JP2008062726A - 折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置 - Google Patents

折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】起伏自在に軸支された荷支持台を水平倒伏姿勢において左右両側パネルに係止する荷支持台係止装置の操作性を改善する。
【解決手段】荷支持台4の前側辺に設けられた操作レバー35には、ロックバー24を係止片29aの下側から離脱した係止解除位置P2と係止片29aの下側に係合する係止作用位置P1との間で位置を切り換える傾斜長孔37が設けられ、この傾斜長孔37は、その両端間の全域が直線状のものであり、係止片29aは、荷支持台4が水平倒伏姿勢に回倒してくるときにロックバー24を係止作用位置P1から係止解除位置P2へ移動させる先端下がりの傾斜上辺43aを備えたフック部43を有し、このフック部43の先端下側に下向きの外れ防止用凸部43bが設けられた構成。
【選択図】図8

Description

本発明は、折り畳み自在搬送用台車の荷支持台、即ち、背パネルの下側辺に起伏自在に軸支された荷支持台を、水平倒伏姿勢において左右両側パネルに係止する荷支持台係止装置に関するものである。
折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置は、背パネルの下側辺に起伏自在に軸支された荷支持台を前方下方に回倒してその左右両側辺を左右両側パネルに支持させた使用状態において、フォークリフトで荷支持台を掬い上げてこの搬送用台車を移動させることを可能にするために必要なものであるが、従来のこの種の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置は、特許文献1に開示されるように、荷支持台の前側辺に前後方向に平行移動可能に内装したロックバーをスプリングにより後方移動限の係止作用位置に付勢保持させ、荷支持台を水平倒伏姿勢に回倒させたときに前記ロックバーの左右両端部に係合する係止片を左右両側パネルの下側辺に突設し、荷支持台を背パネルに重ねるように上動起立させるために前記ロックバーと係止片との係合を解除させるときは、ロックバーを前記スプリングの付勢力に抗して前方移動限の係止解除位置へ平行移動させるものであった。
特開平9−2273号公報
上記のような従来の荷支持台係止装置では、前後平行移動自在なロックバーを係止作用位置に付勢保持させるためのスプリングを含む付勢手段が必須のものであって、部品点数が多く、構造が複雑でコスト高になる欠点があるだけでなく、ロックバーを係止解除位置へ平行移動させるときの操作の方向が荷支持台を上動起立させるときの持ち上げ方向とは異なるため、ロックバーを係止解除位置へ平行移動させる操作と荷支持台を持ち上げる操作の、操作方向が異なる二段操作が必要であり、しかもロックバーを係止解除位置へ平行移動させる操作は荷支持台の上から行うのであるから、係止解除の後、ロックバーを操作した手で引き続いて荷支持台を上動させることができるとしても、荷支持台を持ち上げるのではなく引き上げることになるので、荷支持台を背パネルに重なる起立姿勢まで上動させるためには、荷支持台を底面側から押し上げる操作に切り換えなければならず、荷支持台の折り畳み操作は容易でなかった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、背パネル1の下側辺に起伏自在に軸支された荷支持台4を、その左右両側辺が左右両側パネル2,3の下側辺に支持される水平倒伏姿勢において、前記左右両側パネル2,3に係止する荷支持台係止装置であって、荷支持台4が水平倒伏姿勢にあるときの前後方向に平行移動自在に当該荷支持台4に支持された左右水平横方向のロックバー24と、このロックバー24の両端部に係合可能に左右両側パネル2,3に立設された一対の係止片29a,29bと、荷支持台4の前側辺に上下揺動自在に支承された操作レバー35とを備え、この操作レバー35には、当該操作レバー35の上動により前記ロックバー24を前記係止片29a,29bの下側から離脱した係止解除位置P2へ移動させると共に当該操作レバー35の下動により前記ロックバー24を前記係止片29a,29bの下側に係合する係止作用位置P1へ移動させるための、前記ロックバー24が貫通する傾斜長孔37が設けられた、荷支持台係止装置において、前記傾斜長孔37は、その両端間の全域が直線状のものであり、前記係止片29a,29bは、荷支持台4が水平倒伏姿勢に回倒してくるときに前記ロックバー24を係止作用位置P1から係止解除位置P2へ移動させる先端下がりの傾斜上辺43aを備えたフック部43を有し、このフック部43の先端下側に下向きの外れ防止用凸部43bが設けられ、荷支持台4が水平倒伏姿勢にあって且つ前記ロックバー24が係止作用位置P1にあるとき、前記ロックバー24が前記外れ防止用凸部43bよりも内側で前記係止片フック部43の下側に入り込む構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、荷支持台4が水平倒伏姿勢にあるときの前記ロックバー24が、前記係止片フック部43の外れ防止用凸部43bより低い高さにあって、操作レバー35により当該ロックバー24を前後移動させたときに前記外れ防止用凸部43bと干渉しないように構成することができる。
