JP2008062837A - 車両用操舵制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヨーレートによるアシストトルク制御を行なう場合に、常時制御を介入すると操舵フィーリングに違和感が生じる。また、必要時のみアシストする場合においても運転者の操舵系操作と車両挙動の両面を考慮した構成となっていない。
【解決手段】タイヤに発生する路面反力トルクによりタイヤ力に基づく第1の目標ヨーレートと、運転者の操舵に応じたハンドル角に基づく第2の目標ヨーレートに基づき、第3の目標ヨーレートを決定し、車両に実際に発生するヨーレートと比較することにより、ヨーレート補償トルク(車両安定化トルク)を演算する。
【選択図】図4

Description

この発明は、電動パワーステアリング装置をはじめとする車両用操舵制御装置、特に、自動車等に搭載された車両用操舵手段の制御を含む車両用操舵制御装置に関するものである。
従来の車両用操舵制御装置は、車両に発生する車両挙動を検出するヨーレート検出手段を備え、ヨーレートの検出値の大きさおよび変化率に基づいたアシストトルクを駆動トルク指令値として電動モータに供給、あるいはヨーレートの周波数特性を変更し車両安定化トルクとして基本アシストトルクに加算したものを駆動トルク指令値として電動モータに供給し、車両安定化の補助機能を達成するようにした車両用操舵制御装置がある(例えば、特許文献1及び2参照)。
また、車両の不安定状態を検出し補償制御を行なうため、目標ヨーレートに実際のヨーレートが合致するように車載機器をフィードバック制御するに当たり、車輪の横力が極限になった時に目標ヨーレートを小さくするように補正することにより、旋回初期の回頭性を高めると共に旋回中の車両のスピン状態に陥るのを防止して、車両安定化制御をおこなうようにした車両の制御装置がある(例えば、特許文献3参照)。
また、車両の操舵角と車速から車両の規範ヨーレートを算出し、この規範ヨーレートと実ヨーレートとの偏差と規範ヨーレートと横加速度に基づいて、アンダーステア状態、オーバーステア状態、カウンタステア状態等の車両の操舵状態を判定する手段がある(例えば、特許文献4参照)。
特開2006−15797号公報 特開2006−88866号公報 特許第3328014号公報 特開2006−7810号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の従来技術では、車両の不安定状態検出により車両安定化電流を発生するが、ハンドル操作の基本は運転者が行なうべきものであり、運転者が正しい操作をしていないときには有効であるが、運転者が正しいハンドル操作を行なっている際には違和感を与えてしまう可能性がある。
また、特許文献3の従来技術では、ハンドル角と横加速度(G)に基づいて車両のカウンタステア状態を判別しエンジンの出力トルクを制御するが、車両用操舵制御装置のように運転者のハンドル操作を促すアシストトルクに関しては言及されていない。
また、特許文献4の従来技術では、運転者による車両の操舵状態判定に関して記載があるが、車両用操舵制御装置を用いてアシストトルクを付与するためには、運転者の操舵状態だけでなく、運転者のハンドル操作による目標ヨーレートが必要となるため、運転者に対して適切なアシストトルクを付与することができない。
この発明の目的は、上記の課題に鑑み、車両の操縦安定性を向上するとともに、運転者にとって違和感のない車両用操舵制御装置を提供することである。
この発明に係る車両用操舵制御装置は、モータ制御にて運転者の操舵トルクを補助するアシストトルクを発生させる車両用操舵制御装置において、車両の操舵操作にともなって車輪に生じる路面反力トルクまたは車両に生じる横方向加速度のいずれか1つを検出する車両状態量検出器、運転者が操作するハンドルの操作量を検出するハンドル操作量検出器、車両の走行速度を検出する車速検出器、車両状態量検出器の出力と車速検出器の出力とから、第1の目標ヨーレートを演算する第1の目標ヨーレート演算手段、ハンドル操作量検出器の出力と車速検出器の出力とから、第2の目標ヨーレートを演算する第2の目標ヨーレート演算手段、第1の目標ヨーレートと第2の目標ヨーレートに基づき、車両の第3の目標ヨーレートを決定する第3の目標ヨーレート決定手段、車両に生じるヨーレートを検出するヨーレート検出器、ヨーレート検出器の出力と第3の目標ヨーレートに基づき、車両安定化ゲインを演算する車両安定化ゲイン演算手段、ヨーレート検出器の出力と車両安定化ゲインに基づきアシストトルクに加算する車両安定化トルクを決定する車両安定化トルク演算手段、を備えたものである。
