JP2008040981A - 印刷用プログラム、電子装置および電子装置の制御方法 - Google Patents

印刷用プログラム、電子装置および電子装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の高い親展印刷を実現する。
【解決手段】端末101を操作して印刷を行う際、端末101内において印刷内容を解析し、所定のキーワードが含まれている場合に印刷の保留を指示するコマンドを発行し、印刷データ、このコマンドおよびパスワードを印刷装置102に送る。印刷装置102は、パスワードがパスワード入力手段102aに入力されるまで、この印刷内容の印刷を保留する。パスワード入力手段102aにパスワードが入力されると、それと、端末101から送られてきたパスワードとが印刷装置102内において照合され、真正が確認されると保留されていた印刷が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、機密性のある印刷を行う場合に、別途印刷許可の操作が行われるまで印刷が保留される親展印刷を行う技術に係り、特に印刷する内容から機密性を判定し、自動的に親展印刷モードに移行する技術に関する。
操作端末(例えばパーソナル・コンピュータ)から印刷装置に印刷ジョブを送信し、印刷装置に所定内容の印刷を行わせる場合において、印刷ジョブにパスワードを付与し、印刷装置にこのパスワードを入力しなければ、印刷が行えないようにする機能が知られている。この機能は、親展印刷機能と呼ばれており、機密性のある文書の印刷に利用される。親展印刷機能を利用することで、不注意な印刷による機密の漏洩等を防ぐことができる。この親展印刷機能に関しては、例えば特許文献1、特許文献2あるいは特許文献3に記載された内容が知られている。
特許文献1には、印刷履歴から過去に親展印刷をしたことのある文書であることを認識し、印刷を保留することができる技術について記載されている。特許文献2には、オリジナル原稿の所定の位置に識別情報を付加しておき、この識別情報が印刷装置側で読み取られた場合に印刷を保留する技術が記載されている。特許文献3には、「マル秘」等のマークの付加された文書を複写する際に、複写機内に登録されている当該マークのイメージデータとの照合を行い、その結果により複写を制限する技術について記載されている。
特開2004−1284 特開2004−152260 特開平7−58950
しかしながら、上述した従来技術には、以下に述べるような問題があった。まず、特許文献1に記載されている技術は、初めて印刷を行う文書には有効ではない。特許文献2に記載されている技術は、識別情報の付加を行った文書でないと機能しない。このため、親展印刷を行うための特別な文書フォーマットの使用や手続き等が必要であり、利便性が悪くなるという問題がある。特許文献3に記載されている技術は、「マル秘」等のマークを光学的に読み取る必要があるので、その表示がかすれているような場合、画像認識精度が低下し、有効に機能しない場合がある。また、文書にマークの付加(例えば、「マル秘」印の押印)がされていない書類には、適用できず、不特定の文書に適用することができない。このように、従来技術における親展印刷機能は、利便性が悪いという問題があった。そこで、本発明は、利便性を損なわずに親展印刷を行うことができる技術の提供を目的とする。
本発明は、コンピュータに読み取らせて実行させるための印刷用プログラムであって、コンピュータに、テキストデータから所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、前記キーワードが検索できた場合に前記テキストデータの印刷を保留させる信号を生成する印刷保留信号生成ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、設定しておいたキーワードが印刷データ内のテキストデータの中から検索される。このキーワードがテキストデータ内に存在していれば、この印刷データの印刷を一旦保留させるための信号が生成される。この印刷の保留を指示する信号が生成されることで、印刷装置からの印刷(プリントアウト)を保留させ、「印刷装置へのパスワードの入力等による保留状態の解除」といったセキュリティーを確保した上での印刷(つまり親展印刷)を確実に行うことができる。なお、テキストデータというのは、文字コードで表現された文字の並びのデータのことをいう。本発明によれば、テキストデータを解析の対象とすることで、印刷文書の内容に対応させての親展印刷を自動的に行うことができる。
本発明を利用すると、例えば「社外秘」といった語句を含んでいる文書は、親展印刷でしか印刷できないように設定することができる。この場合、テキストデータ中の単語が検索され、「社外秘」という単語が検索されると、印刷を一旦保留する旨を指示する信号が生成される。例えば、印刷装置は、この信号を認識することで、当該印刷データに基づいた印刷を行わず、印刷を保留する。この仕組みによれば、印刷する文書に特殊な識別情報の付加や印の押印を行う必要はなく、印刷する内容に基づいて自動的に親展印刷モードへの移行の可否が決定される。そのため、不注意な印刷による機密情報の漏洩を効果的に防ぐことができる。また、印刷時に特に決められた特別な操作を要求される訳でもないので、利便性が損なわれることもない。また、電子データであるテキストデータの解析結果が利用されるので、印のかすれ等による動作不良が発生することもない。また、特別な文書フォーマットが要求されないので、通常の文書作成ソフトウェアや文書作成機能を備えた各種アプリケーションソフトウェアで作成または管理する文書の印刷に適用することができる。このため、高い汎用性を得ることができる。
なお、本明細書中において、親展印刷(親展印刷モード)とは、印刷装置に印刷を指示したとしても、識別データ(例えばパスワード)の入力が行われなければ、実際の印刷は保留され、当該識別データの入力が行われた段階で印刷保留の状態が解除され、印刷が行われる仕組みのことをいう。