又、請求項3に記載のように、前記ロックバー24は、背パネル1のある後方への移動により前記係止片29a,29bに係合する係止作用位置P1に達し、背パネル1のある側とは反対側の前方への移動により前記係止片29a,29bから離脱する係止解除位置P2に達するように構成し、前記操作レバー35の傾斜長孔37は、背パネル1のある側とは反対側の前方側が下がるように傾斜させることができる。この場合、請求項4に記載のように、前記操作レバー35には、底面側が下方に突出した肉厚前端部35aを設け、この操作レバー35の肉厚前端部35a内に前記傾斜長孔37を設けることができる。更にこの場合、請求項5に記載のように、荷支持台4の底面側には、操作レバー35が遊嵌する切欠き凹部36をコ字形に取り囲む突出部42を形成し、この突出部42から前記肉厚前端部35aを含む操作レバー35の全体が下側に突出しないように構成することができる。
又、請求項6に記載のように、荷支持台4には、前記ロックバー24が平行移動可能に遊嵌するロックバーガイド34を荷支持台4の左右両側辺間にわたって貫通して構成し、前記ロックバー24は、操作レバー35の傾斜長孔37を貫通するように前記ロックバーガイド34に一端から挿通し、荷支持台4の左右両側辺には、前記ロックバー24の両端部と重なり且つ前記係止片29a,29bが遊嵌する開口部33a,33bを設けることができる。この場合、請求項7に記載のように、荷支持台4には、前記ロックバーガイド34と重なるように下側開放の凹入部39を設け、この凹入部39にはロックバー抜け止め部材38を遊嵌し、前記ロックバー24は、操作レバー35の傾斜長孔37と前記ロックバー抜け止め部材38の貫通孔38aとを貫通するように前記ロックバーガイド34に一端から挿通し、前記ロックバー抜け止め部材38と前記ロックバー24とには、ロックバー24の圧入により互いに係合して両者の軸方向の相対遊動を阻止する係止部40を設けることができる。
更に、請求項8に記載のように、荷支持台4には、左右横方向の補強用鋼管20a〜20cを前後方向適当間隔おきに埋設し、前記操作レバー35は、前記補強用鋼管20a〜20cの内、最前端の補強用鋼管20aに上下揺動自在に支承することができる。又、請求項9に記載のように、前記操作レバー35には、係止作用位置P1と係止解除位置P2との間のロックバー24の移動経路脇で、係止作用位置P1にあるロックバー24に隣接する位置にロックバー乗り越え突起44を突設することができる。
又、請求項10に記載のように、前記操作レバー35には、この操作レバー35を下動方向に付勢するバネを併用しないで、自重でのみ下動方向に付勢されるように構成すると共に、前記ロックバー24を係止作用位置に付勢するバネも併用しないで構成することができる。
上記構成の本発明に係る折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置によれば、荷支持台を上動起立させるための準備操作である荷支持台係止解除操作が、荷支持台の前側辺に設けられた操作レバーを上向きに持ち上げる操作となるから、当該操作により荷支持台側のロックバーが左右両側パネル側の係止片から離脱した後、上動限位置まで持ち上げられた操作レバーを介してそのまま荷支持台を持ち上げることにより、係止解除後の荷支持台を引き続いて背パネルに重なる起立姿勢まで上動させることができる。従って操作者は、操作対象部位を特定するだけで係止解除操作を意識しないで、係止されていた荷支持台を底面側から持ち上げてそのまま一挙動で起立させることができ、荷支持台の係止解除及び起立折り畳み操作が非常に容易にかつ能率的に行える。
しかも、操作レバーは、特にスプリングで付勢しなくとも自重で下動限位置に付勢保持されることになるので、ロックバーを係止作用位置と係止解除位置との間で移動させる操作手段は、斜めに傾斜した長孔を有する操作レバーを荷支持台の前側辺に上下揺動自在に軸支するだけで構成できるので、部品点数が少なく構造が簡単で安価に実施することができる。