この発明によれば、車両がスピン状態となるような不安定な状態な場合のみ、ヨーレート信号によるヨーレート補償トルク制御を行なうため、通常走行時には良好なフィーリングが得られ、また不安定な状態では車両を安定化するためのアシストトルクを得ることが可能となる。
また、タイヤ力に基づく第1の目標ヨーレートと運転者の操舵に基づく第2の目標ヨーレートにより車両を安定するために必要なタイヤ力と運転者の操作意思を反映させた状態量が検出できるため、車両運動を操舵系・制動系・駆動系いずれかのアクチュエータで制御するにあたり、運転者の操舵に応じた最適な制御の実現が可能となる。
以下に、この発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施形態に使用される車両用操舵制御装置系の制御装置の全体構成を示す図で、ここに示す制御装置は、自動車に搭載される電動式パワーステアリング制御装置である。
この図1に示す車両用操舵制御装置系の制御装置は、ステアリング機構10を有し、このステアリング機構10は、ハンドル1と、ステアリング軸2と、ステアリングギアボックス3と、トルクセンサ4と、アシストモータ5と、ラックとピニオン機構6とを含んでいる。
図1において、ハンドル1は自動車の運転者が操舵する自動車のステアリングハンドルであり、ステアリング軸2の上端に連結されている。ハンドル1には運転者による操舵トルクThdlが加えられ、この操舵トルクThdlはステアリング軸2に伝達される。トルクセンサ4はステアリング軸2に結合され、操舵トルクThdlに応じた操舵トルク検出信号Thdl(s)を発生する。アシストモータ5は電動モータであり、これもステアリング軸2に減速ギアを介して結合され、ステアリング軸2に操舵トルクThdlをアシストするアシストトルクTassistを与える。
ステアリングギアボックス3はステアリング軸2の下端に設けられる。ステアリング軸2に与えられる操舵トルクThdlとアシストトルクTassistとを加え合わせた合成トルクが、ステアリングギアボックス3を通じて数倍にされ、ラックとピニオン機構6を通じてタイヤ(車輪)7を操作する。
図1に示す車両用操舵制御装置系の制御装置の全体的な動作について説明する。
図1の制御装置は、ステアリング機構10に電気的に組み合わせたEPS(ElectricPower Steering)用制御ユニット8を有する。この制御ユニット8には、トルクセンサ4からの操舵トルク検出信号Thdl(s)と、アシストモータ5からのモータ駆動電流検出信号Imtr(s)と、モータ駆動電圧検出信号Vmtr(s)が入力される。この他にも制御ユニット8には、車両に発生するヨーレートγ、路面反力トルクTalign、ハンドル角θ、車速Vなどが入力されるが、図1における全体的な動作の説明には不要であるため省略する。この制御ユニット8は、操舵トルク検出信号Thdl(s)とモータ駆動電流検出信号Imtr(s)とモータ駆動電圧検出信号Vmtr(s)等の信号を基に演算し、アシストモータ5に対して制御信号Imtr(t)を供給する。この制御信号Imtr(t)は、アシストモータ5に対する駆動電流である。
図1において、符号Talignは運転者の操舵操作に伴ってタイヤ7に与えられる路面反力トルクであり、Ttranはこの路面反力トルクTalign及びステアリング機構全体の摩擦トルクTfricに基づき、ステアリング軸2に作用するステアリング軸反力トルクである。Tfrpはステアリング機構10の摩擦トルクであり、アシストモータ5における摩擦トルクTmfricを除くステアリング機構10の摩擦トルクとする。