印刷の保留を指示する信号としては、電圧によって情報を伝える電気信号や、印刷を一旦保留させる制御を指示するコマンドを挙げることができる。
本発明の印刷用プログラムは、(1)印刷データを印刷装置やプリンタサーバに送る端末、(2)印刷データが入力されて印刷を行う印刷装置、(3)端末と印刷装置との間に位置するプリンタサーバのいずれにおいても利用することができる。ここで、端末としては、パーソナル・コンピュータ、各種作業用の専用端末、携帯型情報処理端末、その他テキスト文書を扱うことができる電子機器等を挙げることができる。
本発明の印刷用プログラムにおいて、上述した印刷を保留させる信号を検出した場合に印刷を保留させる印刷保留ステップと、この保留を解除するための識別データの入力を受ける識別データ受け取りステップと、受け取った識別データと予め登録されている識別データとが一致した場合に保留を解除する保留解除ステップとをさらに実行させることが望ましい。この態様によれば、印刷の保留状態が、識別データの入力を受けることで解除され、印刷を行うことができる。識別データとしては、数列、文字列、それらの組み合わせによって構成されるパスワード、あるいは識別機能を有する電子データを挙げることができる。
また、上述した各ステップの実行に加えて、印刷を保留させる信号が生成された場合に、テキストデータの印刷データ、印刷を保留させるコマンド、および識別データを印刷装置または印刷制御手段に送る印刷ジョブ送信ステップをさらに実行させる構成とすることが望ましい。この態様によれば、印刷データに含まれるテキストデータが解析され、所定のキーワードが検索された場合に、テキストデータの印刷データ、印刷を保留させる信号、および識別データを含む印刷ジョブが印刷装置または印刷制御手段に送られる。この際、印刷装置または印刷制御手段では、印刷を保留する信号を検出し、印刷データと識別データを適当なメモリに一旦記憶し、印刷が保留される親展印刷モードに移行する。そして別途、印刷装置または印刷制御手段に識別データが入力されると、その入力された識別データとメモリ内に記憶されている識別データとが照合され、真正が判定されれば、メモリ内に記憶している印刷データに基づいた印刷が実行される。
上記の態様における印刷装置というのは、一般的にプリンタと称されている外部からの印刷データの送信を受けて印刷を行う装置のことである。印刷制御手段というのは、印刷装置の印刷動作を制御するプリンタサーバや、印刷装置内おける印刷処理の制御を行うハードウェア構成またはソフトウェア構成のことをいう。
本発明において、上述した識別データの入力が、印刷装置に対して行われるようにすることが望ましい。こうすることで、印刷装置に識別データを直接入力しなければ、印刷の保留状態を解除できなくなる。このため、不注意な印刷を確実に防ぐことができる。また、識別データの入力が移動体通信装置を用いて行われるようにすることが望ましい。移動体通信装置とは、持ち運んで移動することが容易な通信装置のことをいう。移動体通信装置としては、携帯型の情報処理端末やその機能を備えた携帯電話を利用することができる。特にデータ通信機能を有した携帯電話は好適である。また、専用に開発された無線送信手段(あるいは光通信用送信手段)を備えた装置を用意してもよい。移動体通信装置を利用した識別データの入力を行うことで、印刷される印刷物を近くで監視しながらの印刷を行うことができる。また、識別データとしてパスワードを入力する態様とすることが望ましい。印刷保留状態を解除するためにパスワードを利用する方法は、簡便であり、また確実に親展印刷を行うことができる。
本発明は、上述した印刷プログラムに従って動作する電子装置の発明として把握することもできる。すなわち、本発明の電子装置は、テキストデータから所定のキーワードを検索するキーワード検索手段と、キーワードが検索できた場合にテキストデータの印刷を保留させる制御を行う印刷保留制御手段とを備えることを特徴とする。印刷保留制御手段としては、印刷装置に印刷の保留を指示する信号(例えばその旨を指示するコマンド)を生成する端末側の制御機能(例えば、端末内で機能するプリンタドライバに含まれる制御機能)、印刷装置内やプリンタサーバ内の同様な制御機能を挙げることができる。本発明の電子装置としては、印刷装置に印刷データを送る端末(例えば、通常のパーソナル・コンピュータ)、印刷装置あるいはプリンタサーバを挙げることができる。本発明の電子装置において、上述の印刷の保留を指示する信号を検出した場合に印刷を保留させる印刷保留手段と、入力された識別データと予め登録されている識別データとが一致した場合に前記保留を解除する保留解除手段とをさらに備えてもよい。また、印刷の保留を指示する信号が生成または入力された場合に、この信号、印刷データおよび識別データを含む印刷ジョブを印刷装置または印刷制御手段に送る印刷ジョブ送信手段をさらに備えてもよい。
また、本発明は、電子装置の制御方法として把握することもできる。すなわち、本発明の電子装置の制御方法は、テキストデータから所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、このキーワードが検索できた場合に前記テキストデータの印刷を保留させる制御を行う印刷保留制御ステップとを備えることを特徴とする。この制御方法において、上述の印刷の保留を指示する信号を検出した場合に印刷を保留させる印刷保留ステップと、入力された識別データと予め登録されている識別データとが一致した場合に、印刷の保留を解除する保留解除ステップとをさらに備えてもよい。また、印刷の保留を指示する信号が生成または入力された場合に、この信号、印刷データおよび識別データを含む印刷ジョブを印刷装置または印刷制御手段に送る印刷ジョブ送信ステップをさらに備えてもよい。
本発明によれば、予め設定されているキーワードが、印刷データ内に含まれている場合に自動的に印刷が保留されるので、利便性を損なうことなく親展印刷を行うことができる。
1.第1の実施形態
