溶接して固定される基端部42aとなっている。フック42の他端部は上方へ向いて延び、上記基端部42aと平行に配置される自由端部42bとなっている。基端部42aと自由端部42bとはU字状の底部42cを介して連なる。この底部42cの部分は他方の第2ブラケット32を引っ掛けて係合する連結部となっている。自由端部42bは他のブラケットを連結する連結部としての底部42cから上下方向に上向きに延び自由端部42bは底部42cから長さが基端部42aのものよりも短く、その自由端部42bの終端(上端)は図4の(c)に示すように、板状部41の下面から第1距離L1 を存して離れている。つまり、自由端部42bの終端(上端)は、板状部41の下面との間に後述する第2ブラケット32を出し入れする後述する開口45を形成している。なお、フック42を形成する丸棒状の部材の立ち上がり途中部分を除去して開口45を形成してその下方に位置して自由端部42bを形成するようにしてもよい。
また、外れ止め用ピン43は丸棒状の部材によって形成され、上端部分が上記第1取付片46の側端に接して配置されると共に、その第1取付片46に溶接することにより固定される。外れ止め用ピン43の下端部分はフック42の自由端部42bと略平行に配置され、この外れ止め用ピン43の下端部分が開口45の出入り口に対向して位置する。また、フック42の棒状部材の径(最大径)は外れ止め用ピン43の径(最大径)に比べて大きい。図4(b)に示すように、外れ止め用ピン43の下端部と、フック42の自由端部42bの上端部とは隙間Gをあけて対向し、かつ上下方向で互いに重なり合うように配置されている。つまり、図4(c)に示すように、水平方向において、外れ止め用ピン43とフック42の自由端部42bとの間には所定の隙間Gが形成されると共に、外れ止め用ピン43と、フック42の自由端部42bは互いに接し合うことがない関係にある。また、図4(d)に示すように、外れ止め用ピン43の中心と、フック42の自由端部42bの中心との間は、第2距離L2 を存して離間する。
なお、フック42の自由端部42bと、これに対向する外れ止め用ピン43とはいずれも直線的な部分として形成しているが、この両者の部分を平行な間隔を保って曲げて形成することも可能である。また、フック42の自由端部42bと、これに対向する外れ止め用ピン43との間隔が下方において広がる場合でもよい。この場合における上記第2距離L2は自由端部42bの上端(終端)と、これに対応する外れ止め用ピン43の部分との距離を指すものとする。また、自由端部42bの上端(終端)と、これに対応する外れ止め用ピン43の部分との距離が最小なものとなる。
また、第1取付片46と第2取付片47にはそれぞれ取付け孔48が形成されており、これらの取付け孔48は同一直線上に位置している。そして、各取付片46,47の取付け孔48にわたり連結ピン49を挿入し、この連結ピン49を上記過巻き検出器21の下部に設けられた連結金具51に差し込んで止めることにより、第1ブラケット31を過巻き検出器21に連結する(図3の(a)を参照)。なお、第ブラケット31は過巻き検出器21の一部として一体に過巻き検出器21に連結するようにしてもよい。
一方、上記第2ブラケット32は、図5に示すように、板状の部材によって本体部が形成され、板状部55の中間部分には上記フック42の部材を挿通可能な径で形成した連結孔56が形成されている。板状部55の一端側部分には上記外れ止め用ピン43の部材を挿通可能な径で形成した鍵孔57が形成されている。鍵孔57は上記フック42の部材の挿通が不可能な形状または径で形成され、上記外れ止め用ピン43を選択的に挿通可能なものである。板状部55の厚さは上記第1距離L1 より薄く、開口45から第2ブラケット32を出し入れできるようになっている。
本実施形態では、上記フック42及び上記外れ止め用ピン43の各々の部材はいずれも、断面形状が円形なものである。また、連結孔56は上記フック42の部材の外径よりも大きく形成され、上記フック42を緩く嵌り込むように遊びを持って挿入できるようになっている。また、鍵孔57の径は上記フック42の部材の外径よりも小さく、上記外れ止め用ピン43の部材を比較的隙間なく差し込める程度が望ましい。上記鍵孔57の内径と上記外れ止め用ピン43の外径との径差は上記連結孔56の内径と上記フック42の外径との径差よりも小さい。また、図5の(a)に示すように連結孔56と鍵孔57の中心部間の距離は上記第2距離L2 に設定される。したがって、第1ブラケット31と第2ブラケット32とは特定の位置関係で、第2ブラケット32の連結孔56に上記第1ブラケット31におけるフック42の自由端部42bが差し込まれた姿勢で同時に第2ブラケット32の鍵孔57に上記第1ブラケット31における外れ止め用ピン43を差し込める。