図1に示す電動パワーステアリング制御装置は、運転者がハンドル1を切ったときの操舵トルクThdlをトルクセンサ4で操舵トルク検出信号Thdl(s)として検出し、その操舵トルク検出信号Thdl(s)に応じて、操舵トルクThdlを補助するアシストトルクTassistを発生させることを主な機能とする。制御ユニット8は、アシストモータ5の駆動電流Imtrを検出した検出信号Imtr(s)と、アシストモータ5の駆動電圧Vmtrを検出した検出信号Vmtr(s)と、操舵トルク検出信号Thdl(s)とに基づき、アシストトルクTassistを発生させるための制御信号Imtr(t)を演算し、この制御信号Imtr(t)をアシストモータ5に供給する。
力学的には、操舵トルクThdlとアシストトルクTassistの和がステアリング軸反力トルクTtranに抗してステアリング軸2を回転させる。またハンドル1を回転させる時には、アシストモータ5の慣性項も作用するので、ステアリング軸反力トルクTtranは次式(1)で与えられる。
Ttran=Thdl+Tassist−J・dω/dt (1)

ただし、アシストモータの慣性トルクをJ・dω/dtとする。
またアシストモータ5によるアシストトルクTassistは、次式(2)で与えられる。

Tassist=Ggear・Kt・Imtr (2)

ただし、Ggearはアシストモータ5とステアリング軸2との間の減速ギアのギア比である。Ktはアシストモータ5のトルク乗数である。
また、ステアリング軸反力トルクTtranは、路面反力トルクTalignとステアリング機構10内の全摩擦トルクTfricとの和であり、次式(3)で与えられる。

Ttran=Talign+Tfric=Talign+(Ggear・Tmfric+Tfrp) (3)

ただし、Tmfricはアシストモータ5における摩擦トルク、Tfrpはこのアシストモータ5における摩擦トルクTmfricを除く、ステアリング機構10の摩擦トルクであり、Tmfric+Tfrp=Tfricである。
電動パワーステアリング制御装置の制御ユニット8は、アシストモータ5の駆動電流Imtrに対する目標値を演算して制御信号Imtr(t)を発生する。この制御信号Imtr(t)に対して、アシストモータ5の実際の駆動電流Imtrが一致するように電流制御がなされて、アシストモータ5は駆動電流値にトルク定数とギア比(アシストモータ5からステアリング軸2間)を乗じた所定のトルクを発生し、運転者が操舵するときの操舵トルクThdlをアシストする構成となっている。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1における制御装置の制御ユニット8とアシストモータ5を示すブロック図である。制御ユニット8は鎖線にブロック8で示される。この制御ユニット8は、車速検出器11と、操舵トルク検出器12と、路面反力トルク検出器13と、ヨーレート検出器14と、ハンドル角検出器15と、モータ速度検出器16と、モータ加速度検出器17と、アシストトルク決定ブロック18と、モータ電流決定器19と、モータ電流比較器20と、モータ駆動器21と、モータ電流検出器22を含んでいる。
車両の走行速度を検出する車速検出器11は車速Vを受けて車速信号V(s)を出力する。操舵トルク検出器12は、トルクセンサ4を含み、操舵トルクThdlを受けて操舵トルク検出信号Thdl(s)を出力する。車両状態量検出器を構成する路面反力トルク検出器13はタイヤ7に生じる路面反力トルクTalignを受けて路面反力トルク信号Talign(s)を出力する。ヨーレート検出器14は車両に生じる車両挙動であるヨーレートYawを受けてヨーレート信号Yaw(s)を出力する。ハンドル1の操作量を検出するハンドル操作量検出器として使用されるハンドル角検出器15はハンドル角Thetaを受けてハンドル角信号Theta(s)を出力する。モータ速度検出器16は、アシストモータ5の回転速度Smtrを受けてモータ速度信号Smtr(s)を出力する。モータ加速度検出器17は、モータ速度信号Smtr(s)を微分してモータ加速度信号Amtr(s)を出力する。路面反力トルク検出器13の検出手段は例えばタイヤ7に設けられるロードセルなどの検出手段であり、路面反力トルクTalignを受けて、それに比例する路面反力トルク信号Talign(s)を出力する。ヨーレート検出器14の検出手段は例えば車両に設けられたヨーレートセンサなどの検出手段であり、ヨーレートYawを受けて、それに比例するヨーレート信号Yaw(s)を出力する。ハンドル角検出器15の検出手段は例えばステアリング軸に設けられたハンドル角センサなどの検出手段であり、ハンドル角Thetaを受けて、それに比例するハンドル角信号Theta(s)を出力する。
