JP2008041886A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コーナーラウンディング現象に起因するゲート電極寸法の変化及びトランジスタ特性の劣化を防止することができるゲート電極を備えた半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、素子分離領域102と、素子分離領域102に囲まれた活性領域103と、素子分離領域102及び活性領域103上に形成されたゲート電極105とを備える。素子分離領域102上のゲート電極105における上面のゲート長方向の線幅LbTは、活性領域103上のゲート電極105における上面のゲート長方向の線幅LaTとほぼ等しく、素子分離領域102上のゲート電極105における下面のゲート長方向の線幅LbBは、活性領域103上のゲート電極105における下面のゲート長方向の線幅LaBよりも長い。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、コーナーラウンディング現象が抑制されたゲート電極構造を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
MIS(Metal Insulator Semiconductor)構造のトランジスタにおいて、ゲート電極は微細化の一途を辿っている。一方、ゲート電極に対するコンタクトの形成においては、ゲート電極とコンタクトホールとの合せずれによる接触面積の縮小に起因したコンタクト抵抗の上昇を防止するために、ゲート電極におけるコンタクトが形成されるゲートコンタクト領域の寸法をゲート電極における活性領域上の領域の寸法と比較して大きくする必要がある。
ここで、図10は、一般的なトランジスタのレイアウトの一部を示している。
図10に示すように、半導体基板11には、素子分離領域12と該素子分離領域12によって囲まれた活性領域13とが形成されており、該活性領域13における上部にはソースドレイン領域14が一般に形成されている。また、素子分離領域12と活性領域13とを跨ぐようにゲート電極15が形成されている。また、ソースドレイン領域14及びゲート電極15の所定の領域には、層間絶縁膜(図示せず)を貫通して形成されたコンタクト17が形成されている。このように、ゲートコンタクト領域18のゲート電極15の線幅は、活性領域14上のゲート電極15の線幅に比べて大きくなっている。つまり、ゲート電極15は、図10に示すように、直線形状ではなく、素子分離領域12における活性領域13の近傍領域で屈曲部分を有するように、線幅が変化するレイアウトを有している。
以下に、ゲート電極15が以上のように線幅の変化するレイアウトを有していることで発生するコーナーラウンディング現象とこの現象に起因する問題点について説明する。
ゲート電極を加工する際には、半導体基板上のレジストと呼ばれる感光材料に、ガラス基板上に遮光材料でデバイスパターンをかたどったフォトマスク越しにコヒーレント光を照射し、フォトマスクを透過した回折光を投影レンズにより等倍又は縮小投影することにより行われる。
そして、マスクパターンのレジストへの転写が投影光の光学的な特性を利用するため、図11(a)に示すように、そのパターンが屈曲して、例えばゲートコンタクト領域18における線幅t2と活性領域13上の線幅t1といったように線幅が異なっている場合には、線幅が変化する部分の近傍において、投影回折光の干渉が顕在化して光学像は湾曲する。つまり、ゲート電極15のマスクパターンにおける活性領域13の近傍領域に存在する屈曲部分上において、レジスト形状20の矩形性が低下する、いわゆるコーナーラウンディング現象が発生する。この場合、図11(a)に示すように、レジスト形状20における活性領域13とゲートコンタクト領域18との境界付近に存在する部分の線幅t3は、レジスト形状20における活性領域13上のその他の部分の線幅t1に比べて大きくなる。したがって、レジスト形状20を用いて形成されるゲート電極15は、活性領域13上のゲートコンタクト領域18の近傍領域における線幅(t3)は、活性領域13上のゲート電極15のその他の部分の線幅(t1)よりも大きくなるので、トランジスタ特性が劣化し、駆動能力が減少し、回路動作に不具合が生じるという問題があった。
また、図11(b)に示すように、隣り合うゲート電極15におけるゲートコンタクト領域18が近接している場合には、投影回折光の干渉によって光強度の低下が発生し、レジストの解像不足が原因となって、隣り合うゲート電極15同士が接触してショートが発生するという問題があった。
一方で、これらの問題を解決する方法として、ゲートコンタクト領域18等の存在による線幅の異なる領域を活性領域13から遠ざける方法や、隣り合うゲートコンタクト領域18同士の距離を離す方法もあるが、これらの方法ではチップ面積の増加を招くことから、OPC(Optical Proximity Effect Correction)法と呼ばれるマスクパターンを補正する方法も提案されている。つまり、マスクパターンの転写忠実性を向上させる目的で、光の干渉を予め見積もった上で、干渉による転写光学像の変異部分を予めマスクパターン上で追加又は差し引く形でマスクパターンの補正を行う方法である(例えば、特許文献1又は特許文献2を参照)。