更に本発明の構成によれば、ロックバーを係止作用位置と係止解除位置との間で移動させるために操作レバーに設けられる傾斜長孔が、その両端間の全域が直線状のものであるから、操作レバーの制作が容易になるが、その反面、荷支持台をフォークリフトで持ち上げて搬送するときの振動で、操作レバーの上動を伴いながら、ロックバーが係止片のフック部下側を摺接しながら係止作用位置から開始解除位置へ移動し、ついにはロックバーが係止片から外れて荷支持台と左右両側パネルとの係止が解かれ、搬送用台車の正常な形態が維持できなくなるという異常事態に陥る恐れがある。しかしながら本発明の構成によれば、仮に上記のような状況が生じても、係止片のフック部下側を摺接しながら係止作用位置から開始解除位置へ移動するロックバーは、係止片のフック部の先端下側に設けられた外れ防止用凸部に当接し、フック部先端から外れてしまうことは最終的に阻止されるので、荷支持台と左右両側パネルとの係止が解かれてしまうという異常事態は回避でき、安全性が格段に向上する。
本発明を実施する場合、荷支持台が水平倒伏姿勢にあるときの前記ロックバーが、前記係止片フック部の外れ防止用凸部より高い位置、即ち、操作レバーにより当該ロックバーを前後移動させたときに前記外れ防止用凸部と干渉するような高さに位置するように構成し、操作レバーにより当該ロックバーを係止解除位置と係止作用位置との間で前後移動させるとき、ロックバーの両端部が弾性に抗して下側に撓み変形しながら外れ防止用凸部を乗り越えるように構成することもできる。しかしながら、請求項2に記載の構成によれば、ロックバーはその全長にわたって前後方向にのみ平行移動可能に支持すれば良く、ロックバーのガイド構造が簡単になると共に、ロックバーを構成する素材やサイズが制約されることが少なくなる。更に、操作レバーによるロックバーの位置切り換え操作が楽に容易に行える。
又、本発明は、操作レバーの傾斜長孔を前上がりに傾斜する長孔状とし、操作レバーを上方に揺動させたときにロックバーが後方に平行移動して係止片から離脱するように構成して実施することもできるが、請求項3に記載の構成によれば、係止作用位置と係止解除位置との間のロックバーの前後移動量を確保するための操作レバーの前後方向長さや上動限位置までの持ち上げ操作量を小さくすることができ、操作レバーのコンパクト化と良好な操作性を得ることができる。
又、上記請求項3に記載の構成を採用する場合、請求項4に記載の構成によれば、前下りに傾斜する長孔状の貫通孔を形成するための操作レバーの肉厚前端部が底面側に突出する把手部として利用することができ、操作レバーの底面側からの持ち上げによる係止解除操作と、これに続く荷支持台の上動起立操作とを手先で容易且つ確実に行える。この場合、更に請求項5に記載の構成によれば、操作レバーの肉厚前端部が荷支持台の底面レベルから下方に突出する状態であっても、操作レバーが遊嵌する切欠き凹部をコ字形に取り囲む突出部の存在により、フォークリフトで荷支持台を支持して搬送用台車を持ち上げる場合に誤ってフォークで操作レバーを押し上げて荷支持台の係止が解除されてしまうという危険な事態を未然に回避でき、安全性を高めることができる。
又、請求項6に記載の構成によれば、荷支持台のロックバーガイドと操作レバーに対するロックバーの組み付けが極めて簡単容易に行えるのであるが、特に請求項7に記載の構成を併用することにより、ロックバーの組み付けが簡単容易に行えるにもかかわらず、当該ロックバーを荷支持台内の所定位置に確実に保持させることができる。
又、請求項8に記載の構成によれば、操作レバーを軸支する支軸として、荷支持台に埋設された補強用鋼管の一部を利用できるので、部品点数の一層の削減にも役立つと共に、操作レバーの軸支強度を高めることができる。又、請求項9に記載の構成によれば、操作レバーを下動させてロックバーを係止解除位置から係止作用位置に移動させることにより荷支持台を左右両側パネルに係止させる係止操作を行ったとき、操作レバーが備える乗り越え突起をロックバーが乗り越えるときの抵抗で、作業者にロックされたことを認識させるクリック操作感を与えることができ、確実なロック操作を行わせることができる。
更に、請求項10に記載の構成によれば、一切バネ類を使用せずに構成することができ、コストダウンを図ることができる。又、ロックバーを係止解除位置から係止作用位置に移動させる係止操作を行うときの操作レバーの上動操作が軽く容易に行える。このように操作レバーをバネで強制的に下動方向に付勢しないときは、操作レバーが簡単に振動で上下動する恐れがあるが、請求項1に記載の本発明の構成が前提にあるから、フォークリフトで荷支持台を持ち上げて搬送するときの振動で操作レバーが上下に振動してもロックが外れてしまう恐れがないのである。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1〜図3において、1は背パネル、2は左側パネル、3は右側パネル、4は荷支持台である。背パネル1及び左右両側パネル2,3は、それぞれアングル材利用の下側辺部材5上に、門形に曲げ加工した丸パイプ材から成る門形周囲枠6を立設すると共に、この下側辺部材5と門形周囲枠6とで囲まれた矩形領域内に複数本の縦桟7と複数本の横桟8とを格子状に架設して成るものである。