(実施形態の概略)
図1は、本実施形態における動作の概略を説明する概念図である。図1(A)には、通常印刷が行われる場合が示され、図1(B)には、親展印刷が行われる場合が示されている。端末101を操作して印刷実行が指示されると、端末101から印刷装置102に印刷データが送られる。この際、予め端末101内において、印刷装置102に送信される印刷データが解析される。この解析においては、印刷データ中のテキストデータ中に予め登録しておいた所定のキーワードが存在するのか否か、が調べられる。なお印刷データは、印刷内容、印刷条件、その他印刷に際しての制御情報を含んだ電子データのことをいう。一般に、端末101から印刷装置102に送られる印刷データは、印刷装置102が解釈して描画できる形式の描画コマンドへ変換されたものが利用される。しかしながら、印刷データのデータ形式は、印刷装置側で解釈でき、印刷を実行できる形式のものであれば特に限定されるものではない。
所定のキーワードが検索されなければ、図1(A)に示すように、印刷データが端末101から印刷装置102に送られ、通常印刷が行われる。この場合は、通常の印刷を行う場合と同じである。所定のキーワードが印刷データ中から検索された場合、図1(B)に示すように、端末101は、印刷装置102に対して、印刷データに印刷保留を指示するコマンドと予め登録しておいたパスワードを加えたデータを送る。このデータを受信した印刷装置102は、印刷保留を指示するコマンドを認識し、受信した印刷データの印刷動作を一旦保留する。そして印刷データは、保留が解除されるまで、印刷装置102内に保持される。この印刷保留状態において、ユーザが印刷装置102に配置されたパスワード入力部102a(例えばテンキー入力部)から所定のパスワードを入力すると、それが先に端末101から送信されたパスワードと一致するか否かが判定され、パスワードが一致すれば印刷が実行される。
この仕組みによれば、印刷データ内に所定のキーワードが存在している場合に、親展印刷モードとなり、印刷装置102は、印刷保留の状態となる。そして、印刷装置102にパスワードが入力されると、その真偽が判定され、真正なパスワードであれば、保留状態が解除され、印刷が行われる。このため、機密扱いの内容を不注意に印刷してしまう事故の発生を防止することができる。また、印刷を行う端末の操作は、通常の印刷の場合と同じであるので、特に面倒な操作は必要とされない。また、対象とする文書のフォーマットも関係ないので、多様な文書の形態に適用することができる。
(実施形態の構成)
以下、本実施形態を実現するための具体的な構成の一例を詳細に説明する。図2は、端末101と印刷装置102の概要が記載されたブロック図である。この例においては、端末101から印刷装置102に印刷が指示され、印刷装置102において印刷が行われる。端末101としては、以下に説明する機能を実行するためのプリンタドライバプログラムをインストールしたパーソナル・コンピュータを利用することができる。勿論、以下に説明する機能を備えた専用マシンを用意してもよい。なお、端末101としてパーソナル・コンピュータを利用した場合、パーソナル・コンピュータが通常備えるCPU、ROM、RAM、インターフェース、液晶ディスプレイ等の表示装置が、適宜利用され、そして組み合わされて図2に示すような機能単位の動作が実現される。
まず端末101について説明する。この例においては、インストールされたプリンタドライバプログラムによって、端末101中においてプリンタドライバ200が機能する。プリンタドライバ200は、以下に説明する機能単位を備えている。まず、印刷設定指示部201は、キーワードの設定とパスワードの設定を行うための機能を備える。ここで、キーワードというのは、親展印刷モードへの移行の可否を決める際のキーとなる印刷対象の文書中から検索される単語である。なお、キーワードとして、数字、所定の表現、文書等を設定することもできるが、本実施形態においては、キーワードとして単語が設定される場合を説明する。パスワードというのは、親展印刷モードにおける印刷保留状態を解除する際に利用される文字列や数列、あるいはその組み合わせのことである。
UI表示部(ユーザインターフェース表示部)202は、キーワードとパスワードの設定を行う操作を行う場合に、必要な情報をユーザに対して表示するディスプレイ装置である。キーワード登録部203には、設定されたキーワード(例えば「マル秘」、「社長」等の単語)が記憶される。パスワード登録部204には、設定されたパスワードが記録される。
印刷データ解析部205は、アプリケーション206において用意された印刷データ内から所定のキーワードの検索を行う。具体的には、印刷データ解析部205は、アプリケーション206から送られてきた印刷すべきテキストデータや画像データからなる印刷データを解析し、その中からキーワード登録部203に記憶されているキーワードを探し出す。アプリケーション206は、市販の文書作成ソフト、文書管理ソフト、表計算ソフト等の文書を作成または管理するアプリケーションソフトウェアである。
キーワード参照部207は、印刷データ解析部205におけるキーワードの検索が行われる際に、キーワード登録部203からキーワードを読み出し、参照するキーワードを印刷データ解析部205に提供する。メモリ208は、解析された印刷データを一旦記憶し、バッファリングする。
パスワードコマンド生成部209は、印刷データ解析部205において、キーワード登録部203に記憶されていたキーワードが検索された場合に、パスワードコマンドを生成する。パスワードコマンドは、パスワード登録部204に記録されているパスワードを含み、印刷を保留させる旨の指示を与えるコマンドである。ジョブ出力部210は、メモリ208に蓄積された印刷データを印刷装置102が解釈して描画できる形式の描画コマンドへ変換し、この描画コマンドと印刷装置102への各種設定条件を指示するジョブ制御コマンドとをジョブとして印刷装置102に出力する。またこの際、パスワードコマンドが生成されていれば、それがジョブ制御コマンドに付加される。