特願2002−252163号公報 特願2003−345939号公報
しかしながら、上記従来のOPC法では、マスクパターンが複雑となって計算機処理時間の増大を招いたり、マスクパターンの検査が困難であるという問題があった。さらに、屈曲部分の矩形性を向上させるためには、ゲートコンタクト領域のマスクパターンにセリフと呼ばれる追加パターンを加えることが必要である一方で、ゲートコンタクト領域の分離性を向上させるためには、ゲートコンタクト領域のマスクパターンを減少させることが必要であるので、この両立が困難であるという問題があった。
前記に鑑み、本発明は、従来のOPC法を採用することなく、上記のコーナーラウンディング現象を抑制できるゲート電極構造を備えた半導体装置及びその製造方法を提供することである。
前記の目的を達成するために、本発明の一側面に係る半導体装置は、半導体基板に形成された素子分離領域と、素子分離領域に囲まれた活性領域と、素子分離領域及び活性領域上に形成されたゲート電極とを備え、素子分離領域上のゲート電極における上面のゲート長方向の線幅は、活性領域上のゲート電極における上面のゲート長方向の線幅と等しく、素子分離領域上のゲート電極における下面のゲート長方向の線幅は、活性領域上のゲート電極における下面のゲート長方向の線幅よりも長い。
本発明の一側面に係る半導体装置の構成によると、ゲート電極の上面におけるゲート長方向の線幅は、活性領域及び素子分離領域上でほぼ等しいため、ゲート電極を形成す際のマスクパターンとしては直線形状のパターンを用いることができる。このため、マスクパターンの線幅が変化することに起因するコーナーラウンディング現象を抑制することができる。また、素子分離領域上のゲート電極の下面におけるゲート長方向の線幅は、活性領域上のゲート電極の下面におけるゲート長方向の線幅よりも長いため、コンタクト面積を確保して低コンタクト抵抗を実現できる。
本発明の一側面に係る半導体装置において、素子分離領域上のゲート電極は、もう一方の側面に、傾斜部をさらに有している場合であってもよい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、傾斜部は、側面における全体に形成されている構造であってもよい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、傾斜部は、側面における中間部に形成されており、側面における上部及び下部は、傾斜部に連続すると共にゲート長方向に一定の線幅を有している構造であってもよい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、素子分離領域上のゲート電極は、炭素を含有していることが好ましい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、活性領域上のゲート電極の一方の側面に対向する位置には、ダミーゲート電極が形成されている一方、素子分離領域上のゲート電極の一方の側面に対向する位置には、ダミーゲート電極が形成されていないことが好ましい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、活性領域上のゲート電極と活性領域との間に形成されたゲート絶縁膜と、活性領域におけるゲート電極の両側方の領域に形成された第1のソースドレイン領域とをさらに備えていることが好ましい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、ゲート電極の側面に形成されたサイドウォールと、活性領域におけるサイドウォールの外側方の領域に形成された第2のソースドレイン領域とをさらに備えていることが好ましい。
本発明の一側面に係る半導体装置において、素子分離領域上のゲート電極の一部は、ゲートコンタクト領域であることが好ましい。
また、本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板に素子分離領域と素子分離領域によって囲まれた活性領域とを形成する工程(a)と、素子分離領域及び活性領域上にゲート電極形成膜を形成する工程(b)と、少なくとも活性領域と活性領域の近傍領域とをマスクするレジストパターンを用いて、ゲート電極形成膜に不純物を注入する工程(c)と、レジストパターンを除去した後に、ゲート電極形成膜をパターニングして、素子分離領域及び活性領域上にゲート電極を形成する工程(d)と、素子分離領域上のゲート電極における上面のゲート長方向の線幅は、活性領域上のゲート電極における上面のゲート長方向の線幅と等しく、素子分離領域上のゲート電極における下面のゲート長方向の線幅は、活性領域上のゲート電極における下面のゲート長方向の線幅よりも長い。