また、図5の(a)に示すように、鍵孔57が位置する板状部55の一端部は鍵孔57を中心とする先細りの丸み形状に形成されており、その丸み形状部の外径は鍵孔57の中心から上記第1ブラケット31の外れ止め用ピン43の径に上記隙間Gを加えた寸法の範囲内で形成され、上記フック42の自由端部42bと上記外れ止め用ピン43との間を通れるようになっている。また、第2ブラケット32の幅は、その連結孔56に上記フック42の部材を挿通したとき、第1ブラケット31の他の部分に当たらないで吊り下げられ、また、第2ブラケット32が傾いて上記フック42の自由端部42bに沿って持ち上がっても外れ防止用ピン43に当たる寸法(2B)で形成されている(図5の(a)を参照)。
第2ブラケット32の他端部(下端部)には吊り索22,23の上端が連結されている。吊り索22,23にチェーンを利用する場合は図5に示すように、そのチェーンの最終先端リンク58を板状部55の他端部に溶接して直接に固定しておいてもよい。もちろん、最終先端リンクなどを嵌め込む孔等を設けて吊り索22,23を連結するようにしてもよい。
次に、上記着脱具30における第1ブラケット31から第2ブラケット32を取り外す手順について図6を参照しつつ説明する。図6の各分図(a)〜(e)はその取り外す順序を示すものである。図6の分図(a)は第1ブラケット31のフック42が第2ブラケット32の連結孔56に差し込まれて両者が連結した状態を示している。このように連結した状態の第1ブラケット31のフック42から第2ブラケット32を取り外す場合の最初の作業として、分図(b)に示すように、第2ブラケット32の板状部55を、フック42の自由端部42bに対して垂直で水平な向きの姿勢とし、この姿勢のまま、その板状部55をフック42の自由端部42b周りに回転し、鍵孔57を外れ止め用ピン43の下方に対向させる。
ついで、図6の分図(c)に示すように、第2ブラケット32を真っ直ぐ上に持ち上げ、鍵孔57に外れ止め用ピン43の下端部分を挿入させると共に、第2ブラケット32の連結孔56からフック42の自由端部42bが抜ける位置まで自由端部42bをガイドとして第2ブラケット32を垂直に持ち上げる。すると、第2ブラケット32はその鍵孔57に外れ止め用ピン43のみが係合した状態になる。
そこで、図6の分図(d)に示すように、外れ止め用ピン43まわりに第2ブラケット32を水平に回転し、フック42の部材に掛からない側方の位置になるまで第2ブラケット32を回転させる。
図6の分図(d)に示すように、第2ブラケット32を外方へ向けた状態から分図(e)に示すように、第2ブラケット32を降下し、外れ止め用ピン43から取り外す。これによって、第1ブラケット31から第2ブラケット32を完全に取り外すことができる。
また、この手順と逆の手順で、第1ブラケット31に第2ブラケット32を取り付けることができる。
以上の説明で知れるように、第1ブラケット31と第2ブラケット32は通常あり得ない、複数の姿勢を特定の順番を経なければ、両者を現実に取り外すことができない。特に、第2ブラケット32には柔軟な吊り索22,23によって過巻き検出用ウエイト24の重さが加わっており、外す場合に最初に水平で特定な回転位置になる姿勢からさらに通常起こりえない特定の向きに移動することは現実に不可能であるから人為的操作を行わない限り、現実に取り外すことができない。さらに、第1ブラケット31のフック42と第2ブラケット32の連結孔56の径との差に比べて、第1ブラケット31の外れ止め用ピン43と第2ブラケット32の鍵孔57の径との差が小さいので、第2ブラケット32の鍵孔57の位置に第1ブラケット31の外れ止め用ピン43が合い、鍵孔57に外れ止め用ピン43を差し込まれる状況は起こり難い。したがって、第1ブラケット31から第2ブラケット32が取り外れることは現実にありえず、その操作を人為的に行わなければ、到底、取り外すことができない。