次に印刷装置102について説明する。ジョブ入力部221は、端末101から送られてきたジョブを受け取り、それをジョブ蓄積部222に送る。ジョブ蓄積部222は、端末から送られてきたジョブに含まれるジョブ制御コマンドを解析し、そこにパスワードコマンドが含まれていた場合に、ジョブをメモリ223に蓄積させ、印刷を保留状態にする。
ジョブ制御コマンドにパスワードコマンドが含まれていなければ、ジョブ蓄積部222からジョブ出力制御部224に描画コマンドとジョブ制御コマンドが送られる。この場合、ジョブ出力制御部224において、ジョブ制御コマンドによって指定される各種印刷条件に従って、描画コマンドが実行され、印刷が行われる。こうして、印刷物225が出力される。
印刷装置102は、テンキー入力とディスプレイを備えたパスワード入力部102aを備えている。上述した印刷が保留された状態において、ユーザ226が印刷装置102のパスワード入力部102aを操作し、所定のパスワードを入力すると、それがジョブ出力制御部224に送られる。ジョブ出力制御部224は、メモリ223に記憶している当該ジョブのパスワードコマンドに含まれているパスワードを読み出し、パスワード入力部102aから入力されたパスワードと比較する。そして、両パスワードが一致し、入力されたパスワードが真正であると判定されると、メモリ223に記憶されている保留状態の印刷ジョブがジョブ出力制御部224に読み出され、当該ジョブに含まれるジョブ制御コマンドによって指定される各種印刷条件に従って、描画コマンドが実行され、印刷が行われる。こうして、親展印刷モードを利用しての印刷物225の印刷が行なわれる。
(初期設定)
図1および図2に示す構成を用いた印刷を行う前に初期設定を行う。初期設定において、キーワードとパスワードの登録が行われる。図3は、初期設定画面の一例を示す画面表示図である。例えば、端末101を操作してプリンタドライバの初期設定画面を呼び出すと、UI表示部202上に図3(A)に示す画面が表示される。本実施例で記載するように印刷データ中に特定のキーワードが含まれているか否かを解析した結果により親展印刷機能の実行の要否を判断する機能を利用するのであれば、「自動親展印刷」の表示部分をクリックし、さらに「OK」をクリックする。すると、図3(B)に示す表示画面に切り替わる。そして図3(B)に示す画面を利用して親展印刷を行う条件を設定する。ここでは、1または複数のキーワードと、その組み合わせ条件、そして検索するページの範囲の設定を行う。ここで設定された条件は、図2のキーワード登録部203に記憶される。
(印刷時の動作)
例えば、ユーザが端末101を操作し、所定の文書を印刷する場合を考える。この場合、ユーザが端末101を用いて、印刷を行うための操作を行うと、端末101内の印刷データ解析部205において、プリンタドライバプログラムに基づき以下の処理が実行される。図4は、この際に行われる処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図1および図2に示す構成において、端末101に対して、所定の文書に対する印刷を指示する操作が行われると、アプリケーション206からプリンタドライバ200の印刷データ解析部205に印刷データが送られる。印刷データ解析部205は、印刷データを受け付けると解析を開始し(ステップS401)、プリンタドライバプログラムが管理するパスワード付加フラグがOFFであるのか否か、を判定する(ステップS402)。
パスワード付加フラグは、印刷装置102に親展印刷を行わせるのか否かを指示するフラグである。パスワード付加フラグがONであれば、印刷装置102は、印刷を保留し、パスワードの入力がなければ印刷が行われない。一方、パスワード付加フラグがOFFであれば、印刷装置102は通常の印刷を行う。なお、本発明のキーワード検索に基づく「自動親展印刷」機能を実行するように設定されている場合には、初期設定としてプリンタドライバプログラム側でパスワード付加フラグがOFFに設定されている。これにより、以下に説明する処理手順において、親展印刷条件を満たせばパスワードフラグON(親展印刷モードへの移行を指示)、そうでなければパスワードフラグOFF(通常印刷の実行を指示)の処理が実行される。
上述したように「自動親展印刷」機能を実行するように設定されている場合は、パスワード付加フラグはOFFであるので、ステップS402の判定はYESとなり、ステップS403に進む。ちなみに、「常に親展印刷」が設定されている場合、このパスワード付加フラグはONとなっており、ステップS402の判定はNOとなり、解析は終了する(ステップS409)。
ステップS403においては、アプリケーション206から受けた印刷データを構成する文字列データの一行単位や画像データ単位といった印刷データ要素(文書要素)の一つを読み込む作業が行われる。読み込まれた文書要素は、メモリ(例えば端末101が備えるRAM)に一時的に記憶される。なお、印刷データ要素の設定は任意であるが、例えば、文節単位、所定の単語数単位、印刷ページ単位といったものを挙げることができる。
次にステップS404に進み、ステップS403で読み込んだ印刷データ要素が図3(B)に示す画面で設定入力された検索するページの範囲内にあるかを判定する。上記の印刷データ要素が上記ページの範囲内にあれば、ステップS405に進み、そうでなければ、ステップS408に進む。
ステップS405においては、ステップS404で読み込んだ印刷データ要素がテキストデータを含んでいるかを判定する。当該印刷データ要素がテキストデータを含んでいれば、ステップS406に進み、含んでいなければ、ステップS408に進む。