本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法によると、ゲート電極の上面におけるゲート長方向の線幅は、活性領域及び素子分離領域上でほぼ等しいため、ゲート電極を形成す際のマスクパターンとしては直線形状のパターンを用いることができる。このため、マスクパターンの線幅が変化することに起因するコーナーラウンディング現象を抑制することができる。また、素子分離領域上のゲート電極の下面におけるゲート長方向の線幅は、活性領域上のゲート電極の下面におけるゲート長方向の線幅よりも長いため、コンタクト面積を確保して低コンタクト抵抗を実現できる。
本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法において、工程(c)は、不純物として炭素を注入する工程であることが好ましい。
本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法において、工程(d)は、素子分離領域上のゲート電極が、両側の側面に、ゲート長方向の線幅が上面から下面に向かって大きくなるように傾いた傾斜部を持つように形成する工程である。
本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法において、工程(b)の後に、工程(c)及び工程(d)の代わりに、ゲート電極形成膜をパターニングして、素子分離領域及び活性領域上にゲート電極を形成すると共に、活性領域上のゲート電極の一方の側面には配置される一方で素子分離領域上のゲート電極の一方の側面には配置されないようにダミーゲート電極を形成する工程(e)を備える場合であってもよい。
本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法において、工程(e)は、素子分離領域上のゲート電極が、ダミーゲート電極を配置する側の側面に、ゲート長方向の線幅が上面から下面に向かって大きくなるように傾いた傾斜部を持つように形成する工程である。
本発明の一側面に係る半導体装置の製造方法において、素子分離領域上のゲート電極の一部は、ゲートコンタクト領域であることが好ましい。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法によると、ゲート電極のレイアウトパターンとして、活性領域上及び素子分離領域上において、線幅をほぼ変化させることなく直線形状又はこれに近い形状のレイアウトにできる。このため、ゲート電極をパターニングするためのレジストパターンにおけるコーナーラウンディング現象を抑制することができる。したがって、コーナーラウンディング現象によるゲート電極のゲート長方向の線幅の増加が無いため、活性領域とゲートコンタクト領域とを接近させることができる。
また、ゲートコンタクト領域においては、ゲート電極をパターニングするためのレジストパターンの太りが無いため、隣り合うゲート電極を形成するためのレジストパターン同士を解像限界近くまで接近させることができる一方、パターニングされたゲート電極の底部のゲート長方向の線幅は大きいため、十分なコンタクト面積を得ることができる。
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造について説明する。
図1、図2(a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造を示しており、図1はその平面図、図2(a)は、図1におけるIIa-IIa線に対応する断面図、図2(b)は、図1におけるIIb-IIb線に対応する断面図を示している。
まず、図1に示すように、例えばシリコンからなる半導体基板101には、素子分離領域102と、該素子分離領域102によって囲まれ、例えばpウェル(図示せず)が形成された活性領域103とが形成されており、該活性領域103における上部にはn型のソースドレイン領域104が形成されている。また、素子分離領域102を介して活性領域103を跨ぐように、例えばポリシリコン、または金属シリサイドとポリシリコンとの積層膜、またはシリサイド膜、または金属等の材料よりなるゲート電極105が形成されている。なお、ここでは図示していないが、ゲート電極105の側面には、例えばシリコン窒化膜からなるサイドウォール107が連続的に形成されている。また、n型のソースドレイン領域104は、活性領域103におけるゲート電極105の両側方の領域に形成されたn型の浅いソースドレイン拡散層(第1のソースドレイン領域)と活性領域103におけるサイドウォール107の外側方の領域に形成されたn型の深いソースドレイン拡散層(第2のソースドレイン領域)とによって構成されている。なお、サイドウォール107は、例えばシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜からなる場合であってもよい。
ここで、ゲート電極105は、図1に示すように、活性領域103間に挟まれた領域上のゲートコンタクト領域A1において、両側面に傾斜部105bを有している。なお、図1は、ゲート電極105の一方の端部にも、傾斜部105aが形成されている場合を図示している。