背パネル1の両端下側と左右両側パネル2,3の前端下側とにはそれぞれ車輪(自在車輪や向き固定車輪など)9a〜9dが取り付けられている。背パネル1の両端下側の車輪9a,9bは、その取付座盤10a,10bが背パネル1の下側辺部材5の両端下側に、内側(前方)にのみ突出するように2本のボルトナット11で取り付けられ、左側パネル2の前端下側の車輪9cは、その取付座盤10cが左側パネル2の下側辺部材5の前端下側に、内側(右側)にのみ突出するように2本のボルトナット12で取り付けられ、右側パネル3の前端下側の車輪9dは、その取付座盤10dが右側パネル3の下側辺部材5の前端下側に、内側(左側)にのみ突出するように2本のボルトナット13で取り付けられている。
左側パネル2は、その下側辺部材5の後端部が、背パネル1の左側端部下側の車輪取付座盤10aの下側辺部材5から前方に突出する部分の左側辺部上に重ねられた状態で垂直ピン14とボルトナット15とで、背パネル1に対し直角向きに固定されている。右側パネル3は、その下側辺部材5の後端部が、背パネル1の右側端部下側の車輪取付座盤10bの下側辺部材5から前方に突出する部分の右側辺部上に重ねられた状態で垂直ピン16の周りで左右水平方向揺動自在に連結されている。尚、図3に示すように、垂直ピン14は、左側パネル2の門形周囲枠6の後側支柱部6b内に同心状に嵌入しており、垂直ピン16は、右側パネル3の門形周囲枠6の後側支柱部6b内に同心状に嵌入している。
図1及び図2に示すように、背パネル1の門形周囲枠6の左右両側支柱部6a,6bと左右両側パネル2,3の門形周囲枠6の後側支柱部6bとは、それぞれ上下2段の連結部材18,19によって連結されている。これら連結部材18,19は、背パネル1側の左右両側支柱部6a,6bに対しては左右水平揺動できない状態に固定され、左右両側パネル2,3側の後側支柱部6bに対しては、これら後側支柱部6bの軸心周りの自転を許す状態に遊嵌している。
荷支持台4は、図3に示すように、合成樹脂製の矩形盤状のもので、左右横方向の補強用鋼管20a〜20cが前後方向適当間隔おきに埋設され、その後側辺の左右両端近傍2箇所が、互いに同心状の左右水平支軸28(図6、図7、及び図9参照)を備えたヒンジ21,22を介して背パネル1の下側辺部材5上に上下起伏自在に軸支されている。又、荷支持台4の前側辺近傍位置には係止装置23を構成するロックバー24と操作手段25とが設けられている。
而して、荷支持台4を前方下方に水平状態まで倒伏させることにより、当該荷支持台4の左右両側辺が左右両側パネル2,3の下側辺部材5上に支持される。係止装置23は、この状態で荷支持台4の左右両側辺前端部を左右両側パネル2,3の下側辺部材5に係止させて、荷支持台4と左右両側パネル2,3とを結合させるものであって、荷支持台4側のロックバー24の両端部と係合するように左右両側パネル2,3側に設けられた係止片29a,29bを備えている。
以下、係止装置23の詳細を、図3〜図12に基づいて説明すると、係止片29a,29bは、図4及び図9〜図12に示すように先端が背パネル1のある側とは反対側の前方向きに突出するフック部43と、下端から外向きに折曲連設された取付座30とを備えたもので、フック部43の上側辺は先端下がりの傾斜上辺43aを形成し、フック部43の先端下側に下向きの外れ防止用凸部43bが形成されている。而して、当該係止片29a,29bは、図3及び図4に示すように、その取付座30が、左右両側パネル2,3の下側辺部材5と車輪取付座盤10c,10dとの間に挟まれた状態で、車輪取付座盤10c,10dを下側辺部材5に固定する2本のボルトナット12,13で共締め固定されている。
荷支持台4の左右両側辺には、当該荷支持台4を水平倒伏姿勢に回倒させたときに左右両側パネル2,3側の係止片29a,29bが上向きに入り込む前後方向に長い開口部33a,33bが設けられている。ロックバー24は、荷支持台4の前側辺と平行な丸棒材からなるもので、荷支持台4に設けられたロックバーガイド34内に、水平前後方向に平行移動自在に挿通されている。このロックバーガイド34は、図3及び図4に示すように、荷支持台4の前側辺と平行に設けられた、前後方向に長い長孔状のもので、その両端は荷支持台4の左右両側辺に開口し、このロックバーガイド34に挿通されたロックバー24は、荷支持台4から左右には突出しない長さであって、その両端部は前記開口部33a,33b内を横断している。