アシストトルク決定ブロック18は、車速信号V(s)と、操舵トルク信号Thdl(s)と、路面反力トルク信号Talign(s)と、ヨーレート信号Yaw(s)と、ハンドル角信号Theta(s)と、モータ速度信号Smtr(s)と、モータ加速度信号Amtr(s)とを受けて、アシストモータ5が発生するアシストトルクTassistに対応するアシストトルク信号Tassist(s)を発生する。モータ電流決定器19は、アシストトルク信号Tassist(s)を受けて、アシストトルクTassistを発生させるためのモータ駆動電流に対する電流目標値Iref(s)を出力する。
アシストモータ5を駆動するために、比較器20と、モータ駆動器21と、モータ電流検出器22を含んでいる。モータ電流検出器22は、アシストモータ5の実際の駆動電流Imtrに相当するモータ駆動電流信号Imtr(s)を出力する。比較器20は、電流目標値Iref(s)と、モータ駆動電流信号Imtr(s)を比較する。モータ駆動器21は、電流目標値Iref(s)と、駆動電流信号Imtr(s)との差を0とするように、アシストモータ5を駆動する。
図3は、アシストトルク決定ブロック18を示すブロック図であり、ヨーレート信号Yaw(s)、ハンドル角信号Theta(s)、路面反力トルク信号Talign(s)、車速信号V(s)を入力するヨーレート補償器33を用いた、この発明の実施の形態1の構成を示すブロック図でもある。アシストマップ補償器30は車速検出器11の出力V(s)と、操舵トルク検出器12の出力Thdl(s)を受けて、アシストマップ補償トルクmap(s)を出力する。ダンピング補償器31は車速検出器11の出力V(s)と、モータ速度検出器16の出力Smtr(s)を受けて、ダンピング補償量トルクdamp(s)を出力する。慣性補償器32は車速検出器11の出力V(s)と、モータ加速度検出器17の出力Amtr(s)を受けて、慣性補償トルクiner(s)を出力する。ヨーレート補償器33は車速検出器11の出力V(s)と、路面反力トルク検出器13の出力Talign(s)と、ヨーレート検出器14の出力Yaw(s)と、ハンドル角検出器15の出力Theta(s)を受けて、ヨーレート補償トルクret(s)を出力する。また加算器34は、アシストマップ補償器30の出力map(s)と、ダンピング補償器31の出力damp(s)と、慣性補償器32の出力iner(s)と、ヨーレート補償器33の出力ret(s)を受けて、アシストトルクTassist(s)を出力する。
なお、図3はこの発明の特徴がヨーレート補償器33であるため、一般的な電動パワーステアリングの補償ブロックに関してのみ記載したが、この他にも電動パワーステアリングは様々な補償器を有する。その他の補償器がある場合にもこの発明のヨーレート補償器33を有する全ての構成において実施が可能である。
図4はこの発明の特徴であるヨーレート補償器33の詳細を記したブロック図である。第1の目標ヨーレート演算器40は、車速検出器11の出力V(s)と路面反力トルク検出器13の出力Talign(s)を受けて、タイヤ力に基づく第1の目標ヨーレート演算を行い、第1の目標ヨーレートYawref1(s)を出力する。第2の目標ヨーレート演算器41は、車速検出器11の出力V(s)とハンドル角検出器15の出力Theta(s)を受けて、運転者の操舵に基づく第2の目標ヨーレート演算を行い、第2の目標ヨーレートYawref2(s)を出力する。第3の目標ヨーレート決定器42は、第1の目標ヨーレート演算器40の出力Yawref1(s)と、第2の目標ヨーレート演算器41の出力Yawref2(s)を受けて第3のヨーレートを決定し、第3の目標ヨーレートYawref3(s)を出力する。車両安定化ゲイン演算手段を構成するヨーレート補償ゲイン演算部43は、第3の目標ヨーレート決定器42の出力Yawref3(s)とヨーレート検出器14の出力Yaw(s)を受けてヨーレート補償ゲインYawgain(s)を出力する。車両安定化トルク演算手段を構成する乗算部44は、ヨーレート補償ゲイン演算部42の出力であるヨーレート補償ゲインYawgain(s)と、ヨーレート検出器14の出力である実際に車両に発生しているヨーレートYaw(s)を乗じて、車両安定化トルクとなるヨーレート補償トルクret(s)を出力する。