また、図2(a)に示すように、活性領域103上では、例えばSiONからなるゲート絶縁膜106を介して、側面にサイドウォール107を有するゲート電極105が形成されている一方で、図2(b)に示すように、活性領域103間に挟まれた素子分離領域102上では、側面にサイドウォール107を有し、例えば半導体基板101の上方から見て順テーパー形状である傾斜部105bを備えたゲート電極105が形成されている。
また、図2(a)に示すように、活性領域103上におけるゲート電極105の上面でのゲート長方向の線幅をLaT、ゲート電極105の下面でのゲート長方向の線幅をLaBとすると共に、図2(b)に示すように、素子分離領域102上におけるゲート電極105の上面でのゲート長方向の線幅をLbT、ゲート電極105の下面でのゲート方向の線幅(傾斜部105bを含む)をLbBとすると、下記関係(1)が成立している。
LaT≒LbT、且つLaB<LbB、且つLbT<LbB ・・・(1)
つまり、ゲート電極105は、素子分離領域102上では傾斜部105bを持つため、素子分離領域102上の上面及び下面でのゲート長方向の線幅は、LbT<LbBの関係を満たし、その一方で、活性領域103上では傾斜部105bを持たないため、素子分離領域102及び活性領域103上の下面のゲート長方向の線幅は、LaB<LbBの関係を満たす。さらに、ゲート電極105は、素子分離領域102上で傾斜部105bを持つが、上面のゲート長方向の線幅は素子分離領域102及び活性領域103上でほぼ一定であるため、LaT≒LbTの関係を満たす。
なお、図1並びに図2(a)及び(b)では、説明の便宜上、層間絶縁膜及びコンタクトの構成の説明は省略しているが、以下で説明する本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法において具体的に説明している。
図3(a)及び(b)、図4(a)及び(b)、図5(a)及び(b)、並びに図6は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための要部断面図を工程順に示している。
まず、図3(a)に示すように、例えばシリコンからなる半導体基板101上に、例えばSTI(shallow trench isolation)法等により素子分離領域102を選択的に形成する。続いて、イオン注入法により、半導体基板101に例えばp型のウェル(図示せず)を形成する。これにより、素子分離領域102によって囲まれた活性領域103が形成される。
次に、図3(b)に示すように、活性領域103上に例えばSiONよりなるゲート絶縁膜形成膜(図示せず)を形成した後に、素子分離領域102及びゲート絶縁膜形成膜の上に、例えばポリシリコンよりなるゲート電極形成膜105AをCVD(chemical vapor deposition)法等によって堆積する。
次に、図4(a)に示すように、リソグラフィー法を用いて、ゲート電極形成膜105Aの上に、活性領域103と該活性領域103の近傍領域とを覆う第1のレジストパターン110を形成する。ここで、活性領域103の縁部と第1のレジストパターン110の縁部との距離L1は、0以上であればよいが、上限として後述のゲートコンタクト領域A1(図5(b)参照)を含む領域111は開口させる距離であることが好ましい。実際には、活性領域103及び第1のレジストパターン110の寸法ばらつき及び重ね合わせばらつきの2乗平均値まで近づけることができる。また、第1のレジストパターン110同士の距離S1は当該第1のレジストパターン110を形成するリソグラフィー工程の解像限界まで小さくすることも可能である。なお、この図4(a)に示す工程の代わりとして、図4(b)に示すように、ゲートコンタクト領域A1を含む領域111のみを開口するレジストパターンを第1のレジストパターン110として用いてもよい。また、同(a)及び(b)に示すパターンを組み合わせたレジストパターンを用いてもよい。
続いて、後述する工程でゲート電極形成膜105Aをエッチングする際に、素子分離領域102上のゲート電極105の側面に、例えば順テーパー形状の傾斜部105bが形成されるように、第1のレジストパターン110をマスクに不純物を注入する。ここでは、例えば、B(ホウ素)を2keVで2×1015cm−2を注入する。これにより、ゲート電極形成膜105Aにおける領域111を含む第1のレジストパターン110で開口された領域が、B(ホウ素)の注入領域となる。その後、第1のレジストパターン110を除去する。なお、注入に用いる不純物としては、ゲート電極形成膜105Aのエッチング時にエッチングレートが遅くなったり、側壁にエッチングによる堆積物が付着し易くなるものであればよく、例えばC(炭素)又はSi等を用いることもできる。また、不純物の注入後に、不純物がゲート電極形成膜105Aの深さ方向に均一的に分布するように熱処理を加えてもよい。
次に、図5(a)に示すように、リソグラフィー法を用いて、ゲート電極形成膜105Aの上に、後に形成されるゲート電極105の上面でのゲート長方向の線幅を有し、ほぼ直線形状の第2のレジストパターン112を形成する。ここで、第2のレジストパターン112を形成するパターンレイアウトとしては、少なくとも活性領域103の近傍領域において直線形状を有するパターンレイアウトを用いることが好ましい。このようにすると、コーナーラウンディング現象の発生を抑制することができる。但し、直線形状に限定されるものではなく、コーナーラウンディング現象が活性領域103に影響しない程度の寸法を有するパターンレイアウトを用いてもよいことは言うまでもない。