而してロックバーガイド34は、図6及び図7に示すように荷支持台4が水平倒伏姿勢にあるとき、ロックバー24が、係止片29a,29bと係合する(係止片29a,29bのフック部43の下側に入り込む)係止作用位置P1と、係止片29a,29bから前方に離脱した係止解除位置P2との間で前後方向に平行移動するのを可能にする。操作手段25は、前記ロックバーガイド34と、荷支持台4の前側辺に設けられた操作レバー35とから構成されている。荷支持台4の前側辺の巾方向中央位置には、最前端にある補強用鋼管20aが露出するように切欠き凹部36が設けられ、操作レバー35は、前記切欠き凹部36内に遊嵌し且つ後側辺が、この切欠き凹部36内に露出している補強用鋼管20aに上下揺動自在に支承されたもので、底面側が下方に突出した肉厚前端部35aを備え、この肉厚前端部35a内に前記ロックバー24が貫通する傾斜長孔37が設けられている。この傾斜長孔37は、図8B,Cに示すように、操作レバー35が荷支持台4の上面と面一になる下動限位置から上動するときには前記ロックバー24を前記係止作用位置P1から係止解除位置P2へ移動させると共に、操作レバー35が上動限位置から下動するときには前記ロックバー24を係止解除位置P2から係止作用位置P1へ移動させるように、前下がりに傾斜している。
前記ロックバー24は、荷支持台4のロックバーガイド34と操作レバー35の傾斜長孔37とにわたって水平に挿通されたものであるが、このロックバー24を位置決めするために、図3及び図4に示すようにロックバー抜け止め部材38が設けられている。このロックバー抜け止め部材38は、荷支持台4に前記ロックバーガイド34と重なるように設けられた下側開放の凹入部39内に遊嵌されたもので、前記ロックバー24をロックバーガイド34に一端から挿通するとき、ロックバー抜け止め部材38に対する当該ロックバー24の圧入により互いに係合して両者の軸方向の相対遊動を阻止する係止部40が設けられている。この実施形態での係止部40は、図5に示すように、ロックバー24の周面に設けられた環状溝40aと、ロックバー抜け止め部材38の貫通孔38aの内周面に前記環状溝40aに嵌合するように一体に形成された周方向の環状突条40bとから構成されている。勿論、前記下側開放の凹入部39は、ロックバー24がロックバーガイド34内で係止作用位置P1と係止解除位置P2との間で前後方向に移動するのを妨げない前後方向長さを有する。
以上のように構成された折り畳み自在な搬送用台車は、図1に示すように荷支持台4を前方下方に回倒させて、その左右両側辺を左右両側パネル2,3の下側辺部材5で支持させ、この水平倒伏姿勢の荷支持台4を荷支持台係止装置23で左右両側パネル2,3の下側辺部材5に係止させた状態で搬送作業に供することができる。この状態では、図4、図6及び図7に示すように、左右両側パネル2,3側の係止片29a,29bが荷支持台4側の開口部33a,33b内に嵌入し、図8Bに示すように操作レバー35は、その上面が荷支持台4の上面と面一の下動限位置にあって、荷支持台4側のロックバーガイド34の後端部と操作レバー35側の傾斜長孔37の後側上端部とが側面視において重なる状態にある。荷支持台4側のロックバー24は、ロックバーガイド34と操作レバー35側の傾斜長孔37との側面視における共通孔部に保持される結果、ロックバーガイド34の後端部位置、即ち、係止作用位置P1に保持され、当該ロックバー24の両端は、係止片29a,29bの先端フック部43の下側で且つ外れ防止用凸部43bよりも内側に入り込んだ位置にある。更にこのとき、図8Aに示すように、係止片29a,29bの先端フック部43の外れ防止用凸部43bよりも下側にロックバー24が位置するように構成されている。
従って係る状態では、荷支持台4の上動起立運動がロックバー24の両端部と左右両側パネル2,3側の係止片29a,29bのフック部43とで阻止されているので、フォークリフトで荷支持台4を掬い上げてこの搬送用台車全体を持ち上げ、移動させることができる。而して、搬送用台車が床面上にあるときは、係止作用位置P1にあるロックバー24は、図8Aに示すように、係止片29a,29bのフック部43の下側辺より少なくとも外れ防止用凸部43bの高さ分だけ下方に離れて位置しているので、上記のように荷支持台4をフォークリフトで持ち上げたとき、図10に示すように、荷支持台4が僅かに上動してロックバー24がフック部43の下側辺に当接することになる。そしてフォークリフトの走行に伴う振動で搬送用台車が上下に振動したとき、操作レバー35の上動を伴ってロックバー24が前方(係止解除位置P2の方)へ、フック部43の下側辺に摺接しながら滑動することが考えられるが、最終的にはロックバー24は、図10に示すように、フック部43の先端下側の外れ防止用凸部43bに当接し、当該フック部43の先端から前方に外れるのを拒まれる。即ち、荷支持台4と左右両側パネル2,3との係止状態は確実に保持されるのである。