そして、第1ブラケット31に対する第2ブラケット32の連結手段にスナップピンまたは割りピン等のその着脱作業が面倒な部品を用いてないので、過巻き検出装置20を伸縮ブーム1の補巻き吊上げ機構と、ジブ2のヘッド16の補巻き吊上げ機構との使用する方に付け替える場合の着脱作業が簡単で容易であり、きわめて作業性がよい。また、シャックルやピン類のように分離してしまう連結部品もなく、その部品の紛失等の原因もなくなるので、その小物部品の管理の煩わしさも解消される。また、カラビナ等の微細な枢軸等の可動部分もなく、シンプルで強固な構造になるので、着脱具30の対候性等の耐久性を確保できる。特に、野外で使用されるクレーンに最適な優れた構造である。
図8は上記着脱具30を変形した着脱具である。この着脱具60は第1ブラケット31に設けていた外れ止め用ピン43を第2ブラケット32の方に設けると共に第1ブラケット31の方に外れ止め用ピン43を嵌め込むための鍵孔57を設けるようにしたものである。外れ止め用ピン43はその第2ブラケット32の連結孔56の中心方向に向かうと共に板状部55の板面に垂直な方向に向いて上記板状部55に固定される。フック42の自由端部42bの中心と鍵孔57の中心との間は上記第2距離L2 を存して離間する。第2ブラケット32の連結孔56の中心と外れ止め用ピン43の中心との距離も同じく上記第2距離L2を存して離間する。第2ブラケット32は吊り索の先端を通して係着する孔61を設けている。
次に、上記着脱具60において、その第1ブラケット31から第2ブラケット32を取り外す手順について図8を参照しつつ説明する。図8の各分図(a)〜(e)はその取り外す順序を示す。図8の分図(a)は第1ブラケット31のフック42が第2ブラケット32の連結孔56に差し込まれて連結した状態を示している。この連結状態にある第1ブラケット31から第2ブラケット32を取り外す場合の最初の作業は図8の分図(b)に示すように、第2ブラケット32の板状部55を、フック42の自由端部42bに対して垂直で水平な向きの姿勢とすることである。
そして、このフック42の自由端部42bに対して垂直で水平な向きの姿勢のまま、第2ブラケット32の板状部55を、フック42の自由端部42bまわりに回転し、外れ止め用ピン43の上方に第1ブラケット31の鍵孔57が位置するところで止める。
ついで、図8の分図(c)に示すように、第2ブラケット32を真っ直ぐ上方へ持ち上げ、第1ブラケット31の鍵孔57に第2ブラケット32の外れ止め用ピン43を挿入すると共に、第2ブラケット32の連結孔56からフック42の自由端部42bが抜ける位置まで持ち上げる。すると、第2ブラケット32はその鍵孔57に外れ止め用ピン43のみが係合しただけの状態になる。
そこで、分図(d)に示すように、外れ止め用ピン43を中心にそのまわりに第2ブラケット32を回転し、連結孔56の位置がフック42の部材に掛からない側方に位置するまで退避させる。
最後に、第2ブラケット32を、第1ブラケット31に対して降下させることにより、分図(d)に示すように、第1ブラケット31の鍵孔57から第2ブラケット32の外れ止め用ピン43を引き抜く。これにより第1ブラケット31から第2ブラケット32を完全に取り外すことができる。また、第1ブラケット31に第2ブラケット32を取り付ける場合はその手順と逆の手順で行う。
以上の如く、第1ブラケット31と第2ブラケット32の両者は通常あり得ない、複数の姿勢を特定の順番を経なければ、両者を取り外すことができないので、人為的操作を行わない限り、現実に取り外すことができない等、上述した着脱具30の場合と同様に種々の作用効果を奏することができる。
図9は本発明の更に他の実施形態に係る着脱具70である。着脱具70は上述した着脱具30での第1ブラケット31の変形例であって、そのフック42と外れ止め用ピン43の全体を丸い棒状の部材を曲げて製作したものであり、板状部41に相当する部分も棒状の部材を螺旋状に曲げて作られ、この螺旋状部を第1ブラケット31の取付部71とする。その他の形態や作用は上述した着脱具30の場合と同様である。したがって、上述した着脱具30の場合と同様に種々の効果を奏する。また、棒状の部材を曲げて第1ブラケット31を製作できるので、第1ブラケット31の構成部を溶接等で接続することもなく、その製作が簡単である。
図10は本発明の更に他の実施形態に係る着脱具80である。この着脱具80は上記着脱具70と同様、上述した第1ブラケット31の変形例であって、そのフック42と外れ止め用ピン43を、丸い棒状の部材を曲げて製作したものであるが、その取付部となる部分は螺旋状ではなく、半円弧状にとどめ、その半円弧状部に他の接続金具82を掛けて接続し、第1ブラケット31の取付部82を構成したものである。その他の形態や作用は上述した着脱具30の場合と同様である。したがって、上述した着脱具30の場合と同様に種々の効果を奏する。また、第1ブラケット31を棒状の部材を曲げて製作できるので、その第1ブラケット31の製作が簡単である。