ステップS408においては、未読み込みの印刷データ要素があるか、が判定され、未読み込みの印刷データ要素があれば、ステップS403に進み、その一つを読み込み、そうでなければステップS409に進み解析処理を終了する。通常は、印刷データが、一行単位毎といった印刷データ要素に区切られており、先頭の印刷データ要素から順次ステップS403の読み込みが行われ、ステップS403以下の処理が実行される。そして印刷データの全ての印刷データ要素に対する解析が終了した時点で、ステップS408の判定がNOとなり、解析が終了する(ステップS409)。
ステップS406においては、ステップS403で読み込んだ印刷データ要素のテキストデータ中に図3(B)に示す画面で設定入力された各キーワードと一致する文字列があるかを判定する。キーワードと一致する文字列が見つかれば、ステップS407へ進み、そうでなければ、ステップS408に進む。
ステップS407においては、プリンタドライバプログラムが管理するパスワード付加フラグをONにするとともに、ステップS406において一致すると判定されたキーワードに関する情報を記憶する。このキーワードに関する情報としては、キーワードの文字列や出現場所のページや、キーワードの出現回数などがある。そして、ステップS408に進む。
こうして、印刷データ要素毎に、印刷データが逐次解析され、設定した単語が所定の条件を満たす状態で印刷するテキストデータ中に存在しているのか否か、が判定される。そして判定がYESであれば、親展印刷モードへの移行を指示するためのパスワード付加フラグをONにし、そうでなければ、パスワード付加フラグがONにされない。
図4の解析が終了すると、上述したパスワード付加フラグがONであれば、端末101のUI表示部202上に図5に例示するような、自動親展印刷モードへの移行を知らせるメッセージのポップアップ表示が行われる。この際、ステップS407において保持されたキーワード情報が表示される。ユーザはこのポップアップ表示を確認し、親展印刷を行うのであれば、印刷装置102において出力指示を行う際に入力するパスワードを端末101に入力し、「OK」をクリックする。この結果、印刷データは、ジョブ制御コマンドと共にメモリ208に一旦記憶され、ジョブ出力部210に送られる。ジョブ出力部210は、この印刷データを描画コマンドに変換し、さらにパスワードコマンドが付加されたジョブ制御コマンドを生成する。そして、描画コマンドとジョブ制御コマンドとから構成されるジョブが、ジョブ出力部210から印刷装置102のジョブ入力部221に出力される。なお図5に示す画面において、ユーザが「キャンセル」をクリックした場合、プリント処理自体がキャンセルされる。
また、図4の解析の結果、パスワード付加フラグがOFFであれば、印刷データは、メモリ208に一旦記憶された後、ジョブ出力部210に送られる。この際、ジョブ出力部210では、ジョブ制御コマンドにパスワードコマンドを付加せず、描画コマンドとジョブ制御コマンドとから構成されるジョブが、ジョブ出力部210から印刷装置102のジョブ入力部221に出力される。
ジョブ入力部221で受け取られたジョブは、ジョブ蓄積部222に送られる。ジョブにパスワードコマンドが含まれていれば、ジョブは、ジョブ蓄積部222からメモリ223に送られ、そこに一旦蓄積される。すなわち、親展印刷の対象であると判定され、ユーザ226がパスワード入力部102aを操作して、所定のパスワードを入力するまで、印刷が保留される。
ユーザ226がパスワード入力部102aを操作して、所定のパスワードが入力されると、そのパスワードの真正がジョブ出力制御部224において判定される。すなわちこの際、ジョブ出力制御部224は、メモリ223に記憶されている当該ジョブ中に含まれるパスワードコマンドを検索し、さらにそこに含まれているパスワードを取得する。そして、ユーザ226が入力したパスワードと、メモリ223中の当該ジョブから取得されたパスワードとを比較する。この際、両者が一致すれば、メモリ223からジョブ出力制御部224に当該ジョブが移され、印刷が実行される。両者が一致しなければ、印刷は実行されず、パスワード入力部102aに配置されたディスプレイにエラー表示が行われる。
また、ジョブにパスワードコマンドが含まれていなければ、ジョブは、ジョブ蓄積部222からジョブ出力制御部224に送られる。ジョブを受け取ったジョブ出力制御部224は、印刷を実行し、印刷物225がプリントアウトされる。すなわち、ジョブにパスワードコマンドが含まれていなければ、通常印刷が行われる。
このように、親展印刷の必要性が、印刷する文書中の単語から判定され、必要であれば自動的に親展印刷モードに移行する。そして、親展印刷モードになった場合は、印刷装置102に直接パスワードを入力しなければ、印刷は行われない。このため、機密文書を不注意にプリントアウトし、それが第三者に見られてしまう事故を防ぐことができる。また、親展印刷の条件を満たさない文書を印刷する場合は、普通に印刷が実行される。これらの動作において、端末の操作自体は、通常の印刷操作と同じ感覚で行うことができる。このため、ユーザが煩わしさを感じる度合いが低く、利便性に優れたものとなる。
本実施形態において、図2に示すプリンタドライバ200の機能をプリンタサーバが備えるようにしてもよい。この場合、親展印刷時にプリンタサーバ内においてジョブにパスワードコマンドが付加され、それが印刷装置に送られる。この際、印刷装置は、第1の実施形態において説明したのと同様な動作を行う。
2.第2の実施形態
(実施形態の概略)
親展印刷を行うか否かの判定を印刷装置側で行うこともできる。図6は、本実施形態における動作の概略を説明する概念図である。この場合、端末601が操作され、印刷が指示されると、端末601から印刷装置602に印刷データが送られる。印刷装置602は、印刷データを解析し、設定されたキーワードが含まれていれば、親展印刷の対象である旨を判定し、印刷を保留する。一方、印刷データ中に設定されたキーワードが含まれていなければ、通常印刷が行われる。そして、印刷が保留された状態において、ユーザがパスワード入力部602aからパスワードを入力すると、保留が解除されて印刷が行われる。