尚、操作レバー35には前下りの傾斜長孔37を設けなければならない関係から、底面側が下方に突出した肉厚前端部35aが設けられているが、この肉厚前端部35aを含む操作レバー35の全体が荷支持台4の厚さの範囲内に納まるように構成すると、荷支持台4の全体が肉厚になって、重量アップ、コストアップの原因になる。従って、操作レバー35の肉厚前端部35aのみが荷支持台4の底面から下方に突出するように構成することになるが、この場合、上記のようなフォークによる荷支持台4の掬い上げ作業に際して、荷支持台4の底面から下方に突出する操作レバー35の肉厚前端部35aの底面を誤って掬い上げてしまう恐れがある。この不都合を解消するために、図4、及び図8B,Cに示すように、荷支持台4の底面側に、操作レバー35が遊嵌する切欠き凹部36の三側辺に沿って突出部42を形成して、当該突出部42の下端レベルと荷支持台4の上面との間に肉厚前端部35aを含む操作レバー35の全体が納まるようにし、フォークが切欠き凹部36と如何なる向きで交差する状況でも、当該フォークが荷支持台4に対して操作レバー35を押し上げることがないように構成することができる。
使用しない搬送用台車は、図2に示すように平面視においてL字形に折り畳むことができる。即ち、図8Bに示すように荷支持台4に対して下動限位置にある操作レバー35を手先又は足先で持ち上げるようして、当該操作レバー35を、支軸となっている補強用鋼管20aの周りで上方に回動させると、図8Cに示すように、荷支持台4側の前後方向長孔状のロックバーガイド34と操作レバー35側の傾斜長孔37との側面視における重なり部(共通孔部)がロックバーガイド34に沿って前方に移動することになるので、前記ロックバーガイド34と傾斜長孔37との側面視における重なり部(共通孔部)に保持されているロックバー24がロックバーガイド34内を前方に移動させられ、係止作用位置P1から係止解除位置P2に切り換えられる。このときのロックバー24の前方への移動は、係止片29a,29bのフック部43の先端下側に突出している外れ防止用凸部43bと干渉することなく軽く円滑に行われる。
尚、上記のように、操作レバー35に底面側が下方に突出する肉厚前端部35aが設けられているときは、当該肉厚前端部35aの下側突出部分が、手先で操作レバー35を持ち上げる操作を行う際に手先が引っ掛かる把手部となり、操作が容易になる。
上記操作により、ロックバー24の両端部が左右両側パネル2,3側の係止片29a,29bの先端フック部43から前方に離脱し、荷支持台4の持ち上げが可能な状態になるので、操作レバー35を介してそのまま荷支持台4を持ち上げるように操作し、図9に示すように、荷支持台4を水平支軸28の周りで背パネル1に対し上動起立させることができる。荷支持台4を背パネル1に重なる起立姿勢に切り換えると、当該荷支持台4は左側パネル3よりも後側(背パネル1側)に位置するので、図2に示すように左側パネル3を、その門形周囲枠6の後側支柱部6b(垂直ピン16)を中心に右側パネル2の方に水平に回動させ、この左側パネル3と背パネル1との間で起立姿勢の荷支持台4を挟ませ、搬送用台車を平面視においてL字形に変形させることができる。このとき、図2に示すように、左側パネル3の前端下側に取り付けられている車輪取付座盤10dの下側辺部材5から内側へ突出する部分は、背パネル1の下側(下側辺部材5の下側)に入り込むことになる。
上記のように折り畳まれている搬送用台車を使用するときは、左側パネル3を背パネル1に対し直角前方向きになるように水平に開動させた状態で、起立状態の荷支持台4を前方下方に回倒させてその左右両側辺を左右両側パネル2,3の下側辺部材5の上に載置させるのであるが、操作レバー35が荷支持台4に対して倒伏した下動限位置又はその近傍位置にあると、ロックバー24が係止作用位置P1側へ移動した状態にあるから、当該ロックバー24が左右両側パネル2,3側の係止片29a,29bのフック部43における傾斜上辺43aの上に降ろされることになる。この後の荷支持台4の水平倒伏姿勢への回倒により、ロックバー24がフック部43の傾斜上辺43aによって前方へ強制移動させられ、図11に示すように、操作レバー35が上動することになる。
荷支持台4が左右両側パネル2,3で支持される水平倒伏姿勢になったとき、ロックバー24はフック部43の先端から前方下方に外れた位置(係止解除位置P2)にあり、操作レバー35は上動した状態にあるが、この後、操作レバー35が自重で倒伏回動してロックバー24が自動的に係止作用位置P1に切り換えられることは、当該操作レバー35を下動方向に強制付勢するバネが併用されていないこともあって、期待できない。このような場合、図12に示すように、操作レバー35を足先で踏み降ろして下動限位置まで強制倒伏させることにより、傾斜長孔37とロックバーガイド34との相対上下動によりロックバー24を強制的に後方へ移動させ、フック部43の下側に入り込んだ係止作用位置P1に切り換える。このときも、フック部43の先端下側の外れ防止用凸部43bとロックバー24とが干渉し合うことはない。