第1の目標ヨーレート演算は、車両に発生する横方向加速度GYと路面反力トルクTalignが比例関係にあると仮定し、車両の横滑り変化がないものとすると次式(4)のとおり与えられる。
Figure 2008062837
なお、Kは車両に応じた定数である。
第2の目標ヨーレート演算は、一般的によく知られた次式(5)で与えられる。
Figure 2008062837
なお、Aは車両に応じて設定されるスタビリティーファクタ、Lは車両のホイールベース、τ1は車両に応じた応答遅れを示す時定数、sはラプラス演算子、Grpはステアリングギアをあらわす。
第3の目標ヨーレート決定器42では、第1の目標ヨーレートYawref1(s)と第2の目標ヨーレートYawref2(s)に応じて第3の目標ヨーレートYawref3(s)が決定される。図5は第1の目標ヨーレート、第2の目標ヨーレート及び実ヨーレートの時間応答を示した図で、横軸は時間、縦軸はヨーレートを示している。
図5にしたがって説明すると、第1の目標ヨーレートYawref1(s)の値と第2の目標ヨーレートYawref1(s)の値の符号が同一の場合(図中区間t1は第1の目標ヨーレートと第2の目標ヨーレートが共に正)は、第3の目標ヨーレートYawref3(s)は第1の目標ヨーレートYawref1(s)と第2の目標ヨーレートYawref2(s)で絶対値の小さい方を第3の目標ヨーレートYawref3(s)として出力する。一方第1の目標ヨーレートYawref1(s)と第2の目標ヨーレートYawref2(s)の値の符号が異なる場合(図中区間t2は第1の目標ヨーレートは正、第2のヨーレートは負)は、第3の目標ヨーレートは第2の目標ヨーレートを第3の目標ヨーレートYawref3(s)として出力する。
このとき第3の目標ヨーレートの信号急変防止のために、第3の目標ヨーレート決定器42の出力段に信号平滑化を目的としたローパスフィルタや移動平均手段などを接続し、第3の目標ヨーレートYawref3(s)を緩やかに変化させるようにしてもよい。
車両安定化ゲイン演算手段を構成するヨーレート補償ゲイン演算部43では、第3の目標ヨーレートYawref3(s)と実際に車両に発生しているヨーレートYaw(s)に応じてヨーレート補償ゲイン(車両安定化ゲイン)Yawgain(s)を演算する。具体的には、第3の目標ヨーレートと実ヨーレートの差が小さいとき(例えば0.2rad/s以下)は0(Nm/rad/s)、第3の目標ヨーレートと実ヨーレートの差が大きいとき(例えば0.4rad/s以上)は10(Nm/rad/s)を出力するように設定し、2つの間は連続性が保たれるように設定すればよい。なお、本パラメータは車両に応じて定められるパラメータであり、この実施形態で示した数値は一例である。
また、この実施の形態では、第3の目標ヨーレートと実際に車両に発生しているヨーレートの偏差に応じてヨーレート補償ゲインを設定したが、実際に車両に発生しているヨーレートと第3の目標ヨーレートの比率に応じてヨーレート補償ゲインを設定してもよい。
車両安定化トルク演算手段を構成する乗算部44は、ヨーレート補償ゲイン(車両安定化ゲイン)Yawgain(s)と実際に車両に発生しているヨーレートYaw(s)を乗じることで、車両安定化トルクとなるヨーレート補償トルクret(s)を得る。即ち、乗算部44は、ヨーレート検出器14の出力とヨーレート補償ゲイン演算部43で演算された車両安定化ゲインに基づきアシストトルクに加算する車両安定化トルクを決定する。このようにしてヨーレート補償器33は、タイヤ力に基づく車両挙動と運転者のハンドル操作に基づく操舵状態に応じて車両安定化トルクとなるヨーレート補償トルクret(s)を決定する。