次に、図5(b)に示すように、第2のレジストパターン112をマスクに用いて、例えば、Clガス、HBrガス、及びOガスをそれぞれ10×10−3mL/min、45×10−3mL/min、及び3×10−3mL/minの条件でゲート電極形成膜105Aをエッチングした後に、第2のレジストパターン112を除去する。不純物が注入された領域のゲート電極形成膜105Aに対するエッチングにより、例えば順テーパー形状の傾斜部105a及び105bが形成される。このようにして、ゲートコンタクト形成領域A1では傾斜部105bを有する、つまり、上述の図2(b)に示す構造のゲート電極105が形成される。なお、活性領域103上のゲート電極105の上面及び下面のゲート長方向の線幅と、素子分離領域102上のゲート電極105の上面及び下面のゲート長方向の線幅との関係は、上述の関係(1)と同様である。
次に、図6に示すように、公知の方法により、サイドウォール107、n型のソースドレイン領域104、層間絶縁膜108、及びコンタクト109を形成する。例えば、上記ゲート電極105の形成後に、ゲート電極105をマスクとする例えばn型不純物イオンのイオン注入により、活性領域103におけるゲート電極105の両側方の領域にn型の浅いソースドレイン拡散層(第1のソースドレイン領域)を形成する。続いて、半導体基板101の全面に亘ってCVD法等によりシリコン窒化膜を堆積した後に異方性エッチングを行って、ゲート電極105の両側面にサイドウォール107を形成する。なお、サイドウォール107は、例えばシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜からなる場合であってもよい。続いて、サイドウォール107をマスクとする例えばn型不純物イオンのイオン注入を行って熱処理を加えることにより、活性領域103におけるサイドウォール107の外側方の領域にn型の深いソースドレイン拡散層(第2のソースドレイン領域)を形成する。このように、n型の浅いソースドレイン拡散層及び深いソースドレイン拡散層によりn型のソースドレイン領域104が構成される。続いて、半導体基板101の全面に、CVD法等を用いて例えばシリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜108を形成した後に、例えばドライエッチングによって形成したコンタクトホール内にタングステンをCMP(chemical mechanical polishing)法等を用いて埋め込んでコンタクトプラグ109を形成する。なお、n型のソースドレイン領域104及びゲート電極105の表面をシリサイド化する工程、又はゲート電極105をフルシリサイド化する工程を含めてもよい。
ここで、以上で説明した本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法における素子分離領域102上のゲート電極105の構造の変形例としては、上述した図2(b)に示した構造の他、例えば、図7(a)〜(c)に示す構造などであってもよい。すなわち、ゲート電極105の側面における中間部に傾斜部105bを備え、側面の上部及び下部ではゲート長方向の線幅が一定である構造(図7(a)参照)、ゲート電極105の側面における上部のみに傾斜部105bを備える構造(図7(b)参照)、及びゲート電極105の側面における下部のみに傾斜部105bを備える構造(図7(c)参照)等であってもよい。つまり、上述したように、活性領域103上のゲート電極105の上面及び下面のゲート長方向の線幅と、素子分離領域102上のゲート電極105の上面及び下面のゲート長方向の線幅との関係が上述の関係(1)を満たすような構造であればよく、傾斜部105bのテーパー角度又は高さは問題ではない。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその変形例、並びに半導体装置の製造方法によると、ゲート電極105は、活性領域103上に位置する上面と素子分離領域102上のゲートコンタクト領域A1での上面とでほぼ等しいゲート長方向の線幅を有しているので(LaT≒LbT)、ゲート電極形成膜105Aをエッチングして傾斜部105a及び105bを備えたゲート電極105を形成す際のマスクパターンとしては直線形状のパターンを用いることができる。このため、活性領域103上とゲートコンタクト領域A1とでマスクパターンの線幅が変化することに起因するコーナーラウンディング現象を抑制することができる。したがって、コーナーラウンディング現象に伴うトランジスタ特性の変動を防ぎながら、ゲートコンタクト領域A1を活性領域103に近づけることができると共に、上記図11(b)に示したゲート電極105同士のショートを防止できる、言い換えると、隣り合うゲート電極105同士を接近させることができるため高集積化が可能になる。