図11及び図12は本発明の更に他の実施形態に係る着脱具90であって、上記着脱具30の第1ブラケット31の構成についての変形例である。本実施形態に係る第1ブラケット31は外れ止め用ピン43を板状部41に対して上下方向へ移動可能に取り付けたものである。外れ止め用ピン43を形成する部材の上端部は板状部41を貫通して上方へ突き抜け、その突き抜け先端には球状の膨大部からなる摘み91が形成されている。図11に示すように、外れ止め用ピン43の突き抜け上端部の途中には鍔状のストッパ92が形成されている。外れ止め用ピン43の突き抜け上端部における外周には弾性的付勢手段としての弾性体、例えば圧縮コイルばね93が巻いた状態で被嵌されている。圧縮コイルばね93は一端を鍔状のストッパ92に当て他端を、圧縮コイルばね収納シース94の上端縁に当て、外れ止め用ピン43を下方へ向けて弾性的に付勢している。したがって、外れ止め用ピン43は圧縮コイルばね93によって鍔状のストッパ92が板状部41の上面に当たる位置に付勢され、通常、その位置に待機させられている。この待機位置で、外れ止め用ピン43の下方部分は上記着脱具30での場合よりも下方へ長く延びており、例えばフック42の自由端部42bの略全長に並ぶ程度の長さになっている(図11参照)。上記圧縮コイルばね収納シース94は板状部41に固定されている。また、摘み91の部分はその圧縮コイルばね収納シース94の上端から外へ露出しており、摘み91の部分を作業員が手などで摘み、外れ止め用ピン43を上方へ引き上げることができるようになっている。
図12に示すように、外れ止め用ピン43を上方へ引き上げたとき、外れ止め用ピン43の下端位置は上述した着脱具30の高さとなる。したがって、上述した着脱具30と同様に外せる状態になる。しかし、通常は外れ止め用ピン43の下方部分がその場合よりも下方へ大きく延びているので、第2ブラケット32を図6の(b)の状態になることも全く阻止され、外れ止め用ピン43を人為的に引き上げない限り、外すことが不可能である。この阻止作用から外れ止め用ピン43の下方端はフック42の底部42c付近に達することが望ましく、したがって、それ以上に、外れ止め用ピン43の下方端を下方へ伸ばしてもよいものである。
図13は本発明の更に他の実施形態に係るものである。上述した各実施形態では過巻き検出器21から垂下される第1の吊り索22と、補助シーブ用ブラケット12から垂下される第2の吊り索23との両方に対してそれぞれ着脱具30、60,70,80,90を用いる場合であったが、その一方、例えば、図13に示すように、第1の吊り索22の方にのみ用い、第2の吊り索23は着脱具を用いずに補助シーブ用ブラケット12の接続金具101に対して直接的に着脱自在に接続するようにした。
また、図13に示すように、上記接続金具101は補助シーブ用ブラケット12に設けた支持軸102に被嵌する接続シース103を有し、この接続シース103に第2の吊り索23の上端を接続する。接続シース103を装着した支持軸102の端部には抜け止め用クイックピン104を差し込む係止孔105が形成されている。抜け止め用クイックピン104は支持軸102の端部外周に嵌着する弾性片106を有し、係止孔105にクイックピン104を差し込んだ状態で弾性片106を支持軸102の端部外周に弾性的に係着することにより、クイックピン104の抜けを防止するようになっている。
なお、上記各実施形態ではいずれも単索作業用補巻き用ワイヤの過巻き防止装置の例であったが、主巻き用ワイヤの過巻き防止装置に本発明の過巻き防止装置を適用することも可能である。上記各実施形態での第1ブラケットと第2ブラケットの上下位置関係を反転してその下側に位置することになった第1ブラケットを第2ブラケットと称し、上側に位置することになった第2ブラケットを第1ブラケットと称してもよい。上記各実施形態の着脱具の形式を種々に組み合わせて着脱具を構成することも可能である。