次にこの発明の補償制御の動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。この図6は、スタートとエンドの間に、ステップS101からS109を含んでいる。まずステップS101では、車速検出器11で車速信号V(s)を検出し、制御ユニット8を構成するマイクロコンピューターのメモリに読み込む。次のステップS102では、路面反力トルク検出器13により路面反力トルク信号Talign(s)を検出し、制御ユニット8を構成するマイクロコンピューターのメモリに読み込む。次のステップS103では、ハンドル角検出器15でハンドル角信号Theta(s)を検出し、制御ユニット8を構成するマイクロコンピューターのメモリに読み込む。次のステップS104では、ヨーレート検出器14でヨーレート信号Yaw(s)を検出し、制御ユニット8を構成するマイクロコンピューターのメモリに読み込む。次のステップS105では、第1の目標ヨーレート演算器40で、路面反力トルク信号Talign(s)と車速信号V(s)より第1の目標ヨーレート信号Yawref1(s)を演算する。次のステップS106では、第2の目標ヨーレート演算器41で、ハンドル角信号Theta(s)と車速信号V(s)より第2の目標ヨーレート信号Yawref2(s)を演算する。次のステップS107では、第3の目標ヨーレート決定器42で、第1の目標ヨーレート信号Yawref1(s)と第2の目標ヨーレート信号Yawref2(s)より第3の目標ヨーレート信号Yawref3(s)を決定する。次のステップS108では、ヨーレート補償ゲイン演算部43で、ヨーレート信号Yaw(s)と第3の目標ヨーレート信号Yawref3(s)よりヨーレート補償ゲインYawgain(s)を出力する。次のステップS109では、ヨーレート信号Yaw(s)とヨーレート補償ゲインYawgain(s)よりヨーレート補償トルクret(s)を演算する。
図7は、この発明の実施の形態1の効果を示した一例で、ハンドル角信号Theta(s)、ヨーレート信号Yaw(s)、ヨーレート補償トルク信号ret(s)の時間応答を表している。図7は車両がスピンするような危険な走行状態における本実施の効果を示す。図7に沿って説明すると、図中区間t3はヨーレート補償が必要でないため、ヨーレート補償トルクret(s)は発生しない。図中区間t4はヨーレート信号Yaw(s)と第3の目標ヨーレート信号Yawref3(s)の差が大きく、車両がスピンする可能性があるためヨーレート補償トルクret(s)が発生する。
続いて図8も、この実施の形態の効果を示した一例で、ハンドル角信号Theta(s)、ヨーレート信号Yaw(s)、ヨーレート補償トルク信号ret(s)の時間応答を表している。図8では、安定した走行における本実施の効果を示す。図8に示されるように安定した走行中では、ヨーレート補償トルクret(s)は発生しない。
このようにこの実施形態によれば、車両が安定した領域ではヨーレート補償トルクret(s)が発生しないため、運転者の操舵フィーリングを損なうことがない。その一方で車両がスピンするような状況においてはヨーレート信号に基づくヨーレート補償トルクret(s)が発生するため、車両安定化トルクを運転者に付与することが可能となる。
またこの発明において、ヨーレート補償トルク信号ret(s)はヨーレート検出値Yaw(s)にそのままゲインを乗じて補償トルクとしたが、特開2006−88866号報などで示されるとおり、位相補償後の信号を用いて実施してもよい。また路面反力トルクに関しても特開2003-312521号報などで示されるとおり路面反力トルクを推定することでもこの発明は実現可能となる。
実施の形態2
また、上記した実施の形態1において、第1の目標ヨーレートを演算する際に、車両状態量としてタイヤに発生する路面反力トルクTalignを用いたが、車両の横方向加速度センサなどでもタイヤ力は推定できるため、路面反力トルクの変わりに横方向加速度を用いても同様の効果が得られる。
実施の形態3