この仕組みは、一つの印刷装置を複数の端末で共有する場合に適している。例えば、図1に示す端末側での解析を行う仕組みを、一つの印刷装置を複数の端末で共有するネットワークに適用した場合を考える。この場合、親展印刷の条件の変更を行うには、各端末をそれぞれ操作し、図3(B)に示すような設定画面上での設定を行う必要がある。この作業は、端末の数が多い場合に煩雑となる。一方、図6に示すような印刷装置602側で解析を行う仕組みの場合、印刷装置602に対する設定の操作を行えばよいので、印刷装置602に端末601が複数接続されていても、条件の変更は煩雑ではない。また、この仕組みによれば、一部の端末における条件の設定や変更し忘れによる事故の発生がない。この態様は、1台の印刷装置を複数の端末で共有することが多いオフィス等におけるLAN環境への適用に適している。
(実施形態の詳細)
以下、図6に示す印刷装置602の一例を説明する。図7は、図6に示す印刷装置602の概略の構成を示すブロック図である。図7において、ジョブ入力部621は、パーソナル・コンピュータ等の端末からのジョブを受け付ける。このジョブには、描画コマンドとジョブ制御コマンドとが含まれている。描画コマンド解析部623は、図2の印刷データ解析部205と基本的に同じ機能を有する。描画コマンド解析部623が印刷データ解析部205と異なるのは、解析対象となるデータが端末601から送られてくる描画コマンドである点である。キーワード参照部624は、図2のキーワード参照部207と同じ機能を有する。キーワード登録部625は、図2のキーワード登録部203と同じ機能を有する。ジョブ生成部626は、描画コマンド解析部623から出力されたデータ中のジョブ制御コマンドにパスワードコマンドを加え、それをジョブ蓄積部632に送る。パスワードコマンド生成部627は、図2のパスワードコマンド生成部209と同じ機能を有する。パスワード登録部628は、図2のパスワード登録部204と同じ機能を有する。印刷設定指示部629は、図2の印刷設定指示部201と同じ機能を有する。パスワード入力部602aは、液晶ディスプレイであるUI表示部630と10キー入力キーボードを備えた入力操作部631を備えている。ジョブ蓄積部632は、図2のジョブ蓄積部222と同じ機能を有する。ジョブ出力制御部633は、図2のジョブ出力制御部224と同じ機能を有する。メモリ634は、図2のメモリ223と同じ機能を有する。なお、端末601は、通常のプリンタドライバプログラムがインストールされたパーソナル・コンピュータである。この例においては、端末601は、適当なアプリケーションからの印刷データを描画コマンドに変換し、それをジョブ制御コマンドと共にジョブとしてジョブ出力部210から印刷装置602に出力する。
(初期設定)
本実施形態においては、印刷装置602を直接操作することで初期設定が行われる。この初期設定は、パスワード入力部602aの入力操作部631を操作することで行われる。操作の方法等は、第1の実施形態の場合と同じである。なお、設定を端末側で行えるようにインターフェースを工夫してもよい。この場合、図6の端末601と図7の印刷設定部629とを図示しないネットワークによって接続し、端末601を用いての設定が行われる。
(印刷時の動作)
図6に示す端末601を操作して所定の文書の印刷が指示されると、ジョブとして描画コマンドおよびジョブ制御コマンドが端末601から印刷装置602に送られる。印刷装置602は、このジョブを図7に示すジョブ入力部621で受け取り、描画コマンド解析部623に送る。描画コマンド解析部623は、図4に示す手順と同様な処理を行い描画コマンドの解析を行う。この際、描画コマンドに基づいて印刷内容が認識され、それに基づいてステップS403以下の処理が実行される。またこの解析においては、予め設定されているキーワードがキーワード登録部625からキーワード参照部624によって読み出される。所定のキーワードが所定の条件を満たした状態で存在していれば、パスワードコマンド生成部627においてパスワードコマンドが生成され、それがジョブ生成部626においてジョブ中のジョブ制御コマンドに付加される。そしてこのジョブは、ジョブ蓄積部632に送られる。また、所定のキーワードが所定の条件を満たした状態で存在していなければ、パスワードコマンド生成部627においてパスワードコマンドは生成されず、描画コマンド解析部623から出力されたジョブは、そのままジョブ蓄積部632に送られる。
ジョブにパスワードコマンドが付加されていなければ、ジョブ蓄積部632からジョブ出力制御部633にジョブが送られ、印刷が行われて印刷物635が出力される。つまり、通常の印刷が行われる。ジョブにパスワードコマンドが付加されている場合、ジョブをメモリ634に一旦記憶させ、印刷を保留状態にする。なお、図示省略されているが、この印刷保留状態(つまり親展印刷モード)に移行したことを知らせる信号を端末601に送り、端末601のディスプレイに図5に示すようなポップアップ表示を行うことが好ましい。
この印刷保留状態において、パスワード入力部602aの入力操作部631が操作されてパスワードが入力されると、それがジョブ出力制御部633に送られる。ジョブ出力制御部633は、この入力されたパスワードと、メモリ634に蓄積されているジョブに含まれるパスワードとを比較し、両者が一致するのか否か、を判定する。両者が一致すれば、メモリ634からジョブ出力制御部633に当該ジョブの描画コマンドおよびジョブ制御コマンドが読み出され、これらコマンドが実行されて印刷物635がプリントアウトされる。
本実施形態においては、印刷装置側において解析を行う例を示したが、同様な機能をプリンタサーバで行っても良い。この場合、端末からプリンタサーバに印刷データが送られ、プリンタサーバにおいて解析が行われ、親展印刷が必要であると判定された場合には、プリンタサーバ内に印刷データが一旦蓄積され、印刷が保留される。そして、印刷装置にパスワードが入力されると、それがプリンタサーバに送られ、照合がOKであればプリンタサーバから印刷装置に印刷データが送られて、保留されていた印刷が実行される。