勿論、荷支持台4を水平倒伏姿勢に切り換えるとき、操作レバー35を手で持って行えば、自然に操作レバー35が荷支持台4に対して上動限位置になり、ロックバー24が係止解除位置P2に切り換えられた状態で荷支持台4が水平倒伏姿勢に達するので、上記のようなロックバー24とフック部43の傾斜上辺43aとの衝突を避けることができる。
操作レバー35には、図13及び図14に示すように、係止作用位置P1と係止解除位置P2との間のロックバー24の移動経路脇で、係止作用位置P1にあるロックバー24に隣接する位置にロックバー乗り越え突起44を突設することができる。図示の操作レバー35は、ロックバー24が貫通する部分に並列する2つの上側開放の凹入部35b,35cを形成し、左右両側壁部35d,35eと中央隔壁部35fとに傾斜長孔37を設けたものであって、前記ロックバー乗り越え突起44は、中央隔壁部35fの左右両側で傾斜長孔37の下側に形成している。このようなロックバー乗り越え突起44が設けられていると、操作レバー35を踏み降ろしてロックバー24を係止解除位置P2から係止作用位置P1に切り換えたとき、ロックバー24が係止作用位置P1に到達する直前にロックバー乗り越え突起44との当接による抵抗を受けることになり、作業者は、この抵抗に抗して操作レバー35を踏み降ろすことにより、ロックバー24がロックバー乗り越え突起44を乗り越えたときの、カチッとロックが掛かったときのクリック感を認識することができ、確実なロック操作が行い易くなる。尚、上側開放の凹入部35b,35cは蓋板35gで塞ぐことができる。
尚、図12までに示した図示例では、荷支持台4や操作レバー35に材料削減と軽量化のための不必要な肉部を削減するための凹入部や貫通孔部を示していないが、実際には、これら凹入部や貫通孔部が適宜配置されて成形される。又、ロックバーガイド34も、実際には、上下に分割された成形型で荷支持台4を成形するときに、上側開放の下半部と下側開放の上半部とを軸心方向に交互に配列して同時に構成することが可能である。
使用状態での搬送用台車全体の斜視図である。 折り畳まれた搬送用台車全体の平面図である。 A図は使用状態での搬送用台車の一部切欠き横断平面図、B図は同図の要部の拡大一部横断平面図である。 荷支持台係止装置を示す縦断正面図である。 ロックバーとロックバー抜け止め部材との間の係止部の一例を示す縦断側面図である。 荷支持台と荷支持台係止装置とを示す、左側パネルの内側位置での縦断側面図である。 同上の荷支持台の一部分を縦断面で示す図である。 A図は図7の要部拡大図、B図は操作レバー位置での要部の縦断側面図、C図はB図の操作レバーを上動限位置まで持ち上げた状態での図である。 係止解除された荷支持台を上動起立させるときの状態の要部を示す縦断側面図である。 荷支持台をフォークリフトで持ち上げたときの係止装置の変化を示す要部の縦断側面図である。 荷支持台を水平倒伏姿勢に回倒させたときの係止装置の変化を示す要部の縦断側面図である。 図11の状態から操作レバーを踏み降ろすときの様子を示す要部の縦断側面図である。 操作レバーの変形例を示す縦断側面図である。 同変形例に係る操作レバーの横断平面図である。
符号の説明
1 背パネル
2 左側パネル
3 右側パネル
4 荷支持台
5 下側辺部材
6 門形周囲枠
9a〜9d 車輪
10a〜10d 車輪取付座盤
14,16 垂直ピン
18,19 連結部材
20a〜20c 補強用鋼管
21,22 ヒンジ
23 荷支持台係止装置
24 ロックバー
25 操作手段
28 水平支軸
29a,29b 係止片
30 係止片取付座
33a,33b 開口部
34 ロックバーガイド
35 操作レバー
35a 操作レバー前端部
36 切欠き凹部
37 傾斜長孔
38 ロックバー抜け止め部材
39 凹入部
40 係止部
40a 環状溝
40b 環状突条
42 突出部
43 係止片のフック部
43a 傾斜上辺
43b 外れ防止用凸部
44 ロックバー乗り越え突起
P1 係止作用位置
P2 係止解除位置

Claims (10)