また、ゲートコンタクト領域A1におけるゲート電極105の下面でのゲート長方向の線幅は、傾斜部105bによって上面でのゲート長方向の線幅よりも大きいため、コンタクト面積を確保できる。このため、例えば図7(d)に示すように、コンタクト109の合せずれが仮に生じたとしてもコンタクト抵抗の増大を防止することができる。その結果、半導体装置の性能向上が可能になる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について説明する。
本発明の第2の実施形態に係る半導体装置は、活性領域103に挟まれたゲートコンタクト領域A1において形成される傾斜部105bが、ゲート電極105の片側の側面にのみ形成されている点に特徴を有している。以下では、当該特徴を有する本実施形態に係る半導体装置を得るための製造方法を説明しながら、その半導体装置の構造を説明する。
図8(a)及び(b)、並びに図9(a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための要部断面図を工程順に示している。
まず、図8(a)に示す工程では、上述の図3(a)を用いた説明と同様にして、半導体基板101に、素子分離領域102及び活性領域103を形成する。
次に、図8(b)に示す工程では、上述の図3(b)を用いた説明と同様にして、素子分離領域102及びゲート絶縁膜形成膜の上にゲート電極形成膜105Aを形成する。
次に、図9(a)に示すように、リソグラフィー法を用いて、後に形成されるゲート電極105を形成するために、ゲート電極形成膜105Aの上に、該ゲート電極105の上面のゲート長方向の線幅を有し、ほぼ直線形状の第2のレジストパターン112aを形成すると共に、後に形成されるダミー電極105cをパターニングするための第2のレジストパターン112bを形成する。また、第2のレジストパターン112aを形成するパターンレイアウトとしては、少なくとも活性領域103の近傍領域において直線形状を有するパターンレイアウトを用いることが好ましい。このようにすると、コーナーラウンディング現象の発生を抑制することができる。但し、直線形状に限定されるものではなく、コーナーラウンディング現象が活性領域103に影響しない程度の寸法を有するパターンレイアウトを用いてもよいことは言うまでもない。
ここで、ゲート電極105を形成するための第2のレジストパターン112a間の間隔S2、ゲート電極105を形成するための第2のレジストパターン112aとダミーゲート電極105cを形成するための第2のレジストパターン112bとの間隔S3と、ゲートコンタクト領域A1上のゲート電極105と図示していない隣り合うゲートコンタクト領域上のゲート電極までの間隔S4との関係は、S2<S4且つS3<S4の関係を満たしている。
次に、図9(b)に示すように、第2のレジストパターン112a及び112bをマスクに用いて、例えば、HBrガス及びOガスをそれぞれ50×10−3mL/min及び5×10−3mL/minの条件でゲート電極形成膜105Aをエッチングした後に、第2のレジストパターン112を除去する。ここで、一般に、ポリシリコン等をエッチングする際には、ポリシリコンから発生する材料を側壁堆積物として利用してエッチング後の形状を制御している。すなわち、隣り合うポリシリコン等よりなるパターン間隔が狭くなると側壁堆積物の量が少なって側壁形状のテーパー角度は小さくなる一方で、該パターン間隔が広くなると側壁堆積物の量が多くなってテーパー角度は大きくなる。このため、上記したS2<S4且つS3<S4の関係を満たす第2のレジストパターン112a及び112bをマスクに用いてエッチングすることにより、ゲート電極105同士が向かい合う狭い間隔(S2)を有する領域と、ゲート電極105とダミー電極105cとが向かい合う狭い間隔(S3)を有する領域においては、ゲート電極105の側面には傾斜部は形成されないが(側壁堆積物がほとんど付着しない)、それらの間隔(S2、S3)よりも広い間隔を有する領域においては、図示するように、ゲートコンタクト領域A1におけるゲート電極105の少なくとも片側の側面に傾斜部105bが形成される(側壁堆積物が多く付着する)と共に(なお、両側の側面に形成されていてもよい)、ゲート電極105の両端部及びダミーゲート電極105cの両端部にそれぞれ傾斜部105a及び105dが形成される。また、このようにして形成されたゲート電極105は、第1の実施形態のゲート電極105と比較して傾斜部105bの形成位置は異なるが、活性領域103上のゲート電極105の上面及び下面のゲート長方向の線幅と、素子分離領域102上のゲート電極105の上面及び下面のゲート長方向の線幅との関係は、上述の関係(1)と同様である。