また、フェイルセーフの観点からヨーレート補償トルク信号ret(s)の出力にリミッタを加えても同様の効果がある。図9はこの実施の形態3におけるヨーレート補償器ブロックの詳細図で、車両安定化トルク演算手段を構成する乗算部44の出力段にリミッタ手段45を設け、車速検出器11の出力V(s)でヨーレート補償トルク信号(車両安定化トルク)ret(s)の出力を制限するよう制御する。その他の構成は実施の形態1の図4に示すヨーレート補償器ブロックの構成と同じに付き、説明は省略する。
一般的に電動パワーステアリング装置のアシストトルクは車速に応じて決まっており、その他に、車速が低速領域(20km/h以下)では元来車両安定化トルクが必要でなく、高速領域(80km/h以上)でもハンドル操作による車両安定化が困難であることから車両安定化トルクは必要ない。また車両安定化トルクが必要な領域においても、必要以上のアシストトルクは運転者にとって違和感となるため、車両安定化トルクには制限が必要となる。
この実施の形態3のようにリミッタの構成を追加することで、必要以上のアシストトルク発生を抑えることが可能となり、フェイルセーフ性が向上する。
実施の形態4
図10はこの発明の実施の形態4における制御装置を有する概略図で、ステアバイワイヤ(SBW)等の車両用操舵装置のタイヤの転舵角をアクチュエータとする制御に適用したものである。
通常走行時は、通常制御を行うための信号SBW(s)を受けてタイヤ角基本演算器51で演算された出力base tire(s)に基づいて目標タイヤ角演算器52にて目標となるタイヤ角信号reftire(s)を出力する。しかし、車両が安定でない走行を行っている場合などは、ヨーレート補償器33で演算された車両安定化トルクref(s)に基づいて目標タイヤ角演算器52にて目標となるタイヤ角を出力することで、ステアバイワイヤ等のタイヤの転舵角をアクチュエータとする制御を行い、第3の目標ヨーレートに実際のヨーレートが一致するよう制御する。
実施の形態5
図11はこの発明の実施の形態5における制御装置を有する概略図で、横滑り防止装置ESC(Electric Stability Control)等のタイヤ制動力をアクチェータとする制御に適用したものである。
通常ESC作動時は、通常制御を行うための信号ESC(s)を受けてESC基本演算器61で演算された出力base esc(s)に基づいて目標ブレーキ圧演算器62にて目標となるブレーキ圧信号refesc(s)を出力する。しかし、ESC基本演算器61以外の要因で車両が安定でない走行を行っている場合などは、ヨーレート補償器33で演算された車両安定化トルクref(s)に基づいて目標ブレーキ圧演算器62にて目標となるブレーキ圧を出力することで、ESC等のタイヤ制動力をアクチェータとする制御を行い、第3の目標ヨーレートに実際のヨーレートが一致するよう制御する。
この発明は上記のように、車両運動をタイヤ操舵系、タイヤ制動系、タイヤ駆動系のいずれかをアクチュエータとする制御など、車両状態量が必要である制御であれば応用が可能であり、これにより運転者の操舵に応じた最適な制御の実現が可能となる。
この発明が適用される代表的な車両用操舵制御装置系の全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1の全体図を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における代表的なアシストトルク決定ブロックの詳細図である。 この発明の実施の形態1におけるヨーレート補償器ブロックの詳細図である。 この発明の効果を示す第3の目標ヨーレート決定器の時間応答図である。 この発明の実施の形態1に係る動作を示すフローチャート図である。 この発明の効果を示す車両不安定時のヨーレート補償トルクの時間応答図である。 この発明の効果を示す車両安定時のヨーレート補償トルクの時間応答図である。 この発明の実施の形態3におけるヨーレート補償器ブロックの詳細図である。 この発明の実施の形態4における制御装置の詳細図である。 この発明の実施の形態5における制御装置の詳細図である。
符号の説明
1…ハンドル、 2…ステアリング軸、
3…ステアリングギアボックス、 4…トルクセンサ、
5…アシストモータ、 6…ラック&ピニオン軸、
7…タイヤ、 8…制御ユニット、