  1. 背パネルの下側辺に起伏自在に軸支された荷支持台を、その左右両側辺が左右両側パネルの下側辺に支持される水平倒伏姿勢において、前記左右両側パネルに係止する荷支持台係止装置であって、荷支持台が水平倒伏姿勢にあるときの前後方向に平行移動自在に当該荷支持台に支持された左右水平横方向のロックバーと、前記ロックバーの両端部に係合可能に左右両側パネルに立設された一対の係止片と、荷支持台の前側辺に上下揺動自在に支承された操作レバーとを備え、この操作レバーには、当該操作レバーの上動により前記ロックバーを前記係止片の下側から離脱した係止解除位置へ移動させると共に当該操作レバーの下動により前記ロックバーを前記係止片の下側に係合する係止作用位置へ移動させるための、前記ロックバーが貫通する傾斜長孔が設けられた、荷支持台係止装置において、前記傾斜長孔は、その両端間の全域が直線状のものであり、前記係止片は、荷支持台が水平倒伏姿勢に回倒してくるときに前記ロックバーを係止作用位置から係止解除位置へ移動させる先端下がりの傾斜上辺を備えたフック部を有し、このフック部の先端下側に下向きの外れ防止用凸部が設けられ、荷支持台が水平倒伏姿勢にあって且つ前記ロックバーが係止作用位置にあるとき、前記ロックバーが前記外れ防止用凸部よりも内側で前記係止片フック部の下側に入り込んでいる、折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  2. 荷支持台が水平倒伏姿勢にあるときの前記ロックバーが、前記係止片フック部の外れ防止用凸部より低い高さにあって、操作レバーにより当該ロックバーを前後移動させたときに前記外れ防止用凸部と干渉しないように構成された、請求項1に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  3. 前記ロックバーは、背パネルのある後方への移動により前記係止片に係合する係止作用位置に達し、背パネルのある側とは反対側の前方への移動により前記係止片から離脱する係止解除位置に達するように構成され、前記操作レバーの傾斜長孔は、背パネルのある側とは反対側の前方側が下がるように傾斜している、請求項1又は2に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  4. 前記操作レバーは、底面側が下方に突出した肉厚前端部を備え、この肉厚前端部内に前記傾斜長孔が設けられている、請求項3に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  5. 荷支持台の底面側には、操作レバーが遊嵌する切欠き凹部をコ字形に取り囲む突出部が形成され、この突出部から前記肉厚前端部を含む操作レバーの全体が下側に突出しないように構成されている、請求項4に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  6. 荷支持台には、前記ロックバーが平行移動可能に遊嵌するロックバーガイドが荷支持台の左右両側辺間にわたって貫通して構成され、前記ロックバーは、操作レバーの前記傾斜長孔を貫通するように前記ロックバーガイドに一端から挿通され、荷支持台の左右両側辺には、前記ロックバーの両端部と重なり且つ前記係止片が遊嵌する開口部が設けられている、請求項1〜5の何れか1項に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  7. 荷支持台には、前記ロックバーガイドと重なるように下側開放の凹入部が設けられ、この凹入部にはロックバー抜け止め部材が遊嵌され、前記ロックバーは、操作レバーの前記傾斜長孔と前記ロックバー抜け止め部材の貫通孔とを貫通するように前記ロックバーガイドに一端から挿通され、前記ロックバー抜け止め部材と前記ロックバーとには、前記ロックバーの圧入により互いに係合して両者の軸方向の相対遊動を阻止する係止部が設けられている、請求項6に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  8. 荷支持台には、左右横方向の補強用鋼管が前後方向適当間隔おきに埋設され、前記操作レバーは、前記補強用鋼管の内、最前端の補強用鋼管に上下揺動自在に支承されている、請求項1〜7の何れか1項に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  9. 前記操作レバーには、係止作用位置と係止解除位置との間のロックバーの移動経路脇で、係止作用位置にあるロックバーに隣接する位置にロックバー乗り越え突起が突設されている、請求項1〜8の何れか1項に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
  10. 前記操作レバーは自重でのみ下動方向に付勢され、前記ロックバーを係止作用位置に付勢するバネは併用されていない、請求項1〜9の何れか1項に記載の折り畳み自在搬送用台車の荷支持台係止装置。
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