なお、その後の工程は図示していないが、上述の第1の実施形態の図6での説明と同様にして、サイドウォール107、n型のソースドレイン領域104、層間絶縁膜108、及びコンタクト109を形成し、さらには、シリサイド化及びフルシリサイド化工程を含めてもよい。また、ゲート電極105の構造の変形例としても、上述した図7(a)〜(c)の場合であって、傾斜部105bが少なくとも片側に形成されるような構造でもよい。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその変形例、並びに半導体装置の製造方法によると、第1の実施形態と同様に、ゲート電極105は、活性領域103上に位置する上面と素子分離領域102上のゲートコンタクト領域A1での上面とでほぼ等しいゲート長方向の線幅を有しているので(LaT≒LbT)、ゲート電極形成膜105Aをエッチングして傾斜部105a及び105bを備えたゲート電極105を形成す際のマスクパターンとしては直線形状のパターンを用いることができる。このため、活性領域103上とゲートコンタクト領域A1とでマスクパターンの線幅が変化することに起因するコーナーラウンディング現象を抑制することができる。したがって、コーナーラウンディング現象に伴うトランジスタ特性の変動を防ぎながら、ゲートコンタクト領域A1を活性領域103に近接させることができると共に、ゲート電極105同士のショートを防止しながら、隣り合うゲート電極105同士を接近させることができる。また、ゲートコンタクト領域A1におけるゲート電極105の下面でのゲート長方向の線幅は、傾斜部105bによって上面でのゲート長方向の線幅よりも大きいため、コンタクト面積を確保できる。このため、コンタクト109の合せずれが仮に生じたとしてもコンタクト抵抗の増大を防止し、半導体装置の性能向上が可能になる。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法は、ゲート電極を形成するためのマスクパターンを直線状に形成することが可能となり、活性領域近傍の屈曲部分が無くなる又は小さくなるため、コーナーラウンディング現象の影響を抑制できると同時に、素子分離上のゲートコンタクト領域ではゲート電極の下面のゲート長方向の線幅が広いために十分なコンタクト面積を確保して低コンタクト抵抗を実現でき、回路面積を縮小できることができる。このため、本発明は、電界効果トランジスタを含む半導体装置及びその製造方法等にとって有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造を示す平面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図であって、(a)は、図1のIIa-IIaに対応する断面図であり、(b)は、図1のIIb-IIb線に対応する断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す工程断面図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す工程断面図であり、(b)は、(a)の変形例を示す工程断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す工程断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す工程断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の構造の変形例を示す断面図であって、(d)は、コンタクトの合せずれが発生した場合を説明する断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す工程断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す工程断面図である。 従来の半導体装置のレイアウト図である。 (a)及び(b)は、従来の半導体装置で生じるコーナーラウンディング現象を説明するための平面図である。
符号の説明
101 半導体基板
102 素子分離領域
103 活性領域
104 ソースドレイン領域
105 ゲート電極
105a、105b 傾斜部
105c ダミーゲート電極
105A ゲート電極形成膜
106 ゲート絶縁膜
107 サイドウォール
108 層間絶縁膜
109 コンタクト
110 第1のレジストパターン
111 領域(ゲートコンタクト領域A1を含む)
112、112a、112b 第2のレジストパターン
LaT 活性領域上のゲート電極の上面のゲート長方向の線幅
LaB 活性領域上のゲート電極の下面のゲート長方向の線幅
LbT 素子分離領域上のゲート電極の上面のゲート長方向の線幅
LbB 素子分離領域上のゲート電極の下面のゲート長方向の線幅
A1 ゲートコンタクト領域

Claims (16)

  1. 半導体基板に形成された素子分離領域と、
    前記素子分離領域に囲まれた活性領域と、
    前記素子分離領域及び前記活性領域上に形成されたゲート電極とを備え、
    前記素子分離領域上の前記ゲート電極における上面のゲート長方向の線幅は、前記活性領域上の前記ゲート電極における上面のゲート長方向の線幅と等しく、