本発明の一実施形態に係る過巻き防止装置を補巻き吊上げ機構に適用したクレーン装置の伸縮ブーム先端部付近の斜視図 (a)はブームヘッドに設けた補助シーブ用ブラケット付近を前方から見た正面図、(b)はジブの先端ヘッド付近を前方から見た正面図。 (a)は上記過巻き防止装置を装着した状態を示す補助シーブ用ブラケット付近の斜視図、(b)は上記過巻き防止装置における着脱具のブラケット同士を組み付けた状態の斜視図。 (a)は上記着脱具の第1ブラケットの斜視図、(b)は上記第1ブラケットの正面図、(c)は上記第1ブラケットの側面図、(d)は上記第1ブラケットの下面図。 (a)は上記着脱具の第2ブラケットの正面図、(b)は上記第2ブラケットの縦断面図。 (a)〜(e)は上記着脱具の両ブラケットを取り外す場合の手順を示す説明図。 上記着脱具における両ブラケットを組み合わせた状態での関係の説明図。 上記着脱具の変形例であって、(a)はその着脱具の両ブラケットを組み付けた状態の着脱具の斜視図、(b)〜(e)はその着脱具の両ブラケットを取り外す場合の手順を示す説明図。 上記着脱具の他の変形例であって、(a)はその着脱具の両ブラケットを組み付けた状態の正面図、(b)は同じくその着脱具の両ブラケットを組み付けた状態の斜視図、(c)はその着脱具の第1ブラケットの下面図。 上記着脱具の更に他の変形例であって、(a)はその着脱具の両ブラケットを組み付けた状態の正面図、(b)は同じくその着脱具の両ブラケットを組み付けた状態の斜視図、(c)は同じくその着脱具の両ブラケットを組み付けた状態での他の向きから見た斜視図、(d)は着脱具の第1ブラケットの下面図。 上記着脱具の更に他の変形例における第1ブラケットの断面図である。 (a)は上記図11に示す着脱具の更に他の変形例の着脱具における両ブラケットを組み付けた状態での斜視図、(b)はブラケット同士を取り外す場合の状態での斜視図。 本発明の更に他の実施形態に係り、過巻き検出用ウエイトを複数本の吊り索を使用して吊り下げる場合、その一部の吊り索にだけ着脱具を用いる例の説明図。
符号の説明
20…過巻き防止装置、21…過巻き検出器、22…第1の吊り索、23…第2の吊り索、24…過巻き検出用ウエイト、30…着脱具、31…第1ブラケット、32…第2ブラケット、42…フック部、43…外れ止め用ピン

Claims (3)

  1. ブーム若しくはジブの先端部から昇降可能に垂下される荷吊り用ワイヤーロープの下端部に取り付けられたフック体と、
    上記ブーム若しくはジブの先端部に取り付けられた過巻き検出器と、
    上記過巻き検出器に連係する吊り索により吊り下げられ、上記荷吊り用ワイヤーロープの過巻き時に上記フック体によって押し上げられることで上記過巻き検出器に加わる重さを変えて上記過巻き検出器により過巻き状態を検出するようにした過巻き検出用ウエイトと、
    上記吊り索を上記過巻き検出器に対して着脱自在に連結する着脱具と、
    を備えたクレーンの過巻き検出装置において、
    上記着脱具は、上記過巻き検出器及び上記吊り索の一方のものに連結される第1ブラケットと、
    上記過巻き検出器及び上記吊り索の他方のものに連結される第2ブラケットと、
    上記第1ブラケットに設けられ、上記第2ブラケットを掛けるための連結部と、この連結部から略上下方向へ連続的に延び先端を開放した自由端部とを有したフックと、
    上記第2ブラケットに設けられ、上記自由端部を差し込んで上記連結部に上記第2ブラケットを導ける連結孔と、
    上記第1ブラケット及び上記第2ブラケットのいずれかに設けられ、上記連結孔に上記自由端部の先端を差し込める位置に両ブラケットを位置させることを阻止する外れ止め用部材と、
    上記第1ブラケット及び上記第2ブラケットのいずれかに設けられ、上記外れ止め用部材を差し込み上記フックの自由端部に上記連結孔を導ける位置に配置されると共に上記自由端部は差し込めない径または形状を有した鍵孔と、
    を備えてなることを特徴とするクレーンの過巻き検出装置。
  2. 上記鍵孔の内径と上記外れ止め用部材の外径との径差は、上記連結孔の内径と上記フック部の外径との径差よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のクレーンの過巻き検出装置。
  3. 上記鍵孔は、上記フックの自由端部に上記外れ止め用部材を略上下方向から差し込み、上記連結孔を上記フックの自由端部に導ける位置に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクレーンの過巻き検出装置。
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