3.第3の実施形態
第2の実施形態と同様の優位性を有する形態として、印刷動作時毎に、印刷装置から端末に印刷データを解析するプログラムを送信させ、端末側で解析を行う形態を挙げることができる。この場合、第1の実施形態の場合と同様の解析が端末側で行なわれて、その解析結果を踏まえたジョブが印刷装置に送られる。そして、親展印刷モードになった場合、印刷装置にパスワードが入力されると、印刷の保留が解除される。この態様によれば、設定条件は、印刷装置側に記憶されているので、解析条件の変更は、印刷装置側で一括して行うことができる。したがって、1台の印刷装置に複数の端末が接続されている場合における設定操作の利便性を得ることができる。
この態様の他の形態として、プリンタサーバに印刷データを解析するプログラムを格納し、印刷動作時毎に、プリンタサーバから端末に描画コマンドを解析するプログラムを送信させ、端末側で解析を行ってもよい。この場合、第1の実施形態の場合と同様の解析が端末側で行なわれて、その解析結果を踏まえたジョブがプリンタサーバに送られる。この場合、親展印刷モードになると、プリンタサーバに一旦印刷データが蓄積される。そして、印刷装置にパスワードが入力されると、それがプリンタサーバに送られ、その真性が判定される。入力されたパスワードが真性であれば、プリンタサーバに蓄積された印刷データが、印刷装置に送られ、印刷が行われる。なお、パスワードの入力は、印刷装置に対してではなく、何らかの方法でプリンタサーバに行われる形態でもよい。
4.第4の実施形態
第1〜第3の実施形態において、端末にパスワードを入力し、親展印刷時における印刷の保留を解除するようにしてもよい。例えば図2に示す構成において、端末101からジョブ出力制御部224にパスワードを送信する通信手段を備えた構成とする。この構成においては、親展印刷となり印刷が保留されている状態において、端末101にパスワードが入力されると、それがジョブ出力制御部224に送られて、印刷が保留されている状態が解除され、印刷が行われる。
5.第5の実施形態
図2に示す構成の変形として、端末側で解析を行い、親展印刷と判定された場合に、端末側に印刷データを蓄積する構成としてもよい。図8は、本実施形態における端末の構成の概略を示すブロック図である。この場合、図2に示す構成に加えて、メモリ211とパスワード入力部212を用意する。メモリ211は、端末101内のRAM領域を利用すればよく、例えばメモリ208と同じメモリ領域が利用される。パスワード入力部212は、端末101に備えたキーボード入力装置等およびそのインターフェース装置により構成される。なお、他の部分は、図2に示す構成と同じである。
この例において、ジョブ出力部210は、パスワードコマンドが付加されたジョブを印刷装置に送らず、メモリ211に一旦蓄積する。親展印刷時には、パスワード入力部212にパスワードが入力されると、その真正がジョブ出力部210において判定される。すなわち、ジョブ出力部210において、パスワードコマンドに付加されているパスワードと入力されたパスワードとが比較され、両者の一致/不一致が判定される。両者が一致すれば、メモリ211に記憶されているジョブが印刷装置に送られ、印刷が行われる(つまり、印刷の保留状態が解除される)。パスワードが一致しなければ、ジョブはメモリ211に蓄積させた状態を維持する(つまり、印刷の保留を解除しない)。この例において、パスワードを印刷装置側で入力するようにしてもよい。この場合、印刷装置に入力されたパスワードを端末101に送る仕組みを用意すればよい。
6.第6の実施形態
第1の実施形態において、親展印刷モードへの移行をユーザに知らせる図5に示すポップアップ表示の際、ワンタイムパスワードを表示してもよい。ワンタイムパスワードというのは、1回しか利用することができないパスワードである。ワンタイムパスワードとしては、乱数発生用関数等を用いて生成されるランダムな数列を挙げることができる。この場合、ユーザは、図5に示すポップアップ表示を見て、ワンタイムパスワードを記憶し、次に印刷装置の側に行き、そのワンタイムパスワードを印刷装置に入力する。これにより。印刷が保留された状態が解除され、印刷が行われる。
7.第7の実施形態
例えば図1および図2に示す構成において、パスワード入力部102へのパスワードの入力の代わりとして、識別データの電子的な入力を行なってもよい。例えば、識別データを記憶したICカードや記憶媒体を用意し、またこれらICカードや記憶媒体からデータを入力するためのインターフェース装置を印刷装置102に配置する。例えば、識別データをICカード中に記憶させ、そのICカードをパスワード入力部102に近接させると、電子データの読み取りが行われるような構成を採用する。この場合、親展印刷モードにおける印刷保留の状態において、ICカードを印刷装置のICカード読み取り部に近づけると、識別データが印刷装置に読み込まれ、照合がOKであれば、印刷保留の状態が解除される。例えば、このICカードの機能を社員のIDカードに持たせるようにすることで、より高いセキュリティーを有した親展印刷を行うことができる。
8.第8の実施形態
印刷物を第三者に見られることを防止する機能を効果的に発揮させるためには、印刷装置の側にユーザが行き、その段階でプリントアウトが行われることが望ましい。この仕組みを実現する方法として、第1の実施形態においては、印刷装置101のパスワード入力部102aにパスワードを直接入力する方法が採用されている。この仕組みの別の態様として、携帯型情報処理端末(例えば携帯電話)をパスワードの入力手段として利用する仕組みを挙げることができる。
例えば、図2に示す構成であれば、印刷装置102のパスワード入力部102aにインターネット回線への接続を可能とする通信インターフェース部を配置した構成とする。また、インターネットへの接続機能を備えた携帯電話を用意する。そして、印刷の保留状態を解除する際には、この携帯電話にパスワードを入力する。このパスワードは、インターネット回線を介して印刷装置102に送られ、第1の実施形態において説明したのと同様な処理が行われる。すなわち、入力したパスワードが真正であれば、印刷の保留状態を解除し、メモリ223に蓄積されていた印刷ジョブのプリントアウトが行われる。