    前記素子分離領域上の前記ゲート電極における下面のゲート長方向の線幅は、前記活性領域上の前記ゲート電極における下面のゲート長方向の線幅よりも長いことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記素子分離領域上の前記ゲート電極は、一方の側面に、ゲート長方向の線幅が上面から下面に向かって大きくなるように傾いた傾斜部を有していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記素子分離領域上の前記ゲート電極は、もう一方の側面に、前記傾斜部をさらに有していることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記傾斜部は、側面における全体に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装置。
  5. 前記傾斜部は、側面における中間部に形成されており、
    前記側面における上部及び下部は、前記傾斜部に連続すると共にゲート長方向に一定の線幅を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装置。
  6. 前記素子分離領域上の前記ゲート電極は、炭素を含有していることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記活性領域上の前記ゲート電極の一方の側面に対向する位置には、ダミーゲート電極が形成されている一方、前記素子分離領域上の前記ゲート電極の前記一方の側面に対向する位置には、前記ダミーゲート電極が形成されていないことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記活性領域上の前記ゲート電極と前記活性領域との間に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記活性領域における前記ゲート電極の両側方の領域に形成された第1のソースドレイン領域とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記ゲート電極の側面に形成されたサイドウォールと、
    前記活性領域における前記サイドウォールの外側方の領域に形成された第2のソースドレイン領域とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記素子分離領域上の前記ゲート電極の一部は、ゲートコンタクト領域であることを特徴とする請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 半導体基板に素子分離領域と前記素子分離領域によって囲まれた活性領域とを形成する工程(a)と、
    前記素子分離領域及び前記活性領域上にゲート電極形成膜を形成する工程(b)と、
    少なくとも前記活性領域と前記活性領域の近傍領域とをマスクするレジストパターンを用いて、前記ゲート電極形成膜に不純物を注入する工程(c)と、
    前記レジストパターンを除去した後に、前記ゲート電極形成膜をパターニングして、前記素子分離領域及び前記活性領域上にゲート電極を形成する工程(d)と、
    前記素子分離領域上の前記ゲート電極における上面のゲート長方向の線幅は、前記活性領域上の前記ゲート電極における上面のゲート長方向の線幅と等しく、
    前記素子分離領域上の前記ゲート電極における下面のゲート長方向の線幅は、前記活性領域上の前記ゲート電極における下面のゲート長方向の線幅よりも長いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記工程(c)は、前記不純物として炭素を注入する工程であることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記工程(d)は、前記素子分離領域上の前記ゲート電極が、両側の側面に、ゲート長方向の線幅が上面から下面に向かって大きくなるように傾いた傾斜部を持つように形成する工程であることを特徴とする請求項11又は12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記工程(b)の後に、前記工程(c)及び前記工程(d)の代わりに、前記ゲート電極形成膜をパターニングして、前記素子分離領域及び前記活性領域上にゲート電極を形成すると共に、前記活性領域上の前記ゲート電極の一方の側面には配置される一方で前記素子分離領域上の前記ゲート電極の前記一方の側面には配置されないようにダミーゲート電極を形成する工程(e)を備えることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記工程(e)は、前記素子分離領域上の前記ゲート電極が、前記ダミーゲート電極を配置する側の側面に、ゲート長方向の線幅が上面から下面に向かって大きくなるように傾いた傾斜部を持つように形成する工程であることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記素子分離領域上の前記ゲート電極の一部は、ゲートコンタクト領域であることを特徴とする請求項11〜15のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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