10…ステアリング機構、 11…車速検出器、
12…操舵トルク検出器、 13…路面反力トルク検出器、
14…ヨーレート検出器、 15…ハンドル角検出器、
16…モータ速度検出器、 17…モータ加速度検出器、
18…アシストトルク決定ブロック、 19…モータ電流決定器、
20…比較器、 21…モータ駆動器、
22…モータ電流検出器、 30…アシストマップ補償器、
31…ダンピング補償器、 32…慣性補償器、
33…ヨーレート補償器、 34…加算器、
40…第1の目標ヨーレート演算器、 41…第2の目標ヨーレート演算器、
42…第3の目標ヨーレート決定器、
43…ヨーレート補償ゲイン演算部(車両安定化ゲイン演算手段)、
44…乗算部(車両安定化トルク演算手段) 45…リミッタ手段
51…タイヤ角基本演算器 52…目標タイヤ角演算器、
61…ESC基本演算器、 62…目標ブレーキ圧演算器。

Claims (6)

  1. モータ制御にて運転者の操舵トルクを補助するアシストトルクを発生させる車両用操舵制御装置において、
    車両の操舵操作にともなって車輪に生じる路面反力トルクまたは前記車両に生じる横方向加速度のいずれか1つを検出する車両状態量検出器、
    前記運転者が操作するハンドルの操作量を検出するハンドル操作量検出器、
    前記車両の走行速度を検出する車速検出器、
    前記車両状態量検出器の出力と前記車速検出器の出力とから、第1の目標ヨーレートを演算する第1の目標ヨーレート演算手段、
    前記ハンドル操作量検出器の出力と前記車速検出器の出力とから、第2の目標ヨーレートを演算する第2の目標ヨーレート演算手段、
    前記第1の目標ヨーレートと前記第2の目標ヨーレートに基づき、前記車両の第3の目標ヨーレートを決定する第3の目標ヨーレート決定手段、
    前記車両に生じるヨーレートを検出するヨーレート検出器、
    前記ヨーレート検出器の出力と前記第3の目標ヨーレートに基づき、車両安定化ゲインを演算する車両安定化ゲイン演算手段、
    前記ヨーレート検出器の出力と前記車両安定化ゲインに基づき前記アシストトルクに加算する車両安定化トルクを決定する車両安定化トルク演算手段、
    を備えたことを特徴とする車両用操舵制御装置。
  2. 前記第3の目標ヨーレート決定手段は、
    前記第1の目標ヨーレートの値と前記第2の目標ヨーレートの値の符号が同一の場合、前記第1の目標ヨーレートと前記第2の目標ヨーレートで絶対値の小さい方を出力し、
    前記第1の目標ヨーレートの値と前記第2の目標ヨーレートの値の符号が異なる場合、前記第2の目標ヨーレートを出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用操舵制御装置。
  3. 前記車両安定化ゲイン演算手段は、
    前記ヨーレート検出器の出力と前記第3の目標ヨーレートの偏差に基づき車両安定化ゲインを演算することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用操舵制御装置。
  4. 前記車両安定化ゲイン演算手段は、
    前記ヨーレート検出器の出力と前記第3の目標ヨーレートの比率に基づき車両安定化ゲインを演算することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用操舵制御装置。
  5. 前記車両安定化トルク演算手段で決定された車両安定化トルクの出力を制限するリミッタ手段を設け、前記リミッタ手段は前記車速検出器の出力に基づき車両安定化トルクの出力を制限するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の車両用操舵制御装置。
  6. 前記第3の目標ヨーレートに前記ヨーレート検出器の出力を一致させるように、前記車両のタイヤ転舵角、タイヤ制動力、タイヤ駆動力のうち少なくとも一つを制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の車両用操舵制御装置。
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