また例えば、図8に示す構成であれば、端末101内にインターネット回線に接続するための図示しない通信インターフェースを配置する。また、インターネットへの接続機能を備えた携帯電話を用意する。そして、印刷の保留状態を解除する際には、この携帯電話にパスワードを入力する。このパスワードは、インターネット回線を介して端末101に送られ、さらにジョブ出力部210に送られる。そして第5の実施形態において説明したのと同様な処理が行われる。すなわち、入力したパスワードが真正であれば、印刷の保留状態を解除し、メモリ211に蓄積されていた印刷ジョブのプリントアウトが行われる。
この態様によれば、印刷装置の近くにおいて、パスワードの入力を行うことができるので、親展印刷の機密性を確保し易い。また、印刷装置の入力装置が貧弱であったり、簡易的なために入力操作が面倒であったりするような場合でも、携帯型情報処理端末を操作すればよいので、高い操作性を得ることができる。なお、上述したインターネット回線の代わりに、ブルートゥース規格の通信、無線LANの規格を利用したネットワーク、赤外線通信といった通信手段を利用することもできる。
9.第9の実施形態
キーワードの存在を探すための解析の対象は、実際に印刷される内容に限定されない。例えば、アプリケーションによっては、印刷される内容以外に文書名、作成者名、作成部署名、コメント等を印刷データ中に含ませ、それを端末の画面上において見ることができる機能を備えている。この印刷されない内容を解析の対象とすることもできる。もちろん、印刷される内容に加えて、この印刷されない内容を解析の対象とすることもできる。この場合、印刷ジョブ中にこの印刷されない内容に関するデータを含ませておき、それを解析するようにすればよい。この機能を用いると、ディスプレイ上において確認できる例えば「親展印刷専用」といった実際に印刷物上に印刷しない表現をキーワードとして利用することができる。
10.第10の実施形態
印刷保留の解除の処理に、生体認証技術を利用してもよい。すなわち、印刷の保留を解除するための識別データとして生体認証情報を利用してもよい。生体認証情報としては、虹彩、指紋、静脈パターン、声紋等を利用することができる。この場合、登録された特定の人間の生体認証情報が認識できないと、保留された印刷が行えない親展印刷を実現することができる。
本発明は、印刷装置に接続されたパーソナル・コンピュータ等の端末、印刷装置、プリンタサーバ、印刷装置を含むネットワーク、およびそれらの制御に利用することができる。
実施形態における印刷動作の概要を示す概念図である。 実施形態における端末と印刷装置の概要を示すブロック図である。 端末のディスプレイ上に表示される画面の一例を示す画面表示図である。 実施形態における印刷動作の一例を示すフローチャートである。 端末のディスプレイ上に表示される画面の一例を示す画面表示図である。 実施形態における印刷動作の概要を示す概念図である。 実施形態における印刷装置の概要を示すブロック図である。 実施形態における端末の概要を示すブロック図である。
符号の説明
101…端末、102…印刷装置、102a…パスワード入力部、601…端末、602…印刷装置、602a…パスワード入力部。

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    テキストデータから所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、
    前記キーワードが検索できた場合に前記テキストデータの印刷を保留させる信号を生成する印刷保留信号生成ステップと、
    を実行させることを特徴とする印刷用プログラム。
  2. 前記印刷を保留させる信号を検出した場合に印刷を保留させる印刷保留ステップと、
    識別データの入力を受ける識別データ受け取りステップと、
    前記受け取った識別データと予め登録されている識別データとが一致した場合に前記保留を解除する保留解除ステップと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載の印刷用プログラム。
  3. 前記印刷を保留させる信号が生成された場合に、前記テキストデータの印刷データ、前記印刷を保留させる信号、および前記識別データを印刷装置または印刷制御手段に送る印刷ジョブ送信ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項2に記載の印刷用プログラム。
  4. 前記識別データの入力が、印刷装置に対して行われることを特徴とする請求項2または3に記載の印刷用プログラム。
  5. 前記入力された識別データの入力が移動体通信装置を用いて行われることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の印刷用プログラム。
  6. 前記識別データが、パスワードであることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の印刷用プログラム。
  7. テキストデータから所定のキーワードを検索するキーワード検索手段と、
    前記キーワードが検索できた場合に前記テキストデータの印刷を保留させる制御を行う印刷保留制御手段と
    を備えることを特徴とする電子装置。
  8. テキストデータから所定のキーワードを検索するキーワード検索ステップと、
    前記キーワードが検索できた場合に前記テキストデータの印刷を保留させる制御を行う印刷保留制御ステップと
    を備えることを特徴とする電子装置の制御方法。
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